JP3151888B2 - 穀粒荷受装置の穀粒荷受制御方式 - Google Patents

穀粒荷受装置の穀粒荷受制御方式

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JP3151888B2 JP33025491A JP33025491A JP3151888B2 JP 3151888 B2 JP3151888 B2 JP 3151888B2 JP 33025491 A JP33025491 A JP 33025491A JP 33025491 A JP33025491 A JP 33025491A JP 3151888 B2 JP3151888 B2 JP 3151888B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、穀粒荷受装置の穀粒
荷受制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来は、入荷穀粒は荷受ホッパで荷受さ
れ、粗選装置で粗選されて粗選済穀粒は計量機で計量さ
れ、水分センサで穀粒水分が検出され、穀粒を貯留して
予備乾燥する複数台の貯留槽へ穀粒水分別に供給されて
予備乾燥される穀粒荷受制御方式であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】顧客別に持ち込まれた
入荷穀粒は、荷受ホッパで荷受されて粗選装置へ供給さ
れ、この粗選装置で藁屑及び塵埃等が除去され、粗選済
穀粒は計量機へ供給されて計量され、計量後に水分セン
サで穀粒水分が検出され、この検出された穀粒水分別に
より、例えば、高水分、中水分及び低水分に区分けされ
て各貯留槽へ別々に供給され、この貯留槽で貯留されて
予備乾燥される。
【0004】この予備乾燥までに、穀粒の粒径を検出さ
せて、検出穀粒水分と検出穀粒粒径との両者によって、
穀粒を区分けして予備乾燥させ、予備乾燥後の乾燥作業
及び籾摺作業等の作業効率の向上及び穀粒品質の向上を
図ろうとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、荷受ホッパ
1,1…で荷受した穀粒を、粗選装置2、計量機3を経
由して粒径選別機4に供給すべく構成し、この選別機4
に至る途中に水分センサ5を設けて穀粒水分を検出すべ
く構成し、上記粒径選別機4で所定粒径仕分け選別して
粒径別に貯留タンク16a,16b,16cに一旦供給
すべく構成し、粒径別と穀粒水分別とに基づいて貯留槽
6a,6b,6c…へ供給して予備乾燥することを特徴
とする。
【0006】
【発明の作用】顧客別に持ち込まれた荷受穀粒は、荷受
ホッパ1,1…で荷受されると、粗選装置2、計量機3
にて、粗選別、計量処理がなされ、粒径選別機4に至
る。その過程で穀粒水分が検出される。粒径選別機4は
この穀粒を粒径に応じて選別分離し、所定貯留タンク1
6a,16b,16cに一旦供給する。次いでその穀粒
を貯留槽6a,6b,6c…へ区分して供給して独立的
に予備乾燥するものである。
【0007】
【発明の効果】この発明により、所定検出水分のもの
が、粒径選別されて、水分と粒径との両要素によって区
分けされ、貯留槽6a,6b,6c…で貯留されて予備
乾燥されることとなり、ひいては、予備乾燥後の本乾燥
作業および籾摺作業等も各区分けごとに行うことがで
き、穀粒の乾燥ばらつきを少なくし、穀物品質を向上で
きる。 また、粒径選別機4で所定粒径に仕分け選別して
粒径別に貯留タンク16a,16b,16cに一旦供給
してから貯留槽6a,6b,6c…に貯留すべくなすか
ら、継続的に水分を検出しながら引き続いて粒径選別を
なすことができ、水分別仕分け直後に貯留タンクを設け
ずともよく、装置の簡素化がはかれる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図例は、穀粒の乾燥調整施設の穀粒荷受装置7
部を示すものである。前記穀粒荷受装置7は、顧客別に
持ち込まれる入荷穀粒を受ける複数個の荷受ホッパ1,
1,……を設け、これら荷受ホッパ1,1,……下部に
は夫々開閉自在な開閉弁8,8,……を設けた構成であ
り、各荷受ホッパ1,1,……下側にはベルトコンベア
形態の穀粒移送装置9を設けている。
【0009】前記穀粒移送装置9終端側には、この穀粒
移送装置9で移送される穀粒を受けて上部へ搬送するバ
ケットコンベアを内装した張込用昇穀機10を設け、こ
の張込用昇穀機10の上端投出筒11には切換可能な張
込用開閉弁12を介して粗選装置2へのぞませている。
前記粗選装置2は、該張込昇穀機10から供給される穀
粒を受け、この穀粒内に混入する藁屑及び塵埃等を粗選
して除去する構成としている。
【0010】前記粗選装置2近傍には、この粗選装置2
で粗選済穀粒を計量する計量機3を設け、この計量機3
近傍部には、計量済穀粒を受けて上部へ搬送するバケッ
トコンベアを内装した選別用昇穀機13を設け、この選
別用昇穀機13の上端投出筒14には開閉自在な選別用
開閉弁15を介して、粒径選別機4へのぞませている。
【0011】前記選別用昇穀機13の上下方向ほぼ中央
部で一側壁には水分センサ5を設け、この水分センサ5
は該選別用昇穀機13のバケットコンベアで上部へ搬送
中に落下する穀粒を受け、この穀粒を挾圧粉砕しなが
ら、この粉砕穀粒の水分を検出する構成としている。前
記粒径選別機4は、目合の異なる選別円筒4a,4bを
上下二段に配設し、これらを直列的に設けて、前記選別
用昇穀機13から供給される穀粒を受け、該選別円筒4
a内の終端部から排出される穀粒を大径粒として大貯留
タンク16aで受け、該選別円筒4aの目合から漏下す
る穀粒は次段の該選別円筒4bに移されて選別され、こ
の選別円筒4b内の終端部から排出される穀粒を中径粒
として中貯留タンク16bで受け、この選別円筒4bの
目合から漏下する穀粒を小径粒として小貯留タンク16
cで受ける構成である。この大・中・小貯留タンク16
a,16b,16c下部には開閉自在なタンク開閉弁1
7,17,……を夫々設け、又内部には供給された穀粒
を検出する穀粒センサ17′,17′,……を夫々設け
ている。これら各貯留タンク16a〜16c下側には、
ベルトコンベア形態のタンク穀粒移送装置18を設けて
いる。
【0012】前記タンク穀粒移送装置18終端側には、
このタンク穀粒移送装置18で移送される穀粒を受けて
上部へ搬送するバケットコンベアを内装したタンク用昇
穀機19を設け、このタンク用昇穀機19の上端投出筒
20には開閉自在なタンク用開閉弁21を設け、この投
出筒20下側には、ベルトコンベア形態の貯留槽穀粒移
送装置22を設けた構成とし、この貯留槽穀粒移送装置
22下側には複数個の開閉自在な貯留槽用開閉弁23,
23,……を設け、これら貯留槽用開閉弁23,23,
……は夫々開閉モータ24,24,……で開閉連動する
構成としている。
【0013】前記貯留槽穀粒移送装置22の該各貯留槽
用開閉弁23下側には、この貯留槽穀粒移送装置22の
該コンベアで移送される水分別及び粒径別の穀粒を受け
る複数個の貯留槽6a,6b,6c,……を設け、この
貯留槽6a,6b,6c,……内へ供給された穀粒は、
所定時間予備乾燥される構成であり、この予備乾燥され
た穀粒は、穀粒乾燥機(図示せず)へ移送されて本乾燥
される構成であり、これら貯留槽6a,6b,6c,…
…下部には穀粒を排出する排出口を設けた構成としてい
る。
【0014】25は中央操作装置であり、この中央操作
装置25は箱型状で、この箱体の表面板の操作面26を
操作することにより、前記穀粒荷受装置7の前記荷受ホ
ッパ1,1,……、前記穀粒移送装置9、前記張込用昇
穀機10、前記粗選装置2、前記計量機3、前記選別用
昇穀機13、前記水分センサ5、前記大・中・小貯留タ
ンク16a,16b,16c、前記タンク穀粒移送装置
18、前記タンク用昇穀機19、前記粒径選別機4、前
記貯留槽穀粒移送装置22、前記貯留槽6a,6b,6
c,……等が順次始動及び停止する構成であり、又各種
項目例えば、穀粒水分等をデジタル表示するデジタル表
示部27を設けている。
【0015】又内部には、前記計量機3、前記水分セン
サ5及び穀粒センサ17′が検出する検出値を入力する
CPU28等よりなる制御装置29を設けた構成であ
り、このCPU28により、前記各開閉弁8,12,1
5,17,23等を開閉制御する構成としている。前記
制御装置29による荷受制御は、下記の如く行われる構
成である。即ち、前記水分センサ5で検出した穀粒水分
は該CPU28へ入力され、この入力により、例えば、
穀粒水分30%以上を高水分、穀粒水分20%〜30%
を中水分及び穀粒水分20%以下を低水分と区分けされ
て、該CPU28へ記憶される構成としている。
【0016】又前記粒径選別機4で穀粒の粒径別に前記
大・中・小貯留タンク16a,16b,16c内へ供給
された穀粒を前記各穀粒センサ17′で検出すると前記
CPU28へ入力され、この入力により、穀粒の粒径は
大粒径・中粒径及び小粒径であるかが検出されて、該C
PU28へ記憶される構成としている。前記CPU28
へ記憶された穀粒水分と穀粒粒径とによって、例えば、
穀粒は高水分で大粒径であれば、1号貯留槽6aの上側
の前記貯留槽用開閉弁23が開状態に制御され、この1
号貯留槽6aへこの穀粒は供給される。穀粒は中水分で
大粒径であれば、前記と同じように制御されてこの穀粒
は、2号貯留槽6bへ供給される。又穀粒は低水分で小
粒径であれば、前記と同じように制御されてこの穀粒
は、10号貯留槽6jへと区分けされて供給される。上
記の如く、該CPU28へ検出して記憶された穀粒水分
と穀粒粒径とによって区分けされて該各貯留槽6a,6
b,6c,……へ供給されて、予備乾燥される構成とし
ている。
【0017】図4の他の実施例の如く、品位検出装置3
0を設けて入荷穀粒の品位を検出し、食味検出装置31
を設けて入荷穀粒の食味を検出し、又前記中央操作装置
25の前記操作面26を操作し、入荷穀粒の品種を設定
して、上記の穀粒水分及び穀粒粒径以外に、穀粒の品
位、穀粒の食味及び品種等を加味して区分けして、前記
貯留槽6a,6b,6c,……へ供給して予備乾燥する
構成とするもよい。
【0018】以下、上記の実施例の作用について説明す
る。顧客別に持ち込まれた入荷穀粒は、顧客別に荷受ホ
ッパ1で荷受され、穀粒移送装置9で移送されて張込用
昇穀機10へ供給され、この張込用昇穀機10で上部へ
搬送されて粗選装置2へ供給され、この粗選装置2で藁
屑及び塵埃等が除去されて粗選済穀粒は計量機3へ供給
される。
【0019】前記計量機3で計量されて選別用昇穀機1
3へ供給され、この選別用昇穀機13で上部へ搬送され
て粒径選別機4へ供給され、この上部へ搬送中に落下す
る一部の穀粒は水分センサ5へ供給されて穀粒水分が検
出される。この粒径選別機4で穀粒は大粒径・中粒径お
よび小粒径に選別され、これら粒径別に大・中・小貯留
タンク16a,16b,16cへ供給され、該大・中・
小貯留タンク16a,16b,16cから穀粒粒径別に
タンク穀粒移送装置18へ供給され、このタンク穀粒移
送装置18で移送されてタンク用昇穀機19へ供給さ
れ、このタンク用昇穀機19で上部へ搬送されて貯留槽
穀粒移送装置22へ供給され、この貯留槽穀粒移送装置
22で移送されて貯留槽用開閉弁23の開状態により、
穀粒水分別と穀粒粒径別とによって設定された所定の貯
留槽6a,6b,6c,……へ供給され、この貯留槽6
内で穀粒は所定時間予備乾燥される。
【0020】前記水分センサ5による水分検出は、所定
の短時間おきに行うものとし、所定範囲内水分検出の際
は前記粒径選別機4へ順次供給して粒径評価選別をして
前記大・中・小貯留タンク16a,16b,16cへ分
別供給するものとするが、上記の所定範囲外のものを検
出されると、所定時間該粒径選別機4へ供給を断ち、当
該粒径選別機4での処理が行われた後、あらためて該粒
径選別機4へ供給をはじめるもので、所定水分ブロック
毎の処理を行うものとしている。このほか、あらかじめ
水分ブロック毎に各別のタンクにプールしておき、次い
で各プール毎の粒径選別を行わせる構成でもよい。
【図面の簡単な説明】
図はこの発明の一実施例を示す。
【図1】穀粒荷受装置のシステム構成図。
【図2】ブロック図。
【図3】中央操作装置の拡大正面図。
【図4】他の実施例を示す図の穀粒荷受装置のシステム
構成図。
【符号の説明】
1 荷受ホッパ 2 粗選装置 3 計量機 4 粒径選別機 5 水分センサ 6 貯留槽
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F26B 17/14,25/22 B02B 1/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷受ホッパ1,1…で荷受した穀粒を、
    粗選装置2、計量機3を経由して粒径選別機4に供給す
    べく構成し、この選別機4に至る途中に水分センサ5を
    設けて穀粒水分を検出すべく構成し、上記粒径選別機4
    で所定粒径に仕分け選別して粒径別に貯留タンク16
    a,16b,16cに一旦供給すべく構成し、粒径別と
    穀粒水分別とに基づいて貯留槽6a,6b,6c…へ供
    給して予備乾燥することを特徴とする穀粒荷受制御方
    式。
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