JPH07107635A - 地中ケーブル敷設方法及び装置 - Google Patents

地中ケーブル敷設方法及び装置

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JPH07107635A
JPH07107635A JP26781193A JP26781193A JPH07107635A JP H07107635 A JPH07107635 A JP H07107635A JP 26781193 A JP26781193 A JP 26781193A JP 26781193 A JP26781193 A JP 26781193A JP H07107635 A JPH07107635 A JP H07107635A
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power cable
cable
floor
frame
electric power
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JP26781193A
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Toshio Kojima
寿夫 小島
Jun Maeno
潤 前野
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IHI Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 地中ケーブル敷設作業の合理化を図る。 【構成】 電力ケーブル1を坑道2内に引き込む先導車
5を備える。引き込まれた電力ケーブル1を上下のクロ
ーラ16,17間に挟み込ませて上方へ変向する前部誘
導車6Aと、変向された電力ケーブル1をガイドパイプ
37内を通して収納棚4上へ誘導する後部誘導車6Bと
からなる誘導装置6を備える。収納棚4上の電力ケーブ
ル1に対し、順次前後二個所の位置でケーブル曲げ機構
38a,38bにより曲げ加工を行う前後のスネーキン
グ加工車7A,7Bからなるスネーキング加工装置7を
備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電力ケーブルを地中の坑
道内に敷設するための地中ケーブル敷設方法及び装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】地中の坑道内に電力ケーブルを敷設する
場合、通常は、電力ケーブルを、坑道の床上に設置した
ガイドコロを利用して端から端まで引き込んで行く引込
作業と、引き込んだ電力ケーブルを、坑道内の側部に形
成された収納棚の上に載せる作業と、収納棚の上に載せ
た電力ケーブルの固定時に、電力ケーブルに所定のスネ
ーキング加工(曲げ加工)を施す作業が必要となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
ケーブル敷設作業の場合には、ケーブルの引込作業から
スネーキング加工作業に至るまでのすべての作業を作業
員の人手に頼っており、多大の労力を要する問題があっ
た。
【0004】そこで、本発明は、地中ケーブル敷設作業
に課された各種の作業工程に要する作業員の労力を可能
な限り軽減することを目的とした地中ケーブル敷設方法
及び装置を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、坑道の床上に長手方向に沿って電力ケー
ブルを引き込んだ後、該電力ケーブルを側方の収納棚上
に移載して固定するようにしてある地中ケーブル敷設方
法において、上記電力ケーブルの先端部を先導車に把持
させ、電力ケーブルの繰り出し力で上記先導車を移動さ
せることにより、あるいは、電力ケーブルの繰り出し力
及び先導車の自走力により電力ケーブル床上に引き込む
ようにし、次に、床上の電力ケーブルを、後方へ上向き
に傾斜させた上下のクローラ間に挟み込ませ、該上下の
クローラを前進させることにより回転させて上記電力ケ
ーブルを手繰り寄せ、更に、上記上下のクローラ間を通
過させた電力ケーブルを、収納棚の位置まで延びるガイ
ドパイプ内を通すことにより収納棚の上まで誘導して載
置するようにしたことを特徴とする地中ケーブル敷設方
法とし、更に、収納棚上の電力ケーブルに対し、順次前
後二個所の位置で、それぞれケーブル曲げ機構を用いて
逆向きに曲げ加工を施して行くことにより、電力ケーブ
ルをスネーキング加工するようにしたことを特徴とする
地中ケーブル敷設方法とする。
【0006】又、坑道の床上に長手方向に沿って電力ケ
ーブルを引き込み、該電力ケーブルを側方の収納棚上に
移載して固定するための地中ケーブル敷設装置におい
て、電力ケーブルの先端部を把持する把持具を設けた先
導車と、移動自在とした前部の台車フレーム上に、前端
部を支点として上下方向へ傾動可能で所要の間隔に配置
した上下のクローラを設けた前部誘導車を備え、且つ上
記前部の台車フレームに牽引される後部の台車フレーム
上に、支持架構を介して昇降フレームを昇降可能に設
け、該昇降フレームに横方向へ移動可能に支持フレーム
を設け、該支持フレームに、上記電力ケーブルを挿通さ
せて収納棚の位置まで誘導するためのガイドパイプの上
端部を支持させた後部誘導車を備えてなる誘導装置と、
を有する構成とし、更に、台車フレーム上に支持架構を
介して昇降フレームを昇降可能に設け、該昇降フレーム
に横方向へ移動可能に支持フレームを設け、該支持フレ
ームにケーブル曲げ機構を具備させた前後のスネーキン
グ加工車を備え、且つ後部のスネーキング加工車が前部
のスネーキング加工車に牽引されるよう構成してなるス
ネーキング加工装置を有する構成とする。
【0007】
【作用】先導車の把持具に電力ケーブルの先端部を把持
させた状態で電力ケーブルを繰り出すと、先導車が押さ
れることにより電力ケーブルが床上に引き込まれる。次
に、床上に引き込まれた電力ケーブルを、誘導装置の前
部誘導車に有する上下のクローラ間に挟み込ませた状態
で、クローラを回転させると電力ケーブルが手繰り寄せ
られ、前部誘導車が前進し、電力ケーブルがガイドパイ
プ内を挿通させられることにより、収納棚の上まで電力
ケーブルが誘導されて載置させられる。更に、収納棚上
の電力ケーブルは、スネーキング加工装置の前後の加工
車に有する各ケーブル曲げ機構により、前後二個所で互
い違いの方向に曲げ加工され、この加工が電力ケーブル
の長手方向で順次繰り返されることによってスネーキン
グ加工される。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0009】図1(イ)(ロ)乃至図8は本発明の一実
施例を示すもので、電力ケーブル1の先端部を把持し坑
道2の床3に沿い移動させて上記電力ケーブル1を坑道
2の長手方向となる前後方向(矢印X方向)へ引き込む
ための先導車5と、該先導車5によって坑道2の床3側
に引き込まれた電動ケーブル1を坑道2の側部に形成さ
れた収納棚4の上に移動しながら載せるように誘導する
ための誘導装置6と、該誘導装置6によって収納棚4上
に載せられた電力ケーブル1に対し所要のスネーキング
加工を施すようにしたスネーキング加工装置7とを備え
てなる構成とする。
【0010】上記先導車5は、図2及び図3に詳細を示
す如く、坑道2の前後方向に沿って床3上に配列された
ガイドコロ(電動コロを含む)8を跨ぐ如き形状として
前後方向へ移動自在に配置した本体フレーム9に、電力
ケーブル1を把持する把持具10を備えた構成とし、電
力ケーブル1を繰り出すことにより、その繰出力で移動
しながら電力ケーブル1を各ガイドコロ8に沿わせて前
後方向に引き込めるようにする。11は引込作業用の補
助ロープを示す。
【0011】上記誘導装置6は、図4乃至図6に詳細を
示す如く、前部誘導車6Aと、該前部誘導車6Aに所要
の間隔を隔てて牽引される後部誘導車6Bとを有する。
前部誘導車6Aは、ガイドコロ8を跨ぐ位置に前後方向
へ移動自在に配置した台車フレーム12上に、水平方向
へ旋回自在とした旋回テーブル19を設置し、且つ該旋
回テーブル19上に、後端部の角度調整ジャッキ13の
伸縮作動により前端部のヒンジ14を支点として上下方
向へ傾動可能にガイドフレーム15を設け、該ガイドフ
レーム15に、図示しない駆動源によって駆動される上
クローラ16と下クローラ17を、電力ケーブル1の径
に対応する間隔で保持させると共に、前後端部に電力ケ
ーブル1の径に対応する間隔で左右のサイドローラ18
を取り付けた構成とし、先導車5によってガイドコロ8
上に導入された電力ケーブル1を、上下のクローラ1
6,17と左右のサイドローラ18により囲まれる空間
を通して斜め上方向へ誘導させられるようにしてある。
【0012】又、後部誘導車6Bは、次の如き構成とし
てある。すなわち、前部誘導車6Aの台車フレーム12
と同様な構成とした台車フレーム20上に、前後に所要
の間隔を隔てて立設した支柱22と、該前後の支柱22
の上端部間、中間部間、下端部間を連結する連結材2
3,24,25とからなる支持架構21を設け、且つ該
上記台車フレーム20の上方に、前後の端壁部27と側
壁部28により平面コの字状に形成した所要の高さを有
する昇降フレーム26を配置して、前後の端壁部27の
内面上下位置に取り付けたガイドローラ29を、上記支
持架構21の前後の支柱22に上下方向へ移動自在に係
合させ、更に、上記台車フレーム20上の前後方向中間
位置に、上端にスプロケット30を備えた昇降ジャッキ
31を立設すると共に、一端を台車フレーム20上に固
定したチェーン32の他端を、上記スプロケット30に
逆U字状に巻き掛けてから昇降フレーム26の側壁部2
8に固定して、チェーン32にて昇降フレーム26を吊
り下げるようにし、昇降ジャッキ31の伸縮作動でスプ
ロケット30を介しチェーン32の他端側を上下変位さ
せることにより、昇降フレーム26が支持架構21に沿
って昇降させられるようにしてある。又、上記昇降フレ
ーム26の側壁部28の外側方部に、該側壁部28と平
行に前後方向に延びる支持フレーム33を配置し、該支
持フレーム33の前後部に固設したガイドプレート34
を、上記昇降フレーム26の前後の端壁部27に前後か
ら対峙させ、且つ該ガイドプレート34と昇降フレーム
26の端壁部27との間に、ハンドル35の回転操作に
よって作動する横方向(Y方向)のリニアガイド機構3
6を介在させ、ハンドル35の操作によりリニアガイド
機構36を介して支持フレーム33が横方向へ移動させ
られるようにし、更に、上記支持フレーム33の前端部
に、上記前部誘導車6Aによって方向変換された電力ケ
ーブル1を収納棚4上へ誘導するようにした可撓式のガ
イドパイプ37の上端部を、調整ジャッキ42を介して
支持させるようにしてある。
【0013】スネーキング加工装置7は、図7及び図8
に詳細を示す如く、前部スネーキング加工車7Aと、該
前部スネーキング加工車7Aに所要の間隔を隔てて牽引
される後部スネーキング加工車7Bとを有し、該前部ス
ネーキング加工車7A及び後部スネーキング加工車7B
は、上記誘導装置6の後部誘導車6Bと一部を除いて同
様な構成としてある。すなわち、誘導装置6の後部誘導
車6Bには、電力ケーブル1を収納棚4上に誘導するた
めにガイドパイプ37を備えているが、これに代えて、
前部スネーキング加工車7Aと後部スネーキング加工車
7Bには、作動方向が横方向で逆向きなケーブル曲げ機
構38aと38bを具備させてある。上記前部スネーキ
ング加工車7Aのケーブル曲げ機構38aは、支持フレ
ーム26の前後両端部に、それぞれ曲げジャッキ39の
収縮作動で電力ケーブル1を支持フレーム26側へ引き
寄せるための加工具40aを有すると共に、支持フレー
ム33の前後方向中間部に、電力ケーブル1の両加工具
40a間の位置を押えるようにした反力受具41aを有
し、且つ図示しない駆動源によって前後方向へ移動でき
るようにした構成としてあり、一方、後部スネーキング
加工車7Bのケーブル曲げ機構38aは、支持フレーム
33の前後両端部に、それぞれ曲げジャッキ39の伸長
作動で電力ケーブル1を支持フレーム33から離反させ
る側へ押すための加工具40bを有すると共に、支持フ
レーム33の前後方向中間部に、電力ケーブル1の両加
工具40b間の位置を押えるようにした反力受具41b
を有する構成としてあり、ケーブル曲げ機構38a,3
8bにより電力ケーブル1の前後二個所で互い違いの方
向の曲げ加工が行われるようにしてある。43は電力ケ
ーブル1を収納棚4に固定するための中間クランプ具を
示す。なお、図7及び図8において、図4乃至図6と同
一部分には同一符号が付してある。
【0014】電力ケーブル1の敷設作業を行う場合に
は、先ず、先導車5を、坑道2の床3に配列されている
ガイドコロ8を跨ぐ位置に配置し、電力ケーブル1の先
端部を上記先導車5の把持具10に把持させる。かかる
状態において、電力ケーブル1を繰り出して行くと、先
導車5は電力ケーブル1に押されることで移動させられ
て行き、これにより、電力ケーブル1はガイドコロ8に
ガイドされながら、坑道2の一端から他端へ向けて引き
込まれることになる。なお、先導車5自体を駆動できる
ようにしておいて、ケーブル引込時に、先導車5の自走
力を併用させるようにしてもよい。
【0015】次に、図4乃至図6に示す如く、前部誘導
車6Aと後部誘導車6Bとからなる誘導装置6を操作し
て坑道2内に引き込まれた電力ケーブル1を収納棚4の
上へ載せるように誘導する作業を行う。なお、この場
合、予め、上記電力ケーブル1を、前部誘導車6Aの上
下クローラ16,17及び左右のサイドローラ18で囲
まれる空間内と、後部誘導車6Bのガイドパイプ37内
に挿通させるようにしておいて、前部誘導車6Aでは、
角度調整ジャッキ13の伸縮作動で上下クローラ16,
17の角度を調整し、後部誘導車6Bでは、昇降ジャッ
キ31の伸縮作動とハンドル35の回転操作と調整ジャ
ッキ42の伸縮作動とによって、上記ガイドパイプ37
の上端部の位置を所定の収納棚4の位置に合わせるよう
にする。すなわち、上記前部誘導車6Aでは、後端部の
角度調整ジャッキ13を伸縮作動させて上下クローラ1
6,17を保持するガイドフレーム15を、先端部のヒ
ンジ14を支点に上下方向へ傾動させて、電力ケーブル
1を誘導する方向を設定し、上記後部誘導車6Bでは、
昇降ジャッキ31を伸縮作動させることにより、昇降ジ
ャッキ31上端のスプロケット30に掛けてあるチェー
ン32の変位を介して昇降フレーム26の高さ位置を設
定すると共に、ハンドル35を回転操作することにより
支持フレーム33をリニアガイド機構36を介して横方
向に移動させ、且つ調整ジャッキ42を伸縮作動させる
ことによりガイドパイプ37の上端部の位置を調整し、
収納棚4上に載せる電力ケーブル1の誘導方向を設定す
る。
【0016】上記の状態で、前部誘導車6Aを前方へ移
動させつつ後部誘導車6Bを牽引して行くと、床3側の
ガイドコロ8上にある電力ケーブル1は、前部誘導車6
Aの上下のクローラ16,17間に挟み込まれ、クロー
ラ16,17が回転させられることにより手繰り寄せら
れてガイドパイプ37内に送り込まれ、更に、ガイドパ
イプ37に沿って上側方へ誘導されることにより収納棚
4の上に連続的に載置されて行く。
【0017】続いて、図7及び図8に示す如く、前部ス
ネーキング加工車7Aと後部スネーキング加工車7Bと
からなるスネーキング加工装置7により、上記収納棚4
上に載せられた電力ケーブル1のスネーキング加工を行
わせるようにする。この場合、前部スネーキング加工車
7A及び後部スネーキング加工車7Bのいずれも、誘導
装置6の後部誘導車6Bのときと同様に、昇降ジャッキ
31の伸縮作動と、ハンドル35の回転操作により、昇
降フレーム26の高さ調整と支持フレーム33の横方向
の位置調整を行って、ケーブル曲げ機構38aと38b
の位置を収納棚4上の電力ケーブル1に合わせておき、
ケーブル曲げ機構38a,38bを用いて電力ケーブル
1に順次横方向で逆向きに曲げ加工を行うようにする。
すなわち、前部スネーキング加工車7Aのケーブル曲げ
機構38aでは、電力ケーブル1を順次前部の加工具4
0a、中間部の反力受具41a、後部の加工具40bに
係合させ、前後の曲げジャッキ39を収縮作動させるこ
とにより、図8において、電力ケーブル1を部分的に凸
状に曲げ加工し、一方、後部スネーキング加工車7Bの
ケーブル曲げ機構38bでは電力ケーブル1を順次前部
の加工具40b、中間部の反力受具41b、後部の加工
具40bに係合させ、前後の曲げジャッキ39を伸長作
動させることにより、図8において、電力ケーブル1を
部分的に凹状に曲げ加工する。かかる曲げ加工を、前部
スネーキング加工車7Aと後部スネーキング加工車7B
の位置を順次前方へずらして繰り返し行うことにより、
電力ケーブル1のスネーキング加工が行われる。又、
前、後部スネーキング加工車7A,7Bの移動に伴わせ
て、電力ケーブル1の適宜位置を中間クランプ具43に
て収納棚4に固定して行くようにする。
【0018】このようにして、先導車5により電力ケー
ブル1の引き込み作業の支援を行うことができ、誘導装
置6により電力ケーブル1を収納棚4へ載せる誘導作業
を支援でき、スネーキング加工装置7により電力ケーブ
ル1のスネーキング加工を支援できることから、作業員
の労力を大幅に軽減することができる。
【0019】なお、本発明は上記実施例にのみ限定され
るものではなく、たとえば、ケーブル曲げ機構38a,
38bの駆動源は少なくとも一方にあればよいこと、そ
の他本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更
を加え得ることは勿論である。
【0020】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明によれば、電力
ケーブルの先端部を先導車に把持させて先導車を移動さ
せることで電力ケーブルを引き込めるようにしたので引
込作業を容易に行うことができ、又、引き込んだ電力ケ
ーブルを前後の誘導車からなる誘導装置により、向きを
変えて収納棚の上まで誘導することができるようにした
ので、収納棚上への誘導作業を容易に行うことができ、
更に、前後のスネーキング加工車からなるスネーキング
加工装置により、収納棚上の電力ケーブルを順次曲げて
スネーキング加工できるようにしたので、スネーキング
に伴う微妙なケーブルの曲り具合の管理から作業者を開
放することができ、したがって、作業者の労力を大幅に
軽減することができる、という優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の地中ケーブル敷設装置の一実施例を示
すもので、(イ)は全体の概略平面図、(ロ)は全体の
概略側面図である。
【図2】先導車の側面図である。
【図3】先導車の正面図である。
【図4】誘導装置の平面図である。
【図5】誘導装置の側面図である。
【図6】後部誘導車の一部切断正面図である。
【図7】スネーキング加工装置の平面図である。
【図8】スネーキング加工装置の正面図である。
【符号の説明】
1 電力ケーブル 2 坑道 3 床 4 収納棚 5 先導車 6 誘導装置 6A 前部誘導車 6B 後部誘導車 7 スネーキング加工装置 7A 前部スネーキング加工車 7B 後部スネーキング加工車 10 把持具 12 台車フレーム 16 上クローラ 17 下クローラ 20 台車フレーム 21 支持架構 26 昇降フレーム 37 ガイドパイプ 38a,38b ケーブル曲げ機構

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 坑道の床上に長手方向に沿って電力ケー
    ブルを引き込んだ後、該電力ケーブルを側方の収納棚上
    に移載して固定するようにしてある地中ケーブル敷設方
    法において、上記電力ケーブルの先端部を先導車に把持
    させ、電力ケーブルの繰り出し力で上記先導車を移動さ
    せることにより電力ケーブルを床上に引き込み、次に、
    床上の電力ケーブルを、後方へ上向きに傾斜させた上下
    のクローラ間に挟み込ませ、該上下のクローラを前進さ
    せることにより回転させて上記電力ケーブルを手繰り寄
    せ、更に、上記上下のクローラ間を通過させた電力ケー
    ブルを、収納棚の位置まで延びるガイドパイプ内を通す
    ことにより収納棚の上まで誘導して載置するようにした
    ことを特徴とする地中ケーブル敷設方法。
  2. 【請求項2】 電力ケーブルを床上に引き込む際、先導
    車の自走力を併用させるようにした請求項1記載の地中
    ケーブル敷設方法。
  3. 【請求項3】 坑道の床上に長手方向に沿って電力ケー
    ブルを引き込んだ後、該電力ケーブルを側方の収納棚上
    に移載して固定するようにしてある地中ケーブル敷設方
    法において、収納棚上の電力ケーブルに対し、順次前後
    二個所の位置で、それぞれケーブル曲げ機構を用いて逆
    向きに曲げ加工を施して行くことにより、電力ケーブル
    をスネーキング加工するようにしたことを特徴とする地
    中ケーブル敷設方法。
  4. 【請求項4】 坑道の床上に長手方向に沿って電力ケー
    ブルを引き込み、該電力ケーブルを側方の収納棚上に移
    載して固定するための地中ケーブル敷設装置において、
    電力ケーブルの先端部を把持する把持具を設けた先導車
    と、移動自在とした前部の台車フレーム上に、前端部を
    支点として上下方向へ傾動可能で所要の間隔に配置した
    上下のクローラを設けた前部誘導車を備え、且つ上記前
    部の台車フレームに牽引される後部の台車フレーム上
    に、支持架構を介して昇降フレームを昇降可能に設け、
    該昇降フレームに横方向へ移動可能に支持フレームを設
    け、該支持フレームに、上記電力ケーブルを挿通させて
    収納棚の位置まで誘導するためのガイドパイプの上端部
    を支持させた後部誘導車を備えてなる誘導装置と、を有
    することを特徴とする地中ケーブル敷設装置。
  5. 【請求項5】 坑道の床上に長手方向に沿って電力ケー
    ブルを引き込み、該電力ケーブルを側方の収納棚上に移
    載して固定するための地中ケーブル敷設装置において、
    台車フレーム上に支持架構を介して昇降フレームを昇降
    可能に設け、該昇降フレームに横方向へ移動可能に支持
    フレームを設け、該支持フレームにケーブル曲げ機構を
    具備させた前後のスネーキング加工車を備え、且つ後部
    のスネーキング加工車が前部のスネーキング加工車に牽
    引されるよう構成してなるスネーキング加工装置を有す
    ることを特徴とする地中ケーブル敷設装置。
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