JPH0238874B2 - - Google Patents

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JPH0238874B2
JPH0238874B2 JP60045236A JP4523685A JPH0238874B2 JP H0238874 B2 JPH0238874 B2 JP H0238874B2 JP 60045236 A JP60045236 A JP 60045236A JP 4523685 A JP4523685 A JP 4523685A JP H0238874 B2 JPH0238874 B2 JP H0238874B2
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JP
Japan
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grains
moisture value
moisture
grain
dryer
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP60045236A
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English (en)
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JPS61205775A (ja
Inventor
Aijiro Kaneko
Yoshiro Chinen
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kaneko Agricultural Machinery Co Ltd
Original Assignee
Kaneko Agricultural Machinery Co Ltd
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Publication date
Application filed by Kaneko Agricultural Machinery Co Ltd filed Critical Kaneko Agricultural Machinery Co Ltd
Priority to JP4523685A priority Critical patent/JPS61205775A/ja
Publication of JPS61205775A publication Critical patent/JPS61205775A/ja
Publication of JPH0238874B2 publication Critical patent/JPH0238874B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、測定水分値の異なる穀物が各別に持
ち込まれた場合にあつても、夫々の穀物を所望の
仕上げ水分値に効率的に乾燥させることができる
共同乾燥施設における荷受水分別自動乾燥方法に
関する。
従来技術 従来、各濃家において収獲した穀物を一ケ所に
集荷し、これらを複数台の乾燥機に順次投入して
所望の水分値に仕上げ乾燥せしめた後、乾燥穀物
を次位の調整加工工程に搬送して籾摺、選別を行
つた上で所望水分値の米を得るようにした共同乾
燥施設は本出願前例えば実公昭53−26392号公報
に記載されていて公知である。
発明が解決しようとする問題点 ところで、上記公知の共同乾燥施設に利用され
ている乾燥機はその容量が大きく構成されている
ため、一台の乾燥機内には別個の農家20〜30軒分
の穀物が一緒に投入され乾燥が行われていたもの
である。
しかしながら、一般に収獲した穀物の水分値は
圃場条件により個々に異なるため、一台の乾燥機
に投入された穀物中には水分値の多いもの或は水
分値の少ないもの等が混在しており、この様な状
態のもとで、乾燥時間を短かくなるように乾燥作
業を行つた場合には、その水分差を縮めることが
できず、乾燥終了時に水分のバラツキが発生し、
これが解決を図るため、乾燥穀物を長時間に亘り
調質作用を営ませて穀物間の水分移動を行つて均
一化させるか、又はゆつくり時間をかけて乾燥作
業を行う必要があり、稼動時間が長くなり効率的
でない問題が生ずる。
そこで、各別に穀物が持ち込まれた際に、その
穀物の水分値を測定し、略同一レベルの穀物を複
数台の乾燥機に順次投入しながら乾燥せしめる手
段を考えたが、これとても、同一レベルの穀物が
一杯になるか、又は当日の荷受作業が完了するま
で、乾燥を開始することができず、その結果、乾
燥機の待機時間が長くなり、共同乾燥施設として
の効率的稼動が期待できないは勿論のこと、共同
乾燥施設の稼動効率の向上を行わせる上での絶対
条件である(a)乾燥を早く開始すること、(b)乾燥機
は満量の状態で使用することの2項を満足させる
ことができない問題が生じた。
そこで本発明は、例え水分値の異なる穀物が各
別に持ち込まれた際にあつても、共同乾燥施設の
稼動効率の向上を図るための必要条件である2項
即ち、乾燥を早く開始すること、乾燥機は満量の
状態で使用するという条件を満足せしめて常に均
一な仕上り水分値の乾燥穀物が容易に得られる共
同乾燥施設における荷受水分別自動乾燥方法を提
供したことで、上記の問題点を解決したものであ
る。
問題点を解決するための手段 従つて、本発明の技術的課題は、各別に持ち込
まれた穀物を予め設定した水分値を基準として二
分し、設定水分値よりも多い水分値の穀物は直ち
に乾燥し、又水分値の少ない穀物は貯留タンクに
一時貯留し、さきに乾燥中の穀物の水分値が貯留
中の穀物の水分値と同程度となつたら、貯留タン
クの穀物を乾燥機に投入して混合状態のもとで均
一に乾燥せしめることにある。
この技術的課題を解決するため、特にその方法
を、各別に持ち込まれた各穀物の水分値を計量時
に測定して、測定水分値が予め設定された水分値
より多い時には該穀物を直ちに乾燥機に供給して
乾燥し、又、測定水分値が予め設定された水分値
よりも少ない時には該穀物を貯留タンクへ切替供
給して貯留せしめると共に、前記乾燥機により乾
燥されていた穀物の水分値が貯留タンクに貯留さ
れていた穀物の水分値と略同程度になつたら、貯
留タンクの穀物を乾燥機に供給して、混合状態の
もとに仕上げ乾燥せしめたことを特徴とする共同
乾燥施設における荷受水分別自動乾燥方法とした
ものである。
作 用 上記技術的方法は次のように作用する。(図面
参照)。
今、各別に荷受された夫々の穀物を、ホツパー
スケール6に順次収容して、その穀物重量を個別
に計測すると同時に、収容した夫々の穀物を水分
値検出器7で測定し、その測定した水分値が予め
設定された水分値(例えば18%)よりも多い時に
は、該穀物を直ちに乾燥機11に搬送して乾燥を
開始する。
又、次いでホツパースケール6に収容された他
の穀物の測定水分値が設定水分値よりも少ない時
には搬送方向を切替えて貯留タンク16に収容し
て一時貯留しておく。従つて、各別に順次荷受さ
れた夫々の穀物は設定水分値を基準として二分さ
れた後、乾燥機11と貯留タンク16とに水分値
別に収容される。
そしてさきに乾燥機11に収容され、循環乾燥
されていた穀物の水分値が、貯留タンク16内に
貯留されていた穀物の水分値と略同程度になつた
ら、貯留タンク16内の穀物を乾燥機11内に満
量状態となる迄搬送投入して、さきに収容されて
いた穀物と混合させながら循環乾燥を行い、該穀
物を最終仕上げ水分値に乾燥させる。
従つて、上述のような乾燥方法によれば、各別
に荷受された穀物は、待機時間もなく、速かに乾
燥させることができる許りか乾燥終了時の水分の
バラツキもなく均一に乾燥できるは勿論のこと乾
燥機11は満量状態のもとで利用できるため乾燥
施設の稼動効率をより一層向上させることが可能
となる。
実施例 本発明に係る方法を実施させるための乾燥施設
の構成を添附図面に示された好適な一実施例につ
いて説明する。
図面において、1は各農家において収獲した穀
物を一ケ所に集荷し、これらを複数台の乾燥機に
順次投入して所望の水分値に仕上げ乾燥せしめた
後、乾燥穀物を次位の調整加工工程に搬送して、
籾摺、選別を行つた上で所望水分値の米を得るこ
とができる共同乾燥施設であつて、該共同乾燥施
設1の搬入始端側には複数個の荷受ホツパー2…
が設けられていて、各別に持ち込まれた水分値の
異なる穀物を収容せしめる。上記荷受ホツパー2
…の下部には搬送装置3を設けて、荷受ホツパ2
より排出された穀物を昇降機4を介して粗選機5
に供給して、穀物中に混入された塵埃物を選別除
去せしめる。上記粗選機5の下部には投入された
穀物の重量を計測するためのホツパースケール6
が設けられ、この一側には、収容した穀物の水分
値を測定するための水分値検出器7が設けられて
いて、ホツパースケール6において穀物重量と水
分値とを測定する。
上記ホツパースケール6の排出側は昇降機8の
下部に接続されると共に昇降機8の上部は切替弁
10を備えた搬送装置9の始端側に接続されてい
る。そして、前記搬送装置9の搬送末端側は一側
に循環用昇降機12を付設した複数台からなる循
環型の乾燥機11…に穀物を順次投入するための
搬入装置13の供給始端側に接続されると共に、
切替弁10を介して搬送装置6に一端を接続した
搬送装置14の末端側は、穀物を一時貯留してお
くために複数台を並設した貯留タンク16……の
搬入装置15の始端側に接続せしめてある。
前述した水分検出器7で検出した検出信号は比
較回路17に送られ、予め設定された水分値(例
えば18%)と比較されて、ホツパースケール6に
収容された穀物の水分値が設定水分値よりも多い
時には切替弁10を自動的に乾燥機11側に搬送
されるように切替え、又収容した穀物の水分値が
設定水分値よりも少ない時には貯留タンク16側
に穀物が搬送されるよう切替弁10を自動的に切
替作動せしめる。
上述した複数台の乾燥機11………には循環流
動する穀物の水分値を随時検出するための水分検
出器18が設けられており、これが水分検出器1
8により検出された水分値が貯留タンク16内に
貯留されていた穀物の水分値と略同程度になつた
ら排出装置19を駆動して貯留タンク16内に貯
留されていた穀物を搬送装置20を介し乾燥機1
1に投入して、さきに収容されていた穀物と混合
して循環乾燥し、所望の仕上げ水分値に仕上げ乾
燥せしめる。21は乾燥機11により仕上げ乾燥
した乾燥穀物を次位の流調タンク22に搬送する
ための搬出装置であり、又23は流調タンク22
より排出された乾燥穀物を籾摺、選別するための
籾摺選別機、24は粒選別機、25は製品タン
ク、26は自動計量装置、27は袋詰機であつ
て、これ等は一貫して作業が行われるようにする
ために直列に接続されている。
従つて、各別に持ち込まれた穀物を一たん荷受
ホツパ2に収納した後、該穀物を搬送装置3、昇
降機4を経て粗選機5に投入し、ここで粗選別し
た後、ホツパースケール6に収容して、穀物重量
を計測すると共に、その水分値を水分検出器7で
測定して、該測定水分値が予め設定された水分値
(例えば18%)よりも多い(例えば24%)事が比
較回路17で分かつたら、切替弁10を穀物が乾
燥機11に搬送されるように切替えて、ホツパー
スケール6内の穀物を昇降機8、搬送装置9およ
び搬入装置13を経て乾燥機11に投入せしめる
と共に乾燥機11を運転して該穀物を循環乾燥せ
しめる。又、別の荷受ホツパー2より前述と同様
の搬送手段を経てホツパースケール6に投入され
た穀物の水分値が水分検出器7により設定水分値
(例えば18%)よりも少ない水分値(例えば16
%)であることが比較回路17において判別され
たら、切替弁10が直ちに穀物を貯留タンク16
側へ搬送せしめるよう自動的に切替つて、該穀物
を昇降機4、搬送装置9,14および搬入装置1
5を経て貯留タンク16に一時貯留せしめる。
そして、さきに乾燥機11により循環乾燥され
ていた穀物の水分値が貯留されていた穀物の水分
値と略同程度迄乾燥されたことが水分検出器18
により検出したら、その検出信号により排出装置
19、搬送装置20が作動して貯留タンク16内
に貯留していた穀物を乾燥機11に投入し、さき
の穀物と混合しながら最終仕上げ水分値(例えば
14.5%)まで仕上げ乾燥せしめる。
それ故、荷受ホツパー2に、次々と水分値の異
なる穀物が各別に持ち込まれても、夫々の穀物を
ホツパースケール6において水分値を測定し、測
定水分値が設定水分値よりも多い時には次の乾燥
機16に投入して直ちに乾燥せしめると共に、測
定水分値が設定水分値よりも少ない時には、さき
の貯留タンク16か或は他の貯留タンク16に投
入して貯留し、乾燥機11により乾燥された穀物
の水分値が貯留タンク16内の穀物水分値と略同
程度になつたら、乾燥機11へ搬送投入して混合
状態のもとで乾燥させればよいので、荷受された
穀物の中、水分値の多い穀物を何等の待機時間も
おかず、速かに乾燥せしめて品質の劣化を防止す
ることができる許りか、乾燥終了時における水分
ムラも発生させず均一に乾燥させることができる
と共に乾燥機11を常に満量のもとに運転でき、
共同乾燥施設の稼動効率を高めることが可能とな
る。
なお、所定の仕上げ水分値に乾燥された以後の
乾燥穀物は乾燥機11より流調タンク22に搬送
され、次いで籾摺選別機23で脱風選され、さ
らに粒選別機24で粒選別された後、自動計量機
26で一定量宛に計量して袋詰機27で袋詰され
製品となつて出荷される。
発明の効果 要するに本発明は前述したような方法としたの
で、例え水分値の異なる穀物が各別に乾燥施設に
持ち込まれた場合にあつても、該穀物の水分値を
計量時に測定して判別し、設定水分値よりも測定
水分値が多い時には、乾燥機11に直接投入して
該穀物を速やかに乾燥し、又測定水分値が設定水
分値よりも少ない時には貯留タンク16に供給し
て貯留せしめて変質されやすい水分値の多い穀物
を待機時間をおかずに乾燥して穀物の品質劣化を
防止させることができる許りか、乾燥機11で乾
燥された穀物が貯留タンク16の貯留穀物の水分
値と略同程度に乾燥されたら、貯留穀物を速やか
に乾燥機11に搬送投入して混合させながら乾燥
を終了せしめて乾燥終了時における水分ムラを発
生させることなく均一に乾燥させることができる
は勿論のこと、乾燥機11を常に満量のもとに運
転せしめて共同乾燥施設1の稼動時間を向上させ
ることができる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明方法を実施させるための共同乾燥
施設の見取り線図である。 1……共同乾燥施設、6……ホツパースケー
ル、7……水分値検出器、10……切替弁、11
……乾燥機、16……貯留タンク、18……水分
検出器、19……排出装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 各別に持ち込まれた各穀物の水分値を計量時
    に測定して、測定水分値が予め設定された水分値
    より多い時には該穀物を直ちに乾燥機に供給して
    乾燥し、又、測定水分値が予め設定された水分値
    よりも少ない時には該穀物を貯留タンクへ切替供
    給して貯留せしめると共に、前記乾燥機により乾
    燥されていた穀物の水分値が貯留タンクに貯留さ
    れていた穀物の水分値と略同程度になつたら、貯
    留タンクの穀物を乾燥機に供給して、混合状態の
    もとに仕上げ乾燥せしめたことを特徴とする共同
    乾燥施設における荷受水分別自動乾燥方法。
JP4523685A 1985-03-07 1985-03-07 共同乾燥施設における荷受水分別自動乾燥方法 Granted JPS61205775A (ja)

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JPS61205775A JPS61205775A (ja) 1986-09-11
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02217779A (ja) * 1989-02-20 1990-08-30 Toomen Constr Kk 穀物乾燥装置
JP2559148Y2 (ja) * 1990-11-09 1998-01-14 ヤンマー農機株式会社 穀物乾燥装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5929795A (ja) * 1982-08-13 1984-02-17 Toshiba Corp ロ−タリ式圧縮機

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