JP2829194B2 - エレベータガイドレール芯出し固定作業装置及びその方法 - Google Patents

エレベータガイドレール芯出し固定作業装置及びその方法

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JP2829194B2 JP4183658A JP18365892A JP2829194B2 JP 2829194 B2 JP2829194 B2 JP 2829194B2 JP 4183658 A JP4183658 A JP 4183658A JP 18365892 A JP18365892 A JP 18365892A JP 2829194 B2 JP2829194 B2 JP 2829194B2
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    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B19/00Mining-hoist operation
    • B66B19/002Mining-hoist operation installing or exchanging guide rails

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  • Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エレベータの昇降路内
壁の所定位置に付設するガイドレールの芯出し固定を行
うのに利用されるエレベータガイドレール芯出し固定作
業装置及びその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、エレベータにおいては、昇降路
内に乗りかごやつり合いおもりを昇降可能に案内するガ
イドレールが付設されてる。このガイドレールの付設作
業は、まず建屋の屋上等に配設されたウインチによって
昇降路内下端ピット部から最上段のガイドレールを吊り
下げ、この下端に中継金具を介して次のガイドレールを
連結して吊上げる。この連結・吊上げ作業を繰り返して
一列全てのガイドレールを吊り上げる。こうした後、昇
降路内に組み立てられた作業足場を利用して、作業員が
該一連のガイドレールを昇降路内壁の所定位置に位置修
正しながら芯出し固定することで、ガイドレールの付設
を行っている。
【0003】そのガイドレールの昇降路内壁への芯出し
固定は、鉄骨構造の建物の場合、昇降路内壁の上下に間
隔を存した複数段にセパレータビームが存在するので、
これら各段のセパレータビーム上面に予めファスナプレ
ートを固着しておき、これにL字形のレールブラケット
を前後左右方向に位置調整可能に仮締めし、この各レー
ルブラケットにレールクリップを介しガイドレールを締
結して仮付けする。そして、昇降路内に垂下したピアノ
線等の芯出し用基準線を基準として作業足場上の作業者
がスケール等を用いてガイドレールを所定位置に位置修
正ながら芯出しする。この状態でレールブラケットをフ
ァスナプレートに本締めしてガイドレールの固定を行っ
ている。
【0004】しかしながら、この様に作業足場を組み立
て、その足場に作業者が乗って作業をする場合、その作
業高さが変わる毎に各段の足場上を昇り降りして移動す
る必要があり、多大の労力と時間を費やすばかりでな
く、高所の不完全な足場上での作業であるため、安全性
の保持が難しく、作業者の疲労度が大きい等の問題があ
った。
【0005】そこで、こうした昇降路内の作業を自動化
するために、例えば特開昭58−193876号公報等
に示されているような昇降路内作業装置が提案されてい
る。これは昇降路内壁に仮付けした乗りかご用の左右ガ
イドレールとつり合いおもり用の左右ガイドレールとの
合計4本のガイドレールに摺合して昇降する大型の作業
台枠を用い、これにガイドレール芯出し固定作業に必要
な各種装置を組み付けた構成である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、そうした提
案の昇降路内作業装置では、大型の作業台枠を用いるの
で、装置全体が大掛かりで重く昇降路内への搬入セット
等の段取りが大変で面倒である。このために低階層の建
物のエレベータに対しては段取り時間の比率が高く、自
動省力化の効果が上がらないなど実用性に難がある。ま
た、その装置自体が大仕掛けで昇降路内いっぱいの空間
を占有するために、昇降路内の寸法や断面形状により、
その都度装置を組み替えたり異機種の装置を用意しなけ
ればならないと共に、この装置で作業しているときには
昇降路内空間を大きく占有してしまうので他の昇降路内
作業が自由に実施できない不便がある。
【0007】本発明は前記事情に鑑みなされ、その目的
とするところは、昇降路内に吊り上げた一列のガイドレ
ールに沿って昇降可能にセットできる小型タイプで、軽
く可般性に優れ、昇降路内への搬入セット等の段取りが
簡便にでき、ガイドレールの芯出し固定作業の自動省力
化が図れると共に、低階層エレベータでもその自動省力
化の効果が得られ、かつ昇降路内空間を占有する面積が
少なく、他の昇降路内作業を同時進行も可能で工期短縮
が図れるようになり、しかもガイドレールの各ポジショ
ンでの芯出し固定作業に際しての装置自体のファスナー
プレートへの位置決めがスムーズで確実性に富み、能率
良くかつ適確にガイドレールの芯出し固定作業ができる
エレベータガイドレール芯出し固定装置及びその方法を
提供することにある。
【0008】
【発明を解決するための手段】本発明はのエレベータガ
イドレール芯出し固定作業装置は、エレベータ昇降路内
に吊り上げた一列のガイドレールに沿って昇降可能で且
つ該ガイドレールを把持するレール把持装置と、このレ
ール把持装置に設けられ昇降路内に垂下したレール芯出
し用基準線を検知する基準検知装置と、前記レール把持
装置と一緒に昇降し且つ昇降路内壁に固設したレールブ
ラケット締結用ファスナープレートの位置決め穴に左右
一対のロケータを係合した状態で前記基準検知装置から
のデータに応じ前記レール把持装置を前後・左右方向並
びに縦軸回りに動かして該レール把持装置に把持されて
いるガイドレールの位置修正・芯出しを行う位置修正装
置と、この位置修正装置に設けられガイドレール芯出し
後のレールブラケットのファスナープレートへの締結を
行うレールブラケット締結装置と、前記レール把持装置
と位置修正装置とのいずれかに連係し昇降路内に垂下し
た昇降用ロープを介し該位置修正装置とレール把持装置
とを昇降させる昇降駆動装置とを備え、且つ前記レール
ブラケット締結用ファスナープレートに沿って進出移動
しながら前記位置修正装置の左右一対のロケータを該フ
ァスナープレートの位置決め穴に誘導するガイド機構を
設けて構成したことを特徴とする。
【0009】また、本発明のエレベータガイドレール芯
出し固定作業方法は、前述の構成のエレベータガイドレ
ール芯出し作業装置をエレベータ昇降路内壁の所定位置
に芯出し固定した一本のガイドレールにセットし、この
状態で昇降路内に垂下した芯出し用基準線を該作業装置
の基準検知装置により検知して初期基準データを得てか
ら、該作業装置を前記ガイドレールに連結された次のガ
イドレールに昇降駆動装置により移動させ、そこで該作
業装置のレール把持装置で当該ガイドレールを把持し、
且つ位置修正装置の左右一対のロケータをガイド機構に
より誘導して昇降路内壁のレールブラケット締結用ファ
スナープレートの位置決め穴に係合し、この状態で前記
基準検知装置により芯出し用基準線を検知し、この値と
前記初期基準データとの差に応じ前記位置修正装置によ
りレール把持装置を前後・左右方向並びに縦軸回りに動
かしてガイドレールの位置修正・芯出しを行い、このガ
イドレール芯出し後、レールブラケット締結装置により
レールブラケットをファスナープレートに締結固定する
ことを特徴とする。
【0010】
【作用】前述の構成のエレベータガイドレール芯出し固
定作業装置及びこの装置を用いたガイドレール芯出し固
定作業方法であれば、装置全体が昇降路内の一列のガイ
ドレールに沿って昇降可能にセットできる小型タイプ
で、軽く可般性に優れ、昇降路内への搬入セット等の段
取りが簡便にできるようになる。
【0011】しかも、昇降駆動装置により移動してガイ
ドレールの各ポジションでの芯出し固定作業に際して
は、位置修正装置のガイド機構がレールブラケット締結
用ファスナープレートに沿って進出移動しながら左右一
対のロケータを該ファスナープレートの位置決め穴に誘
導して係合させるので、その装置自体のファスナープレ
ートへの位置決め固定がスムーズで確実性に富む。
【0012】特に、芯出し固定前のガイドレールが、レ
ール自身の重さやこれに案内される装置の荷重等で前後
・左右に傾いていたり垂直軸線回りに捩じれが生じてい
たり、或いは昇降路内壁のファスナプレートの取付誤差
などにより、そのファスナープレートと位置修正装置と
の相対的位置が大きくズレたとしても、このガイド機構
により左右のロケータを該ファスナープレートの位置決
め穴に適確に誘導して確実に係合させ得るようになる。
その大きな位置ズレに対処すべく、大きな径のテーパー
を持つロケータとこれに応じた大径な位置決め穴を持つ
大形ファスナプレートとを備えるような不経済で面倒な
ことが必要なくなる。
【0013】こうしてファスナプレートに位置修正装置
を確実に位置決め固定することで、この位置修正装置が
レール把持装置を前後・左右方向並びに縦軸回りに動か
してガイドレールの位置修正・芯出しを行う時の反力を
該ファスナープレートで確実に受けられるようになる。
これで能率良くかつ適確にガイドレールの位置修正・芯
出しが自動的にできると共に、そのガイドレール芯出し
後、レールブラケット締結装置によりレールブラケット
をファスナープレートに楽に締結固定できるようにな
り、ガイドレールの芯出し固定作業の自動省力化が図れ
ると共に、低階層エレベータでもその自動省力化の効果
が得られ、さらには装置全体が一列のガイドレールに沿
って昇降する小型タイプで、昇降路内空間を占有する面
積が少ないので、他の昇降路内作業を同時進行的に行う
ことも可能で工期短縮が図れるようになる。
【0014】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の実施例に
ついて説明する。なお、説明の便宜上、先に本発明のエ
レベータガイドレール芯出し固定装置の一実施例を図1
乃至図5により説明する。
【0015】まず、図1は本発明のエレベータガイドレ
ール芯出し固定作業装置が、昇降路内に順次連結しなが
らウインチ等で吊り上げられた一列のガイドレール1に
沿って昇降して当該ガイドレール1の芯出し固定作業を
行う状態の一部省略した概略的斜視図、図2は同装置の
上半部を省略した平面図である。
【0016】なお、図中2は昇降路内壁に上下方向に間
隔を存し多数固設されているセパレータービーム、3は
この各セパレータービーム2上面のガイドレール取付位
置ににそれぞれ予め溶接等で固着されたレールブラケッ
ト締結用ファスナープレートである。このファスナープ
レート3の上面中央の左右2箇所に締結ボルト4が立設
されていると共に、この先端側(昇降路内方)左右寄り
部に作業装置固定用の位置決め穴3aがそれぞれ穿設さ
れ、更にその左右端部にガイド用切欠部3bがそれぞれ
形成されている。
【0017】また、図中5は前記ガイドレール1の背面
に図3に示す如くレールクリップ6と左右一対のクリッ
プ用ボルト7を介して締結されるL字板状のレールブラ
ケットである。このレールブラケット5の垂直板部には
左右一対のクリップ用ねじ穴5aが穿設され、水平板部
には左右一対のレール芯出し用穴5bが穿設されてい
る。これらレール芯出し用穴5bはガイドレール1の芯
出し調整のために大径であり、これらを前記ファスナー
プレート3の左右の締結ボルト4に遊嵌することで、該
レールブラケット5が昇降路内壁面に平行な左右方向
(X方向)と直交する前後方向(Y方向)とにある程度
水平移動可能で、かつ垂直軸線Z回りにある程度回動可
能となる。この遊嵌状態で上方から図2に示す大ワッシ
ャ8を介しナット9を締め付けることで、該レールブラ
ケット5がファスナープレート3上に締結固定される。
【0018】更に、図中10,11は昇降路内に上部基
準位置から前記一列のガイドレール1に付き2本平行に
垂下して鉛直に張られたピアノ線等のレール芯出し用基
準線である。
【0019】ここで、前記ガイドレール芯出し固定作業
装置は、主要構成として、昇降駆動装置20と、レール
把持装置30と、レールクリップ締結装置40と、基準
検知装置50と、位置修正装置60と、レールブラケッ
ト締結装置70とを備えてなる。
【0020】まず、その昇降駆動装置20は、図1に示
す如く、ワインダ21等を備えたもので、これで昇降路
内に垂下された昇降用ワイヤロープ22を独自に巻き上
げたり巻き戻したりして昇降・停止する構成である。こ
の昇降駆動装置20の下側に直接連係して前記レール把
持装置30が設けられている。
【0021】このレール把持装置30は、昇降路内に吊
り上げた一列のガイドレール1に沿って昇降可能で且つ
該ガイドレール1を案内把持するものである。この構成
は、縦形筒状のメインフレーム31と、この上下端に結
合した中空偏平台箱状の上下一対のフレーム32と、こ
の上下のフレーム32の各々の前端面側の凹部32a内
の左右並びに後側(内奥側)に装着されたレール把持具
33a,33b,33c(図3参照)とを備えてなる。
【0022】その左右のレール把持具33a,33b
は、互いに左右に平行に配してガイドレール1の左右両
側面に転接係合するように各々回転自在に軸着されたロ
ーラである。後側のレール把持具33cは、ガイドレー
ル1の頂面に転接係合するように回転自在に軸着された
ローラである。また、上下のフレーム32の各々の前端
面側凹部32aの後縁部には永久磁石34がそれぞれ取
付けられ、これらの吸引力により前記レール把持具33
a,33b,33cがガイドレール1から後方に外れな
いように案内保持されている。
【0023】これら上下部のレール把持具33a,33
b,33cにより一本のガイドレール1を三方から把持
し且つそのレール1を永久磁石34とにより離脱しない
ように吸引しながら、レール把持装置30全体が該レー
ル1に沿って案内されて昇降駆動装置20により昇降す
るようになっている。
【0024】なお、その昇降時に比し、後述するレール
芯出し作業時にはガイドレール1を確実に把持するよう
に、左右のレール把持具33a,33bのどちらか一方
を進出させてガイドレール1を左右から強く挟持し、且
つ後側のレール把持具33cを後退させて永久磁石34
をガイドレール1の頂面に密着させて吸引力を増すため
の機構を付加しても良い。
【0025】前記レールクリップ締結装置40は、図1
に示す如く、前記レール把持装置30のメインフレーム
31の略中間部に装着した固定テーブル41と、この固
定テーブル41上に駆動機構42を介して前後方向(Y
方向)に進退移動可能に案内支持した移動テーブル43
と、この移動テーブル43上に装着した左右一対(片側
図示省略)のレールクリップ締結用ナットランナ44と
を備えてなる構成である。なお。その左右のレールクリ
ップ締結用ナットランナー44の外側部位にはブラケッ
ト把持具45がそれぞれ進退駆動可能に設けられてい
る。
【0026】前記基準検知装置50は、図1及び図2に
示す如く、前記レール把持装置30の下部フレーム32
の後端側に突設した長尺な支持梁51と、この支持梁5
1の後端部一側に前後一対列設された基準検知器52,
53とを備えてなる構成で、これら基準検知器52,5
3で前記昇降路内に鉛直に張られたレール芯出し用基準
線10,11の位置を検知するようになっている。
【0027】前記位置修正装置60は、前記レール把持
装置30と連係して一緒に昇降すべく、該レール把持装
置30の下部フレーム32上に配設されている。この構
成は図1及び図2に示す如く、該レール把持装置30の
下部フレーム32の後端側から突設したベース61と、
このベース61上面に縦軸62(垂直軸線Z)回りに回
動可能に設けられた回動テーブル63と、この回動テー
ブル63上面に左右方向(X方向)にスライド可能に案
内支持されたXテーブル64と、このXテーブル64上
面に前後方向(Y方向)にスライド可能に案内支持され
たYテーブル65とを備えている。これら回動テーブル
63とXテーブル64とYテーブル65とは各々図示し
ない駆動機構により所定の方向に移動制御せしめられる
構成である。
【0028】このYテーブル65の左右部からそれぞれ
前方に向けて左右一対のアーム66が互いに平行に延出
されている。この左右のアーム66は該Yテーブル65
と一体に前後方向に進退移動するもので、この左右のア
ーム66の先端部に図1,図2及び図4,図5に示す如
くそれぞれロケータ67が垂直に立設されている。この
左右のロケータ67は各々上部が円錘形のテーパー状と
された小径なピンで、左右相互が前記レールブラケット
締結用ファスナープレート3の作業装置固定用の左右の
位置決め穴3a,3aと同一間隔を存して配置されて、
これらの位置決め穴3aに下側から挿入嵌合されるもの
である。
【0029】また、この左右のロケータ67をファスナ
ープレート3の左右の位置決め穴3aに誘導するガイド
機構として、前記左右のアーム66の先端部のロケータ
67の外側近傍にガイド部材68がそれぞれ立設されて
いる。これらのガイド部材68は直角三角形柱状で、そ
れぞれ前後方向に対し斜めになるテーパー面68aを内
側に向けて有している。この左右のガイド部材68相互
のテーパー面68aが前記Yテーブル65の前進移動時
にファスナープレート3の左右のガイド用切欠部3bに
摺合して左右に位置規制されながら突き当たるまで進出
して、前記左右のロケータ67を該ファスナープレート
3の左右の位置決め穴3aの真下に案内誘導するように
なっている。
【0030】前記レールブラケット締結装置70は、前
記位置修正装置60のアーム66の先端寄り部外側に取
付けたブラケット71と、このブラケット71上に設け
た駆動機構72と、この駆動機構72を介し左右方向に
進退移動可能に取付けられた移動テーブル73と、この
上に装着されたレールブラケット締結用ナットランナ7
4とを備えて構成されてる。
【0031】なお、図6に示す如く、前記ファスナプレ
ート3のレールブラケット5と接する上面には複数の押
しねじ或いは丸棒等よりなる突起3cを設け、このファ
スナプレート3に対してレールブラケット5がある程度
傾いた状態でも締結可能となっている。この突起3cの
ようなものはレールブラケット5のガイドレール1と接
する面に設けて可である。しかして、前述の構成のガイ
ドレール芯出し固定作業装置を用いたガイドレール芯出
し固定作業方法を以下に述べる。
【0032】まず、建屋の屋上等に配設されたウインチ
によって昇降路内に最上段のガイドレール1を吊り下
げ、この下端に中継金具を介して次のガイドレール1を
芯合わ・連結して吊上げる。この連結・吊上げ作業を繰
り返して必要本数のガイドレール1を一列に吊り上げ
る。なお、この際、各ガイドレール1の背面には上下方
向に所用間隔を存してレールブラケット5をレールクリ
ップ6とクリップ用ボルト7により予め仮止めしてお
く。この各レールブラケット5は実際のセパレータビー
ム3への取付け高さより少し上側に位置してガイドレー
ル1に仮止めしておく。
【0033】こうして昇降路内に吊り上げた一連のガイ
ドレール1の最下段ガイドレール1を、作業者がレール
芯出し用基準線10,11を基準にスケール等を用いて
昇降路内所定位置に位置修正しながら芯出し調整して、
このレールブラケット5をファスナープレート3に締結
固定する。
【0034】この芯出し固定した最下段の一本のガイド
レール1に前述のエレベータガイドレール芯出し固定作
業装置(以下単に本装置と略称する)を抱き付かせるよ
うにセットする。つまり、本装置の昇降駆動装置20を
昇降用ワイヤロープ22を介し適当高さまで上昇させ、
これに懸吊されているレール把持装置30の上下フレー
ム32の凹部32a内に該ガイドレール1を挿入するよ
うにして、そのガイドレール1に上下部の各ローラ状の
レール把持具33a,33b,33cを三方から転接さ
せると共に、永久磁石34により離脱しないように吸引
して、本装置が該一本のガイドレール1に沿って昇降可
能な状態とする。
【0035】こうした段取り作業後に、まず、その芯出
し済みの最下段のガイドレール1の途中適当高さ位置で
基準検知装置50を動作させ、この前後一対の基準検知
器52,53により一対の芯出し用基準線10,11の
位置を検知して、これら基準線10,11と、芯出し済
みガイドレール1を把持したレール把持装置30との相
対位置関係の初期基準データを得る。
【0036】こうしてから、昇降駆動装置20を稼働さ
せ、本装置を前記最下段のガイドレール1に沿って上昇
させて、この上に連結されている次のガイドレール1に
移行する。そして、図示しないが上下方向検知装置によ
ってレールブラケット5を固定すべきファスナプレート
3の上下方向位置を認識した後、さらに少し上昇させて
止める。
【0037】ここで、レール把持装置30に装着されて
るレールクリップ締結装置40の移動テーブル43を駆
動機構42により前進させ、レールクリップ締結用ナッ
トランナー44により当該高さに配するレールブラケッ
ト5のクリップ用ボルト7を緩める。同時にブラケット
把持具45で当該レールブラケット47を支える。この
状態のまま、昇降駆動装置20により本装置と共に当該
レールブラケット5をガイドレール1に対し下降させ
て、ファスナプレート3上面に当たるまで下げる。この
位置で前記レールクリップ締結用ナットランナ44によ
りクリップ用ボルト7を締め上げてガイドレール1と当
該レールブラケット5とを本締め固定する。この後、移
動テーブル43を駆動機構42により後退させて、レー
ルクリップ締結用ナットランナ44をクリップ用ボルト
7から後方に離脱すると共に、ブラケット把持具45を
当該レールブラケット5から開放して後方に離脱する。
【0038】次に、位置修正装置60のYテーブル65
を前進駆動し、これにて左右のアーム66と共にこの先
端のロケータ67とガイド機構であるガイド部材68を
図4の矢印のように前進移動させて行く。これで、その
左右のガイド部材68相互のテーパー面68aがファス
ナープレート3先端の左右のガイド用切欠部3bに摺合
して左右に位置規制されながら突き当たるまで進出し
て、左右のロケータ67を該ファスナープレート3の左
右の位置決め穴3aの真下に案内誘導する。
【0039】この際、芯出し固定前のガイドレール1
が、レール自身の重さやこれに抱き付いている本装置の
荷重等で前後・左右に傾いていたり垂直軸線回りに捩じ
れが生じていたり、或いは昇降路内壁のファスナプレー
ト3の取付誤差などにより、そのファスナープレート3
と位置修正装置60との相対的位置が大きくズレたとし
ても、このズレ量が左右のガイド部材68の個々の左右
幅の合計以内であれば、その左右のガイド部材68の少
なくともどちらかのテーパー面68aがファスナプレー
ト3先端の左右のガイド用切欠部3bのエッジ部に接触
し、これで左右のアーム66が左右に位置規制される様
に案内されながら該ファスナープレート3先端の左右の
ガイド用切欠部3bの内奥端に突き当たるまで前進し
て、左右のロケータ67を該ファスナープレート3の左
右の位置決め穴3aの真下にスムーズに案内誘導する。
【0040】これにて、位置修正装置60がガイドレー
ル1を把持しているレール把持装置30を伴いながら左
右に動かされる。即ち、本装置全体がガイドレール1と
共にファスナープレート3の略正面に来るように左右方
向に位置修正されるようになる。また左右のガイド部材
68が左右のガイド用切欠部3bの内奥端に突き当たる
ので、ガイドレール1と共に本装置全体の垂直軸線Z回
りの捩じれも補正されるようになる。
【0041】こうして、左右のロケータ67を該ファス
ナープレート3の左右の位置決め穴3aの真下に誘導し
た時点で、昇降駆動装置20を動作させて本装置全体を
少し上昇させると、該左右のロケータ67がファスナー
プレート3の左右の位置決め穴3a内に下側からスムー
ズに挿入されて適確に嵌合する。これで位置修正装置6
0が建屋側であるファスナープレート3にしっかり固定
される。
【0042】この状態で、基準検知装置50を再度動作
させ、この前後一対の基準検知器52,53により一対
の芯出し用基準線10,11の位置を検知して、これら
基準線10,11と、当該ガイドレール1を把持したレ
ール把持装置30との相対位置関係を求め、この値と前
述の初期基準データ値とのズレを演算する。
【0043】このズレに応じて位置修正装置60の各駆
動機構を動作させて、Yテーブル65に対しXテーブル
64を前後方向(Y方向)に動かしたり、このXテーブ
ル64に対し回動テーブル63を左右方向(X方向)に
動かしたり、この回動テーブル63に対し縦軸62を中
心にしてベース61をZ軸線回りに回動させたりする。
これでレール把持装置30を前後・左右方向並びに縦軸
回りに動かして、芯出し用基準線10,11に対するズ
レを無くす。こうすることで、該レール把持装置30に
把持されている2番目のガイドレール1を所定位置に正
確に位置修正して自動的に芯出しできる。
【0044】このガイドレール芯出し後は、レールブラ
ケット締結装置70が進出動作して、レールブラケット
締結用ナットランナ74が、大ワッシャ8とナット9を
本装置に組み付けた図示しない供給装置から受け取って
左右の締結ボルト4に嵌めて締付け、これでレールブラ
ケット5をファスナプレート3上に締結固定する。
【0045】この締結固定時、ファスナプレート3上に
図6に示した如く複数の突起3cがあることから、レー
ルブラケット5が程度傾いていたたとしてもファスナプ
レート3に倣って確実に締結固定される。
【0046】その後は、そのレールブラケット締結装置
70が退避すると共に、昇降駆動装置20により本装置
を少し下げて、位置修正装置60の左右のロケータ67
をファスナープレート3の左右の位置決め穴3a内から
下方に抜き外し、左右アーム66を後退させる。
【0047】なお、前記各装置の駆動動作は、リモコン
を用いて作業者が遠隔操縦により行っても良いが、図示
しない制御装置を用いて自動制御により行うようにして
も良い。
【0048】以上で2番目のガイドレール1の一か所で
の芯出し固定作業が終了し、本装置は昇降駆動装置20
により当該ガイドレール1に沿って次の作業ポジション
に移動して、前述同様のレール芯出し固定作業を繰り返
し行う。
【0049】こうしたガイドレール芯出し固定作業であ
れば、本装置全体が昇降路内の一列のガイドレールに沿
って昇降可能にセットできる小型タイプで、軽く可般性
に優れ、昇降路内への搬入セット等の段取りが簡便にで
きるようになる。
【0050】しかも、昇降駆動装置20により移動して
ガイドレール1の各ポジションでの芯出し固定作業に際
しては、位置修正装置60のガイド機構である左右のガ
イド部材68がファスナープレート3に倣って進出移動
しながら左右一対のロケータ67を該ファスナープレー
ト3の位置決め穴3bの真下に確実に誘導して係合させ
るので、その位置修正装置60自体のファスナープレー
3トへの位置決め固定がスムーズで確実性に富む。
【0051】特に、芯出し固定前のガイドレール1が前
後・左右に傾いていたり垂直軸線回りに捩じれが生じて
いたり、或いは昇降路内壁のファスナプレート3の取付
誤差などにより、そのファスナープレート3と位置修正
装置60との相対的位置が大きくズレたとしても、ガイ
ド部材68により左右のロケータ67を該ファスナープ
レート3の位置決め穴3bに適確に誘導して確実に係合
させ得るようになるので、その大きな位置ズレに対処す
べく、大きな径のテーパーを持つロケータとこれに応じ
た大径な位置決め穴を持つ大形ファスナプレートとを備
える必要がなくなる。ファスナープレート3は一つのエ
レベータ昇降路内に多数枚必要であるので、これが大形
化すると荷揚げや取付けなどの作業性が悪くなると共に
経済的にも不利となるが、こうした問題を解消できる。
【0052】また、前述のようにファスナプレート3に
位置修正装置60を確実に位置決め固定することで、こ
の位置修正装置60がレール把持装置30を前後・左右
方向並びに縦軸回りに動かしてガイドレール1の位置修
正・芯出しを行う時の反力を該ファスナープレート3で
確実に受けられるようになる。これで能率良くかつ適確
にガイドレール1の位置修正・芯出しが自動的にできる
と共に、そのガイドレール芯出し後、レールブラケット
締結装置70によりレールブラケット5をファスナープ
レート3に楽に締結固定できるようになり、ガイドレー
ル1の芯出し固定作業の自動省力化が図れると共に、低
階層エレベータでもその自動省力化の効果が得られ、さ
らには装置全体が一列のガイドレールに沿って昇降する
小型タイプで、昇降路内空間を占有する面積が少ないの
で、他の昇降路内作業を同時進行的に行うことも可能で
工期短縮が図れるようになる。
【0053】なお、前記実施例では、ファスナプレート
3上に左右2本の締結ボルト4を立設しておいたが、逆
にファスナプレート3の同位置にねじ穴を明けておき、
ここに前記同様のレールブラケット5を接合した状態
で、その上からレールブラケット締結装置70のナット
ランナ74により図示しない供給装置より受け取ったボ
ルトを大ワッシャを介しねじ込んで該レールブラケット
5をファスナプレート3に締結固定するようにしても良
い。
【0054】また、そのレールブラケット締結装置70
のナットランナ74が本装置に組み付けた図示しない供
給装置からナット若しくはボルトと大ワッシャを受け取
るのではなく、予めガイドレール1に取付けておくレー
ルブラケット5の左右の芯出し用穴5bにボルト或いは
ナットと大ワッシャを仮止めしておいて、それらを該ナ
ットランナ74により締め付けるようにしても良い。
【0055】次に、図7により本発明のエレベータ芯出
し固定作業装置の位置修正装置60のガイド機構部の変
形例を説明する。ここの例では、互いに平行に配する左
右一対のアーム66の各々の先端部上面にテーパーピン
状のロケータ67をそれぞれ垂直に立設すると共に、そ
れらロケータ67の後方近傍にストッパ81を立設し、
さらにその左右のアーム66のどちらか一方の先端にガ
イド機構として前向きのV溝82a付きガイド部材82
を取り付けた構成である。なお、セパレータビーム3
は、左右一対の締結ボルト4を立設していると共に、前
記左右の一対の位置決め用ロケータ67が挿入嵌合され
る位置決め穴3aを有しているが、前述の実施例の如く
ガイド用切欠部は持たず、その代わりに前記一方のアー
ム66の先端ガイド部材82と対向する位置に一本のガ
イド用ピン83を溶接等により垂下状態に取付けてい
る。
【0056】こうした構成であれば、前記実施例同様に
位置修正装置60のYテーブルの駆動により左右のアー
ム66を前進移動させて行くと、その一方のアーム66
の先端のガイド部材82の前面V溝82aがファスナプ
レート3下面のガイド用ピン83に摺接して左右に案内
位置規制されるようになる。この際にファスナープレー
ト3と位置修正装置60との相対的位置が大きくずれて
も、その左右方向のずれ量が前記ガイド部材82のV溝
82a最大幅以内であれば、このV溝82a内にガイド
用ピン83が問題なく侵入することができ、更に左右ア
ーム66を押し込んでいくことにより位置修正装置60
のファスナプレート3に対する左右方向の位置ずれが補
正されていき、最後に左右のアーム66先端寄りストッ
パ81がファスナプレート3の先端面に押し付けられ
て、位置修正装置60の垂直軸線Z回りの捩じれが補償
されて、左右のロケータ67がファスナープレート3の
左右の位置決め用穴3aの真下に適確に誘導される。以
後は前記の実施例と同様の作動で該ロケータ67を位置
決め用穴3aに挿入嵌合して該位置修正装置60を建屋
側に固定する。こうして前記実施例同様にガイドレール
の芯出し及び固定作業が行い得るようになる。
【0057】
【発明の効果】本発明のエレベータ芯出し固定作業装置
及びその方法は、前述の如く構成したので、昇降路内に
吊り上げた一列のガイドレールに沿って昇降可能にセッ
トできる小型タイプで、軽く可般性に優れ、昇降路内へ
の搬入セット等の段取りが簡便にでき、ガイドレールの
芯出し固定作業の自動省力化が図れると共に、低階層エ
レベータでもその自動省力化の効果が得られ、かつ昇降
路内空間を占有する面積が少なく、他の昇降路内作業を
同時進行も可能で工期短縮が図れるようになり、しかも
ガイドレールの各ポジションでの芯出し固定作業に際し
ての装置自体のファスナープレートへの位置決めがスム
ーズで確実性に富み、能率良くかつ適確にガイドレール
の芯出し固定作業ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエレベータガイドレール芯出し固定作
業装置の一実施例を示す一部省略した概略的斜視図
【図2】同上実施例の装置の下半部分の平面図。
【図3】同上実施例のレール把持装置のレール把持具を
示す一部断面した平面図。
【図4】同上実施例のファスナープレートに対する位置
修正装置の左右のアームとロケータとガイド部材を示す
斜視図。
【図5】同上ファスナープレートに対する位置修正装置
の左右のアームとロケータとガイド部材との位置決め係
合状態を示す斜視図。
【図6】セパレータビームに取付けられたファスナプレ
ートとレールブラケットとの接合状態を示す断面図。
【図7】位置修正装置の左右アーム先端のガイド機構と
ファスナプレートとの変形例を示す斜視図。
【符号の説明】
1…ガイドレール、3…ファスナープレート、3a…位
置決め穴、5…レールブラケット、10,11…レール
芯出し用基準線、20…昇降駆動装置、22…昇降用ロ
ープ、30…レール把持装置、40…基準検知装置、6
0…位置修正装置、67…ロケータ、68,82…ガイ
ド部材(ガイド機構)、70…レールブラケット締結装
置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石川 佳延 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東 芝府中工場内 (56)参考文献 特開 平4−223988(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B66B 7/00 - 7/12

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エレベータ昇降路内に吊り上げた一列の
    ガイドレールに沿って昇降可能で且つ該ガイドレールを
    把持するレール把持装置と、このレール把持装置に設け
    られ昇降路内に垂下したレール芯出し用基準線を検知す
    る基準検知装置と、前記レール把持装置と一緒に昇降し
    且つ昇降路内壁に固設したレールブラケット締結用ファ
    スナープレートの位置決め穴に左右一対のロケータを係
    合した状態で前記基準検知装置からのデータに応じ前記
    レール把持装置を前後・左右方向並びに縦軸回りに動か
    して該レール把持装置に把持されているガイドレールの
    位置修正・芯出しを行う位置修正装置と、この位置修正
    装置に設けられガイドレール芯出し後のレールブラケッ
    トのファスナープレートへの締結を行うレールブラケッ
    ト締結装置と、前記レール把持装置と位置修正装置との
    いずれかに連係し昇降路内に垂下した昇降用ロープを介
    し該位置修正装置とレール把持装置とを昇降させる昇降
    駆動装置とを備え、且つ前記レールブラケット締結用フ
    ァスナープレートに沿って進出移動しながら前記位置修
    正装置の左右一対のロケータを該ファスナープレートの
    位置決め穴に誘導するガイド機構を設けて構成したこと
    を特徴とするエレベータガイドレール芯出し固定作業装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のエレベータガイドレール
    芯出し作業装置をエレベータ昇降路内壁の所定位置に芯
    出し固定した一本のガイドレールにセットし、この状態
    で昇降路内に垂下した芯出し用基準線を該作業装置の基
    準検知装置により検知して初期基準データを得てから、
    該作業装置を前記ガイドレールに連結された次のガイド
    レールに昇降駆動装置により移動させ、そこで該作業装
    置のレール把持装置で当該ガイドレールを把持し、且つ
    位置修正装置の左右一対のロケータをガイド機構により
    誘導して昇降路内壁のレールブラケット締結用ファスナ
    ープレートの位置決め穴に係合し、この状態で前記基準
    検知装置により芯出し用基準線を検知し、この値と前記
    初期基準データとの差に応じ前記位置修正装置によりレ
    ール把持装置を前後・左右方向並びに縦軸回りに動かし
    てガイドレールの位置修正・芯出しを行い、このガイド
    レール芯出し後、レールブラケット締結装置によりレー
    ルブラケットをファスナープレートに締結固定すること
    を特徴とするエレベータガイドレール芯出し固定作業方
    法。
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