JP2513017B2 - 穀物自主検定システム - Google Patents

穀物自主検定システム

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JP2513017B2
JP2513017B2 JP1032136A JP3213689A JP2513017B2 JP 2513017 B2 JP2513017 B2 JP 2513017B2 JP 1032136 A JP1032136 A JP 1032136A JP 3213689 A JP3213689 A JP 3213689A JP 2513017 B2 JP2513017 B2 JP 2513017B2
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義博 井龍
博 相沢
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、各生産者からの穀物を荷受けし、乾燥、精
選、貯蔵の各工程を経て出荷するようにした穀物乾燥調
製施設に適用され、その荷受け穀物の一部を自主検定用
サンプルとして採取し、そのサンプルを自主検定する穀
物自主検定システムの改良に関する。
(従来の技術) 従来、穀物乾燥調製施設に荷受けされた籾、麦などの
穀物は、その全重量が計量機で計量されるとともに、そ
の計量の際にその穀物の一部を自主検定用サンプルとし
て採取し、これを専用のサンプル乾燥機で乾燥してい
る。
次に、乾燥の終了したサンプル籾は2つに分割され、
一方のサンプル籾は専用の包装機まで搬送して袋詰めし
ていた。また、他方のサンプル籾は自主検定装置まで搬
送し、これを籾摺り、籾選別および粒選別して整玄米と
未熟米とに分離し、それが終了したのちに専用の包装機
まで搬送して袋詰めしていた。
その後、このように別個に袋詰した各サンプルは人手
によってひとまとめにされ、同一の荷受け穀物にかかる
サンプルとして管理する。
(発明が解決しようとする課題) 従って、従来は別個に包装された各サンプルを人手に
よってひとまとめにするので、包装工程においていちい
ち人手が必要になるという欠点があった。
そこで、この欠点を解消するために、本発明者は、以
下のような装置を試作した。
すなわち、サンプル乾燥機より取出した乾燥済みのサ
ンプル穀粒を分配器に投入し、この分配器より排出する
定量のサンプル穀粒を自主検定装置に供給して脱した
うえ整粒と未熟粒とに選別し、これらを分配器より排出
する残余のサンプル穀粒と共に包装機に移送して、包装
機で整粒と未熟粒と脱未処理粒とを各別に区画して一
体包装するようにした。
しかし、このような試作装置では、自主検定装置で自
主検定の終了した整粒および未熟粒と、分配器から排出
する残余のサンプル穀粒とを、別々にサンプル包装機に
移送するので、移送のための手段がそれぞれ必要にな
り、システム全体が大型化するうえに、製作費用も嵩む
という問題があった。
本発明は、これらの点に鑑み、システム全体を小型化
するとともに、製作費用の低減化を図ることを目的とす
る。
(問題点を解決するための手段) かかる目的を達成するために、本発明は、以下のよう
な構成とした。
すなわち、本発明は、サンプル乾燥機より取出した乾
燥済みのサンプル穀粒を分配器に投入し、この分配器よ
り排出する定量のサンプル穀粒を自主検定装置に供給し
て脱したうえ整粒と未熟粒とに選別し、これらを分配
器より排出する残余のサンプル穀粒と共に包装機に移送
して整粒と未熟粒と脱未処理粒とを各別に区画して一
体包装するものにおいて、 選別後の整粒と未熟粒を前記包装機へ移送するスロア
に、分配器より排出する脱未処理粒の移送路の送出端
を接続し、前記移送路の途中には脱未処理粒の待機手
段を備えて成るものである。
(作用) このように構成する本発明では、分配器2で分配され
た一方のサンプル穀粒は自主検定装置1に供給され自主
検定に供され、その分配された他方のサンプル穀粒は待
機手段で待機状態となる。
そして、自主検定装置1での自主検定が終了した一方
のサンプル穀粒と、待機手段で待機中の他方のサンプル
穀粒とは、同一のスロア27でサンプル包装機に搬送され
る。
これにより、サンプル包装機では、これらの各サンプ
ル穀粒を各別に区画して一体に包装する。
(実施例) 第1図は本発明実施例の正面図、第2図はその側面図
である。
図において、1は自主検定装置であり、その側壁1Aに
サンプル乾燥機(図示せず)から供給される乾燥済みの
サンプルを分配する分配器2を取付ける。
分配器2は、第3図に示すように、供給されたサンプ
ルを所定量蓄積する蓄積室3と、蓄積室3からあふれる
サンプルを排出するあふれ口4とを有する。蓄積室3の
底部には、開閉自在な開閉弁5を取付ける。
6は分配器2のあふれ口4からあふれたサンプルを、
サンプル包装機(図示せず)に搬送する前に、一時的に
待機するサンプル待機装置である。
このサンプル待機装置6は、分配器2のあふれ口4と
接続する管状のサンプル移送路7と、このサンプル移送
路7の途中を開閉する第1開閉弁8および第2開閉弁9
とからなり、これら各開閉弁8、9はそれぞれシリンダ
10、11で駆動する。
分配器2の蓄積室3にはシュータ12を接続し、このシ
ュータ12の終端にサンプルを計量する計量器13を配置す
る。14は計量器13で計量後のサンプルを入するホッパで
あり、このホッパ14に投入されたサンプルは、供給スロ
ワ15で供給ホッパ16まで搬送する。
17は供給ホッパ16から落下するサンプルを脱処理す
る脱ロールであり、脱処理中の塵は排塵ファン18で
排出する。切換器19は、脱処理後のサンプルをホッパ
20、ホッパ21または2度摺り用シュータ22のいずれかに
供給するための切換を行う。
2度摺り用シュータ22の終端はホッパ14に接続する。
従って、切換器19によってシュータ22にサンプルが供給
されると、サンプルは供給スロワ15を経由して再び脱
処理される。
23はホッパ20に投入されたサンプルを整粒と未熟粒と
に粒選別する粒選別器、24は同様にホッパ21に投入され
たサンプルを粒選別する粒選別器である。これら粒選別
器23、24で粒選別された整粒と未熟粒とは、その底部に
配置する計量器25で別個に計量する。26はホッパであ
り、計量器25で計量後のサンプルを投入する。
27は、自主検定装置1で自主検定が終了したサンプル
と、自主検定装置1で自主検定をせずにサンプル待機装
置6で待機の終了したサンプルとを、後述のようにそれ
ぞれ所定のタイミングで別個にサンプル包装機まで移送
するスロアである。
このスロア27は、第4図に示すように密封箱28の中央
にモータ(図示せず)で回動自在な軸29を貫通するとと
もに、その軸29にボス30を介して回転板31を取付け、こ
の回転板31の周縁両側に拡散羽根32をそれぞれ等間隔で
取付けたものである。そして、密封箱28の排出口にダク
ト33を接続するとともに、密封箱28の左右両側に投入口
34、35をそれぞれ穿ち、投入口34をホッパ26の排出口に
接続し、投入口35をサンプル待機路7の終端に接続す
る。
このような構成により、投入口34、35のいずれからサ
ンプルが投入されても、サンプルは密封箱28内に詰まる
ことなく円滑に搬送する。
次に、このように構成する本発明実施例の動作例につ
いて説明する。
いま、サンプル乾燥機(図示せず)で乾燥済みの1番
目のサンプルが分配器2に投入されると、まず蓄積室3
に所定量収容されたのち、残余のサンプルはあふれ口4
からサンプル移送路7内に落下する。
この落下したサンプルは、サンプル移送路7に設けた
第1開閉弁8および第2開閉弁9がいずれも開状態にあ
るので、待機せずにスロア27によってサンプル包装機
(図示せず)まで搬送される。他方、蓄積室3内のサン
プルは、開閉弁5が開いて自主検定装置1内に収容され
て処理が開始する。
次に、2番目のサンプルが分配器2に投入されると、
蓄積室3に蓄積されたサンプルは自主検定装置1内に収
容される一方、残余のあふれたサンプルはサンプル移送
路7に落下するが、このときには第1開閉弁8が閉じた
状態にあるので、その第1開閉弁8に落下を阻止されて
サンプル待機路7内で待機する。
さらに、3番目のサンプルが分配器2に投入される
と、分配された一方のサンプルは自主検定装置1内に収
容されるとともに、分配された他方のサンプルは、閉状
態にある第2開閉弁9に落下を阻止されてサンプル移送
路7内で待機状態となる。
このように1番目のサンプルがサンプル包装機に搬送
されるとともに、第2番目、第3番目の各サンプルがサ
ンプル移送路7内で待機中、自主検定装置1に供給され
た1番目〜3番目の各サンプルは、以下のような手順に
より同時に処理される。
すなわち、自主検定装置1内に供給されたサンプル
は、計量器13で計量されたのち、供給スロワ15によって
供給ホッパ16内に供給され、脱ロール17で脱処理さ
れる。
次に、脱処理後のサンプルは、粒選別器23または粒
選別器24で整粒と未熟粒とに選別されたのち、それぞれ
計量器25でその重さが計量され、別個にスロア27でサン
プル包装機まで搬送される。
ところで、サンプル包装機では、1番目のサンプルの
籾はすでに搬送されて包装済みであるので、1番目のサ
ンプルにかかる整粒米および未熟米が順次搬送されてく
ると、籾につづいて整粒米および未熟米を個別かつ一連
に包装する。従って、1番目のサンプルは、第6図で示
すように籾a、整粒米b、未熟米cが各別に区画されて
しかも一体に連続した状態に包装される。
次に、第1開閉弁8が開いて待機中の2番目のサンプ
ルがサンプル包装機に搬送されて包装される。そして、
自主検定装置1で処理中の2番目のサンプルにかかる整
粒米および未熟米がサンプル包装機まで順次搬送されて
くると、1番目のサンプルのときと同様に包装する。
ところで、この処理の間に、3番目のサンプルは第1
開閉弁8によって落下を阻止された状態となり、サンプ
ル移送路7内で待機する。また、4番目のサンプルが分
配器2に投入されると、分配された一方のサンプルは自
主検定装置1内に供給され、他方のサンプルは第2開閉
弁9に落下を阻止されてサンプル移送路7内で待機中と
なる。
次に、サンプル待機装置の他の実施例について第5図
を参照して説明する。
このサンプル待機装置34は、底部に開閉弁35を設けた
サンプル待機箱36を、上下方向に所定間隔ごとに自主検
定装置1の側壁1Aに複数個取付けたものである。そし
て、最上段のサンプル待機箱36に、分配器2のあふれ口
4からあふれるサンプルを投入するとともに、最下段の
サンプル待機箱36から排出されるサンプルは、バケット
コンベア37でサンプル包装機に搬送する。
このような構成によれば、自主検定装置1で自主検定
中のサンプルと同一のサンプルを、サンプル待機装置6
と同様に各サンプル待機箱36で待機させたのち、サンプ
ル包装機に搬送できる。
(発明の効果) 以上のように本発明では、自主検定装置で選別された
整粒と未熟粒をサンプル包装機へ移送するスロアに、分
配器から排出する脱未処理粒の移送路の送出端を接続
するようにしたので、整粒、未熟粒および脱未処理粒
を共通のスロアでサンプル包装機に移送できるようにな
り、また分配器の設置場所もサンプル包装機の上でなく
てすみ設計の自由度が増し、もって自主検定システムが
小型化できるとともに、その製作費用の低減化も実現で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例の正面図、第2図はその側面図、
第3図は分配器の断面図、第4図はスロアの要部断面
図、第5図はサンプル待機装置の他の実施例を示す図、
第6図は包装例の断面図である。 1は自主検定装置、2は分配器、6、34はサンプル待機
装置、7はサンプル移送路、27はスロア。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】サンプル乾燥機より取出した乾燥済みのサ
    ンプル穀粒を分配器に投入し、この分配器より排出する
    定量のサンプル穀粒を自主検定装置に供給して脱した
    うえ整粒と未熟粒とに選別し、これらを分配器より排出
    する残余のサンプル穀粒と共に包装機に移送して整粒と
    未熟粒と脱未処理粒とを各別に区画して一体包装する
    ものにおいて、 選別後の整粒と未熟粒を前記包装機へ移送するスロア
    に、分配器より排出する脱未処理粒の移送路の送出端
    を接続し、前記移送路の途中には脱未処理粒の待機手
    段を備えて成る穀物自主検定システム。
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