JPH06190961A - ガスバリヤ性の優れた透明積層プラスチックフイルム - Google Patents
ガスバリヤ性の優れた透明積層プラスチックフイルムInfo
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- JPH06190961A JPH06190961A JP26032692A JP26032692A JPH06190961A JP H06190961 A JPH06190961 A JP H06190961A JP 26032692 A JP26032692 A JP 26032692A JP 26032692 A JP26032692 A JP 26032692A JP H06190961 A JPH06190961 A JP H06190961A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 透明性に優れ、また、極めて優れたガスバリ
ヤ性、透湿度を発揮するものであり、柔軟性があり、強
度および経済性の面でも優れており、食品、医療品、お
よび化学薬品等の包装材料を初めとして、高度のガスバ
リヤ性が要求される広範囲な用途の包装材料を提供す
る。 【構成】 芳香族ポリアミド、脂肪族ポリアミド、およ
びこれら2種類のポリアミドの混合物からなり、少なく
とも2種類の層を含む3層以上の構造よりなるポリアミ
ド系積層二軸延伸フイルムの少なくとも片面に珪素酸化
物薄膜層を形成させてなる透明積層プラスチックフイル
ム、およびこの透明積層プラスチックフイルムの珪素酸
化物薄膜層面に別の透明プラスチックフイルムを設けて
なる積層フイルム。
ヤ性、透湿度を発揮するものであり、柔軟性があり、強
度および経済性の面でも優れており、食品、医療品、お
よび化学薬品等の包装材料を初めとして、高度のガスバ
リヤ性が要求される広範囲な用途の包装材料を提供す
る。 【構成】 芳香族ポリアミド、脂肪族ポリアミド、およ
びこれら2種類のポリアミドの混合物からなり、少なく
とも2種類の層を含む3層以上の構造よりなるポリアミ
ド系積層二軸延伸フイルムの少なくとも片面に珪素酸化
物薄膜層を形成させてなる透明積層プラスチックフイル
ム、およびこの透明積層プラスチックフイルムの珪素酸
化物薄膜層面に別の透明プラスチックフイルムを設けて
なる積層フイルム。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガスバリヤ性および透
明性に優れ、高度のガスバリヤ性を必要とする食品、医
療品、および化学薬品等の包装材料等に好適に使用され
る透明積層プラスチックフイルムに関する。
明性に優れ、高度のガスバリヤ性を必要とする食品、医
療品、および化学薬品等の包装材料等に好適に使用され
る透明積層プラスチックフイルムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、食品、医療品、および薬品等
の包装材料に使用される透明プラスチックフイルムは、
包装された内容物の変質を防ぐために、酸素や水蒸気な
どのガス透過率の小さいプラスチックフイルムが使用さ
れてきている。そして、更に高度のガスバリヤ性が必要
な包装材料の場合は、プラスチックフイルムにアルミニ
ウム箔を貼り合わせたものや、プラスチックフイルムの
表面にアルミニウムを蒸着させたものが用いられてき
た。しかし、このような金属箔等を用いた包装材料は、
酸素や水蒸気などに対するガスバリヤ性には優れている
ものの、不透明であり、内容物を外から見ることができ
ないという欠点があって、包装材料としては適当でない
面があった。
の包装材料に使用される透明プラスチックフイルムは、
包装された内容物の変質を防ぐために、酸素や水蒸気な
どのガス透過率の小さいプラスチックフイルムが使用さ
れてきている。そして、更に高度のガスバリヤ性が必要
な包装材料の場合は、プラスチックフイルムにアルミニ
ウム箔を貼り合わせたものや、プラスチックフイルムの
表面にアルミニウムを蒸着させたものが用いられてき
た。しかし、このような金属箔等を用いた包装材料は、
酸素や水蒸気などに対するガスバリヤ性には優れている
ものの、不透明であり、内容物を外から見ることができ
ないという欠点があって、包装材料としては適当でない
面があった。
【0003】一方、ポリ塩化ビニリデン、塩化ビニリデ
ンを主成分とし、これと共重合可能な他の化合物、例え
ば、塩化ビニル、メチルアクリレート、メチルメタアク
リレート、アクリロニトリルなどとの共重合物等の塩化
ビニリデン系樹脂よりなるフイルム、または、これらの
塩化ビニリデン系樹脂をポリプロピレン、ポリエステ
ル、ポリアミド等よりなるフイルムにコーティングした
塩化ビニリデン系樹脂コートフイルムも、ガスバリヤ性
を備えた包装材料として用いられている。これらの塩化
ビニリデン系樹脂フイルムは、フイルム自体が酸素や水
蒸気などに対するガスバリヤ性を備えているが、これら
のガスバリヤ性は、充分なものではなく、高度のガスバ
リヤ性を必要とする包装材料には不適当であった。
ンを主成分とし、これと共重合可能な他の化合物、例え
ば、塩化ビニル、メチルアクリレート、メチルメタアク
リレート、アクリロニトリルなどとの共重合物等の塩化
ビニリデン系樹脂よりなるフイルム、または、これらの
塩化ビニリデン系樹脂をポリプロピレン、ポリエステ
ル、ポリアミド等よりなるフイルムにコーティングした
塩化ビニリデン系樹脂コートフイルムも、ガスバリヤ性
を備えた包装材料として用いられている。これらの塩化
ビニリデン系樹脂フイルムは、フイルム自体が酸素や水
蒸気などに対するガスバリヤ性を備えているが、これら
のガスバリヤ性は、充分なものではなく、高度のガスバ
リヤ性を必要とする包装材料には不適当であった。
【0004】更に、ポリビニルアルコールやエチレンー
ビニルアルコール共重合体等のポリビニルアルコール系
フイルムは、酸素バリヤ性に優れているので包装材料と
して広く用いられている。しかしながら、ポリビニルア
ルコール系フイルムは、水蒸気バリヤ性において劣り、
更に、高湿度の条件下では酸素バリヤ性も低下するとい
う欠点を有する。そのために、ポリビニルアルコール系
フイルムを包装材料として用いる場合は、通常、このフ
イルムにポリプロピレンフイルム、ポリエチレンフイル
ム、ポリエステルフイルムなどの水蒸気バリヤ性を有す
るフイルムを積層して用いられている。しかし、このよ
うな積層フイルムも、高度のガスバリヤ性を必要とする
包装材料としては充分にその目的を果たすまでには至ら
なかった。
ビニルアルコール共重合体等のポリビニルアルコール系
フイルムは、酸素バリヤ性に優れているので包装材料と
して広く用いられている。しかしながら、ポリビニルア
ルコール系フイルムは、水蒸気バリヤ性において劣り、
更に、高湿度の条件下では酸素バリヤ性も低下するとい
う欠点を有する。そのために、ポリビニルアルコール系
フイルムを包装材料として用いる場合は、通常、このフ
イルムにポリプロピレンフイルム、ポリエチレンフイル
ム、ポリエステルフイルムなどの水蒸気バリヤ性を有す
るフイルムを積層して用いられている。しかし、このよ
うな積層フイルムも、高度のガスバリヤ性を必要とする
包装材料としては充分にその目的を果たすまでには至ら
なかった。
【0005】また、ポリエチレンテレフタレートフイル
ム、ポリプロピレンフイルム、ポリアミド系フイルムな
どに珪素酸化物やマグネシウム酸化物を蒸着したフイル
ムも提案されている(特公昭53ー12953号、特開
昭60ー27532号)が、これらのフイルムも高度の
ガスバリヤ性が必要な用途には不充分である。このよう
に、従来、各種の包装用フイルムが提案されてきたので
あるが、いずれも、透明性、ガス(酸素)バリヤ性、水
蒸気バリヤ性、柔軟性の点で一長一短があった。
ム、ポリプロピレンフイルム、ポリアミド系フイルムな
どに珪素酸化物やマグネシウム酸化物を蒸着したフイル
ムも提案されている(特公昭53ー12953号、特開
昭60ー27532号)が、これらのフイルムも高度の
ガスバリヤ性が必要な用途には不充分である。このよう
に、従来、各種の包装用フイルムが提案されてきたので
あるが、いずれも、透明性、ガス(酸素)バリヤ性、水
蒸気バリヤ性、柔軟性の点で一長一短があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記実状に
鑑み、ガスバリヤ性と機械的強度がともに優れ、しか
も、コストが安くて経済的な包装用フイルムの提供を目
的として鋭意検討した結果、特定の樹脂を共押出により
積層して延伸した特定物性の積層フイルムと、その表面
に形成された透明な珪素酸化物薄膜層とから主として構
成される透明積層プラスチックフイルムを提供すること
を目的とする。
鑑み、ガスバリヤ性と機械的強度がともに優れ、しか
も、コストが安くて経済的な包装用フイルムの提供を目
的として鋭意検討した結果、特定の樹脂を共押出により
積層して延伸した特定物性の積層フイルムと、その表面
に形成された透明な珪素酸化物薄膜層とから主として構
成される透明積層プラスチックフイルムを提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、かかる問
題点を解決するため鋭意検討を重ねた結果、本発明を完
成するに至ったものである。しかして本発明の要旨とす
るところは、芳香族ポリアミドよりなる層、脂肪族ポリ
アミドよりなる層、および上記芳香族ポリアミドと上記
脂肪族ポリアミドとの混合物よりなる層の3種類の層の
うち少なくとも2種類の層を含み、全体で3層以上の層
より構成されてなるポリアミド系積層二軸延伸フイルム
の少なくとも片面に、厚さ100〜3000Åの範囲で
ある透明な珪素酸化物薄膜層が形成されてなることを特
徴とするガスバリヤ性の優れた透明積層プラスチックフ
イルムに存する。
題点を解決するため鋭意検討を重ねた結果、本発明を完
成するに至ったものである。しかして本発明の要旨とす
るところは、芳香族ポリアミドよりなる層、脂肪族ポリ
アミドよりなる層、および上記芳香族ポリアミドと上記
脂肪族ポリアミドとの混合物よりなる層の3種類の層の
うち少なくとも2種類の層を含み、全体で3層以上の層
より構成されてなるポリアミド系積層二軸延伸フイルム
の少なくとも片面に、厚さ100〜3000Åの範囲で
ある透明な珪素酸化物薄膜層が形成されてなることを特
徴とするガスバリヤ性の優れた透明積層プラスチックフ
イルムに存する。
【0008】以下、本発明を詳細に説明する。本発明の
ポリアミド系積層二軸延伸フイルム(以下「基体フイル
ム」という。)の主要な原料は、芳香族ポリアミドと脂
肪族ポリアミドである。本発明の芳香族ポリアミドと
は、m−および/またはp−キシリレンジアミンと炭素
数6〜12のα,ω脂肪族ジカルボン酸とからなるポリ
アミド構成単位を分子鎖中に70モル%以上含有する重
合体である。この重合体の具体例としては、ポリメタキ
シリレンアジパミド、ポリメタキシリレンピメラミド、
ポリメタキシリレンアゼラミド、ポリパラキシリレンア
ゼラミド、ポリパラキシリレンデカナミドのような単独
重合体、メタキシリレン/パラキシリレンアジパミド共
重合体、メタキシリレン/パラキシリレンピメラミド共
重合体、メタキシリレン/パラキシリレンアゼラミド共
重合体、メタキシリレン/パラキシリレンセパカミド共
重合体のような共重合体が挙げられる。このほか、m−
または/およびp−キシリレンジアミンと炭素数6〜1
2のα,ω脂肪族ジカルボン酸とからなるポリアミド構
成単位を分子鎖中に70モル%以上含有し、この成分と
他のポリアミド構成成分とからなる共重合体が挙げられ
る。
ポリアミド系積層二軸延伸フイルム(以下「基体フイル
ム」という。)の主要な原料は、芳香族ポリアミドと脂
肪族ポリアミドである。本発明の芳香族ポリアミドと
は、m−および/またはp−キシリレンジアミンと炭素
数6〜12のα,ω脂肪族ジカルボン酸とからなるポリ
アミド構成単位を分子鎖中に70モル%以上含有する重
合体である。この重合体の具体例としては、ポリメタキ
シリレンアジパミド、ポリメタキシリレンピメラミド、
ポリメタキシリレンアゼラミド、ポリパラキシリレンア
ゼラミド、ポリパラキシリレンデカナミドのような単独
重合体、メタキシリレン/パラキシリレンアジパミド共
重合体、メタキシリレン/パラキシリレンピメラミド共
重合体、メタキシリレン/パラキシリレンアゼラミド共
重合体、メタキシリレン/パラキシリレンセパカミド共
重合体のような共重合体が挙げられる。このほか、m−
または/およびp−キシリレンジアミンと炭素数6〜1
2のα,ω脂肪族ジカルボン酸とからなるポリアミド構
成単位を分子鎖中に70モル%以上含有し、この成分と
他のポリアミド構成成分とからなる共重合体が挙げられ
る。
【0009】他のポリアミド構成成分としては、ジアミ
ン成分、ジカルボン酸成分およびその他の成分が挙げら
れる。ジアミン成分の具体例には、ヘキサメチレンジア
ミン、2,2,4ートリメチルヘキサメチレンジアミン
のような脂肪族ジアミン、ピペラジンビスプロピルアミ
ン、ネオペンチルグリコールビスプロピルアミンのよう
な異節環または異原子含有ジアミン等があり、また、ジ
カルボン酸成分の具体例には、アジピン酸、アゼライン
酸、セバシン酸のような脂肪族ジカルボン酸、テレフタ
ル酸、イソフタル酸のような芳香族ジカルボン酸、1,
4ーシクロヘキサンジガルボン酸のような環状脂肪族ジ
カルボン酸等があり、他の成分には、εーカプロラクタ
ムのようなラクタム、εーアミノカルボン酸のようなω
ーアミノカルボン酸等がある。
ン成分、ジカルボン酸成分およびその他の成分が挙げら
れる。ジアミン成分の具体例には、ヘキサメチレンジア
ミン、2,2,4ートリメチルヘキサメチレンジアミン
のような脂肪族ジアミン、ピペラジンビスプロピルアミ
ン、ネオペンチルグリコールビスプロピルアミンのよう
な異節環または異原子含有ジアミン等があり、また、ジ
カルボン酸成分の具体例には、アジピン酸、アゼライン
酸、セバシン酸のような脂肪族ジカルボン酸、テレフタ
ル酸、イソフタル酸のような芳香族ジカルボン酸、1,
4ーシクロヘキサンジガルボン酸のような環状脂肪族ジ
カルボン酸等があり、他の成分には、εーカプロラクタ
ムのようなラクタム、εーアミノカルボン酸のようなω
ーアミノカルボン酸等がある。
【0010】また、この芳香族ポリアミドの耐屈曲性を
向上させるために特定のオレフィン系重合体を0.3〜
5重量%含有させることが好ましい。特定のオレフィン
系重合体とは、主骨格となるポリオレフィン類に不飽和
カルボン酸類をグラフト重合した変性ポリオレフィン類
とポリオレフィン類とを変性ポリオレフィン類100〜
5重量%、ポリオレフィン類0〜95重量%との範囲で
混合したものである。変性ポリオレフィン類が5重量%
未満では芳香族ポリアミドへの均一分散効果が悪くなり
好ましくない。変性ポリオレフィン類の主骨格となるポ
リオレフィン類および混合するポリオレフィン類の具体
例としては、エチレン、プロピレン等のオレフィン類の
単独重合体、およびこれらの混合物、または共重合体お
よびこれらの混合物であり、例えば、高密度ポリエチレ
ン、低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、
エチレンー酢酸ビニル共重合体、エチレンープロピレン
共重合体、エチレンーブテン共重合体、ポリプロピレン
等が挙げられる。ポリオレフィン類を変性する不飽和カ
ルボン酸類の具体例としては、アクリル酸、メタクリル
酸、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、シトラコン酸
等のカルボン酸類、無水マレイン酸、無水シトラコン
酸、無水イタコン酸等の酸無水物類、またはアクリル酸
カリウム、メタクリル酸カリウム等の酸の金属塩が挙げ
られる。これら不飽和カルボン酸類は1種類のみでなく
2種以上を混合して使用してもよい。
向上させるために特定のオレフィン系重合体を0.3〜
5重量%含有させることが好ましい。特定のオレフィン
系重合体とは、主骨格となるポリオレフィン類に不飽和
カルボン酸類をグラフト重合した変性ポリオレフィン類
とポリオレフィン類とを変性ポリオレフィン類100〜
5重量%、ポリオレフィン類0〜95重量%との範囲で
混合したものである。変性ポリオレフィン類が5重量%
未満では芳香族ポリアミドへの均一分散効果が悪くなり
好ましくない。変性ポリオレフィン類の主骨格となるポ
リオレフィン類および混合するポリオレフィン類の具体
例としては、エチレン、プロピレン等のオレフィン類の
単独重合体、およびこれらの混合物、または共重合体お
よびこれらの混合物であり、例えば、高密度ポリエチレ
ン、低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、
エチレンー酢酸ビニル共重合体、エチレンープロピレン
共重合体、エチレンーブテン共重合体、ポリプロピレン
等が挙げられる。ポリオレフィン類を変性する不飽和カ
ルボン酸類の具体例としては、アクリル酸、メタクリル
酸、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、シトラコン酸
等のカルボン酸類、無水マレイン酸、無水シトラコン
酸、無水イタコン酸等の酸無水物類、またはアクリル酸
カリウム、メタクリル酸カリウム等の酸の金属塩が挙げ
られる。これら不飽和カルボン酸類は1種類のみでなく
2種以上を混合して使用してもよい。
【0011】本発明の脂肪族ポリアミドとは、アミド結
合を持つ鎖状のポリアミドであればよく、具体例として
は、εーカプロラクタムの単独重合体、ポリヘキサメチ
レンアジパミド、および、εーカプロラクタムまたはヘ
キサメチレンアジパミドを主成分とし、これと共重合可
能な化合物2〜10モル%とからなる共重合体、等が挙
げられる。εーカプロラクタムまたはヘキサメチレンア
ジパミドと共重合可能な化合物としては、脂肪族ジアミ
ン類と、脂肪族ジカルボン酸類とのナイロン塩が挙げら
れる。脂肪族ジアミン類の具体例としては、エチレンジ
アミン、テトラメチレンジアミン、ペンタメチレンジア
ミン、ヘキサメチレンジアミン、オクタメチレンジアミ
ン、デカメチレンジアミン等が挙げられる。脂肪族ジカ
ルボン酸類の具体例としては、アジピン酸、セバシン
酸、コルク酸、グルタール酸、アゼライン酸、βーメチ
ルアジピン酸、デカメチレンジカルボン酸、ドデカメチ
レンジカルボン酸、ピメリン酸等が挙げられる。これら
重合体の中では、εーカプロラクタムの単独重合体であ
るナイロンー6、またはナイロン66と称されるポリヘ
キサメチレンアジパミドが、安価に入手でき、かつ、二
軸延伸操作を円滑に遂行し得るので好ましい。
合を持つ鎖状のポリアミドであればよく、具体例として
は、εーカプロラクタムの単独重合体、ポリヘキサメチ
レンアジパミド、および、εーカプロラクタムまたはヘ
キサメチレンアジパミドを主成分とし、これと共重合可
能な化合物2〜10モル%とからなる共重合体、等が挙
げられる。εーカプロラクタムまたはヘキサメチレンア
ジパミドと共重合可能な化合物としては、脂肪族ジアミ
ン類と、脂肪族ジカルボン酸類とのナイロン塩が挙げら
れる。脂肪族ジアミン類の具体例としては、エチレンジ
アミン、テトラメチレンジアミン、ペンタメチレンジア
ミン、ヘキサメチレンジアミン、オクタメチレンジアミ
ン、デカメチレンジアミン等が挙げられる。脂肪族ジカ
ルボン酸類の具体例としては、アジピン酸、セバシン
酸、コルク酸、グルタール酸、アゼライン酸、βーメチ
ルアジピン酸、デカメチレンジカルボン酸、ドデカメチ
レンジカルボン酸、ピメリン酸等が挙げられる。これら
重合体の中では、εーカプロラクタムの単独重合体であ
るナイロンー6、またはナイロン66と称されるポリヘ
キサメチレンアジパミドが、安価に入手でき、かつ、二
軸延伸操作を円滑に遂行し得るので好ましい。
【0012】本発明の芳香族ポリアミドと脂肪族ポリア
ミドとの混合物とは、バージンのもの同士を混合したも
のであってもよいし、積層フイルムを製造する際に生成
する規格外フイルム、またはフイルム側端部の切断端材
(耳トリム)等のスクラップ混合物であってもよいし、
スクラップ混合物にバージンを加えたものであってもよ
い。これら2種類の重合体の混合割合には特に制限はな
いが、芳香族ポリアミドと脂肪族ポリアミドとを重量比
で7:3〜1:9の範囲内で選ぶのが好適である。ま
た、耐屈曲性を向上させるために、本発明の芳香族ポリ
アミドに使用したものと同じ特定のポリオレフィン系重
合体を含有させてもよい。含有割合としては、本発明の
混合物の合計量に対して5重量%以下とするのが好まし
い。
ミドとの混合物とは、バージンのもの同士を混合したも
のであってもよいし、積層フイルムを製造する際に生成
する規格外フイルム、またはフイルム側端部の切断端材
(耳トリム)等のスクラップ混合物であってもよいし、
スクラップ混合物にバージンを加えたものであってもよ
い。これら2種類の重合体の混合割合には特に制限はな
いが、芳香族ポリアミドと脂肪族ポリアミドとを重量比
で7:3〜1:9の範囲内で選ぶのが好適である。ま
た、耐屈曲性を向上させるために、本発明の芳香族ポリ
アミドに使用したものと同じ特定のポリオレフィン系重
合体を含有させてもよい。含有割合としては、本発明の
混合物の合計量に対して5重量%以下とするのが好まし
い。
【0013】本発明の基体フイルムを構成する3種類の
層は、主として芳香族ポリアミドよりなる(a)層、脂
肪族ポリアミドよりなる(b)層、これら混合物よりな
る(c)層よりなる。また、基体フイルムの層構成は、
(a)層、(b)層、および(c)層のうち少なくとも
2種類の層より構成され、全体で3〜5層より構成され
るように組み合わせるのがよい。この際の層の組み合わ
せと層の数の具体例としては、(a)/(b)/
(c)、(b)/(a)/(c)、(b)/(c)/
(a)、(c)/(a)/(c)、(b)/(c)/
(a)/(b)、(b)/(c)/(a)/(c)/
(b)、(b)/(a)/(c)/(a)/(b)、
(c)/(b)/(a)/(b)/(c)等が挙げられ
るが、これらに限定されるものではない。なお、積層二
軸延伸フイルムのカール性(ここで、「カール性」とは
フイルムを一定の大きさに切断し、平面に放置した際
に、フイルムが平面状態を維持せず端部または中央から
浮き上がる性質をいう。)を向上させるためには、
(c)/(a)/(c)、(c)/(b)/(a)/
(b)/(c)等の層構成、層厚さとも対象とするのが
望ましい。
層は、主として芳香族ポリアミドよりなる(a)層、脂
肪族ポリアミドよりなる(b)層、これら混合物よりな
る(c)層よりなる。また、基体フイルムの層構成は、
(a)層、(b)層、および(c)層のうち少なくとも
2種類の層より構成され、全体で3〜5層より構成され
るように組み合わせるのがよい。この際の層の組み合わ
せと層の数の具体例としては、(a)/(b)/
(c)、(b)/(a)/(c)、(b)/(c)/
(a)、(c)/(a)/(c)、(b)/(c)/
(a)/(b)、(b)/(c)/(a)/(c)/
(b)、(b)/(a)/(c)/(a)/(b)、
(c)/(b)/(a)/(b)/(c)等が挙げられ
るが、これらに限定されるものではない。なお、積層二
軸延伸フイルムのカール性(ここで、「カール性」とは
フイルムを一定の大きさに切断し、平面に放置した際
に、フイルムが平面状態を維持せず端部または中央から
浮き上がる性質をいう。)を向上させるためには、
(c)/(a)/(c)、(c)/(b)/(a)/
(b)/(c)等の層構成、層厚さとも対象とするのが
望ましい。
【0014】本発明の基体フイルムは、公知の方法によ
り製造することができる。まず、(a)層、(b)層、
および(c)層のうち少なくとも2種類の層より構成さ
れ、全体として3〜5層の実質的に無定型で配向してい
ない未延伸積層フイルムを製造する。この未延伸積層フ
イルムは、単一フイルム同士を接着させるための接着剤
が不要で、優れた性能の積層フイルムが得られる共押出
法を採用するのがよい。共押出法による製造法は、上記
原料を少なくとも2台の押出機により溶融し、フラット
ダイ、または環状ダイから押出した後、急冷することに
よりフラット状、または環状の未延伸積層フイルムとす
る。次に、上記の未延伸積層フイルムを、フイルムの流
れ(縦軸)方向と、それに直角な(横軸)方向にテンタ
ー式逐次二軸延伸法、テンター式同時二軸延伸法、チュ
ーブラー式同時二軸延伸法等により二軸延伸する。延伸
倍率は、機械的強度およびガスバリヤ性などの点から縦
軸方向、および横軸方向に各々2.5〜5倍にするのが
よい。本発明の基体フイルムの厚さは、強度、柔軟性、
経済性等の点から5μ〜100μの範囲から選ぶのが好
ましい。
り製造することができる。まず、(a)層、(b)層、
および(c)層のうち少なくとも2種類の層より構成さ
れ、全体として3〜5層の実質的に無定型で配向してい
ない未延伸積層フイルムを製造する。この未延伸積層フ
イルムは、単一フイルム同士を接着させるための接着剤
が不要で、優れた性能の積層フイルムが得られる共押出
法を採用するのがよい。共押出法による製造法は、上記
原料を少なくとも2台の押出機により溶融し、フラット
ダイ、または環状ダイから押出した後、急冷することに
よりフラット状、または環状の未延伸積層フイルムとす
る。次に、上記の未延伸積層フイルムを、フイルムの流
れ(縦軸)方向と、それに直角な(横軸)方向にテンタ
ー式逐次二軸延伸法、テンター式同時二軸延伸法、チュ
ーブラー式同時二軸延伸法等により二軸延伸する。延伸
倍率は、機械的強度およびガスバリヤ性などの点から縦
軸方向、および横軸方向に各々2.5〜5倍にするのが
よい。本発明の基体フイルムの厚さは、強度、柔軟性、
経済性等の点から5μ〜100μの範囲から選ぶのが好
ましい。
【0015】本発明に係る透明積層プラスチックフイル
ムは、上記にように得られた基体フイルムの少なくとも
片面に、100〜3000Åの厚さの透明な珪素酸化物
薄膜層が形成されている。珪素酸化物薄膜層の厚さは、
100〜3000Åの範囲であることが必要であり、厚
さが100Å未満であると防湿性が不充分であり、30
00Åを越えると珪素酸化物薄膜層に亀裂が起こり剥離
が発生する恐れがある。特に好ましい範囲としては、2
00〜2000Åである。基体フイルムに珪素酸化物薄
膜層を形成する方法としては、真空蒸着法、スパッタリ
ング法、イオンプレーティング法またはプラズマCVD
法等の従来から知られているいずれかの方法によること
ができる。この際、基体フイルムと珪素酸化物薄膜層と
の接着性を向上させるために、基体フイルムの表面にコ
ロナ放電処理、低温プラズマ処理を施したり、また、シ
ランカップリング剤、飽和ポリエステルとイソシアネー
トの混合物を塗布する等の表面処理を施してもよい。例
えば、真空蒸着法により基体フイルムに珪素酸化物薄膜
層を形成させる場合には、蒸発物質として珪素、一酸化
珪素、二酸化珪素、またはこれらの混合物を用い、10
ー3〜10ー5Torrの真空下で、電子ビーム、抵抗加熱また
は高周波加熱方式で加熱蒸発させる。また、酸素ガスを
供給しながら行う反応蒸着法も採用できる。薄膜層を形
成する珪素酸化物には、10重量%以下であれば、その
中に不純物としてカルシウム、マグネシウムまたはそれ
らの酸化物が混入していても透明積層プラスチックフイ
ルムのガスバリヤ性の極端な低下は認められない。
ムは、上記にように得られた基体フイルムの少なくとも
片面に、100〜3000Åの厚さの透明な珪素酸化物
薄膜層が形成されている。珪素酸化物薄膜層の厚さは、
100〜3000Åの範囲であることが必要であり、厚
さが100Å未満であると防湿性が不充分であり、30
00Åを越えると珪素酸化物薄膜層に亀裂が起こり剥離
が発生する恐れがある。特に好ましい範囲としては、2
00〜2000Åである。基体フイルムに珪素酸化物薄
膜層を形成する方法としては、真空蒸着法、スパッタリ
ング法、イオンプレーティング法またはプラズマCVD
法等の従来から知られているいずれかの方法によること
ができる。この際、基体フイルムと珪素酸化物薄膜層と
の接着性を向上させるために、基体フイルムの表面にコ
ロナ放電処理、低温プラズマ処理を施したり、また、シ
ランカップリング剤、飽和ポリエステルとイソシアネー
トの混合物を塗布する等の表面処理を施してもよい。例
えば、真空蒸着法により基体フイルムに珪素酸化物薄膜
層を形成させる場合には、蒸発物質として珪素、一酸化
珪素、二酸化珪素、またはこれらの混合物を用い、10
ー3〜10ー5Torrの真空下で、電子ビーム、抵抗加熱また
は高周波加熱方式で加熱蒸発させる。また、酸素ガスを
供給しながら行う反応蒸着法も採用できる。薄膜層を形
成する珪素酸化物には、10重量%以下であれば、その
中に不純物としてカルシウム、マグネシウムまたはそれ
らの酸化物が混入していても透明積層プラスチックフイ
ルムのガスバリヤ性の極端な低下は認められない。
【0016】更に、本発明に係るガスバリヤ性の優れた
透明積層プラスチックフイルムは、上記基体フイルムの
表面に、形成された透明な珪素酸化物薄膜層の表面に別
の透明なプラスチック薄膜層を設けることによって、本
発明の目的は一層効果的に達成される。別の透明プラス
チック薄膜層を設けるには、透明プラスチックフイルム
を積層する方法、または透明プラスチック材料の塗布膜
を形成させる方法が採用される。別の透明プラスチック
薄膜層を積層する方法により形成する場合には、ウレタ
ン系接着剤、アクリル系接着剤、ポリエステル系接着剤
などを用いるドライラミネート法及び押出ラミネート法
等の公知の方法により製造される。好適に使用されるプ
ラスチックフイルムとしては、ポリエチレン及びエチレ
ン系共重合体等のオレフィン系樹脂よりなるフイルム、
ポリ塩化ビニル及びその共重合体等の塩化ビニル系樹脂
よりなるフイルム、塩化ビニリデンー塩化ビニル共重合
体などの塩化ビニリデン系樹脂よりなるフイルム、ポリ
エチレンテレフタレートなどのポリエステル樹脂よりな
るフイルム、ポリテトラフルオロエチレンなどのフッ素
樹脂よりなるフイルム、これらのフイルムに、更に、塩
化ビニリデン系樹脂等の他の樹脂コーテイングしたコー
トフイルムなどが挙げられる。これらのフイルムは、未
延伸、一軸延伸、または二軸延伸したもの何れであって
もよい。
透明積層プラスチックフイルムは、上記基体フイルムの
表面に、形成された透明な珪素酸化物薄膜層の表面に別
の透明なプラスチック薄膜層を設けることによって、本
発明の目的は一層効果的に達成される。別の透明プラス
チック薄膜層を設けるには、透明プラスチックフイルム
を積層する方法、または透明プラスチック材料の塗布膜
を形成させる方法が採用される。別の透明プラスチック
薄膜層を積層する方法により形成する場合には、ウレタ
ン系接着剤、アクリル系接着剤、ポリエステル系接着剤
などを用いるドライラミネート法及び押出ラミネート法
等の公知の方法により製造される。好適に使用されるプ
ラスチックフイルムとしては、ポリエチレン及びエチレ
ン系共重合体等のオレフィン系樹脂よりなるフイルム、
ポリ塩化ビニル及びその共重合体等の塩化ビニル系樹脂
よりなるフイルム、塩化ビニリデンー塩化ビニル共重合
体などの塩化ビニリデン系樹脂よりなるフイルム、ポリ
エチレンテレフタレートなどのポリエステル樹脂よりな
るフイルム、ポリテトラフルオロエチレンなどのフッ素
樹脂よりなるフイルム、これらのフイルムに、更に、塩
化ビニリデン系樹脂等の他の樹脂コーテイングしたコー
トフイルムなどが挙げられる。これらのフイルムは、未
延伸、一軸延伸、または二軸延伸したもの何れであって
もよい。
【0017】一方、別の透明プラスチック薄膜層を塗布
によって形成させる場合には、塗布剤が使用される。好
適な塗布剤としては、塩化ビニリデンー塩化ビニル共重
合体などの塩化ビニリデン系樹脂、ポリテトラフルオロ
エチレンなどのフッ素樹脂等の溶液または乳濁液が挙げ
られる。上記塗布剤を透明な珪素酸化物薄膜層に塗布す
る場合、接着強度を上げるためにアンカーコート剤が使
用される。好適なアンカーコート剤としては、イソシア
ネート系、ポリエチレンイミン系、有機チタン系などの
接着促進剤およびポリウレタン系、ポリエステル系接着
剤などが挙げられる。別の透明プラスチック薄膜層の厚
さは5〜100μの範囲から選ぶことができる。また、
本発明の透明積層プラスチックフイルムには、その使用
形態に応じて、ヒートシール性を向上させる物質を塗布
したり積層してもよい。ヒートシール性を向上させる物
質としては、低密度ポリエチレン、エチレンー酢酸ビニ
ル共重合体、ポリプロピレン、アイオノマー等が挙げら
れる。
によって形成させる場合には、塗布剤が使用される。好
適な塗布剤としては、塩化ビニリデンー塩化ビニル共重
合体などの塩化ビニリデン系樹脂、ポリテトラフルオロ
エチレンなどのフッ素樹脂等の溶液または乳濁液が挙げ
られる。上記塗布剤を透明な珪素酸化物薄膜層に塗布す
る場合、接着強度を上げるためにアンカーコート剤が使
用される。好適なアンカーコート剤としては、イソシア
ネート系、ポリエチレンイミン系、有機チタン系などの
接着促進剤およびポリウレタン系、ポリエステル系接着
剤などが挙げられる。別の透明プラスチック薄膜層の厚
さは5〜100μの範囲から選ぶことができる。また、
本発明の透明積層プラスチックフイルムには、その使用
形態に応じて、ヒートシール性を向上させる物質を塗布
したり積層してもよい。ヒートシール性を向上させる物
質としては、低密度ポリエチレン、エチレンー酢酸ビニ
ル共重合体、ポリプロピレン、アイオノマー等が挙げら
れる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の内容および効果を実施例によ
り更に詳細に説明するが、本発明は、その要旨を越えな
い限り以下の例に限定されるものではない。なお、以下
の例において、透明積層プラスチックフイルムの評価
は、次の各方法によって行ったものであり、また、珪素
酸化物薄膜層の厚さは水晶式膜厚計によって測定した。
評価結果を表1に示した。
り更に詳細に説明するが、本発明は、その要旨を越えな
い限り以下の例に限定されるものではない。なお、以下
の例において、透明積層プラスチックフイルムの評価
は、次の各方法によって行ったものであり、また、珪素
酸化物薄膜層の厚さは水晶式膜厚計によって測定した。
評価結果を表1に示した。
【0019】〈透湿度(g/m2・24H)〉ASTMF
1249ー89に準拠し、温度40℃、相対湿度90%
の条件下で測定した。
1249ー89に準拠し、温度40℃、相対湿度90%
の条件下で測定した。
【0020】〈酸素透過度(cc/m2・24H・at
m)〉モダンコントロール社製のOXYーTRAN10
0型酸素透過率測定装置を使用し、温度25℃、相対湿
度80%の条件下で測定した。
m)〉モダンコントロール社製のOXYーTRAN10
0型酸素透過率測定装置を使用し、温度25℃、相対湿
度80%の条件下で測定した。
【0021】〈透明性〉分光光度計(日立製作所製33
0形)により波長550nmにおける光線透過率が60%
以上のものを、透明性良好とした。
0形)により波長550nmにおける光線透過率が60%
以上のものを、透明性良好とした。
【0022】実施例1 ポリメタキシリレンアジパミド(三菱瓦斯化学(株)社
製、MXDーナイロン6007)とポリーεーカプロア
ミド(三菱化成(株)社製、ノバミッド1022)を2
台の押出機を使用して各々230℃で別々に溶融させ、
後者を2つに分割後、共押出Tダイ内で積層させて3層
構造の積層フイルムとして押出し、冷却ドラムで急冷す
ることにより、両外層が約54μのポリーεーカプロア
ミド、中間層が約36μのポリメタキシリレンアジパミ
ドよりなる積層未延伸フイルムを得た。得られた積層未
延伸フイルムを、縦軸方向に60℃で3倍、横軸方向に
90℃で3倍に延伸した後、205℃で6秒間の熱処理
を行い、両外層の厚さがそれぞれ約6μ、中間層の厚さ
が約4μ、全体の厚さが、約16μのポリアミド系積層
二軸延伸フイルム(基体フイルム)を得た。基体フイル
ムを真空蒸着装置に供給し、1×10-4Torrの真空下、
高周波誘導加熱方式により純度99.9%の一酸化珪素
を加熱蒸発させて、フイルムの片面に、厚さ500Åの
透明な珪素酸化物薄膜層が形成された透明積層プラスチ
ックフイルムを得た。得られたフイルムにつきフイルム
の構成や、前記した方法により透湿度、酸素透過度、透
明性、珪素酸化物薄膜層の厚さを測定した結果を、表1
に示す。
製、MXDーナイロン6007)とポリーεーカプロア
ミド(三菱化成(株)社製、ノバミッド1022)を2
台の押出機を使用して各々230℃で別々に溶融させ、
後者を2つに分割後、共押出Tダイ内で積層させて3層
構造の積層フイルムとして押出し、冷却ドラムで急冷す
ることにより、両外層が約54μのポリーεーカプロア
ミド、中間層が約36μのポリメタキシリレンアジパミ
ドよりなる積層未延伸フイルムを得た。得られた積層未
延伸フイルムを、縦軸方向に60℃で3倍、横軸方向に
90℃で3倍に延伸した後、205℃で6秒間の熱処理
を行い、両外層の厚さがそれぞれ約6μ、中間層の厚さ
が約4μ、全体の厚さが、約16μのポリアミド系積層
二軸延伸フイルム(基体フイルム)を得た。基体フイル
ムを真空蒸着装置に供給し、1×10-4Torrの真空下、
高周波誘導加熱方式により純度99.9%の一酸化珪素
を加熱蒸発させて、フイルムの片面に、厚さ500Åの
透明な珪素酸化物薄膜層が形成された透明積層プラスチ
ックフイルムを得た。得られたフイルムにつきフイルム
の構成や、前記した方法により透湿度、酸素透過度、透
明性、珪素酸化物薄膜層の厚さを測定した結果を、表1
に示す。
【0023】実施例2 実施例1に記載の例において、基体フイルムを次のよう
に代え、珪素酸化物薄膜層の厚さを表1に記したように
代えたほかは同例に記載したと同様な方法で、透明積層
プラスチックフイルムを得た。基体フイルム:エチレン
含有量が83モル%、メルトフローインデックスが1.
0g/10分であるエチレンープロピレン共重合体10
0重量部と、少量のアセトンで溶かしたα,α’ービス
ーtーブチルパーオキシーp−ジイソプロピルベンゼン
0.025重量部、無水マレイン酸0.8重量部とを混
合した。この混合粒状物を押出機を用いて230℃で押
出しペレット化して、変性エチレンープロピレン共重合
体を得た。このペレット20重量%と、酢酸ビニル含有
量8重量%、メルトフローインデックス1.5g/10
分であるエチレンー酢酸ビニル共重合体80重量%を混
合し、押出機を用いて200℃で押出し、ペレット化し
てオレフィン系重合体を調整した。次に、ポリメタキシ
リレンアジパミド(三菱瓦斯化学(株)社製、MXDー
ナイロン6007)と上記オレフィン系重合体とを9
7:3の割合で混合した重合体と、ポリーεーカプロア
ミド(三菱化成(株)社製、ノバミッド1022)とフ
イルムの耳トリム端材紛砕物(ポリメタキシリレンアジ
パミドとポリーεーカプロアミドとの混合比が40:6
0、総重合体に占める上記オレフィン系重合体の含有割
合が1.2重量%であるもの)とを1:1の割合で混合
したものとを、2台の押出機を使用して各々230℃で
別々に溶融させ、後者を2つに分割後、共押出Tダイ内
で積層させて3層構造の積層フイルムとして押出し、冷
却ドラムで急冷し、両外層が約54μのポリメタキシリ
レンアジパミドとポリーεーカプロアミドと上記オレフ
ィン系重合体との混合物、中間層が約36μのポリメタ
キシリレンアジパミドと上記オレフィン系重合体との混
合物よりなる積層未延伸フイルムを得た。得られた積層
未延伸フイルムを縦軸方向に60℃で3倍、横軸方向に
90℃で3倍に延伸した後、205℃で6秒間の熱処理
を行い、両外層の厚さがそれぞれ約6μ、中間層の厚さ
が約4μ、全体の厚さが、約16μの基体フイルムを得
た。得られたフイルムにつきフイルムの構成や、前記し
た方法により透湿度、酸素透過度、透明性、珪素酸化物
薄膜層の厚さを測定した結果を、表1に示す。
に代え、珪素酸化物薄膜層の厚さを表1に記したように
代えたほかは同例に記載したと同様な方法で、透明積層
プラスチックフイルムを得た。基体フイルム:エチレン
含有量が83モル%、メルトフローインデックスが1.
0g/10分であるエチレンープロピレン共重合体10
0重量部と、少量のアセトンで溶かしたα,α’ービス
ーtーブチルパーオキシーp−ジイソプロピルベンゼン
0.025重量部、無水マレイン酸0.8重量部とを混
合した。この混合粒状物を押出機を用いて230℃で押
出しペレット化して、変性エチレンープロピレン共重合
体を得た。このペレット20重量%と、酢酸ビニル含有
量8重量%、メルトフローインデックス1.5g/10
分であるエチレンー酢酸ビニル共重合体80重量%を混
合し、押出機を用いて200℃で押出し、ペレット化し
てオレフィン系重合体を調整した。次に、ポリメタキシ
リレンアジパミド(三菱瓦斯化学(株)社製、MXDー
ナイロン6007)と上記オレフィン系重合体とを9
7:3の割合で混合した重合体と、ポリーεーカプロア
ミド(三菱化成(株)社製、ノバミッド1022)とフ
イルムの耳トリム端材紛砕物(ポリメタキシリレンアジ
パミドとポリーεーカプロアミドとの混合比が40:6
0、総重合体に占める上記オレフィン系重合体の含有割
合が1.2重量%であるもの)とを1:1の割合で混合
したものとを、2台の押出機を使用して各々230℃で
別々に溶融させ、後者を2つに分割後、共押出Tダイ内
で積層させて3層構造の積層フイルムとして押出し、冷
却ドラムで急冷し、両外層が約54μのポリメタキシリ
レンアジパミドとポリーεーカプロアミドと上記オレフ
ィン系重合体との混合物、中間層が約36μのポリメタ
キシリレンアジパミドと上記オレフィン系重合体との混
合物よりなる積層未延伸フイルムを得た。得られた積層
未延伸フイルムを縦軸方向に60℃で3倍、横軸方向に
90℃で3倍に延伸した後、205℃で6秒間の熱処理
を行い、両外層の厚さがそれぞれ約6μ、中間層の厚さ
が約4μ、全体の厚さが、約16μの基体フイルムを得
た。得られたフイルムにつきフイルムの構成や、前記し
た方法により透湿度、酸素透過度、透明性、珪素酸化物
薄膜層の厚さを測定した結果を、表1に示す。
【0024】実施例3〜4、比較例1 実施例1に記載の例において、珪素酸化物薄膜層の厚さ
を表1に記したように代えたほかは、同例に記載したと
同様の方法で透明積層プラスチックフイルムを得た。得
られたフイルムにつきフイルムの構成や、前記した方法
により透湿度、酸素透過度、透明性、珪素酸化物薄膜層
の厚さを測定した結果を、表1に示す。
を表1に記したように代えたほかは、同例に記載したと
同様の方法で透明積層プラスチックフイルムを得た。得
られたフイルムにつきフイルムの構成や、前記した方法
により透湿度、酸素透過度、透明性、珪素酸化物薄膜層
の厚さを測定した結果を、表1に示す。
【0025】実施例5 下記のフイルム1の珪素酸化物薄膜層の面とフイルム2
とを、ウレタン系接着剤(武田薬品社製、タケラックA
−606とタケネートA−10との割合が9:1である
二成分系接着剤)(厚さ約2μ)を介して積層フイルム
を得た。 フイルム1:実施例1で得られた透明積層プラスチック
フイルム フイルム2:厚さ40μの低密度ポリエチレンフイルム
(タマポリ社製、V−1) 得られたフイルムにつきフイルムの構成や、前記した方
法により透湿度、酸素透過度、透明性を測定した結果
を、表2に示す。
とを、ウレタン系接着剤(武田薬品社製、タケラックA
−606とタケネートA−10との割合が9:1である
二成分系接着剤)(厚さ約2μ)を介して積層フイルム
を得た。 フイルム1:実施例1で得られた透明積層プラスチック
フイルム フイルム2:厚さ40μの低密度ポリエチレンフイルム
(タマポリ社製、V−1) 得られたフイルムにつきフイルムの構成や、前記した方
法により透湿度、酸素透過度、透明性を測定した結果
を、表2に示す。
【0026】実施例6 実施例5に記載の例において、フイルム2を下記のフイ
ルム3に代えたほかは、同例に記載したと同様の方法で
積層フイルムを得た。 フイルム3:厚さ20μの二軸延伸ポリプロピレンフイ
ルム(二村三晶社製、FOR) 得られたフイルムにつきフイルムの構成や、前記した方
法により透湿度、酸素透過度、透明性を測定した結果
を、表2に示す。
ルム3に代えたほかは、同例に記載したと同様の方法で
積層フイルムを得た。 フイルム3:厚さ20μの二軸延伸ポリプロピレンフイ
ルム(二村三晶社製、FOR) 得られたフイルムにつきフイルムの構成や、前記した方
法により透湿度、酸素透過度、透明性を測定した結果
を、表2に示す。
【0027】実施例7 実施例6で得られたフイルムのフイルム3を接着しない
面に実施例5のフイルム2を同例のウレタン接着剤を介
して積層フイルムを得た。得られたフイルムにつきフイ
ルムの構成や、前記した方法により透湿度、酸素透過
度、透明性を測定した結果を、表2に示す。
面に実施例5のフイルム2を同例のウレタン接着剤を介
して積層フイルムを得た。得られたフイルムにつきフイ
ルムの構成や、前記した方法により透湿度、酸素透過
度、透明性を測定した結果を、表2に示す。
【0028】比較例2 実施例5に記載の例において、フイルム1を下記のフイ
ルム4に代えたほかは、同例に記載したと同様の方法で
積層フイルムを得た。 フイルム4:比較例1で得られた透明積層プラスチック
フイルム 得られたフイルムにつきフイルムの構成や、前記した方
法により透湿度、酸素透過度、透明性を測定した結果
を、表2に示す。
ルム4に代えたほかは、同例に記載したと同様の方法で
積層フイルムを得た。 フイルム4:比較例1で得られた透明積層プラスチック
フイルム 得られたフイルムにつきフイルムの構成や、前記した方
法により透湿度、酸素透過度、透明性を測定した結果
を、表2に示す。
【0029】
【表1】
【0030】
【表2】
【0031】表1中において、各略号は以下の意味であ
る。 a:ポリメタキシリレンアジパミドからなる層 a′:ポリメタキシリレンアジパミドとオレフィン系重
合体との混合物からなる層 b:ポリーεーカプロアミド c:ポリメタキシリレンアジパミドとポリーεーカプロ
アミドとオレフィン系重合体との混合物からなる層 LDPE:低密度ポリエチレンフイルム OPP:二軸延伸ポリプロピレンフイルム 表1より、本発明に係る透明積層プラスチックフイルム
は、比較例のフイルムに比較して透湿度、酸素透過度と
も優れた数値を示していることが判る。また、表2よ
り、本発明に係る透明積層プラスチックフイルムの珪素
酸化物薄膜層の面に別の透明なプラスチック薄膜層を設
けた積層フイルムは、透湿度、酸素透過度とも比較例の
フイルムに比較して優れた数値を示していることが判
る。
る。 a:ポリメタキシリレンアジパミドからなる層 a′:ポリメタキシリレンアジパミドとオレフィン系重
合体との混合物からなる層 b:ポリーεーカプロアミド c:ポリメタキシリレンアジパミドとポリーεーカプロ
アミドとオレフィン系重合体との混合物からなる層 LDPE:低密度ポリエチレンフイルム OPP:二軸延伸ポリプロピレンフイルム 表1より、本発明に係る透明積層プラスチックフイルム
は、比較例のフイルムに比較して透湿度、酸素透過度と
も優れた数値を示していることが判る。また、表2よ
り、本発明に係る透明積層プラスチックフイルムの珪素
酸化物薄膜層の面に別の透明なプラスチック薄膜層を設
けた積層フイルムは、透湿度、酸素透過度とも比較例の
フイルムに比較して優れた数値を示していることが判
る。
【0032】
【発明の効果】本発明は、次のように特別に顕著な効果
を奏し、その産業上の利用価値は極めて大である。本発
明に係る透明積層フラスチックフイルムは、透明性に優
れ、また、極めて優れたガスバリヤ性、透湿度を発揮す
るものであり、柔軟性があり、強度および経済性の面で
も優れている。従って、食品、医療品、および化学薬品
等の包装材料を初めとして、高度のガスバリヤ性が要求
される広範囲な用途の包装材料に用いることができ、工
業的利用価値は極めて大である。
を奏し、その産業上の利用価値は極めて大である。本発
明に係る透明積層フラスチックフイルムは、透明性に優
れ、また、極めて優れたガスバリヤ性、透湿度を発揮す
るものであり、柔軟性があり、強度および経済性の面で
も優れている。従って、食品、医療品、および化学薬品
等の包装材料を初めとして、高度のガスバリヤ性が要求
される広範囲な用途の包装材料に用いることができ、工
業的利用価値は極めて大である。
Claims (2)
- 【請求項1】 芳香族ポリアミドよりなる層、脂肪族ポ
リアミドよりなる層、および上記芳香族ポリアミドと上
記脂肪族ポリアミドとの混合物よりなる層の3種類の層
のうち少なくとも2種類の層を含み、全体で3層以上の
層より構成されてなるポリアミド系積層二軸延伸フイル
ムの少なくとも片面に、厚さ100〜3000Åの範囲
である透明な珪素酸化物薄膜層が形成されてなることを
特徴とするガスバリヤ性の優れた透明積層プラスチック
フイルム。 - 【請求項2】 ポリアミド系積層二軸延伸フイルムの表
面に形成された透明な珪素酸化物薄膜層の表面に、別の
透明なプラスチック薄膜層を設けてなることを特徴とす
る請求項第1項記載のガスバリヤ性の優れた透明積層プ
ラスチックフイルム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26032692A JPH06190961A (ja) | 1992-09-29 | 1992-09-29 | ガスバリヤ性の優れた透明積層プラスチックフイルム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26032692A JPH06190961A (ja) | 1992-09-29 | 1992-09-29 | ガスバリヤ性の優れた透明積層プラスチックフイルム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06190961A true JPH06190961A (ja) | 1994-07-12 |
Family
ID=17346455
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26032692A Pending JPH06190961A (ja) | 1992-09-29 | 1992-09-29 | ガスバリヤ性の優れた透明積層プラスチックフイルム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06190961A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2000202967A (ja) * | 1999-01-14 | 2000-07-25 | Toyobo Co Ltd | 積層ポリアミドフィルム |
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1992
- 1992-09-29 JP JP26032692A patent/JPH06190961A/ja active Pending
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