JP2843761B2 - オーバーヘッドプロジェクター - Google Patents

オーバーヘッドプロジェクター

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JP2843761B2
JP2843761B2 JP6114141A JP11414194A JP2843761B2 JP 2843761 B2 JP2843761 B2 JP 2843761B2 JP 6114141 A JP6114141 A JP 6114141A JP 11414194 A JP11414194 A JP 11414194A JP 2843761 B2 JP2843761 B2 JP 2843761B2
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明 山根
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はオーバーヘッドプロジェ
クターに関する。
【0002】
【従来の技術】一般にオーバーヘッドプロジェクター
は、上面に被投影物を載置するステージを設けたハウジ
ングと、ハウジングに内蔵した投影光源と、ハウジング
に内蔵され投影光源の光をステージに載置した被投影物
に向けて反射する反射鏡と、ハウジンクに立設した支柱
の上端部に設けられ、ステージに載置した被投影物の像
をスクリーンに拡大投影する投影ヘッドとを備えてい
る。また、オーバーヘッドプロジェクターの一形式とし
て、支柱をハウジングの一側面に倒伏する位置と同側面
から起立する位置との間で回動可能に組付け、携帯時や
保管時には支柱を倒伏位置に折り畳み、使用時にはロッ
ク手段にて起立位置にロックするように構成した折り畳
み式オーバーヘッドプロジェクターも知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した折り畳み式オ
ーバーヘッドプロジェクターによれば、支柱をハウジン
グの一側面に倒伏するように折り畳むことができるの
で、携帯や保管に便利である。しかしながら、支柱を起
立位置から倒伏位置に折り畳むためロック手段によるロ
ックを解除すると、支柱の自重と支柱上端部に設けた投
影ヘッドの重みで支柱が急激に倒れ、場合によって投影
ヘッドがオーバーヘッドプロジェクターを置いたテーブ
ル等に当たって破損することがある。これを防止するに
は支柱を手で支えながら細心の注意を払ってロック手段
による支柱のロックを解除しなければならず、支柱の折
り畳み操作が甚だ面倒である。本発明はかかる問題点に
鑑み、支柱を折り畳む操作が簡単で、かつ確実に投影ヘ
ッドの破損を防止できるオーバーヘッドプロジェクター
を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上面に被投影物
を載置するステージを設けたハウジングと、ハウジング
の一側面に倒伏する位置と同側面から起立した位置との
間で回動可能にハウジングに組付けた支柱と、支柱の上
端に組付けられ支柱が使用位置にあるときステージに載
置した被投影物の像をスクリーンに拡大投影する投影ヘ
ッドを備えたオーバーヘッドプロジェクターにおいて、
前記支柱に一体に固定したブラケットに係合するロック
位置と同ブラケットから離脱するロック解除位置の間を
手動操作によって移動し、ロック位置にあるとき支柱を
使用位置にロックし、ロック解除位置にあるとき支柱の
ロックを解除する第1ロックレバーと、第1ロックレバ
ーがロック位置からロック解除位置へ移動するのを阻止
するロック位置とロック位置からロック解除位置へ移動
するのを許容するロック解除位置との間で移動可能に設
けられ、支柱が倒伏する側面が上になるようにハウジン
グを倒置したとき自重によりロック位置からロック解除
位置へ移動する第2ロックレバーを設けたことを特徴と
する。
【0005】
【発明の作用・効果】本発明に係るオーバーヘッドプロ
ジェクターにおいて、起立位置にある支柱を倒伏位置に
折り畳むには支柱が倒伏する側面が上になるようにハウ
ジングを倒置する。すると、第2ロックレバーが自重で
ロック位置からロック解除位置へ移動するので、第1ロ
ックレバーがロック解除位置へ移動可能となる。そこ
で、第1ロックレバーを手動操作でロック解除位置へ移
動して支柱のロックを解除すれば、支柱を起立位置から
倒伏位置へ折り畳むことができる。しかして、本発明に
よれば、ハウジングを倒置しない限り第2ロックレバー
がロック解除位置に移動しないので、起立位置にある支
柱を倒伏位置に折り畳むことができない。従って、支柱
を折り畳むときは必ずハウジングが倒置された状態とな
るので、支柱のロックを解除してもその自重と投影ヘッ
ドの重みで支柱が急激に倒伏位置へ回動するおそれはな
い。このため支柱のロックを解除するとき支柱を手で支
える必要がないのでロック解除操作が簡単になり、かつ
投影ヘッドがオーバーヘッドプロジェクターを置いたテ
ーブル等に当たって破損するといった事態を確実に防止
できる。
【0006】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面に基づき説明す
るに、図1ないし図5には本発明の一実施例に係る透過
型オーバーヘッドプロジェクターの全体の構成が示され
ている。当該オーバーヘッドプロジェクターはハウジン
グ10、ハウジング10の底部に組付けた前後一対の脚
部20,30と底部カバー40、ハウジング10の一隅
部に組付けた支柱50、支柱50を介してハウジング1
0の中央部上方に設置される投影ヘッド60とを備えて
いる。ハウジング10は図2に示すように、上面に上部
開口11aを形成し、かつ底面に格納口11bを形成し
た偏平な箱形を有するハウジング本体11と、ヒンジ1
2(図5参照)を介してハウジング本体11に上下方向
に回動可能に組付けられ上部開口11aを開閉可能に覆
蓋する上部カバー13から構成されている。ハウジング
本体11の左側面には支柱50を格納するための溝状格
納部11dが一体成形され、溝状格納部11dの外面に
折り畳み式の携帯用把手14が取付けられている。上部
カバー13の中央部には窓開口13aが形成され、窓開
口13aにステージガラス15が嵌着されている。
【0007】ハウジング本体11の内部には反射鏡1
7、投影光源18、フレネルレンズが設けられ、フレネ
ルレンズ16はステージガラス15に平行にハウジンク
に固定されている。投影光源18はハウジング本体11
の背面に固定されている。反射鏡17は基端部がピン1
9aとブラケット19を介してハウジング本体11に回
動可能に組付けられており、フレネルレンズ16と略平
行な格納位置(図3参照)と自由端側が格納口11bか
ら本体11外部に突出してフレネルレンズ16及び投影
光源18に対し所要角度をなし光源18から出た光がフ
レネルレンズ16に向けて反射される使用位置(図1参
照)間で回動する。前側脚部20は格納口11bの前側
端縁に沿って取付けられ、かつ上端部が一対のヒンジピ
ン21を介してハウジング本体11に内外方向に回動可
能に組付けられており、格納口11b内に埋入する格納
位置(第3図参照)と格納口11bから突出してハウジ
ング本体11の下面から下方に向けて突出する使用位置
(図1参照)間で回動する。
【0008】後側脚部30はヒンジピン31と詳しくは
後述するピン32を介してハウジング本体11に回動可
能に組付けられ、前脚部20と同様に使用位置と格納位
置間で回動する。前側脚部20の内側端面には使用位置
にあるとき同じく使用位置にある反射鏡17との干渉を
避けるためのテーパ部20aと、格納位置にあるとき反
射 鏡17の裏面に当接して格納位置に支持する支持面
20bが形成されている。さらに、前側脚部20の外側
端面中央部には格納位置にあるとき投影ヘッド60を格
納可能な凹所20cが形成されている。底部カバー40
は左右一対のサイドパネル41と左右両側面42を有す
る底面パネル43から構成されている。各サイドパネル
41はハウジング本体11の左右側面に設けた上下方向
に延びるガイド溝11cに摺動可能に嵌合する凸条41
aを有し、ハウジング本体11に対して上下方向に移動
可能に組付けられている。
【0009】底面パネル43の左右両端部には上下方向
に延びるガイド溝44aを有する一対のブラケット44
が固着されている。一方、サイドパネル41の中央下部
にはこのガイド溝44aに遊貫するガイドピン45が立
設され、底面パネル43はサ イドパネル41に対して
上下方向に移動可能に組付けられている。また、各サイ
ドパネル41には左右方向に延びる前後一対のガイド溝
41b,41cが形成され、底面パネル43の各側面4
2には前後一対のテーパ状ガイド溝 42a,42bが形
成されている。一方、前側脚部20の側面にはそれぞれ
ガイド 溝41b、ガイド溝42aに遊嵌する連結ピン
22,23が立設されている。同様に、後側脚部30の
側面にはそれぞれガイド溝41c、ガイド溝42bに遊
嵌する連結ピン33,34が立設されている。
【0010】両脚部20,30と底部カバー40はこれ
ら連結ピン22,23,33,34とガイド溝41b,41
c,42a,42bにより連結されており、両脚部20,
30を格納位置に設定したとき、サイドパネル41と底
面パネル43の側面42が互いに重なり合って格納口1
1bからハウジング本体11内部に埋入し、かつ底面パ
ネル43にて格納口11bが覆蓋される。また、両脚部
20,30を使用位置に設定したとき、これに連動して
サイドパネル41が格納口11bから突出し、かつ側面
42がサイドパネル41の下端部から露出して使用位置
にある反射鏡17が覆蓋される。底面パネル43には底
部カバー40が格納位置にあるとき投影ヘッド60が通
過可能な切欠部43aが形成され、かつ使用位置にある
とき反射鏡17の自由端が当接して使用位置に位置決め
される凹部43bが形成されている。
【0011】支柱50の基端部にはシャフト51が固着
され、ハウジング本体11の側面に形成した通孔11f
を貫通している。このシャフト51はハウジング本体1
1にビス52aで固定した箱型のブラケット52(図5
参照)に回転可能に組付けられている。支柱50はシャ
フト51でハウジンク本体11の左側面外側に倒伏する
格納位置と同側面から上方に起立した使用位置間で回動
可能に支持されている。シャフト51には扇形歯車53
が一体に設けられている。一方、後側脚部30の左側面
にはピン32を回動中心にして扇形歯車53と噛合する
扇形歯車35が一体に設けられている。また、支柱50
の基端部には扇形のブラケット54がビス54aで固着
され、同ブラケット54と前側脚部20の左側面がリン
ク55を介して前側脚部に連結されている。支柱50を
回動させて格納位置または使用位置に設定すると、支柱
50の回動動作がリンク55を介して両脚部20,30
に伝達され、両脚部20,30が格納位置または使用位
置へ回動する。このリンク55は折曲部55aを有し、
該折曲部55aが反射鏡17の一側端縁に係合してい
る。なお、図5の符号56は支柱50の基端部に設けた
カバーである。
【0012】図6及び図7に詳細に示すように、支柱5
0の基端部には支柱50をハウジング11の側面から起
立した使用位置に解除可能にロックするためのロック機
構70が設けられている。当該ロック機構70は第1ロ
ックレバー71と第2ロックレバー72及びレリーズレ
バー73を有し、第1ロックレバー71は箱型のブラケ
ット52にピン74とワッシャー74aでハウジンク1
1の底面と平行に回動可能に組付けられている。第1ロ
ックレバー71は自由端に切欠部71aを有し、該切欠
部71aが支柱50を使用位置に起立させたとき扇型ブ
ラケット54の端面に係合して支柱50がロックされ
る。支柱50のロックは第1ロックレバー71を回動さ
せて切欠部71aを扇型ブラケット54の端面から外す
と解除される。第2ロックレバー72は自由端に重り7
5が固定され、自重で円滑に回動するように第1ロック
レバー71の折曲部71bに段付きビス76とワッシャ
ー76aで組付けられている。重り75は底面が水平に
なるようにハウジング11をテーブル等に載置したとき
底面に設けた開口11eの端面に対向し、支柱50の基
端部を組付けたハウジング11の側面が上を向くように
ハウジング11を倒置したとき自重で回動して開口11
eの端面に対向する位置から退避する。レリーズレバー
73の基端部は第1ロックレバー71の折曲片71bに
スポット溶接で固定され、他端が開口11eを通ってハ
ウジング11の底面から外部に突出している。
【0013】ロック機構70はかかる構成を有するの
で、図6に示すようにハウジング11を底面が水平にな
るようにテーブル等に載置した状態では、第2ロックレ
バー72がピン76から鉛直に垂下し、重り75が底面
の開口11eの端面に対向している。このため、レリー
ズレバー73を手動操作して矢印方向に引いても、重り
75が開口11e端面に当たるので、レリーズレバー7
3が動かない。従って、第1ロックレバー71もピン7
4を支点にして回動することはないので、第1ロックレ
バー71の切欠部71aが扇型ブラケット54の端面か
ら外れず、支柱50のロックを解除できない。一方、図
7に示すように支柱50の基端部を組付けた側面が上を
向くようにハウジング11を倒置すると、第2ロックレ
バー72が自重で回動し、重り75が底面の開口11e
端面に対向する位置から退避するので、矢印方向にレリ
ーズレバー73を動かすことができる。そこで、矢印方
向にレリーズレバー73を引くと、図8に示すように第
1ロックレバー71がピン74を支点にして回動し、切
欠部71aが扇型ブラケット54の端面から外れるの
で、支柱50のロックが解除される。
【0014】支柱50の上端部にはアーム61がピン6
2を介して上下方向へ回動可能に組付けられ、アーム6
1の先端部に投影ヘッド60が固定されている。投影ヘ
ッド60はフレーム63内に組込まれた投影レンズ64
とフレーム63に組付けたカバーフレーム65の内面に
固定したヘッド用反射鏡66を備え、カバーフレーム6
5はフレーム63に対して倒伏した格納位置とフレーム
63から上方へ傾斜して起立した使用位置の間で回動す
るようにピン65aで取付けられている。アーム61の
基端部にはソケット67が嵌合され、支柱50の先端部
にはテーパを有する凸片68が一体に設けられている。
図1に示す状態のように、ソケット67が凸片68に嵌
合しているとき、投影ヘッド60は支柱50から起立し
た使用位置にロックされる。一方、ソケット67を上方
へ動かして凸片68から外すと、ロックが解除されるの
で、投影ヘッド60を矢印方向に倒して折り畳むことが
できる。
【0015】本実施例は以上の構成からなり、図1に示
すように支柱50と投影ヘッド60を設定することによ
りステージガラス15上に載置した被投影物をハウジン
グ10の前方に設置した図示しないスクリーンに投影す
ることができる。かかる設定状態においては、両脚部2
0,30と底部カバー40がハウジング11の底面から
下方に突出し、反射鏡 17は底面パネル43の凹部に
自由端が当接して使用位置に位置決めされる。この状態
で投影光源18を点灯すると同光源18から出た光は反
射鏡17にてフレネルレンズ16に向けて反射され、ス
テージガラス15上の被投影物を照射して投影レンズ6
4に入る。投影レンズ64を出た光はヘッド用反射鏡6
6にてスクリーンに向けて転向されスクリーン上に被投
影物の拡大像が投影される。使用位置に設定されている
各部を畳み込むにはまず、ハウジング11を倒置し、レ
リーズレバー73を手動操作して支柱50のロツクを解
除し、支柱50を回動操作して溝状格納部11dに格納
する。支柱50の回動に伴い、扇形歯車53に噛合する
扇形歯車35が図1において反時計方向に回転するの
で、後側脚部30がピン32、ピン31を支点にして内
側に回動し、格納口11b内に埋入する。同時に、ブラ
ケット54の回動に伴ってリンク55が後方へ引かれる
ので、前側脚部20もピン21を支点にして内側へ回動
し格納口11b内に埋入する。さらに、両脚部20,3
0の内側への回動によりサイドパネル41及び底面パネ
ル43の側面42が重なり合って収納口11b内に埋入
し、底面パネル43にて格納口11bが覆蓋される。ま
た、前側脚部20の内側への回動により支持面20bに
て反射鏡17が持ち上げられるので、反射鏡17はフレ
ネルレンズ16と略平行な格納位置に格納される。かか
る状態において、ソケット67を凸片68から外し、投
影ヘッド60を倒すと、投影ヘッド60は底面パネル4
3の底面に設けた切欠部43aを通って前側脚部20に
設けた凹所20c内に格納される。これにより支柱5
0、投影ヘッド 60、両脚部20,30、底部カバー4
0並びに反射鏡17が図3に示すように畳み込まれる。
【0016】一方、図3に示すように折り畳まれたオー
バーヘッドプロジェクターの各部を図1に示す使用位置
に設定するには、上述した折り畳み操作の逆の手順を実
施する。すなわち、まずハウジング11を倒置して投影
ヘッドを凹所20cから起立させ、つぎに支柱50を溝
条凹部11dから起立させる。支柱50が図1に示す使
用位置まで起立すると、第1ロックレバー71の切欠部
が扇型ブラケット54の側端面に係合するので、支柱5
0が自動的にロックされる。同時に、支柱50の回動動
作に連動して脚部20,30が起立し、リンク55の係
合部55aに係合している反射鏡17がリンク55の動
作に連動して使用位置へ回動する。そこで、ソケット6
7を動かして凸片68に嵌合させ投影ヘッド60をロッ
クする。かかる一連の操作によってオーバーヘッドプロ
ジェクターは図1に示す使用状態に設定される。
【0017】しかして本実施例によれば、ハウジング本
体11の底面に格納口11bを設けて使用時には反射鏡
17の自由端が同格納口11bから突出し、格納時には
フレ ネルレンズ16と略平行に設定されるように構成
したので、使用時における反射鏡17の高さ寸法による
制約を受けることなくハウジング本体11の厚みを設定
できる。このためハウジング10の薄型化が可能とな
る。また、支柱50をハウジング本体11の左側面の外
側に隣接するようにして折畳むとともに、両脚部20,
30、底部カバー40、投影ヘッド60を総て格納口
11b内に格納できるので、装置全体がコンパクトにな
って携帯に極めて便利で ある。さらに、支柱50に連
動して反射鏡17、両脚部20,30、底部カバ ー40
が格納位置または使用位置に設定されるので、操作が簡
単で使い勝手がよい。
【0018】とりわけ、本実施例によれば、支柱50を
起立位置にロックする機構70として支柱50に一体に
固定した扇型ブラケット54の側端面に係合するロック
位置と同ブラケット54から離脱するロック解除位置の
間を手動操作によって移動し、ロック位置にあるとき支
柱50を使用位置にロックし、ロック解除位置にあると
き支柱50のロックを解除する第1ロックレバー71
と、第1ロックレバー71がロック位置からロック解除
位置へ移動するのを阻止するロック位置とロック位置か
らロック解除位置へ移動するのを許容するロック解除位
置との間で移動可能に設けられ、支柱50が倒伏する側
面が上になるようにハウジング11を倒置したとき自重
によりロック位置からロック解除位置へ移動する第2ロ
ックレバー72を設けたので、ハウジング11を倒置し
ない限り第2ロックレバー72がロック解除位置に移動
せず、起立位置にある支柱50を折り畳むことができな
い。従って、支柱50を折り畳むときは必ずハウジング
11が倒置された状態となるので、支柱50のロックを
解除してもその自重と投影ヘッド60の重みで支柱50
が急激に倒伏するおそれはない。このため支柱50のロ
ックを解除するとき支柱50を手で支える必要がないの
でロック解除操作が簡単になり、かつ投影ヘッド60が
オーバーヘッドプロジェクターを置いたテーブル等に当
たって破損するといった事態を確実に回避できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係る透過形オーバーヘッ
ドプロジェクターの使用状態を示す中央部縦断断面図で
ある。
【図2】 同オーバーヘッドプロジェクターの分解斜視
図である。
【図3】 同オーバーヘッドプロジェクターの折り畳ん
だ状態を示す中央縦断断面図である。
【図4】 同オーバーヘッドプロジェクターの折り畳ん
だ状態を示す一部破断した平面図である。
【図5】 同オーバーヘッドプロジェクターの使用状態
を示す一部破断した背面図である。
【図6】 同オーバーヘッドプロジェクターに設けたロ
ック機構のロック状態をを示す斜視図である。
【図7】 同ロック機構の作動を説明するための斜視図
である。
【符号の説明】
10…ハウジング、11…ハウジング本体、11b…格
納口、13…上部カバー、13a…窓開口、15…ステ
ージガラス、16…フレネルレンズ、17…反射鏡、1
8…投影光源、20…前側脚部、30…後側脚部、40
…底部カバー、43a…切欠部、50…支柱、60…投
影ヘッド、70…ロック機構、71…第1ロックレバ
ー、72…第2ロックレバー、73…レリーズレバー、
75…重り。
フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭60−97865(JP,U) 実開 平6−78950(JP,U) 実開 昭60−44034(JP,U) 実開 昭62−125235(JP,U) 実開 昭61−190545(JP,U) 実開 昭60−173941(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03B 21/132 G03B 21/30

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面に被投影物を載置するステージを設
    けたハウジングと、ハウジングの一側面に倒伏する位置
    と同側面から起立した位置との間で回動可能にハウジン
    グに組付けた支柱と、支柱の上端に組付けられ支柱が使
    用位置にあるときステージに載置した被投影物の像をス
    クリーンに拡大投影する投影ヘッドを備えたオーバーヘ
    ッドプロジェクターにおいて、前記支柱に一体に固定し
    たブラケットに係合するロック位置と同ブラケットから
    離脱するロック解除位置の間を手動操作によって移動
    し、ロック位置にあるとき支柱を使用位置にロックし、
    ロック解除位置にあるとき支柱のロックを解除する第1
    ロックレバーと、第1ロックレバーがロック位置からロ
    ック解除位置へ移動するのを阻止するロック位置とロッ
    ク位置からロック解除位置へ移動するのを許容するロッ
    ク解除位置との間で移動可能に設けられ、支柱が倒伏す
    る側面が上になるようにハウジングを倒置したとき自重
    によりロック位置からロック解除位置へ移動する第2ロ
    ックレバーを設けたことを特徴とするオーバーヘッドプ
    ロジェクター。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100489646C (zh) * 2004-02-06 2009-05-20 三菱电机株式会社 投影型图像显示装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN100489646C (zh) * 2004-02-06 2009-05-20 三菱电机株式会社 投影型图像显示装置

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