JP3505955B2 - 穀粒乾燥施設のサンプル穀粒検査装置 - Google Patents

穀粒乾燥施設のサンプル穀粒検査装置

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JP3505955B2
JP3505955B2 JP11848497A JP11848497A JP3505955B2 JP 3505955 B2 JP3505955 B2 JP 3505955B2 JP 11848497 A JP11848497 A JP 11848497A JP 11848497 A JP11848497 A JP 11848497A JP 3505955 B2 JP3505955 B2 JP 3505955B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、抽出したサンプ
ル粒を自主検査装置と、食味計とに分けて供給し、該食
味計で食味検出後に排出する一部の該サンプル粒を品位
計へ供給して品位を検出するサンプル穀粒検査装置に関
する。 【0002】 【従来の技術】穀粒の入荷を受けて粗選別機で粗選別し
た穀粒の一部をサンプル粒として抽出し、この抽出した
一部のサンプル粒は、自主検査装置へ供給し、残りのサ
ンプル粒は、食味計と品位計とに分けて供給する。前記
自主検査装置へ供給された一部のサンプル粒は、乾燥、
及び籾摺して精粒と粃粒とに選別し、この選別された精
粒の混入歩合が算出され、又、この算出された混入歩合
を印字する。残りのサンプル粒は、乾燥、籾摺して精粒
と粃粒とに選別し、この選別された精粒の一部は、食味
計へ供給され、この食味計で食味を検出する。又、この
選別した残りの精粒は、品位計へ供給され、この品位計
で精粒の胴割、及び着色等の品位を検出する。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】サンプル粒から粒選別
した精粒を品位計と食味計とに分配供給して検出する
が、この検出に必要とするサンプル量は、該食味計は、
品位計の略10倍以上が必要であり、この必要量がアン
バランスであることにより、このために、サンプリング
の方法、及びサンプル粒から得た精粒の供給方法等によ
っては、正確なデータを得られないことが発生したり、
又、検出値にバラツキが発生することがあったが、これ
をこの発明により、解消しようとするものである。 【0004】 【課題を解決するための手段】このために、この発明
は、穀粒の入荷を受けて粗選別機10で粗選別した穀粒
の一部をサンプル粒として抽出し、このサンプル粒をサ
ンプル分配器16で2つに分配し一方を該サンプル粒を
乾燥及び籾摺して精粒と粃粒とに選別して該精粒の混入
歩合を算出する自主検定装置18に供給し、他方をサン
プル穀粒を籾摺選別処理する選別装置25に供給し、こ
の選別装置25により籾摺選別処理して得られる精粒
を、食味を検出する食味計27へ供給すべく構成し、該
食味計27によって食味検出された精粒サンプルの一部
を穀粒の外観品位を検出する品位計29へ供給し、精粒
サンプルの他をサンプルパック詰め器30に供給すべく
構成したことを特徴とする穀粒乾燥施設のサンプル穀粒
検査装置の構成とする。 【0005】 【発明の作用】穀粒の入荷を受けて粗選別機10で粗選
別した穀粒の一部をサンプル粒として抽出し、この抽出
した一部のサンプル粒は、自主検査装置18へ供給し、
残りのサンプル粒は、食味計27へ供給する。前記自主
検査装置18へ供給された一部のサンプル粒は、乾燥、
及び籾摺して精粒と粃粒とに選別し、この選別された精
粒の混入歩合が算出され、又、この算出された混入歩合
を印字する。残りのサンプル粒は、選別装置25に供給
され乾燥、籾摺して精粒と粃粒とに選別し、この選別さ
れた精粒は、食味計27へ供給され、この食味計27で
食味を検出する。又、食味検出後に排出する一部の精粒
は、品位計29へ供給され、この品位計29でこの精粒
内に混入する胴割、及び着色等の品位を検出する。ま
た、他の精粒はサンプルパック詰め器30に供給され
る。 【0006】 【発明の効果】食味計27へ供給されて食味が検出され
て排出する一部の精粒サンプルは、品位計29へ供給さ
れて品位が検出されることにより、この精粒サンプル
は、該食味計27と該品位計29とに分配供給されるこ
とがなくなり、分配供給される場合に比べてサンプリン
グによる検出データ誤差を最小に押えることができる
し、又、データの入力は、食味データと品位データと
は、別々に入力されることにより、切換方式の制御装置
でデータ処理が行えることにより、構成が簡単でコスト
低減が可能になる。また、食味計27に供給されるサン
プル穀粒は、籾摺選別済みの精粒であって、この精粒の
食味検出は、品位計29に供給される前に行われ、品位
計29は精粒の着色粒、胴割粒などの混入状態を検出す
ることができる。さらに、食味計27から排出された精
粒のうち、品位計29に供給されたものの他はサンプル
パック詰め器30に供給される構成であるから、自主検
査に供給されるサンプル精粒とは別個に袋詰めできる。 【0007】 【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図例は、入荷する穀粒を受けて乾燥する穀粒乾
燥施設1を図2の如く示し、この穀粒乾燥施設1へ入荷
する穀粒を受けて処理する主として初期段階について説
明する。 【0008】前記穀粒乾燥施設1は、入荷して供給され
る穀粒は、図2の実線の如く移動する。入荷する穀粒を
受けて流下案内する漏斗形状の荷受ホッパ2を地面より
下部に位置させて複数個設け、通常はこれら各荷受ホッ
パ2は、図1で示す如く複数列設けた構成であるが、図
2では、図2で示す如く一列を図示した構成である。こ
れら各荷受ホッパ2下端部には、自動シャッタ3を設
け、該各荷受ホッパ2下側には、移送ベルト(図示せ
ず)を内装した荷受コンベア4を設けた構成である。 【0009】前記荷受コンベア4の移送終端部の下手側
には、バケットコンベア付ベルト(図示せず)を内装し
た粗選機用エレベータ5を設け、この粗選機用エレベー
タ5の排出口下側には、移送ベルト(図示せず)を内装
した粗選機用コンベア6を設け、この粗選機用コンベア
6の移送終端の底部には、自動二方向切替装置7を設
け、この自動二方向切替装置7の開により、荷受穀粒を
下側の流量調節貯留タンク8,8へ供給する構成として
いる。 【0010】前記流量調節貯留タンク8は、粗選機用コ
ンベア6下側に複数個設け、これら各流量調節貯留タン
ク8下端部には、自動シャッタ9を設けた構成としてい
る。前記流量調節貯留タンク8の下側には、自動シャッ
タ9の開により、供給された穀粒を藁屑と穀粒とに分離
して粗選別する粗選別機10を設け、この粗選別機10
の下手側には、粗選別済み穀粒の重量を測定する荷受計
量器11を設け、この荷受計量器11で入荷して粗選別
した穀粒を個人別(農家別)に計量する構成であり、こ
の計量結果は、後述する中央処理装置12の制御装置1
3内に設けた制御用マイコン14へ入力されて記憶する
構成としている。 【0011】前記荷受計量器11で計量済み穀粒の内一
部の穀粒は、サンプル穀粒として、図1で示す表示量の
如く所定量が抽出され、エアー搬送装置15a等によ
り、エアー搬送されてサンプルローダ15へ供給され、
この各サンプルローダ15から下側に設けたサンプル分
配器16へ供給され、このサンプル分配器16で分配さ
れ、この分配されたサンプル穀粒の一部の穀粒は、該サ
ンプル分配器16下側に設けた自動シャッタ17の開に
より、自主検査装置18へ供給され、又、この分配され
たサンプル穀粒の残りのサンプル穀粒は、サンプルホッ
パ19へ供給される構成としている。 【0012】前記自主検査装置18には、トライヤー、
生籾重量測定器、籾摺機、精粒と粃粒とに選別する選別
機、選別済み各粒を測定する測定器、印字器、選別済み
各穀粒をパックするパック詰め機(共に図示せず)等を
内装した構成であり、この自主検査装置18により、供
給されたサンプル穀粒を選別して計量した精粒の重量に
より、この精粒の混入歩合を算出する検査を行うと共
に、この算出歩合を印字し、更にパック詰めする構成と
している。 【0013】前記サンプルホッパ19へ供給された一部
のサンプル穀粒は、このサンプルホッパ19下側に設け
た自動シャッタ20の開により、方向切替戸樋21から
下側の各方向切替装置22の作動によって配分され、各
待機ボックス23へ供給され、この各待機ボックス23
下側の自動シャッタ24の開により、籾摺機、及び精粒
と粃粒とに選別する選別機(共に図示せず)を内装した
選別装置25へ供給される構成としている。 【0014】前記選別装置25で籾摺されて選別された
精粒は、下見検査ホッパ26内へ供給され、この下見検
査ホッパ26から食味計27へ供給され、この食味計2
7で籾摺選別済み精粒の食味が検出される構成としてい
る。前記食味計27で食味検出後の精粒は、この食味計
27下側に設けたサンプル分配装置28により、品位計
29とサンプルパック詰め器30との両者へ分配されて
供給される。該品位計29では、供給されたこの食味検
出後の精粒内に混入する胴割粒や着色粒等の混入量が検
出され、この検出により、混入歩合が検出されてこの精
粒の品位状態が検出される。品位検出後のこの精粒は、
該サンプルパック詰め器30へ供給されてパック詰めさ
れる。又、サンプル分配装置28の作動で分配されて直
接該パック詰め器30へ供給された食味検出後のこの精
粒も同時に、パック詰めされる構成としている。 【0015】前記荷受計量器11で計量済み穀粒のサン
プル穀粒以外の穀粒は、バケットコンベア付ベルト(図
示せず)を内装した乾燥機張込エレベータ31へ供給さ
れる構成であり、乾燥機張込エレベータ31の排出口下
側には、自動二方向切替装置32を複数個設け、これら
各自動二方向切替装置32の切換操作により、所定の装
置へ計量済み穀粒は、供給される構成としている。 【0016】前記乾燥機張込エレベータ31の排出口下
側の最上段の自動二方向切替装置32の開により、粗選
別、及び計量済み穀粒は、移送ベルト(図示せず)を内
装した乾燥機張込コンベア33へ供給され、この乾燥機
張込コンベア33底部に設けた自動シャッタ34の開に
より、下側に設けた複数台の各乾燥機35へ順次供給さ
れ、所定水分値に達するまで乾燥する構成としている。 【0017】前記乾燥機35には、バケットコンベア付
ベルト(図示せず)を内装した乾燥エレベータ36を設
け、この乾燥エレベータ36の排出口下側には、自動二
方向切替装置37を設け、この自動二方向切替装置37
の開により、該乾燥機35内への循環供給か、又は移送
ベルト(図示せず)を内装した乾燥機排出コンベア38
へ穀粒は供給される構成であり、該乾燥機排出コンベア
38の移送終端の底部には、自動二方向切替装置39を
設けた構成としている。 【0018】前記自動二方向切替装置39の所定位置へ
の開により、バケットコンベア付ベルト(図示せず)を
内装したサイロ張込エレベータ40へ乾燥済み穀粒は、
供給される構成であり、又、他の所定位置への開によ
り、其の他の装置へも移送供給できる構成としている。
前記サイロ張込エレベータ40から移送ベルト(図示せ
ず)を内装したサイロ張込コンベア41へ供給された乾
燥済み穀粒は、このサイロ張込コンベア41の底部の自
動シャッタ42、及び自動二方向切替装置43の両者の
開により、下側のサイロ44へ供給か、又は該自動シャ
ッタ42のみの開により、下側の該サイロ44へ供給か
が行われる構成としている。 【0019】前記サイロ44は、乾燥済み穀粒が多量貯
留できる大型と少量貯留できる小型とを配設した構成で
あり、これら大型の各サイロ44下端部には、自動シャ
ッタ45を設け、小型の各サイロ44下端部には、該自
動シャッタ45と自動二方向切替装置46との両者を設
けた構成であり、これら自動シャッタ45、及び自動二
方向切替装置46の開により、該サイロ44内の穀粒を
下側の移送ベルト(図示せず)を内装したサイロ排出コ
ンベア47a,47bへ排出する構成としている。 【0020】穀粒の水分値が所定水分値以下であるとき
は、乾燥機張込エレベータ31の上より二段目の自動二
方向切替装置32の開により、各サイロ44へこの穀粒
を乾燥せずに直接供給し、一時貯留後に各乾燥機35へ
供給して乾燥することができる構成としている。前記サ
イロ排出コンベア47a,47bの下手側には、サイロ
排出コンベア47a,47bより穀粒を受けるバケツト
コンベア付ベルト(図示せず)を内装したサイロ排出エ
レベータ48a,48bを設けた構成であり、これらサ
イロ排出エレベータ48a,48bの排出口下側には、
自動二方向切替装置49を複数個設けた構成としてい
る。 【0021】前記サイロ排出エレベータ48a,48b
の下手側には、移送ベルト(図示せず)を内装した移送
コンベア50を設け、この移送コンベア50の移送終端
の底部には、自動二方向切替装置51を複数個設けた構
成としている。前記各サイロ44内の乾燥済み穀粒を、
例えば、計量して売渡し出荷するときは、図2の点線で
示す如く乾燥済み穀粒は移動して計量される。該各サイ
ロ44の自動シャッタ45、及び自動二方向切替装置4
6の開により、サイロ排出コンベア47a,47bへ排
出され、これらサイロ排出コンベア47a,47bから
サイロ排出エレベータ48a,48bへ供給され、これ
らサイロ排出エレベータ48a,48bの自動二方向切
替装置49,49の開により、移送用コンベア50へ供
給され、この移送コンベア50の自動二方向切替装置5
1の開により、一方側の流量調節貯留タンク8へ供給さ
れ、この流量調節貯留タンク8の自動シャッタ9の開に
より、粗選別機10を経て荷受計量器11へ供給され、
この荷受計量器11で乾燥済み穀粒の重量が測定され、
機外へ排出する構成であり、この荷受計量器11で入荷
穀粒と乾燥済み穀粒との両者の重量が測定できる構成と
している。 【0022】計量、及び乾燥済み穀粒は、荷受計量器1
1から、乾燥機張込エレベータ31へ排出され、この乾
燥機張込エレベータ31の最下段の自動二方向切替装置
32の開により、移送ベルト(図示せず)を内装した移
送コンベア52へ供給され、この移送コンベア52から
籾摺等の後工程へ移送され、後工程処理が行われる構成
としている。 【0023】59は、脱芒機であり、60は脱芒機用排
出エレベータである。61は、吸引ファンである。62
は、脱ぷ粒タンク用エレベータであり、63は、脱ぷ粒
タンクであり、64は、スケールシャッタである。65
は、各二方向切替装置を示す。前記箱形状の中央処理装
置12に内装した制御装置13の制御用マイコン14に
は、荷受計量器11で計量した計量値、自主検査装置1
8、食味計27、及び品位計29で検出する検出値は、
データ受診回路53を経て入力される構成であり、又、
この制御用マイコン14からの指令により、出力回路5
4を経て、これら荷受計量器11、自主検査装置18、
食味計27、及び品位計29を始動・停止制御する構成
としている。 【0024】前記制御用マイコン14からの指令によ
り、出力回路55を経てエアー搬送装置15aを始動・
停止制御し、出力回路56を経てサンプル分配器16の
自動シャッタ17を開閉制御し、出力回路57を経てサ
ンプルホッパ19自動シャッタ20と、待機ボックス2
3の各自動シャッタ24を開閉制御、及び方向切替装置
22、選別装置25、及びサンプルパック詰め器30を
始動・停止制御し、出力回路58を経てサンプル分配装
置28を始動・停止制御する構成としている。 【0025】図4で示すフローチャートに沿って食味計
27への搬送の作用を説明すると、穀粒を張込する張込
作業が開始され(S−101)、荷受計量器11からサ
ンプリング穀粒の抽出が終了したか判定され(S−10
2)、NOと判定されると(S−102)へ戻る。YE
Sと判定されるとサンプル粒は、エアー搬送装置15a
でエアー搬送され(S−103)、選別装置25で籾摺
されて籾摺済み穀粒は、精粒と粃粒とに分類される粒選
別され(S−104)、食味計27で食味が検出されて
食味検出が終了か判定され(S−105)、NOと判定
されると(S−105)へ戻る。YESと判定されると
検出した食味データが送信され、食味検出済み精粒は排
出されて品位計29へ供給され(S−106)、該品位
計29で品位が検出されて品位検出が終了か判定され
(S−107)、NOと判定されると(S−107)へ
戻る。YESと判定されると検出した品位データが送信
され、品位検出済み精粒は排出されてサンプルパック詰
め器30へ供給され(S−108)、該サンプルパック
詰め器30が作動してパックされ(S−109)、荷受
終了か検出され(S−110)、NOと判定されると
(S−102)へ戻る。YESと判定されると張込作業
が終了する(S−111)。 【0026】図5で示す如く入荷穀粒を収容する収納装
置は、袋形状のフレコン66、又はコンテナ(図示せ
ず)等へ収納されて入荷するときの作業は、各流量調節
タンク8上側のクレーン受枠68に移動自在にクレーン
67を設けている。このクレーン67には、ワイヤー6
9を内装して設け、このワイヤー69の先端に設けた吊
り金具70は、該ワイヤー69を介して上下移動自在に
設け、この吊り金具70により、該フレコン66内に収
納されて入荷する穀粒は、該流量調節タンク8上へ吊り
上げられて、所定位置で保持する構成としている。 【0027】前記流量調節タンク8は、図5で示す実施
例の如く2個設けた状態で説明すると、この各流量調節
タンク8,8の上側のクレーン受枠68に設けた補助枠
68aの下側面には、所定間隔にクレーン67を停止制
御させるON−OFFスイッチ方式の停止手段71a,
71bを設けると共に、該クレーン67のオーバーラン
を検出して停止制御させるON−OFFスイッチ方式の
オーバーラン停止手段72a,72bを所定間隔に設け
ると共に、ワイヤー69の吊り金具70が所定の下位位
置と、所定の上位位置とを検出する各検出手段(図示せ
ず)を該クレーン67へ内装した構成としている。 【0028】前記フレコン66の下端部には、このフレ
コン66の下部を自動開放する開閉装置73を設けてい
る。又、この開閉装置73は、手動で開閉させる構成と
するもよい。前記クレーン67を始動、及び停止操作す
るON−OFFスイッチ方式の始動手段74を穀粒乾燥
施設1内の該クレーン67近傍に設け、この始動手段7
4のON操作により、該クレーン67の吊り金具70
は、所定の下位位置へ移動し、フレコン66を装着する
と、所定の上位位置移動して停止し、その後所定の左右
方向位置へ移動し、該クレーン67によって停止手段7
1aがON作動制御される。このON作動により、この
クレーン67は、手前側の流量調節貯留タンク8上へ停
止制御される。その後に開閉装置73は、開作動制御さ
れ、該フレコン66内の穀粒は、この手前側の流量調節
貯留タンク8内へ下落供給される構成である。該流量調
節貯留タンク8内へ供給された穀粒は、粗選別機10内
へ流下供給され、所定量まで減少すると、該流量調節貯
留タンク8内へ設けた穀粒センサ75がOFF作動制御
される。このOFF作動制御により、該クレーン67は
元の位置へ復元される構成であり、これらの作用が繰返
し行われて、所定量の穀粒が各乾燥機35内へ供給され
る構成としている。 【0029】又、手前側の流量調節貯留タンク8から粗
選別機10へ穀粒を流下供給中に、下手側の該流量調節
貯留タンク8内へ穀粒を供給させることもできる構成と
している。図6で示すフローチャートに沿って作用を説
明すると、穀粒を張込する張込作業が開始され(S−2
01)、始動手段74がONか判定され(S−20
2)、NOと判定されると(S−202)へ戻る。YE
Sと判定されるとクレーン67が作動され(S−20
3)、流量調節貯留タンク8上へ移動して停止され(S
−204)、フレコン66の開閉装置73が作動制御さ
れ(S−205)、該フレコン66内の穀粒が該流量調
節貯留タンク8内へ供給され(S−206)、該流量調
節貯留タンク8から粗選別機10内へ穀粒は流下供給さ
れ(S−207)、荷受計量器11へ流下供給される
(S−208)。 【0030】これにより、荷受ホッパ2、自動シャッタ
3、荷受コンベア4、粗選機用エレベータ5、及び粗選
機用コンベア6等が不用となり、大幅なコストダウンを
行うことができた。
【図面の簡単な説明】 【図1】穀粒乾燥施設の要部の拡大正面図 【図2】穀粒乾燥施設の全体正面図 【図3】ブロック図 【図4】フローチャート 【図5】他の実施例を示す図で、穀粒乾燥施設の全体正
面図 【図6】フローチャート 【符号の説明】 10 粗選別機 16 サンプル分配器 18 自主検査装置 27 食味計 29 品位計 30 サンプルパック詰め器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−149873(JP,A) 特開 平3−201941(JP,A) 特開 平5−146691(JP,A) 特開 平5−273092(JP,A) 特開 平5−223451(JP,A) 特開 平1−318940(JP,A) 特開 平8−94519(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F26B 25/00

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 穀粒の入荷を受けて粗選別機10で粗選
    別した穀粒の一部をサンプル粒として抽出し、このサン
    プル粒をサンプル分配器16で2つに分配し一方を該サ
    ンプル粒を乾燥及び籾摺して精粒と粃粒とに選別して該
    精粒の混入歩合を算出する自主検定装置18に供給し、
    他方をサンプル穀粒を籾摺選別処理する選別装置25
    供給し、この選別装置25により籾摺選別処理して得ら
    れる精粒を、食味を検出する食味計27へ供給すべく構
    成し、該食味計27によって食味検出された精粒サンプ
    ルの一部を穀粒の外観品位を検出する品位計29へ供給
    、精粒サンプルの他をサンプルパック詰め器30に供
    給すべく構成したことを特徴とする穀粒乾燥施設のサン
    プル穀粒検査装置。
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