JPH10115192A - トンネル用床版取付装置 - Google Patents

トンネル用床版取付装置

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JPH10115192A
JPH10115192A JP8272603A JP27260396A JPH10115192A JP H10115192 A JPH10115192 A JP H10115192A JP 8272603 A JP8272603 A JP 8272603A JP 27260396 A JP27260396 A JP 27260396A JP H10115192 A JPH10115192 A JP H10115192A
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JP
Japan
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tunnel
floor slab
bracket
traveling frame
transport mechanism
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JP8272603A
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English (en)
Inventor
Yoshiyuki Obara
由幸 小原
Kenji Watanabe
健治 渡辺
Masayoshi Okazaki
雅好 岡崎
Nobuyoshi Otomo
信悦 大友
Akio Nakamura
明男 中村
Takehiko Igaki
武彦 井垣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MAROOLE KK
SUGA KIKAI KOGYO KK
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
Original Assignee
MAROOLE KK
SUGA KIKAI KOGYO KK
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トンネル内の上部に対する床版の設置工事を
効率的かつ安全に行う。 【解決手段】 門型の走行フレーム11に、床版2を吊
り支持しかつ旋回させることで設置位置に導く床版搬送
機構と、床版の設置に先立ちそれを支持するためのブラ
ケット3を保持してその取付位置に導くブラケット搬送
機構とを搭載する。床版搬送機構としては走行フレーム
の上部においてトンネル1の幅方向に移動可能かつ鉛直
な軸線を中心に回転可能に設けられたホイスト12を採
用することが好適である。ブラケット搬送機構としては
旋回可能なアームの先端に把持部を備えトンネル幅方向
に移動可能とされたマニピュレータを採用することが好
適である。搬送機構から床版が脱落した際にそれを受け
止め得る落下防止機構を備えることが好適である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はトンネル内の上部に
床版を設置する際に用いる装置に関する。
【0002】
【従来の技術】断面円形のトンネルにおいては、その頂
部の空間をたとえば集塵装置や送風機等の各種機器の設
置スペースとして有効利用するべく、図5に示すように
トンネル1内の上部に床版2を架設することが行われ
る。その場合、床版2としては長尺帯板状のプレキャス
トコンクリート板(PC板)が用いられることが多く、
その両端部をトンネル1内の上部壁面両側にそれぞれ固
定したブラケット3によって支持することで、多数の床
版2をトンネル1の幅方向に横架しかつトンネル1の軸
方向に敷き並べることが通常である。
【0003】上記のようなPC板からなる床版2は、ト
ンネル1の規模にもよるがたとえば長さが10m、幅が
1.5m、厚さが0.3m、重量が10トンにもなる大
型大重量のものであるが、そのような床版2をトンネル
1内の上部に横架する作業は、トンネル1内では通常の
クレーンを用いて吊り上げるようなことができないため
に、たとえば図6に示すように、門型クレーン4と、タ
ーンテーブル5を備えたテーブルリフタ6とを用いて行
うようにしている。
【0004】すなわち、トンネル1内に一対の門型クレ
ーン4,4をトンネル1の軸方向に間隔をおいて配置し
ておき、坑口から搬送してきた床版2の両端部をそれら
の門型クレーン4,4により吊り支持して床面上に持ち
上げる。そして、そのように吊り支持した床版2の中央
部下方にテーブルリフタ6を配置してターンテーブル5
上に床版2を積載した後、門型クレーン4,4を退避さ
せる。次いで、テーブルリフタ6を上昇させるとともに
ターンテーブル5を90゜旋回させることにより、床版
2をトンネル1の幅方向に沿うように横向きとするとと
もに取り付け位置まで持ち上げ、予めトンネル1の上部
壁面両側に取り付けておいたブラケット3,3上にその
両端部を載せることでトンネル1上部に床版2を架設す
るのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
PC板からなる大型大重量の床版2を上記のような比較
的小型の門型クレーン4とテーブルリフタ6を用いてト
ンネル1内の上部に架設する作業は、殆ど自動化する余
地がなく、しかも特にテーブルリフタ6により床版2を
持ち上げたり旋回させる際にはその姿勢安定性に難があ
るので、その作業は十分に慎重を要する非効率的なもの
とならざるを得ない。また、その作業を行っている間は
他の機材がトンネル1内を通行することができないし、
さらに、トンネル1の壁面に対してブラケット3を取り
付ける作業を床版2の取り付けに先立って予め行ってお
く必要があり、しかもそのブラケット3の取付作業を行
うためには高所作業車を用いる必要があり、これらの点
においても作業効率が良くないものであった。
【0006】上記事情に鑑み、本発明は、トンネル内の
上部に対する床版の設置工事を効率的に行い得る有効な
装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、トンネル内の
上部壁面に設けたブラケットに床版の両端部を支持する
ことで該床版をトンネル内の上部に架設するに際して用
いる装置であって、両脚部が該トンネルの側壁面に近接
し上部の水平部が該トンネルの頂部に近接して該トンネ
ルの内面に沿う門型の形態とされているとともに該トン
ネル内をその軸方向に走行可能な走行フレームに、前記
ブラケットをトンネル内の上部壁面に対して取り付ける
べく該ブラケットを保持してその取り付け位置に導くた
めのブラケット搬送機構と、前記床版を前記ブラケット
に支持させるべく該床版を吊り支持して昇降させるとと
もに少なくともトンネルの幅方向に移動させかつ水平面
内において旋回させてその設置位置に導くための床版搬
送機構とを搭載してなることを特徴とする。
【0008】前記床版搬送機構としては、前記走行フレ
ームの上部においてトンネルの幅方向に移動可能かつ鉛
直な軸線を中心に回転可能に設けられたホイストを採用
することが好適であり、前記ブラケット搬送機構として
は、旋回可能なアームの先端に前記ブラケットを把持す
る把持部を備え、かつその全体がトンネル幅方向に移動
可能とされたマニピュレータを採用することが好適であ
る。また、前記床版搬送機構によって前記走行フレーム
の上部に吊り支持されている床版の下方に位置して該床
版が落下した際にそれを受け止めるための落下防止機構
を前記走行フレームに搭載することが好適である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明のトンネル用床版取
付装置の一実施形態を説明する。図1〜図3は本実施形
態の装置の全体概略構成を示すもので、図1は正面図、
図2は側面図、図3は平面図である。図4は本装置にお
いて用いるマニピュレータの概略構成を示す図である。
【0010】本装置は、図5に示したようにトンネル1
内の上部に床版2を設置するに際して、その床版2を搬
送して設置位置に導くためのものであり、かつ、それに
先立って、床版2の両端部を支持するためのブラケット
3をトンネル1の上部壁面に固定するべくそのブラケッ
ト3を設置位置に導くためのものである。
【0011】本実施形態における床版2としては予め所
定の寸法に形成された長尺帯板状のPC板が用いられ、
その両端部が上記のブラケット3により支持されてそこ
にボルト締結されることで、多数の床版2がトンネル1
内の上部に横架されかつトンネル1の軸方向に敷き並べ
られるようになっている。また、本実施形態におけるブ
ラケット3は、図4に示すようにトンネル1の壁面に接
する取付面3aと、床版2の端部が載置される載置面3
bとを有する形状に予め製作されたもので、後述するよ
うにマニピュレータ13によって位置決めされてトンネ
ル1壁面に対してボルト締結されて固定されるようにな
っている。ただし、床版2としてはPC板に限定される
ものではなくたとえば鋼製のものであっても良いし、ブ
ラケット3の形態も上記に限定されるものではない。
【0012】上記のような床版2とブラケット3とをそ
れぞれ搬送して設置位置に導くべく、本実施形態の装置
は、トンネル1内を走行可能な走行フレーム11に、床
版搬送機構たるホイスト12と、ブラケット搬送機構た
るマニピュレータ13とを搭載した構成とされている。
【0013】走行フレーム11は、両脚部11aがトン
ネル1の側壁面に近接配置されるとともにその上部に横
架されている水平部11bがトンネル1の頂部に達して
トンネル1の内面形状にほぼ沿う形態の門型をなすもの
で、車輪14を有するとともにそれを駆動する走行モー
タ15を搭載しており、トンネル1内の作業床面に敷設
されたレール16上を自走可能とされている。この走行
フレーム11の水平部11bの最上部にはトンネル1の
軸方向に沿う平行な2本のビーム17が設けられ、それ
らビーム17の下面側に上記のホイスト12およびマニ
ピュレータ13が設けられている。
【0014】まず、マニピュレータ13は、図4に示す
ように3軸方向に旋回可能かつ屈曲自在な多関節型のア
ーム18の先端に、ブラケット3を把持するための開閉
可能な左右一対の把持爪からなる把持部20を備えたも
ので、上記ビーム17と直交して設けられている対の横
行レール21に沿って横行モータ22によりトンネル1
の幅方向に移動可能に設けられている。このマニピュレ
ータ13は、遠隔操作により動作して、あるいは予め設
定されたプログラムにしたがって自動的に動作すること
によって、走行フレーム11に積み込まれて仮置き位置
に置かれているブラケット3を把持部20により把持し
て持ち上げ、アーム18を旋回、伸縮させかつトンネル
1の幅方向両側に自由に移動することにより、把持した
ブラケット3をその取り付け位置に導くものである。
【0015】一方、上記のホイスト12は、上記のビー
ム17の先端部に設けられている横行レール23に支持
されて横行モータ24によりトンネル1幅方向に移動可
能に、かつ旋回モータ25により自身の中心軸線回りに
水平面内において回転可能に設けられており、シーブ2
6に巻回されているワイヤ27を巻上装置28によって
巻き上げ、繰り出すことで吊り具フレーム29を昇降さ
せる構成のものである。吊り具フレーム29は吊り上げ
対象の床版2よりやや小さい矩形フレーム状のもので、
その四隅にワイヤ27が連結され、下面側に床版2をボ
ルト締結し、ワイヤ27を巻き取ることでそれを吊り上
げ、かつホイスト12を回転させることでその向きを変
更し、ホイスト12をトンネル1幅方向に移動させるこ
とで横方向の位置決めを行うことができるものである。
なお、このホイスト12の操作は遠隔操作により行えば
良いが、予め設置したプログラムにより自動的に作動さ
せることも可能であり、そのためには所望の動作を自動
的に行わせるために適宜のセンサやストッパを所定位置
に設けておけば良い。
【0016】また、走行フレーム11には落下防止機構
30も備えられている。落下防止機構30は図2に示す
ように走行フレーム11の両側において前後に位置調整
可能に設けられたフレーム体であって、上記のホイスト
12により吊上げられて横向きとされた床版2の下方に
位置することにより、床版2が万一ホイスト12から脱
落した際にはそれを受け止め得るようにされている。な
お、図2において符号31は電源盤あるいは制御盤等の
付属機器類、符号32は補助的作業を行うために走行フ
レーム11の上部に設けられた汎用の電動チェーンブロ
ックである。
【0017】上記装置により床版2の設置作業を行うに
は、走行フレーム11に多数のブラケット3を予め積み
込んで所定の仮置場に配置しておき、それを順次マニピ
ュレータ13により保持しては設置位置に導いて位置決
めし、トンネル1壁面に対してボルト締結により固定す
る。そのボルト締結作業は走行フレーム11に乗込んだ
作業員が走行フレーム11を足場として容易に行うこと
ができる。
【0018】トンネル1の両側にブラケット3,3が固
定されたら、それらブラケット3,3の間に床版2を架
設する。それには、トンネル1の軸方向に沿うように縦
向きとされた状態で坑口から搬送されてきた床版2をホ
イスト12の直下に配置してそれを吊り具フレーム29
にボルトにより連結する。そして、ホイスト12により
床版2をブラケット3の設置位置よりも若干高い位置ま
で吊上げ、そこで90゜旋回させて横向きとし、徐々に
降下させてその両端部をブラケット3,3上に下ろして
そこに支持させる。その際、必要であればホイスト12
を横行させて横方向の位置調整を行い、走行フレーム1
1を前後に若干走行させて前後方向の位置調整を行う。
そして、床版2をブラケット3,3に対してボルト締結
して固定するが、その作業も走行フレーム11を足場と
して作業員が容易に行うことができる。
【0019】以上の作業が完了して床版2が架設された
ら、走行フレーム11を移動させ、次のブラケット3,
3および床版2の架設作業に移行する。以上を繰り返す
ことにより、ブラケット3をトンネル1壁面に一定間隔
で取り付けていってはそれに支持することで床版2を架
設して敷き並べていけば良い。
【0020】上記装置によれば、走行フレーム11に搭
載したマニピュレータ13およびホイスト12によりブ
ラケット3および床版2を搬送して位置決めを行うの
で、それらの一連の作業を連続的に行うことができ、ま
たそれらの作業の自動化を十分に図ることができ、した
がってブラケット3および床版2の設置作業を従来に比
較して格段に効率的に行うことができる。勿論、床版2
をホイスト12により吊り支持し、その状態でホイスト
12を回転させることで床版2を旋回させるようにして
いるから、従来のテーブルリフタを用いて持ち上げ、旋
回させる場合のように姿勢が不安定になることがなく、
作業の安全性を確保することができる。しかも、落下防
止機構30を備えているから、吊り上げた床版2が万一
ホイスト12から脱落するような事態が生じたとしても
それが作業床面まで落下してしまうことはなく、したが
って重大な事態を未然に防止することができる。さら
に、走行フレーム11はトンネル1内面に沿う門型とさ
れているので、その内側を他の機材が自由に通過でき、
他の作業に支障を来すこともない。
【0021】なお、上記実施形態で示した走行フレーム
11やマニピュレータ13、ホイスト12の構成はあく
まで一例であり、本発明においては走行フレームやブラ
ケット搬送機構、床版搬送機構の具体的な構成はトンネ
ルの形態や規模、設置対象のブラケットや床版の形状や
大きさ、重量等を勘案して設計的な変更を任意に行えば
良いことは当然である。たとえば、走行フレームは必ず
しも自走可能なものとすることはなく、他の走行駆動機
構により牽引あるいは押すことで走行するものであって
も良い。また、床版を吊り上げて旋回させることができ
るものであれば、床版搬送機構としてはホイストに代る
他の機構であっても良く、それ自体がトンネル軸方向に
も移動して床版の前後方向の位置決めを行うものとして
も良い。同様にブラケットを保持して搬送し得るもので
あればマニピュレータに代る他の機構であっても良い。
さらに、必要であれば床版搬送機構やブラケット搬送機
構を複数機設けることでも良く、特にブラケット搬送機
構を2機設けて左右の壁面に対して同時にブラケットを
搬送するようにすれば作業効率をより一層向上させるこ
とができる。
【0022】また、上記実施形態ではトンネル壁面に対
するブラケットの固定作業や、ブラケットに対する床版
の固定作業は作業員が行うものとしているが、それらの
作業を自動的に行うための装置、たとえばボルト孔にボ
ルトを挿入してナットを締結するボルト締結ロボットを
搭載しておくことが考えられ、そのようにすればより一
層の自動化を図り得る。
【0023】さらに、上記実施形態は断面円形のトンネ
ルに適用した場合のものであるが、本発明は馬蹄形断面
のトンネルや角型断面のトンネルに対しても全く同様に
適用することができることは当然であるし、鉄道トンネ
ルや道路トンネルに限らず水路トンネルや共同溝等の任
意の用途のトンネルに適用できることは言うまでもな
い。
【0024】
【発明の効果】以上のように、本発明は、門型の走行フ
レームにマニピュレータ等のブラケット搬送機構と、ホ
イスト等の床版搬送機構とを搭載したものであるので、
床版を設置するに際してその床版の搬送と位置決めを容
易に行い得ることはもとより、それに先立ってブラケッ
トの搬送とその位置決めをも容易に行うことができるも
のであり、したがって床版の設置に係わる一連の作業を
連続的に行うことができるとともにその自動化を図るこ
とができ、従来に比較して作業効率を格段に向上させる
ことができる。特に、走行フレームをトンネル内面に沿
う門型としたことからその内側を他の機材が通過できて
他の作業の支障に来すことがなく、また、床版搬送機構
は床版を吊り支持して旋回させるものであるから床版の
姿勢が不安定になることなく安全に作業を行い得る。ま
た、落下防止機構を備えることとすれば、吊り上げた床
版が万一脱落するようなことがあっても重大な事態とな
ることを未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態である床版取付装置の概
略構成を示す正面図である。
【図2】 同、側面図である。
【図3】 同、平面図である。
【図4】 同装置におけるブラケット搬送手段としての
マニピュレータを示す概略構成図である。
【図5】 上部に床版を架設したトンネルの例を示す断
面図である。
【図6】 従来における床版の設置作業手順を説明する
ための図である。
【符号の説明】 1 トンネル 2 床版 3 ブラケット 11 走行フレーム 11a 脚部 11b 水平部 12 ホイスト(床版搬送機構) 13 マニピュレータ(ブラケット搬送機構) 30 落下防止機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡辺 健治 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 岡崎 雅好 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 大友 信悦 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 中村 明男 東京都千代田区外神田3丁目5番12号 菅 機械工業株式会社東京支店内 (72)発明者 井垣 武彦 兵庫県神戸市長田区大橋町2丁目1番34号 マロール株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トンネル内の上部壁面に設けたブラケッ
    トに床版の両端部を支持することで該床版をトンネル内
    の上部に架設するに際して用いる装置であって、両脚部
    が該トンネルの側壁面に近接し上部の水平部が該トンネ
    ルの頂部に近接して該トンネルの内面に沿う門型の形態
    とされているとともに該トンネル内をその軸方向に走行
    可能な走行フレームに、前記ブラケットをトンネル内の
    上部壁面に対して取り付けるべく該ブラケットを保持し
    てその取り付け位置に導くためのブラケット搬送機構
    と、前記床版を前記ブラケットに支持させるべく該床版
    を吊り支持して昇降させるとともに少なくともトンネル
    の幅方向に移動させかつ水平面内において旋回させてそ
    の設置位置に導くための床版搬送機構とを搭載してなる
    ことを特徴とするトンネル用床版取付装置。
  2. 【請求項2】 前記床版搬送機構は、前記走行フレーム
    の上部においてトンネルの幅方向に移動可能かつ鉛直な
    軸線を中心に回転可能に設けられたホイストであること
    を特徴とする請求項1記載のトンネル用床版取付装置。
  3. 【請求項3】 前記ブラケット搬送機構は、旋回可能な
    アームの先端に前記ブラケットを把持する把持部を備
    え、かつその全体がトンネル幅方向に移動可能とされた
    マニピュレータであることを特徴とする請求項1または
    2記載のトンネル用床版取付装置。
  4. 【請求項4】 前記床版搬送機構によって前記走行フレ
    ームの上部に吊り支持されている床版の下方に位置して
    該床版が落下した際にそれを受け止めるための落下防止
    機構を前記走行フレームに搭載してなることを特徴とす
    る請求項1,2または3記載のトンネル用床版取付装
    置。
JP8272603A 1996-10-15 1996-10-15 トンネル用床版取付装置 Withdrawn JPH10115192A (ja)

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