JP2834848B2 - バルーン - Google Patents

バルーン

Info

Publication number
JP2834848B2
JP2834848B2 JP2142740A JP14274090A JP2834848B2 JP 2834848 B2 JP2834848 B2 JP 2834848B2 JP 2142740 A JP2142740 A JP 2142740A JP 14274090 A JP14274090 A JP 14274090A JP 2834848 B2 JP2834848 B2 JP 2834848B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
balloon
thickness
film
layer
acid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2142740A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0434590A (ja
Inventor
和久 宮下
賢二 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Chemical Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=15322477&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP2834848(B2) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Mitsubishi Chemical Corp filed Critical Mitsubishi Chemical Corp
Priority to JP2142740A priority Critical patent/JP2834848B2/ja
Publication of JPH0434590A publication Critical patent/JPH0434590A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2834848B2 publication Critical patent/JP2834848B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)
  • Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、バルーンに関するものであり、詳しくは、
浮遊保持能力と形態保持能力に優れ、耐ピンホール性お
よび印刷性が改良されたバルーンに関するものである。
〔従来の技術〕
従来より、バルーン用膜材料としては、各種のものが
知られているが、近時、浮遊保持能力と形態保持能力に
優れているバルーンとして、二軸延伸ポリビニルアルコ
ール系樹脂層または金属蒸着層を有する二軸延伸ポリビ
ニルアルコール系樹脂層のガスバリアー性樹脂層とヒー
トシール樹脂層との複合フィルムより成るバルーンが提
案されている(特開平2−43036号)。
〔発明か解決しようとする課題〕
しかしながら、上記のバルーンは、耐ピンホール性に
劣り、バルーンを膨らませる前の輸送時にピンホールが
生じ易いという問題がある。また、特に、デコレーショ
ン用途では、バルーンのフィルム表面に印刷を施すこと
が多いが、ポリビニルアルコール系樹脂は、印刷性が悪
く、綺麗に仕上がらないという問題がある。
本発明は、浮遊保持能力と形態保持能力に優れ、耐ピ
ンホール性および印刷性が改良されたバルーンの提供を
目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の上記目的は、厚みが10〜30μのガスバリアー
性樹脂層(A)と厚みが3〜30μのヒートシール性樹脂
層(B)との複合フィルムより成り、ガスバリアー性樹
脂層(A)が、厚み3〜10μのポリアミド層、厚み3〜
20μのエチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物層および
厚み3〜10μのポリアミド層を当該列記順に積層した二
軸延伸積層フィルムであることを特徴とするバルーンに
より達成される。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明のバルーンは、従来のバルーンと同様に、ガス
バリアー性樹脂層(A)とヒートシール性樹脂層(B)
との複合フィルムより成る。
先ず、ガスバリアー性樹脂層(A)について説明す
る。
本発明において、ガスバリアー性樹脂層(A)は、厚
み3〜10μのポリアミド層、厚み3〜20μのエチレン−
酢酸ビニル共重合体けん化物層および厚み3〜10μのポ
リアミド層を当該列記順に積層した、全厚み10〜30μの
二軸延伸積層フィルムを使用する。
本発明で使用するポリアミド層に用いるポリアミド系
樹脂は、一般的には、ナイロン6、ナイロン66、ナイロ
ン12、ナイロン6/66、芳香族ナイロン等を指し、原料と
しては、具体的には、ε−カプロラクタム、エナントラ
クタム、カプリルラクタム、ラウリルラクタム、α−ピ
ロリドン、α−ピペリドンのようなラクタム類、6−ア
ミノカプロン酸、7−アミノヘプタン酸、9−アミノノ
ナン酸、11−アミノウンデカン酸のようなω−アミノ酸
類またはジカルボン酸とジアミンとのナイロン塩が用い
られる。
そして、ジカルボン酸の具体例としては、マロン酸、
コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、ピメリン酸、スベ
リン酸、アゼライン酸、セバシン酸、ウンデカンジオン
酸、ドデカンジオン酸、トリデカンジオン酸、テトラデ
カンジオン酸、ヘキサデカンジオン酸、ヘキサデセンジ
オン酸、オクタデカンジオン酸、オクタデセンジオン
酸、エイコサジオン酸、エイコセンジオン酸、ドコサン
ジオン酸、2,2,4−トリメチルアジピン酸のような脂肪
族ジカルボン酸、1,4−シクロヘキサンジカルボン酸の
ような脂環式ジカルボン酸、テレフタル酸、イソフタル
酸、フタル酸、キシリレンジカルボン酸のような芳香族
ジカルボン酸のような二塩基酸類が挙げられ、ジアミン
の具体例としては、エチレンジアミン、トリメチレンジ
アミン、テトラメチレンジアミン、ペンタメチレンジア
ミン、ヘキサメチレンジアミン、ヘプタメチレンジアミ
ン、オクタメチレンジアミン、ノナメチレンジアミン、
デカメチレンジアミン、ウンデカメチレンジアミン、ド
デカメチレンジアミン、トリデカメチレンジアミン、ヘ
キサデカメチレンジアミン、オクタデカメチレンジアミ
ン、2,2,4(又は2,4,4)−トリメチルヘキサメチレンジ
アミンのような脂肪族ジアミン、シクロヘキサンジアミ
ン、メチルシクロヘキサンジアミン、ビス−(4,4′−
アミノシクロヘキシル)メタンのような脂環式ジアミ
ン、キシリレンジアミンのような芳香族ジアミンが挙げ
られる。
上記のポリアミド系樹脂には、本発明の趣旨を越えな
い限り、各種の安定剤、フィラー、顔料、染料、滑剤、
ブロッキング防止剤あるいは各種熱可塑性樹脂等の周知
の添加剤を配合してもよい。
本発明で使用するエチレン酢酸ビニル共重合体けん化
物(EVOH)は、エチレン−酢酸ビニル共重合体をけん化
して製造されるものであり、エチレン含有量が20〜70mo
l%、好ましくは25〜50mol%、酢酸ビニル成分のけん化
度が95mol%以上、好ましくは98mol%以上のものが通常
使用される。エチレン含有量が20mol%未満の場合は、
溶融押出性が十分でなく、着色変質し易く、一方、70mo
l%を超える場合は、酸素遮断性や印刷適性等の物性が
十分ではない。また、けん化度が95mol%未満の場合
は、酸素遮断性や耐湿性が十分でない。
上記のEVOHは、少量のプロピレン、イソブテン、α−
オクテン、α−ドデセン、α−オクタデセン等のα−オ
レフィン、不飽和カルボン酸、その塩、部分アルキルエ
ステル、完全アルキルエステル、ニトリル、アミド若し
くは無水物または不飽和スルホン酸もしくはその塩等の
コモノマー成分を含んでいても差し支えない。また、EV
OHに少量のポリオレフィン系樹脂、ポリエステル系樹
脂、ポリアミド系樹脂等を混合しても差し支えない。
本発明で使用するガスバリアー性樹脂層(A)は、ポ
リアミド/エチレン酢酸ビニル共重合体けん化物/ポリ
アミドの二軸延伸積層フィルムである。積層フィルムが
無延伸または一軸延伸フィルムである場合には、バルー
ンの機械的強度に問題が生じるだけでなく、形態保持能
力も低下し、多色印刷時のピッチ精度にも問題がある。
上記の二軸延伸積層フィルムを製造するためには、一
般的には、共押出法を用いる。
すなわち、各樹脂を押出し、フィードブロック内ある
いはTダイ内で積層後、ロール上で急冷して製膜して未
延伸シートを得、その後、二軸延伸して熱処理する。
二軸延伸の方法は、例えば、特開昭52−115880号に記
載の同時二軸延伸、特開昭61−273931号に記載の逐次二
軸延伸のいずれであってもよい。また、環状ダイを用い
て製膜後に延伸してもよい。
テンター逐次二軸延伸の場合は、例えば、共押出成形
シートを50℃〜75℃の温度範囲に加熱し、ロール式縦延
伸機によって縦方向に2〜5倍に延伸し、続いてテンタ
ー式横延伸機によって60℃〜95℃の範囲内で横方向に2
〜5倍に延伸すればよい。またテンター同時二軸延伸、
チューブラー同時二軸延伸の場合は、例えば60℃〜100
℃で縦横同時に各方向に2〜5倍に延伸すればよい。
本発明において、二軸延伸積層フィルムの全厚みは、
10〜30μ、好ましくは12〜25μである。この範囲内の厚
みであるときに優れた形態保持能力と浮遊保持能力を兼
ね備え、且つ、耐ピンホール性の高いバルーンを得るこ
とができる。10μ未満の場合は、ガスバリアー性、強
度、形態保持能力に劣る。30μを越える場は、バルーン
の重量が大きくなり、その結果、形態保持能力はあって
も浮遊保持能力に劣る。
本発明において、二軸延伸積層フィルムのエチレン酢
酸ビニル共重合体けん化物層の厚みは、3〜20μ好まし
くは4〜15μである。3μ未満の場合は、ガスバリヤー
性、形態保持能力に劣り、20μを越える場合は、二軸延
伸積層フィルムの耐ピンホール性が劣る。一方、ポリア
ミド層の厚みは、3〜10μ好ましくは4〜9μである。
3μ未満の場合は、耐ピンホール性に劣り、10μを越え
る場合は、バルーンの重量が増すばかりか、耐ピンホー
ル性の改善効果も飽和してくる。
また、本発明においては、外観および形態保持能力の
より一層の改善を図るために、上記の二軸延伸積層フィ
ルムに金属やセラミックスを蒸着することができる。蒸
着物質としては、アルミニウム金属、酸化アルミニウ
ム、酸化珪素、窒化珪素等が挙げられる。また、抜き蒸
着加工(パーライト加工・パスター加工等の名で行われ
ているもの)やストライプ蒸着したフィルムも使用でき
る。
次に、ヒートシート性樹脂層(B)について説明す
る。
本発明において、ヒートシート性樹脂としては高密度
ポリエチレン(HDPE)、中密度ポリエチレン(MDPE)、
低密度ポリエチレン(LDPE)、ポリプロピレン(PP)、
エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)、エチレン−メ
タクリレート共重合体(EMA)、エチレン−エチルアク
リレート共重合体(EEA)、エチレン−メタクリレート
共重合体(EMMA)、エチレン−アクリル酸エチル共重合
体(EAA)、エチレン−メタクリル酸エチル共重合体(E
MAA)、接着性ポリエチレン、アイオノマー樹脂、EVA鹸
化物、線状低密度ポリエチレン(L−LDPE)或いはそれ
らの共重合体が使用される。
ヒートシール層の厚み(複層である場合はその合計厚
み)は、3〜30μ、好ましくは10〜25μである。この範
囲内の厚みであるときに優れた浮遊保持能力と機械的強
度を兼備えたバルーンを得ることができる。ヒートシー
ト層の厚みが3μ未満の場合は、シール強度が十分で無
く、30μを超える場合は、バルーンの重量が大きくな
り、その結果、大きなバルーンでないと浮遊しなくな
る。このような関係から、ヒートシール層の厚みは、バ
ルーンの大きさ、要求強度等に応じ、前記範囲内から適
宜選択するのがよい。
ガスバリアー性樹脂層(A)とヒートシール性樹脂層
(B)の複合化(積層)は、両層のドライラミネーショ
ン法によってもよく、または、押出ラミネーション法も
しくはポリアミド/エチレン酢酸ビニル共重合体けん化
物/ポリアミド/ヒートシール性樹脂の積層順で共押出
しを行い、これを二軸延伸する方法によってもよい。
本発明においては、バルーン全体にヒートシール性樹
脂層(B)が存在する必要はなく、バルーンのシール部
のみに存在させることも可能である。しかしながら、一
般的には、材料の価格、加工費、取扱い易さ等より押出
しラミネーションを採用し、バルーン全体にヒートシー
ル性樹脂層(B)を設ける場合が多い。
ヒートシール層性樹脂(B)は、1層である必要はな
く、ガスバリアー性樹脂層(A)の両側に設けてもよ
い。ヒートシール層(B)が1層の場合は、合掌シール
しかできないが、上記のように2層設けた場合には、合
掌シールだけでなく、封筒貼りができ、できあがったバ
ルーンの外観が綺麗になる。
本発明においては、ヒートシール時の耐熱性改善のた
めに、二軸延伸PETフィルムや二軸延伸ナイロンフィル
ムを最外層に積層してもよい。この場合、全厚みを60μ
以下、特に45μ以下にすることが浮力の点から望まし
い。
本発明のバルーンは、特に、玩具用、デコレーション
用に好適に使用されるが、バルーンの大きさとしては、
バルーンにヘリウム等のガスを200cm2〜60位充填でき
る程度のものが特に好適である。そして、小さなバルー
ンの場合は、できるだけ薄い層構成にする必要があり、
バルーンの大きさにより、その厚みを考慮するのが望ま
しい。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例により更に詳細に説明するが、
本発明は、その要旨を超えない限り以下の実施例に限定
されるものではない。
なお、以下の例にて得られたバルーンの評価結果は、
表−1に示す。
実施例1 〔A〕NY6/EVOH/NY6二軸延伸積層フィルムの作製 ナイロン6レジン(三菱化成(株)製ノバミッド102
2)を2台の押出し機より押出し、更に、EVOH(エチレ
ン含有量32mol%、けん化度99.6mol%、(株)クラレ製
エバールEP−F101B)をもう1台の押出し機より押出し
てNY6/EVOH/NY6の順にT−ダイ内で積層し、更に、30℃
の冷却ロール上で急冷し、各層42μ、計126μのキャス
トフィルムを得た。このフィルムを50℃に昇温後、ロー
ル式延伸機で流れ方向に3倍に延伸し、更に、テンター
で流れ方向と直角方向に90℃で3.5倍に延伸、更に、200
℃で熱処理して全体厚み12μの二軸延伸積層フィルムを
得た。このフィルムの両面をコロナ処理して、濡れ試薬
による濡れ性を52dyn以上とした。
〔B〕印刷 上記のフィルムの片面を6色で印刷した。
外観上は全く問題なく良好に印刷された。
〔C〕複合フィルムとバルーンの作製 上記の二軸延伸積層フィルム層にイソシアネート系の
アンカーコート剤(東洋モートン(株)製AD−503/CAT
−10)を固形分として0.2g/m2塗布し、溶剤を蒸発させ
た後、LDPE(三菱化成(株)製ノバテックL−300)を
温度320℃、膜厚15μmで押出し、複合フィルムを得
た。
上記の複合フィルムを40℃で2日間エージングを行っ
た後、165℃でヒートシールし、第1図に示すような直
径45cmのバルーンを作製し、ヘリウムを注入した。
第1図は、得られたバルーンの縦断面であり、図中、
(1)はガスバリアー性樹脂層(NY6/EVOH/NY6の二軸延
伸積層フィルム)、(2)はヒートシール性樹脂層(LD
PE)、(3)はヘリウムの注入口を示す。
実施例2 実施例1において、得られた複合フィルムを40℃で2
日間エージングを行った後、ゲルボフレックステスター
(米軍規格MIL−B−131G FED−STD−101 Method No.20
71)により、200回屈曲処理して使用した他は、実施例
1と同様にしてバルーンを作製し、ヘリウムを注入し
た。但し、LDPE層の厚みは、20μとした。
なお、上記の屈曲処理は、耐ピンホール性を評価する
ために行ったものであり、この処理によりピンホールが
生じた場合は、バルーンの浮遊日数や形態保持日数が短
くなり、また、ピンホールの発生程度によってはバルー
ンが膨らまない結果となる。
実施例3 実施例1において、二軸延伸積層フィルムにアルミニ
ウム金属を真空蒸着して使用した他は、実施例1と同様
にしてアンカーコート剤を塗布し、複合フィルムを得
た。
次いで、複合フィルムを40℃、2日間エージングを行
った後、実施例1と同様にしてバルーンを作製し、ヘリ
ウムを注入した。
比較例1 実施例1において、LDPEの膜厚を50μに変更した他
は、実施例1と同様にしてバルーンを作製し、ヘリウム
を注入た。
比較例2 3×3倍の二軸延伸にて得た膜厚12μのナイロンフィ
ルムにアルミニウム金属を真空蒸着し、実施例1と同一
条件下にアンカーコート剤塗布して溶剤を蒸発させた
後、PP(チッソ(株)製F−8090)を温度300℃、膜厚1
5μで押出し、複合フィルムを得た。
上記の複合フィルムを40℃で2日間エージングを行っ
た後、実施例2と同様にして屈曲処理を行い、次いで、
実施例1と同様にしてバルーンを作製し、ヘリウムを注
入した。
比較例3 3×3倍の二軸延伸にて得た膜厚15μのエチレン−酢
酸ビニル共重合体けん化物(エチレン含有量32モル%)
フィルムの片面をコロナ処理して濡れ試薬による濡れ52
dyn以上とした。
上記のフィルムの片面を6色で印刷して印刷性を評価
したところ、印刷抜けが見られた。
上記のフィルムを使用し、実施例1と同様にして複合
フィルムを得、実施例2と同様にして屈曲処理を行い、
次いで、実施例1と同様にしてバルーンを作製し、ヘリ
ウムを注入した。
しかしながら、屈曲処理により発生したピンホールの
ためにバルーンは膨らまなかった。
〔発明の効果〕 本発明によれば、浮遊保持能力と形態保持能力に優
れ、耐ピンホール性および印刷性が改良されたバルーン
が提供される。そして、本発明のバルーンは、特に、回
転楕円体、球体、円柱状、円錐状、正四面体、立方体、
飛行機形等に形成され、玩具、販売促進用品、ショーウ
ィンドー内のデコレーション、屋外での看板等のデコレ
ーション用に好適に使用する事ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のバルーンの一例の断面図である。 図中、(1)はガスバリアー性樹脂層、(2)はヒトシ
ール性樹脂層、(3)はヘリウムの注入口を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B64B 1/58 G09F 21/06 B32B 7/10

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】厚みが10〜30μのガスバリアー性樹脂層
    (A)と厚みが3〜30μのヒートシール性樹脂層(B)
    との複合フィルムより成り、ガスバリヤー性樹脂層
    (A)が、厚み3〜10μのポリアミド層、厚み3〜20μ
    のエチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物層および厚み
    3〜10μのポリアミド層を当該列記順に積層した二軸延
    伸積層フィルムであることを特徴とするバルーン。
JP2142740A 1990-05-31 1990-05-31 バルーン Expired - Lifetime JP2834848B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2142740A JP2834848B2 (ja) 1990-05-31 1990-05-31 バルーン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2142740A JP2834848B2 (ja) 1990-05-31 1990-05-31 バルーン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0434590A JPH0434590A (ja) 1992-02-05
JP2834848B2 true JP2834848B2 (ja) 1998-12-14

Family

ID=15322477

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2142740A Expired - Lifetime JP2834848B2 (ja) 1990-05-31 1990-05-31 バルーン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2834848B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007117227A (ja) * 2005-10-26 2007-05-17 Quick Art:Kk 風船及びその製造方法

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3001171B2 (ja) * 1993-05-25 2000-01-24 昭和シェル石油株式会社 ウレアグリース組成物
JPH08157859A (ja) * 1994-12-02 1996-06-18 Showa Shell Sekiyu Kk 潤滑グリース組成物
US5922654A (en) * 1995-10-23 1999-07-13 Nsk Ltd. Lubricant composition
EP1265977B1 (en) 2000-02-29 2004-10-13 Shell Internationale Researchmaatschappij B.V. Grease composition for constant velocity joints
US20150118460A1 (en) 2013-10-30 2015-04-30 San Diego Gas & Electric company c/o Sempra Energy Nonconductive films for lighter than air balloons
US11738537B2 (en) 2013-10-30 2023-08-29 San Diego Gas & Electric Company, c/o Sempra Energy Nonconductive films for lighter than air balloons
JP6292569B2 (ja) * 2013-12-04 2018-03-14 協同油脂株式会社 等速ジョイント用グリース組成物及びそのグリース組成物を封入した等速ジョイント
CN109720068A (zh) * 2017-10-27 2019-05-07 东莞前沿技术研究院 具有保温层的聚乙烯薄膜及高空气球

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007117227A (ja) * 2005-10-26 2007-05-17 Quick Art:Kk 風船及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0434590A (ja) 1992-02-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TW592956B (en) Thermoformable multilayer film for the protection of substrates and objects obtained
JP2834848B2 (ja) バルーン
US5278229A (en) Polyolefin composition and the use thereof
TW592960B (en) Thermoforming multilayer film for protecting substrates, and objects obtained
KR101229154B1 (ko) 폴리아미드계 연신 필름
KR20020064214A (ko) 폴리아미드 연신 필름
JP2892487B2 (ja) ポリオレフィン系樹脂組成物及びその用途
JPH0459353A (ja) 包装用積層フィルム
JP2000044756A (ja) エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物組成物の製造法
JP3323048B2 (ja) 多層延伸ポリアミドフィルム
JP4770324B2 (ja) ポリアミド系延伸フィルム
JP3136807B2 (ja) バルーン
JP2865353B2 (ja) ポリオレフィン系樹脂組成物及びその用途
JPH04232048A (ja) エチレンプロピレンターポリマーフィルム
JPH1158490A (ja) 多層延伸ポリアミドフィルムの製造方法
JPH0243036A (ja) 形態保持能力に優れたバルーン
JPH1143573A (ja) 樹脂組成物およびその積層体
JP3602621B2 (ja) バルーン
JP2001062973A (ja) 多層延伸ポリアミドフィルム及びその製造方法
JPH0732469A (ja) ポリアミド系樹脂延伸フィルムおよびこのフィルムよりなる袋体
JP2004249614A (ja) 二軸延伸ポリプロピレン複合フィルム及びその製造方法
JPH0544126Y2 (ja)
JPH0544125Y2 (ja)
JP2885378B2 (ja) 熱可塑性樹脂延伸フィルム
JP3059194B2 (ja) 熱水処理包装用ガスバリヤー性積層フィルム

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081002

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091002

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091002

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101002

Year of fee payment: 12

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101002

Year of fee payment: 12