JPH11297466A - 電極継足装置 - Google Patents
電極継足装置Info
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- JPH11297466A JPH11297466A JP10099369A JP9936998A JPH11297466A JP H11297466 A JPH11297466 A JP H11297466A JP 10099369 A JP10099369 A JP 10099369A JP 9936998 A JP9936998 A JP 9936998A JP H11297466 A JPH11297466 A JP H11297466A
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Abstract
の向上と継足作業の確実性の担保を図る。 【解決手段】 新しい電極1を保持し、この新しい電極
1を電気炉2に既に取り付けられている既設の電極3,
4に接続する電極接続装置5と、この電極接続装置5を
懸架した状態で水平方向及び上下方向に移動させる移動
装置6と、上記電極接続装置5に付設され上記既設の電
極3,4を検出する電極検出装置7と、上記移動装置6
に付設され上記電極検出装置7の検出結果に応じて上記
電極接続装置5の水平面内の位置を微調整して上記新し
い電極1を既設の電極3,4に対して位置決めする位置
微調整装置8と備えた。
Description
た既設の電極に新しい電極を継ぎ足すための電極継足装
置に係り、特に新しい電極を既設の電極に対して自動的
に継ぎ足しすることができる電極継足装置に関するもの
である。
極を把持する電極接続装置及びこの電極接続装置を既設
の電極に向けて搬送移動させるクレーンとを備えたもの
が知られており、このものでは次のように電極の継足作
業を行うようにしている。
極接続装置を移動させ電極接続装置により把持された新
しい電極の下端を既設の電極の頭部に向けて移動し、次
いで新しい電極と既設の電極とを見ながら上記クレーン
を手動で運転しながら両者の調心を行い、作業者が両者
の調心がされたと認識したときに手動でエアーモーター
の起動ボタンを押して、電極接続装置のエアーモーター
を駆動して新しい電極を回転させて新しい電極の先端の
雄ネジ部を既設の電極の頭部の雌ネジ部にねじ込むこと
により継足作業を行う。
電極継足装置では、作業者が目視かつ手動で新しい電極
と既設の電極との調心を行うようにしているので、調心
作業に熟練を要するとともに電極継足作業性が極めて悪
いといった問題がある。
しているので、正確に調心されないままネジ込みを行っ
た場合にはネジ部を破損してしまうおそれもあった。
で、電極の継足作業の自動化を図り、よって継足作業性
の向上と継足作業の確実性の担保とを図ることを目的と
する。
は、新しい電極を保持し、この新しい電極を電気炉に既
に取り付けられている既設の電極に接続する電極接続装
置と、この電極接続装置を懸架した状態で水平方向及び
上下方向に移動させる移動装置と、上記電極接続装置に
付設され上記既設の電極を検出する電極検出装置と、上
記移動装置に付設され上記電極検出装置の検出結果に応
じて上記電極接続装置の水平面内の位置を微調整して上
記新しい電極を既設の電極に対して位置決めする位置微
調整装置とを備えたことを特徴とする。
に取り付けられており、かつ、上記電極接続装置が連結
された移動台と、この移動台を水平面内で移動させる台
移動装置とを備えていることが好ましい。上記台移動装
置が少なくとも2つの方向の進退手段からなることが好
ましい。上記電極接続装置が、新しい電極を把持する第
1の把持手段と、既設の電極の頭部付近を把持すること
により上記電極接続装置自身を上記既設の電極に固定す
る第2の把持手段とを備えていることが好ましい。
かる電極継足装置について添付図面に基づいて説明す
る。本実施の形態の電極継足装置は、ゴミ焼却場におい
て生ずる残灰を溶解する電気炉の電極を継ぎ足すものを
例に説明するが、金属の精練等に使用される他の電気炉
に使用する場合であってもよい。
1を把持し、この新しい電極1を電気炉2のホルダ2a
に既に取り付けられている既設の電極3,4に接続する
ための電極接続装置5と、この電極接続装置5を懸架し
た状態で水平方向及び上下方向に移動させる移動装置6
と、上記電極接続装置5に付設され上記既設の電極3,
4を検出する電極検出装置7と、上記移動装置6に付設
され上記電極検出装置7の検出結果に応じて上記電極接
続装置5の水平面内の位置を微調整して上記新しい電極
1を既設の電極3,4に対して位置決めする位置微調整
装置8とを備えて概略構成される。上記電極接続装置
5、移動装置6、位置微調整装置8等を制御する制御装
置(図示せず)が電気炉建屋内に設置されている。
イドに設けられたレール9上に梁材10を前後方向(紙
面方向)に走行可能に設け、この梁材10上に走行台車
11を、その車輪11aにおいて左右方向に走行可能に
設け、この走行台車11に上記電極接続装置5を上下動
させるウインチ装置12を設けて構成される。
は、図3に示すように走行輪11aに連結したロータリ
エンコーダ11cで検出し、また梁材10の前後方向位
置も図示しないロータリエンコーダで検出するようにな
っている。
に上記走行台車11上に取り付けられている。
1上にリニアガイド14aで左右方向に移動可能に設け
られた取付台16と、その取付台16上にリニアガイド
14bで前後方向に移動可能に保持され、上記電極接続
装置5を上下移動可能に保持する移動台15と、その取
付台16と移動台15を水平面内でそれぞれ前後と左右
方向に移動させる台移動装置13とを備えて構成され
る。
2つの進退手段(例えばシリンダ装置)13a,13b
からなっており、左右方向の進退手段13aは、走行台
車11に設けられて取付台16の左右方向の位置を微調
整するように、また前後方向の進退手段13bは、取付
台16に設けられて移動板16の前後方向位置を微調整
できるようになっている。
ット18を介して角筒状の第1のガイドポスト部材20
が固定され、この第1のガイドポスト部材20の内側に
角筒状の第2のガイドポスト部材21が軸方向に移動可
能でかつ抜け止めがなされて挿入されており、この第2
のガイドポスト部材21の内側に角筒状の第3のガイド
ポスト部材22が軸方向に移動可能でかつ抜け止めがな
されて挿入され、その第3ガイドポスト部材22に電極
接続装置5が取付られている。
に、枠状のフレーム23を備え、このフレーム23は、
第3のガイドポスト部材22の下端部に固定される天板
24と、電極検出装置7を支持する下板25と、これら
を連結する複数本のポスト26とを備えている。
持すると共に回転自在な第1の把持手段(上部クラン
プ)27が設けられ、また、その上部に第1の把持手段
27を回転させる電極締付装置35が設けられている。
通すると共に把持するためのクランプ筒27aと、その
クランプ筒27aをフレーム23に対して回転自在に支
持すると共にクランプ力を与えるクランプ駆動装置27
bとからなっている。
され、クランプ筒27aを回転するようになっている。
3,4の頭部付近を把持することにより上記電極接続装
置5自身を上記既設3,4の電極に固定する下部クラン
プとしての第2の把持手段28が設けられる。
うに、一対の2つの揺動アーム30と、各揺動アーム3
0の一端に取り付けられたパッド31と、各揺動アーム
30の他端に連結され揺動アーム30を揺動させる駆動
装置(例えばエアーシリンダ)29とから構成されてい
る。
プ28との間には、図6に示すように、電極落下防止装
置38が設けられている。この電極落下防止装置38
は、フレーム23にピン39により揺動自在に設けられ
た落下防止バー40と、揺動させられた落下防止バー4
0を案内する2つ1組のガイド部材41と、各落下防止
バー40の一端に連結され上記落下防止バー40を揺動
する駆動装置42とを備えている。なお、図6中の2点
鎖線で示す落下防止バー40が退避位置であり実線の状
態に揺動させると把持された電極1の先端面を横切った
状態となるように設定されている。
ド状の連結部材45を介して電極検出装置7が取り付け
られている。上記電極検出装置7は、図8に示すよう
に、下板25とほぼ同形状の板状のセンサ取付板46
と、当該センサ取付板46に互いに対向するように固定
された複数のブラケット47と、これらブラケット47
に取り付けられた発光素子及び受光素子からなるセンサ
48a,48b,48c,48dとを備えている。上記
センサ48a〜dはセンサ取付板46の板面に沿ってほ
ぼ電極3,4の頭部の直径の距離だけ離間して直交する
2方向に配置されている。そして、センサ48a〜dの
発光素子においては図中点線で示すように光を発射し、
対向するセンサ48a〜dの受光素子により受信される
ようになっており、電極接続装置5を水平面内で移動さ
せた際に、電極3,4の径方向に配置された2組のセン
サ48a〜dの内、径方向で対向するセンサ48a,4
8bとセンサ48c,48dのいずれか一方のセンサ4
8a,48cの光が遮断された後に、他方のセンサ48
b,48dの光が遮断されたときに当該センサ48a,
48bとセンサ48c,48dの間に電極3,4が入っ
たと判定するようになっている。
センサ取付板46には、新しい電極1を導入するための
切り欠き溝25a,46aが形成され、クランプ筒27
aの下部には、電極1を導入するための切り欠き部27
cが形成される。
12は以下のように構成される。
15の上面にはモーター52と変速機50とが取り付け
られており、変速機の出力軸51にはスプロケット56
が固定されている。このスプロケット56にはチェーン
54が巻き付けられており、そのチェーン54の一端
は、フック部材55を介して第3のガイドポスト部材2
2の内側に設けられた係止部57に係止され、他端は、
アイドルスプロケット59aより、スプロケット59に
巻き掛けられた後、移動台15に設けたアンカー部材5
8により固定される。スプロケット59には、カウンタ
ーウエイト53が設けられ、そのスプロケット59とカ
ウンターウエイト53が、ウインチ装置12の駆動に応
じて支持ケース60内で昇降動するようになっている。
に示すように伝導装置67を介して、電極検出装置7の
ホルダ2aに対する下降位置を検出する回転式リミット
スイッチ68が連結されると共に、図4に示すように、
電極接続装置5の位置を検出するロータリーエンコーダ
69が連結される。
ドポスト部材20の下端側面にはブラケット65が側方
に張り出して取り付けられており、このブラケット65
にはピン部材63により第1のパンタグラフ部材61が
揺動自在に連結され、さらに第1のパンタグラフ部材6
1の先端にはピン部材66により第2のパンタグラフ部
材62が揺動自在に連結されている。この第2のパンタ
グラフ部材62の他端は上記第3のガイドポスト部材2
2にピン部材64により揺動自在に連結されている。上
記第1及び第2のパンタグラフ部材61,62は筒状を
しており、その内部に上記電極締付装置35等に供給さ
れるべき圧縮空気の配管や、電極検出装置7と地上側の
制御装置とを接続する信号線等が収納されている。第1
及び第2のパンタグラフ部材61,62は電極接続装置
5を下降させた際に図2中一点鎖線に示すように揺動し
て相対角度が大きくなり、上昇させた際にはリターンス
プリング(図示せず)により揺動させて相対角度が小さ
くなる。
2及び図3に示すようにホイスト装置70が付設されて
いる。このホイスト装置70はウインチ用のモーター7
1と、このモーター71により巻き上げられるワイヤ等
の先端に取り付けられたフック部材72とを備えて構成
され、当該フック部材72に荷台(図示せず)を係止し
て上下動させることができるようになっており、これに
より上記移動装置6を荷揚げ装置としても使用できるよ
うにしたものである。
作用を説明する。
り込む際には、図1に示した実線の位置で走行台車11
が停止し、ウインチ装置12でチェーン54(図2)を
繰り出して電極接続装置5を降下させ、電極供給装置
(図示せず)から新しい電極1を受け取る。この電極1
の受け取りは、図6〜8に示した切り欠き溝25a,4
6aを通して図5に示したフレーム23内に導入し、さ
らに上部クランプである第1の把持手段27のクランプ
27aの切り欠き部27cを通して電極1をクランプ2
7aの軸心位置に位置合わせした後、電極供給装置で電
極を押し上げるか、或いは電極接続装置5を降下させて
図5に二点鎖線で示した位置までクランプ27a内に挿
入した後、クランプ駆動装置27bで電極1を把持して
取り込む。
0は、図示の二点鎖線で示したように退避させた位置に
しておき、取り込み後は、図示の実線の位置に戻してお
き、第1の把持手段27の把持に不具合があった場合で
も、この落下の防止バー40にて電極1の下端面を支え
てその落下を防止できる。
極を取り込み、第1の把持手段27で電極1を把持した
ならば、ウインチ装置12にて電極接続装置5を上昇さ
せ、図1に二点鎖線で示したように走行台車11を継ぎ
足すべき電極4の直上まで移動させて停止させる。
エンコーダ11cと、梁材10の位置を検出するロータ
リーエンコーダの検出値で決定する。
を降下させ、図3に示した回転式リミットスイッチ68
が、減速機50の出力軸51の回転から電極接続装置5
の下端の電極検出装置7がホルダ2aより所定の高さと
なったときを検出して、そのウインチ装置12の回転を
停止する。
が、図5に示したセンサ取付板46の略直下となる位置
にある。
16と移動台15を台移動装置13で移動して、電極接
続装置5を微少移動させる。この際、電極検出装置7の
センサ48a,48b,48c,48dが、電極4を検
出し、電極接続装置5を左右前後微少に移動させて軸心
位置に入るように電極接続装置5を誘導していく。
進退手段13a,13bに対して45度傾斜して配置さ
れており、各センサ48a,48b,48c,48d
は、それぞれ前後方向と左右方向で対向しており、前後
左右で対向するセンサ48a〜dのいずれかが電極4で
光が遮断されたときには、その前後,左右の位置ズレが
判るため、前後、左右で、そのズレを調整でき、それぞ
れのセンサ48a〜48dのすべて光が遮断されたとき
に中心に位置したことを検出する。
48b及びセンサ48cとセンサ48dとは径方向で対
向しており、位置ズレがある時は、その径方向で対向す
るセンサ48a,48cとセンサ48b,48dのいず
れか一方が遮断されているため、前後左右いずれの方向
にズレているかが判り、これにより進退手段13a,1
3bの進退方向を調節して電極4への心合わせを行うこ
とができる。
装置7で、電極接続装置5の中心を位置合わせしたなら
ば、電極接続装置5を若干下げて、既設電極4の上面が
下板25の直下に位置するようにした状態で、第2の把
持手段(下部クランプ)28で電極3を把持すること
で、電極接続装置5のフレーム23が既設電極3と一体
となると共に既設電極3と第1の把持手段27で把持し
た新しい電極1との軸心とが調心される。次に、図6に
示した落下防止レバー40を退避位置にした後、電極締
付装置37で第1の把持手段27を回転して電極1を回
転すると共に電極1を下げて行き、その下端の雄ネジ部
を既設電極4の雌ネジにねじ込むことで電極1の継ぎ足
しを行う。
手段27,28のクランプを解除し、電極接続装置5を
ウインチ装置12で上昇させて、新たに電極1を受け取
るべく図1の実線の位置に戻って再度上述の作業を行
う。
図9〜図11のフローチャートに従って説明する。フロ
ーチャートの各ステップは主として上記制御装置により
実現される。
とこの電極を漸次電気炉内に挿入していく。そして、所
定寸法電極が炉内に挿入されると、新しい電極を継ぎ足
す要求が電極継足装置の制御装置に出力される。
要求が有るか否かを常時監視している(ステップ1、図
中ではS1と記載する。以下同様)。電極継足要求があ
ったときには当該電極の電極印加電圧がOFFであるか
どうかがチェックされる(ステップ2)。これは、電圧
が印加されている電極に継足作業をしてしまうと重大な
事故につながるからである。電極印加電圧がOFFであ
るときにはクレーンを含む移動装置6を電極供給装置
(図示せず)に向けて移動させる(ステップ3)。この
電極供給装置は電極をコンベアーにより寝かせた状態で
搬送し搬送路終端に設けられた起立装置で電極を起立さ
せるようになっている。移動装置6が起立した電極の位
置(停止位置)となったかどうかか常時監視される(ス
テップ4)。そして停止位置になったときに移動装置6
の移動を停止するとともに、ウインチ装置12を駆動し
てチェーン54を繰り出すことにより、第3のガイドポ
スト部材22を下降させてこれに連結された電極接続装
置5を下降させる(ステップ5)。これにより起立させ
られた電極に電極接続装置5のフレーム23内に取り込
まれる。
軸に付設されたロータリーエンコ−ダ−69により繰り
出されたチェーン54の長さが計算され電極接続装置5
の下降位置が計算され、電極接続装置5が所定高さにな
ったかどうか常時監視される(ステップ6)。所定高さ
になったら、ウインチ装置12を停止させて、上部クラ
ンプである第1の把持手段27を閉じて電極を把持する
(ステップ7)。
バー40を揺動させて電極先端面に突出させる(ステッ
プ8)。
ン54を巻き上げて電極接続装置5を上昇させる(ステ
ップ9)。これにより既設の電極に継ぎ足すべき新しい
電極1が電極接続装置5とともに吊り上げられる。
ンを含む移動装置6を継足要求の出ている既設の電極に
向けて移動させ電極継足装置5を既設の電極に向けて移
動させる(ステップ10)。
かどうかかが常時監視される(ステップ11)。移動装
置6が停止位置に到達したときには移動装置6の移動が
停止させられるとともに、ウインチ装置12が駆動され
てチェーン54が繰り出されて電極接続装置5が下降さ
せられる(ステップ12)。電極接続装置5の先端に設
けられた回転式リミットスイッチ11c(電極検出L
S)により既設の電極の先端が検出されたか否かが常時
監視される(ステップ13)。
ウインチ装置12の駆動を停止させるとともに、位置微
調整装置8を駆動し電極接続装置5を既設の電極に位置
合わせを行う(ステップ14)。これにより、把持して
いる電極1の軸心を既設の電極3,4の軸心に調心して
位置決めする。
動装置13(進退手段13a,13b)を駆動して電極
接続装置5を水平面内で移動させて、その先端の各セン
サ48a,48bで既設電極の位置を検出しながら、既
設の電極に電極接続装置5の軸心を合わせて、新しい電
極1の軸心と既設の電極の軸心とが一致したかどうかを
判定する(ステップ15)。調心を終えた後は、落下防
止カバーを引き込み退避位置とする(ステップ16
a)。
業に移る。ステップ15で調心がされたと判断された場
合には位置微調整装置8による取付台16と移動台15
の移動を停止する。この後、ウインチ装置12を駆動し
てチェーン54を繰り出して電極接続装置5を更に下降
させる(ステップ16)。この際、上記ロータリエンコ
ーダー69によりチェーン54の繰り出し長さを計算す
ることにより電極接続装置5が所定高さになったか否か
が常時監視される(ステップ17)。この所定高さと
は、新しい電極1の先端に形成されたネジ部を既設の電
極の頭部に形成されたネジ部にねじ込むことができる程
度に両者が近接して配置される所定の高さをいう。
8を閉じて、下部クランプ28により既設の電極の頭部
を把持し、電極接続装置5自身を既設の電極に固定する
(ステップ18)。次に、電極締付装置35を駆動して
把持している新しい電極を軸線を中心として回転させる
(ステップ19)。この際、電極締付装置35に付設さ
れたトルク検出器により回転トルクが連続的に検出され
ており、この検出結果に基づいて締付けが完了したか否
かが監視される(ステップ20)。締付けが完了したと
判断されたときには、電極締付装置35の駆動を停止す
るとともに上部クランプ27を開いて新しい電極1の拘
束を解除し(ステップ21)、下部クランプ28を開い
て既設の電極の把持を解除する(ステップ22)。次い
で、ウインチ装置12を駆動してチェーン54を巻き上
げることにより電極接続装置5を上昇させる(ステップ
23)。上記ロータリエンコーダー69によりウインチ
装置12の巻き上げ上限か否かが監視される(ステップ
24)。巻き上げ上限に達したらウインチ装置12の駆
動を停止し、移動装置6を水平方向に移動させて予め定
められた退避位置まで上記電極接続装置を移動させる
(ステップ25)。
極継足要求を受けてから上記の手順に従って自動的に新
しい電極を既設の電極に向けて搬送し電極同士を調心し
て両者を締付けて継ぎ足しすることができ、熟練工を必
要とせず、しかも電極継足作業を著しく向上させること
ができる。
既設の電極の位置まで搬送し、位置微調整装置8により
電極接続装置5の位置を微調整しながら、電極接続装置
5に設けられたセンサ48a〜dにより既設の電極の頭
部を検出して継ぎ足すべき電極の軸心を既設の電極の軸
心に一致させるようにしているので、軸心の調心の精度
を高めることができ、両者のネジ部を破損させるといっ
た不良をほぼなくすことができる。
の継足作業の自動化を図り、継足作業性の向上と継足作
業の確実性の担保を図ることができる。
行台車11の移動装置6でおおよその位置決めをし、そ
の後、取付台16と移動台15からなる位置微少調整装
置8で、位置を微調整することができ、設置作業の柔軟
性を高めることができる。
つの進退手段13a,13bにより構成し、その進退手
段13a,13bに対してセンサ48a〜dを45度直
交する方向に設けたので、既設電極3,4に対する平面
内で微妙位置ズレの方向を的確にかつ円滑に調整するこ
とができる。
部材20,21,22により移動装置6と電極接続装置
5とを連結するようにしているので、電極接続装置5の
移動の際に電極接続装置5が横揺れすることを低減する
ことができる。
を把持して電極接続装置5自身を既設の電極に固定する
ようにしているので、電極同士の確実な締付けを行うこ
とができる。
の電極に向けて移動する前に、落下防止バー40を電極
の先端面を横切るように配置するようにしているので、
電極の搬送途中に電極の把持が緩んでも、この落下防止
バー40により電極の落下を防止することができ、電極
落下事故を未然に防止することができる。
の板面に沿ってほぼ電極の頭部の直径の距離だけ離間し
て直交する2方向に配置するようにしているので、その
径方向で対向するセンサ48a,48bとセンサ48
c,48dからの出力に基づいて非常に簡単に電極同士
の位置決めを簡単にかつ確実に検出することができる。
2を用いているので電極接続装置5が上下動しても、配
管や信号線による接続に支障が生ずることがない。
0を付設するようにしているので、別途ホイスト装置を
設ける必要がなく、設備レイアウト設計上非常に好適で
あり、別途ホイスト装置を設ける場合に比べて費用を低
減することができる。
巻き上げにより電極接続装置5を上下させるようにして
いるので、ワイヤーロープにより吊り下げた場合に比べ
て電極接続装置5の振れや、諸動作時の高さの誤差が生
ずることが少なくなり非常に好適である。
図9〜図11に示すフローチャートに従って自動的に電
極を継ぎ足す自動化装置いわゆるロボットであるが、作
動の各段階で作業者に状況の確認を求め、作業者が状況
を確認した後次の段階に移行してもよいと判断したとき
に制御装置の移行ボタンを押すように構成し、移行ボタ
ンが押された時のみに制御装置が次の段階に移行するよ
うにしてもよい。
電極を検出する電極検出装置7を設けているが、既設の
電極2,3と新しい電極2との相対距離を測定する電極
位置検出センサを電極接続装置に設け、この電極位置検
出センサによる検出結果(検出相対距離)に基づいて位
置微調整装置8を駆動して新しい電極の位置を微調整す
るようにしてもよい。
装置では、電極の継足作業の自動化を図り、継足作業性
の向上と継足作業の確実性の担保を図ることができる。
体構成図である。
る。
ある。
ある。
Claims (4)
- 【請求項1】 新しい電極を保持し、この新しい電極を
電気炉に既に取り付けられている既設の電極に接続する
電極接続装置と、この電極接続装置を懸架した状態で水
平方向及び上下方向に移動させる移動装置と、上記電極
接続装置に付設され上記既設の電極を検出する電極検出
装置と、上記移動装置に付設され上記電極検出装置の検
出結果に応じて上記電極接続装置の水平面内の位置を微
調整して上記新しい電極を既設の電極に対して位置決め
する位置微調整装置とを備えたことを特徴とする電極継
足装置。 - 【請求項2】 上記位置微調整装置は上記移動装置に取
り付けられており、かつ、上記電極接続装置が連結され
た移動台と、この移動台を水平面内で移動させる台移動
装置とを備えている請求項1記載の電極継足装置。 - 【請求項3】 上記台移動装置が少なくとも2つの進退
手段からなる請求項2記載の電極継足装置。 - 【請求項4】 上記電極接続装置が、新しい電極を把持
する第1の把持手段と、既設の電極の頭部付近を把持す
ることにより上記電極接続装置自身を上記既設の電極に
固定する第2の把持手段とを備えている請求項1〜3の
いずれかに記載の電極継足装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09936998A JP3679919B2 (ja) | 1998-04-10 | 1998-04-10 | 電極継足装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09936998A JP3679919B2 (ja) | 1998-04-10 | 1998-04-10 | 電極継足装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11297466A true JPH11297466A (ja) | 1999-10-29 |
JP3679919B2 JP3679919B2 (ja) | 2005-08-03 |
Family
ID=14245640
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP09936998A Expired - Lifetime JP3679919B2 (ja) | 1998-04-10 | 1998-04-10 | 電極継足装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3679919B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002075634A (ja) * | 2000-08-28 | 2002-03-15 | Takuma Co Ltd | 電極供給装置 |
KR100829699B1 (ko) * | 2002-06-18 | 2008-05-14 | 주식회사 포스코 | 전극봉보충장치 |
WO2011063426A1 (en) * | 2009-11-17 | 2011-05-26 | Allied Furnace Consultants (Pty) Limited | An arc furnace electrode clamp assembly |
-
1998
- 1998-04-10 JP JP09936998A patent/JP3679919B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002075634A (ja) * | 2000-08-28 | 2002-03-15 | Takuma Co Ltd | 電極供給装置 |
KR100829699B1 (ko) * | 2002-06-18 | 2008-05-14 | 주식회사 포스코 | 전극봉보충장치 |
WO2011063426A1 (en) * | 2009-11-17 | 2011-05-26 | Allied Furnace Consultants (Pty) Limited | An arc furnace electrode clamp assembly |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3679919B2 (ja) | 2005-08-03 |
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