JP2981753B2 - 穀物共同乾燥施設 - Google Patents

穀物共同乾燥施設

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JP2981753B2
JP2981753B2 JP2014189A JP1418990A JP2981753B2 JP 2981753 B2 JP2981753 B2 JP 2981753B2 JP 2014189 A JP2014189 A JP 2014189A JP 1418990 A JP1418990 A JP 1418990A JP 2981753 B2 JP2981753 B2 JP 2981753B2
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  • Drying Of Solid Materials (AREA)
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  • Storage Of Harvested Produce (AREA)
  • Weight Measurement For Supplying Or Discharging Of Specified Amounts Of Material (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は主に米などを対象穀物とし、荷受部・乾燥部
・貯留部・調製出荷部などで構成されるカントリエレベ
ータなど穀物共同乾燥施設に関する。
「従来の技術」 従来、特開昭62−126325号公報、並びに特開昭64−75
885号公報に示す如く、荷受部に荷受計量機を設けて個
人別荷口別に穀物を荷受計量して乾燥させると共に、乾
燥させた穀物を貯留部に貯蔵させ、貯留部の穀物を調整
出荷部に取出して出荷する技術がある。
「発明が解決しようとする課題」 前記従来技術は、売り渡し計量を行う出荷計量機を調
整出荷部に設け、荷受計量機と出荷計量機を夫々使い分
けていたから、荷受部と調整出荷部の両方に計量機設置
スペースを確保する必要があり、また各計量機の使用頻
度が低く計量設備コストを低減し得ない等の問題があ
る。
そこで、荷受部に設ける荷受計量機を用いて出荷穀物
を計量することにより、設備費低減並びに設置面積及び
動力の節減を図ることができるが、荷受計量と出荷計量
の費用により、早期に出荷することによって高価格にな
る収穫初期の穀物も、収穫後期の穀物の荷受が終了する
まで出荷することができない不具合があると共に、収穫
期途中での雨または台風などの悪天候によって収穫期間
が長くなることにより、初期に収穫した穀物の出荷がさ
らに遅れて商品価格差が一層拡大する等の問題がある。
「課題を解決するための手段」 然るに、本発明は、荷受部に荷受計量機を設けて個人
別荷口別に穀物を荷受計量して乾燥させると共に、乾燥
させた穀物を貯留部に貯蔵させ、貯留部の穀物を調整出
荷部に取出して出荷する穀物共同乾燥施設において、各
別に独立して穀物を荷受搬送する2系列の荷受コンベア
と、各別に独立して穀物を荷受計量する2系列の荷受計
量機を、前記荷受部に設けると共に、前記2系列のいず
れか一方の荷受計量機の入口側にだけ前記貯留部及び調
整出荷部の穀物出口側を連結させ、前記の一方の荷受計
量機だけを用いて運搬容器に穀物を取出すように構成し
たことを特徴とするものである。
「作 用」 従って、荷受計量機を兼用して出荷穀物の計量を行う
ことにより、設備コストの低減並びに管理手間の簡略化
などを容易に図り得ると共に、収穫初期及び中期におい
て2系列の荷受計量機の両方を荷受計量に使用し、一時
的に荷受穀物が急増する収穫最盛期夕方の荷受処理を効
率良く行い得る一方、収穫後期または悪天候による収穫
期間延長時において、2系列の荷受部の一方の荷受計量
機によって荷受計量を継続させ乍ら、もう一方の荷受計
量機によって出荷穀物の計量を開始し得、収穫初期の穀
物を高価格になる早期に出荷し得、荷受が終了するまで
出荷を待って商品価値が下がる等の不具合をなくし得、
しかも同一時期に2種類の穀物を荷受したり、穀物の貯
蔵能力及び処理能力を向上させる貯留部及び調整出荷部
の大型化による処理コストの低減などを容易に図り得る
ものである。
「実施例」 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。第
1図は計量制御回路図、第2図は穀物共同乾燥施設のフ
ローシート、第3図は前記施設の平面説明図、第4図は
同側面説明図であり、個人別・荷口別に搬入される穀物
である生籾をA・Bの2系列で受付ける荷受部(1)を
備えるもので、A・B荷受ホッパ(2a)(2b)と、荷受
コンベア(3a)(3b)及び荷受中継コンベア(4a)(4
b)及び荷受昇降機(5a)(5b)を介し搬入されるホッ
パ(2a)(2b)からの荷受籾中より夾雑物を除去するA
・B粗選機(6a)(6b)と、粗選後個人別・荷口別に荷
口重量と水分が測定されるA・B荷受計量機(7a)(7
b)と、前記計量機(7a)(7b)から生籾をビン投入昇
降機(8a)(8b)及びトップコンベア(9a)(9b)を介
して搬入して乾燥前に一時滞荷させる荷受タンクである
A・B貯蔵ビン(10a)…(10b)…とを荷受部(1)に
A・B2組設けている。
また、荷受後の生籾を乾燥と一時休止の繰り返しで粒
内水分の均一化を図って胴割れを防止しながら乾燥する
乾燥部(11)を備えるもので、前記貯蔵ビン(10a)(1
0b)から生籾をボトムコンベア(12a)(12b)及びビン
排出昇降機(13a)及びドライヤ投入昇降機(14)及び
ドライヤ投入コンベア(15)を介して搬入して1回当り
毎に所定%の含有水分を除去させるA・Bドライヤ(16
a)(16b)と、これらドライヤ(16a)(16b)から取出
した乾燥籾或いは半乾燥籾を次工程の貯留部(17)に送
り出すドライヤ取出コンベア(18)とを乾燥部(11)に
設けている。
さらに、前記貯留部(17)にはドライヤ取出コンベア
(18)からの籾を乾燥サイロ昇降機(19)及び乾燥サイ
ロ投入コンベア(20)を介して搬入する主サイロ(21)
及び副サイロ(22)と、これらサイロ(21)(22)から
取出した乾燥籾或いは半乾燥籾を次工程の調製出荷部
(23)或いは再度乾燥部(11)に送り出すサイロ中継コ
ンベア(24)及び乾燥サイロ取出コンベア(25)とを設
けている。
またさらに前記調製出荷部(23)は、前記貯留部(1
7)から取出される乾燥籾を前記荷受昇降機(5b)を介
して搬入して夾雑物を除去分離する精選機(26)と、精
選機(26)から取出される精選籾を売渡計量機を兼ねる
前記計量機(7b)に搬入する精選機取出昇降機(27)
と、前記精選機(26)から取出される芒付籾の脱芒を行
う脱芒機(28)と、前記計量機(7b)からの売渡計量後
の精選籾を前記ビン投入昇降機(8b)を介した後に前記
精選機(26)から取出される脱ぷ米とともに調節タンク
投入中継昇降機(29)及び調節タンク投入コンベア(3
0)を介して投入する調節タンク(31)と、調節タンク
(31)からの籾を籾昇降機(32)を介して搬入して脱ぷ
する籾摺機(33)と、籾摺機(33)からの脱ぷ混合米を
混合米昇降機(34)を介して搬入して良玄米のみを取出
す揺動選別機(35)と、揺動選別機(35)からの玄米を
振動コンベア(36)及び玄米昇降機(37)を介して搬入
して所定粒子のものに粒選する粒選別機(38)と、粒選
後の玄米より石抜きを行う石抜機(39)と、石抜き後の
良玄米を良玄米用昇降機(40)を介して投入するフレコ
ン(フレキシブルコンテナ)(41)用の出荷タンク(4
2)と、包装出荷用の自動口縫ミシン(43)と、前記粒
選別機(38)から取出される未熟米を未熟米中継昇降機
(44)及び未熟米昇降機(45)及び粒選機(46)を介し
て投入する未熟米タンク(47)とを設けている。
なお、(48)は荷受室、(49)は自主検査室、(50)
は操作室、(51)は前記貯蔵ビン(10a)(10b)の送風
機(52a)(52b)を内設する送風機室、(53)は前記貯
蔵ビン(10a)(10b)に並設する除塵室、(54)は前記
除塵室(53)に隣接させる湿式除塵設備、(55)は製品
置場である。
さらに、第1図に示す如く、マイクロコンピュータで
構成する計量コントローラ(56)を備え、ブラウン管型
ディスプレイ(57)並びにキーボード(58)を前記コン
トローラ(56)に接続させ、ディスクファイル(59)及
び磁気カード(60)及びフロッピーディスク(61)など
の記録担体にコントローラ(56)のデータを記録させる
と共に、荷受伝票などの各種記録紙(62)…にコントロ
ーラ(56)のデータを印刷するもので、集中管理業務を
行う大型の生産事務コンピュータ(63)にフロッピーデ
ィスク(61)を用いてコントローラ(56)のデータを入
力させるように構成している。
そして、第5図にも示す如く、表示器(64)などを有
する荷受計量ターミナル(65)を備え、A・B荷受計量
機パ(7a)(7b)並びに各々に設けた水分センサ(66)
(67)を各荷受計量ターミナル(65)(65)を介して計
量コントローラ(56)に接続させ、A・B荷受ホッパ
(2a)(2b)からの籾の荷受重量及び水分を計測してこ
のデータをコントローラ(56)に入力させる。また、A
・B荷受計量機(7a)(7b)で計量した籾の一部を生産
者の籾の売り渡し価格算定のための自主検査用のサンプ
ル籾として取出して乾燥させるサンプルドライヤ(67)
と、該ドライヤ(67)で乾燥させたサンプル籾を脱ぷし
て整玄米と屑米とに分けてこれらの割合を算出する自主
検査機(68)と、前記ドライヤ(67)及び検査機(68)
を計量コントローラ(56)に接続させてサンプル籾取出
制御及び自主検査データ入力制御などを行う自主検査コ
ントローラ(69)とを、自主検査室(49)に配設させ、
キーボード(58)操作による計量コントローラ(56)か
らの指令信号出力により、荷受計量機(7a)(7b)での
荷受籾の重量及び水分計測並びに荷受計量機(7a)(7
b)からサンプルドライヤ(67)へのサンプル籾の取出
を夫々行わせるもので、搬入穀物量である荷受籾重量を
測る荷受計量制御と、搬入穀物である荷受籾の一部を品
質自主検査用サンプル籾として抽出するサンプル取出制
御とを、同一の計量コントローラ(56)によって行うよ
うに構成している。
さらに、第2図にも示す如く、ドライヤ(16a)(16
b)で乾燥させた籾を、ドライヤ取出コンベア(18)、
乾燥サイロ昇降機(19)、ドライヤ投入昇降機(14)を
介してB荷受計量機(7b)に搬入させ、生産者からの籾
の売り渡し計量をB荷受計量機(7b)を兼用して行い、
製品計量ターミナルとして荷受計量ターミナル(65)を
兼用して籾の売り渡し計量データを計量コントローラ
(56)に入力させると共に、出荷タンク(42)に取出し
た良玄米をB荷受計量機(7b)に搬入し、該計量機(7
b)で計量した良玄米をフレコン(41)に搬出させ、消
費者への良玄米売り渡し計量をB荷受計量機(7b)を兼
用して行い、玄米計量ターミナルとして荷受計量ターミ
ナル(65)を兼用して玄米の売り渡し計量データを計量
コントローラ(56)に入力させるもので、搬入穀物量で
ある荷受籾重量を測る荷受計量、並びに穀物である乾燥
籾又は良玄米の売り渡し量を測る売り渡し計量など、複
数の計量制御を同一の計量コントローラ(56)によって
行うように構成している。
なお、B荷受計量機(7b)は、B荷受用、籾売り渡し
用、玄米売り渡し用のものを各別に設置しても良いと共
に、荷受計量ターミナル(65)は、B荷受用、製品計量
用、玄米計量用のものを各別に設置しても良い。
さらに、荷受用のコンベア(3a)(3b)(4a)(4b)
及び昇降機(5a)(5b)並びに粗選機(6a)(6b)など
を作動させる操作部(70)を有する搬送コントローラ
(71)を備え、該コントローラ(71)によって計量及び
自主検査以外の駆動部を制御すると共に、前記コントロ
ーラ(71)によって開閉制御するシャッタ(72)(72)
を荷受ホッパ(2a)(2b)と荷受コンベア(3a)(3b)
の間に設け、キーボード(58)の計量開始操作により計
量コントローラ(56)から搬送コントローラ(71)にシ
ャッタ(72)開動指令が出力され、その指令によって搬
送コントローラ(71)がシャッタ(72)を開動制御する
もので、搬入穀物である籾の荷受搬送制御を行う搬送コ
ントローラ(71)と、搬入穀物量である荷受籾重量を測
る荷受計量制御用の計量コントローラ(56)とを各別に
設けたものである。
さらに、第6図に示す如く、前記荷受計量機(7a)
(7b)は、荷受ホッパ(2a)(2b)からの籾などを投入
する計量調整タンク(73)と、計量用の一対のA側タン
ク(74)及びB側タンク(75)とを備えるもので、設定
量(70kg)以下で計量を行うロードセル(76)(76)並
びにソレノイド(77)(77)で開閉させる排出シャッタ
(78)(78)を前記A側及びB側タンク(74)(75)を
設けると共に、二叉形の配送シュート(79)を介して調
整タンク(73)出口をA側及びB側タンク(74)(75)
に連通接続させ、ソレノイド(80)によってA側タンク
(74)又はB側タンク(75)方向に切換える供給弁(8
1)を前記シュート(79)の分岐部に取付ける。
そして、前記調整タンク(73)からA側タンク(74)
に籾を流下させ、A側タンク(74)に留まる籾が設定重
量手前になったとき、供給弁(81)をB側タンク(75)
に切換えてB側タンク(75)に籾を入れると共に、A側
タンク(74)の籾重量をロードセル(76)によって測っ
た後で、シャッタ(78)を開動させてA側タンク(74)
の籾を排出させる一方、B側タンク(75)に留まる籾が
設定重量手前になったとき、供給弁(81)をA側タンク
(74)に切換えてA側タンク(74)に籾を再び入れ、B
側タンク(75)の籾重量をロードセル(76)で測った後
で、シャッタ(78)を開動させてB側タンク(75)の籾
を排出させるもので、A側及びB側タンク(74)(75)
を交互に使用して荷受籾の計量を個人別・荷口別に連続
して行うように構成している。
また、前記調整タンク(73)に上限レベル計(82)を
設け、配送シュート(79)などで籾が詰ってタンク(7
3)に過大に籾が留ったとき、前記レベル計(82)によ
ってそれを検出して搬送コントローラ(71)による荷受
籾搬入制御を中止させると共に、前記調整タンク(73)
に搬入される籾の一部をサンプル籾として取出するサン
プル採取機(83)を備え、供給弁(81)の切換動作など
計量コントローラ(56)の荷受計量制御と連動させてソ
レノイド(84)により入口シャッタ(85)を開閉させ、
複数回のシャッタ(85)の開閉によって定量のサンプル
籾をタンク(73)から採取機(83)に取入れる一方、個
人別・荷口別の荷受計量が終了したとき、ソレノイド
(86)により出口シャッタ(87)を開動させ、吸引風力
などにより採取機(83)の定量サンプル籾をサンプルド
ライヤ(67)に搬出させるように構成している。
上記から明らかなように、荷受部(1)に荷受計量機
(7b)を設けて個人別荷口別に穀物を荷受計量して乾燥
させると共に、乾燥させた穀物を貯留部(17)に貯蔵さ
せ、貯留部(17)の穀物を調整出荷部(23)に取出して
出荷する穀物共同乾燥施設において、各別に独立して穀
物を荷受搬送する2系列の荷受コンベア(3a)(3b)
と、各別に独立して穀物を荷受計量する2系列の荷受計
量機(7a)(7b)を、前記荷受部(1)に設けると共
に、前記2系列のいずれか一方の荷受計量機(7b)の入
口側にだけ前記貯留部(17)及び調整出荷部(23)の穀
物出口側を連結させ、前記の一方の荷受計量機(7b)だ
けを用いて運搬容器であるフレコン(41)に穀物を取出
す。そして、荷受計量機(7b)を兼用して出荷穀物の計
量を行うことにより、設備コストの低減並びに管理手間
の簡略化などを図ると共に、収穫初期及び中期において
2系列の荷受計量機(7a)(7b)の両方を荷受計量に使
用し、一時的に荷受穀物が急増する収穫最盛期夕方の荷
受処理を効率良く行う一方、収穫後期または悪天候によ
る収穫期間延長時において、2系列の荷受部(1)の一
方の荷受計量機(7a)によって荷受計量を継続させ乍
ら、もう一方の荷受計量機(7b)によって出荷穀物の計
量を開始し、収穫初期の穀物を高価格になる早期に出荷
し、荷受が終了するまで出荷を待って商品価値が下がる
等の不具合をなくし、しかも同一時期に2種類の穀物を
荷受したり、穀物の貯蔵能力及び処理能力を向上させる
貯留部(17)及び調整出荷部(23)の大型化による処理
コストの低減などを図る。
本実施例は上記の如く構成しており、第7図のフロー
チャートに示す如く、操作部(70)の搬送駆動操作が行
われ、搬送コントローラ(71)により荷受用コンベア
(3a)(3b)(4a)(4b)及び昇降機(5a)(5b)が駆
動制御され、搬送動作が行われているとき、キーボード
(58)操作によって計量コントローラ(56)から搬送コ
ントローラ(71)にシャッタ(72)開動指令信号が出力
されることにより、搬送コントローラ(71)によってシ
ャッタ(72)開動作制御され、上限レベル計(82)で検
出する計量調整タンク(73)内の籾量が上限レベル以下
で計量完了までシャッタ(72)が開維持され、計量完了
によりシャッタ(72)が閉動作制御されると共に、計量
が完了する前にタンク(73)の籾が上限レベルに達した
とき、上限レベル計(82)出力によって搬送コントロー
ラ(71)を介して荷受搬入中止制御が行われ、タンク
(73)への籾の搬入を中止し、シャッタ(72)を閉動作
させて警報する。
また、第8図のフローチャートに示す如く、キーボー
ド(58)操作によって計量コントローラ(56)のシャッ
タ(72)開動指令制御が行われたとき、供給弁(81)を
A側タンク(74)方向に切換え、計量調整タンク(73)
に搬入される籾をA側タンク(74)に入れ、A側タンク
(74)の籾をロードセル(76)によって計量し、設定量
の籾が留ったとき、ロードセル(76)のA側計量出力並
びに水分センサ(66)の籾水分出力が荷受計量ターミナ
ル(65)を介して計量コントローラ(56)に入力される
と同時に、供給弁(81)をB側タンク(75)方向に切換
え、調整タンク(73)の籾をB側タンク(75)に入れて
ロードセル(76)により計量し、またシャッタ(78)の
開動によりA側タンク(74)の籾を排出すると共に、B
側タンク(75)に設定量の籾が留ったとき、ロードセル
(76)のB側計量出力を計量コントローラ(56)に入力
すると同時に、供給弁(81)をA側タンク(74)方向に
切換え、A側タンク(74)での計量を行い、B側タンク
(75)の籾をシャッタ(78)の開動により排出するもの
で、A側タンク(74)に設定量の籾が留ったとき、ロー
ドセル(76)のA側計量出力並びに水分センサ(66)の
籾水分出力を計量コントローラ(56)に入力させ、荷受
計量が個人別・荷口別に完了するまでA側及びB側タン
ク(74)(75)を交互に使用して荷受計量を行い、荷受
計量の完了により各タンク(54)(55)のいずれかの端
量を計量して払出す。
また、前記の荷受計量が完了する前で、サンプル籾が
送出されていないとき、A側及びB側タンク(54)(5
5)での計量一サイクルが終る毎に、サンプル定量以下
のときだけ入口シャッタ(85)を開閉して採取機(83)
にサンプル籾を採取すると共に、採取機(83)のサンプ
ル籾が定量になったとき、出口シャッタ(87)を開動さ
せてサンプルドライヤ(67)にサンプル籾を送出させる
もので、サンプル籾を送出後は、前記荷受計量が完了す
るまで継続して行われる。
また、第9図のフローチャートに示す如く、前記荷受
計量により、計量コントローラ(56)及び荷受計量ター
ミナル(65)にA側及びB側タンク(54)(55)の計量
が入力され、A側及びB側タンク(54)(55)の重量が
積算され、ディスプレイ(57)及び表示器(64)にA側
及びB側タンク(54)(55)の積算重量を表示させると
共に、A側及びB側タンク(54)(55)を合計した総重
量が積算され、その総重量をディスプレイ(57)及び表
示器(64)に表示させるもので、個人別・荷口別の生産
者氏名及び荷受計量データ及び水分データは、計量コン
トローラ(56)によりディスクファイル(59)に記録さ
れると共に、前記と同様の内容を、磁気カード(60)及
びフロッピーディスク(61)及び記録紙(62)に記録さ
せ、フロッピーディスク(61)により生産事務コンピュ
ータ(63)に記録保存させ、生産出荷管理を行うもので
ある。
「発明の効果」 以上実施例から明らかなように本発明は、荷受部
(1)に荷受計量機(7b)を設けて個人別荷口別に穀物
を荷受計量して乾燥させると共に、乾燥させた穀物を貯
留部(17)に貯蔵させ、貯留部(17)の穀物を調整出荷
部(23)に取出して出荷する穀物共同乾燥施設におい
て、各別に独立して穀物を荷受搬送する2系列の荷受コ
ンベア(3a)(3b)と、各別に独立して穀物を荷受計量
する2系列の荷受計量機(7a)(7b)を、前記荷受部
(1)に設けると共に、前記2系列のいずれか一方の荷
受計量機(7b)の入口側にだけ前記貯留部(17)及び調
整出荷部(23)の穀物出口側を連結させ、前記の一方の
荷受計量機(7b)だけを用いて運搬容器(41)に穀物を
取出すように構成したもので、荷受計量機(7b)を兼用
して荷受穀物の計量を行うことにより、設備コストの低
減並びに管理手間の簡略化などを容易に図ることができ
ると共に、収穫初期及び中期において2系列の荷受計量
機(7a)(7b)の両方を荷受計量に使用し、一時的に荷
受穀物が急増する収穫最盛期夕方の荷受処理を効率良く
行うことができる一方、収穫後期または悪天候による収
穫期間延長時において、2系列の荷受部(1)の一方の
荷受計量機(7b)によって荷受計量を継続させ乍ら、も
う一方の荷受計量機(7b)によって出荷穀物の計量を開
始でき、収穫初期の穀物を高価格になる早期に出荷で
き、荷受が終了するまで出荷を待って商品価値が下がる
等の不具合をなくすことができ、しかも同一時期に2種
類の穀物を荷受したり、穀物の貯蔵能力及び処理能力を
向上させる貯留部(17)及び調整出荷部(23)の大型化
による処理コストの低減などを容易に図ることができる
ものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は計量制
御回路図、第2図は穀物共同乾燥施設のフローシート、
第3図は前記施設の平面説明図、第4図は同側面説明
図、第5図は荷受計量ターミナルの説明図、第6図は荷
受計量機の説明図、第7図乃至第9図は荷受計量フロー
チャートである。 (1)……荷受部 (3a)(3b)……荷受コンベア (7a)(7b)……荷受計量機 (17)……貯留部 (23)……調整出荷部 (41)……フレコン(運搬容器)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01G 13/00 - 13/34 A01F 25/00 B02B 1/02 F26B 25/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】荷受部(1)に荷受計量機(7b)を設けて
    個人別荷口別に穀物を荷受計量して乾燥させると共に、
    乾燥させた穀物を貯留部(17)に貯蔵させ、貯留部(1
    7)の穀物を調整出荷部(23)に取出して出荷する穀物
    共同乾燥施設において、各別に独立して穀物を荷受搬送
    する2系列の荷受コンベア(3a)(3b)と、各別に独立
    して穀物を荷受計量する2系列の荷受計量機(7a)(7
    b)を、前記荷受部(1)に設けると共に、前記2系列
    のいずれか一方の荷受計量機(7b)の入口側にだけ前記
    貯留部(17)及び調整出荷部(23)の穀物出口側を連結
    させ、前記の一方の荷受計量機(7b)だけを用いて運搬
    容器(41)に穀物を取出すように構成したことを特徴と
    する穀物共同乾燥施設。
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