JPH06159933A - 穀物乾燥施設 - Google Patents
穀物乾燥施設Info
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- JPH06159933A JPH06159933A JP34164992A JP34164992A JPH06159933A JP H06159933 A JPH06159933 A JP H06159933A JP 34164992 A JP34164992 A JP 34164992A JP 34164992 A JP34164992 A JP 34164992A JP H06159933 A JPH06159933 A JP H06159933A
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Landscapes
- Drying Of Solid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
[目的] 常温定湿空気でもって穀物の乾燥を行う複
数の穀物乾燥用貯蔵タンクを小さなスペースに経済的に
設ける。 [構成] 常温定湿空気でもって穀物の乾燥を行う穀
物乾燥用貯蔵タンク(4a)(4b)(4c)を上下多
段に設け、上方のタンク(4a)より下方のタンク(4
b)(4c)に穀物を順次入れ換え、最下方より穀物の
取出しを行う。
数の穀物乾燥用貯蔵タンクを小さなスペースに経済的に
設ける。 [構成] 常温定湿空気でもって穀物の乾燥を行う穀
物乾燥用貯蔵タンク(4a)(4b)(4c)を上下多
段に設け、上方のタンク(4a)より下方のタンク(4
b)(4c)に穀物を順次入れ換え、最下方より穀物の
取出しを行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は荷受部・貯蔵乾燥部・調
製出荷部などで構成し、荷受された穀物を乾燥し包装出
荷するようにしたライスセンタなど共同穀物乾燥施設に
関する。
製出荷部などで構成し、荷受された穀物を乾燥し包装出
荷するようにしたライスセンタなど共同穀物乾燥施設に
関する。
【0002】
【従来の技術】この種貯蔵タンクを多数配設する場合、
通常平面的に配設されている。
通常平面的に配設されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そのため貯蔵タンクの
設置数に応じた広い平面スペースを必要とするばかりで
なく、これら各タンクに対し穀物を搬入及び搬出させる
搬送装置もそれぞれに必要として、構造が極めて複雑化
し施工及び運転コストなどにおいても極めて不経済なも
のとなる欠点があった。
設置数に応じた広い平面スペースを必要とするばかりで
なく、これら各タンクに対し穀物を搬入及び搬出させる
搬送装置もそれぞれに必要として、構造が極めて複雑化
し施工及び運転コストなどにおいても極めて不経済なも
のとなる欠点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】したがって本発明は、常
温定湿空気でもって穀物の乾燥を行う穀物乾燥用貯蔵タ
ンクを上下多段に設け、上方のタンクより下方のタンク
に穀物を順次入れ換え、最下方より穀物の取出しを行う
ことによって、貯蔵タンク設置の平面スペースを小さく
して施設スペースの有効利用を図ると共に、各タンクに
対する穀物の搬入及び排出のための搬送装置を不用化し
て施工及び運転コストなど経費での低廉化を可能とする
ものである。また貯蔵タンク内上方に穀物の貯留しない
開放空間を形成することによって、乾燥空気の風圧や静
圧による穀物の飛散を防止して、穀物の円滑にして均平
とさせる良好な投入を助長させる。さらに、貯蔵タンク
底部からの乾燥空気風力により穀物を下方に排出するタ
ンク排出口を設けると共に、該排出口の配設位置を貯蔵
タンクの上下で異ならせることによって、タンク内の特
別な排出装置を不用としてタンク構成を極めて簡単なも
のとさせるばかりでなく、穀物排出時の撹拌性を向上さ
せて、乾燥ムラなどのない品質を安定維持させたものと
できる。さらに、横方向に並設する貯蔵タンクの1側壁
沿いに点検保守用作業通路を設けると共に、貯蔵タンク
の各種作動部を操作する操作部を貯蔵タンクの2つ以内
の側壁に集中配備させることによって、タンク性能の安
定維持とこのタンクでの操作性向上が容易に図れる。
温定湿空気でもって穀物の乾燥を行う穀物乾燥用貯蔵タ
ンクを上下多段に設け、上方のタンクより下方のタンク
に穀物を順次入れ換え、最下方より穀物の取出しを行う
ことによって、貯蔵タンク設置の平面スペースを小さく
して施設スペースの有効利用を図ると共に、各タンクに
対する穀物の搬入及び排出のための搬送装置を不用化し
て施工及び運転コストなど経費での低廉化を可能とする
ものである。また貯蔵タンク内上方に穀物の貯留しない
開放空間を形成することによって、乾燥空気の風圧や静
圧による穀物の飛散を防止して、穀物の円滑にして均平
とさせる良好な投入を助長させる。さらに、貯蔵タンク
底部からの乾燥空気風力により穀物を下方に排出するタ
ンク排出口を設けると共に、該排出口の配設位置を貯蔵
タンクの上下で異ならせることによって、タンク内の特
別な排出装置を不用としてタンク構成を極めて簡単なも
のとさせるばかりでなく、穀物排出時の撹拌性を向上さ
せて、乾燥ムラなどのない品質を安定維持させたものと
できる。さらに、横方向に並設する貯蔵タンクの1側壁
沿いに点検保守用作業通路を設けると共に、貯蔵タンク
の各種作動部を操作する操作部を貯蔵タンクの2つ以内
の側壁に集中配備させることによって、タンク性能の安
定維持とこのタンクでの操作性向上が容易に図れる。
【0005】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述
する。図1は貯蔵ビンの断面説明図、図2はライスセン
タの平面説明図、図3は同フローシートであり、個人別
・荷口別に搬入される穀物である生籾を荷受する荷受ホ
ッパ(1)と、前記荷受ホッパ(1)からの生籾を水分
計付荷受昇降機(2)及びビン投入コンベア(3)を介
して搬入して貯蔵乾燥させる複数の穀物乾燥用貯蔵タン
クである貯蔵ビン(4)…と、これら各ビン(4)…か
らの籾を受取って搬送するビン排出コンベア(5)と、
前記貯蔵ビン(4)からの調整用乾燥籾を貯留する乾籾
タンク(6)と、前記乾籾タンク(6)からの乾燥籾を
籾摺機(7)及び揺動選別機(8)などを有する籾摺プ
ラント(9)での調整処理後取出される玄米を良玄米昇
降機(10a)(10b)を介し搬入する玄米タンク
(11)と、前記玄米タンク(11)から取出される出
荷玄米の重量計測を行う自動計量装置(12)とをライ
スセンタ(13)は備え、ライスセンタ(13)の正面
左側の入口(14)に前記荷受ホッパ(1)を配設する
と共に、前記貯蔵ビン(4)…と籾摺プラント(9)な
どで囲まれる製品置場(15)の正面側に出口(16)
を、またこの出口(16)左側近傍に管理室(17)を
ライスセンタ(13)は設けている。
する。図1は貯蔵ビンの断面説明図、図2はライスセン
タの平面説明図、図3は同フローシートであり、個人別
・荷口別に搬入される穀物である生籾を荷受する荷受ホ
ッパ(1)と、前記荷受ホッパ(1)からの生籾を水分
計付荷受昇降機(2)及びビン投入コンベア(3)を介
して搬入して貯蔵乾燥させる複数の穀物乾燥用貯蔵タン
クである貯蔵ビン(4)…と、これら各ビン(4)…か
らの籾を受取って搬送するビン排出コンベア(5)と、
前記貯蔵ビン(4)からの調整用乾燥籾を貯留する乾籾
タンク(6)と、前記乾籾タンク(6)からの乾燥籾を
籾摺機(7)及び揺動選別機(8)などを有する籾摺プ
ラント(9)での調整処理後取出される玄米を良玄米昇
降機(10a)(10b)を介し搬入する玄米タンク
(11)と、前記玄米タンク(11)から取出される出
荷玄米の重量計測を行う自動計量装置(12)とをライ
スセンタ(13)は備え、ライスセンタ(13)の正面
左側の入口(14)に前記荷受ホッパ(1)を配設する
と共に、前記貯蔵ビン(4)…と籾摺プラント(9)な
どで囲まれる製品置場(15)の正面側に出口(16)
を、またこの出口(16)左側近傍に管理室(17)を
ライスセンタ(13)は設けている。
【0006】図4乃至図5にも示す如く、前記貯蔵ビン
(4)は横方向に4つ1列状で、上下3段に設けると共
に、荷受ホッパ(1)側の上下3段の貯蔵ビン(4)の
内部を仕切ってこのビン(4)内部に略1/2ビン容量
(1ビン≒3t)の室(4e)を上下3段にそれぞれ2
つ形成するように設けている。
(4)は横方向に4つ1列状で、上下3段に設けると共
に、荷受ホッパ(1)側の上下3段の貯蔵ビン(4)の
内部を仕切ってこのビン(4)内部に略1/2ビン容量
(1ビン≒3t)の室(4e)を上下3段にそれぞれ2
つ形成するように設けている。
【0007】そして前記ビン投入コンベア(3)から開
閉シャッタ(18)を介しビン(4)に投入される生籾
は、最上段のビン(4a)での一定時間乾燥後は中段の
ビン(4b)に、また中段のビン(4b)での一定時間
乾燥後は最下段のビン(4c)に籾の移し換えが行われ
て、最下段のビン(4c)での設定水分値となるまでの
所定時間乾燥後に前記排出コンベア(5)に籾の排出が
行われるもので、各段のビン(4a)(4b)(4c)
底部の各排出口(19a)(19b)(19c)に手動
操作式開閉シャッタ(20a)(20b)(20c)を
それぞれ設けて、これらシャッタ(20a)(20b)
(20c)の開操作によって籾のビン(4a)(4b)
(4c)移し換え及び外側取出しを行うように構成して
いる。
閉シャッタ(18)を介しビン(4)に投入される生籾
は、最上段のビン(4a)での一定時間乾燥後は中段の
ビン(4b)に、また中段のビン(4b)での一定時間
乾燥後は最下段のビン(4c)に籾の移し換えが行われ
て、最下段のビン(4c)での設定水分値となるまでの
所定時間乾燥後に前記排出コンベア(5)に籾の排出が
行われるもので、各段のビン(4a)(4b)(4c)
底部の各排出口(19a)(19b)(19c)に手動
操作式開閉シャッタ(20a)(20b)(20c)を
それぞれ設けて、これらシャッタ(20a)(20b)
(20c)の開操作によって籾のビン(4a)(4b)
(4c)移し換え及び外側取出しを行うように構成して
いる。
【0008】また、前各ビン(4a)(4b)(4c)
の底部を形成する底板(21)は打抜き有孔鉄板を用い
て、該底板(21)の下側に空洞の乾燥空気風路室(2
2)を形成して、常温定湿乾燥機である除湿機(23)
及び送風機(24)に送風ダクト(25)を介して乾燥
空気風路室(22)を連通接続させて、前記除湿機(2
3)から送風機(24)を介して送風ダクト(25)に
送り込まれる常温定湿空気を、送風口(26)のダンパ
(27)を介し風路室(22)に供給させ、各ビン(4
a)(4b)(4c)内部の籾を乾燥させながら貯蔵す
るように構成している。
の底部を形成する底板(21)は打抜き有孔鉄板を用い
て、該底板(21)の下側に空洞の乾燥空気風路室(2
2)を形成して、常温定湿乾燥機である除湿機(23)
及び送風機(24)に送風ダクト(25)を介して乾燥
空気風路室(22)を連通接続させて、前記除湿機(2
3)から送風機(24)を介して送風ダクト(25)に
送り込まれる常温定湿空気を、送風口(26)のダンパ
(27)を介し風路室(22)に供給させ、各ビン(4
a)(4b)(4c)内部の籾を乾燥させながら貯蔵す
るように構成している。
【0009】前記除湿機(23)は、冷却除湿用エバポ
レータ(28)、常温復元用コンデンサ(29)、及び
有段出力調整自在な冷却用のスクロールコンプレッサ
(30)などを備えると共に、除湿調節フラップ(3
1)…を介して大気(湿り空気)を上方側から取入れる
外気取入ダクト(32)を備え、コンデンサ(29)か
らの常温除湿空気と、取入ダクト(32)からの大気と
を混合させて乾燥空気である常温定湿空気を形成し、こ
の常温定湿空気を送風機(24)に吸込ませ各ビン(4
a)(4b)(4c)に送風し、各ビン(4a)(4
b)(4c)内の籾の下層から上層に流通後の空気をビ
ン(4a)(4b)(4c)上方の排気フード(33)
を介してライスセンタ(13)の家屋(13a)外側に
排出するように構成している。
レータ(28)、常温復元用コンデンサ(29)、及び
有段出力調整自在な冷却用のスクロールコンプレッサ
(30)などを備えると共に、除湿調節フラップ(3
1)…を介して大気(湿り空気)を上方側から取入れる
外気取入ダクト(32)を備え、コンデンサ(29)か
らの常温除湿空気と、取入ダクト(32)からの大気と
を混合させて乾燥空気である常温定湿空気を形成し、こ
の常温定湿空気を送風機(24)に吸込ませ各ビン(4
a)(4b)(4c)に送風し、各ビン(4a)(4
b)(4c)内の籾の下層から上層に流通後の空気をビ
ン(4a)(4b)(4c)上方の排気フード(33)
を介してライスセンタ(13)の家屋(13a)外側に
排出するように構成している。
【0010】図6に示す如く、各ビン(4a)(4b)
(4c)の有孔鉄板を用いた底板(21)は、通気孔
(34)から一定方向に吹き出る空気流を排出口(19
a)(19b)(19c)に集めて、空気流によって籾
の排出を行う気掃方式(エアスイープ)とするように形
成したもので、排出口(19a)(19b)(19c)
に対し縦方向及び横方向に気掃方向を異ならせる分割鉄
板体(21a)(21b)(21c)を適宜組合せて排
出口(19a)(19b)(19c)からの空気流によ
る籾排出を行うように構成している。
(4c)の有孔鉄板を用いた底板(21)は、通気孔
(34)から一定方向に吹き出る空気流を排出口(19
a)(19b)(19c)に集めて、空気流によって籾
の排出を行う気掃方式(エアスイープ)とするように形
成したもので、排出口(19a)(19b)(19c)
に対し縦方向及び横方向に気掃方向を異ならせる分割鉄
板体(21a)(21b)(21c)を適宜組合せて排
出口(19a)(19b)(19c)からの空気流によ
る籾排出を行うように構成している。
【0011】また、前記排出口(19a)(19b)
(19c)は上下で配設位置を異ならせて、該排出口
(19a)(19b)(19c)からの排出時籾の撹拌
性を向上させて、乾燥ムラなどが発生するのを防止する
一方、排出口(19a)(19b)(19c)基端の漏
斗部(19d)も通気孔(34a)を有する有孔鉄板を
用いて、この漏斗部(19d)の通気性を確保すると共
に、この下方のビン(4b)(4c)及び排出コンベア
室(4d)に臨ませる排出口(19a)(19b)(1
9c)のシャッタ(20a)(20b)(20c)設置
部を気密性を有する密閉鉄板で形成して、空気洩れ或い
は籾蒸れが発生するのを防止するように構成している。
(19c)は上下で配設位置を異ならせて、該排出口
(19a)(19b)(19c)からの排出時籾の撹拌
性を向上させて、乾燥ムラなどが発生するのを防止する
一方、排出口(19a)(19b)(19c)基端の漏
斗部(19d)も通気孔(34a)を有する有孔鉄板を
用いて、この漏斗部(19d)の通気性を確保すると共
に、この下方のビン(4b)(4c)及び排出コンベア
室(4d)に臨ませる排出口(19a)(19b)(1
9c)のシャッタ(20a)(20b)(20c)設置
部を気密性を有する密閉鉄板で形成して、空気洩れ或い
は籾蒸れが発生するのを防止するように構成している。
【0012】ところで前記各ビン(4a)(4b)(4
c)の製品置場(15)に面する水平長手沿いに保守点
検用作業通路(35)を設け、この通路(35)下側沿
いに前記送風ダクト(25)を配設すると共に、通路
(35)上方の各ビン(4a)(4b)(4c)の正面
壁(4F)に引き戸形開閉窓(36)をそれぞれ設け
て、各ビン(4a)(4b)(4c)内の籾の均平や水
分計側作業などを行うように構成している。
c)の製品置場(15)に面する水平長手沿いに保守点
検用作業通路(35)を設け、この通路(35)下側沿
いに前記送風ダクト(25)を配設すると共に、通路
(35)上方の各ビン(4a)(4b)(4c)の正面
壁(4F)に引き戸形開閉窓(36)をそれぞれ設け
て、各ビン(4a)(4b)(4c)内の籾の均平や水
分計側作業などを行うように構成している。
【0013】また、各ビン(4a)(4b)(4c)の
開閉シャッタ(20a)(20b)(20c)とダンパ
(27)の手動開閉操作を地上或いは最下段の通路(3
5)より行うもので、各シャッタ(20a)(20b)
(20c)とダンパ(27)にワイヤ(37)(38)
を介し連結する握り操作具(39a)(39b)を有す
る操作部(39)を最下段の通路(35)の手摺り(4
0)沿い或いは最下段のダクト(25)沿いに集中させ
る状態に配備してこれらの操作性を向上させるように構
成している。
開閉シャッタ(20a)(20b)(20c)とダンパ
(27)の手動開閉操作を地上或いは最下段の通路(3
5)より行うもので、各シャッタ(20a)(20b)
(20c)とダンパ(27)にワイヤ(37)(38)
を介し連結する握り操作具(39a)(39b)を有す
る操作部(39)を最下段の通路(35)の手摺り(4
0)沿い或いは最下段のダクト(25)沿いに集中させ
る状態に配備してこれらの操作性を向上させるように構
成している。
【0014】さらに、前記ビン投入コンベア(3)の各
開閉シャッタ(18)にワイヤ(41)を介し連結する
操作部である各握り操作具(42)を、前記ビン(4
a)(4b)(4c)の荷受ホッパ(1)側の左側壁
(4L)の下側位置に設けて、各シャッタ(18)の地
上よりの集中操作を可能に構成している。
開閉シャッタ(18)にワイヤ(41)を介し連結する
操作部である各握り操作具(42)を、前記ビン(4
a)(4b)(4c)の荷受ホッパ(1)側の左側壁
(4L)の下側位置に設けて、各シャッタ(18)の地
上よりの集中操作を可能に構成している。
【0015】図5の仮想線に示す如く、前記送風ダクト
(25)はL字形の2枚の鉄板(25a)(25b)を
合体させたもので、ビン(4)側に固設する鉄板(25
a)にボルト(43)を介して他側の鉄板(25b)を
取外し自在に固定させて、ダクト(25)内のメンテナ
ンス作業をビン(4)正面側より容易に可能とするよう
に構成している。
(25)はL字形の2枚の鉄板(25a)(25b)を
合体させたもので、ビン(4)側に固設する鉄板(25
a)にボルト(43)を介して他側の鉄板(25b)を
取外し自在に固定させて、ダクト(25)内のメンテナ
ンス作業をビン(4)正面側より容易に可能とするよう
に構成している。
【0016】また、各ビン(4a)(4b)(4c)は
上方域に籾の貯留しない充分なる開放空間(44)を形
成して、籾が風圧や静圧で飛散するなどの不都合を防止
してスムーズな投入を助長させ、籾の表層部を均平とさ
せる均平装置の設置も可能とさせるように構成してい
る。なお、図2中(45)は上下各通路(35)に接続
する作業階段である。
上方域に籾の貯留しない充分なる開放空間(44)を形
成して、籾が風圧や静圧で飛散するなどの不都合を防止
してスムーズな投入を助長させ、籾の表層部を均平とさ
せる均平装置の設置も可能とさせるように構成してい
る。なお、図2中(45)は上下各通路(35)に接続
する作業階段である。
【0017】本実施例は上記の如く構成するものにし
て、上下多段に配備された貯蔵ビン(4a)(4b)
(4c)の最上段のビン(4a)に投入された籾は、一
定時間の乾燥後順次この下方のビン(4b)(4c)に
移し換えられて、最後に排出コンベア(5)に取出され
るもので、小さな平面スペース内に多くのビン(4)の
設置を可能にでき、しかも各段のビン(4a)(4b)
(4c)からの排出は、別途の搬送装置などを不用とし
て乾燥空気を利用した空気流によって確実に行われて、
構造の簡単化とコストの低廉化が図れる。
て、上下多段に配備された貯蔵ビン(4a)(4b)
(4c)の最上段のビン(4a)に投入された籾は、一
定時間の乾燥後順次この下方のビン(4b)(4c)に
移し換えられて、最後に排出コンベア(5)に取出され
るもので、小さな平面スペース内に多くのビン(4)の
設置を可能にでき、しかも各段のビン(4a)(4b)
(4c)からの排出は、別途の搬送装置などを不用とし
て乾燥空気を利用した空気流によって確実に行われて、
構造の簡単化とコストの低廉化が図れる。
【0018】特にこの場合、荷受された籾は他人の籾な
どと一括扱いされることなく、個人別・荷口別にそれぞ
れ単独で選定のビン(4)に投入されて、各荷受別ごと
の乾燥が行われるもので、個人別の持ち分を決めるため
の自主検査設備などを必要としない。
どと一括扱いされることなく、個人別・荷口別にそれぞ
れ単独で選定のビン(4)に投入されて、各荷受別ごと
の乾燥が行われるもので、個人別の持ち分を決めるため
の自主検査設備などを必要としない。
【0019】また、前記ビン(4)の右側壁側に入口
(14)を設けることによって、入口(14)より長尺
状の投入コンベア(3)及び排出コンベア(5)の取付
け及び取外し作業を容易とさせることができて、これら
のメンテナンス作業での向上化が図れる。
(14)を設けることによって、入口(14)より長尺
状の投入コンベア(3)及び排出コンベア(5)の取付
け及び取外し作業を容易とさせることができて、これら
のメンテナンス作業での向上化が図れる。
【0020】また前述実施例にあっては、3段に貯蔵ビ
ン(4a)(4b)(4c)を配備した構成を示した
が、4段以上に配備した構成でも良い。
ン(4a)(4b)(4c)を配備した構成を示した
が、4段以上に配備した構成でも良い。
【0021】
【発明の効果】以上実施例からも明らかなように本発明
は、常温定湿空気でもって穀物の乾燥を行う穀物乾燥用
貯蔵タンク(4a)(4b)(4c)を上下多段に設
け、上方のタンク(4a)より下方のタンク(4b)
(4c)に穀物を順次入れ換え、最下方より穀物の取出
しを行うようにしたものであるから、貯蔵タンク設置の
平面スペースを小さくして施設スペースの有効利用を図
ると共に、各タンク(4a)(4b)(4c)に対する
穀物の搬入及び排出のための搬送装置などを不用化して
施工及び運転コストなど経費での大巾な低廉化を可能と
することができる。また貯蔵タンク(4a)(4b)
(4c)内上方に穀物の貯留しない開放空間(44)を
形成させることによって、乾燥空気の風圧や静圧による
穀物の飛散を防止して、穀物の円滑にして略均平な投入
を助長させる。さらに、貯蔵タンク(4a)(4b)
(4c)底部からの乾燥空気風力により穀物を下方に排
出するタンク排出口(19a)(19b)(19c)を
設けると共に、該排出口(19a)(19b)(19
c)の配設位置を貯蔵タンク(4a)(4b)(4c)
の上下で異ならせることによって、タンク(4a)(4
b)(4c)内の特別な排出装置を不用としてタンク
(4a)(4b)(4c)構成を極めて簡単なものとさ
せるばかりでなく、穀物排出時の撹拌性を向上させ、乾
燥ムラなど生じるのを解消させて品質を安定維持させる
ことができる。またさらに、横方向に並設する貯蔵タン
ク(4a)(4b)(4c)の1側壁沿いに点検保守用
作業通路(35)を設けると共に、貯蔵タンク(4a)
(4b)(4c)の各種作動部を操作する操作部(3
9)(42)を貯蔵タンク(4a)(4b)(4c)の
2つ以内の側壁(4F)(4L)に集中配備させること
によって、タンク性能の安定維持とこのタンク(4a)
(4b)(4c)での操作性向上が容易に図れるなど顕
著な効果を奏する。
は、常温定湿空気でもって穀物の乾燥を行う穀物乾燥用
貯蔵タンク(4a)(4b)(4c)を上下多段に設
け、上方のタンク(4a)より下方のタンク(4b)
(4c)に穀物を順次入れ換え、最下方より穀物の取出
しを行うようにしたものであるから、貯蔵タンク設置の
平面スペースを小さくして施設スペースの有効利用を図
ると共に、各タンク(4a)(4b)(4c)に対する
穀物の搬入及び排出のための搬送装置などを不用化して
施工及び運転コストなど経費での大巾な低廉化を可能と
することができる。また貯蔵タンク(4a)(4b)
(4c)内上方に穀物の貯留しない開放空間(44)を
形成させることによって、乾燥空気の風圧や静圧による
穀物の飛散を防止して、穀物の円滑にして略均平な投入
を助長させる。さらに、貯蔵タンク(4a)(4b)
(4c)底部からの乾燥空気風力により穀物を下方に排
出するタンク排出口(19a)(19b)(19c)を
設けると共に、該排出口(19a)(19b)(19
c)の配設位置を貯蔵タンク(4a)(4b)(4c)
の上下で異ならせることによって、タンク(4a)(4
b)(4c)内の特別な排出装置を不用としてタンク
(4a)(4b)(4c)構成を極めて簡単なものとさ
せるばかりでなく、穀物排出時の撹拌性を向上させ、乾
燥ムラなど生じるのを解消させて品質を安定維持させる
ことができる。またさらに、横方向に並設する貯蔵タン
ク(4a)(4b)(4c)の1側壁沿いに点検保守用
作業通路(35)を設けると共に、貯蔵タンク(4a)
(4b)(4c)の各種作動部を操作する操作部(3
9)(42)を貯蔵タンク(4a)(4b)(4c)の
2つ以内の側壁(4F)(4L)に集中配備させること
によって、タンク性能の安定維持とこのタンク(4a)
(4b)(4c)での操作性向上が容易に図れるなど顕
著な効果を奏する。
【図1】貯蔵ビンの断面説明図である。
【図2】ライスセンタの平面説明図である。
【図3】ライスセンタのフローシートである。
【図4】貯蔵ビンの正面説明図である。
【図5】貯蔵ビンの断面説明図である。
【図6】貯蔵ビンの平面説明図である。
(4a)(4b)(4c) 貯蔵ビン(貯蔵タンク) (19a)(19b)(19c) 排出口 (35) 作業通路 (39) 操作部 (42) 操作具(操作部) (44) 開放空間 (4F)(4L) 壁
Claims (4)
- 【請求項1】 常温定湿空気でもって穀物の乾燥を行う
穀物乾燥用貯蔵タンクを上下多段に設け、上方のタンク
より下方のタンクに穀物を順次入れ換え、最下方より穀
物の取出しを行うようにしことを特徴とする穀物乾燥施
設。 - 【請求項2】 貯蔵タンク内上方に穀物の貯留しない開
放空間を形成させるようにしたことを特徴とする請求項
1記載の穀物乾燥施設。 - 【請求項3】 貯蔵タンク底部からの乾燥空気風力によ
り穀物を下方に排出するタンク排出口を設けると共に、
該排出口の配設位置を貯蔵タンクの上下で異ならせたこ
とを特徴とする請求項1記載の穀物乾燥施設。 - 【請求項4】 横方向に並設する貯蔵タンクの1側壁沿
いに点検保守用作業通路を設けると共に、貯蔵タンクの
各種作動部を操作する操作部を貯蔵タンクの2つ以内の
側壁に集中配備させたことを特徴とする請求項1記載の
穀物乾燥施設。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34164992A JPH06159933A (ja) | 1992-11-27 | 1992-11-27 | 穀物乾燥施設 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34164992A JPH06159933A (ja) | 1992-11-27 | 1992-11-27 | 穀物乾燥施設 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06159933A true JPH06159933A (ja) | 1994-06-07 |
Family
ID=18347729
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34164992A Pending JPH06159933A (ja) | 1992-11-27 | 1992-11-27 | 穀物乾燥施設 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06159933A (ja) |
-
1992
- 1992-11-27 JP JP34164992A patent/JPH06159933A/ja active Pending
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