JP2562353Y2 - 穀物の荷受装置 - Google Patents

穀物の荷受装置

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JP2562353Y2 JP1989138809U JP13880989U JP2562353Y2 JP 2562353 Y2 JP2562353 Y2 JP 2562353Y2 JP 1989138809 U JP1989138809 U JP 1989138809U JP 13880989 U JP13880989 U JP 13880989U JP 2562353 Y2 JP2562353 Y2 JP 2562353Y2
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  • Weight Measurement For Supplying Or Discharging Of Specified Amounts Of Material (AREA)
  • Control Of Conveyors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、穀物乾燥プラントにおける、搬入された穀
物を乾燥機やタンクに収納するための穀物の荷受装置に
関する。
(従来技術) 従来、刈取った稲は穀物粒にしてライスセンター(共
同乾燥施設)へ搬入され、一括して貯蔵されている。近
年、稲をコンバイン等の機械で刈取るようになってきた
が、稲に露が付いている午前中は作業能率が悪く、露の
消えた後に収穫を始めるのが大勢である。午前中に収穫
した穀物粒は水分が多く変質しやすいのでライスセンタ
ーに搬入して早く乾燥処理を行なう必要があった。また
上記の事由により、各生産者のライスセンターへ搬入す
る時間が午後に集中することになり、ライスセンターで
は結果として持込まれた穀物粒を乾燥機やタンクに収納
する処理時間を早くする必要があった。
第2図に搬入した穀物粒の荷受装置を示す。この装置
は下部に自動シャッタ1を有する荷受ホッパ2と、荷受
ホッパ2の下方に設置し、穀物検出器3を配した荷受ベ
ルトコンベア4と、荷受ベルトコンベア4で搬送された
籾を高所に移動させる荷受昇降機5と、上部に満量レベ
ル計6、下部に籾を均等に送るためのロータリーバルブ
7を配した小容量のタンク8を擁した粗選機9と、上部
に満量レベル計10を配したタンク11を持つ計量機12とか
らなり、荷受ホッパ2から荷受された籾は計量機12から
排出され乾燥機や貯留タンクに搬送される。
荷受ホッパ2に投入する籾は生産者ごとに搬入したも
のを1荷口とし、荷受ホッパ2内に投入するには、他の
荷口が計量機12により完全に計量払いだしを終了した時
点で荷受ホッパ2の自動シャッター1を閉じた直後から
行なわれる。投入された籾は自動シャッター1を開くこ
とにより、荷受ベルトコンベア4に載せられ荷受昇降機
5まで送られる。このとき、穀物検出器3は籾を検出し
て搬送されていることを示す信号を操作盤に送る。籾は
荷受昇降機5により揚穀され、粗選機用タンク8に送ら
れる。
粗選機用タンク8の下部ではロータリーバルブ7が作
動し粗選機9に籾が供給される。ここで粗選機9の能力
以上に籾が供給された場合には粗選機9が処理しきれな
い分粗選機用タンク8に貯り、粗選機用タンク8が満杯
になると満量レベル計6が作動し荷受ベルトコンベア4
を停止させ籾の供給を停止させる。そして、籾が粗選機
9から徐々に排出され粗選機用タンク8内の籾が少なく
なり満量レベル計6が籾を検出しなくなると粗選機9へ
籾の供給が開始される。粗選機9から排出された籾は計
量機12のタンク11に受けられて計量機12へと供給され
る。また、供給量が計量機能力を越える場合、計量機12
のタンク11が満杯となり満量レベル計10の検知信号によ
り計量機12への供給を停止させる。
計量機12では仕様で決めた能力に応じ、たとえば20kg
/hならば1バッチ200kgづつ計量され、1荷口の量を156
4kgと仮定すると、最後の端量164kgを計量し総合計1564
kgを打ち出し、端量払い出しを終えて1荷口荷受工程終
了となる。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上記の荷受装置では1荷口荷受終了か
ら次の1荷口荷受開始迄、非常にロスタイムが多く、原
因として機械配置の関係上、荷受ホッパ2から計量機12
までの搬送距離が長いことがまずあげられ、たとえば自
動シャッター1を開け籾を流し始めてから計量機12に届
くまで1分必要とすると1日150荷口あれば、1日150分
のロスタイムとなる。次に端量計量時に計量機以前の機
械が作動していないということ。計量機12の端量計量は
必要なものであるから、この時間を有効に使えばロスタ
イムも少なくなる。そのために近年では、荷受ホッパ2
を2台にしたり、第3図に示すように粗選機9の下部に
切換バルブ13を配し計量機12に2荷口分のタンク11を装
備し、各タンク11の下部にシャッター14を設け、次に計
量する荷口をタンク11に待機させる方式や、第4図に示
すように荷受昇降機5の送出側に切換バルブ15を配し粗
選機用タンク8を2荷口分装備して、このタンク8の下
部にシャッター16を設け、次に粗選する荷口を待機させ
る方式等が考案され実施されているが、これらはいずれ
も設備費の高騰を招き、またこれに付随する建築費の高
騰も招いていた。このため、荷受時間を短縮することは
勿論、設備費の安価な荷受装置が望まれていた。
本考案は荷受システムの高能率化および設備費の安価
な穀物の荷受装置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本考案は上記目的を達成するために、排出口に第1の
自動シャッターを有する荷受ホッパと、ロータリバルブ
を介して第1のタンクの下部に設けた粗選機と、前記荷
受ホッパから第1のタンクへ穀物を移送する搬送装置
と、前記粗選機からの穀物を投入するための第2のタン
クを上部に有し該タンクとは第2の自動シャッターを介
して接続された荷受計量機とからなる穀物の荷受装置に
おいて、 第1のタンク内の前記ロータリーバルブに近接して、
前記ロータリーバルブの作動を停止し前記第1の自動シ
ャッターを開状態にする信号を第1のタンク内が空であ
るときに出力する穀物検出器を配し、前記荷受計量機の
排出口に、前記ロータリーバルブを作動させる計量終了
の検出信号を出力する計量終了検出器を配設したことを
特徴とする。
(作用) 本考案は以上のように構成するものであるので、ま
ず、最初の荷口は荷受ホッパから第1の自動シャッター
を通過し、搬送装置によって第1のタンクに蓄積され
る。ロータリーバルブを作動させると籾は粗選機にかけ
られ第2のタンクに貯溜される。このロータリーバルブ
を作動させるときには第1の自動シャッターを閉じてお
く。これによって荷受ホッパに次の荷口の籾を待機させ
ておくことができる。そして、穀物検出器が籾の終端を
検出したときは、ロータリーバルブは停止し、第1の自
動シャッターが開く。
また、第2の自動シャッターを開閉して籾を計量し、
籾が計量終了すると、計量終了検出器が籾の終端を検出
してロータリーバルブを作動させる。ロータリーバルブ
27は次の荷口の籾の終端を穀物検出器が検出したときに
停止する。
そして、次の荷口の籾が粗選機により粗選され荷受計
量機に投入されて籾が計量されているときに、後続の籾
が搬送装置によって第1のタンクに蓄積される。
(実施例) 本考案の実施例を第1図に基いて説明する。本図は、
搬入された穀物粒を荷受して貯留タンクまたは乾燥機に
搬送するための荷受装置を示す。
荷受装置は、概略、荷受ホッパ17と、荷受ホッパ17内
の穀物粒を高所に搬送する荷受昇降機18と、荷受昇降機
18に沿って上下位置に配設した粗選機19と荷受計量機20
とからなっている。粗選機19が荷受ホッパ17の下方に配
設されていれば荷受昇降機18は略される。
荷受ホッパ17は下部に第1の自動シャッター21を有し
穀物粒の残量を検知する穀物検出器22を設けている。荷
受ホッパ17の下方には荷受ベルトコンベア(搬送装置)
23が配設されており、途中に穀物検出器24が設置されて
いる。荷受ベルトコンベア23の搬出側は荷受昇降機(搬
送装置)18の搬入側と連絡され、荷受昇降機18の搬出側
は高所に位置される。
荷受昇降機18の搬出口の下方には粗選機19が位置し粗
選機19の上部に設けた第1のタンク25が開口して臨み、
満量レベル計26が取付けられている。このタンク25の下
部にはロータリーバルブ27が設けられ、ロータリーバル
ブ27に最も近いタンク25内に穀物検出器28が取付けられ
ている。また、粗選機19に再脱穀機29が併設されてい
る。
粗選機19の穀物粒の排出口の下方には荷受計量機20の
上部に設けた第2のタンク30が開口して臨み、満量レベ
ル計31が取付けられている。このタンク30の下部には第
2の自動シャッター32が設けられ、また、このタンク30
内の穀物粒から各荷口の含水量を検査するためのサンプ
ルAが採取される。また、荷受計量機20の下部には測定
用の自動シャッター33が配設されており、さらに穀物粒
の計量終了を検知する計量終了検出器34が荷受計量機20
の排出口に取付けられている。
次に作用を説明する。
搬入された籾は荷受ホッパ17の自動シャッター21が閉
状態であるときに荷受ホッパ17に投入される。一方、荷
受のため先に投入されている他の荷口の籾が粗選機19上
方のタンク25から全量流下したとき、タンク25に配した
穀物検出器28がタンク25が空であることの信号を出力す
る。そして、この出力信号に基づきロータリーバルブ27
を停止させ自動シャッター21を開状態にすることによ
り、荷受ホッパ17内の次の荷口が排出される。排出され
た籾はこれにより荷受ベルトコンベア23、荷受昇降機18
で搬送され、粗選機19のタンク25に投入される。なお、
出力信号で操作盤の表示ランプを点灯させるなどして作
業員に知らせ、作業員が自動シャッター等のスイッチを
入れてもよいが、以下、手動操作についての説明は省略
する。
粗選機19のタンク25に1荷口分の籾が満杯になって入
りきれないときは満量レベル計26が作動して荷受ベルト
コンベア23を停止させる。これで籾は粗選機19および荷
受計量機20への待機状態になる。また、計量終了検出機
34が1荷口分の籾の終端を検出すると、この検出した信
号により自動シャッター32を閉じロータリーバルブ27を
作動させる。タンク25内の籾は粗選機19でごみとりされ
荷受計量機20のタンク30に投入される。そして適量ずつ
計量され排出される。
また、荷受している籾の終端が荷受ホッパ17から流下
した状態で穀物検出器22は空であることの信号を出力し
自動シャッター21を閉じ次の荷口の籾の投入に備えた状
態となる。なお、荷受ベルトコンベアに配した穀物検出
器24を穀物検出器22としてもよい。
また、ロータリーバルブ27が作動して籾が粗選機19に
かけられると籾はタンク30に投入され、自動シャッター
32が開閉して適量ずつ計量される。また、ロータリーバ
ルブ27が作動しているときに穀物検出器28はタンク25内
の籾を検出しているので、自動シャッター21は閉じてい
る。したがって、荷受ホッパ17に3番目の荷口の籾を投
入することができる。
籾が計量終了すると、計量終了検出器34が籾の終端を
検出し、自動シャッター32を開かせ、ロータリーバルブ
27を作動させる。ロータリーバルブ27は次の荷口の籾の
終端を穀物検出器28が検出したときに停止する。また、
停止と同時に自動シャッター21が開き、3番目の籾が荷
ベルトコンベア23、荷受昇降機18によってタンク25に投
入される。
そして、次の荷口の籾は、後続の籾がタンク25に蓄積
される間、タンク30から適量が自動シャッター32を開閉
することで荷受計量機20に投入され、計量される。以上
のように各機械の前段で次の荷口を待機させることによ
りロスタイムが無くなるという効果がある。また、荷受
装置の要所に穀物検出器を配設しただけで行なえたので
製作費の削減にもなり、また、既存の装置にも応用でき
るものである。
以上、実施例で示すように、粗選機19のタンク25に配
した穀物検出器28の信号により、次に荷受する荷口を粗
選機19のタンク25に待機させると共に荷受ホッパ17から
穀物を供給するための構成と、計量終了検出器34の信号
によって粗選機19のタンク25に待機した、次に荷受する
荷口を荷受計量機20のタンク30に投入するための構成と
は、それぞれ独立して作用させることができると共に、
これらを組合わせて作用させることもでき、荷受時間を
短縮する一層の効果がある。
(考案の効果) 本考案は以上のように構成したものであるから、穀物
検出器および計量終了検出器によってこの箇所の籾の進
行状況を把握でき、荷受装置の各所に配置した荷受ホッ
パ、第1のタンクに次の荷口の籾を待機させることがで
きるので、従来の、全工程が終了してから次の荷口の籾
を投入するのとでは、格段にロス時間を少なくすること
ができ、荷受時間の短縮が計れるという効果を奏する。
また、各機械の要所に穀物の検出器を配設するだけで
上記の効果が得られ、設備費を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による実施例の穀物の荷受装置の模式
図、 第2図は従来の穀物の荷受装置の模式図、 第3図および第4図は他の従来の穀物の荷受装置の模式
図である。 18……荷受ホッパ、19……粗選機 20……荷受計量機 21,32……自動シャッター 22,28……穀物検出器 25,30……タンク 27……ロータリーバルブ 34……計量終了検出器

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】排出口に第1の自動シャッターを有する荷
    受ホッパと、ロータリバルブを介して第1のタンクの下
    部に設けた粗選機と、前記荷受ホッパから第1のタンク
    へ穀物を移送する搬送装置と、前記粗選機からの穀物を
    投入するための第2のタンクを上部に有し該タンクとは
    第2の自動シャッターを介して接続された荷受計量機と
    からなる穀物の荷受装置において、 第1のタンク内の前記ロータリーバルブに近接して、前
    記ロータリーバルブの作動を停止し前記第1の自動シャ
    ッターを開状態にする信号を第1のタンク内が空である
    ときに出力する穀物検出器を配し、前記荷受計量機の排
    出口に、前記ロータリーバルブを作動させる計量終了の
    検出信号を出力する計量終了検出器を配設したことを特
    徴とする穀物の荷受装置。
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