JP3204995B2 - ポリアミド系多層合成ソーセージケーシング - Google Patents
ポリアミド系多層合成ソーセージケーシングInfo
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- A22—BUTCHERING; MEAT TREATMENT; PROCESSING POULTRY OR FISH
- A22C—PROCESSING MEAT, POULTRY, OR FISH
- A22C13/00—Sausage casings
- A22C13/0013—Chemical composition of synthetic sausage casings
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A22—BUTCHERING; MEAT TREATMENT; PROCESSING POULTRY OR FISH
- A22C—PROCESSING MEAT, POULTRY, OR FISH
- A22C13/00—Sausage casings
- A22C2013/0053—Sausage casings multilayer casings
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- A22C—PROCESSING MEAT, POULTRY, OR FISH
- A22C13/00—Sausage casings
- A22C2013/0063—Sausage casings containing polyamide, e.g. nylon, aramide
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- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
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- Y10T428/13—Hollow or container type article [e.g., tube, vase, etc.]
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- Food Science & Technology (AREA)
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ポリアミド系外側層、
内包物と、すなわち特にソーセージ肉と接触するポリオ
レフィンの層、およびこれら2つの外側層を互いに接続
している中間層からなる、多層管状合成ソーセージケー
シングに関する。
内包物と、すなわち特にソーセージ肉と接触するポリオ
レフィンの層、およびこれら2つの外側層を互いに接続
している中間層からなる、多層管状合成ソーセージケー
シングに関する。
【0002】この種の従来の包装用ケーシングには、ソ
ーセージ肉を詰めたケーシングを煮沸あるいは調理した
後は、内側ケーシングは最早ソーセージ肉と接触してい
ないという欠点がある。ソーセージ肉とケーシングとの
間に空間が生じ、その結果、液体成分がソーセージ肉か
ら滲み出て、これらの空間内に入り込むことがある。ケ
ーシングは最早ソーセージ肉を緊密に包まず、しわだら
けになる。このソーセージを冷却すると、ケーシングと
ソーセージ肉との間の空間に好ましくないゼリーポケッ
トが生じ、ソーセージの外観が悪くなり、そのソーセー
ジは最早売り物にならない。
ーセージ肉を詰めたケーシングを煮沸あるいは調理した
後は、内側ケーシングは最早ソーセージ肉と接触してい
ないという欠点がある。ソーセージ肉とケーシングとの
間に空間が生じ、その結果、液体成分がソーセージ肉か
ら滲み出て、これらの空間内に入り込むことがある。ケ
ーシングは最早ソーセージ肉を緊密に包まず、しわだら
けになる。このソーセージを冷却すると、ケーシングと
ソーセージ肉との間の空間に好ましくないゼリーポケッ
トが生じ、ソーセージの外観が悪くなり、そのソーセー
ジは最早売り物にならない。
【0003】
【従来の技術】DE−A−3308296によれば、こ
の問題は、上記の層構造を有する管状ケーシングの外側
ポリアミド層を結晶化した、湿った状態に保つことによ
って、解決できるとされている。チューブに高温のペー
スト状食品を緊密に詰めた後、外側ポリアミド層を乾燥
させると、冷却後に、管状ケーシングがその内容物に弾
性的に、緊密に収縮するとされている。しかし、この製
法は非常に複雑であり、一般的には実用化されていな
い。
の問題は、上記の層構造を有する管状ケーシングの外側
ポリアミド層を結晶化した、湿った状態に保つことによ
って、解決できるとされている。チューブに高温のペー
スト状食品を緊密に詰めた後、外側ポリアミド層を乾燥
させると、冷却後に、管状ケーシングがその内容物に弾
性的に、緊密に収縮するとされている。しかし、この製
法は非常に複雑であり、一般的には実用化されていな
い。
【0004】DE−A−3816942の開示によれ
ば、ポリオレフィン樹脂の内部層をコロナ放電で処理
し、所望によりそこに澱粉粉末を付けることにより、し
わの発生を防ぐことができる。EP−A−012729
6(=US−A−4,606,922)はこの問題に対
する別の解決策を提供している。この特許によれば、ケ
ーシングの内側に、イオン化照射で処理すべきイオノマ
ーを使用する。これらの最近提案された解決策には、し
わおよびゼリーポケットの形成を防ぐために、ポリオレ
フィン層の追加処理が必要になるという欠点がある。
ば、ポリオレフィン樹脂の内部層をコロナ放電で処理
し、所望によりそこに澱粉粉末を付けることにより、し
わの発生を防ぐことができる。EP−A−012729
6(=US−A−4,606,922)はこの問題に対
する別の解決策を提供している。この特許によれば、ケ
ーシングの内側に、イオン化照射で処理すべきイオノマ
ーを使用する。これらの最近提案された解決策には、し
わおよびゼリーポケットの形成を防ぐために、ポリオレ
フィン層の追加処理が必要になるという欠点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明の目的
は、ポリアミド、接着剤およびポリオレフィンからなる
公知の多層構造を有し、ソーセージ肉を詰め、加熱し、
冷却した後、再び該ケーシングにより包まれるソーセー
ジ肉にしっかりと、しわを生じることなく密着する管状
合成ソーセージケーシングを提供することである。公知
の問題に対するこの解決策は、これまでに提案された解
決策よりも簡単であるにも関わらず、非常に効果的であ
る。
は、ポリアミド、接着剤およびポリオレフィンからなる
公知の多層構造を有し、ソーセージ肉を詰め、加熱し、
冷却した後、再び該ケーシングにより包まれるソーセー
ジ肉にしっかりと、しわを生じることなく密着する管状
合成ソーセージケーシングを提供することである。公知
の問題に対するこの解決策は、これまでに提案された解
決策よりも簡単であるにも関わらず、非常に効果的であ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的は、請求項1に
記載する特徴を有する多層合成ソーセージケーシングに
より達成される。従属請求項は、そのソーセージケーシ
ングの有利な実施形態に向けられている。
記載する特徴を有する多層合成ソーセージケーシングに
より達成される。従属請求項は、そのソーセージケーシ
ングの有利な実施形態に向けられている。
【0007】この管状ソーセージケーシングは、外側ポ
リアミド層、中間の、比較的薄い接着性または密着促進
性の層、および内側のポリオレフィン層からなる、公知
の多層構造を有する。
リアミド層、中間の、比較的薄い接着性または密着促進
性の層、および内側のポリオレフィン層からなる、公知
の多層構造を有する。
【0008】ポリアミド層は、好ましくは脂肪族飽和ジ
カルボン酸と好ましくは脂肪族飽和ジアミンとの反応生
成物からなる。好適なジカルボン酸の例としては、テレ
フタル酸およびイソフタル酸があるが、好ましいのはア
ジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸、およびドデカン
ジカルボン酸である。好適なジアミンの例としては、フ
ェニレンジアミンおよびキシレンジアミンがあるが、好
ましいのはテトラ- ペンタ- 、ヘキサ- およびオクタメ
チレンジアミンであり、その中でもヘキサメチレンジア
ミンが特に好ましい。さらに、ポリアミドは、6〜12
個の炭素原子を有するオメガ−アミノカルボン酸または
そのラクタムの単位、例えば11−アミノウンデカン酸
またはラウリン酸ラクタム、好ましくはカプロラクタム
の単位からなっていてもよい。さらに、ポリアミドは、
上記のジアミンおよびジカルボン酸単位の幾つかを含む
少なくとも一つのコポリアミドからなることもできる。
好ましいコポリアミドは、カプロラクタム、ヘキサメチ
レンジアミンおよびアジピン酸単位からなる。ポリアミ
ド6、ポリアミド66およびポリアミド6/66が特に
好ましいポリアミドである。
カルボン酸と好ましくは脂肪族飽和ジアミンとの反応生
成物からなる。好適なジカルボン酸の例としては、テレ
フタル酸およびイソフタル酸があるが、好ましいのはア
ジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸、およびドデカン
ジカルボン酸である。好適なジアミンの例としては、フ
ェニレンジアミンおよびキシレンジアミンがあるが、好
ましいのはテトラ- ペンタ- 、ヘキサ- およびオクタメ
チレンジアミンであり、その中でもヘキサメチレンジア
ミンが特に好ましい。さらに、ポリアミドは、6〜12
個の炭素原子を有するオメガ−アミノカルボン酸または
そのラクタムの単位、例えば11−アミノウンデカン酸
またはラウリン酸ラクタム、好ましくはカプロラクタム
の単位からなっていてもよい。さらに、ポリアミドは、
上記のジアミンおよびジカルボン酸単位の幾つかを含む
少なくとも一つのコポリアミドからなることもできる。
好ましいコポリアミドは、カプロラクタム、ヘキサメチ
レンジアミンおよびアジピン酸単位からなる。ポリアミ
ド6、ポリアミド66およびポリアミド6/66が特に
好ましいポリアミドである。
【0009】好ましい実施形態では、このポリアミド層
は、EP−A−0,176,980(=US−A−4,
659,599)に記載されている様に、さらに他の重
合体、好ましくは5〜25重量%のポリエチレンを含
む。ポリエチレンを加えることによって、チューブの二
軸延伸が容易になる、すなわち必要な引張り力が驚くほ
ど低下する。また、この好ましい実施形態は寸法安定性
が優れ、そこから製造した直径の大きなソーセージは、
吊した状態でそのソーセージ肉の重量により、出っ張っ
たり、ふくらんだりしないのが特徴である。
は、EP−A−0,176,980(=US−A−4,
659,599)に記載されている様に、さらに他の重
合体、好ましくは5〜25重量%のポリエチレンを含
む。ポリエチレンを加えることによって、チューブの二
軸延伸が容易になる、すなわち必要な引張り力が驚くほ
ど低下する。また、この好ましい実施形態は寸法安定性
が優れ、そこから製造した直径の大きなソーセージは、
吊した状態でそのソーセージ肉の重量により、出っ張っ
たり、ふくらんだりしないのが特徴である。
【0010】この重合体混合物中に存在するポリエステ
ルは、ジオールと芳香族ジカルボン酸、特にテレフタル
酸および所望によりイソフタル酸との縮合生成物であ
る。このポリエステルは、アジピン酸の様な脂肪族ジカ
ルボン酸である程度変性することができる。そのジオー
ルは、エチレングリコール、1,4−ブチレングリコー
ル、1,3−プロピレングリコールまたはヘキサメチレ
ングリコールの様な、式HO−(CH2 )n −OH(n
=2−8)の脂肪族化合物、および1,4−シクロヘキ
サンジメタノールの様な脂環式化合物である。この重合
体混合物には、ポリブチレンテレフタレートを使用する
のが特に好ましい。ポリエステルの最高比率は、重合体
混合物に対して25重量%である。
ルは、ジオールと芳香族ジカルボン酸、特にテレフタル
酸および所望によりイソフタル酸との縮合生成物であ
る。このポリエステルは、アジピン酸の様な脂肪族ジカ
ルボン酸である程度変性することができる。そのジオー
ルは、エチレングリコール、1,4−ブチレングリコー
ル、1,3−プロピレングリコールまたはヘキサメチレ
ングリコールの様な、式HO−(CH2 )n −OH(n
=2−8)の脂肪族化合物、および1,4−シクロヘキ
サンジメタノールの様な脂環式化合物である。この重合
体混合物には、ポリブチレンテレフタレートを使用する
のが特に好ましい。ポリエステルの最高比率は、重合体
混合物に対して25重量%である。
【0011】内側チューブ壁に使用するポリオレフィン
は、エチレン、プロピレンまたは4〜8個の炭素原子を
有する直鎖アルファ−オレフィンの共重合体またはこれ
らの重合体の混合物である。4〜8個の炭素原子を有す
るアルファ−オレフィンの比率は、通常10重量%未満
である。好ましくは、この共重合体はエチレン/プロピ
レン/ブチレンターポリマーおよび/またはプロピレン
/ブチレン共重合体である。重量比で6:4〜4:6、
好ましくは1:1のターポリマー/共重合体混合物が特
に好適である。このターポリマーは、0.8〜2重量%
のエチレン単位および2〜3.5重量%のブチレン単位
を含み、残りはプロピレン単位であるのが好ましい。共
重合体は、通常、60〜75重量%のプロピレン単位お
よび40〜25重量%のブチレン単位からなる。ターポ
リマー/共重合体混合物を使用する場合、この混合物は
全体で、0.1〜7重量%のエチレン単位、53〜8
9.9重量%のプロピレン単位および10〜40重量%
のブチレン単位を含む。三井石油化学工業(株)からタ
フマー XR−106Lの商品名で市販されている、ア
ルファ−オレフィンからなる共重合体が特に好適である
ことが分かった。
は、エチレン、プロピレンまたは4〜8個の炭素原子を
有する直鎖アルファ−オレフィンの共重合体またはこれ
らの重合体の混合物である。4〜8個の炭素原子を有す
るアルファ−オレフィンの比率は、通常10重量%未満
である。好ましくは、この共重合体はエチレン/プロピ
レン/ブチレンターポリマーおよび/またはプロピレン
/ブチレン共重合体である。重量比で6:4〜4:6、
好ましくは1:1のターポリマー/共重合体混合物が特
に好適である。このターポリマーは、0.8〜2重量%
のエチレン単位および2〜3.5重量%のブチレン単位
を含み、残りはプロピレン単位であるのが好ましい。共
重合体は、通常、60〜75重量%のプロピレン単位お
よび40〜25重量%のブチレン単位からなる。ターポ
リマー/共重合体混合物を使用する場合、この混合物は
全体で、0.1〜7重量%のエチレン単位、53〜8
9.9重量%のプロピレン単位および10〜40重量%
のブチレン単位を含む。三井石油化学工業(株)からタ
フマー XR−106Lの商品名で市販されている、ア
ルファ−オレフィンからなる共重合体が特に好適である
ことが分かった。
【0012】上記のC2 /C3 /C4 ターポリマーおよ
びC3 /C4 共重合体とは別に、内側層は所望により他
のポリオレフィン、特にLDPE、LLDPEの様なポ
リエチレン、プロピレンの単独重合体および/またはC
2 /C3 共重合体を含む。一般に、それらの量は内側層
に対して50重量%未満である。
びC3 /C4 共重合体とは別に、内側層は所望により他
のポリオレフィン、特にLDPE、LLDPEの様なポ
リエチレン、プロピレンの単独重合体および/またはC
2 /C3 共重合体を含む。一般に、それらの量は内側層
に対して50重量%未満である。
【0013】中間層は、極性のポリアミド層を非極性の
ポリオレフィン層に結合し、エチレン/酢酸ビニル共重
合体、HDPE、およびゴム変性HDPEからなるグル
ープから選択した化学的に変性したポリオレフィンから
なる。この化学的変性は、外側層のポリアミドに対する
強い結合を達成する、重合体上の官能基により行う。こ
れらは、エチレンおよびエチレン性不飽和エステルの共
重合体との混合物、および/またはエチレンの単独重合
体またはエチレンおよび3〜8個の炭素原子を有するア
ルファ−オレフィンの共重合体を原料とするポリオレフ
ィン樹脂との混合物における、HDPEおよび少なくと
も一つの不飽和環状無水カルボン酸のグラフト共重合体
の混合物を含む。さらに、接着剤として、アルキルカル
ボキシル置換したポリオレフィン、例えばイオノマー、
およびアクリル酸エステルまたはメタクリル酸エステル
を使用することができる。
ポリオレフィン層に結合し、エチレン/酢酸ビニル共重
合体、HDPE、およびゴム変性HDPEからなるグル
ープから選択した化学的に変性したポリオレフィンから
なる。この化学的変性は、外側層のポリアミドに対する
強い結合を達成する、重合体上の官能基により行う。こ
れらは、エチレンおよびエチレン性不飽和エステルの共
重合体との混合物、および/またはエチレンの単独重合
体またはエチレンおよび3〜8個の炭素原子を有するア
ルファ−オレフィンの共重合体を原料とするポリオレフ
ィン樹脂との混合物における、HDPEおよび少なくと
も一つの不飽和環状無水カルボン酸のグラフト共重合体
の混合物を含む。さらに、接着剤として、アルキルカル
ボキシル置換したポリオレフィン、例えばイオノマー、
およびアクリル酸エステルまたはメタクリル酸エステル
を使用することができる。
【0014】ソーセージケーシングは、多層ダイスを通
して、シームレス3層チューブとして共押出しする。続
いて、この材料は問題なく二軸延伸することができる。
延伸工程に続いて、熱の作用による収縮に対する十分な
耐性を与えるために、このチューブを所望により熱硬化
させる。チューブの直径は、必要とするソーセージの直
径により選択する。ケーシングを調理ソーセージに使用
する場合、通常、ケーシングの直径は30〜150mm、
特に40〜120mmである。一般に、外側層の厚さは2
0〜35μm 、ポリオレフィン層の厚さは5〜20μm
、中間層の厚さは1〜8μm である。
して、シームレス3層チューブとして共押出しする。続
いて、この材料は問題なく二軸延伸することができる。
延伸工程に続いて、熱の作用による収縮に対する十分な
耐性を与えるために、このチューブを所望により熱硬化
させる。チューブの直径は、必要とするソーセージの直
径により選択する。ケーシングを調理ソーセージに使用
する場合、通常、ケーシングの直径は30〜150mm、
特に40〜120mmである。一般に、外側層の厚さは2
0〜35μm 、ポリオレフィン層の厚さは5〜20μm
、中間層の厚さは1〜8μm である。
【0015】必要であれば、ソーセージケーシングは染
色することができる。3層ケーシングの場合、染料がフ
ィルム層を通ってソーセージ肉に移行する問題を防ぐた
めに、外側のポリアミド層のみを染色するのが好ましい
ことが分かった。
色することができる。3層ケーシングの場合、染料がフ
ィルム層を通ってソーセージ肉に移行する問題を防ぐた
めに、外側のポリアミド層のみを染色するのが好ましい
ことが分かった。
【0016】ソーセージケーシングの蒸気透過性は非常
に低い。出来上がったソーセージにゼリーポケットおよ
びしわができる傾向は著しく低下する。
に低い。出来上がったソーセージにゼリーポケットおよ
びしわができる傾向は著しく低下する。
【0017】この二軸延伸した管状ケーシングは、壁厚
は小さいが、強度が高く、直径が均一である。このケー
シングは寸法が安定しており、クリップで密閉すること
ができる。この3層複合材料チューブは、ソーセージ製
造の条件下では分離しない、すなわち、ソーセージを沸
騰水中で煮沸および調理しても、あるいは0℃よりほん
の数度高い温度で貯蔵しても、ケーシングの個々の層が
剥がれることはない。
は小さいが、強度が高く、直径が均一である。このケー
シングは寸法が安定しており、クリップで密閉すること
ができる。この3層複合材料チューブは、ソーセージ製
造の条件下では分離しない、すなわち、ソーセージを沸
騰水中で煮沸および調理しても、あるいは0℃よりほん
の数度高い温度で貯蔵しても、ケーシングの個々の層が
剥がれることはない。
【0018】「延伸した」または「延伸」の用語は、延
伸可能な重合体熱可塑性材料の特性向上を表し、該材料
を延伸処理にかけ、その際にその材料の分子を該材料の
配向温度範囲で延伸方向で配向させ、この様にして得ら
れた状態を「凍結」させる、すなわちその後に続く冷却
工程で保持することによって達成される。その様な配向
処理により、フィルムの機械的特性およびバリヤー値が
向上する。管状フィルムを二軸同時に延伸することによ
り、そのチューブが二軸配向する。
伸可能な重合体熱可塑性材料の特性向上を表し、該材料
を延伸処理にかけ、その際にその材料の分子を該材料の
配向温度範囲で延伸方向で配向させ、この様にして得ら
れた状態を「凍結」させる、すなわちその後に続く冷却
工程で保持することによって達成される。その様な配向
処理により、フィルムの機械的特性およびバリヤー値が
向上する。管状フィルムを二軸同時に延伸することによ
り、そのチューブが二軸配向する。
【0019】本発明に係わるケーシングは、DE−A−
3729449(=US−A−4,886,634)に
記載する方法と類似の方法で製造する。単層射出フィル
ムの管状押出しの代わりに、多層輪状ダイスを通して、
管状3層射出フィルムの共押出しを行う。
3729449(=US−A−4,886,634)に
記載する方法と類似の方法で製造する。単層射出フィル
ムの管状押出しの代わりに、多層輪状ダイスを通して、
管状3層射出フィルムの共押出しを行う。
【0020】非延伸および延伸単層管状ポリアミドケー
シングに対する本発明に係わるケーシングの長所、およ
び延伸多層PAケーシングの場合において通常のPE内
側層の代わりに好ましいポリオレフィン内側層を使用し
て得られる長所を、下記の実施例および比較例で説明す
る。
シングに対する本発明に係わるケーシングの長所、およ
び延伸多層PAケーシングの場合において通常のPE内
側層の代わりに好ましいポリオレフィン内側層を使用し
て得られる長所を、下記の実施例および比較例で説明す
る。
【0021】
【実施例】輪状ダイスを通して、温度240℃で共押出
しを行った。この共押出し物を冷却して、直径19mm、
壁厚0.29mmのパリソンを得た。このパリソンを加熱
し、延伸区域で同時二軸延伸した。延伸比は下記の通り
である。 横方向: 1:3.15 縦方向: 1:2.5 この様にして、直径60mm、壁厚0.036mmの3層管
状フィルムが得られた。このチューブは下記の構造を有
する。 外側層: 20μm 、PA6(グリロン F 40) 中央層: 5μm 、密着促進剤(プレキサール 13
0) 内側層: 11μm 、PO(タフマー XR 106
L) その後の工程で、このケーシングを、縦方向および横方
向の収縮を防ぐために、膨らませた状態に保ちながら熱
硬化させた。粘着を防ぐために、平らに置く前に冷却し
た。得られたフィルムは、80℃以下では最早収縮しな
かった、または著しく収縮しなかったが、透明度が高
く、良好な強度を示した。このチューブはソーセージケ
ーシングに加工し、問題なくソーセージ肉を詰めること
ができた。調理および冷却した後、緊密なソーセージが
得られた。
しを行った。この共押出し物を冷却して、直径19mm、
壁厚0.29mmのパリソンを得た。このパリソンを加熱
し、延伸区域で同時二軸延伸した。延伸比は下記の通り
である。 横方向: 1:3.15 縦方向: 1:2.5 この様にして、直径60mm、壁厚0.036mmの3層管
状フィルムが得られた。このチューブは下記の構造を有
する。 外側層: 20μm 、PA6(グリロン F 40) 中央層: 5μm 、密着促進剤(プレキサール 13
0) 内側層: 11μm 、PO(タフマー XR 106
L) その後の工程で、このケーシングを、縦方向および横方
向の収縮を防ぐために、膨らませた状態に保ちながら熱
硬化させた。粘着を防ぐために、平らに置く前に冷却し
た。得られたフィルムは、80℃以下では最早収縮しな
かった、または著しく収縮しなかったが、透明度が高
く、良好な強度を示した。このチューブはソーセージケ
ーシングに加工し、問題なくソーセージ肉を詰めること
ができた。調理および冷却した後、緊密なソーセージが
得られた。
【0022】比較例1 内側層にHDPE(ルポレン2441D)を、他の添
加剤を加えずに使用した以外は、実施例1を繰り返し
た。
加剤を加えずに使用した以外は、実施例1を繰り返し
た。
【0023】比較例2 中間層用および内側層用の溶融物を止め、外側層の吐
出量を増加させた以外は実施例1を繰り返し、壁厚28
0μm のパリソンおよび最終的に単層oPAチューブを
得た。
出量を増加させた以外は実施例1を繰り返し、壁厚28
0μm のパリソンおよび最終的に単層oPAチューブを
得た。
【0024】比較例3 下向きダイスを備えた垂直フィルム吹込み成形装置
で、押出し温度280℃で、PA−66(ウルトラミド
A5)から平幅98mmおよび平均壁厚47μm の吹込み
成形フィルムを調製した。
で、押出し温度280℃で、PA−66(ウルトラミド
A5)から平幅98mmおよび平均壁厚47μm の吹込み
成形フィルムを調製した。
【0025】実施例1に記載する様にして調製した本発
明に係わるフィルムの特性が優れていることは下記の表
から明らかである。比較例のケーシングは、試験した個
々の特性に関して確かに良好な特性を示しているが、こ
れらのケーシングのどれも、下記のすべての条件を満た
してはいない。 ケーシング強度および (クリップ留め強度、詰め作業および調理の際膨らま 一定の直径 ない、出っ張りが生じない) ケーシングがソーセージ (ゼリーが生じない、調理ソーセージの製造において 肉にしっかりと密着 肉に十分密着) 重量損失が低い (蒸気に対するバリヤー効果が高い、冷所に6週間貯 蔵した後も緊密なソーセージ) すべての条件を満たすソーセージケーシングは、実施例
1に記載する様にして調製した、本発明に係わる、ポリ
オレフィン内側層を有する多層二軸延伸PAケーシング
だけである。表1: ケーシングの基本特性 壁厚 平幅 引張強度 破断時 蒸気の の伸長 透過性 縦/横 縦/横 (μm ) (mm) (N/mm2 ) (%) (g/m2 d) 実施例 36 88 100/78 150/57 4 比較例1 35 90 108/86 131/48 5 比較例2 39 93−95 178/268 160/80 17比較例3 47 98 79/74 276/305 13 技術データを測定するのに、下記の方法を使用した。試験項目 : 試験標準 引張強度 DIN 53455 破断時の伸長 DIN 53455 蒸気透過性 DIN 53122表2: ソーセージ製造による実際的な試験 調理ソーセージ ゼリー 1週間 冷所に6週間 詰める時の特性 製造後の目視評価 堆積 の重量 貯蔵した後の (%) 損失 外観 (%) 緊密に詰められ 十分丸い末端、 た、一定直径、 ゼリー堆積ほとん 0.4 0 緊密 実施例 円筒形のケーシ ど無し ング、つまりソ ーセージ 緊密に詰められ 十分丸い末端、 た、一定直径、 末端および外周に 3.9 0 緊密 比較例1 円筒形のケーシ 大量のゼリー堆積 ング、つまりソ ーセージ 緊密に詰められ 十分丸い末端、 た、一定直径、 末端および外周に 0.6 1.2 しわ発生、 比較例2 円筒形のケーシ 少量のゼリー堆積 販売に不適 ング、つまりソ ーセージ 緊密に詰められ 末端形成不十分、 比較例3 なかった、特に 長い出っ張り、 0.6 0.8 しわはないが 壁厚の小さい所 末端および外周に 緊密なソーセ にふくらみ 少量のゼリー堆積 ジではない
明に係わるフィルムの特性が優れていることは下記の表
から明らかである。比較例のケーシングは、試験した個
々の特性に関して確かに良好な特性を示しているが、こ
れらのケーシングのどれも、下記のすべての条件を満た
してはいない。 ケーシング強度および (クリップ留め強度、詰め作業および調理の際膨らま 一定の直径 ない、出っ張りが生じない) ケーシングがソーセージ (ゼリーが生じない、調理ソーセージの製造において 肉にしっかりと密着 肉に十分密着) 重量損失が低い (蒸気に対するバリヤー効果が高い、冷所に6週間貯 蔵した後も緊密なソーセージ) すべての条件を満たすソーセージケーシングは、実施例
1に記載する様にして調製した、本発明に係わる、ポリ
オレフィン内側層を有する多層二軸延伸PAケーシング
だけである。表1: ケーシングの基本特性 壁厚 平幅 引張強度 破断時 蒸気の の伸長 透過性 縦/横 縦/横 (μm ) (mm) (N/mm2 ) (%) (g/m2 d) 実施例 36 88 100/78 150/57 4 比較例1 35 90 108/86 131/48 5 比較例2 39 93−95 178/268 160/80 17比較例3 47 98 79/74 276/305 13 技術データを測定するのに、下記の方法を使用した。試験項目 : 試験標準 引張強度 DIN 53455 破断時の伸長 DIN 53455 蒸気透過性 DIN 53122表2: ソーセージ製造による実際的な試験 調理ソーセージ ゼリー 1週間 冷所に6週間 詰める時の特性 製造後の目視評価 堆積 の重量 貯蔵した後の (%) 損失 外観 (%) 緊密に詰められ 十分丸い末端、 た、一定直径、 ゼリー堆積ほとん 0.4 0 緊密 実施例 円筒形のケーシ ど無し ング、つまりソ ーセージ 緊密に詰められ 十分丸い末端、 た、一定直径、 末端および外周に 3.9 0 緊密 比較例1 円筒形のケーシ 大量のゼリー堆積 ング、つまりソ ーセージ 緊密に詰められ 十分丸い末端、 た、一定直径、 末端および外周に 0.6 1.2 しわ発生、 比較例2 円筒形のケーシ 少量のゼリー堆積 販売に不適 ング、つまりソ ーセージ 緊密に詰められ 末端形成不十分、 比較例3 なかった、特に 長い出っ張り、 0.6 0.8 しわはないが 壁厚の小さい所 末端および外周に 緊密なソーセ にふくらみ 少量のゼリー堆積 ジではない
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ギュンター、クラス ドイツ連邦共和国タウヌスシュタイン、 4、バッハシュトラーセ、7 (72)発明者 ディーター、バイセル ドイツ連邦共和国ウィースバーデン、ア ム、ホーヘン、シュタイン、14 (56)参考文献 特開 昭64−64845(JP,A) 特開 昭58−28380(JP,A) 特開 昭55−15876(JP,A) 特開 昭60−234536(JP,A) 特公 平1−10180(JP,B2) 特公 平3−73460(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A22C 13/00 B32B 27/32 B32B 27/34
Claims (10)
- 【請求項1】外側ポリアミド層、内側ポリオレフィン
層、およびその内側および外側層を互いに結合するため
の中間層によって構成された多層チューブからなる合成
ソーセージケーシングにおいて、前記ポリオレフィン層
が、エチレン、プロピレン、または4〜8個の炭素原子
を有する直鎖アルファ−オレフィンの単位を含む、ある
いはこれらの共重合体の混合物からなる共重合体を含
み、そして前記ポリオレフィン層は、コロナ放電処理が
なされていないことを特徴とする、ソーセージケーシン
グ。 - 【請求項2】前記ポリオレフィン層がエチレン/プロピ
レン/ブチレンのターポリマーおよび/またはプロピレ
ン/ブチレンの共重合体からなることを特徴とする、請
求項1に記載するソーセージケーシング。 - 【請求項3】前記ポリオレフィン層に、さらに他のポリ
オレフィンであるポリエチレン、ポリプロピレンおよび
/またはエチレン/プロピレン共重合体が含まれている
ことを特徴とする、請求項2に記載するソーセージケー
シング。 - 【請求項4】前記ポリオレフィン層がC2 /C3 /C4
ターポリマーおよびC3 /C4 共重合体の混合物を含
み、その混合物が0.1〜7重量%のエチレンおよび1
0〜40重量%のブチレンを含み、残りがプロピレンで
あることを特徴とする、請求項2または3に記載するソ
ーセージケーシング。 - 【請求項5】前記外側ポリアミド層が25重量%までの
ポリエステルであるポリブチレンテレフタレートを含む
ことを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載
するソーセージケーシング。 - 【請求項6】前記外側ポリアミド層が、4〜10個の炭
素原子を有する脂肪族ジカルボン酸の単位、および4〜
8個の炭素原子を有する脂肪族ジアミンの単位および/
または6〜12個の炭素原子を有するオメガ−アミノカ
ルボン酸またはそれらのラクタムの単位からなることを
特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載するソ
ーセージケーシング。 - 【請求項7】前記外側ポリアミド層がカプロラクタムお
よび/またはヘキサメチレンジアミンおよびアジピン酸
の単位からなることを特徴とする、請求項1〜6のいず
れか1項に記載するソーセージケーシング。 - 【請求項8】前記中間層が変性ポリオレフィン樹脂であ
るエチレン/酢酸ビニル共重合体、HDPE、ゴム変性
HDPEまたはアルキル−カルボキシル置換したポリオ
レフィンであることを特徴とする、請求項1〜7のいず
れか1項に記載するソーセージケーシング。 - 【請求項9】前記中間層が、エチレンおよびエチレン性
不飽和エステルの共重合体との混合物、および/または
エチレンの単独重合体またはエチレンおよび3〜8個の
炭素原子を有するアルファ−オレフィンの共重合体から
なるポリオレフィン樹脂との混合物における、HDPE
および少なくとも一つの不飽和環状無水カルボン酸から
得られるグラフト重合体からなることを特徴とする、請
求項1〜8のいずれか1項に記載するソーセージケーシ
ング。 - 【請求項10】チューブが共押出され、二軸延伸により
配向していることを特徴とする、請求項1〜9のいずれ
か1項に記載するソーセージケーシング。
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