JPS6124344Y2 - - Google Patents

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JPS6124344Y2
JPS6124344Y2 JP12026484U JP12026484U JPS6124344Y2 JP S6124344 Y2 JPS6124344 Y2 JP S6124344Y2 JP 12026484 U JP12026484 U JP 12026484U JP 12026484 U JP12026484 U JP 12026484U JP S6124344 Y2 JPS6124344 Y2 JP S6124344Y2
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tube
pipe
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roller
axis
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JP12026484U
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JPS6046925U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は長尺管の熱交換器の管そう入装置に関
するものである。
〔従来技術〕
従来の熱交換器への機械力による管そう入装置
は10メートル程度までの長さの管に限られてい
た。管そう入装置としてはシリンダ又はエンドレ
スチエンを用いてそう入管の後端を後押しして押
し込む方法と、管送りローラを用いて管を送り込
む方法とがある。
30メートル程度の長尺管に前者を適用すれば管
に座屈を生じさせ、後者を利用すればそう入管の
末端まで送り込めない。
〔考案の目的〕
本考案は、管に座屈を生じさせないばかりか、
そう入管の末端まべ送り込める多管式熱交換器の
管そう入装置を提供することを目的とする。
〔考案の構成〕
すなわち、本考案は、管そう入ヘツド架台と、
該管そう入ヘツド架台に装置された管そう入ヘツ
ドとよりなり、該管そう入ヘツドには管送りロー
ラ、及び管軸と直角方向に進退でき、且つ管の後
端を押す管リヤープツシヤを管そう入方向に対し
てこの順序に設けたことを特徴とするものであ
る。
〔実施例〕
以下、図面を斟酌して本考案の一実施例につい
て説明する。
第1図に示すように、本考案の多管式熱交換器
の管そう入装置は、管そう入ヘツド架台19に装
置された管そう入ヘツド18と、その後方におか
れたパレツト懸架台27に懸架された管積載パレ
ツト21を備えている。
(1) 管そう入ヘツド 管そう入ヘツド18は、第2図に示すよう
に、管送りローラ7、その後方に管軸と直角に
進退できる管リヤープツシヤ13、さらにその
後方に管導入孔17が設けてある。
管送りローラ7は抑えローラ8、抑えシリン
ダ9、駆動ローラ10、およびローラ駆動モー
タ11等により構成される。抑えローラ8は抑
えシリンダ9によつて図で上下方向、すなわ
ち、管軸に直角に動かすことができ、駆動ロー
ラ10との間に管1をはさみ、管1は駆動ロー
ラ10によりそう入推力を与えられる。ローラ
8,10にはそれぞれ管1を容易にはさみ得る
ようにV形、または半円形等の溝12が設けて
ある。
管リヤープツシヤ13は管の後端を押す押込
みシリンダ14とこれを管軸に直角に進退させ
る進退シリンダ16より構成される。これは管
そう入の終期において、管送りローラ7ではそ
う入できない管1の部分をその後端を後押しし
てそう入を完了させるもので、同時に管末端1
aを一定に揃える役目をする(第4図参照)。
管導入孔17はパレツト21に積載された管
1を人手により送り込むためのガイド孔であ
る。
ここで、管そう入ヘツド18の管送りローラ
7、管リヤープツシヤ13、および管導入孔1
7は1組であるとは限らず、多数の管を同時に
そう入できるように多数列にして差し支えな
い。
(2) 管そう入ヘツド架台 管そう入ヘツド架台19ではこれに装置され
た管そう入ヘツド18を、例えば親ねじ等の位
置調整機構により管軸に直角に上下及び水平方
向に移動させ、管孔5と管1軸心との正確な心
出し、および位置決めをする。
(3) パレツト パレツト21は、第5図に示すように、管1
を敷板20をはさんで数段に積載して格納し、
一度に非常に多数の管を積載することができ
る。管1の段積の間に入れる敷板20は管1の
重さに耐えうる圧縮強度と、管1との摩擦抵抗
の小さいことが要求されるのみで合成樹脂のよ
うに軽量で安価なものを使用すればよい。も
し、敷板20の表面に管軸心方向に対し直角に
凹凸模様をつければ管引出しの場合の抵抗をさ
らに減少させることができる。
(4) パレツト懸架台 パレツト懸架台27はパレツト21を管軸方
向前後2箇所で管軸方向に直角にまたいでビー
ム25とその支柱26とにより構成される一対
の門形フレームと、ビーム25の上を走行する
ホイスト24a,24bおよびホイストに2点
つりされたつり具23よりなる。
パレツト21は数組のロープ22によりつり
具23に懸架される。ホイスト24a,24b
は連動による巻上げ、巻下げおよびビーム25
上の走行によりパレツト21を管軸に対し直角
に上下および水平に平行移動させてそう入しよ
うとする管の前端を管そう入ヘツドの管導入孔
17に合せたり、また単独に上下方向に動かし
て管軸方向に任意の角度に傾斜させることがで
きる。なお、パレツトに十分な剛性があればつ
り具は無くてもよい。
(5) 作業台 なお、管そう入ヘツド架台19とパレツト懸
架台27との間に作業員のための、高さを調整
できる作業台28を設ければ作業に便利であ
る。
次に管そう入順序を説明する。
(1) 管そう入ヘツド架台19により管そう入ヘツ
ド18の位置を調整して、管孔5とそう入管1
の軸心とを精密に心出しをして位置決めをす
る。
(2) パレツト21をホイスト24a,24bによ
り動かして、管そう入ヘツド18の管導入孔1
7と管1の軸心とを管1の有するフレキシビリ
テイの範囲内で、大まかな心合せを行う。また
管の引出し摩擦抵抗を少なくするため必要に応
じてパレツト21を後述のように傾斜させてお
く。ここで、管先端に案内金物6を差し込む。
(3) 管そう入ヘツド18の抑えローラ8と押込み
シリンダ14とを上昇後退させた状態で、作業
台28上に立つ作業者は管1をパレツト21よ
り引出し、これを管導入孔17、駆動ローラ1
0の溝12を通過させ、管先端が管板3に達す
るまで差し込む(第2図参照)。
(4) 管送りローラ7の抑えローラ8を抑えシリン
ダ9によつて鎖線で示す位置に下降させ、抑え
ローラ8と駆動ローラ10とにより管をはさむ
(第2図参照)。次に、ローラ駆動モータ11の
起動により、管1の先端の案内金物6は管板
3、邪ま板4の各管孔5を次々と通過して行き
管そう入が進行する。この時パレツト21側の
管1は敷板20の上に載つているので、下段管
とのくさび効果的な干渉による抵抗はなく、管
引出しは容易である。
管長の大部分が管孔5に入り、管1の後端が
管送りローラ7を通記し終る少し手前の位置で
駆動モータを停止させる。次に抑えローラ8を
始動前の位置に後退させる。
(5) 進退シリンダ16によりシリンダ14を実線
で示す位置、すなわち、管1の後方に進める
(第3図参照)。
次に、押込みシリンダ14のプツシユロツド
15を前進させ、管1の残り部分を押込み、管
末端長さ1aは一定に揃えられる(第4図参
照)。
(6) プツシユロツド15を引込め、次に管リヤー
プツシヤ14を進退シリンダ16により始動前
の位置に後退させ、次の管そう入まで、そのま
まの状態にしておく(第2図参照)。
なお、管孔5と管1との軸心合せが終つた後、
送りローラ7により管1をはさんでから管リヤー
プツシヤ14の後退までの過程(第2図〜第4図
参照)をシーケンシヤルな自動制御にすることは
容易である。
また、パレツト21に納められた1段分の管1
をそう入し尽した場合は、敷板20を取除くだけ
で次の1段分を直ちに管そう入に供することがで
きる。
次に、パレツト21を管軸方向に傾斜させる効
果について第6図(抵抗値−管移動距離曲線)に
より説明する。
管そう入推力は多数の管板3、邪ま板4の管孔
5に管1を通すのに必要な推力F1と管1をパレ
ツト21から引出すのに要する推力F2との合成
であるが、送りローラ7に必要な推力を小さくす
るには推力F2ならびに推力F1を小さくすればよ
い。推力F1は管1が貫通すべき管孔の数に比例
して増加していく。
また、推力F2はパレツト21上の敷板20と
管1との摩さつ抵抗を減らせばそれだけ小さくす
ることができる。
従つて、パレツト21を傾斜させることによる
効果は大であることが容易に分る。このようにし
て、推力F2を小さくすれば、管送りローラ7の
管1をはさむ力も必要最小限にすることができ、
管をはさむことによつて圧痕やその他の損傷の生
ずる可能性を大幅に減ずることができる。本考案
の管そう入装置は長尺管を対象としているが短尺
管に適用できることはいうまでもない。
〔考案の効果〕
上記のように、本考案は、管そう入ヘツド架台
と、該管そう入ヘツド架台に装着された管そう入
ヘツドとよりなり、該管そう入ヘツドには管送り
ローラ、及び管軸と直角方向に進退でき、且つ管
の後端を押す管リヤープツシヤを管そう入方向に
対してこの順序に設けたから、管を管板及び邪ま
板の各管孔にそう入させるに当つて管に座屈を生
じさせないばかりか、そう入管の末端まで送り込
むことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の多管式熱交換器の管そう入装
置全体の斜視図、第2図は管そう入ヘツドおよび
パレツト部分を含む垂直断面図、第3図は管リヤ
ープツシヤによる管そう入始動時を示す垂直断面
図、第4図は管リヤープツシヤによる管そう入終
了時の状態を示す垂直断面図、第5図はパレツト
の横断面図、第6図は抵抗値−管移動距離曲線図
である。 1……管、2……熱交換器、3……管板、4…
…邪ま板、5……管孔、6……案内金物、7……
管送りローラ、8……抑えローラ、9……抑えシ
リンダ、10……駆動ローラ、11……ローラ駆
動モータ、12……溝、13……管リヤープツシ
ヤ、14……押込みシリンダ、16……進退シリ
ンダ、17……管導入孔、18……管そう入ヘツ
ド、19……管そう入ヘツド架台、20……敷
板、21……パレツト、22……ロープ、23…
…つり具、24……ホイスト、25……ビーム、
26……支柱、27……パレツト懸架台、28…
…作業台。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 管そう入ヘツド架台と、該管そう入ヘツド架台
    に装置された管そう入ヘツドとよりなり、該管そ
    う入ヘツドには管送りローラ、及び管軸と直角方
    向に進退でき、且つ管の後端を押す管リヤープツ
    シヤを管そう入方向に対してこの順序に設けたこ
    とを特徴とする多管式熱交換器の管そう入装置。
JP12026484U 1984-08-06 1984-08-06 多管式熱交換器の管そう入装置 Granted JPS6046925U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12026484U JPS6046925U (ja) 1984-08-06 1984-08-06 多管式熱交換器の管そう入装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12026484U JPS6046925U (ja) 1984-08-06 1984-08-06 多管式熱交換器の管そう入装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6046925U JPS6046925U (ja) 1985-04-02
JPS6124344Y2 true JPS6124344Y2 (ja) 1986-07-22

Family

ID=30275698

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JP12026484U Granted JPS6046925U (ja) 1984-08-06 1984-08-06 多管式熱交換器の管そう入装置

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