JPH06331270A - カントリエレベ―タなどにおける乾燥方法及び乾燥装置 - Google Patents

カントリエレベ―タなどにおける乾燥方法及び乾燥装置

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JPH06331270A
JPH06331270A JP10992493A JP10992493A JPH06331270A JP H06331270 A JPH06331270 A JP H06331270A JP 10992493 A JP10992493 A JP 10992493A JP 10992493 A JP10992493 A JP 10992493A JP H06331270 A JPH06331270 A JP H06331270A
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利彦 佐竹
Satoru Satake
覺 佐竹
Yutaka Ikeda
豊 池田
Yoshihiko Nishido
義彦 西土
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 施設の敷地面積をできるだけ小さくするとと
もに、荷受変動の対応及び作業性に優れ、かつ、穀物の
搬送経路を短くして穀物損傷程度を低減する。 【構成】 間隙サイロ8の下部寄り内部に熱風又は除湿
風の送風胴15と排風胴16を設けてその間を乾燥部2
0となすとともに該乾燥部20の上方を貯留部26とな
し、該間隙サイロ8内に投入された穀物を、前記乾燥部
20と前記貯留部26との間で自己循環させるか又は本
サイロを介して循環させて予備乾燥と仕上乾燥とを行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は穀物を長期又は短期貯留
するためのサイロ又はタンクを備えてなるカントリエレ
ベ―タなどの穀物共同乾燥調製施設に係り、特に、カン
トリエレベ―タなどにおける乾燥方法及び乾燥装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の代表的なカントリエレベ―タに付
き、図6〜図15を参照しながら説明する。カントリエ
レベ―タの第1の仕様としては(図6,9,12)、荷
受ホッパ101などからなる荷受・粗選設備の後工程に
複数の荷受タンク102を設け、この荷受タンク102
に張込まれた米麦等の生穀物は、乾燥機103を通過し
て乾燥作用を受けるとともに、4つの本サイロ104で
囲まれた空間に形成される間隙(げき)サイロ105に
搬送されて調質(テンパリング)される。複数の間隙サ
イロをローテーションしながら、この工程を複数回繰返
すことによって一定含水率(17〜18%)まで予備乾
燥された穀物は本サイロ104に貯蔵され、収穫期の終
了後に取出されて再び乾燥機103と間隙サイロ105
との間の循環工程による仕上乾燥が行なわれ、所定の含
水率(15%)まで乾燥されると、本サイロ104内に
貯蔵して出荷に備えるものである。
【0003】第2の仕様のものは(図7,10,1
3)、前記荷受タンク102に代えて通風装置を有する
貯留ビン106を複数設けたものであり、予備乾燥、仕
上乾燥ともに前記第1の仕様とほぼ同様に行なわれる。
また、第3の仕様のものは(図8,11,14,1
5)、前記荷受タンク102、貯留ビン106及び乾燥
機103に代えて、下半部を乾燥部107に、上半部を
貯留部108に各々形成してなる、いわゆる自己循環型
の乾燥機109を複数設けたものである。すなわち、外
壁110とその内部に設けたタンク111とで外壁11
0の四隅に空間部を形成し、この空間部の1つを送風胴
112となすとともにその対向空間部を排風胴113と
なし、更に他の空間部には穀物循環用の揚穀機114を
立設してある。このものは、タンク111に張込まれた
生穀物が乾燥部107を通過した後に、揚穀機114に
よって再びタンク111内に循環させることにより、乾
燥部107での乾燥と貯留部108での調質とを繰返し
行なうものであり、こうして一定の含水率まで予備乾燥
された穀物は、本サイロ104及び間隙サイロ105へ
搬送されて貯蔵される。そして、収穫期終了後に、各サ
イロ104,105から取り出して乾燥機109による
仕上乾燥を行ない、再び各サイロ194,105内で貯
留するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記第1の
仕様における荷受タンク102は、通常、平均荷受量に
ある程度の余裕をみて設計されるが、収穫最盛期(特
に、土・日曜日)の荷受変動に対応できにくいという欠
点がある。これに対し、第2の仕様のものは大容量の貯
留ビン106を備えているので荷受変動の対応が容易で
あるが、大幅なコスト高となる。一方、第3の仕様のも
のは、自己循環型乾燥機により作業性に優れているもの
の、第1の仕様と同様に荷受変動に対応できにくい。ま
た、前記各仕様には、荷受タンク102、貯留ビン10
6又は乾燥機109をそれぞれ屋外に突出した態様で設
けるので、それだけ設置面積を多く必要とするととも
に、これらの設備とその前後工程との穀物搬送設備、経
路及び制御が複雑となり、コスト高は言うまでもなく、
穀物の損傷程度が高くなるという問題点がある。
【0005】本発明はこれらの問題点にかんがみ、施設
の敷地面積をできるだけ小さくするとともに、荷受変動
の対応及び作業性に優れ、かつ、穀物の搬送経路を短く
して穀物損傷程度を低減することのできるカントリエレ
ベ―タなどの乾燥方法及び乾燥装置を提供することを技
術的課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
本発明は、間隙サイロの下部寄り内部に熱風又は除湿風
の送風胴と排風胴とを設けてその間を乾燥部となすとと
もに該乾燥部の上方を貯留部となし、該間隙サイロ内に
投入された穀物を、前記乾燥部と前記貯留部との間で自
己循環させるか又は本サイロを介して循環させて予備乾
燥と仕上乾燥とを行なう、カントリエレベ―タなどにお
ける乾燥方法及び乾燥装置としたものである。
【0007】そして、前記除湿風発生装置には乾燥終了
時の穀物の温度を下降させるための冷却風発生手段を備
え、更に、各本サイロ内の貯蔵穀物の温度を下降させる
ため、該冷却風発生手段と前記各本サイロとを接続する
こともできる。
【0008】また、前記乾燥部と前記貯留部との間で穀
物を自己循環させるための揚穀機を付設するとよく、こ
の揚穀機は、本サイロと本サイロとの間に形成される空
間部に立設すると効果的である。
【0009】更に、前記貯留部と乾燥部との境界付近に
芯(しん)抜け防止用の流量規制体を横架するととも
に、乾燥部の底部に複数のロータリバルブを横設すると
よい。
【0010】
【作用】荷受・粗選された穀物は間隙サイロ内に投入さ
れ、貯留部から乾燥部に流下する間に熱風又は除湿風に
接して乾燥作用を受け、サイロ系の搬送経路を経て再び
前記貯留部に還流され、調質作用を受けた後に再び乾燥
部を通過して予備乾燥されるか、又は、乾燥部を通った
穀物を前記サイロ系の搬送経路を経て本サイロに投入
し、該本サイロから排出された穀物を再び前記間隙サイ
ロに投入して乾燥を行なった後、前記本サイロとは異な
る隣接する本サイロへ投入してローテーションを行ない
ながら予備乾燥を行なう。一方、仕上乾燥は、本サイロ
から予備乾燥済みの穀物を間隙サイロに投入し(約1/
2程度)、前述の予備乾燥と同様に、サイロ系の搬送経
路を通って間隙サイロ内を自己循環させるか、又は別の
空の本サイロを介して循環させながら乾燥を行う。
【0011】そして、除湿風による乾燥の場合は、熱風
乾燥に比して低温による乾燥を行うとともに、乾燥終了
時には冷却風発生手段からの冷却風により穀物を冷却し
た後、サイロ内に貯蔵する。更に、本サイロ内にも前記
冷却風を送風し、貯蔵中の穀物の温度の上昇を抑える。
【0012】前記間隙サイロに揚穀機を付設することに
より、前記間隙サイロから排出された穀物は、最短距離
で当該間隙サイロに還流されて自己循環されることにな
る。
【0013】また、前記乾燥部の底部に横設した複数の
ロータリバルブ並びに貯留部と乾燥部との境界付近に横
架した流量規制板とにより、貯留部及び乾燥部内を流下
する穀物が、中心部のみ流下して周壁面寄りが滞る、い
わゆる芯抜け現象を起すことなく均等に流下する。
【0014】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例に付き、図面を
参照しながら説明する。図1乃至図3において、建家1
内の床に張込ホッパ2を埋設するとともに粗選装置3を
配設し、これらを接続する揚穀機4を立設する。また、
粗選装置3に隣設する籾摺(もみすり)・精選装置5や
精品タンク6を配置する。
【0015】前記建家1の一側にはサイロ群を設ける。
すなわち、本サイロ7A〜7Cと同7D〜7Fとを二列
横隊状に配設し、本サイロ7A,7B,7D,7Eで囲
まれる間隙サイロ8Aと、本サイロ7B,7C,7E,
7Fで囲まれる間隙サイロ8Bとを設ける。
【0016】前記サイロ群の屋上には、前記全てのサイ
ロ7A〜7F、8A,8Bの投入口に接続する投入用ベ
ルトコンベア9を横設するとともに、該ベルトコンベア
9に連結するサイロ用揚穀機10を立設する。一方、前
記サイロ群のスカート部11内には前記サイロ群の排出
口と接続される取出用ベルトコンベア12A〜12D)
を配設する。また、建家1内まで延設する取出用ベルト
コンベア12Aは揚穀機13に連結し、揚穀機13の吐
出側は分岐し、前記サイロ用揚穀機10側と籾摺・精選
装置5とに接続される。
【0017】次に、前記間隙サイロ8A,8Bについて
説明する。各間隙サイロ8A,8B共同じ構成であるの
で、一方の間隙サイロ8Aについて説明する。間隙サイ
ロ8Aの下部寄りに、間隙サイロ8Aに内接する四角筒
状の隔壁14を立設し、隔壁14と間隙サイロ8Aとで
形成される空間の1つを送風胴15に、該送風胴15と
対向する空間を排風胴16に各々形成し、隔壁14内を
乾燥部20となすとともに、下端を開放して上端を山形
状となした、いわゆるLSU型の風路17を同一方向に
多数横設する。そして、前記風路17は送風胴15側端
部を開口した送風路と、排風胴16側端部を開口した排
風路とからなり、送風胴15にはバーナ及び送風機から
なる熱風発生装置18を、排風胴16には排風管19を
各々接続してある(図13参照)。なお、排風管19
は、集中配管により集塵装置28と連結される。
【0018】また、前記隔壁14の上端に接続して漏斗
状の傾斜面21を設けるとともに、傾斜面で囲まれた内
部に山形状の流量規制体22を横架する一方、前記乾燥
部20の底部に複数のロータリバルブ23を連続状に横
設し、その下方に排穀ホッパ24と排出用スクリューコ
ンベア25を設ける。
【0019】更に、前記乾燥部20の上方を貯留部26
となし(貯留部26にも適宜な流量規制体を設ける場合
がある)、貯留部26上端の投入部と、前記排出用スク
リューコンベア25から取出用ベトルコンベア12Cへ
の排出経路の分岐部とを揚穀機27Aにより連結する。
また、揚穀機27Aから貯留部26の供給部への給穀路
は分岐して投入用ベルトコンベア9にも連絡してある。
【0020】なお、本実施例における乾燥部20はLS
U型に形成したが、いわゆるスクリーン型やバッフル型
で形成することもできる。
【0021】以下、上記実施例における具体的作動につ
いて説明する。張込ホッパ2で荷受された原料穀物、例
えば生籾は、粗選装置3により粗選・計量され、サイロ
用揚穀機10及び投入用ベルトコンベア9を経て間隙サ
イロ8Aに投入される。一方の間隙サイロ8Aにある程
度投入されると(間隙サイロ8は本サイロ7の約半分程
度の容量を有するよう形成される)、他方の間隙サイロ
8Bへ切換えて投入し、生籾の張込まれた間隙サイロ8
Aに付設した揚穀機27A及びロータリバルブ24を駆
動させる。これにより、貯留部26内の生籾は乾燥部2
0内へ流下し、乾燥部20内の生籾はロータリバルブ2
3、排穀ホッパ24、スクリューコンベア25及び揚穀
機27Aを経て貯留部26内へ環流されるのであるが、
傾斜面21で囲まれた内部の流量規制体22により、生
籾が傾斜面21付近へ付着することによって生じる、い
わゆる芯抜け現象がなく、貯留部26の外層部と中心部
側とで流下速度の差が生じにくい。また、乾燥部20の
底部にロータリバルブ23を連続状に横設したので、排
穀ホッパ24を通過する際の穀物の芯抜け現象を防止
し、乾燥部20内の穀物を均等に排出させる。
【0022】こうして、間隙サイロ8内の生籾を自己循
環させるのであるが、乾燥部20内においては、熱風発
生装置18で生成される熱風が送風胴15内に流入し、
送風路下端から流出して生籾層に接触して乾燥作用を施
した後、排風路、排風胴16及び排風管19を経て集塵
装置28により除塵されて排風される。自己循環を繰返
し、生籾の含水率が17〜18%になった時点で適宜な
本サイロ7A〜7F内に移送する。この際、投入しよう
とする本サイロ7が、投入用ベルトコンベア9の下流側
であれば、付設した揚穀機27により投入用ベルトコン
ベア9に揚穀して移送するとよい。
【0023】更に、荷受した生籾を適宜な本サイロ7N
に投入した後、間隙サイロ8Nを通過させて乾燥作用を
施し、近接する別の本サイロ内に排出し、再び前記間隙
サイロ8Nを通過させる工程を繰返しながら予備乾燥を
行なうこともできる。
【0024】予備乾燥が全て終了すると、仕上乾燥を行
なう。すなわち、任意の本サイロ7Nから17〜18%
含水率の籾を取出して2本の間隙サイロ8A,8Bに分
割して投入し、それぞれ揚穀機27A,27Bにより自
己循環させて含水率15%程度まで仕上乾燥を行なう。
前記本サイロ7Nの仕上乾燥が終わると、再び本サイロ
7N内に乾燥籾を戻し、別の本サイロ7Nの仕上乾燥を
前記同様に行なう。
【0025】また、空の本サイロ7Nを1本又は2本準
備し、間隙サイロ8A,8Bを通過したら、順次この空
の本サイロ7N内へ投入することもできる。
【0026】次に、図4及び図5を参照して第2の実施
例について説明する。この実施例は、先の実施例におけ
る熱風発生装置18に代えて除湿風発生装置30を設け
たものである。すなわち、ケース内に設けたエバポレー
タ(蒸発器)31、コンデンサ(凝縮器)32、コンプ
レッサ(圧縮機)33及び室外コンデンサ34により冷
媒循環回路を形成し、この除湿風発生装置30は、ファ
ン35を備えた除湿風送風路36によって間隙サイロ8
A,8Bの各送風胴15に接続されるとともに、ファン
37を備えた冷却風送風路38により、各本サイロ7A
〜7F下部に横架した給風管39に接続される。
【0027】この実施例における作動を以下に説明す
る。予備乾燥及び仕上乾燥に際しては、エバポレータ3
1とケース内のコンデンサ32との間を冷媒が循環する
ことにより(図5−A参照)、ケース内に取込まれる外
気(例えば温度20℃、湿度70%)はエバポレータ3
1によって冷却・除湿され(温度10℃、湿度90%)
た後、コンデンサ32によって加温され(温度25℃)
て相対湿度が低下した状態(50%)で、除湿風送風路
36を経て各送風胴15へ送られる。そして、送風胴1
5から乾燥部20を経て排風胴16へ通過する間に穀物
の水分を奪い、乾燥を行う。この場合、乾燥速度が比較
的遅くても、従来の荷受設備に比べて大容量の間接サイ
ロ8A,8Bを利用したので、予備乾燥であっても荷受
変動に十分対応し得る。
【0028】こうして予備乾燥又は仕上乾燥が除湿乾燥
により終了すると、ケース内のコンデンサ32から室外
コンデンサ34による冷媒循環路に切替え(図5ー
B)、室外コンデンサ34により放熱を行うことによ
り、エバポレータ31によって冷却・除湿された空気
(温度10℃、湿度90%)を除湿風送風路36を経て
乾燥部20に送風し、乾燥終了して排出される穀物の温
度を12〜14℃として本サイロ7A〜7F内に投入す
る。また、サイロ貯蔵期にあっては、前記冷却風を冷却
風送風路38を介して各本サイロ7A〜7Fに供給する
ことにより、サイロ内の貯蔵穀物の温度を15℃以下の
低温に保持する。
【0029】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、間隙
サイロ内下部寄りに乾燥部を形成することにより、従来
の荷受手段及び乾燥機が不要となってそれだけ敷地面積
や建家の高さスペースを節約できるとともに、搬送手段
及び搬送制御手段が節減でき、安価となる。
【0030】また、従来に比べて大容量の間隙サイロで
荷受・予備乾燥を行うので、比較的乾燥速度の遅い除湿
乾燥であっても荷受変動に十分対応可能であるととも
に、除湿風発生装置で生成される冷却風によりサイロ内
の穀物を低温貯蔵することができ、従来の、いわゆる
「サイロ替え(サイロ内の穀物変質防止のためのローテ
ーション)」を行わなくても、穀物の品質を劣化させる
ことがない。。
【0031】そして各間隙サイロに揚穀機を付設して最
短距離で自己循環させることにより乾燥・調質を繰返す
自己循環型の乾燥機として使用でき、作業性が向上する
とともに穀物の損傷程度やほこりの発生量が減少し、更
に、揚穀機を本サイロと本サイロとの間の空間部に立設
することにより特別なスペースを必要としない。
【0032】加えて、間隙サイロの下部寄りに乾燥部を
形成することにより芯抜けが生じにくいが、更に貯留部
と乾燥部との境界付近に流量規制体を横架するとともに
乾燥部の底部に複数のロータリバルブを横設したので、
サイロの漏斗状部に強い圧力がかかることがなく、芯抜
け現象を生じることなく均等な循環乾燥を行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の模式図である。
【図2】同上横断面図である。
【図3】同上斜視図である。
【図4】同上第2の実施例の模式図である。
【図5】同上第2の実施例における作用説明図である。
【図6】従来の第1の仕様のカントリエレベ―タの斜視
図である。
【図7】同上第2の仕様のカントリエレベ―タの斜視図
である。
【図8】同上第2の仕様のカントリエレベ―タの斜視図
である。
【図9】同上第1の仕様のカントリエレベ―タのフロー
チャートを示す模式図である。
【図10】同上第2の仕様のカントリエレベ―タのフロ
ーチャートを示す模式図である。
【図11】同上第3の仕様のカントリエレベ―タのフロ
ーチャートを示す模式図である。
【図12】同上第1の仕様のカントリエレベ―タの概略
平面図である。
【図13】同上第2の仕様のカントリエレベ―タの概略
平面図である。
【図14】同上第3の仕様のカントリエレベ―タの概略
平面図である。
【図15】図14における乾燥機の一部拡大縦断面図で
ある。
【符号の説明】
1 建家 2 張込ホッパ 3 粗選装置 4 揚穀機 5 籾摺・精選装置 6 精品タンク 7 本サイロ 8 間隙サイロ 9 投入用ベルトコンベア 10 サイロ用揚穀機 11 スカート部 12 取出用ベルトコンベア 13 揚穀機 14 隔壁 15 送風胴 16 排風胴 17 風路 18 熱風発生装置 19 排風管 20 乾燥部 21 傾斜面 22 流量規制体 23 ロータリバルブ 24 排穀ホッパ 25 排出用スクリューコンベア 26 貯留部 27 揚穀機 28 集塵装置 30 除湿風発生装置 31 エバポレータ 32 コンデンサ 33 コンプレッサ 34 室外コンデンサ 35 ファン 36 除湿風送風路 37 ファン 38 冷却風送風路 39 給風管 101 荷受ホッパ 102 荷受タンク 103 乾燥機 104 本サイロ 105 間隙サイロ 106 貯留ビン 107 乾燥部 108 貯留部 109 乾燥機

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 間隙サイロの下部寄り内部に熱風又は除
    湿風の送風胴と排風胴とを設けてその間を乾燥部となす
    とともに該乾燥部の上方を貯留部となし、該間隙サイロ
    内に投入された穀物を、前記乾燥部と前記貯留部との間
    で自己循環させるか又は本サイロを介して循環させて予
    備乾燥と仕上乾燥とを行うことを特徴とするカントリエ
    レベ―タなどにおける乾燥方法。
  2. 【請求項2】 本サイロで囲まれた間隙サイロを有する
    カントリエレベ―タであって、該間隙サイロの下部寄り
    内部に送風胴と排風胴とを設けてその間を乾燥部となす
    とともに該乾燥部の上方を貯留部となし、前記送風胴に
    は熱風発生装置又は除湿風発生装置を、前記排風胴には
    排風管をそれぞれ接続したことを特徴とするカントリエ
    レベ―タなどにおける乾燥装置。
  3. 【請求項3】 上記除湿風発生装置には乾燥終了時の穀
    物の温度を下降させるための冷却風発生手段を備え、更
    に、上記各本サイロ内の貯蔵穀物の温度を下降させるた
    め、該冷却風発生手段と上記各本サイロとを接続してな
    る請求項2のカントリエレベータなどにおける乾燥装
    置。
  4. 【請求項4】 上記間隙サイロには、上記乾燥部から排
    出される穀物を上記貯留部へ還流させる揚穀機を付設し
    てなる請求項2又は3のカントリエレベ―タなどにおけ
    る乾燥装置。
  5. 【請求項5】 上記揚穀機を、上記本サイロと本サイロ
    との間に形成される空間部に立設してなる請求項2、3
    又は4のカントリエレベ―タなどにおける乾燥装置。
  6. 【請求項6】 上記貯留部と乾燥部との境界付近に芯抜
    け防止用の流量規制体を横架するとともに、上記乾燥部
    の底部に複数のロータリバルブを横設してなる請求項
    2、3、4又は5のカントリエレベ―タなどにおける乾
    燥装置。
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Cited By (3)

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JP2005006590A (ja) * 2003-06-20 2005-01-13 Hokoku Kogyo Co Ltd 穀物貯蔵方法及び穀物貯蔵設備
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