JP2943285B2 - 穀物乾燥調製施設 - Google Patents

穀物乾燥調製施設

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JP2943285B2
JP2943285B2 JP22723990A JP22723990A JP2943285B2 JP 2943285 B2 JP2943285 B2 JP 2943285B2 JP 22723990 A JP22723990 A JP 22723990A JP 22723990 A JP22723990 A JP 22723990A JP 2943285 B2 JP2943285 B2 JP 2943285B2
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吉博 加茂
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  • Drying Of Solid Materials (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、各生産者から穀物を荷受けし、乾燥、精
選、貯蔵などの各工程を経て出荷するようにした穀物乾
燥調製施設の改良に関する。
(従来の技術) 従来、この種の施設の一例としては、荷受け穀物を粗
選、計量する荷受け設備、穀物を乾燥する穀物設備、乾
燥済みの穀物を貯蔵する穀物タンク群、穀物を籾すり選
別する穀物調製設備、および調製済みの穀物を計量、包
装する穀物出荷設備などを備えたものが知られている。
そして、これら各設備や穀物タンク群は、穀物を搬入し
たり搬出したりするために、昇穀機やコンベアなどの搬
送装置で接続されている。
(発明が解決しようとする課題) しかし、従来の施設では、上記の各設備、穀物タンク
群、搬送装置などの配置構成が必ずしも適切ではないこ
となどに起因し、搬送経路が長くなったり、施設全体が
大型化するという問題があった。
そこで、本発明は、以上の点に鑑み、搬送経路の短縮
化、および施設全体の小型化を図ることを目的とする。
(課題を解決するための手段) かかる目的を達成するために、本発明は以下のように
構成した。
すなわち、本発明は、穀物タンクを所定間隔おいて配
置し、これら穀物タンクを側壁とする建屋を形成し、前
記穀物タンクのうち当該建屋の入口側に位置する穀物タ
ンクを一時貯留用タンク又は調質用タンクとなし、 前記建屋内に所定台数の昇穀機を配置するとともに、
前記建屋の正面入口側の外部に穀物荷受け設備と穀物乾
燥設備を配置し、 前記建屋内には穀物調製設備をまた建屋の出口側には
穀物出荷設備をそれぞれ配置し、 前記各昇穀機の上部出口と下部入口には穀物横送り手
段の一端をそれぞれ接続し、各穀物横送り手段の他端を
所定の前記穀物タンク群、前記穀物荷受け設備、前記穀
物乾燥設備、前記穀物調製設備、および前記穀物出荷設
備にそれぞれ接続してなる。
(作用) このように構成する本発明では、穀物タンを所定間隔
おいて配置し、これら穀物タンクを側壁とする建屋を形
成し、しかもその建屋に所定台数の昇穀機を配置したの
で、建屋の側壁を省略できるうえに、背の高い昇穀機を
配置した部分のみ建屋を高く形成すれば良く、もって施
設全体を小形化できる。
また、本発明では、建屋に所定台数の昇穀機を配置
し、かつその昇穀機の周囲には、一時貯留用の穀物タン
ク又は調質用の穀物タンク、穀物荷受け設備、穀物乾燥
設備、および穀物調製設備がそれぞれ位置するように配
置構成したので、各昇穀機の上部出口と下部入口に接続
する穀物横送り手段を短縮化できる。この穀物横送り手
段の短縮化は、施設全体の小形化にも寄与できる。
(実施例) 以下、図面を参照して本発明の実施例について説明す
る。
第1図は本発明実施例の平面図、第2図はその正面
図、第3図はその左側面図である。
この実施例は、穀物タンク1〜10を所定間隔おいて二
列に配置し、穀物タンク1〜5を右側壁、穀物タンク6
〜10を左側壁とし、これら両側壁、正面側壁11、背面側
壁12、および屋根13により建屋14を形成する。
建屋14の正面入口側に位置し互いに対向する穀物タン
ク1,6のうち、穀物タンク1を一時貯留用タンクとし、
穀物タンク6を調質用タンクとする。
建屋内の正面入口側の所定位置には、たとえば8台の
昇穀機15〜22を集中的に配置する。また、建屋14の正面
入口側には穀物を荷受けする荷受け室23を接続し、建屋
14の入口側近傍には穀物乾燥機24を設置する。荷受け室
23には、半地下室を形成しそこに生産者からの穀物を搬
入する2個のホッパ25,25を荷受け設備として設ける。
建屋14内の所定位置には、荷受け設備として上記ホッ
パ25,25の他に荷受けホッパ26、荷受け粗選機27、計量
器28などを配置する。さらに、建屋14内の所定位置に
は、穀物調製設備として精選器29、籾すり選別機30など
を配置し、穀物出荷設備として玄米計量器31、バラタン
ク32、袋詰め装置(図示せず)などを配置し、さらにこ
れら各設備の制御を集中的に操作するための操作室33を
配置する。
次に、このように配置構成する穀物タンク1〜10、昇
穀機15〜22、穀物乾燥機24、荷受け設備、穀物調製設
備、穀物出荷設備において、昇穀機15〜22などを利用し
た穀物の搬送系について説明する。
まず、荷受け工程の穀物搬送系は、荷受け室23のホッ
パ25に投入された穀物がコンベア34、昇穀機35、昇穀機
15、荷受けホッパ26、荷受け粗選機27、計量器28、昇穀
機17、およびコンベア36を順次経由して一時貯留用の穀
物タンク1に張り込むように構成する(昇穀機間の穀物
移送はシュータによる)。
このようにして一時貯留用の穀物タンク1に張り込ま
れた穀物をローテーションする工程の穀物搬送系は、穀
物タンク1の底部排出口から排出された穀物がコンベア
37、昇穀機17、コンベア36を経由し、再び穀物タンク1
に戻るように構成する。
次に、穀物タンク1の穀物を穀物乾燥機24に供給する
穀物搬送系は、穀物タンク1から排出された穀物がコン
ベア37、昇穀機16、昇穀機38を経て穀物乾燥機24に張り
込まれるように構成する。
乾燥工程における穀物搬送系は、穀物乾燥機24から排
出される穀物が昇穀機39、昇穀機19、コンベア40、調質
用の穀物タンク6、コンベア41、昇穀機20、昇穀機38を
経由して再び穀物乾燥機24に戻るように構成する。
このようにして乾燥の終了した穀物を穀物タンク2〜
5および7〜10に張り込むための穀物搬送系は、穀物乾
燥機24から排出される穀物が昇穀機39、昇穀機21、コン
ベア42、およびコンベア42の両端に接続するコンベア43
またはコンベア44を経由して各穀物タンクに張り込まれ
るようにする。
次に、各穀物タンク2〜5および7〜10に貯蔵された
穀物を必要に応じて穀物調製する工程の穀物搬送系は、
各穀物タンク2〜5および7〜10の底部排出口から排出
される穀物がコンベア45または46、コンベア47、昇穀機
22を経由して精選機29に供給されるようにし、精選機29
から排出される穀物は昇穀機48を経由して籾すり選別機
30に供給されるようにする。
このようにして穀物調製を終了した穀物の出荷工程の
穀物搬送系は、籾すり選別機30から排出される玄米を玄
米計量器31に導くようにし、その玄米計量器31から排出
される玄米を袋詰め装置(図示せず)、または昇穀機4
9、コンベア50,51を経由してバラ出荷タンク32に張り込
むようにする。
以上のべた実施例では、建屋14の正面入口側に荷受け
室23を接続する一方、その建屋14の背面出口側に穀物出
荷設備を配置するようにして両者を分散したので、荷受
け処理と出荷処理とをする車両が集中するような場合
に、各車両を分散でき適宜である。
(発明の効果) 以上のように、本発明によれば、穀物タンクを所定間
隔おいて配置し、これら穀物タンクを側壁とする建屋を
形成し、しかもその建屋に所定台数の昇穀機を配置した
ので、建屋の側壁を省略できるうえに、背の高い昇穀機
を配置した部分のみ建屋を高く形成すれば良く、もって
施設全体を小形化できる。
また、本発明では、建屋に所定台数の昇穀機を配置
し、かつその昇穀機の周囲には、一時貯留用の穀物タン
ク又は調質用の穀物タンク、穀物荷受け設備、穀物乾燥
設備、および穀物調製設備がそれぞれ位置するように配
置構成したので、各昇穀機の上部出口と下部入口に接続
する穀物横送り手段を短縮化できる。この穀物横送り手
段の短縮化は、施設全体の小形化にも寄与できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例の平面図、第2図はその正面図、
第3図はその左側面図である。 1〜10は穀物タンク、14は建屋、15〜22は昇穀機、23は
荷受け室、24は穀物乾燥機、25はホッパ、29は精選機、
30は籾すり選別機、31は玄米計量器、32はバラタンクで
ある。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】穀物タンクを所定間隔おいて配置し、これ
    ら穀物タンクを側壁とする建屋を形成し、前記穀物タン
    クのうち当該建屋の入口側に位置する穀物タンクを一時
    貯留用タンク又は調質用タンクとなし、 前記建屋内に所定台数の昇穀機を配置するとともに、前
    記建屋の正面入口側の外部に穀物荷受け設備と穀物乾燥
    設備を配置し、 前記建屋内には穀物調製設備をまた建屋の出口側には穀
    物出荷設備をそれぞれ設置し、 前記各昇穀機の上部出口と下部入口には穀物横送り手段
    の一端をそれぞれ接続し、各穀物横送り手段の他端を所
    定の前記穀物タンク群、前記穀物荷受け設備、前記穀物
    乾燥設備、前記穀物調製設備、および前記穀物出荷設備
    にそれぞれ接続してなる穀物乾燥調製施設。
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