JP3136807B2 - バルーン - Google Patents

バルーン

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JP3136807B2
JP3136807B2 JP04323368A JP32336892A JP3136807B2 JP 3136807 B2 JP3136807 B2 JP 3136807B2 JP 04323368 A JP04323368 A JP 04323368A JP 32336892 A JP32336892 A JP 32336892A JP 3136807 B2 JP3136807 B2 JP 3136807B2
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和久 宮下
雅士 長谷川
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63HTOYS, e.g. TOPS, DOLLS, HOOPS OR BUILDING BLOCKS
    • A63H27/00Toy aircraft; Other flying toys
    • A63H27/10Balloons
    • A63H2027/1025Fabrication methods or special materials therefor

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、浮遊能力と形態保持能
力の改善されたバルーンに関するものであり、更に詳し
くは回転楕円体、球状、円柱状、円錐状、正四面体、立
方体、飛行機型、ロケット型等に加工され、玩具、販売
促進用品、ショーウィンドー内のデコレーション、屋外
での看板等のデコレーション用に好適に用いられるバル
ーンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、バルーン製造用の膜材料として
は、ナイロンやポリエステルの布にゴム引きしたもの
や、ポリ塩化ビニルのシートが用いられている。しかし
バルーンとしたあとのガスバリヤー性を確保しようとす
ると、膜の厚さを厚くする必要があり、そのためバルー
ン製造用の膜材料自体の重量が重くなり、これを使用し
た小型のバルーンは浮遊しなくなるという問題がある。
なお、小型のバルーンにあっては、その膜材料として天
然ゴムや、ポリエチレンやポリプロピレンにアルミニウ
ム等の金属を真空蒸着したフイルムが用いられている。
これら膜材料よりなる小型バルーンは浮遊するが、膜材
料のガスバリヤ性が不充分でガスの漏洩がおこり、形態
保持能力に劣り、1〜2日でバルーンの張りがなくなり
外観が悪くなり、1〜4日で浮遊能力が低下し地上に落
下してしまう。また、金属を蒸着した二軸延伸ナイロン
フイルムとポリエチレンとをラミネートしたフイルムが
使用されているが、やはり形態保持能力に劣るという欠
点があり、長時間にわたって張りを失わないバルーンが
希求されていた。
【0003】浮遊能力、形態保持能力に優れているバル
ーンとして、特開平2ー43036号公報に記載の二軸
延伸ポリビニルアルコール系樹脂層とヒートシール層よ
りなる膜材料製のバルーンが提案されている。しかしな
がら、このバルーンは耐ピンホール性に劣り、バルーン
を膨らませる前の貯蔵時または輸送時にバルーンにピン
ホールが発生し易いという問題や、降雨にあうとガスバ
リヤ性が急激に低下し、その結果バルーンの張りがなく
なり外観が悪くなり、浮遊しなくなるという問題があっ
た。更に、バルーンをデコレーション用途に使用する場
合には、バルーン製造用の膜材料に印刷することが多い
が、この膜材料は印刷性が悪く、美麗な印刷が難しいと
いう問題もあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記実状に
鑑み、小型バルーンにも使用でき、しかも浮遊能力、形
態保持能力が充分満足でき、かつ輸送時の耐屈曲性、降
雨にあった際の浮遊能力、形態保持能力に優れ、また印
刷性に優れたバルーンを提供することを目的とし、かか
る問題点を解決するため鋭意検討を重ねた結果、本発明
を完成するに至ったものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】しかして本発明の要旨と
するところは、下記組成の重合体(A)、重合体(B)
および重合体(P)を原料とし、重合体(A)に重合体
(P)が0.3〜5重量%混合されてなるものを(a)
層、重合体(B)よりなるものを(b)層、重合体
(A)と重合体(B)との混合物(C)に重合体(P)
が5重量%以下混合されてなるものを(c)層とし、
(a)層、(b)層および(c)層のうち少なくとも2
種類の層を含む構造で、かつ、厚さ10μ〜30μのポ
リアミド系積層二軸延伸フイルム(基体フイルム)と、
厚さ10μ〜30μのヒートシール層との複合フイルム
よりなるバルーン。 重合体(A):m−および/またはp−キシリレンジア
ミンと炭素数6〜12のα,ω脂肪族ジカルボン酸とか
らなるポリアミド構成単位を分子鎖中に70モル%以上
含有する芳香族ポリアミド 重合体(B):脂肪族ポリアミド 重合体(P):不飽和カルボン酸類とグラフトした変性
ポリオレフィン類を100〜5重量%とポリオレフィン
類0〜95重量%の範囲で混合したものに存する。
【0006】以下、本発明を詳細に説明する。本発明に
係るバルーン製造用の膜材料は、ポリアミド系積層二軸
延伸フイルム(以下「基体フイルム」という。)とヒー
トシール層とよりなる複合フイルムである。基体フイル
ムの主要な原料は、2種類のポリアミド系重合体と(以
下それぞれ「重合体(A)」、「重合体(B)」とい
う。)とポリオレフィン系重合体(以下「重合体
(P)」という。)である。
【0007】ポリアミド系重合体の1種類である重合体
(A)は、m−および/またはp−キシリレンジアミン
と炭素数6〜12のα,ω脂肪族ジカルボン酸とからな
るポリアミド構成単位を分子鎖中に70モル%以上含有
する重合体である。この重合体の具体例としては、ポリ
メタキシリレンアジパミド、ポリメタキシリレンピメラ
ミド、ポリメタキシリレンアゼラミド、ポリパラキシリ
レンアゼラミド、ポリパラキシリレンデカナミドのよう
な単独重合体、メタキシリレン/パラキシリレンアジパ
ミド共重合体、メタキシリレン/パラキシリレンピメラ
ミド共重合体、メタキシリレン/パラキシリレンアゼラ
ミド共重合体、メタキシリレン/パラキシリレンセパカ
ミド共重合体のような共重合体等が挙げられる。
【0008】このほか、m−および/またはp−キシリ
レンジアミンと炭素数6〜12のα,ω脂肪族ジカルボ
ン酸とからなるポリアミド構成単位を分子鎖中に70モ
ル%以上含有し、この成分と他のポリアミド構成成分と
からなる共重合体が挙げられる。他のポリアミド構成成
分としては、ジアミン成分、ジカルボン酸成分およびそ
の他の成分が挙げられる。ジアミン成分の具体例には、
ヘキサメチレンジアミン、2,2,4ートリメチルヘキ
サメチレンジアミンのような脂肪族ジアミン、ピペラジ
ンビスプロピルアミン、ネオペンチルグリコールビスプ
ロピルアミンのような異節環または異原子含有ジアミン
等があり、また、ジカルボン酸成分の具体例には、アジ
ピン酸、アゼライン酸、セバシン酸のような脂肪族ジカ
ルボン酸、テレフタル酸、イソフタル酸のような芳香族
ジカルボン酸、1,4ーシクロヘキサンジガルボン酸の
ような環状脂肪族ジカルボン酸等があり、他の成分に
は、εーカプロラクタムのようなラクタム、εーアミノ
カルボン酸のようなωーアミノカルボン酸等がある。
【0009】また、重合体(A)は、これと相溶性のあ
る重合体(D)を20重量%の範囲まで含有させてもよ
い。重合体(A)と相溶性のある重合体(D)として
は、上に例示されていないポリアミド系重合体や他の熱
可塑性樹脂が挙げられる。ポリアミド系重合体の他の1
種である重合体(B)は、脂肪族ポリアミド重合体であ
る。この重合体(B)としては、アミド結合を持つ鎖状
のポリアミドであればよく、具体例としては、εーカプ
ロラクタムの単独重合体、ポリヘキサメチレンアジパミ
ド、および、εーカプロラクタムまたはヘキサメチレン
アジパミドを主成分とし、これと共重合可能な化合物2
〜10モル%とからなる共重合体、等が挙げられる。ε
ーカプロラクタムまたはヘキサメチレンアジパミドと共
重合可能な化合物としては、脂肪族ジアミン類と、脂肪
族ジカルボン酸類とのナイロン塩が挙げられる。
【0010】脂肪族ジアミン類の具体例としては、エチ
レンジアミン、テトラメチレンジアミン、ペンタメチレ
ンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、オクタメチレン
ジアミン、デカメチレンジアミン等が挙げられる。脂肪
族ジカルボン酸類の具体例としては、アジピン酸、セバ
シン酸、コルク酸、グルタール酸、アゼライン酸、βー
メチルアジピン酸、デカメチレンジカルボン酸、ドデカ
メチレンジカルボン酸、ピメリン酸等が挙げられる。こ
れら重合体の中では、εーカプロラクタムの単独重合体
であるナイロンー6、またはナイロン66と称されるポ
リヘキサメチレンアジパミドが、安価に入手でき、か
つ、二軸延伸操作を円滑に遂行し得るので好ましい。
【0011】混合物(C)は、重合体(A)と重合体
(B)との混合物であるが、バージンのもの同士を混合
したものであってもよいし、積層フイルムを製造する際
に生成する規格外フイルム、またはフイルム側端部の切
断端材(耳トリム)等のスクラップ混合物であってもよ
いし、スクラップ混合物にバージンを加えたものであっ
てもよい。これら2種類の重合体の混合割合には特に制
限はないが、重合体(A)と重合体(B)とを重量比で
7:3〜1:9の範囲内で選ぶのが好適である。
【0012】重合体(A)、重合体(B)および混合物
(C)は、いずれも吸湿性が大きく、吸湿したものを使
用すると、原料を熱溶融し押出す際に、水蒸気やオリゴ
マーが発生し、フイルム化を阻害するので、事前に乾燥
して水分含有率を0.1重量%以下とするのが好まし
い。これら重合体(A)、重合体(B)および混合物
(C)には滑剤、帯電防止剤、酸化防止剤、ブロッキン
グ防止剤、安定剤、顔料、無機質微粒子等の各種添加剤
を、フイルムの性質に影響を与えない範囲で、添加する
ことができる。
【0013】重合体(P)は、主骨格となるポリオレフ
ィン類に不飽和カルボン酸類をグラフト重合した変性ポ
リオレフィン類とポリオレフィン類とを変性ポリオレフ
ィン類100〜5重量%、ポリオレフィン類0〜95重
量%との範囲で混合したものである。変性ポリオレフィ
ン類が5重量%未満では芳香族ポリアミドへの均一分散
効果が悪くなり好ましくない。
【0014】変性ポリオレフィン類の主骨格となるポリ
オレフィン類および混合するポリオレフィン類の具体例
としては、エチレン、プロピレン等のオレフィン類の単
独重合体、およびこれらの混合物、または共重合体およ
びこれらの混合物であり、例えば、高密度ポリエチレ
ン、低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、
エチレンー酢酸ビニル共重合体、エチレンープロピレン
共重合体、エチレンーブテン共重合体、ポリプロピレン
等が挙げられる。ポリオレフィン類を変性する不飽和カ
ルボン酸類の具体例としては、アクリル酸、メタクリル
酸、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、シトラコン酸
等のカルボン酸類、無水マレイン酸、無水シトラコン
酸、無水イタコン酸等の酸無水物類、またはアクリル酸
カリウム、メタクリル酸カリウム等の酸の金属塩が挙げ
られる。これら不飽和カルボン酸類は1種類のみでなく
2種以上を混合して使用してもよい。
【0015】変性ポリオレフィン類中に占める不飽和カ
ルボン酸類の含有率は、0.01〜5重量%の範囲で
り、0.01重量%未満では、ポリアミド系混合重量体
と均一に混合できず、得られたフイルムはヘイジーとな
り、他方5重量%を越えると、製造コストが高くなるば
かりか、得られたフイルムの耐屈曲性向上効果が飽和す
るので、変性ポリオレフィン類中に占める不飽和カルボ
ン酸類の含有率は、5重量%を越えて含有させる必要は
ない。上記範囲の中で特に好ましいのは、0.1〜3重
量%の範囲である。
【0016】重合体(P)における変性ポリオレフィン
類の主骨格となるポリオレフィン類と混合するポリオレ
フィン類とは同じである必要はない。また、重合体
(P)をポリアミド系重合体中に均一に分散せしめるた
めに、あらかじめ変性ポリオレフィン類とポリオレフィ
ン類を混練りし、ペレット化しておくのが望ましいが、
分散性が変わらなければ、これに限定されるものではな
い。
【0017】本発明に係るバルーン製造用の膜材料とな
る基体フイルムを構成する3種類の層は、重合体(A)
に重合体(P)が混合されてなる(a)層、重合体
(B)よりなる(b)層、混合物(C)に重合体(P)
が混合されてなる(c)層よりなる。また、基体フイル
ムの層構成は、(a)層、(b)層、および(c)層の
うち少なくとも2種類の層より構成され、(a)層の厚
さが、3μ〜15μで少なくとも1層以上含有されてお
り、基体フイルム全体に占める重合体(A)の割合が3
0重量%以上であることが好ましい。
【0018】この場合(a)層に含まれる重合体(P)
の混合割合は、(a)層に含有されているすべての重合
体合計量に対して0.3〜5重量%の範囲とする必要が
あり、0.3重量%未満では、得られたフイルムの耐屈
曲性の改良効果がなく、他方5重量%を越えると得られ
たフイルムがヘイジーとなり好ましくない。上記範囲の
中で特に好ましいのは、0.5〜4重量%である。ま
た、(c)層は、積層フイルム製造時に生じる耳トリム
等を使用する場合は、耳トリム等に重合体(P)が含有
されているので、これに新たに重合体(P)を加えなく
ても良い場合があるが、(c)層に含まれる重合体
(P)の量を調整する場合には、新たに加えてもよい。
(c)層に含まれる重合体(P)の混合割合は、(c)
層に含有されているすべての重合体合計量に対して5重
量%以下であり、5重量%を越えると得られたフイルム
がヘイジーとなり好ましくない。上記範囲で特に好まし
いのは、0.1〜3重量%である。
【0019】本発明に係るバルーン製造用の膜材料とな
る基体フイルムは、公知の方法により製造することがで
きる。まず、(a)層、(b)層、および(c)層のう
ち少なくとも2種類の層より構成され、実質的に無定型
で配向していない未延伸積層フイルムを製造する。この
未延伸積層フイルムは、単一フイルム同士を接着させる
ための接着剤が不要で、優れた性能の積層フイルムが得
られる共押出法を採用するのがよい。共押出法による製
造法は、上記原料を少なくとも2台の押出機により溶融
し、フラットダイ、または環状ダイから押出した後、急
冷することによりフラット状、または環状の未延伸積層
フイルムとする。
【0020】次に、上記の未延伸積層フイルムを、フイ
ルムの流れ(縦軸)方向と、それに直角な(横軸)方向
にテンター式逐次二軸延伸法、テンター式同時二軸延伸
法、チューブラー式同時二軸延伸法等により二軸延伸す
る。延伸倍率は、機械的強度およびガスバリヤ性などの
点から縦軸方向、および横軸方向に各々2.5〜5倍に
するのがよい。
【0021】本発明に係るバルーン製造用の膜材料とな
る基体フイルムの厚さは、10μ〜30μの範囲とす
る。この範囲であると優れた形態保持能力と浮遊能力を
具備し非常に耐屈曲性の高いバルーンを得ることができ
る。10μ未満ではガスバリヤ性、強度面で充分でな
く、形態保持能力に劣り、他方30μを越えるとバルー
ンの重量が大きくなり、形態保持能力はあっても、浮遊
能力に劣る。上記範囲で特に好ましいのは、12μ〜2
5μである。
【0022】また、本発明に係るバルーン製造用の膜材
料は、上述した基体フイルムの片面にエチレンー酢酸ビ
ニル共重合体ケン化物または塩化ビニリデン系共重合体
等のコーティング膜層を設けることによって、本発明の
目的は一層効果的に達成される。基体フイルムにコーテ
ィング膜層を形成する方法としては、エチレンー酢酸ビ
ニル共重合体ケン化物、または塩化ビニリデン系共重合
体等の溶液や乳濁液を基体フイルムに塗布後、乾燥、製
膜する方法が採用できる。この際、接着強度を高めるた
めにイソシアネート系、ポリエチレンイミン系、有機チ
タン系などの接着促進剤、ポリウレタン系、ポリエステ
ル系などの接着剤をアンカーコート剤として使用するの
がよい。使用する塩化ビニリデン系共重合体の具体例と
しては、塩化ビニリデンー塩化ビニル共重合体、塩化ビ
ニリデンーアクリロニトリル共重合体、塩化ビニリデン
ーアクリル酸エステル共重合体、塩化ビニリデンーメタ
クリル酸エステル共重合体等が挙げられる。基体フイル
ムに形成するコーティング膜層の厚さは、1μ〜5μの
範囲であることが必要であり、厚さが1μ未満であると
コーティングした効果が小さく、5μを越えるとコーテ
ィング膜層に亀裂がおこり、剥離が発生する恐れがある
ので好ましくない。上記範囲で特に好ましい厚さは、
1.5μ〜4μである。
【0023】本発明に係るバルーン製造用の膜材料は、
上記基体フイルムにヒートシール層が積層されてなる。
ヒートシール層形成用の樹脂としては、高密度ポリエチ
レン、中密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、ポリ
プロピレン、エチレンー酢酸ビニル共重合体、エチレン
ーメタクリレート共重合体、エチレンーエチルアクリレ
ート共重合体、エチレンーメチルメタクリレート共重合
体、エチレンーアクリル酸エチル共重合体、エチレンー
メタクリル酸エチル共重合体、接着性ポリエチレン、ア
イオノマー樹脂、エチレンー酢酸ビニル共重合体ケン化
物、線状低密度ポリエチレン、またはこれらの共重合体
が挙げられる。
【0024】基体フイルムとヒートシール層との積層方
法としては、接着剤を使用するドライラミネーション
法、またはヒートシール層を構成する樹脂が溶融押出し
可能な場合は、押出ラミネーション法を採用して行うこ
とができる。更に、基体フイルムとヒートシール層を構
成する樹脂を積層順で共押出しを行い、その後、二軸延
伸する方法によってもよい。ヒートシール層は基体フイ
ルムの片面に1層または両面に2層設けてもよい。
【0025】ヒートシール層の厚さ(複層である場合は
その合計の厚さ)は、3μ〜30μの範囲とする。この
範囲であると優れた浮遊能力と機械的強度を兼ね備えた
バルーンを得ることができる。ヒートシール層の厚さが
3μ未満の場合は、シール強度が充分でなく、他方30
μを越える場合は、バルーンの重量が重くなり、その結
果大きなバルーンでないと浮遊しなくなる。このような
関係から、ヒートシール層の厚さは、バルーンの大き
さ、要求強度等に応じ、前記範囲内から適宜選択するの
がよい。特に好ましいのは、10μ〜25μである。
【0026】更に、バルーン製造時のヒートシールによ
る基体フイルムの耐熱性改善のため、基体フイルムのヒ
ートシール層側の反対側に二軸延伸ポリエチレンテレフ
タレートフイルム等を積層してもよいがこの場合でも、
バルーンを構成する全体の厚さが60μ以下、好ましく
は45μ以下にすることが浮力の点から望ましい。本発
明に係るバルーンの形は球形、回転楕円形、ハート形等
様々な形につくることができる。例えば、基体フイルム
の片面にヒートシール層を形成した膜材料で球形のバル
ーンを製造する場合は、適当な大きさに切断したバルー
ン用膜材料のヒートシール層同士を向かい合わせ、ヒー
トシールバーを用いてバルーンの円周をガス注入口を残
してヒートシールした後、ヒートシール部の外側を切り
とり、注入口よりヘリウム等のガス体を注入し、最後に
ガス注入口を密封することにより作成できる。
【0027】また、基体フイルムの両面にヒートシール
層を形成した膜材料でバルーンを製造する場合は、外側
のヒートシール層と内側のヒートシール層を貼り合わせ
ることによりバルーンを作成することができる。ガス体
注入口は、ヘリウム等のガス体を注入した後密封するほ
かに、注入口に逆止弁を取り付けた構造とすることもで
きる。
【0028】本発明におけるバルーンは、玩具用、デコ
レーション用に好適に使用される。バルーンの大きさと
しては、ヘリウム等の比重の軽いガスを0.2〜60リ
ットルの範囲で充填できる程度のものが特に好適であ
る。小型バルーンにあっては、基体フイルムおよびヒー
トシール層ともにできるだけ薄い層構成にするのが好ま
しく、バルーンの大きさによりそれらの厚さを選ぶのが
望ましい。
【0029】
【実施例】以下、本発明の内容および効果を実施例によ
り更に詳細に説明するが、本発明は、その要旨を越えな
い限り以下の例に限定されるものではない。なお、以下
の実施例、比較例において、バルーンの浮遊日数、形態
保持日数は、次のように評価したものである。 〈浮遊日数〉ヘリウムを注入したバルーンを、25℃、
相対湿度50%の環境下で、ヒモにつないで床から2.
5mの高さに浮遊させた日からバルーンが床面に落下す
るまでの日数を肉眼で観察する方法。 〈形態保持日数〉バルーンにヘリウムを注入しその表面
を緊張させた日から、ヘリウムが漏洩し、バルーンの表
面に多数のシワが発生する状態までの日数を肉眼で観察
する方法。
【0030】実施例1 基体フイルムの作製:エチレン含有量が83モル%、メ
ルトフローインデックスが1.0g/10分であるエチ
レンープロピレン共重合体100重量部と、少量のアセ
トンで溶かしたα,α’−ビス−t−ブチルパーオキシ
−p−ジイソプロピルベンゼン0.025重量部、無水
マレイン酸0.8重量部とを、ヘンシェルミキサー中で
混合した。この混合粒状物を、内径40mmφ、L/D=
28の押出機を用いて230℃で押出しペレット化し
て、変性エチレンープロピレン共重合体を得た。このペ
レット20重量%と、、メルトフローインデックス1.
5g/10分であるエチレンー酢酸ビニル共重合体(酢
酸ビニル含有量2.8モル%)80重量%を混合し、内
径40mmφ、L/D=28の押出機を用いて200℃で
押出し、ペレット化して、重合体(P)を作成した。
【0031】次にポリメタキシリレンアジパミド(三菱
ガス化学(株)製、MXーナイロン6007)(重合体
(A))と上記重合体(P)とを97:3の割合で混合
した重合体、ポリ−ε−カプロラクタム(三菱化成
(株)製、ノバミッド1022)(重合体(B))とフ
イルムの耳トリム端材粉砕物(重合体(A)と重合体
(B)との混合比40:60、総重合体に占める重合体
(P)の混合割合が1.2重量%であるもの)を、1:
1の割合で混合した重合体を、65mmφ押出機2台を使
用して各々230℃で別々に溶融させ、後者を2つに分
割後、共押出Tダイ内で積層させて3層構造の積層フイ
ルムとして押出し、30℃のキャストロールに密着させ
て急冷し、両外層が約50μの重合体(A)、重合体
(B)と重合体(P)との混合物、中間層が約36μの
重合体(A)と重合体(P)との混合物よりなる積層未
延伸フイルムを得た。
【0032】得られた積層未延伸フイルムを60℃の条
件下でロール式延伸機にて縦軸方向に3倍延伸し、つい
でこのフイルムの端部をテンタークリップで保持し、テ
ンターオーブン内で110℃の条件下で横軸方向に3倍
に延伸した後、205℃で6秒間の熱処理を行った。熱
処理を行った後のフイルムは、クリップで把持したフイ
ルム両耳部を切りとりスクラップとし、製品フイルム部
分はワインダーに巻取り、約5.5μの重合体(A)、
重合体(B)と重合体(P)との混合物の層((c)
層)、約4μの重合体(A)と重合体(P)との混合物
の層((a)層)、約5.5μの重合体(A)、重合体
(B)と重合体(P)との混合物の層((c)層)の順
に積層された(c)層/(a)層/(c)層の構成の全
体の厚さが、約15μのポリアミド系積層二軸延伸フイ
ルム(基体フイルム)を得た。この基体フイルムの片面
をコロナ処理して、JISーK6768に準拠した濡れ
試薬による濡れを52dyn以上とした。このコロナ処
理した面に6色印刷をした。外観上はまったく問題なく
良好に印刷された。
【0033】複合フイルムの作製:次に、基体フイルム
の印刷を施した面にイソシアネート系のアンカーコート
剤(東洋モートン(株)製AD−503/CAT−1
0)を固形分として0.2g/m2塗布し、溶剤を蒸発
させた後、低密度ポリエチレン(三菱化成(株)製ノバ
テックL−300)を温度320℃、厚さ15μで押出
し、全体として厚さ30μの複合フイルムを得た。
【0034】バルーンの作成・評価:上記の手順で得た
複合フイルムにつき40℃で2日間エージングを行った
後、一辺が50cmの正方形に切りとり、ヒートシール層
同士を重ね合わせ円周を165℃でヒートシールしたと
同時に周囲をカットして、図1に示すような直径45cm
のバルーンを作成し、ヘリウムを注入した。得られたバ
ルーンの層構成の詳細、ヘリウムを注入した後のバルー
ンの浮遊日数および形態保持日数等を観察し、その結果
を表1に示した。
【0035】実施例2 基体フイルムの作製:実施例1の場合に同じ。 複合フイルムの作製:実施例1におけると同様な方法で
基体フイルムに厚さ20μの低密度ポリエチレンを積層
して、全体として厚さ35μの複合フイルムを得た。
【0036】バルーンの作成・評価:上記の手順で得た
複合フイルムにつき40℃で2日間エージングを行った
後、米国規格MIL−B−131Cに準拠したゲルボー
フレックステスターの装置で200回屈曲処理をしたフ
イルムを使用したほかは、実施例1におけると同様な方
法でバルーンを作成し、ヘリウムを注入した。得られた
バルーンの層構成の詳細、ヘリウムを注入した後のバル
ーンの浮遊日数および形態保持日数等を観察し、その結
果を表1に示した。この例におけるゲルボーフレックス
テスター装置での屈曲処理は、膜材料フイルム自体の持
つ耐屈曲性を評価するもので、この処理によりピンホー
ルが生じた場合は、できあがったバルーンが膨らまなか
ったり、バルーンの浮遊日数や形態保持日数が短くなる
等の結果となる。
【0037】実施例3 実施例1において得られたものと同種の層構成バルーン
に、ヘリウムを注入した後、25℃、相対湿度90%の
環境下で実施例1におけると同様に浮遊日数および形態
保持日数等を観察し、その結果を表1に示した。
【0038】実施例4 基体フイルムの作製:実施例1の基体フイルムの片面に
アンカーコート剤(武田薬品工業(株)製タケラックA
310/A−3(6:1に配合)を酢酸エチルで固形分
10%に希釈したもの)を固形分として0.5g/m2
となるように塗布後80℃で30秒間乾燥し、更に、塩
化ビニリデンラテックス(呉羽化学(株)製DO81
8)を固形分として5g/m2となるように塗布後80
℃で30秒間乾燥させたもの(乾燥後の塩化ビニリデン
コート層の厚さ3μ)を40℃で40時間エージングし
た。この基体フイルムの塩化ビニリデンコート層の反対
面をコロナ処理して、JISーK6768に準拠した濡
れ試薬による濡れを52dyn以上とした。このコロナ
処理した面に6色印刷をした。外観上はまったく問題な
く良好に印刷された。
【0039】 複合フイルムの作製:実施例1の場合に同じ。 バルーンの作成・評価:上記の手順で得た複合フイルム
につき、実施例1におけると同様な方法でバルーンを作
成し、ヘリウムを注入した。得られたバルーンの層構成
の詳細、ヘリウムを注入した後のバルーンの浮遊日数お
よび形態保持日数等を観察し、その結果を表1に示し
た。
【0040】比較例1 基体フイルムの作製:実施例1の場合に同じ。 複合フイルムの作製:実施例1におけると同様な方法で
基体フイルムに厚さ50μの低密度ポリエチレンを積層
して、全体として厚さ65μの複合フイルムを得た。 バルーンの作成・評価:上記の手順で得た複合フイルム
につき、実施例1におけると同様な方法でバルーンを作
成し、ヘリウムを注入した。得られたバルーンの層構成
の詳細、ヘリウムを注入した後のバルーンの浮遊日数お
よび形態保持日数等を観察し、その結果を表1に示し
た。
【0041】比較例2 基体フイルムの作製:厚さ12μの縦横両方向に3倍に
二軸延伸したナイロンフイルムの片面にアルミニウム金
属を真空蒸着させたもの。
【0042】複合フイルムの作製:実施例1におけると
同様な方法で基体フイルムに厚さ15μの低密度ポリエ
チレンを積層して、全体として厚さ27μの複合フイル
ムを得た。 バルーンの作成・評価:上記の手順で得た複合フイルム
につき40℃で2日間エージングを行った後、米国規格
MIL−B−131Cに準拠したゲルボーフレックステ
スターの装置で200回屈曲処理をしたフイルムを使用
したほかは、実施例1におけると同様な方法でバルーン
を作成し、ヘリウムを注入した。得られたバルーンの層
構成の詳細、ヘリウムを注入した後のバルーンの浮遊日
数および形態保持日数等を観察し、その結果を表1に示
した。
【0043】比較例3 基体フイルムの作製:厚さ15μの縦横両方向に3倍に
二軸延伸したエチレンー酢酸ビニル共重合体けん化物
(エチレン含有量32モル%)フイルムの片面にコロナ
処理をして、JISーK6768に準拠した濡れ試薬に
よる濡れを52dyn以上にした面に6色で印刷をした
が、印刷抜けがみられた。
【0044】複合フイルムの作製:実施例1におけると
同様な方法で基体フイルムに厚さ15μの低密度ポリエ
チレンを積層して、全体として厚さ30μの複合フイル
ムを得た。 バルーンの作成・評価:上記の手順で得た複合フイルム
につき40℃で2日間エージングを行った後、米国規格
MIL−B−131Cに準拠したゲルボーフレックステ
スターの装置で200回屈曲処理をしたフイルムを使用
したほかは、実施例1におけると同様な方法でバルーン
を作成し、ヘリウムを注入した。得られたバルーンの層
構成の詳細、ヘリウムを注入した後のバルーンの浮遊日
数および形態保持日数等を観察し、その結果を表1に示
した。
【0045】比較例4 基体フイルムの作製:比較例3の場合に同じ。 複合フイルムの作製:実施例1におけると同様な方法で
基体フイルムに厚さ15μの低密度ポリエチレンを積層
して、全体として厚さ30μの複合フイルムを得た。
【0046】バルーンの作成・評価:上記の手順で得た
複合フイルムにつき、実施例1におけると同様な方法で
バルーンを作成し、ヘリウムを注入した。得られたバル
ーンの層構成の詳細、ヘリウムを注入した後のバルーン
の25℃、相対湿度90%の環境下での浮遊日数および
形態保持日数等を観察し、その結果を表1に示した。
【0047】
【表1】
【0048】 表1中において、各略号は以下の意味である。 a:ポリメタキシリレンアジパミドと重合体(P)との
混合物からなる層 c:ポリメタキシリレンアジパミドとポリーεーカプロ
ラクタムと重合体(P)との混合物からなる層 LDPE:低密度ポリエチレンフイルム PVDC−:基体フイルムの片面に乾燥後の塩化ビニリ
デンコート層の厚さが3μとなるように塩化ビニリデン
ラテックスを塗布したもの Al−ONY:二軸延伸したナイロンフイルムの片面にア
ルミニウム金属を真空蒸着させたもの EVOH:二軸延伸したエチレンー酢酸ビニル共重合体
けん化物(エチレン含有量32モル%)フイルム 表1より、本発明に係る層構成により得られたバルーン
は、比較例の層構成により得られたバルーンに比較し
て、耐屈曲性、耐湿性に優れ、浮遊日数、形態保持日数
ともに長い期間保持できたことが分かる。
【0049】
【発明の効果】本発明に係るバルーンは、回転楕円体、
球体、円柱状、円錐状、正四面体、立方体、飛行機形等
に形成され、玩具、販売促進用品、ショーウィドー内の
デコレーション、屋外での看板等のデコレーション用に
好適に使用でき、浮遊能力と形態保持能力に優れ、また
耐屈曲性、耐湿性および印刷性にも優れるという特別に
顕著な効果を奏し、その産業上の利用価値は極めて大で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のバルーンの一例の断面図である。
【符号の説明】
1:基体フイルム 2:ヒートシール層 3:ヘリウムの注入口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−77373(JP,A) 特開 昭53−83892(JP,A) 特開 昭48−64165(JP,A) 特開 昭54−31489(JP,A) 特開 昭57−51427(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A63H 27/10 B32B 1/00 - 35/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記組成の重合体(A)、重合体(B)
    および重合体(P)を原料とし、重合体(A)に重合体
    (P)が0.3〜5重量%混合されてなるものを(a)
    層、重合体(B)よりなるものを(b)層、重合体
    (A)と重合体(B)との混合物(C)に重合体(P)
    が5重量%以下混合されてなるものを(c)層とし、
    (a)層、(b)層および(c)層のうち少なくとも2
    種類の層を含む構造で、かつ、厚さ10μ〜30μのポ
    リアミド系積層二軸延伸フイルム(基体フイルム)と、
    厚さ10μ〜30μのヒートシール層との複合フイルム
    よりなるバルーン。 重合体(A):m−および/またはp−キシリレンジア
    ミンと炭素数6〜12のα,ω脂肪族ジカルボン酸とか
    らなるポリアミド構成単位を分子鎖中に70モル%以上
    含有する芳香族ポリアミド 重合体(B):脂肪族ポリアミド 重合体(P):不飽和カルボン酸類とグラフトした変性
    ポリオレフィン類を100〜5重量%とポリオレフィン
    類0〜95重量%の範囲で混合したもの
  2. 【請求項2】 ポリアミド系積層二軸延伸フイルムの少
    なくとも片面にエチレンー酢酸ビニル共重合体ケン化物
    または塩化ビニリデン系共重合体のコーティング膜層を
    有する請求項1に記載のバルーン。
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