JP3034960B2 - 昇降路内機器据付装置 - Google Patents

昇降路内機器据付装置

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JP3034960B2
JP3034960B2 JP2409408A JP40940890A JP3034960B2 JP 3034960 B2 JP3034960 B2 JP 3034960B2 JP 2409408 A JP2409408 A JP 2409408A JP 40940890 A JP40940890 A JP 40940890A JP 3034960 B2 JP3034960 B2 JP 3034960B2
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guide
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  • Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エレベータの昇降路内
に例えばガイドレールなどのエレベータ塔内機器を据付
けるための昇降路内機器据付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、高層建物における人や物の昇降
用のエレベータは、図24に示すように、垂直方向に延
びる昇降路1に配設されているゴンドラ2を、昇降路1
の頂部に設けられた懸垂機構3によって上下するように
構成されている。
【0003】上記ゴンドラ2は懸垂機構3から下された
ロープ4の下端に吊下されており、上記ロープ4の他端
にはバランスウエイト5が吊下されている。また、上記
ゴンドラ2およびバランスウエイト5は、昇降路1の内
面側に立設されたガイドレール6,7にそれぞれ両側部
が係合案内されるようにしてあり、上記懸垂機構3の作
動によって、ゴンドラ2が上記ガイドレール6に沿って
案内されながら昇降するように構成されている。
【0004】上記ガイドレール6および7は図25およ
び図26に示すように建物の昇降路1の内壁面に取付け
られるが、この取付に際しては、屋上等に配設されたウ
インチによってガイドレール6,7を吊り下げ、このウ
インチで吊り下げられたガイドレール6,7の下端に中
継金具8を介して次のガイドレールを連結し、この連結
を繰り返して全てのガイドレールを吊り上げた後、昇降
路1内に組立てられた足場等を利用しながら、基準位置
から垂下されたピアノ線を基準として昇降路内壁面の所
定位置に取付金具9をアンカボルト10によって固定
し、その取付金具9に上記ガイドレール6,7をレール
ブラケット11およびシム等を介して固定することによ
り、上記ガイドレールの敷設が行なわれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに足場を組立ててその足場上に作業者が乗って作業を
するものにおいては、作業者が作業内容が変る毎に足場
上を昇り降りして移動する必要があり、多大の労力と時
間を費すばかりでなく、最近のような超高層ビルにおい
ては高所での不完全な足場上での作業のため、作業者の
安全性の保持が難しく、作業者の疲労度が大きい等の問
題がある。
【0006】そこで、上記問題を解消するため、昇降路
内に昇降可能な作業台枠を配設した昇降路内作業装置も
提案されている(特開昭58−193876号)。
【0007】しかしながら、この作業装置は非常に大型
で重くて昇降路内への搬入が大がかりで段取りが大変で
あり、特に低階層の建造物に対しては段取り時間の比率
が高くなり、自動化省力化の効果が上がらない等の問題
がある。また装置そのものが昇降路内いっぱいの空間を
占有するため、昇降路の寸法や昇降路の断面形状により
その都度装置を組み替えたり、異なる装置を用意しなけ
ればならないという問題もある。しかも一つの昇降路に
1台しか設置できないため、この装置で作業していると
き、他の作業(例えば簡単な人手作業)を同時に同一の
昇降路内で実施したり、追加作業や、やり直し作業等の
作業変更を自由に行なうことが困難である等の不都合も
ある。
【0008】本発明はこのような点に鑑み、小型可搬で
作業性が良く低階層の建造物でも省力化の効果があり、
且つ複数の作業の同時進行も可能であり、工期短縮を図
ることができる昇降路内機器据付装置を得ることを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、エレベータ昇
降路の頂部から吊設された昇降ワイヤによって昇降路内
を上下動可能に配設された移動基台と、上記移動基台に
左右方向移動および前後方向軸線回りの旋回可能に装着
された可動フレームと、その可動フレームの前面下部に
装着され、昇降路内壁面に沿って立設された1本のガイ
ドレールに係合案内される第1のガイドレール把持機構
と、上記移動基台の背面側に配設され、ガイドレール供
給機構により立てられたガイドレールを案内把持する第
2のガイドレール把持機構と、前記可動フレームの上部
に装着され、第2のガイドレール把持機構の直上位置お
よび第1のガイドレール把持機構の直上位置間を前後方
向に移動可能であり、上記第2のガイドレール把持機構
によって把持されていたガイドレールをワイヤによって
吊り上げたとき、そのガイドレールの下部を把持し、前
記昇降路内壁面に沿って立設されているガイドレールと
同一軸線上に移動させるレール把持具を有する第3のガ
イドレール把持機構と、移動基台の左右両端部に装着さ
れ、昇降路内壁面に移動基台を固定する固定機構と、上
記移動基台或は可動フレームに装着され、ガイドレール
の継ぎ足し作業およびガイドレールの固定作業を行なう
複数の作業ロボットとを有し、1台の昇降路内機器据付
装置によって1列のガイドレールの継ぎ足しおよび固定
作業を行うようにしたことを特徴とする。
【0010】
【作用】昇降路内壁面に取付けられた1本の最下部ガイ
ドレールに第1のガイドレール把持機構を係合させ、そ
のガイドレールに沿って移動基台をその頂部まで上昇さ
せ、下から2番目に取り付けられるべきガイドレールを
第2のガイドレール把持機構および第3のガイドレール
把持機構に案内させながら吊り上げる。そして作業ロボ
ットの一つによってそのガイドレールを支持しながら、
第2のガイドレール把持機構によって前記最下部ガイド
レールの上方に移動させ、2番目のガイドレールの芯出
し等を行なった後最下部ガイドレールに連結する。その
後、移動基台を連結されたガイドレールに沿って上動さ
せ、作業ロボットによりそのガイドレールをブラケット
を介して昇降路内壁面の所定位置に固定する。以後同様
にして順次ガイドレールを継ぎ足し、全高さにわたって
ガイドレールの据付を行なう。
【0011】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の実施例に
ついて説明する。
【0012】図1および図2において符号20は本発明
の作業装置の移動基台であって、その移動基台20には
上方に延びる2本の梁21aを有する可動フレーム21
が左右方向移動および前後方向軸線回りの旋回が可能に
装着されている。その可動フレーム21の梁の頂端には
吊り具22が設けられており、エレベータ昇降路の頂部
に配設された巻上機(図示せず)から吊設された昇降ワ
イヤ23の下端が上記吊り具22に連結され、昇降ワイ
ヤ23の上下によって移動基台20が昇降されるように
してある。
【0013】上記可動フレーム21の前面側(昇降路の
ガイドレールが据え付けられるべき内壁面と対向する面
側)下部には、第1のガイドレール把持機構30が上下
2段にわたって装着されており(図3、図4)、移動基
台20の背面側には第2のガイドレール把持機構40が
上下2段に装着されている。また、可動フレーム21の
2本の梁21aの間にはその上部に上下2段の第3のガ
イドレール把持機構50が設けられており、さらに移動
基台20上には第1の作業ロボット60および第2の作
業ロボット70が設けられ、また前記第3のガイドレー
ル把持機構50の下方部には第3の作業ロボット80が
装着されている。さらに上記移動基台20の左右両端部
にはそれぞれ移動基台20の固定機構100が装着され
ている。
【0014】図5および図6は、前記第1のガイドレー
ル把持機構の平面図および正面図であって、可動フレー
ム21には、左右方向に延びる案内31に沿い駆動シリ
ンダ32a,32bによって互いに接近或は離間する方
向に移動する1対の可動部材33a,33bが設けられ
ており、その可動部材33a,33bには、ガイドレー
ル6の側面に係合する前後軸線回りに回動するローラ3
4a,34b、およびガイドレール6のくびれ部側面に
係合するローラ35a,35bがそれぞれ装着してあ
る。そして、上記ローラ35a,35bは押し付けシリ
ンダ36a,36bによって左右方向軸線回りに回動可
能に装着されたローラ37にガイドレール6の頂面を押
し付けるようにしてある。
【0015】一方、移動基台20の背面側に設けられた
上下2セットの第2のガイドレール把持機構40は、図
7に示すようにそれぞれガイドレール6が挿通可能な間
隙を有するように配設された左右の各フレーム41a,
41bを有しており、その各フレーム41a,41b
に、左右方向に延びる案内42a,42bに沿い駆動シ
リンダ43a,43bによって互いに接近或は離間する
方向に移動する1対の可動部材44a,44bが設けら
れている。その可動部材44a,44bには、ガイドレ
ール6の側面および頂面に係合する前後軸線回りに回動
するつば付きローラ45a,45b,およびガイドレー
ル6のくびれ部側面に係合するローラ46a,46bが
それぞれ装着してあり、そのローラ46a,46bはそ
れぞれ押し付けシリンダ47a,47bによってガイド
レール6をローラ45a,45bのつば部に押し付ける
ようにしてある。
【0016】また、可動フレーム21の梁の上部に上下
に2セット設けられた第3のガイドレール把持機構50
は、図2、図3に示すように、それぞれ2本の梁間にま
たぐように装着された平面視コ字状の枠体51を有し、
その枠体51にレール把持具52が移動基台20の前面
側と背面側間を移動可能に装着されている。すなわち、
上記レール把持具52は、駆動装置53によって回動さ
れるねじ軸54等に螺合し、そのねじ軸54の回動によ
ってレール把持具52が第2のガイドレール把持機構4
0の直上部と第1のガイドレール把持機構30の直上部
間を前進或は後退するようにしてある。そして、上記レ
ール把持具52は、第2のガイドレール把持機構40と
同じようにガイドレール6の両側面およびくびれ部に係
合するローラ55を有している。
【0017】一方、第1の作業ロボット60は、移動機
構61によって前後動されるアンカ用コンクリートドリ
ル62と、移動機構63によって前後動されるアンカ打
込みハンマ64と、このアンカ用コンクリートドリル6
2およびアンカ打込みハンマ64を上下方向に位置調整
する移動機構65とから構成されており、この第1の作
業ロボット60は移動基台20上に左右方向に延設され
たガイド機構66によって左右方向に移動可能としてあ
る。
【0018】第2の作業ロボット70は、移動機構71
によって前後方向に移動されるアンカ用ナットまたはベ
ース用ボルトのねじ締機構72と、移動機構73によっ
て前後方向に移動される溶接トーチ74と、これらのね
じ締機構72および溶接トーチ74を上下方向に位置調
整する移動機構75とから構成されており、この第2の
作業ロボット70も前記ガイド機構66によって左右方
向に移動可能としてある。
【0019】さらに、第3の作業ロボット80は図8お
よび図9に示すように構成されている。すなわち、可動
フレーム21の2本の梁21aの前面には、その2本の
梁21a間において前後方向に延びる案内杆81から側
方に突設された腕82が、上記梁21aに沿って上下動
可能に装着されている。
【0020】上記両案内杆82の間にはその案内杆82
に装着されたねじ軸83等に螺合され、そのねじ軸83
の回動によりそのねじ軸83に沿って前後動可能な移動
台84が設けられている。その移動台84上には縦軸回
りに回転する回転テーブル85が装着してあり、その回
転テーブル85上には、駆動シリンダ86a,86bに
よって前後方向に進退される一対の位置決めピン87
a,87bと、各位置決めピン87a,87bの下方位
置に配設されたねじ締機構88a,88bと、両位置決
めピン87a,87bの間隔を調整する調整機構89
a,89bが装着されている。
【0021】一方、上記移動台84の下面には、図9に
示すように、第2の移動台90が左右方向に移動可能に
装着してあり、その第2の移動台90の下面には駆動機
構91によって前後方向に移動されるブラケットねじ締
機構92と、駆動機構93によって前後方向に移動され
るブラケットとガイドレールを締付けるねじ締機構94
およびブラケットを昇降路面に押し付ける押付杆95と
が装着してある。また、上記駆動機構91,93の前面
にはそれぞれ駆動機構96によって左右方向に移動さ
れ、レール取付用のブラケットを把持するグリップ97
が装着されている(図3参照)。
【0022】前記移動基台20の両端部には、図3に示
すようにそれぞれ垂直軸101回りに揺動可能に傾斜部
材102が装着されており、その傾斜部材102には駆
動部材103によって前後方向に伸縮する脚104が設
けられている。この脚104の先端部には左右方向に延
びる軸線105の回りに揺動可能に突張部106が設け
られており、さらに上記脚104にはブラケット107
を介して前後方向に延びるシリンダ108が装着され、
そのシリンダ108の先端に真空吸着式のエアパッド1
09が取り付けられている。
【0023】また、図4に示すように可動フレーム21
の左右の梁21aには、その前面側にそれぞれ位置姿勢
計測装置110が装着してある。上記位置姿勢計測装置
110は、図10に示すように、取付板111から前方
に突設された支持板112を有し、その支持板112の
中央開口部112a内に、昇降路頂部から吊設され下端
に重錘113を取付けたピアノ線114が挿通され、そ
の支持板112上には、ピアノ線114の左右方向の変
位を計測するリニアCCD115aおよびそのリニアC
CD115aにピアノ線114の影を投影するための投
光器115bと、ピアノ線114の前後方向の変位を計
測するリニアCCD116aおよびそのリアニCCD1
16aにピアノ線114の影を投影するための投光器1
16bが設けられている。
【0024】さらに、上記投光器115b等が設けられ
ている支持板112の一側部には、一端を昇降路頂部に
固定したピアノ線117の巻取量から作業装置の昇降路
底からの高さを計測するエンコーダ式の高さ計測器11
8および作業装置の姿勢を計測するジャイロ式傾斜計1
19が設けられている。
【0025】他方、昇降路の底部にはガイドレール供給
機構120が配設されている。すなわち、ダンパ台12
1上にはガイドレール供給機構本体122が配設されて
おり、そのガイドレール供給機構本体122上には、図
7で示した第2のガイドレール把持機構40と同様なガ
イドレール把持機構123が上下2段に設けられてい
る。
【0026】図11はガイドレール6を昇降路内壁面に
固定するためのブラケット130の斜視図であって、そ
のブラケット130は、昇降路内壁面に固着される第1
金具131と、その第1金具131に連結されガイドレ
ール6を固定する第2金具132から構成されている。
【0027】第1金具131は断面L字状に形成され、
その一辺には昇降路内壁面に打ち込まれたアンカボルト
133に係合するU字状切欠き131aが形成され、他
辺の背面に断面L字状に形成された第2金具132の一
辺の背面が当接され、ボルト134によって互いに連結
されている。上記第2金具132の一辺には、図12,
図13に示すように上下方向(昇降路壁面に対して前後
方向)の長孔132aが設けられており、その長孔13
2aにボルト134が挿通され、両金具131,132
が図において上下方向に相対的に移動可能としてあり、
スプリング135によって常時は収縮方向に付勢されて
いる。
【0028】第2金具132の他辺上には、ガイドレー
ル6が座わる断面半円筒状の座136が装着され、その
上にガイドレール6を上記座136との間で締付けるク
リップ137がボルト138によって装着され、回り止
め139によってクリップ137が回動しないようにし
てある。また上記ボルト138に螺合されるナット14
0はボルト138が傾斜しても締付可能なように断面半
円筒状をしており、そのナット140にはナットの回り
止め141が係合されている。
【0029】しかして、昇降路内壁面へのガイドレール
6の取付けは次のようにして行なわれる。
【0030】まず、最下部のガイドレール6aをブラケ
ット130によって昇降路内壁面の所定位置に作業員に
よって取り付ける(図1、図19(a))。そこで、昇
降ワイヤ23で吊下された本作業装置における移動基台
20に設けられた第1のガイドレール把持機構30の各
ローラ34a,34b等を上記最下部のガイドレール6
aに係合し、巻上機から吊設された昇降ワイヤ23によ
り作業装置をガイドレール6aに沿って上下動可能とす
る(図1、図19(b))。
【0031】次に、図14及び図19(c)に示すよう
に移動基台20を最下部のガイドレール6aの頂部位置
に移動させ、固定機構100の突張部106を前進させ
て昇降路内壁面に当接させるとともに、エアパット10
9によって吸着させ、移動基台20を昇降路内壁面に固
定する。それとともに下から2番目のガイドレール6b
をガイドレール供給機構120に立設し、そのガイドレ
ール6bの頂部を第2のガイドレール把持機構40のロ
ーラ45a,45b等によって把持する。
【0032】そこで、ガイドレール吊り具145をワイ
ヤ146で吊り下げ、そのガイドレール吊り具145を
2番目のガイドレール6bの頂端に取り付けられている
中継金具8に作業者により連結する(図19(d))。
【0033】次に、図17、図19(e)に示すように
下から2番目に取付けられるべきガイドレール6bをワ
イヤ146で吊り上げ、図16に示すように第3の作業
ロボット80の位置決めピン87a,87bをガイドレ
ール6bの下端部に設けられた上段の連結穴6bに挿
入し、その後ワイヤ146を少しゆるめ、下から2番目
に取付けられるべきガイドレール6bを第3のガイドレ
ール把持機構50のレール把持具52と上記位置決めピ
ン87a,87bで支持する。
【0034】そこで、上記ガイドレール把持機構50の
レール把持具52と第3の作業ロボット80の移動台8
4とを前面側(昇降路内壁面側)に移動させ、ガイドレ
ール6bの下端を最下部のガイドレール6aの上方に移
動し(図20(a))、鉛直基準のピアノ線114を基
準にして位置姿勢計測装置110により上記ガイドレー
ル6bの位置姿勢を計測し、可動フレーム21を左右方
向に移動及び前後方向軸線回りの旋回をさせることによ
り移動基台20に対する相対的位置及び姿勢を調整し、
最下部のガイドレール6aと鉛直芯出しを行う(図20
(b))。そして、ガイドレール6bの芯出し用ほぞ6
を最下部のガイドレール6aの頂端面に設けられた
芯合せ溝6aに落し込むようにして係合させるととも
に、ガイドレール6bを支持している位置決めピン87
a,87bの先端を、さらに最下部のガイドレール6a
の頂部の中継金具の連結穴に突き差し、ねじ締機構88
a,88bによってガイドレール6bの下段の連結穴6
とガイドレール6aの連結金具8の下段の連結穴8
bとをボルトにより締結する。その後位置決めピン87
a,87bを引き抜き、ねじ締機構88a,88bをガ
イドレール6bの上段の連結穴6bの位置まで移動
し、その連結穴を介してボルトによってさらにガイドレ
ール6bとガイドレール6aの連結金具8とを連結す
る。
【0035】このようにしてガイドレール6a上に第2
段目のガイドレールを連結すると、移動基台20の固定
機構100が解除され、移動基台20が上記ガイドレー
ル6bに沿ってブラケット130の取付位置迄吊り上げ
られ、そこでブラケット130の昇降路内壁面への固定
が行なわれる。
【0036】すなわち、移動基台20がブラケット取付
位置まで上昇すると、そこで固定機構100が作動され
て移動基台20が固定され、第1の作業ロボット60が
ガイド機構66によって中心部に移動され、アンカ用コ
ンクリートドリル62によって昇降路壁にアンカボルト
133用の下穴が穿設される。そこで、第1の作業ロボ
ット60が若干移動されて適宜供給装置によって供給さ
れたアンカボルト133が上記下穴内に挿入されアンカ
打込みハンマ64によって打込まれる(図20
(c))。
【0037】この場合、ブラケット130は上記アンカ
ボルト打込み位置より若干上方にずらせてガイドレール
6bに装着してあり、ブラケット130の第1金具13
1はスプリング135によって昇降路壁に接触しないよ
うに引込められている(図18(a))。そこで、第3
の作業ロボット80のブラケット把持用のグリップ97
によってブラケット130を把持し、ガイドレール6b
に沿ってそのブラケット130を下降させ、第1金具1
31のU字状切欠131aをアンカボルト133に係合
させる(図18(b))。そして、図18(c)に示す
ように押付杆95を伸長させて第1金具131を昇降路
壁面に圧接した後、図18(d)に示すようにブラケッ
トねじ締機構92によってアンカボルト133にナット
の締込みを行ない、ブラケット130の固定を行なうと
ともに、ねじ締機構94によってブラケット130とガ
イドレール6bとの固定を行なう。
【0038】このようにしてガイドレール6bの全ての
ブラケットの固定が順次終了すると、移動基台20がガ
イドレール6bの頂上部まで移動され、ガイドレール6
bと中継金具8との連結の逆の手順で吊り金具145が
ガイドレール6bの中継金具8から取り外されるととも
に、上記吊り金具145の連結穴に第3の作業ロボット
80の位置決めピン87a,87bが挿入され、吊り金
具145が移動基台20上の可動フレーム21に連結さ
れる(図20(d))。
【0039】そこで、ガイドレール供給機構120に供
給されているガイドレールを取りに再び移動基台20が
最下部のガイドレール6aの頂上付近に降され(図20
(e))、移動基台20とともに引き降ろされた吊り金
具145が下から第3番目に取り付けられるべきガイド
レール6cに連結される。
【0040】以下同様にして、順次ガイドレールを1本
ずつ芯出ししながら積み上げ、昇降路内壁面に全高さに
わたってガイドレールを自動的に固定する。
【0041】このようにして昇降路へのガイドレールの
据付が完了すると、第3の作業ロボットに必要な工具を
取付けることにより、その他のエレベータ部品を自動的
に据付けることができる。
【0042】一方、カウンタウエイトを案内するガイド
レールもかご室を案内するガイドレールとその据付向き
が90゜異なるだけであるので、作業ロボットを適宜変
更するだけで、同様に自動的なレール据付を行なうこと
ができる。
【0043】図21は本発明の他の実施例を示す図であ
り、傾斜部材102に装着されている脚104には突張
り部106が設けられており、その突張り部106には
シリンダ145によって前後動およびその軸線回りに回
動可能な爪146が設けられている。しかしてこの場
合、上記爪146を伸長回動することによって、その爪
146を昇降路壁面に設けられている鉄骨147に係合
させ、その鉄骨147を確実に把持することができる。
【0044】また、突張部106は電磁石で鉄骨149
に吸着する方法とか、突張部に水分噴出機構と、断熱膨
張冷凍機構、加熱解凍機構とを設けることにより昇降路
壁面に着脱可能に接着させる方法等を採用することもで
きる。
【0045】さらに、図22および図23に示すように
作業ロボットを工具交換の回転式作業ロボットとするこ
ともできる。すなわち、アンカ用コンクリートドリル6
2、アンカ打込ハンマ64、ねじ締機構72、溶接トー
チ74、位置決めピン87a,87b、ねじ締機構88
a,88bをそれぞれ前後方向移動可能に支持する複数
のロッドレスシリンダ150を回転式工具交換機構15
1に回転可能に支持するとともに、その回転式工具交換
機構151を、前後方向移動機構152,左右方向移動
機構153および上下方向移動機構154によって上
下、左右、前後に移動調整可能とすることもできる。
【0046】
【発明の効果】本発明は、上述のように作業ロボットを
装着した移動基台が1本のガイドレールに抱きつくよう
にして昇降するようにしたので、従来のように左右2本
のガイドレールに係合して昇降するものに比し、昇降路
の寸法形状が異なっても装置を寸法に合わせて製作し直
す必要がなく、また小形軽量とすることができる。した
がって足場が悪い建設現場での運搬や段取りが容易とな
る。さらに作業装置の昇降路内での占める面積が少ない
ので、レールを昇降路底から頂上まで連結しながら吊り
下げる作業や鉛直基準のピアノ線等を段取りするとき
に、作業装置と干渉することもない。また本装置にはガ
イドレールの連結用ロボットおよびガイドレールの固定
用ロボットを併設したので、一つの作業装置によって一
連の作業を行なうことができ作業効率を向上できるとと
もに組立精度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概略構成を示す斜視図。
【図2】本発明の作業装置本体部の斜視図。
【図3】作業装置の平面図。
【図4】作業装置の正面図。
【図5】第1のガイドレール把持機構の平面図。
【図6】第1のガイドレール把持機構の正面図。
【図7】第2のガイドレール把持機構の平面図。
【図8】第3の作業ロボット部の上面斜視図。
【図9】第3の作業ロボット部の下面斜視図。
【図10】位置姿勢計測装置の斜視図。
【図11】ガイドレール取付ブラケットの斜視図。
【図12】ガイドレール取付ブラケットの平面図。
【図13】ガイドレール取付ブラケットの縦断側面図。
【図14】本装置の作動説明図。
【図15】ガイドレールの吊り金具とガイドレールの連
結説明図。
【図16】ガイドレール連結作業時における作動説明
図。
【図17】本発明の作業装置の作動説明図。
【図18】(a),(b),(c),(d)はそれぞれ
ガイドレール取付ブラケットの取付作動説明図。
【図19】(a)〜(e)はそれぞれ本発明の据付装置
の作動説明図。
【図20】(a)〜(e)はそれぞれ本発明の据付装置
の作動説明図。
【図21】本発明の他の実施例を示す斜視図。
【図22】本発明のさらに他の実施例を示す斜視図。
【図23】図22の主要部の拡大斜視図。
【図24】一般的なエレベータの概略構成を示す図。
【図25】エレベータ昇降路内の正断面図。
【図26】エレベータ昇降路の平断面図。
【符号の説明】
6 ガイドレール 6a ガイドレール 6b ガイドレール 20 移動基台 21 可動フレーム 22 吊り具 23 昇降ワイヤ 30 第1のガイドレール把持機構 33a 可動部材 33b 可動部材 34a ローラ 34b ローラ 35a ローラ 35b ローラ 37 ローラ 36a 押し付けシリンダ 36b 押し付けシリンダ 40 第2のガイドレール把持機構 44a 可動部材 44b 可動部材 45a ローラ 45b ローラ 46a ローラ 46b ローラ 50 第3のガイドレール把持機構 52 レール把持具 60 第1の作業ロボット 61 移動機構 62 アンカ用コンクリートドリル 64 アンカ打込みハンマ 65 移動機構 66 ガイド機構 70 第2の作業ロボット 72 ねじ締機構 74 溶接トーチ 80 第3の作業ロボット 82 案内杆 84 移動台 85 回転テーブル 87a 位置決めピン 87b 位置決めピン 88a ねじ締機構 88b ねじ締機構 90 第2の移動台 92 ブラケットねじ締機構 94 ガイドレールねじ締機構 95 押付杆 97 グリップ 100 固定機構 104 脚 106 突張部 109 エアパッド 110 位置姿勢計測装置 114 ピアノ線 118 高さ計測器 119 ジャイロ式傾斜計 120 ガイドレール供給機構 130 ブラケット 131 第1金具 132 第2金具 145 ガイドレール吊り具 146 ワイヤ。

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エレベータ昇降路の頂部から吊設された昇
    降ワイヤによって昇降路内を上下動可能に配設された移
    動基台と、上記移動基台に左右方向移動および前後方向
    軸線回りの旋回可能に装着された可動フレームと、その
    可動フレームの前面下部に装着され、昇降路内壁面に沿
    って立設された1本のガイドレールに係合案内される第
    1のガイドレール把持機構と、上記移動基台の背面側に
    配設され、ガイドレール供給機構により立てられたガイ
    ドレールを案内把持する第2のガイドレール把持機構
    と、前記可動フレームの上部に装着され、第2のガイド
    レール把持機構の直上位置および第1のガイドレール把
    持機構の直上位置間を前後方向に移動可能であり、上記
    第2のガイドレール把持機構によって把持されていたガ
    イドレールをワイヤによって吊り上げたとき、そのガイ
    ドレールの下部を把持し、前記昇降路内壁面に沿って立
    設されているガイドレールと同一軸線上に移動させるレ
    ール把持具を有する第3のガイドレール把持機構と、移
    動基台の左右両端部に装着され、昇降路内壁面に移動基
    台を固定する固定機構と、上記移動基台或は可動フレー
    ムに装着され、ガイドレールの継ぎ足し作業およびガイ
    ドレールの固定作業を行なう複数の作業ロボットとを有
    し、1台の昇降路内機器据付装置によって1列のガイド
    レールの継ぎ足しおよび固定作業を行うようにしたこと
    を特徴とする、昇降路内機器据付装置。
  2. 【請求項2】ガイドレール把持機構は、互いに接近或は
    離間する方向に左右に移動可能な1対の可動部材と、そ
    の各可動部材に装着され、ガイドレールの側面およびそ
    のくびれ部側面に係合するローラとを有することを特徴
    とする請求項1記載の昇降路内機器据付装置。
  3. 【請求項3】可動フレームは、位置姿勢計測機構の計測
    値にもとずき位置姿勢および芯ずれが調整されることを
    特徴とする請求項1記載の昇降路内機器据付装置。
  4. 【請求項4】アンカ用コンクリートドリル、アンカ打込
    みハンマを有する第1の作業ロボット、ねじ締機構、溶
    接トーチを有する第2の作業ロボット、およびガイドレ
    ールの位置決めピン、ガイドレールを連結する中継金具
    のねじ締機構、ブラケットねじ締機構並びにガイドレー
    ルねじ締機構を有する第3の作業ロボットを有すること
    を特徴とする請求項1記載の昇降路内機器据付装置。
  5. 【請求項5】第3の作業ロボットは、可動フレームの背
    側と前面側間を前後方向に移動可能であり、位置決めピ
    ンによって継ぎ足されるべきガイドレールの支持を行な
    うことを特徴とする請求項4記載の昇降路内機器据付装
    置。
  6. 【請求項6】移動基台固定機構は、真空吸着式のエアパ
    ッドを有することを特徴とする、請求項1記載の昇降路
    内機器据付装置。
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