JPH1094360A - 蛇腹状にした包装ケーシング - Google Patents

蛇腹状にした包装ケーシング

Info

Publication number
JPH1094360A
JPH1094360A JP9167125A JP16712597A JPH1094360A JP H1094360 A JPH1094360 A JP H1094360A JP 9167125 A JP9167125 A JP 9167125A JP 16712597 A JP16712597 A JP 16712597A JP H1094360 A JPH1094360 A JP H1094360A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bellows
weight
packaging casing
polyamide
shaped packaging
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9167125A
Other languages
English (en)
Inventor
Christian Auf Der Heide
クリスツィアン、アウフ、デル、ハイデ
Dirk Auf Der Dipl Ing Heide
ディルク、アウフ、デル、ハイデ
Klaus-Dieter Dr Hammer
クラウス‐ディター、ハンマー
Karl Dipl Ing Stenger
カール、シュテンガー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kalle GmbH and Co KG
Original Assignee
Kalle Nalo GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kalle Nalo GmbH filed Critical Kalle Nalo GmbH
Publication of JPH1094360A publication Critical patent/JPH1094360A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08JWORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
    • C08J5/00Manufacture of articles or shaped materials containing macromolecular substances
    • C08J5/18Manufacture of films or sheets
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A22BUTCHERING; MEAT TREATMENT; PROCESSING POULTRY OR FISH
    • A22CPROCESSING MEAT, POULTRY, OR FISH
    • A22C13/00Sausage casings
    • A22C13/0013Chemical composition of synthetic sausage casings
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L77/00Compositions of polyamides obtained by reactions forming a carboxylic amide link in the main chain; Compositions of derivatives of such polymers
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A22BUTCHERING; MEAT TREATMENT; PROCESSING POULTRY OR FISH
    • A22CPROCESSING MEAT, POULTRY, OR FISH
    • A22C13/00Sausage casings
    • A22C2013/0063Sausage casings containing polyamide, e.g. nylon, aramide
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A22BUTCHERING; MEAT TREATMENT; PROCESSING POULTRY OR FISH
    • A22CPROCESSING MEAT, POULTRY, OR FISH
    • A22C13/00Sausage casings
    • A22C2013/0083Sausage casings biaxially oriented
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08JWORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
    • C08J2377/00Characterised by the use of polyamides obtained by reactions forming a carboxylic amide link in the main chain; Derivatives of such polymers
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S206/00Special receptacle or package
    • Y10S206/802Shirred sausage casing
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10S428/91Product with molecular orientation
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/13Hollow or container type article [e.g., tube, vase, etc.]
    • Y10T428/1324Flexible food casing [e.g., sausage type, etc.]

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Wrappers (AREA)
  • Processing Of Meat And Fish (AREA)
  • Packages (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Flexible Shafts (AREA)
  • Bag Frames (AREA)
  • Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
  • Diaphragms And Bellows (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 非常に密にシャーリングすることができ、水
に浸漬せずに、ただちにソーセージ肉を機械により充填
することができる包装ケーシングの提供。 【解決手段】 二軸延伸および熱固定された単層または
多層の、蛇腹状にした、シャーリング密度が1:200
までであり、シャーリングした蛇腹体の長さが40〜1
00cmであるポリアミド系包装ケーシング、および包装
ケーシングの製造法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、重合体混合物を基材とする、蛇
腹状にした(concertinaed)包装ケーシング、特に二軸
延伸され、熱固定されたチューブ材料からシャーリング
された、人工のポリアミド系のソーセージケーシングに
関するものである。
【0002】ペーストまたは溶融物として充填できる食
品を包装するための様々なプラスチックフィルムがすで
に公知である。原則的に、これらのフィルムはポリエチ
レンテレフタレート(PET)、ポリ塩化ビニリデン
(PVDC)およびポリアミド(PA)を基材として製
造される。しかし、二軸延伸されたPETケーシング
は、ほとんど伸長し得ず、僅かな程度にしか収縮し得な
いので、調理され、湯通しされるソーセージには適して
いない。PVDCケーシングは、本質的により伸長し易
いが、充填後にそれらの形状がくずれ易い。これは、ソ
ーセージを長期間吊り下げておいた時に特に顕著であ
る。ポリアミドケーシングは、より伸長性が高く、より
大きく収縮するので、調理され、湯通しされるソーセー
ジにより適している。
【0003】DE−A 2,850,182(=GB−
A 2,035,198)明細書には、縦および横方向
に収縮できる様に延伸され、熱固定された、乾燥状態に
おけるガラス転移点が少なくとも48℃であるが、これ
は水分の吸収により少なくとも3℃に下がる、脂肪族ポ
リアミドの単層ケーシングが記載されている。ポリアミ
ド−6(=ポリカプロラクタム)、ポリアミド−7[=
ポリ(7−アミノヘプタン酸ラクタム)=ポリ(x−エ
ナント酸ラクタム)]、ポリアミド−6,6(=ヘキサ
メチレンジアミンとアジピン酸のポリアミド)およびポ
リアミド−6,10[=ヘキサメチレンジアミンとデカ
ン二酸(=セバシン酸)のポリアミド]が実際に開示さ
れている。
【0004】類似のケーシングがDE−A 2,85
0,181(=GB−A 2,035,198)明細書
に記載されている。このケーシングは、重合体の混合物
からなり、脂肪族ポリアミドに加えて、イオノマー樹
脂、変性エチレン/酢酸ビニル共重合体および/または
エチレン、ブチレン、脂肪族エチレン性不飽和(C3
5 )カルボン酸およびこのカルボン酸と(C1
8 )アルコールのエステルの単位を有する第4級重合
体も含む。このケーシングは、最初に切った後の裂け目
の広がる傾向が少ない。これらのケーシングも同様に、
調理され、湯通しされるソーセージに使用されている。
しかし、このケーシングを引き伸ばすためには、ソーセ
ージ肉を約0.3〜0.6バールの圧力下で充填しなけ
ればならない。
【0005】ソーセージ肉は、湯通しの後、体積が減少
するので、ケーシングがしわを形成せずに密に接する様
に、ケーシングはこの体積減少を相殺しなければならな
い、すなわちケーシングはその中身と同じ程度に収縮し
なければならない。しかし、公知のケーシングは、僅か
しか収縮することができず、そのため充填工程で引き伸
ばされる。ここで必要な充填圧力は、公知のソーセージ
充填機で可能な圧力の限界にある。手作業で充填する場
合、その圧力は非常に低いので、その様なケーシングは
ソーセージ肉から離れ(「ケーシング剥離」)、しわを
形成して、消費者の目には「魅力がなく」、「最早新鮮
ではない」と映ることになる。
【0006】DE−A 3,227,945(=US−
A 4,560,520/4,601,929)明細書
には、その重量の少なくとも5%の水分を吸収できるポ
リアミド製の単層ソーセージケーシングが記載されてい
る。このケーシングは、最初に切った後の裂け目の広が
る傾向が、DE−A 2,850,182明細書から公
知のソーセージケーシングよりも少ない。このケーシン
グの出発材料は、特にポリアミド−6およびポリアミド
−6,6である。このケーシングは、チューブを押し出
し、押し出したチューブを縦および横方向に延伸し、続
いて収縮を調整しながら完全に熱固定することにより製
造される。この適度の収縮は各方向で約15〜40%、
原則的に約20%、である。このケーシングも、後でし
わが生じない様にするためには、充填の際に昇圧された
圧力で拡張されるべきである。
【0007】延伸されたポリアミドケーシングの機械的
特性は、それらの含水量により大きく異なる。充填工程
中にケーシングの十分な伸長性と、柔軟性とを維持する
ためには、最低限の含水量が必要である。しかし、湯通
しの際の水および水蒸気により、この含水量は、ケーシ
ングの機械的特性が悪影響を受ける程度まで増加する。
【0008】調理され、湯通しされるソーセージに使用
する、湯通しの際にもその形状を維持するポリアミド系
単層ケーシングが、EP−A 0,176,980(=
US−A 4,659,599)明細書に記載されてい
る。このケーシングは、ポリアミドとポリエステルの混
合物からなる。ポリアミドは、飽和した、線状の脂肪族
ポリアミド、特にPA−6、であり、ポリエステルはポ
リテレフタル酸エステルおよび/またはテレフタル酸お
よびイソフタル酸の単位を含むコポリエステルである。
ポリエステルの混合物により、このケーシングは比較的
曇っており、不自然な金属調の光沢を呈する。さらに、
その伸長性は低く、しわを生じないためには、比較的高
い圧力下で充填する必要がある。
【0009】DE−A 3,943,024(=US−
A 5,326,613)明細書による単層の、二軸延
伸され、熱固定されたソーセージケーシングはガラスの
様に透明であり、金属調または真珠層の様な光沢はな
く、高い弾性を示す。このケーシングは、ポリカプロラ
クタム(ポリアミド−6)、ならびにヘキサメチレンジ
アミン、テレフタル酸およびイソフタル酸の単位を有す
る芳香族コポリアミドからなる重合体混合物から製造さ
れている。このケーシングも、とりわけ圧力下で機械に
より充填することを意図している。このケーシングは、
ほとんどの場合十分にしなやかではないので、手作業に
よる充填にはあまり適していない。
【0010】EP−A 0,573,306明細書に
は、管状で多層の、二軸延伸された、収縮可能なソーセ
ージケーシングが記載されている。このケーシングは、
ポリアミド−6および少なくとも5重量%のコポリアミ
ド(例えばPA−6,12またはPA−6/69)から
なる重合体混合物の層を含む。この層は、他の層、特に
ポリオレフィン層、により取り囲まれている。ポリアミ
ド層は、ポリオレフィン層よりも比較的薄い。このEP
−A明細書に実際に記載されている食品ケーシングはす
べて6層を有するものである。
【0011】本発明の目的は、シャーリングしていない
状態で長さが50〜100mであり、非常に密にシャー
リングすることができ、水に浸漬せずに、ただちにソー
セージ肉を機械により充填することができる、特にソー
セージリング用の蛇腹状にした包装ケーシングを提供す
ることである。
【0012】本発明により、この目的は、シャーリング
する前に乳化剤を含有するスプレー溶液をチューブ材料
に塗布しておくこと、シャーリング密度が1:200ま
でであり、シャーリングした蛇腹体の長さが40〜10
0cmであること、および蛇腹体の外径が25〜90mm、
内径が12〜45mmであることにより達成される。
【0013】湯通し(実際には約80℃の温度で行なわ
れる)の際、ケーシングの強度が、破裂または引裂きを
生じる程度に低下してはならない。冷却の際、ケーシン
グは、剥離せずに、あるいはしわを生じることなく、中
身と共に収縮する必要がある。これによって同時に、ケ
ーシングの下にソーセージゼリーが溜るのが防止され
る。さらにケーシングは、ソーセージがふっくらとして
新鮮な印象を与える様な張力を常に有するべきである。
ケーシングは、ソーセージの手作業による充填(機械に
よる充填と比較して小さな圧力での充填)にも適してい
る様に、十分にしなやかで、柔らかな手触りを有するべ
きである。ソーセージの末端を閉じるのに通常使用され
る金属クリップは、できるだけ横滑りせずにケーシング
上に止まるべきであり、すなわちケーシングが金属に対
して高い摩擦を有するべきである。貯蔵中の重量損失を
低く抑え、酸素による品質低下を防ぐために、ケーシン
グの水および酸素に対する透過性は低い必要がある。一
般的にケーシングは有色顔料または染料により着色され
るが、消費者は曇った、または乳白色のケーシングに入
れたソーセージをあまり好まないので、ケーシングは透
明で、魅力的な光沢を有することもできる。最後に、ケ
ーシングは、安価な原料から容易に製造されるべきであ
る。
【0014】本発明の、蛇腹状にした包装ケーシングの
その他の態様は、請求項2〜5に記載された特徴により
与えられる。好ましい実施態様では、チューブ材料は、
ポリアミド−6および10〜90重量%の、ヘキサメチ
レンジアミン、イソフタル酸およびテレフタル酸を単位
として有するコポリアミドの重合体混合物を含有する。
特に、チューブ材料は、ポリアミド−6および10〜3
0重量%のコポリアミドの重合体混合物を含有する。
【0015】本発明のさらに他の実施態様では、チュー
ブ材料は、下記のものを含んでなる。 a)ポリアミド−6、 b)層中のすべての重合体の総重量に対して5〜50重
量%の、 b1 )式−NH−[CH2 5 −CO−および−NH−
[CH2 m −CO−(式中、mは7〜11の整数であ
る)の単位を有する脂肪族コポリアミド、および/また
は b2 )式−NH−[CH2 5 −CO−、−NH−[C
2 n −NH−および−CO−[CH2 o −CO−
(式中、nは6〜12の整数であり、oは7〜10の整
数である)の単位を有する脂肪族コポリアミド、所望に
より c)20重量%までの、ヘキサメチレンジアミン、テレ
フタル酸およびイソフタル酸の単位を含む非晶質コポリ
アミド、および所望により d)20重量%までの、カルボキシル基で変性されたポ
リオレフィン。
【0016】成分a)〜d)の重量%の合計は、これ以
降記載する成分を一切加えない場合は100に等しい。
【0017】脂肪族コポリアミドb1 )中の式−NH−
[CH2 5 −CO−の単位および式−NH−[C
2 m −CO−の単位のモル比は、好ましくは95:
5〜20:80、特に好ましくは60:40〜30:7
0、である。脂肪族コポリアミドb2 )中の式−NH−
[CH2 5 −CO−の単位および式−NH−[C
2 n −NH−および−CO−[CH2 o −CO−
の単位のモル比は、好ましくは95:5〜25:75、
特に好ましくは70:30〜30:70、である。式−
NH−[CH2 n −NH−および−CO−[CH2
o −CO−の単位は、ここでは事実上等モル量で存在す
る。
【0018】脂肪族コポリアミドb1 )中、mは好まし
くは7または11であり、すなわち式−NH−[C
2 m −CO−の単位は、好ましくは8−アミノ−オ
クタン酸(=8−アミノカプリル酸)または12−アミ
ノ−ドデカン酸(=12−アミノ−ラウリン酸)の単位
である。
【0019】脂肪族コポリアミドb2 )中、nは好まし
くは6であり、oは好ましくは7、8または10であ
る、すなわち式−NH−[CH2 n −NH−の単位
は、好ましくはヘキサン−1,6−ジイル−ジアミン
(=ヘキサメチレンジアミン)の単位であり、式−CO
−[CH2 o −CO−の単位は、好ましくはノナン二
酸(=アゼライン酸)、デカン二酸(=セバシン酸)ま
たはドデカン二酸の単位である。ヘキサメチレンジアミ
ンとアゼライン酸のコポリアミドは、一般的にポリアミ
ド−69(またはポリアミド−6,9)と呼ばれてお
り、ヘキサメチレンジアミンとセバシン酸のコポリアミ
ドは、一般的にポリアミド−610(またはポリアミド
−6,10)と呼ばれており、ヘキサメチレンジアミン
とドデカン二酸のコポリアミドは、一般的にポリアミド
−612(またはポリアミド−6,12)と呼ばれてい
る。最後に、e−カプロラクタム、ヘキサメチレンジア
ミンおよびアゼライン酸の単位を含むコポリアミドは、
ポリアミド−6/69と呼ばれている。成分b2 )を含
有するケーシングは、特に良好な透明性を示す。
【0020】それぞれ層中の全重合体の総重量に対し
て、成分b)の比率は好ましくは10〜30重量%であ
り、非晶質コポリアミドc)(これはテレフタル酸およ
びイソフタル酸の単位のために部分的に芳香族性であ
る)の比率は5〜15重量%である。以下、ヘキサメチ
レンジアミンの単位およびテレフタル酸および/または
イソフタル酸の単位を含むコポリアミドは、それぞれP
A−6−TおよびPA−6−Iと略称する。
【0021】カルボキシル基で変性されたポリオレフィ
ンd)は、好ましくはエチレンおよび(メタ)アクリル
酸の単位を含む共重合体である。その中に(メタ)アク
リル酸単位は好ましくは2〜25重量%の比率で存在す
る。成分d)の比率は、やはり層中の全重合体の総重量
に対して同様に5〜15重量%であるのが好ましい。と
りわけ、成分c)およびd)には、ケーシングの酸素お
よび水蒸気に対する透過性を下げる効果がある。
【0022】本発明の包装ケーシングは、一般的に染
料、顔料および/または加工助剤も含む。これらの成分
の比率は比較的小さいので、それによって包装ケーシン
グの実質的な特性が事実上影響されることはない。
【0023】一実施態様では、本発明の包装ケーシング
は、40〜80重量%の成分a)、10〜30重量%の
成分b)およびそれぞれ5〜15重量%の成分c)およ
びd)を含有する。各成分の最適比は、包装ケーシング
の直径、その壁厚および用途によっても異なる。
【0024】純粋なポリアミド−6のケーシングと比較
して、蛇腹状にした包装ケーシングは、柔軟性が著しく
高く、「手触り」が優れている。冷却後、このケーシン
グは、従来のケーシングと比較して収縮張力(100
℃、乾燥状態で横方向に測定)が低下しているが、湯通
しソーセージをこれまでよりも本質的に緊密に取り巻い
ている。
【0025】本発明により、蛇腹状にした包装ケーシン
グは、上記の様に1つより多い層を含む。特に、チュー
ブ材料には2〜5つのその様な層を意図している。
【0026】本発明により、単層または多層包装ケーシ
ングの製造法が提供される。この方法では、ケーシング
を形成する成分またはケーシングの個々の層を、均質な
溶融物に変える。この溶融物を1個またはそれより多い
輪状ダイを通して押し出し、シームレスチューブを形成
させ、次いでこれを縦および横方向に延伸する。この方
法では、上記の重合体混合物から包装ケーシングの少な
くとも1層を製造し、この包装ケーシングを、乳化剤含
有スプレー溶液で処理してから、シャーリングして蛇腹
体加工する。混合および溶融は、別の混合押出機で行な
うことができる。押出しにより製造したシームレスの管
状フィルムを、一般的に内側に充填したガス(通常の場
合は空気)の圧力により、および(例えば一対のローラ
ーを使用して)縦方向および横方向に引張力を作用させ
ることにより延伸する。この「ブロー成形」と呼ばれる
方法は、当業者には一般的に公知である。延伸の結果、
ケーシングの強度は著しく高くなる。熱の作用により引
き起こされる収縮を少なくするために、管状フィルムは
さらに熱処理することにより部分的に固定される(熱固
定)。完成した包装ケーシングは、高温の水中、80℃
で縦および横方向で5〜25%の収縮を示す。延伸し、
熱固定された包装ケーシングの厚さは、一般的に10〜
50μm、好ましくは25〜45μm、である。
【0027】特殊な用途には、本発明の包装ケーシング
は多層ケーシングでもよい。その場合、ケーシングは少
なくとも1層の、上記のポリアミド混合物を含んでな
る。その他の層は、好ましくはポリアミド(例えばポリ
アミド−6)、ポリアミド混合物、ポリオレフィン、例
えばポリエチレンまたはポリプロピレン、あるいは接着
促進官能基を備えた他のポリオレフィン、エチレン性不
飽和モノマー(例えば酢酸ビニル、ビニルアルコール、
アクリル酸およびメタクリル酸)の単位を有する共重合
体ならびに塩化ビニリデンまたはアクリロニトリル共重
合体、イオノマー樹脂、または上記の重合体の混合物か
らなる。
【0028】本発明の多層ケーシングは、一般的に2〜
5層を含んでなる。好ましくは、上記ポリアミド混合物
の層の後に、ポリオレフィンおよびポリアミド型の他の
層を交互に加える。その様なケーシングは、層の数に応
じて特別に構築した輪状ダイを使用して共押出しにより
製造される。しかし、これにはかなり多大な技術的な手
間がかかる。
【0029】続いて、単層または多層包装ケーシング
は、印刷を施す、部分的にシャーリングして蛇腹体加工
する、または小片に切断し、一端を縛ることができる。
一端を縛った小片は、ソーセージの手作業製造に使用さ
れるのに対し、蛇腹体は機械によるソーセージ、特にソ
ーセージリング、の製造に使用される。
【0030】この場合、蛇腹体は、予め水に浸すことな
く、ソーセージ肉充填機のホーンの上に滑らせることが
できる。蛇腹体の長さは、40〜100cmであり、これ
は、1:200までのシャーリング密度で、シャーリン
グしていない包装ケーシングの長さが200mまでであ
ることを意味する。シャーリングしていない包装ケーシ
ングの内径は20〜68mm、特に45mm、である。包装
ケーシングは、内径160〜180mmを有するソーセー
ジリング用のケーシングリングとして設計されている。
従来の製法では、充填の際に、包装ケーシングが部分的
にカールさせ、リングを形成させる。
【0031】蛇腹状にした包装ケーシングの外径は25
〜90mmであり、内径は12〜45mmである。包装ケー
シングのシャーリング前に塗布するスプレー溶液は、例
えばソルビン酸カリウムおよび乳酸を含有し、その重量
%で表される濃度は、スプレー溶液のpHが6以下になる
様に選択する。約0.1〜0.3重量%の殺菌剤ならび
に潤滑剤もスプレー溶液に加える。さらに、2〜25重
量%の、例えばグリセリンをスプレー溶液に加える。同
様に、スプレー溶液に対する添加剤として、界面活性物
質として乳化剤を含有する水中油形エマルジョンも考え
られるが、これは例えばソルビトールの脂肪酸エステル
である。使用する油は、とりわけトリグリセリドであ
る。この添加剤の濃度は、5〜10重量%である。下記
の例および比較例では、シャーリングされていない包装
ケーシングを互いに比較する。
【0032】例1〜3 例1では90重量%のポリアミドPA−6(Ultramid B
4) および10重量%のコポリアミドPA 6I/6T
(Grivory G21) 、例2では85重量%のポリアミドPA
−6および15重量%のコポリアミドPA 6I/6
T、および例3では80重量%のポリアミドPA−6お
よび20重量%のコポリアミドPA 6I/6T、から
なる乾燥混合物の均質な溶融物を、単スクリュー押出機
中、235℃で可塑化させ、輪状ダイを通して押し出
し、急冷して直径19mm、壁厚0.30mmの原料チュー
ブを製造する。続いて、このチューブを加熱し、同時に
延伸区域で二軸延伸する。この場合、下記の延伸比にし
たがう。 横方向延伸比=1:3.3 縦方向延伸比=1:2.6
【0033】この様にして、直径63mm、壁厚0.03
5mmの管状フィルムが得られる。
【0034】その後の製造工程で、他の管を使用し、縦
方向および横方向の収縮を避けながら、ケーシングを熱
固定する。こうして得られたこれらの包装ケーシング
は、80℃未満ではほとんど、またはまったく収縮しな
いが、裂け目が広がらないので、シャーリングして蛇腹
体にすることができる。
【0035】この種の包装ケーシングは、6週間の低温
貯蔵期間中、中に充填したソーセージをしわ発生なしに
包み込む。この期間が過ぎた後、ソーセージ表面が灰色
に変色することはない。ゼリーポケットはなく、ソーセ
ージを剥離した時、ソーセージ肉とフィルムの接着は観
察されない。
【0036】例4 80重量部のポリアミド−6(ポリアミド1重量%溶液
の、96%硫酸中、20℃における相対粘度は4であ
る)、10重量部のポリアミド−6/69(Ems-Chemie
AG から市販の RGrilon CF62BS)(メルトボリュームイ
ンデックス:190℃および10kg荷重で10分間に4
0ml)および10重量部のエチレン/メタクリル酸共重
合体(DuPont de Nemours Inc.から市販の RNucrel 090
3 HC)(メルトインデックス:190℃、2.16kg荷
重で10分間に2.5g)の混合物を、単スクリュー押
出機中、240℃で可塑化させて、均質な溶融物を形成
させ、輪状ダイを通して押し出して、直径18mmのチュ
ーブを製造する。この重合体チューブを先ず急冷し、次
いで延伸に必要な温度に加熱し、ブロー成形法で延伸
し、最後に熱固定する。縦方向および横方向における延
伸比は変えないままにした。面積延伸比は9.6であっ
た。このチューブの直径は66〜68mmであった。
【0037】例5 70重量部のポリアミド−6(例4と同じ)、10重量
部のポリアミド−6/69(例4と同じ)、10重量部
の非晶質ポリアミド6−I/6−T(DuPont de Nemour
s Inc.から市販の RSelar 3426)(メルトインデック
ス:275℃、10kg荷重で10分間に90g)および
10重量部のエチレン/メタクリル酸共重合体(例4と
同じ)の混合物を例4と同様に加工して、延伸および熱
固定された包装ケーシングを製造した。このケーシング
の寸法は例4の寸法と等しい。同様に、直径12mmのチ
ューブを押出し、横方向に延伸比1:1.66で延伸
し、次いで内径20mmのシャーリングしていない包装ケ
ーシングが得られる様に縦方向に延伸した。
【0038】例6 60重量部のポリアミド−6(例4と同じ)、20重量
部のポリアミド−6/69(例4と同じ)、10重量部
の非晶質ポリアミド6−I/6−T(例5と同じ)およ
び10重量部のエチレン/メタクリル酸共重合体(例4
と同じ)の混合物を上記と同様に加工して、二軸延伸お
よび熱固定された包装ケーシングを製造した。この場合
も、製品の寸法はまったく同じである。
【0039】例7 50重量部のポリアミド−6(例4と同じ)、30重量
部のポリアミド−6/69(例4と同じ)、10重量部
の非晶質ポリアミド6−I/6−T(例5と同じ)およ
び10重量部のエチレン/メタクリル酸共重合体(例4
と同じ)の混合物を上記と同様に加工して、二軸延伸お
よび熱固定された包装ケーシングを製造した。面積延伸
比はやはり9.6で、完成した包装ケーシングの直径は
66mmであった。同じ混合物から、直径15mmのチュー
ブを押し出し、面積延伸比9.0で延伸した。この場合
も、製品の寸法はまったく同じである。完成したシャー
リングしていない包装ケーシングの直径は、包装ケーシ
ングに好ましい内径である45mmであった。
【0040】例8 65重量部のポリアミド−6(例4と同じ)、15重量
部のポリアミド−612(Ems-Chemie AG から市販の R
Grilon CF6S)(メルトインデックス:190℃および1
0kg荷重で10分間に50g)、10重量部の非晶質ポ
リアミド6−I/6−T(例5と同じ)および10重量
部のエチレン/メタクリル酸共重合体(例4と同じ)の
混合物を上記と同様に加工して、二軸延伸および熱固定
された包装ケーシングを製造した。面積延伸比は9.2
で、完成した包装ケーシングの直径は63mmであった。
【0041】例9 50重量部のポリアミド−6(例4と同じ)、30重量
部のポリアミド−612(例8と同じ)、10重量部の
非晶質ポリアミド6−I/6−T(例5と同じ)および
10重量部のエチレン/メタクリル酸共重合体(例4と
同じ)の混合物を上記と同様に加工して、二軸延伸およ
び熱固定された包装ケーシングを製造した。面積延伸比
は同じく9.2で、完成した包装ケーシングの直径は6
3mmであった。
【0042】例10 下記の重合体混合物を使用し、多層包装ケーシングを製
造した。 混合物A 80重量部のポリアミド−6(例4と同じ)、10重量
部の非晶質ポリアミド6−I/6−T(例5と同じ)お
よび10重量部のポリアミド−6/6.9(例4と同
じ)、 混合物B 70重量部の低密度ポリエチレン(BASF AG から市販の
RLupolen 1441D)(メルトインデックス:190℃およ
び2.16kg荷重で10分間に0.2g)および30重
量部の、無水マレイン酸で変性させることにより、完成
品のポリアミドに対する接着性を促進した線状低密度ポ
リエチレン(LLDPE)(Exxon から市販の REscor
CTR 2000)(メルトインデックス:190℃および2.
16kg荷重で10分間に3g)、および 混合物C 85重量部のポリアミド−6(例4と同じ)および15
重量部の非晶質ポリアミド6−I/6−T(例5と同
じ)
【0043】これらの混合物を3基の単スクリュー押出
機中、それぞれの場合に240℃で可塑化させ、均質な
溶融物を溶融物を形成させ、次いで3層輪状ダイで組み
合わせ、共押出しして直径18mmのチューブを製造し
た。このチューブを上記の様に加工して、二軸延伸およ
び熱固定された包装ケーシングを製造した。面積延伸比
は9.6で、完成した包装ケーシングの直径は66mmで
あった。総フィルム厚は55μmであり、各層は下記の
厚さを有していた。 外層(混合物A):30μm 中間層(混合物B):20μm 内層(混合物C):5μm
【0044】例1〜10に関して、一般的に、チューブ
押出しに使用した輪状ダイの直径に応じて、押出された
チューブの直径は12〜20mmであり、3.3〜9.6
の範囲内にある面積延伸比を選択した結果、二軸延伸お
よび熱固定された、シャーリングしていない包装ケーシ
ングの直径は20〜68mmである。
【0045】比較例1 例1〜3と同じPA−6(Ultramid B4) 100重量%
を、そこに記載した条件下で押し出し、二軸延伸され、
熱固定された。
【0046】こうして得た包装ケーシングは、水に対し
て高い透過性を示す。その中に充填したソーセージは、
僅か3週間の低温保存でしわを生じ、表面が灰色になる
(酸素バリヤーの欠如)。
【0047】比較例2 例1〜3と同じPA−6(Ultramid B4) をPA−3T(T
rogamid T)と85:15で混合して乾燥混合物を形成さ
せ、そこに記載した条件下で押し出し、二軸延伸され、
熱固定された。
【0048】こうして得た包装ケーシングは、本発明の
ケーシングと比較して、同様に良好な機械的強度を有
し、曇りの値はより良好でさえあるが、ソーセージ製造
工程で残留張力が非常に低くなるので、完全に冷却した
後にすでにソーセージはしわを生じるので、販売できな
い。さらに、肉から好ましくない浸出物(ゼリー形成)
が観察される。
【0049】比較例3 この試験バッチでは、ホモポリアミドPA−6の代わり
に、コポリアミドPA−6/69(Ems-Chemieから市販
のGrilon XE 322)をPA−6I/6T(GrivoryG21)
と、85:15で混合し、例1に記載の条件下で押し出
す。上記の例および比較例と対照的に、この場合には、
チューブ延伸工程が定常的に進行せず、とりわけ平らに
した時の幅が大きく変化して、壁厚が不均一になる。
【0050】その上、他の例と比較して、比強度が低下
する。得られたチューブの小片は、引裂きにおける伸長
がより高く、σ5 値が低い(内径の均一性が悪い)。そ
の様な混合物は、二軸延伸された、工業的に使用できる
ソーセージケーシングには不適当である。
【0051】比較例4 例4の純粋ポリアミド−6を、そこに記載されている様
に加工して、包装ケーシングを製造した。面積延伸比は
9.0であった。
【0052】比較例5 80重量部のポリアミド−6(例4と同じ)、10重量
部の非晶質ポリアミド6−I/6−T(例5と同じ)お
よび10重量部のエチレン/メタクリル酸共重合体(例
4と同じ)の混合物を例4と同様に加工して、二軸延伸
および熱固定された包装ケーシングを製造した。面積延
伸比は9.0で、完成した包装ケーシングの直径は61
mmであった。
【0053】比較例6 DE−C 2,850,181明細書にしたがって公称
直径60mmの単層ソーセージケーシング(Naturin-Werk
Becker & Co.から市販の RBetan)を加工し、同様に測定
した。
【0054】比較例7 DE−C 2,850,182明細書にしたがって公称
直径60mmの単層ソーセージケーシング(Naturin-Werk
Becker & Co.から市販の ROptan)を加工し、同様に測定
した。
【0055】下記の表に示す例4〜10および比較例V
4〜V7の測定値から、本発明のケーシングが先行技術
のケーシングよりも優れていることが立証される。
【0056】注の説明 1)引裂き強度は、DIN 53455にしたがい、水
に30分間浸漬した15mm幅の細片に対してクランプ長
50mmで測定した。 2)この場合、予め水に30分間浸漬し、次いで表記す
る内部圧に達するまで膨脹させたチューブ部分の外周の
増加百分率を測定した。 3)ケーシングの一端から20℃/相対湿度85%の空
気を通し、水蒸気透過性をDIN 53122により測
定した。 4)O2 透過性を、DIN 53380に準じて53%
相対湿度および23℃で測定した。 5)水に30分間浸漬したケーシングを主観的な印象で
評価した。表記する数値は、1=極めて柔らかい、2=
非常に柔らかい、3=柔らかい、および4=普通を意味
する。 6)80℃で水中に15分間保持した後の寸法変化。 7)100mm間隔の2個の測定クランプ間に100℃お
よび0℃の相対湿度で3分間固定した、乾燥した、15
mm幅の細片に対して収縮ひずみを測定した。この間隔は
変化させなかった。 8)ケーシングに細かい粒状にした湯通しソーセージ肉
を一定充填圧で手作業で充填し、金属クリップで密封し
た。次いでソーセージを湯通しキャビネット中、78
℃、100%相対湿度で60分間調理した。7℃に冷却
した後に外観およびコンシステンシーを評価した。
【0057】
【表1】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クラウス‐ディター、ハンマー ドイツ連邦共和国マインツ、アン、デル、 ハーゼンクエーレ、25 (72)発明者 カール、シュテンガー ドイツ連邦共和国リューデスハイム、ブレ スラウアー、シュトラーセ、22

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】重合体混合物を基材とする、蛇腹状にした
    包装ケーシング、特に二軸延伸され、熱固定されたチュ
    ーブ材料からシャーリングされた、人工のポリアミド系
    のソーセージケーシングであって、シャーリングされる
    前に乳化剤含有スプレー溶液がチューブ材料に塗布され
    ていること、シャーリング密度が1:200までであ
    り、シャーリングした蛇腹体の長さが40〜100cmで
    あること、および蛇腹体の外径が25〜90mm、内径が
    12〜45mmであること、を特徴とする蛇腹状にした包
    装ケーシング。
  2. 【請求項2】スプレー溶液の成分の濃度が2〜25重量
    %、特に5〜10重量%、である、請求項1に記載の蛇
    腹状にした包装ケーシング。
  3. 【請求項3】スプレー溶液が、スプレー溶液のpHが6ま
    たはそれ未満となる量のソルビン酸カリウムおよび乳酸
    を含有する、請求項1または2に記載の蛇腹状にした包
    装ケーシング。
  4. 【請求項4】0.1〜0.3重量%濃度の殺菌剤ならび
    に潤滑剤がスプレー溶液に添加されている、請求項3に
    記載の蛇腹状にした包装ケーシング。
  5. 【請求項5】スプレー溶液が、ソルビトールの脂肪酸エ
    ステルを基剤とする乳化剤による水中油形エマルジョン
    を含み、前記水中油形エマルジョン中の油がトリグリセ
    リドであり、前記水中油形エマルジョンがスプレー溶液
    の5〜10重量%の量である、請求項3に記載の蛇腹状
    にした包装ケーシング。
  6. 【請求項6】シャーリングされていない状態のチューブ
    材料が、20〜68mm、特に45mm、の内径を有し、ソ
    ーセージ肉が充填された時に、カールして、ソーセージ
    リング用のケーシングリングを形成する、請求項1に記
    載の蛇腹状にした包装ケーシング。
  7. 【請求項7】チューブ材料がポリアミド−6および10
    〜90重量%の、ヘキサメチレンジアミン、イソフタル
    酸およびテレフタル酸の単位を有するコポリアミドの重
    合体混合物を含有する、請求項1に記載の蛇腹状にした
    包装ケーシング。
  8. 【請求項8】チューブ材料がポリアミド−6および10
    〜30重量%のコポリアミドの重合体混合物を含有す
    る、請求項7に記載の蛇腹状にした包装ケーシング。
  9. 【請求項9】チューブ材料が、下記のものを含んでな
    る、請求項1に記載の蛇腹状にした包装ケーシング。 a)ポリアミド−6、 b)層中のすべての重合体の総重量に対して5〜50重
    量%の、 b1 )式−NH−[CH2 5 −CO−および−NH−
    [CH2 m −CO−(式中、mは7〜11の整数であ
    る)の単位を有する脂肪族コポリアミド、および/また
    は b2 )式−NH−[CH2 5 −CO−、−NH−[C
    2 n −NH−および−CO−[CH2 o −CO−
    (式中、nは6〜12の整数であり、oは7〜10の整
    数である)の単位を有する脂肪族コポリアミド、所望に
    より c)20重量%までの、ヘキサメチレンジアミン、テレ
    フタル酸およびイソフタル酸の単位を含む非晶質コポリ
    アミド、および所望により d)20重量%までの、カルボキシル基で変性されたポ
    リオレフィン。
  10. 【請求項10】脂肪族コポリアミドb1 )中の式−NH
    −[CH2 5 −CO−の単位および式−NH−[CH
    2 m −CO−の単位のモル比が95:5〜20:8
    0、好ましくは60:40〜30:70、である、請求
    項9に記載の蛇腹状にした包装ケーシング。
  11. 【請求項11】脂肪族コポリアミドb2 )中の式−NH
    −[CH2 5 −CO−の単位および式−NH−[CH
    2 n −NH−および−CO−[CH2 o −CO−の
    単位のモル比が95:5〜25:75、好ましくは7
    0:30〜30:70、である、請求項9または10に
    記載の蛇腹状にした包装ケーシング。
  12. 【請求項12】脂肪族コポリアミドb1 )中、mが7ま
    たは11である、請求項9〜11のいずれか1項に記載
    の蛇腹状にした包装ケーシング。
  13. 【請求項13】脂肪族コポリアミドb2 )中、nが6で
    あり、oが7、8または10である、請求項9〜12の
    いずれか1項に記載の蛇腹状にした包装ケーシング。
  14. 【請求項14】それぞれ層中の全重合体の総重量に対し
    て、成分b)の比率が10〜30重量%であり、成分
    c)の比率が5〜15重量%であり、成分d)の比率も
    5〜15重量%である、請求項9〜13のいずれか1項
    に記載の蛇腹状にした包装ケーシング。
  15. 【請求項15】カルボキシル基で変性されたポリオレフ
    ィンd)が、エチレンおよび(メタ)アクリル酸の単位
    を含む共重合体である、請求項9〜14のいずれか1項
    に記載の蛇腹状にした包装ケーシング。
  16. 【請求項16】1つまたはそれより多い層を含む、請求
    項9〜15のいずれか1項に記載の蛇腹状にした包装ケ
    ーシング。
  17. 【請求項17】前記ポリアミド混合物の層の後に、ポリ
    オレフィンおよびポリアミド型の他の層が交互に続く、
    請求項16に記載の蛇腹状にした包装ケーシング。
  18. 【請求項18】ケーシングを形成する成分またはケーシ
    ングの個々の層を均質な溶融物に変換し、前記溶融物を
    1つまたはそれより多い輪状ダイを通して押し出し、シ
    ームレスチューブを形成させ、続いて前記チューブを縦
    および横方向に延伸し、熱固定することにより単層また
    は多層包装ケーシングを製造する方法であって、請求項
    9〜17のいずれか1項に記載の重合体混合物から包装
    ケーシングの少なくとも1層を製造し、前記包装ケーシ
    ングを、乳化剤含有スプレー溶液で処理してから、シャ
    ーリングして蛇腹体を形成させる、単層または多層包装
    ケーシングを製造する方法。
  19. 【請求項19】包装ケーシングを、水に浸すことなく、
    ソーセージ肉用のホーンの上に滑らせることができる、
    請求項9〜17のいずれか1項に記載の蛇腹状にした包
    装ケーシングのソーセージリング用の使用。
JP9167125A 1996-06-24 1997-06-24 蛇腹状にした包装ケーシング Pending JPH1094360A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19625094.3 1996-06-24
DE19625094A DE19625094A1 (de) 1996-06-24 1996-06-24 Raupenförmige Verpackungshülle

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1094360A true JPH1094360A (ja) 1998-04-14

Family

ID=7797766

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9167125A Pending JPH1094360A (ja) 1996-06-24 1997-06-24 蛇腹状にした包装ケーシング

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5928738A (ja)
EP (1) EP0815732B1 (ja)
JP (1) JPH1094360A (ja)
AT (1) ATE246452T1 (ja)
DE (2) DE19625094A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003104455A (ja) * 2001-09-28 2003-04-09 Gunze Ltd 食品包装用多層フィルム
JP2008510487A (ja) * 2004-08-23 2008-04-10 ティーパック プロパティーズ リミテッド ライアビリティ カンパニー ひだ寄せ包装材

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19854769A1 (de) * 1998-11-27 2000-05-31 Wolff Walsrode Ag Lasergestippter Kunststoffdarm
DE19860142A1 (de) * 1998-12-24 2000-06-29 Wolff Walsrode Ag Füllfertiger Kunststoffdarm
DE10048718A1 (de) 2000-09-29 2002-04-18 Kalle Nalo Gmbh & Co Kg Raupenförmige Nahrungsmittelhülle
JP2002306059A (ja) * 2001-04-17 2002-10-22 Gunze Kobunshi Corp 食品用ケーシングフイルム
DE10207042A1 (de) 2002-02-20 2003-09-11 Kalle Gmbh & Co Kg Raupenförmige Verpackungshülle und Verfahren zur Herstellung einer gerafften Verpackungshülle
DE10231811A1 (de) * 2002-07-15 2004-02-05 Kalle Gmbh & Co. Kg Füllfertig vorbefeuchtete, antimikrobiell ausgerüstete Nahrungsmittelhülle auf Polymerbasis
DE10339801A1 (de) * 2003-08-27 2005-03-24 Kalle Gmbh & Co. Kg Eigenstabil geraffte Nahrungsmittelhülle aus Kunststoff
DE10339802A1 (de) * 2003-08-27 2005-03-24 Kalle Gmbh & Co. Kg Eigenstabile Raffraupe aus einer schlauchförmigen Nahrungsmittelhülle auf Basis von synthetischen Polymeren und deren Verwendung
JP4549072B2 (ja) * 2004-01-30 2010-09-22 三菱エンジニアリングプラスチックス株式会社 脂肪族ポリアミド樹脂系熱収縮性フィルム
JP4354392B2 (ja) * 2004-12-13 2009-10-28 理研ビタミン株式会社 改質された天然腸の製造方法
EP2290004B1 (de) 2009-07-31 2016-08-31 Ems-Patent Ag Polyamid-Blend-Formmasse
ES2550805T3 (es) 2010-06-30 2015-11-12 Ems-Patent Ag Conducción para el amplificador de la fuerza de frenado
WO2012044940A2 (en) 2010-10-01 2012-04-05 Sara Lee Corporation Systems and methods for providing a food product with additives
ES2401284B1 (es) 2011-08-26 2014-02-19 Viscofan, S.A. Composición de plisado y aplicaciones de la misma.
EP2604121A1 (de) 2011-12-14 2013-06-19 CaseTech GmbH Lebensmittelhülle auf Basis von Cellulose mit fungizider Ausstattung sowie Verfahren zum Schutz von Lebensmittelhüllen auf Basis von Cellulose vor Schimmelbefall
US9380804B2 (en) 2012-07-12 2016-07-05 The Hillshire Brands Company Systems and methods for food product extrusion
DE102013014301B4 (de) 2013-08-29 2016-03-03 Case Tech Gmbh Lebensmittelhülle mit biozider Ausstattung und Verfahren zu deren Hestellung

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2064147A1 (de) * 1970-12-29 1972-07-06 Kalle Ag, 6202 Wiesbaden-Biebrich Verfahren zum Verbessern der Form einer Raupe aus einer längsweise zusammengerafften künstlichen Wursthülle aus regenerierter Cellulose
US3834920A (en) * 1972-03-09 1974-09-10 H Rose Oil based coating composition
CA1060258A (en) * 1976-03-01 1979-08-14 Noel I. Burke Process for humidifying and shirring artificial sausage casing
FI66278C (fi) * 1978-11-18 1984-10-10 Becker & Co Naturinwerk Slangfolie foer foerpackning och omhoeljande av pastaartade lismedel speciellt korv och smaeltost foerpackad i form av kenrv
DE3227945C2 (de) * 1982-07-27 1986-07-24 Naturin-Werk Becker & Co, 6940 Weinheim Einschichtige elastische Schlauchfolie aus Polyamid zur Verpackung von pastösen Stoffen, insbesondere Lebensmitteln, die heiß verpackt werden oder nach dem Abpacken einer Hitzebehandlung unterworfen werden und Verfahren zu ihrer Herstellung
DE3436682A1 (de) * 1984-10-05 1986-04-10 Hoechst Ag, 6230 Frankfurt Schlauchfoermige verpackungshuelle, insbesondere wursthuelle, auf polyamidbasis
DE3625409A1 (de) * 1985-12-11 1987-07-02 Becker & Co Naturinwerk Fuellfertig konditionierte polyamid-nahrungsmittelhuelle, verfahren zu ihrer herstellung sowie verwendung zur verpackung von nahrungsmitteln (ii)
NL8701845A (nl) * 1987-08-05 1989-03-01 Krehalon Bv Met glijmiddel beklede kunstdarm.
US5573797A (en) * 1989-02-21 1996-11-12 Viskase Corporation Film and method for surface treatment of foodstuffs with antimicrobial compositions
US5573800A (en) * 1989-02-21 1996-11-12 Viskase Corporation Antimicrobial composition for surface treatment of foodstuffs
US5573801A (en) * 1989-02-21 1996-11-12 Viskase Corporation Surface treatment of foodstuffs with antimicrobial compositions
DE3943024C2 (de) * 1989-12-27 1996-05-30 Hoechst Ag Einschichtige, biaxial streckorientierte und thermofixierte, schlauchförmige Verpackungshülle
DE9115523U1 (de) * 1991-12-14 1992-02-13 Hoechst Ag, 65929 Frankfurt Einschichtige, transparente, biaxial orientierte, thermofixierte schlauchförmige Nahrungsmittelhülle
DE4207131A1 (de) * 1992-03-06 1993-09-09 Hoechst Ag Schlauchfoermige nahrungsmittelhuelle mit einer fluessigrauchpraeparation
NZ247739A (en) * 1992-06-05 1996-02-27 Grace W R & Co Biaxially oriented, oil resistant, heat shrinkable packaging film comprising a blend of nylon 6 and a copolyamide
DE4328517A1 (de) * 1993-08-25 1995-03-02 Wolff Walsrode Ag Geraffte, füllfertig konditionierte Nahrungsmittelhülle

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003104455A (ja) * 2001-09-28 2003-04-09 Gunze Ltd 食品包装用多層フィルム
JP2008510487A (ja) * 2004-08-23 2008-04-10 ティーパック プロパティーズ リミテッド ライアビリティ カンパニー ひだ寄せ包装材

Also Published As

Publication number Publication date
EP0815732A3 (de) 1998-01-21
DE19625094A1 (de) 1998-01-02
EP0815732A2 (de) 1998-01-07
EP0815732B1 (de) 2003-08-06
ATE246452T1 (de) 2003-08-15
DE59710529D1 (de) 2003-09-11
US5928738A (en) 1999-07-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH1094360A (ja) 蛇腹状にした包装ケーシング
JP3280777B2 (ja) 官能化エチレン系重合体コア層を有する熱収縮性ナイロン食品ケーシング
JP3204995B2 (ja) ポリアミド系多層合成ソーセージケーシング
US4303711A (en) Tubular film for packing and casing paste-type foodstuffs especially sausage and cheese
US5185189A (en) Multilayered tubular packaging casing
JP3309013B2 (ja) ポリオレフィンコア層を有する熱収縮性ナイロン食品ケーシング
EP2260713B1 (en) Smokeable polymeric casing
JPH08505781A (ja) ペースト状食品をパッケージしおよび包装するための5層の二軸延伸チューブ状フィルム
JPH04211321A (ja) ポリアミド系多層包装用ケーシング
JPS5979753A (ja) 熱収縮性複合フイルム及びその製造方法
JP3744998B2 (ja) ポリアミドをベースとしたソーセージ用ケーシング
JP2001113650A (ja) 多層二軸延伸高バリヤープラスチックスキン
US20090029079A1 (en) Nylon Food Casing
EP1269852B1 (en) Nylon food casing having a barrier core layer
WO2006112753A2 (en) Multilayer tubular food casing with variable outer layer thickness the outer layer having relief fibrous-netlike structure
US6808771B2 (en) Shirred stick packaging casing on high shirred density
DE2850182C2 (de) Schlauchfolie zur Verpackung und Umhüllung von pastösen Lebensmitteln, insbesondere Wurst und Käse
JP2918699B2 (ja) 管状ポリアミドケーシング
JPS5937931B2 (ja) ペ−スト状食品を包装及び被覆するゴム管シ−ト及びその製造法
US8137772B2 (en) Multilayer tubular film based on polyamide
JPH0347033A (ja) 燻煙食品包装体