JP2000135594A - 鉄骨柱の自動溶接装置 - Google Patents

鉄骨柱の自動溶接装置

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JP2000135594A
JP2000135594A JP10310257A JP31025798A JP2000135594A JP 2000135594 A JP2000135594 A JP 2000135594A JP 10310257 A JP10310257 A JP 10310257A JP 31025798 A JP31025798 A JP 31025798A JP 2000135594 A JP2000135594 A JP 2000135594A
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torch
welding
rail
cable
sensor
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JP10310257A
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English (en)
Inventor
Nobuhiro Okuyama
信博 奥山
Koji Yoshida
浩次 吉田
Tomio Kishino
富夫 岸野
Junichiro Maeda
純一郎 前田
Tadashi Okano
岡野  正
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Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
Original Assignee
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 鉄骨柱の溶接作業を自動化する。 【解決手段】 溶接対象の鉄骨柱1に装着される環状の
レール3と、該レールに案内されて自走して鉄骨柱の周
囲を周回する装置本体4からなる。装置本体は、レール
上を走行する台車5と、台車に搭載されて溶接トーチ6
を溶接部2に臨む位置に案内して位置決めを行う溶接ト
ーチ保持機構7と、溶接トーチの位置決めを行うべく溶
接部の開先形状を検知するセンサを具備する。溶接トー
チ保持機構は、溶接トーチを保持するトーチホルダ25
と、トーチホルダを昇降させる垂直移動機構26と、垂
直移動機構全体を鉄骨柱に対して離接する方向に水平移
動させる水平移動機構27と、トーチホルダを水平な軸
線を中心に回動させて溶接トーチの向きを上下方向に調
節する回動機構とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物構築に際して
用いる鉄骨柱の自動溶接装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、鉄骨柱としては矩形もし
くは円形断面のボックス柱が広く採用され、その建て方
に際しては上下の鉄骨柱どうしを溶接により接合するこ
とが通常である。従来、それら鉄骨柱どうしの溶接は作
業員による手作業により行われるが、近年、溶接作業の
自動化、作業効率向上を図るべく鉄骨柱の溶接を自動的
に行う装置の開発も試みられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この種の自動
溶接装置は信頼性の高い溶接を行い得るものでなければ
ならないことは言うに及ばず、建設作業現場で使用する
という条件から構成が簡便であり、取り扱いや保守が容
易であるといった性能が要求されるものであり、現在ま
でのところ有効なものが実用化されていないのが実状で
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、建物
の柱となる鉄骨を自動的に溶接する装置であって、溶接
対象の鉄骨柱に装着される環状のレールと、該レールに
案内されて自走して鉄骨柱の周囲を周回する装置本体か
らなり、前記装置本体は、前記レール上を走行する台車
と、該台車に搭載されて溶接トーチを溶接部に臨む位置
に案内して位置決めを行う溶接トーチ保持機構と、前記
溶接トーチの位置決めを行うべく溶接部の開先形状を検
知するセンサを具備してなり、前記溶接トーチ保持機構
は、溶接トーチを保持するトーチホルダと、該トーチホ
ルダを昇降させる垂直移動機構と、該垂直移動機構全体
を鉄骨柱に対して離接する方向に水平移動させる水平移
動機構と、前記トーチホルダを水平な軸線を中心に回動
させて溶接トーチの向きを上下方向に調節する回動機構
とを具備してなるものである。
【0005】請求項2の発明は、前記水平移動機構を前
記台車上に設置するとともに、該水平移動機構により前
記垂直移動機構の上部を保持して該垂直移動機構を前記
台車の下方に吊り下げた状態で設置し、該垂直移動機構
は前記トーチホルダを前記台車の下方において昇降させ
る構成としたものである。
【0006】請求項3の発明は、前記垂直移動機構とし
て前記トーチホルダを昇降させるネジ送り機構とその昇
降を案内するスライドガイドとを一体に組み立てたもの
を用い、前記水平移動機構として前記垂直移動機構全体
を水平移動させるネジ送り機構とその移動を案内するス
ライドガイドとを一体に組み立てたものを用いるもので
ある。
【0007】請求項4の発明は、前記台車として前記レ
ールを挟持しつつ転動することで該台車を該レールに対
して装着しかつその走行を案内する車輪を有するものを
用い、該車輪をバネによりレールを挟持する方向に付勢
し、かつ該バネの付勢力を調節することでレールに対す
る挟持力を調節可能としたものである。
【0008】請求項5の発明は、前記センサを前記垂直
移動機構により前記トーチホルダとともに昇降可能と
し、かつそれらセンサおよびトーチホルダを前記垂直移
動機構を挟んでその両側に配置したものである。
【0009】請求項6の発明は、請求項5の発明におけ
るセンサを前記回動機構により前記トーチホルダと同期
させて回動させることにより、前記回動機構が前記溶接
トーチを溶接部を臨む位置に配置した際に前記センサを
溶接部を臨む位置から退避させる構成としたものであ
る。
【0010】請求項7の発明は、前記トーチホルダとし
て、前記溶接トーチの先端部および基端部の2カ所を位
置決めして保持する対のクランパを有してなるものを用
いるものである。
【0011】請求項8の発明は、前記装置本体に接続さ
れるケーブルを余長をもたせて支持するケーブル支持機
構を備え、該ケーブル支持機構は、基端部が鉄骨柱に固
定された第1のケーブルハンガーと、該第1のケーブル
ハンガーにより案内されて鉄骨柱に離接する方向にスラ
イドする第1のランナーと、前記台車に設置された第2
のケーブルハンガーと、該第2のケーブルハンガーによ
り案内されて該台車の走行方向にスライドする第2のラ
ンナーを有し、それら第1、第2のランナーによりケー
ブルを吊り支持する構成としたものである。
【0012】請求項9の発明は、請求項8の発明と同様
にケーブル支持機構を備えるものであるが、そのケーブ
ル支持機構は、請求項8の発明における第1のランナー
を第1のケーブルハンガーにより案内してスライドさせ
ることに代えて、前記第1のケーブルハンガーの先端部
に第3のケーブルハンガーの基端部を旋回可能に連結
し、前記第1のランナーを該第3のケーブルハンガーに
より案内してスライドさせる構成としたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。図1は本実施形態の自動溶接装置の
使用状況を示す図であり、図中符号1は溶接対象の鉄骨
柱、2は溶接部、3はレール、4は装置本体である。
【0014】レール3は分割構造の環状をなすもので、
適宜の取付具により鉄骨柱1に対して仮固定されること
で溶接部2の上方の適当な位置に装着されるものであ
る。レール3の上面には装置本体の走行を案内するため
の溝3aが形成されている。
【0015】装置本体4は本自動溶接装置の主体をなす
溶接ロボットともいうべきものであり、上記レール3に
装着されて予め設定されたプログラムに従って自走する
ことにより、鉄骨柱1の周囲を繰り返し周回しつつ溶接
部2に対する溶接を自動的に行うものである。
【0016】装置本体4の構成を図2〜図5を参照して
詳細に説明する。装置本体4は、レール3上を走行する
台車5と、台車5に搭載されて溶接トーチ6を溶接部2
に臨む位置に案内して位置決めを行う溶接トーチ保持機
構7と、溶接トーチ6の位置決めを行うべく溶接部2の
開先形状を検知するセンサ8とを主要構成要素とするも
のである。
【0017】台車5は、平板状の主フレーム10に、レ
ール3上を転動する車輪11と、レール3の一方の側面
に当接する駆動輪12(図3、図5参照)と、レール3
の溝3aに係合するガイドローラ13(図3参照)を取
り付け、モータ14により減速機15およびギア16か
らなる動力伝達機構を介して駆動輪12を駆動すること
でレール3上を自走するものである。また、図2および
図5に示すように、主フレーム10の上面にはサブフレ
ーム17が取り付けられ、そのサブフレーム17には、
レール3の他方の側面に当接するガイドローラ18と、
その下方においてレール3の下面に当接するガイドロー
ラ19が取り付けられ、サブフレーム17をバネ20に
より主フレーム10側に引き寄せることで駆動輪12と
ガイドローラ18によりレール3を挟持して装置本体4
全体をレール3に対して装着し、かつガイドローラ19
によりその脱落を防止するようになっている。図1、図
4に示す符号21はサブフレーム17を主フレーム10
に対して固定するためのハンドルであり、このハンドル
21の操作のみで装置本体4のレール3への装着とそこ
からの取り外しを容易に行い得るものとなっている。
【0018】上記台車5に搭載されている溶接トーチ保
持機構7は、溶接トーチ6を保持するトーチホルダ25
と、そのトーチホルダ25を上下方向に昇降させる垂直
移動機構26と、垂直移動機構26全体を鉄骨柱1に対
して離接する方向に水平移動させる水平移動機構27
と、トーチホルダ25の向きを調節する回動機構28と
を有するものである。
【0019】図2および図3に示すように、水平移動機
構27は送りネジ機構27aとスライドガイド27bと
駆動モータ27cとを有するもので、台車5の走行方向
(図示X方向)に直交する方向(図示Y方向)に沿うよ
うに台車5上に設置されている。垂直移動機構26も同
様に送りネジ機構26aとスライドガイド26bと駆動
モータ26cとを有するもので、その上部が水平移動機
構27により保持されてスリット5aを通して台車5の
下方に吊り下げられた状態で設置されている。そして、
水平移動機構27の駆動モータ27cを駆動すると垂直
移動機構26全体がY方向に移動し、垂直移動機構26
の駆動モータ26cを駆動するとトーチホルダ25が台
車5の下方において上下方向(図示Z方向)に昇降する
ようになっている。さらに、図4に示すように、上記の
回動機構28はモータ28aと減速機構28bを有する
もので、トーチホルダ25をその軸線(図示θ軸)を中
心として回動させることで溶接トーチ6の向きを上下方
向に調節して適正な溶接姿勢とするものである。
【0020】つまり、上記構成のトーチ保持機構7は、
溶接トーチ6を回動機構28によりθ軸廻りに回動さ
せ、垂直移動機構26によりZ方向に移動させ、水平移
動機構27によりY方向に移動させることができるもの
であり、かつ、台車5の走行により溶接トーチ6をX方
向に移動させることができるから、この装置本体4は溶
接トーチ6の位置と姿勢の制御をX方向、Y方向、Z方
向、θ軸方向の4方向について行い得るものである。
【0021】また、上記のセンサ8はレーザにより溶接
部2の開先形状を検知するもので、このセンサ8は上記
の垂直移動機構26によりトーチホルダ25とともに昇
降可能に設けられており、図4に示すようにそれらセン
サ8およびトーチホルダ25は垂直移動機構26を挟ん
でその両側に配置されている。そして、上記回動機構2
8はトーチホルダ25を回動させることに加えて、モー
タ28aの駆動力を減速機28cおよび駆動軸28dを
介してセンサ8にも伝達することで、トーチホルダ25
と同期させてセンサ8を逆方向に回動させるように構成
されている。図6は回動機構28による溶接トーチ6と
センサ8の動作を説明するもので、(a)に示すように
センサ8を溶接部2に向けてセンシングを行っている際
には溶接トーチ6は斜め下方に退避しており、センシン
グ完了後には回動機構28が溶接トーチ6とセンサ8の
双方を同時にかつ逆方向に回動せしめて、(b)に示す
ように溶接トーチ6を上方に45゜回動させて溶接部2
に向けると同時にセンサ8を下方に90゜回動させて溶
接部2から退避させるようになっている。これにより、
溶接時にセンサ8がアーク光やスパッタによって損傷し
てしまうことが防止されるようになっている。
【0022】さらに、上記トーチホルダ25は、図7に
示すように、溶接トーチ6の基端部および先端部の2カ
所を位置決めして保持する対のクランパ30、31を有
するものが用いられている。一方のクランパ30は溶接
トーチ6の基端部を保持する孔30aを有し、そこに溶
接トーチ6が挿入されることで自ずと適正な芯出しがな
されるように孔30aの寸法が精度良く形成されてい
る。他方のクランパ31はヒンジ31aによる開閉式の
もので、止めネジ31bを1回転させるのみで溶接トー
チ6の取り付け取り外しを極めて簡単に行える形式のも
の(いわゆる当て止め式のもの)であり、このクランパ
31も溶接トーチ6を保持することでその芯出しを自ず
と精度良く行い得るものとされている。なお、クランパ
30はベークライト等の電気的絶縁材により形成されて
いるが、このクランパ30は溶接トーチ6の基端部を保
持するもので溶接トーチ6の先端からはかなり後方に位
置しているので、絶縁材が溶接時の熱やスパッタによる
損傷を受け難いものとなっている。
【0023】なお、図1、図2、図4に示す符号35は
台車5を覆うカバー、36は垂直移動機構26を覆うカ
バー、37はトーチホルダ25とセンサ8を覆うカバー
であり、これらカバー35,36,37により溶接時の
スパッタからの防護がなされ、かつ、カバー37により
センサ8に対する遮光性が確保されるようになってい
る。図1に示す符号38は後述するケーブルを装置本体
4に接続するためのコネクタ、39はケーブルを保持す
るためのホルダである。
【0024】上記構成の自動溶接装置による溶接作業手
順を説明する。まず溶接部2の上方の適当な位置にレー
ル3を装着し、装置本体4をレール3に載せ、ハンドル
21によりサブフレーム17を主フレーム10に対して
固定することで装置本体4をレール3に対して走行可能
に装着する。それ以降の動作は予め設定したプログラム
に従い、以下のように全自動的に行われる。
【0025】装置本体4はまずティーチング走行を行
う。すなわち、装置本体4は図8に示すスタート位置
(黒丸印)において水平移動機構27および垂直移動機
構26、回動機構28を操作して図6(a)に示すよう
にセンサ8を溶接部2に臨ませるとともに溶接トーチ6
を斜め下方に退避させた状態とする。その状態で装置本
体4が走行を開始し、スタート位置まで1周してきて停
止位置(×印)において停止するが、その間にセンサ8
により溶接部2全体の位置と開先形状を検知し、記憶す
る。
【0026】次に、溶接のための走行が行われる。すな
わち、装置本体4はスタート位置において回動機構28
を操作して図6(b)に示すようにセンサ8を下方に退
避させるとともに溶接トーチ6を上方に回動させて溶接
部2に向け、その状態で装置本体4を走行させて溶接を
開始する。この際、溶接トーチ6の位置およびその向き
は先にセンサ8により検知された溶接部2の位置と開先
形状に応じて最適に設定される。装置本体4が1周して
スタート位置まで戻ってきたら、今度はそこから逆方向
に走行してさらに周回する。以上のようにして鉄骨柱1
の周囲を繰り返し周回して溶接を行い、予め設定されて
いる回数の溶接を完了すれば装置本体4が停止する。そ
こで、装置本体4をレール3から取り外し、レール3を
鉄骨柱1から取り外せば、ここでの作業が完了する。
【0027】上記実施形態の自動溶接装置によれば、鉄
骨柱1に対する溶接作業のほぼ完全な自動化を実現で
き、手作業による場合に比較して作業効率を格段に向上
させることができ、大幅な省力化を図ることができる。
勿論、溶接部2の位置と開先形状をセンサ8により検出
し、それに基づき溶接トーチ保持機構7により溶接トー
チ6の位置、向きを4方向について適正に制御するので
高精度の溶接が可能である。
【0028】特に、上記実施形態の装置は、水平移動機
構27を台車5上に設置してそこから垂直移動機構26
を台車5の下方に吊り下げる形態で設置し、その垂直移
動機構26によりトーチホルダ25を台車5の下方にお
いて昇降させる構成を採用しているので、装置本体4全
体の重心が低くなって自ずと安定した走行を行い得るも
のとなっている。この点で、垂直移動機構26を台車5
上に立設するように設けてトーチホルダ25を台車5上
において昇降させることも考えられるが、そのように構
成した場合には装置本体4全体の重心が高い位置となっ
て不安定になるので好ましくない。
【0029】また、上記実施形態の装置では、水平移動
機構27を台車5上に固定的に設置して、それにより垂
直移動機構26全体を水平移動させるようにし、垂直移
動機構26はトーチホルダ25とそれに保持される溶接
トーチ6のみを昇降させるように構成したので、垂直移
動機構26にかかる荷重はトーチホルダ25と溶接トー
チ6の重量のみであり、したがって垂直移動機構26と
しての送りネジ機構26aは比較的小型で小容量のもの
で済み、保守も軽減される利点がある。そのように構成
することに代えて、垂直移動機構26を台車5に対して
固定的に設置し、その垂直移動機構26により水平移動
機構27全体を昇降させる構成も考えられるが、そのよ
うにした場合にはトーチホルダ25と溶接トーチ6のみ
ならず水平移動機構27をも持ち上げる必要があるか
ら、上記実施形態のものに比較して大型で大容量のもの
が必要となり、好ましくない。
【0030】さらに、垂直移動機構26や水平移動機構
27としては適宜の構成が考えられるが、上記実施形態
の装置のように送りネジ機構26a,27aとスライド
ガイド26b、27bを一体に組み立てたものを採用す
れば、比較的安価な汎用の市販製品を採用可能であって
コスト的に有利であるとともに保守も容易であり、それ
を交換するような場合にも組み立てや調整が容易である
ので最適である。
【0031】また、上記実施形態の装置は、ガイドロー
ラ18をサブフレーム17に取り付け、そのサブフレー
ム17をバネ20により付勢することでガイドローラ1
8と駆動輪12とによりレール3を挟持して装置本体4
をレール3に対して装着する構成としたので、サブフレ
ーム17を操作することのみでレール3に対する装置本
体4の装着や取り外しをワンタッチで容易に行い得ると
ともに、駆動輪12やガイドローラ18が摩耗してガタ
つきやスリップが生じるようになった場合には、図5に
示すネジ20aによりバネ20の付勢力を調節してガイ
ドローラ18と駆動輪12とによるレール3に対する挟
持力を調節することのみで容易に復旧することが可能で
ある。
【0032】また、センサ8と溶接トーチ6とが接近し
ていると溶接時のスパッタによりセンサ8が損傷を受け
ることも懸念されるが、上記実施形態の装置ではセンサ
8とトーチホルダ25を垂直移動機構26を挟んでその
両側に配置したので、センサ8と溶接トーチ6との間の
距離が保たれて溶接時におけるセンサ8の損傷を防止で
きるものとなっている。しかも、溶接時には回動機構2
8によりセンサ8をトーチホルダ25と同期させて回動
させて退避させるように構成しているので、センサ8の
損傷を確実に防止することができる。
【0033】また、上述したように、トーチホルダ25
は対のクランパ30,31により溶接トーチ6の先端部
と基端部の2カ所を位置決めして保持するので、トーチ
ホルダ25に対する溶接トーチ6の取り付け、取り外し
が容易であるし、その位置決めも自ずと高精度で行い得
る。
【0034】ところで、溶接に際して装置本体4を図8
に示すような軌跡で走行させているのは、装置本体4に
ケーブルが接続されているという事情による。つまり、
装置本体4には電源および制御用のケーブルとトーチケ
ーブルが束ねられてコネクタ38接続されているため、
装置本体4を単に一方向に周回させることはそれらケー
ブルが鉄骨柱1に巻き付いてしまうことから不可能であ
る。そのため、図8に示したようにケーブルが設置され
る側と反対側にスタート位置を設定し、そこから装置本
体4をスタートさせて1周ごとに逆方向に周回させるこ
とで、ケーブルの巻き付きを回避するようにしているの
である。
【0035】装置本体4をそのように走行させる場合に
おいても、装置本体4が支障なく1周できるようにケー
ブルに余長をもたせる必要があるが、その余長ケーブル
が邪魔になったり、鉄骨柱1にブレースが接合されてい
るような場合には余長ケーブルとブレースが干渉して装
置本体4の走行の妨げになることも想定される。そこ
で、上記の自動溶接装置には以下に示すようなケーブル
支持機構50を付設することが好ましい。
【0036】図9はケーブル支持機構50を示すもので
ある。これは、鉄骨柱1のスタート位置の反対側に第1
のケーブルハンガー51の基端部を固定し、その第1の
ケーブルハンガー51に案内されて鉄骨柱1に離接する
方向(Y方向)にスライドするように第1のランナー5
2を設けるとともに、装置本体4の台車5には第2のケ
ーブルハンガー53を設けて、その第2のケーブルハン
ガー53に案内されて第2のランナー54を台車5の走
行方向(X方向)にスライド可能に取り付け、それら第
1、第2のランナー52,54によりケーブル55を吊
り支持する構成としたものである。上記の第1のケーブ
ルハンガー51は先端側がやや下がるように傾斜させて
設置し、通常時においては第1のランナー52が自重に
より先端側に位置するものとしておく。
【0037】上記のケーブル支持機構50によれば、図
9に実線で示しているように装置本体4がスタート位置
側にあるときには第1のランナー52はケーブル55を
支持したままで第1のケーブルハンガー51の基端側
(鉄骨柱1側)に引き寄せられており、かつ、第2のラ
ンナー54はケーブル55により一方の側に引き寄せら
れているが、その状態から装置本体4が走行していくに
伴い、第2のランナー54は第2のケーブルハンガー5
3に対して移動し、かつ、第1のランナー52は第1の
ケーブルハンガー51の先端側に移動していき、破線で
示すように装置本体4がケーブルハンガー53側に達す
ればそれら第1、第2のランナー52,54によりケー
ブル55が垂れ下がった状態で吊り支持されることにな
る。このように、装置本体4が周回してもケーブル55
は常に自ずと走行経路にほぼ沿う状態で第1、第2のラ
ンナー52,54により適正間隔で支持されるから、ケ
ーブル55が邪魔にならず、ブレース等との干渉を防ぐ
ことができ、ケーブル55の余長を必要最小限程度に抑
えることもできる。
【0038】図10はケーブル支持機構50の変形例を
示すものである。これは、第1のランナー52を第1の
ケーブルハンガー51により案内してスライドさせるこ
とに代えて、第1のケーブルハンガー51の先端部に第
3のケーブルハンガー56の基端部を旋回可能に連結
し、その第3のケーブルハンガー56に第1のランナー
52を案内してスライドさせる構成としたものである。
この場合は、装置本体4の走行に伴って第3のケーブル
ハンガー56が自ずと旋回していくので、ケーブル55
の余長をより短くすることができる。
【0039】以上で本発明の自動溶接装置の実施形態を
説明したが、本発明の自動溶接装置は角柱に限らず丸柱
にも適用可能であることはもとより、環状のレールが装
着できかつ装置本体が走行できる限りは、異形断面の柱
にも適用可能である。また、各部の構成も適宜の設計的
変更が可能であることは言うまでもない。
【0040】
【発明の効果】請求項1の発明は、溶接対象の鉄骨柱に
装着したレールに沿って装置本体を走行させ、装置本体
は溶接トーチ保持機構と溶接部の開先形状を検知するセ
ンサとを有し、トーチ保持機構は溶接トーチの位置と姿
勢を4方向について制御する構成であるので、鉄骨柱に
対する高精度の溶接が可能であることはもとより、溶接
作業のほぼ完全な自動化を実現でき、手作業による場合
に比較して作業効率を格段に向上させることができて大
幅な省力化を図ることができる。
【0041】請求項2の発明は、水平移動機構を台車上
に設置してそこから垂直移動機構を台車の下方に吊り下
げる形態で設置し、その垂直移動機構によりトーチホル
ダを台車の下方において昇降させる構成であるので、装
置本体全体の重心が低くなって自ずと安定した走行を行
うことができ、したがって溶接作業を安定にかつ高精度
で行うことができる。しかも、台車上に固定的に設置し
た水平移動機構により垂直移動機構全体を水平移動させ
るようにして、垂直移動機構はトーチホルダとそれに保
持される溶接トーチのみを昇降させるように構成したの
で、垂直移動機構にかかる昇降荷重はトーチホルダと溶
接トーチの重量のみであり、したがって垂直移動機構と
しての送りネジ機構は比較的小型で小容量のもので済
み、保守も軽減される利点がある。
【0042】請求項3の発明は、水平移動機構や垂直移
動機構としてネジ送り機構とスライドガイドを一体に組
み立てたものを採用したので、比較的安価な汎用の市販
製品を採用可能であってコスト的に有利であるとともに
保守も容易であり、特に交換を要するような場合にも組
み立てや調整が容易であるので最適である。
【0043】請求項4の発明は、ガイドローラをサブフ
レームに取り付け、そのサブフレームをバネにより付勢
することでガイドローラと駆動輪とによりレールを挟持
して装置本体をレールに対して装着する構成とし、かつ
バネの付勢力を調節することでレールに対する挟持力を
調節可能としたので、サブフレームを操作することのみ
でレールに対する装置本体の装着や取り外しをワンタッ
チで容易に行い得るとともに、駆動輪やガイドローラが
摩耗してガタつきやスリップが生じるようになった場合
には、バネの付勢力を調節することで容易に復旧するこ
とが可能である。
【0044】請求項5の発明は、センサとトーチホルダ
とを垂直移動機構により昇降可能とし、それらセンサと
トーチホルダとを垂直移動機構を挟んでその両側に配置
したので、センサと溶接トーチとの間の距離が保たれて
溶接時におけるセンサの損傷を防止できる。
【0045】請求項6の発明は、溶接時には回動機構に
よりセンサをトーチホルダと同期させて回動させて退避
させるように構成しているので、溶接時におけるセンサ
の損傷を確実に防止することができる。
【0046】請求項7の発明は、トーチホルダとして溶
接トーチの先端部および基端部の2カ所を位置決めして
保持する対のクランパを有するものを用いるので、トー
チホルダに対する溶接トーチの取り付け、取り外しが容
易であるし、その位置決めも自ずと高精度で行い得る。
【0047】請求項8の発明は、鉄骨柱に取り付けた第
1のケーブルハンガーによりスライドする第1のランナ
ーと、台車に設置された第2のケーブルハンガーにより
スライドする第2のランナーとによりケーブルを吊り支
持する構成のケーブル支持機構を備えるので、装置本体
の走行に伴ってケーブル支持点が自ずと移動し、したが
ってケーブルが邪魔にならず、ブレース等との干渉を防
ぐことができ、ケーブルの余長を必要最小限程度に抑え
ることもできる。
【0048】請求項9の発明は、第1のケーブルハンガ
ーの先端部に旋回可能な第3のケーブルハンガーを設け
てそれにより第1のランナーをスライドさせる構成とし
たので、ケーブルの支持をより効果的に行い得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態である自動溶接装置の全体
図である。
【図2】 同、装置本体の側断面図である。
【図3】 同、装置本体の平面図である。
【図4】 同、装置本体の正面図である。
【図5】 同、装置本体の要部拡大側断面図である。
【図6】 同、溶接トーチとセンサの動作を示す図であ
る。
【図7】 同、トーチホルダを示す図である。
【図8】 同、装置本体の走行軌跡を示す図である。
【図9】 同、ケーブル支持機構の構成例を示す図であ
る。
【図10】 同、ケーブル支持機構の他の構成例を示す
図である。
【符号の説明】
1 鉄骨柱 2 溶接部 3 レール 4 装置本体 5 台車 6 溶接トーチ 7 溶接トーチ保持機構 8 センサ 13 ガイドローラ(車輪) 20 バネ 25 トーチホルダ 26 垂直移動機構 26a 送りネジ機構 26b スライドガイド 27 水平移動機構 27a 送りネジ機構 27b スライドガイド 28 回動機構 30,31 クランパ 50 ケーブル支持機構 51 第1のケーブルハンガー 52 第1のランナー 53 第2のケーブルハンガー 54 第2のランナー 55 ケーブル 56 第3のケーブルハンガー
フロントページの続き (72)発明者 岸野 富夫 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 前田 純一郎 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 岡野 正 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 Fターム(参考) 4E081 AA12 AA14 BA02 YB03 YY01

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物の柱となる鉄骨を自動的に溶接する
    装置であって、 溶接対象の鉄骨柱に装着される環状のレールと、該レー
    ルに案内されて自走して鉄骨柱の周囲を周回する装置本
    体からなり、 前記装置本体は、前記レール上を走行する台車と、該台
    車に搭載されて溶接トーチを溶接部に臨む位置に案内し
    て位置決めを行う溶接トーチ保持機構と、前記溶接トー
    チの位置決めを行うべく溶接部の開先形状を検知するセ
    ンサを具備し、 前記溶接トーチ保持機構は、溶接トーチを保持するトー
    チホルダと、該トーチホルダを昇降させる垂直移動機構
    と、該垂直移動機構全体を鉄骨柱に対して離接する方向
    に水平移動させる水平移動機構と、前記トーチホルダを
    水平な軸線を中心に回動させて溶接トーチの向きを上下
    方向に調節する回動機構とを具備してなることを特徴と
    する鉄骨柱の自動溶接装置。
  2. 【請求項2】 前記水平移動機構を前記台車上に設置す
    るとともに、該水平移動機構により前記垂直移動機構の
    上部を保持して該垂直移動機構を前記台車の下方に吊り
    下げた状態で設置し、該垂直移動機構は前記トーチホル
    ダを前記台車の下方において昇降させる構成としたこと
    を特徴とする請求項1記載の鉄骨柱の自動溶接装置。
  3. 【請求項3】 前記垂直移動機構は前記トーチホルダを
    昇降させるネジ送り機構とその昇降を案内するスライド
    ガイドとを一体に組み立ててなり、前記水平移動機構は
    前記垂直移動機構全体を水平移動させるネジ送り機構と
    その移動を案内するスライドガイドとを一体に組み立て
    てなることを特徴とする請求項1または2記載の鉄骨柱
    の自動溶接装置。
  4. 【請求項4】 前記台車は前記レールを挟持しつつ転動
    することで該台車を該レールに対して装着しかつその走
    行を案内する車輪を有し、該車輪がバネによりレールを
    挟持する方向に付勢され、かつ該バネの付勢力を調節す
    ることでレールに対する挟持力を調節可能としてなるこ
    とを特徴とする請求項1,2または3記載の鉄骨柱の自
    動溶接装置。
  5. 【請求項5】 前記センサを前記垂直移動機構により前
    記トーチホルダとともに昇降可能とし、かつそれらセン
    サおよびトーチホルダを前記垂直移動機構を挟んでその
    両側に配置してなることを特徴とする請求項1,2,3
    または4記載の鉄骨柱の自動溶接装置。
  6. 【請求項6】 前記センサを前記回動機構により前記ト
    ーチホルダと同期させて回動させることにより、前記回
    動機構が前記溶接トーチを溶接部を臨む位置に配置した
    際に前記センサを溶接部を臨む位置から退避させる構成
    としたことを特徴とする請求項5記載の鉄骨柱の自動溶
    接装置。
  7. 【請求項7】 前記トーチホルダは前記溶接トーチの先
    端部および基端部の2カ所を位置決めして保持する対の
    クランパを有してなることを特徴とする請求項1,2,
    3,4,5または6記載の鉄骨柱の自動溶接装置。
  8. 【請求項8】 前記装置本体に接続されるケーブルを余
    長をもたせて支持するケーブル支持機構を備え、該ケー
    ブル支持機構は、基端部が鉄骨柱に固定された第1のケ
    ーブルハンガーと、該第1のケーブルハンガーにより案
    内されて鉄骨柱に離接する方向にスライドする第1のラ
    ンナーと、前記台車に設置された第2のケーブルハンガ
    ーと、該第2のケーブルハンガーにより案内されて該台
    車の走行方向にスライドする第2のランナーを有し、そ
    れら第1、第2のランナーによりケーブルを吊り支持す
    る構成としたことを特徴とする請求項1,2,3,4,
    5,6または7記載の鉄骨柱の自動溶接装置。
  9. 【請求項9】 前記第1のランナーを前記第1のケーブ
    ルハンガーにより案内してスライドさせることに代え
    て、前記第1のケーブルハンガーの先端部に第3のケー
    ブルハンガーの基端部を旋回可能に連結し、前記第1の
    ランナーを該第3のケーブルハンガーにより案内してス
    ライドさせる構成としたことを特徴とする請求項8記載
    の鉄骨柱の自動溶接装置。
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