JP2816389B2 - パルス幅変調器 - Google Patents

パルス幅変調器

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JP2816389B2 JP4266014A JP26601492A JP2816389B2 JP 2816389 B2 JP2816389 B2 JP 2816389B2 JP 4266014 A JP4266014 A JP 4266014A JP 26601492 A JP26601492 A JP 26601492A JP 2816389 B2 JP2816389 B2 JP 2816389B2
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    • H02P7/06Arrangements for regulating or controlling the speed or torque of electric DC motors for regulating or controlling an individual dc dynamo-electric motor by varying field or armature current
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  • Analogue/Digital Conversion (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はパルス幅変調器に関し、
より詳しくは、出力信号のパルス幅を変更するように制
御した場合に出力信号のパルス幅が緩やかに変化するよ
うな、特にDCモータの制御に好適な、パルス幅変調器に
関する。
【0002】
【従来の技術】DCモータの制御に使用されるパルス幅変
調器として、いわゆるPWM(Pulse Width Modulation) 変
調器、あるいはPPM(Pulse Position Modulation)変調器
等が従来技術として実用化されている。
【0003】図9はそのような従来技術の内の一例とし
ての8ビットの PWM変調器の一般的な構成を示すブロッ
ク図である。
【0004】図9において、参照符号1はデータバスを
示しており、 PWM変調器全体の制御中枢であるCPU 21と
接続されている。参照符号2は第1の記憶手段としての
8ビットのタイマレジスタであり、データバス1の内の
8ビットが信号線51を介して接続されている。このタイ
マレジスタ2にはCPU 21からデータバス1へ出力されて
いる8ビットの設定値が記憶される。
【0005】参照符号3は第2の計時手段としての8ビ
ットの波形タイマである。波形タイマ3は、その中途に
ゲート41が介装された信号線52により上述のタイマレジ
スタ2と接続されており、ゲート41が開くとタイマレジ
スタ2に記憶されている8ビットの設定値がカウントデ
ータとしてロードされる。一方、波形タイマ3には信号
線60を介して源クロックであるカウントクロックが入力
されており、タイマレジスタ2からロードされた値をカ
ウントデータの初期値としてカウントクロックをダウン
カウントし、そのカウント値を信号線54を介して波形タ
イマオーバフロー制御回路4へ出力する。但し、この波
形タイマ3のカウント動作の開始は、後述する周期タイ
マオーバフロー制御回路6から信号線56を介してカウン
トスタートトリガ信号が与えられることにより開始され
る。
【0006】波形タイマオーバフロー制御回路4は、上
述のように、波形タイマ3から信号線54を介して与えら
れる波形タイマ3のカウント値を入力し、その値がオー
バフローした場合、具体的には”00H ”(Hは16進数を表
す) になった場合に波形波形トリガ信号を信号線55を介
して波形発生手段としての波形発生回路5へ出力する。
【0007】波形発生回路5は図9に全体の構成が示さ
れている PWM変調器の出力信号としての PWM出力波形を
発生して信号線58を介して外部へ出力する。具体的に
は、波形発生回路5は上述の波形タイマオーバフロー制
御回路4から信号線55を介して波形トリガ信号が与えら
れた場合はそれ以降”L”レベルの信号を、後述する周
期タイマオーバフロー制御回路6から信号線57を介して
波形トリガ信号が与えられた場合はそれ以降”H”レベ
ルの信号をそれぞれ出力する。
【0008】換言すれば、波形発生回路5は、波形タイ
マオーバフロー制御回路4から波形トリガ信号が与えら
れた場合は PWM出力波形を”L”レベルに転じさせ、周
期タイマオーバフロー制御回路6から波形トリガ信号が
与えられた場合に PWM出力波形を”H”レベルに転じさ
せる。
【0009】参照符号7は第1の計時手段としての8ビ
ットの周期タイマを示しており、波形タイマ3と同様に
信号線60を介してカウントクロックが入力されている。
この周期タイマ7は”FFH ”から”00H ”までカウント
クロックをダウンカウントする動作を反復し、そのカウ
ント値を信号線59を介して周期タイマオーバフロー制御
回路6へ出力している。
【0010】周期タイマオーバフロー制御回路6は信号
線59を介して入力されている周期タイマ7のカウント値
が”00H ”になると、信号線57を介して波形発生回路5
へ波形トリガ信号を、信号線56を介して波形タイマ3に
カウントスタートトリガ信号を、信号線53を介してゲー
ト41にカウントデータの入力制御信号をそれぞれ出力す
る。
【0011】なお、ゲート41は上述のようにタイマレジ
スタ2の設定値をカウントデータとして波形タイマ3に
ロードするために設けられている。このゲート41は、上
述のように、周期タイマオーバフロー制御回路6から信
号線53を介して与えられるカウントデータの入力制御信
号により開閉制御される。
【0012】次に、上述のような構成の従来の PWM変調
器の動作について説明する。PWM変調器の動作が停止し
ている状態においては、波形タイマ3へのカウントデー
タ入力を制御するゲート41は開いており、CPU 21がデー
タバス1から信号線51を介して8ビットのタイマレジス
タ2に設定値のデータを書き込むと、信号線52を介して
8ビットの波形タイマ3にその設定値がカウントデータ
として記憶される。
【0013】いまたとえば、タイマレジスタ2には波形
タイマ3のカウントデータの初期値として”55H ”が書
き込まれたとする。
【0014】波形タイマ3にカウントデータが書込まれ
た後、 PWM変調器をスタートさせると、波形タイマ3と
8ビットの周期タイマ7とが同時にスタートする。波形
タイマ3は、信号線60を介して入力されるカウントクロ
ック信号をカウントデータの初期値”55H ”からダウン
カウントする。8ビットの周期タイマ7には初期値とし
て”FFH ”が書き込まれており、信号線60を介して入力
されるカウントクロック信号をダウンカウントする。
【0015】図10はこの PWM変調器の動作状態を示す波
形図である。(a) はカウントクロックを、(b) は周期タ
イマ7のカウント値を、(c) は波形タイマ3のカウント
値を、(d) は周期タイマオーバフロー制御回路6から出
力される波形トリガ信号を、(e) は波形タイマオーバフ
ロー制御回路4から出力される波形トリガ信号を、(f)
は波形発生回路5から出力される PWM出力波形をそれぞ
れ示している。なお、(g) は周期タイマ7のオーバフロ
ー周期、即ち PWM波形の1周期を示している。
【0016】PWM変調器がスタートした時点の PWM出力
波形は図10(f) に示されているように”H”レベルであ
るとする。同時にスタートした波形タイマ3と周期タイ
マ7とは、波形タイマ3のカウント値が図10(c) に示さ
れているように先に”00H ”になる。波形タイマ3は自
身のカウント値が”00H ”になると動作を停止するが、
波形タイマオーバフロー制御回路4は波形発生回路5に
対して信号線55を介して波形トリガ信号を図10(e) に示
されているように出力する。この波形タイマオーバフロ
ー制御回路4からの波形トリガ信号を受け取った波形発
生回路5は、信号線58へ出力されている”H”レベルで
あった PWM出力波形を図10(f) に示されているように反
転して”L”レベルにする。
【0017】この後、図10(b) に示されているように周
期タイマ7のカウント値が”00H ”になると、周期タイ
マオーバフロー制御回路6は、波形発生回路5に対して
信号線57を介して波形トリガ信号を図10(d) に示されて
いるように出力すると共に、信号線53を介して波形タイ
マ3のカウントデータを入力するゲート41を開かせる信
号を出力する。これにより、波形タイマ3にはタイマレ
ジスタ2に記憶されている値が再度入力される。
【0018】また、周期タイマオーバフロー制御回路6
は同時に信号線56を介して波形タイマ3にスタート信号
を出力する。波形タイマ3は PWM変調器のスタート時と
同じタイミングになるように、周期タイマ7に同期して
動作を開始する。一方、周期タイマオーバフロー制御回
路6からの波形トリガ信号を受け取った波形発生回路5
は、信号線58へ出力されている”L”レベルであった P
WM出力波形を図10(f) に示されているように”H”レベ
ルに反転する。
【0019】以上のような動作が反復されることによ
り、図10(g) に示されている期間を1波形周期とし、”
カウントクロックの1周期×55H ”の期間が”H”レベ
ルになり、”カウントクロックの1周期×ABH ”の期間
が”L”レベルになる波形が反復して出力される。
【0020】一方、 PWM変調器が動作中にタイマレジス
タ2の設定値が変更された場合は、周期タイマ7がオー
バフローした時点でゲート41が開いて新しい設定値がカ
ウントデータとして波形タイマ3に入力されるので、次
の周期から PWM波形の”H”レベル期間の長さが変化す
る。
【0021】図11はタイマレジスタ2の値を変更した場
合の波形の変化を示す波形図である。なお、図11におい
て図10と同一の参照符号は同一の信号の波形を示してい
る。但し、図11(h) はタイマレジスタ2の設定値を、φ
はカウントクロックの1周期をそれぞれ示している。
【0022】PWM変調器の動作中にタイマレジスタ2の
設定値が図11(h) に示されているように”55H ”からた
とえば”40H ”に変化すると、次の周期タイマ7のオー
バフローのタイミングで波形タイマ3にカウントデータ
として”40H ”が入力される。そして、次の波形周期か
ら波形発生回路5の出力波形の”カウントクロックの1
周期×40H ”の期間が”H”レベルになり、”カウント
クロックの1周期×C0H ”の期間が”L”レベルになる
波形が出力される。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】従来のパルス幅変調器
においては、出力波形の”H”レベル期間と”L”レベ
ル期間との比率を設定するレジスタの値の変更が直ちに
出力波形に反映されるため、DCモータの制御時において
その回転数を緩やかに変換させたい場合にはレジスタの
設定値を少しずつ多段階に変化させる必要があり、ソフ
トウェアの負担が大きいという問題があった。
【0024】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、パルス幅変調波形の”H”レベルの期間
と”L”レベルの期間とを設定するためのレジスタの設
定値の変化の割合に対して、出力波形の”H”レベルの
期間と”L”レベルの期間との比率が比較的緩やかに変
化するようなパルス幅変調器の提供を目的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】本発明のパルス幅変調器
の第1の発明は、所定のカウントデータと一致するまで
源クロックをカウントする動作を反復することにより1
波形周期を反復計時する第1の計時手段(周期タイマ)
と、nビットの入力ディジタルデータDが設定される第
1の記憶手段(タイマレジスタ)と、ロードされたカウ
ントデータと一致するまで源クロックをカウントするこ
とにより第1の期間を計時する第2の計時手段(波形タ
イマ)と、第1の計時手段により計時される各1波形周
期において、第2の計時手段により計時される第1の期
間に第1のレベルの信号を、残りの期間に相当する第2
の期間に第2のレベルの信号をそれぞれ出力する波形発
生手段(波形発生回路)とを備え、更に、第1の記憶手
段にデータDの初期値として設定されたデータD1を記
憶し、第1の計時手段により1波形周期が計時される都
度、第2の計時手段にロードする第2の記憶手段(リロ
ードレジスタ)と、第1の記憶手段に設定されたデータ
D1がデータD2に変更された場合に、データD2と第
2の記憶手段に保持されているデータD1とを比較する
比較手段(比較回路)と、比較手段による比較の結果が
データD2がデータD1より大である場合はインクリメ
ンタとして、小である場合はディクリメンタとしてそれ
ぞれ機能し、第1の計時手段により1波形周期が計時さ
れる都度、第2の記憶手段に保持されているデータD1
をインクリメントまたはディクリメントするインクリメ
ント・ディクリメント手段(インクリメンタ・ディクリ
メンタ)とを備えている。
【0026】本発明のパルス幅変調器の第2の発明は、
第1の発明の構成に加えて更に、任意の値を設定可能な
第3の記憶手段(インターバルレジスタ)と、第3の
憶手段に設定されている任意の値と一致するまで第1の
計時手段(周期タイマ)が計時する波形周期をカウント
することにより任意の値に対応するインターバル周期を
計時する第3の計時手段(インターバルタイマ)とを備
えており、インクリメント・ディクリメント手段(イン
クリメンタ・ディクリメンタ)は比較手段(比較回路)
による比較の結果がデータD2データD1より大である
場合はインクリメンタとして、小である場合はディクリ
メンタとしてそれぞれ機能し、第3の計時手段により1
インターバル周期が計時される都度、第2の記憶手段
(リロードレジスタ)に保持されているデータD1をイ
ンクリメントまたはディクリメントする。
【0027】本発明のパルス幅変調器の第3の発明は、
第1の発明の構成に加えて更に、第1の記憶手段(タイ
マレジスタ)に設定されたデータD1がデータD2に変
更された場合に、データD2と第2の記憶手段(リロー
ドレジスタ)に保持されているデータD1とを比較する
第1の比較手段(比較回路)と、第1の記憶手段に設定
されたデータD1がデータD2に変更された場合に、デ
ータD2の下位mビットと第2の記憶手段に保持されて
いるデータD1の下位mビットとを比較する第2の比較
手段(比較回路)とを備え、インクリメント・ディクリ
メント手段(インクリメンタ・ディクリメンタ)は第2
の比較手段による比較の結果が不一致であり且つ第1の
比較手段による比較の結果がデータD2がデータD1よ
り大である場合は最下位ビットのインクリメンタとし
て、小である場合は最下位ビットのディクリメンタとし
てそれぞれ機能し、第2の比較手段による比較の結果が
一致であり且つ第1の比較手段による比較の結果がデー
タD2がデータD1より大である場合は最下位からm+
1ビット目のインクリメンタとして、小である場合は最
下位ビットからm+1ビット目のディクリメンタとして
それぞれ機能し、第1の計時手段により1波形周期が計
時される都度、第2の記憶手段に保持されているデータ
D1をインクリメントまたはディクリメントする。
【0028】本発明のパルス幅変調器の第4の発明は、
第1の発明の構成に加えて更に、第1の記憶手段(タイ
マレジスタ)に設定されたデータD1がデータD2に変
更された場合に、データD2と第2の記憶手段(リロー
ドレジスタ)に保持されているデータD1とを比較する
第1の比較手段(比較回路)と、第1の記憶手段に設定
されたデータD1がデータD2に変更された場合に、デ
ータD2と第2の記憶手段に保持されているデータD1
との差が2m 以下であるか否かを比較する第2の比較手
段(比較回路)とを備え、インクリメント・ディクリメ
ント手段(インクリメンタ・ディクリメンタ)は第2の
比較手段による比較の結果が2m より大であり且つ第1
の比較手段による比較の結果がデータD2がデータD1
より大である場合は最下位からm+1ビット目のインク
リメンタとして、小である場合は最下位からm+1ビッ
目のディクリメンタとしてそれぞれ機能し、第2の比
較手段による比較の結果が2m 以下であり且つ第1の比
較手段による比較の結果がデータD2がデータD1より
大である場合は最下位ビットのインクリメンタとして、
小である場合は最下位ビットのディクリメンタとしてそ
れぞれ機能し、第1の計時手段により1波形周期が計時
される都度、第2の記憶手段に保持されているデータD
1をインクリメントまたはディクリメントする。
【0029】本発明のパルス幅変調器の第5の発明は、
上述の各発明において更に、所定の信号が与えられた場
合に、第1の記憶手段に設定されているデータを第2の
記憶手段に常時入力して記憶させる第1の制御手段と、
所定の信号が与えられた場合に、インクリメント・ディ
クリメント手段による第2の記憶手段の記憶値のインク
リメントまたはディクリメントを禁じる第2の制御手段
と、ソフトウェアによる制御または外部から入力される
信号に応じて第1及び第2の制御手段に所定の信号を与
える第3の制御手段とを備えている。
【0030】
【作用】本発明のパルス幅変調器の第1の発明では、第
1の記憶手段(タイマレジスタ)に記憶されているパル
ス幅変調波形の第1のレベルの長さの割合を設定するデ
ータDが変更された場合に、出力波形の第1のレベルの
長さの割合が、1波形周期経過の都度、インクリメント
・ディクリメント手段(インクリメンタ・ディクリメン
タ)により源クロックの1周期分ずつインクリメント・
ディクリメントされる。
【0031】本発明のパルス幅変調器の第2の発明で
は、第1の記憶手段(タイマレジスタ)に記憶されてい
るパルス幅変調波形の第1のレベルの長さの割合を設定
するデータDが変更された場合に、出力波形の第1のレ
ベルの長さの割合が、ソフトウェアで設定されるかまた
は外部から入力される第3の記憶手段(インターバルレ
ジスタ)に記憶された値で定められる波形周期経過の都
度、インクリメント・ディクリメント手段(インクリメ
ンタ・ディクリメンタ)により源クロックの1周期分ず
つインクリメント・ディクリメントされる。
【0032】本発明のパルス幅変調器の第3の発明で
は、第1の記憶手段(タイマレジスタ)に記憶されてい
るパルス幅変調波形の第1のレベルの長さの割合を設定
するデータD1がD2に変更された場合に、出力波形の
第1のレベルの長さの割合が、第1の段階として1波形
周期経過の都度、源クロックの1周期分ずつ、変化途中
の出力波形の第1のレベルの長さの割合を設定するデー
タの下位mビットがD2の下位mビットと一致した後は
第2の段階として1波形周期経過の都度、源クロックの
m 周期分ずつ、それぞれインクリメント・ディクリメ
ント手段(インクリメンタ・ディクリメンタ)によりイ
ンクリメント・ディクリメントされる。
【0033】本発明のパルス幅変調器の第4の発明で
は、第1の記憶手段(タイマレジスタ)に記憶されてい
るパルス幅変調波形の第1のレベルの長さの割合を設定
するデータD1がD2に変更された場合に、出力波形の
第1のレベルの長さの割合が、第1の段階として1波形
周期経過の都度、源クロックの2m 周期分ずつ、変化途
中の出力波形の第1のレベルの長さの割合を設定するデ
ータをD2’とすれば、D2−D2’≦2m となった後
は第2の段階として1波形周期経過の都度、源クロック
の1周期分ずつ、それぞれインクリメント・ディクリメ
ント手段(インクリメンタ・ディクリメンタ)によりイ
ンクリメント・ディクリメントされる。
【0034】本発明のパルス幅変調器の第5の発明で
は、ソフトウェアによる制御あるいは外部から入力され
る信号に応じて、上述の各発明のパルス幅変調器として
動作するか、または従来のパルス幅変調器として動作す
るかを第3の制御手段により切り換えることが出来る。
【0035】
【実施例】以下、本発明をその実施例を示す図面に基づ
いて詳述する。
【0036】まず本発明のパルス幅変調器の第1の発明
について説明する。図1は第1の発明の一実施例として
の PWM変調器の構成を示すブロック図である。なお、こ
の図1においては、前述の従来例の説明で参照した図9
と同一の参照符号は同一又は相当部分を示している。
【0037】図1において、参照符号1はデータバスを
示しており、 PWM変調器全体の制御中枢であるCPU 21と
接続されている。参照符号2は第1の記憶手段としての
8ビットのタイマレジスタであり、データバス1の内の
8ビットが信号線51を介して接続されている。このタイ
マレジスタ2にはCPU 21からデータバス1へ出力されて
いる8ビットの設定値が記憶される。
【0038】参照符号8は第2の記憶手段としての8ビ
ットのリロードレジスタである。リロードレジスタ8
は、その中途にゲート42が介装された信号線61により上
述のタイマレジスタ2と接続されており、ゲート42が開
くとタイマレジスタ2に記憶されている8ビットの設定
値がリロード値としてロードされる。なお、ゲート42は
CPU 21から信号線22を介して与えられる制御信号により
開閉制御される。
【0039】参照符号3は第2の計時手段としての8ビ
ットの波形タイマである。波形タイマ3は、その中途に
ゲート45が介装された信号線68により上述のリロードレ
ジスタ8と接続されており、ゲート45が開くとリロード
レジスタ8に記憶されている8ビットのリロード値がカ
ウントデータとしてロードされる。一方、波形タイマ3
には信号線60を介して源クロックであるカウントクロッ
クが入力されており、リロードレジスタ8からロードさ
れた値をカウントデータの初期値としてカウントクロッ
クをダウンカウントし、そのカウント値を信号線54を介
して波形タイマオーバフロー制御回路4へ出力する。但
し、この波形タイマ3のカウント動作の開始は、後述す
る周期タイマオーバフロー制御回路6から信号線56を介
してカウントスタートトリガ信号が与えられることによ
り開始される。
【0040】波形タイマオーバフロー制御回路4は、上
述のように、波形タイマ3から信号線54を介して与えら
れる波形タイマ3のカウント値を入力し、その値がオー
バフローした場合、具体的には”00H ”(Hは16進数を表
す) になった場合に波形トリガ信号を信号線55を介して
波形発生手段としての波形発生回路5へ出力する。
【0041】波形発生回路5は図1に全体の構成が示さ
れている PWM変調器の出力信号としての PWM出力波形を
発生して信号線58を介して外部へ出力する。具体的に
は、波形発生回路5は上述の波形タイマオーバフロー制
御回路4から信号線55を介して波形トリガ信号が与えら
れた場合はそれ以降”L”レベルの信号を、後述する周
期タイマオーバフロー制御回路6から信号線57を介して
波形トリガ信号が与えられた場合はそれ以降”H”レベ
ルの信号をそれぞれ出力する。
【0042】換言すれば、波形発生回路5は、波形タイ
マオーバフロー制御回路4から波形トリガ信号が与えら
れた場合は PWM出力波形を”L”レベルに転じさせ、周
期タイマオーバフロー制御回路6から波形トリガ信号が
与えられた場合に PWM出力波形を”H”レベルに転じさ
せる。
【0043】参照符号7は第1の計時手段としての8ビ
ットの周期タイマを示しており、波形タイマ3と同様に
信号線60を介してカウントクロックが入力されている。
この周期タイマ7は”FFH ”から”00H ”までカウント
クロックをダウンカウントする動作を反復し、そのカウ
ント値を信号線59を介して周期タイマオーバフロー制御
回路6へ出力している。
【0044】周期タイマオーバフロー制御回路6は信号
線59を介して入力されている周期タイマ7のカウント値
が”00H ”になると、信号線57を介して波形発生回路5
へ波形トリガ信号を、信号線56を介して波形タイマ3に
カウントスタートトリガ信号を、信号線53を介してゲー
ト45にカウントデータの入力制御信号を、更に信号線67
を介してゲート43, 44へ後述するインクリメント・ディ
クリメント手段としてのインクリメンタ・ディクリメン
タ9のインクリメント・ディクリメント制御信号をそれ
ぞれ出力する。
【0045】参照符号10は比較手段としての比較回路で
あり、一方の入力端子には信号線62を介してタイマレジ
スタ2の設定値が、他方の入力端子には信号線63を介し
てリロードレジスタ8のリロード値がそれぞれ入力され
ている。比較回路10は両入力を比較し、その比較結果
表す信号を信号線64を介してインクリメンタ・ディクリ
メンタ9へ出力する。
【0046】インクリメンタ・ディクリメンタ9は上述
のように信号線64を介して比較回路10の比較結果を表す
信号が与えられており、この結果に応じて、具体的には
タイマレジスタ2の設定値がリロードレジスタ8のリロ
ード値より小さい場合にはディクリメンタとして、逆に
タイマレジスタ2の設定値がリロードレジスタ8のリロ
ード値より大きい場合にはインクリメンタとして動作す
る。
【0047】そして、インクリメンタ・ディクリメンタ
9はゲート43を介装した信号線65を介して与えられるリ
ロードレジスタ8のリロード値をインクリメント・ディ
クリメントし、その結果をゲート44を介装した信号線66
を介してインクリメント・ディクリメントした値をリロ
ードレジスタ8に与える。
【0048】なお、ゲート45は前述のようにリロードレ
ジスタ8のリロード値を波形タイマ3にカウントデータ
としてロードするために設けられている。このゲート45
は、前述のように、周期タイマオーバフロー制御回路6
から信号線53を介して与えられるリロードデータの入力
制御信号により開閉制御される。
【0049】また、参照符号23は第3の制御手段として
の1ビットレジスタであり、CPU 21からの制御により信
号線24を介して”1”または”0”が設定される。そし
て、たとえば”0”が設定された場合、この1ビットレ
ジスタ23は信号線25を介して第1の制御手段としてのゲ
ート42を開いたままの状態に制御し、信号線26を介して
第2の制御手段としてのゲート43, 44をそれぞれ閉じた
ままの状態に制御する。
【0050】次に上述のような構成の本発明のパルス幅
変調器の第1の発明の一実施例としての PWM変調器の動
作について説明する。なお、以下の説明では、1ビット
レジスタ23には”1”が設定されているものとする。
【0051】PWM変調器の動作が停止している状態にお
いては、タイマレジスタ2からリロードレジスタ8への
データ入力を制御するゲート42はCPU 21からの制御信号
により開かれており、また波形タイマ3へのカウントデ
ータ入力を制御するゲート45も開いている。従って、CP
U 21がデータバス1から信号線51を介して8ビットのタ
イマレジスタ2に設定値のデータを書き込むと、信号線
61を介してリロードレジスタ8にリロード値として記憶
され、更に信号線68を介して波形タイマ3にカウントデ
ータとして記憶される。
【0052】いまたとえば、タイマレジスタ2に設定値
としてデータ”55H ”が書き込まれたとする。
【0053】波形タイマ3にデータが書込まれた後、 P
WM変調器をスタートさせると、波形タイマ3と8ビット
の周期タイマ7とが同時にスタートし、従来技術におけ
る場合と同様に、信号線58に PWM変調波形を出力する。
タイマレジスタ2の設定値を変更せずに PWM変調波形を
出力する場合の動作は図10の波形図に示されている従来
技例の場合と同様である。
【0054】PWM変調器の動作中はリロードレジスタ8
へのデータ入力を制御するゲート42はCPU 21からの制御
信号により閉じられており、タイマレジスタ2に対して
設定値の書込みを行った場合にはタイマレジスタ2の値
のみが変更される。いまたとえば、上述のようにタイマ
レジスタ2に設定値のデータとして”55H ”が書き込ま
れ、それが波形タイマ3にカウントデータの初期値とし
て設定されて PWM変調器が動作している状態で、タイマ
レジスタ2に新たな設定値のデータとして”40H ”が書
き込まれたとする。
【0055】タイマレジスタ2に書込まれた新たな設定
値のデータ”40H ”は信号線62を介して比較回路10に入
力される。また、リロードレジスタ8にそれまで記憶さ
れていた値”55H ”も信号線63を介して比較回路10に入
力される。比較回路10では入力された信号を比較した結
果を信号線64を介してインクリメンタ・ディクリメンタ
9へ出力する。インクリメンタ・ディクリメンタ9は比
較回路10の比較結果により、タイマレジスタ2の値がリ
ロードレジスタ8の値より大きい場合はインクリメンタ
として、小さい場合はディクリメンタとして機能する。
ここではタイマレジスタ2の値”40H ”がリロードレジ
スタ8の値”55H ”より小さいので、インクリメンタ・
ディクリメンタ9はディクリメンタとして機能する。
【0056】周期タイマ7のオーバフローが発生する
と、周期タイマオーバフロー制御回路6は信号線67を介
してインクリメント・ディクリメント制御信号をゲート
43,44に与えて両ゲート43, 44を開く。これにより、信
号線65を介してリロードレジスタ8の値”55H ”がイン
クリメンタ・ディクリメンタ9に入力されて”1”ディ
クリメントされ、そのディクリメントされた値”54H ”
が信号線66を介してリロードレジスタ8へ出力される。
リロードレジスタ8は、ディクリメントされた後の値”
54H ”を記憶し、更に信号線68を介してカウントデータ
として波形タイマへ出力する。この結果、波形タイマ3
は”54H ”をカウントデータとして次の1波形周期の動
作を行うので、次の PWM波形はデータ”54H ”に対応し
た出力となる。
【0057】次の周期タイマ7のオーバフローが発生す
ると、同様にリロードレジスタ8の値が”1”ディクリ
メントされるので、次の PWM波形は”53H ”に対応した
出力となる。
【0058】このような動作がタイマレジスタ2の値と
リロードレジスタ8の値とが一致するまで反復され、タ
イマレジスタ2の値とリロードレジスタ8の値とが一致
した後は、インクリメンタ・ディクリメンタ9に入力さ
れたリロードレジスタ8の値”40H ”はそのまま変化せ
ずにリロードレジスタ8へ出力される。これらの動作に
より、 PWM出力波形の”H”レベルの期間が1波形周期
につきカウントクロックの1周期分ずつ短くなり、最終
的に”40H ”に対応した波形になる。
【0059】図2はタイマレジスタ2の値を上述のよう
に変更した場合の波形の変化を示す波形図である。な
お、この図2においては、前述の従来例の説明で参照し
た図10と同一の参照符号は同一の信号の波形を示してい
る。但し、図2において、参照符号(i) はリロードレジ
スタ8の値を示している。
【0060】PWM変調器の動作中にタイマレジスタ2の
値が図2(h) に示されているように”55H ”から”40H
”に変更されると、次の周期タイマ7のオーバフロー
のタイミングでリロードレジスタ8の値が”1”ディク
リメントされて”54H ”になる。従って、次の1波形周
期における出力波形は”カウントクロックの1周期×54
H ”の期間が”H”レベルになり、”カウントクロック
の1周期×ACH ”の期間が”L”レベルになる。
【0061】そして次の周期タイマ7のオーバフローが
発生すると、リロードレジスタ8の値が更に”1”ディ
クリメントされて”53H ”となるので、出力波形は”カ
ウントクロックの1周期×53H ”の期間が”H”レベル
になり、”カウントクロックの1周期×ADH ”の期間
が”L”レベルになる。
【0062】このような動作がタイマレジスタ2の値と
リロードレジスタ8の値とが一致するまで反復され、最
終的に出力波形は”カウントクロックの1周期×40H ”
の期間が”H”レベルになり、”カウントクロックの1
周期×C0H ”の期間が”L”レベルになる。
【0063】タイマレジスタ2の値がリロードレジスタ
8の値よりも大きい場合は逆に、インクリメンタ・ディ
クリメンタ9がインクリメンタとして機能することによ
り、PWM出力波形の”H”レベル期間が1波形周期につ
きカウントクロックの1周期分ずつ長くなる。
【0064】以上のように、本発明のパルス幅変調器の
第1の発明では、タイマレジスタ2の値の変更に対し
て、出力波形の”H”レベル期間と”L”レベル期間と
の比率を緩やかに変化させることが出来る。
【0065】ところで、上述の説明は1ビットレジスタ
23には”1”が設定されている場合の動作についてであ
るが、1ビットレジスタ23に”0”が設定されている場
合には前述の如く、ゲート42は開いたままに、ゲート4
3, 44は閉じたままの状態に維持される。従って、タイ
マレジスタ2の値は常時リロードレジスタ8にロードさ
れ、またインクリメンタ・ディクリメンタ9の動作は禁
じられるので、図1に示されている本発明のパルス幅変
調器は従来のパルス幅変調器と同様の動作をおこなうこ
とになる。
【0066】換言すれば、1ビットレジスタ23に”1”
または”0”のいずれの値を設定するかにより、図1に
示されている本発明のパルス幅変調器を本発明のパルス
幅変調器として、または従来のパルス幅変調器として選
択的に動作させることが出来る。
【0067】次に本発明のパルス幅変調器の第2の発明
について説明する。図3は第2の発明の一実施例として
の PWM変調器の構成を示すブロック図である。なお、こ
の図3においては、前述の第1の発明の説明で参照した
図1と同一の参照符号は同一又は相当部分を示してい
る。
【0068】この第2の発明と前述の第1の発明との構
成上の相違点は、図3において参照符号11にて示されて
いる第3の記憶手段としてのインターバルレジスタ及び
12にて示されている第3の計時手段としてのインターバ
ルタイマが備えられている点である。
【0069】そして、インターバルレジスタ11にはCPU
21からデータバス1へ出力されたデータが信号線69を介
して入力され、記憶される。インターバルタイマ12は、
インターバルレジスタ11に記憶されているデータを信号
線70を介して入力し、この値を初期値としてカウントク
ロックをダウンカウントし、カウント値が” 00H”にな
る都度、インクリメンタ・ディクリメンタ9のインクリ
メント・ディクリメント制御信号を信号線72を介してゲ
ート43, 44へ出力すると共に、インターバルレジスタ11
に記憶されているデータを初期値として再度ロードす
る。
【0070】両ゲート43, 44は信号線72を介して与えら
れるインターバルタイマ12のカウント値が”00H ”にな
ると開いて、リロードレジスタ8のリロード値を信号線
65を介してインクリメンタ・ディクリメンタ9へ出力さ
せると共に、その値がインクリメンタ・ディクリメンタ
9によりインクリメント・ディクリメントされた結果の
値を信号線66を介してリロードレジスタ8へ戻す。
【0071】なお、インターバルタイマ12は比較回路10
が信号線64へ出力している比較結果信号が”0”でない
場合、換言すれば比較回路10によるタイマレジスタ2の
値とリロードレジスタ8の値との比較結果が一致してい
ない場合にのみ動作する。
【0072】次に上述のような構成の本発明のパルス幅
変調器の第2の発明の一実施例としての PWM変調器の動
作について説明する。なお、この場合においても1ビッ
トレジスタ23には”1”が設定されているものとする。
【0073】PWM変調器の動作開始時及びタイマレジス
タ2の値を変更せずに PWM変調波形を出力する場合の動
作は、上述の第1の発明の場合と同様である。
【0074】上述のように、インターバルタイマ12は、
信号線64を介して出力される比較回路10の比較結果信号
に応じて、具体的にはタイマレジスタ2の値とリロード
レジスタ8の値とが一致している場合は停止し、一致し
ていない場合は動作する。インターバルレジスタ11に設
定された値はインターバルタイマ12に入力され、タイマ
レジスタ2の値が書き換えられた場合にインターバルタ
イマ12が動作を開始する。インターバルタイマ12は周期
タイマ7がオーバフローする都度、周期タイマオーバフ
ロー制御回路6から信号線71を介して入力されるカウン
トクロックをダウンカウントする。
【0075】ところで前述の第1の発明では、リロード
レジスタ8の値のインクリメント・ディクリメントを制
御するゲート43,44は周期タイマ7がオーバフローする
都度、開いていた。しかし本第2の発明では、インター
バルタイマ12のカウント値が” 00H”になる都度、信号
線72を介して与えられるインクリメント・ディクリメン
ト制御信号によってゲート43,44が開いてリロードレジ
スタ8に記憶されている値がインクリメントまたはディ
クリメントされる。また同時に、インターバルタイマ12
にはインターバルレジスタ11に記憶されている値がカウ
ント動作の初期値として入力される。
【0076】このような動作をタイマレジスタ2の値と
リロードレジスタ8の値とが一致するまで反復し、タイ
マレジスタ2とリロードレジスタ8の値とが一致した後
は、インターバルタイマ12が停止することによりインク
リメンタ・ディクリメンタ9のインクリメントまたはデ
ィクリメントの機能も停止する。このような動作により
PWM出力波形の”H”レベル期間がインターバルレジス
タ11に設定された値で定められる周期ごとにカウントク
ロックの1周期分ずつ変化する。
【0077】図4はタイマレジスタ2の値を変更した場
合の波形の変化を示す波形図である。なお、この図4に
おいては、前述の第1の発明の説明で参照した図2と同
一の参照符号は同一の信号の波形を示している。但し、
図4において、参照符号(j)はインターバルタイマ12の
カウント値を示している。
【0078】PWM変調器の動作中にタイマレジスタ2の
値を図4(h) に示されているように”55H ”から”40H
”に変更すると、インターバルタイマ12が動作を開始
し、次の周期タイマ7のオーバフローのタイミングでイ
ンターバルタイマ12のカウント値が図4(j) に示されて
いるように”1”ダウンカウントされる。いま、インタ
ーバルレジスタ11には”03H ”が設定されているとする
と、最初の周期タイマオーバフロー制御回路6のオーバ
フローによりインターバルレジスタ11の値が”03H ”か
ら”02H ”にダウンカウントされる。インターバルタイ
マ12は、周期タイマ7のオーバフローが発生する都度、
ダウンカウントを行い、カウント値が”00H ”になった
時点でリロードレジスタ8の値が図4(i) に示されてい
るように”1”ディクリメントされると共に、インター
バルタイマ12にはインターバルレジスタ11の値”03H ”
が再度入力される。
【0079】このような動作が続けられることにより、
リロードレジスタ8の値が波形周期の3周期ごとに”
1”ディクリメントされて出力波形が変化する。これら
の動作はタイマレジスタ2の値とリロードレジスタ8の
値とが一致するまで反復され、最終的に PWM波形の”カ
ウントクロックの1周期×40H ”の期間が”H”レベル
となり、”カウントクロックの1周期×C0H ”の期間
が”L”レベルとなる。
【0080】以上のように、本発明のパルス幅変調器の
第2の発明では、タイマレジスタ2の値の変更に対し
て、出力波形の”H”レベル期間と”L”レベル期間と
の比率を前述の第1の発明よりも更に緩やかに変化させ
ることが出来る。
【0081】なお、1ビットレジスタ23に”0”が設定
された場合には第1の発明と同様に、図3に示されてい
る本発明のパルス幅変調器は従来のパルス幅変調器と同
様の動作をおこなうことになる。
【0082】次に本発明のパルス幅変調器の第3の発明
について説明する。図5は第3の発明の一実施例として
の PWM変調器の構成を示すブロック図である。なお、こ
の図5においては、前述の第1の発明の説明で参照した
図1と同一の参照符号は同一又は相当部分を示してい
る。
【0083】この第3の発明では、タイマレジスタ2の
設定値が変更された場合に第1の段階としてカウントク
ロックの1周期分ずつ下位4ビットを一致させ、第2の
段階としてカウントクロックの24 周期分ずつ上位4ビ
ットを一致させる。
【0084】この第3の発明と前述の第1の発明との構
成上の相違点は、図5において参照符号13にて示されて
いるインクリメンタ・ディクリメンタが図1に参照符号
9にて示されているインクリメンタ・ディクリメンタと
は異なる機能を有している点と、第1の比較手段として
の比較回路10の他に第2の比較手段として新たに参照符
号14にて示されている下位4ビット比較回路14が備えら
れている点である。
【0085】なお、参照符号73はタイマレジスタ2の下
位4ビット値を下位4ビット比較回路14へ出力する信号
線を、74はリロードレジスタ8の下位4ビット値を下位
4ビット比較回路14へ出力する信号線を、75は下位4ビ
ット比較回路14による下位4ビットの比較信号をインク
リメンタ・ディクリメンタ13へ出力する信号線をそれぞ
れ示している。
【0086】次に上述のような構成の本発明のパルス幅
変調器の第3の発明の一実施例としての PWM変調器の動
作について説明する。なお、この場合においても1ビッ
トレジスタ23には”1”が設定されているものとする。
【0087】PWM変調器の動作開始時及びタイマレジス
タ2値を変更せずに PWM変調波形を出力する場合の動作
は第1の発明と同様である。
【0088】図5に参照符号13にて示されている本第3
の発明のインクリメンタ・ディクリメンタ13は前述の第
1の発明の参照符号9にて示されているインクリメンタ
・ディクリメンタとは異なる機能を有している。即
ち、”1”ずつ、換言すればデータの最下位ビットのイ
ンクリメントまたはディクリメントと、”24 ”ずつ、
換言すればデータの最下位から5ビット目のインクリメ
ントまたはディクリメントを信号線75を介して入力され
る下位4ビットの比較結果により切り換えることが出来
る。
【0089】いまたとえば、初期値としてタイマレジス
タ2に”55H ”が書き込まれているとし、 PWM変調器が
動作を開始した後にタイマレジスタ2の値を”33H ”に
変更したとする。タイマレジスタ2の値が変更される
と、タイマレジスタ2の値とリロードレジスタ8の値と
が比較回路10により比較される。
【0090】ここではタイマレジスタ2の値”33H ”が
リロードレジスタ8の値”55H ”より小さいので、イン
クリメンタ・ディクリメンタ13はディクリメンタとして
機能する。また、下位4ビット比較回路14においては、
タイマレジスタ2の値”33H ”の下位4ビット”3H ”
とリロードレジスタ8の値”55H ”の下位4ビット”5
H”とが比較される。この比較結果は不一致であるの
で、下位4ビット比較回路14は信号線75を介してインク
リメンタ・ディクリメンタ13を”1”ずつの、即ちデー
タの最下位ビットのディクリメンタとして機能させる信
号を出力する。
【0091】周期タイマ7のオーバフローが発生する
と、周期タイマオーバフロー制御回路6は信号線67を介
してゲート43,44を開く信号を出力し、信号線65を介し
てリロードレジスタ8の値”55H ”がインクリメンタ・
ディクリメンタ9に入力されて”1”ディクリメントさ
れ、このディクリメントされた値”54H ”が信号線66を
介してリロードレジスタ8へ出力される。リロードレジ
スタ8は、ディクリメントされた後の値”54H ”を波形
タイマに入力するので、次の波形周期における PWM波形
は”54H ”に対応した出力となる。
【0092】更に次の周期タイマ7のオーバフローが発
生すると、同様にリロードレジスタ8の値が”1”ディ
クリメントされるので、次の波形周期における PWM波形
は”53H ”に対応した出力となる。
【0093】このようにしてリロードレジスタ8の値
が”53H ”になると、下位4ビット比較回路14において
は、タイマレジスタ2の値の下位4ビット”3H ”とリ
ロードレジスタ8の値の下位4ビット”3H ”とが比較
される。この比較結果は一致するので、インクリメンタ
・ディクリメンタ13を”24 ”の、即ちデータの最下位
から5ビット目のディクリメンタとして機能させる信号
を信号線75を介して出力する。
【0094】そして次の周期タイマ7のオーバフローが
発生すると、周期タイマオーバフロー制御回路6は信号
線67を介してゲート43,44を開く信号を出力する。これ
により、信号線65を介してリロードレジスタ8の値”53
H ”がインクリメンタ・ディクリメンタ13に入力されて
今度は”24 ”ディクリメントされ、このディクリメン
トされた値”43H ”が信号線66を介してリロードレジス
タ8へ出力される。リロードレジスタ8はディクリメン
トされた後の値”43H ”を波形タイマ3に入力するの
で、次の波形周期における PWM波形は”43H ”に対応し
た出力となる。
【0095】更に次の周期タイマ7のオーバフローが発
生すると、同様にリロードレジスタ8の値が”24 ”デ
ィクリメントされるので、次の波形周期における PWM波
形は”33H ”に対応した出力となる。そして、タイマレ
ジスタ2の値とリロードレジスタ8の値とが一致した後
は、インクリメンタ・ディクリメンタ13に入力されたリ
ロードレジスタ8の値”33H ”はそのまま変化せずにリ
ロードレジスタ8へ出力される。
【0096】これらの動作により、 PWM出力波形の”
H”レベル期間が第1の段階として1波形周期につきカ
ウントクロックの1周期分ずつ短くなり、第2の段階と
して1波形周期につきカウントクロックの24 周期分ず
つ短くなり、最終的に PWM波形が”33H ”に対応した出
力となる。
【0097】図6はタイマレジスタ2の値を変更した場
合の波形の変化を示す波形図である。なお、この図6に
おいては、前述の第1の発明の説明で参照した図2と同
一の参照符号は同一の信号の波形を示している。
【0098】PWM変調器の動作中にタイマレジスタ2の
値が図6(h) に示されているように”55H ”から”33H
”に変更されると、次の周期タイマ7のオーバフロー
のタイミングでリロードレジスタ8の値が”1”ディク
リメントされて”54H ”になり、更に次の周期タイマ7
のオーバフローが発生すると、リロードレジスタ8の値
が更に”1”ディクリメントされて”53H ”になる。こ
の時点で、タイマレジスタ2の値とリロードレジスタ8
の値との下位4ビットが一致するので、次の周期タイマ
7のオーバフローが発生すると、リロードレジスタ8の
値が”24 ”ディクリメントされて”43H ”になる。
に、次の周期タイマ7のオーバフローが発生すると、リ
ロードレジスタ8の値が更に”2 4 ”ディクリメントさ
れて”33H”になる。
【0099】このような動作により、タイマレジスタ2
の値が変更された後、4波形周期目に”カウントクロッ
クの1周期×33H ”の期間が”H”レベルとなり、”カ
ウントクロックの1周期×CDH ”の期間が”L”レベル
となる。
【0100】以上のように、本発明のパルス幅変調器の
第3の発明では、タイマレジスタ2の値の変更に対し
て、出力波形の”H”レベル期間と”L”レベル期間と
の比率を従来の場合よりも緩やかに、しかし第1の発明
の場合よりは早く変化させることが出来る。
【0101】なお、1ビットレジスタ23に”0”が設定
された場合には第1の発明と同様に、図5に示されてい
る本発明のパルス幅変調器は従来のパルス幅変調器と同
様の動作をおこなうことになる。
【0102】次に本発明のパルス幅変調器の第4の発明
について説明する。図7は第4の発明の一実施例として
の PWM変調器の構成を示すブロック図である。なお、こ
の図7においては、前述の各発明の説明で参照した各図
と同一の参照符号は同一又は相当部分を示している。
【0103】この第4の発明では、タイマレジスタ2の
設定値が変更された場合に第1の段階としてカウントク
ロックの24 周期分ずつ上位4ビットを一致させ、第2
の段階としてカウントクロックの1周期分ずつ下位4ビ
ットを一致させる。
【0104】この第4の発明と前述の第3の発明との構
成上の相違点は、図7において参照符号15にて示されて
いる比較回路が図5に参照符号14にて示されている比較
回路とは異なる機能、具体的には”タイマレジスタ2の
値とリロードレジスタ8の値との差≦24 ”であるか、
または”タイマレジスタ2の値とリロードレジスタ8の
値との差>24 ”であるかを比較する機能を有している
ことである。なお、参照符号76は比較回路15の比較結果
信号をインクリメンタ・ディクリメンタ13に入力するた
めの信号線を示している。
【0105】次に上述のような構成の本発明のパルス幅
変調器の第4の発明の一実施例としての PWM変調器の動
作について説明する。なお、この場合においても1ビッ
トレジスタ23には”1”が設定されているものとする。
【0106】PWM変調器の動作開始時及びタイマレジス
タ2値を変更せずに PWM変調波形を出力する場合の動作
は第1の発明と同様である。
【0107】図7に参照符号13にて示されているインク
リメンタ・ディクリメンタは図5に参照符号13にて示さ
れている前述の第3の発明のインクリメンタ・ディクリ
メンタと同様の機能を有している。即ち、”1”ずつ、
換言すればデータの最下位ビットのインクリメントまた
はディクリメントと、”24 ”ずつ、換言すればデータ
の最下位から5ビット目のインクリメントまたはディク
リメントを信号線76を介して入力される下位4ビットの
比較結果により切り換えることが出来る。
【0108】いまたとえば、初期値としてタイマレジス
タ2に”55H ”が書き込まれているとし、 PWM変調器が
動作を開始した後にタイマレジスタ2の値を”33H ”に
変更したとする。タイマレジスタ2の値が変更される
と、タイマレジスタ2の値とリロードレジスタ8の値と
が比較回路10により比較される。
【0109】ここではタイマレジスタ2の値”33H ”が
リロードレジスタ8の値”55H ”より小さいので、イン
クリメンタ・ディクリメンタ13はディクリメンタとして
機能する。また、タイマレジスタ2の値とリロードレジ
スタ8の値とを比較回路15により比較した結果、”タイ
マレジスタ2の値とリロードレジスタ8の値との差=22
H>24 ”であるので、信号線76を介して入力される比
較結果信号によりインクリメンタ・ディクリメンタ13
は”24 ”ずつの、即ち最下位から5ビット目のディク
リメンタとして機能する。
【0110】周期タイマ7のオーバフローが発生する
と、周期タイマオーバフロー制御回路6は信号線67を介
してゲート43,44を開く信号を出力し、信号線65を介し
てリロードレジスタ8の値”55H ”がインクリメンタ・
ディクリメンタ9に入力されて”24 ”ディクリメント
され、このディクリメントされた値”45H ”が信号線66
を介してリロードレジスタ8へ出力される。リロードレ
ジスタ8は、ディクリメントされた後の値”45H ”を波
形タイマに入力するので、次の波形周期におけるPWM波
形は”45H ”に対応した出力となる。
【0111】更に次の周期タイマ7のオーバフローが発
生すると、同様にリロードレジスタ8の値が更に”
4 ”ディクリメントされるので、次の波形周期におけ
る PWM波形は”35H ”に対応した出力となる。
【0112】そして、リロードレジスタ8の値が”35H
”になると、”タイマレジスタ2の値とリロードレジ
スタ8の値との差=02H <24 ”になるので、信号線76
を介して入力される比較結果信号によりインクリメンタ
・ディクリメンタ13は”1”ずつ、即ち最下位ビットの
ディクリメントとして機能する。
【0113】更に次の周期タイマ7のオーバフローが発
生すると、周期タイマオーバフロー制御回路6は信号線
67を介してゲート43,44を開く信号を出力する。これに
より、信号線65を介してリロードレジスタ8の値”35H
”がインクリメンタ・ディクリメンタ13に入力されて
今度は”1”ディクリメントされ、このディクリメント
された値”34H ”が信号線66を介してリロードレジスタ
8へ出力される。リロードレジスタ8は、ディクリメン
トされた後の値”34H ”を波形タイマ3に入力するの
で、次の波形周期における PWM波形は”34H ”に対応し
た出力となる。
【0114】更に次の周期タイマ7のオーバフローが発
生すると、同様にリロードレジスタ8の値が更に”1”
ディクリメントされ、次の波形周期における PWM波形
は”33H ”に対応した出力となる。タイマレジスタ2の
値とリロードレジスタ8の値とが一致した後は、インク
リメンタ・ディクリメンタ13に入力されたリロードレジ
スタ8の値”33H ”はそのまま変化せずにリロードレジ
スタ8へ出力される。
【0115】このような動作により、 PWM出力波形の”
H”レベル期間が第1の段階として1波形周期につきカ
ウントクロックの24 周期分ずつ短くなり、第2の段階
として1波形周期につきカウントクロックの1周期分ず
つ短くなり、最終的に PWM波形が”33H ”に対応した出
力となる。
【0116】図8はタイマレジスタ2の値を変更した場
合の波形の変化を示す波形図である。なお、この図8に
おいては、前述の各発明の説明で参照した各図と同一の
参照符号は同一の信号の波形を示している。
【0117】PWM変調器の動作中にタイマレジスタ2の
値が図8(h) に示されているように”55H ”から”33H
”に変更されると、次の周期タイマ7のオーバフロー
のタイミングでリロードレジスタ8の値が”24 ”ディ
クリメントされて”45H ”となる。更に次の周期タイマ
7のオーバフローが発生すると、リロードレジスタ8の
値が更に”24 ”ディクリメントされて”35H ”とな
る。この時点で、”タイマレジスタ2の値とリロードレ
ジスタ8の値との差=02H <24 ”になるので、次の周
期タイマ7のオーバフローが発生すると、リロードレジ
スタ8の値が今度は”1”ディクリメントされて”34H
”となる。更に、次の周期タイマ7のオーバフローが
発生すると、リロードレジスタ8の値が更に”1”ディ
クリメントされて”33H ”となる。
【0118】このような動作により、タイマレジスタ2
の値が変更された後、4波形周期目に”カウントクロッ
クの1周期×33H ”の期間が”H”レベルとなり、”カ
ウントクロックの1周期×CDH ”の期間が”L”レベル
となる。また、波形変化の前半においては、波形の”
H”レベル期間が1波形周期ごとに”源クロック(カウ
ントクロック)の1周期×10H ”分の期間ずつ変化し、
波形変化の後半においては、波形の”H”レベル期間が
1波形周期ごとに”源クロックの1周期”分の期間ずつ
変化する。
【0119】以上のように、本発明のパルス幅変調器の
第4の発明では、タイマレジスタ2の値の変更に対し
て、出力波形の”H”レベル期間と”L”レベル期間と
の比率を第3の発明の場合と同様に、従来例の場合より
は緩やかであるが第1の発明の場合よりは早く変化させ
ることが出来ると共に、波形変化の前半においては波形
の変化率を高くし、後半においては低くすることが出来
る。
【0120】なお、1ビットレジスタ23に”0”が設定
された場合には第1の発明と同様に、図7に示されてい
る本発明のパルス幅変調器は従来のパルス幅変調器と同
様の動作をおこなうことになる。
【0121】次に本発明のパルス幅変調器の第5の発明
について説明する。第1の発明のパルス幅変調器におい
ては、波形タイマ3へのカウントデータ入力を制御する
ゲート42は PWM変調器が停止している場合には開いてお
り、 PWM変調器が動作を開始すると閉じるように構成さ
れている。また、リロードレジスタ8の値のインクリメ
ント・ディクリメントを制御するゲート43,44は、周期
タイマオーバフロー制御回路6から信号線67を介して出
力される信号により開き、これによりリロードレジスタ
8の値がインクリメントまたはディクリメントされてい
た。
【0122】この第5の発明では、上述の制御を前述の
ように、たとえば1ビットレジスタ23に設定されている
値が”1”である場合に有効とし、1ビットレジスタ23
に設定されている値が”0”である場合は波形タイマ3
へのカウントデータ入力を制御するゲート42を PWM変調
器の動作状態にはよらず常時開き、リロードレジスタ8
の値のインクリメント・ディクリメントを制御するゲー
ト43,44を常時閉じることにより、 PWM変調器の動作中
においてもタイマレジスタ2に設定されている値がその
ままリロードレジスタ8に入力され、次の周期タイマ7
のオーバフロー時に波形タイマ3に入力される。
【0123】以上に示す1ビットレジスタ23による制御
により、1ビットレジスタ23の値が”1”である場合は
第1の発明の場合と同様に、タイマレジスタ2の値の変
更に対して出力波形が緩やかに変化し、1ビットレジス
タ23の値が”0”である場合は従来例と同様に、タイマ
レジスタ2の値の変更に対して出力波形がすぐに変化す
る。
【0124】また、図3、図5及び図7に示されている
第2、第3及び第4の発明においても、同様な制御を行
うことにより、第2、第3及び第4の発明のパルス幅変
調器としての動作と、従来のパルス幅変調器としての動
作とを1ビットレジスタ23に設定する値により切り換え
ることが出来る。
【0125】以上のように本第5の発明では、上述の第
1乃至第4の発明の機能と、従来と同様の機能とを切り
換えることが可能になるので、第1乃至第4の発明の機
能を有しつつ従来の装置と互換性を持たせた PWM変調器
を得ることが出来る。
【0126】なお、上記第1乃至第5の発明においては
いずれも PWM変調器を実施例として説明したが、 PPM変
調器等の他の方式のパルス幅変調器に対しても適用可能
であることは言うまでもなく、タイマレジスタ2の設定
値の変更に対して出力波形の”H”レベル期間と”L”
レベル期間との比率を緩やかに変化させることが出来る
ので、たとえばDCモータの回転数を緩やかに変化させる
制御を行う際のソフトウェアの負担を軽減することが可
能になる。
【0127】また上記各発明の実施例では、タイマレジ
スタ2、波形タイマ3、リロードレジスタ8等はいずれ
も8ビットとして説明したが、これに限るものではな
い。
【0128】
【発明の効果】以上に説明したように本発明のパルス幅
変調器によれば、パルス幅変調波形の”H”レベルの期
間と”L”レベルの期間とを設定するためのレジスタの
設定値の変化の割合に対して、出力波形の”H”レベル
の期間と”L”レベルの期間との比率が比較的緩やかに
変化するようなパルス幅変調器が得られるので、たとえ
ばDCモータの制御に使用した場合にはレジスタの設定値
を他段階に少しずつ書き換えるというようなソフトウェ
アの負荷を必要とせずに、モータ回転数を緩やかに変化
させることが可能になる。
【0129】また、1ビットレジスタの設定値を変更す
ることにより従来のパルス幅変調器と同様に動作さるこ
とも可能なので、制御対象に応じて互換性を持たせるこ
とが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパルス幅変調器の第1の発明の一実施
例としての PWM変調器の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明のパルス幅変調器の第1の発明の PWM変
調器において、タイマレジスタの値を変更した場合の各
信号の波形の変化を示す波形図である。
【図3】本発明のパルス幅変調器の第2の発明の一実施
例としての PWM変調器の構成を示すブロック図である。
【図4】本発明のパルス幅変調器の第2の発明の PWM変
調器において、タイマレジスタの値を変更した場合の各
信号の波形の変化を示す波形図である。
【図5】本発明のパルス幅変調器の第3の発明の一実施
例としての PWM変調器の構成を示すブロック図である。
【図6】本発明のパルス幅変調器の第3の発明の PWM変
調器において、タイマレジスタの値を変更した場合の各
信号の波形の変化を示す波形図である。
【図7】本発明のパルス幅変調器の第4の発明の一実施
例としての PWM変調器の構成を示すブロック図である。
【図8】本発明のパルス幅変調器の第4の発明の PWM変
調器において、タイマレジスタの値を変更した場合の各
信号の波形の変化を示す波形図である。
【図9】従来のパルス幅変調器の一例としての PWM変調
器の構成を示すブロック図である。
【図10】従来のパルス幅変調器の一例としての PWM変
調器において、タイマレジスタの値が変更されない場合
の各信号の波形の変化を示す波形図である。
【図11】従来のパルス幅変調器の一例としての PWM変
調器において、タイマレジスタの値を変更した場合の各
信号の波形の変化を示す波形図である。
【符号の説明】
2 タイマレジスタ 3 波形タイマ 5 波形発生回路 7 周期タイマ 8 リロードレジスタ 9 インクリメンタ・ディクリメンタ 10 比較回路 11 インターバルレジスタ 12 インターバルタイマ 13 インクリメンタ・ディクリメンタ 14 下位4ビット比較回路 15 比較回路 23 1ビットレジスタ 42 ゲート 43 ゲート 44 ゲート

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のカウントデータと一致するまで源
    クロックをカウントする動作を反復することにより1波
    形周期を反復計時する第1の計時手段と、 nビットの入力ディジタルデータDが設定される第1の
    記憶手段と、ロードされたカウントデータと一致するまで源クロック
    をカウントすることにより第1の期間を計時する第2の
    計時手段と、 前記第1の計時手段により計時される各1波形周期にお
    いて、前記第2の計時手段により計時される第1の期間
    に第1のレベルの信号を、残りの期間に相当する第2の
    期間に第2のレベルの信号をそれぞれ出力する波形発生
    手段とを備えたパルス幅変調器において、 前記第1の記憶手段にデータDの初期値として設定され
    たデータD1を記憶し、前記第1の計時手段により1波
    形周期が計時される都度、前記第2の計時手段にロード
    する第2の記憶手段と、 前記第1の記憶手段に設定されたデータD1がデータD
    2に変更された場合に、データD2と前記第2の記憶手
    段に保持されているデータD1とを比較する比較手段
    と、 前記比較手段による比較の結果がデータD2がデータD
    1より大である場合はインクリメンタとして、小である
    場合はディクリメンタとしてそれぞれ機能し、前記第1
    の計時手段により1波形周期が計時される都度、前記第
    2の記憶手段に保持されているデータD1をインクリメ
    ントまたはディクリメントするインクリメント・ディク
    リメント手段とを備えたことを特徴とするパルス幅変調
    器。
  2. 【請求項2】 所定のカウントデータと一致するまで源
    クロックをカウントする動作を反復することにより1波
    形周期を反復計時する第1の計時手段と、 nビットの入力ディジタルデータDが設定される第1の
    記憶手段と、ロードされたカウントデータと一致するまで源クロック
    をカウントすることにより第1の期間を計時する第2の
    計時手段と、 前記第1の計時手段により計時される各1波形周期にお
    いて、前記第2の計時手段により計時される第1の期間
    に第1のレベルの信号を、残りの期間に相当する第2の
    期間に第2のレベルの信号をそれぞれ出力する波形発生
    手段とを備えたパルス幅変調器において、 前記第1の記憶手段にデータDの初期値として設定され
    たデータD1を記憶し、前記第1の計時手段により1波
    形周期が計時される都度、前記第2の計時手段にロード
    する第2の記憶手段と、 前記第1の記憶手段に設定されたデータD1がデータD
    2に変更された場合に、データD2と前記第2の記憶手
    段に保持されているデータD1とを比較する比較手段
    と、 任意の値を設定可能な第3の記憶手段と、 前記第3の記憶手段に設定されている任意の値と一致す
    るまで前記第1の計時手段が計時する波形周期をカウン
    トすることにより前記任意の値に対応するインターバル
    周期を計時する第3の計時手段と、 前記比較手段による比較の結果がデータD2データD1
    より大である場合はインクリメンタとして、小である場
    合はディクリメンタとしてそれぞれ機能し、前記第3の
    計時手段により1インターバル周期が計時される都度、
    前記第2の記憶手段に保持されているデータD1をイン
    クリメントまたはディクリメントするインクリメント・
    ディクリメント手段とを備えたことを特徴とするパルス
    幅変調器。
  3. 【請求項3】 所定のカウントデータと一致するまで源
    クロックをカウントする動作を反復することにより1波
    形周期を反復計時する第1の計時手段と、 nビットの入力ディジタルデータDが設定される第1の
    記憶手段と、ロードされたカウントデータと一致するまで源クロック
    をカウントすることにより第1の期間を計時する第2の
    計時手段と、 前記第1の計時手段により計時される各1波形周期にお
    いて、前記第2の計時手段により計時される第1の期間
    に第1のレベルの信号を、残りの期間に相当する第2の
    期間に第2のレベルの信号をそれぞれ出力する波形発生
    手段とを備えたパルス幅変調器において、 前記第1の記憶手段にデータDの初期値として設定され
    たデータD1を記憶し、前記第1の計時手段により1波
    形周期が計時される都度、前記第2の計時手段にロード
    する第2の記憶手段と、 前記第1の記憶手段に設定されたデータD1がデータD
    2に変更された場合に、データD2と前記第2の記憶手
    段に保持されているデータD1とを比較する第1の比較
    手段と、 前記第1の記憶手段に設定されたデータD1がデータD
    2に変更された場合に、データD2の下位mビットと前
    記第2の記憶手段に保持されているデータD1の下位m
    ビットとを比較する第2の比較手段と、 前記第2の比較手段による比較の結果が不一致であり且
    つ前記第1の比較手段による比較の結果がデータD2が
    データD1より大である場合は最下位ビットのインクリ
    メンタとして、小である場合は最下位ビットのディクリ
    メンタとしてそれぞれ機能し、前記第2の比較手段によ
    る比較の結果が一致であり且つ前記第1の比較手段によ
    る比較の結果がデータD2がデータD1より大である場
    合は最下位からm+1ビット目のインクリメンタとし
    て、小である場合は最下位ビットからm+1ビット目の
    ディクリメンタとしてそれぞれ機能し、前記第1の計時
    手段により1波形周期が計時される都度、前記第2の記
    憶手段に保持されているデータD1をインクリメントま
    たはディクリメントするインクリメント・ディクリメン
    ト手段とを備えたことを特徴とするパルス幅変調器。
  4. 【請求項4】 所定のカウントデータと一致するまで源
    クロックをカウントする動作を反復することにより1波
    形周期を反復計時する第1の計時手段と、 nビットの入力ディジタルデータDが設定される第1の
    記憶手段と、ロードされたカウントデータと一致するまで源クロック
    をカウントすることにより第1の期間を計時する第2の
    計時手段と、 前記第1の計時手段により計時される各1波形周期にお
    いて、前記第2の計時手段により計時される第1の期間
    に第1のレベルの信号を、残りの期間に相当する第2の
    期間に第2のレベルの信号をそれぞれ出力する波形発生
    手段とを備えたパルス幅変調器において、 前記第1の記憶手段にデータDの初期値として設定され
    たデータD1を記憶し、前記第1の計時手段により1波
    形周期が計時される都度、前記第2の計時手段にロード
    する第2の記憶手段と、 前記第1の記憶手段に設定されたデータD1がデータD
    2に変更された場合に、データD2と前記第2の記憶手
    段に保持されているデータD1とを比較する第1の比較
    手段と、 前記第1の記憶手段に設定されたデータD1がデータD
    2に変更された場合に、データD2と前記第2の記憶手
    段に保持されているデータD1との差が2m 以下である
    か否かを比較する第2の比較手段と、 前記第2の比較手段による比較の結果が2m より大であ
    り且つ前記第1の比較手段による比較の結果がデータD
    2がデータD1より大である場合は最下位からm+1ビ
    ット目のインクリメンタとして、小である場合は最下位
    からm+1ビット目のディクリメンタとしてそれぞれ機
    能し、前記第2の比較手段による比較の結果が2m 以下
    であり且つ前記第1の比較手段による比較の結果がデー
    タD2がデータD1より大である場合は最下位ビットの
    インクリメンタとして、小である場合は最下位ビットの
    ディクリメンタとしてそれぞれ機能し、前記第1の計時
    手段により1波形周期が計時される都度、前記第2の記
    憶手段に保持されているデータD1をインクリメントま
    たはディクリメントするインクリメント・ディクリメン
    ト手段とを備えたとを特徴とするパルス幅変調器。
  5. 【請求項5】 所定の信号が与えられた場合に、前記第
    1の記憶手段に設定されているデータを前記第2の記憶
    手段に常時入力して記憶させる第1の制御手段と、 前記所定の信号が与えられた場合に、前記インクリメン
    ト・ディクリメント手段による前記第2の記憶手段の記
    憶値のインクリメントまたはディクリメントを禁じる第
    2の制御手段と、 ソフトウェアによる制御または外部から入力される信号
    に応じて前記第1及び第2の制御手段に前記所定の信号
    を与える第3の制御手段とを備えたことを特徴とする請
    求項1乃至4に記載のパルス幅変調器。
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