JP2805828B2 - 記録システム - Google Patents

記録システム

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JP2805828B2
JP2805828B2 JP1122128A JP12212889A JP2805828B2 JP 2805828 B2 JP2805828 B2 JP 2805828B2 JP 1122128 A JP1122128 A JP 1122128A JP 12212889 A JP12212889 A JP 12212889A JP 2805828 B2 JP2805828 B2 JP 2805828B2
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晴久 友田
康臣 島田
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はコンパクトディスクプレーヤ及びテープレコ
ーダ等よりなる記録システムに関するものである。
従来の技術 従来この種の記録システムは第7図〜第8図に示すよ
うな構成であった。
即ち、第7図のCDプレーヤ部Iにおいて、Iは光学式
ディスク(以下単にディスクという)上に記録された音
楽情報や演奏時間情報を読みとる光ピックアップからな
る信号検出部、2は信号検出部で読みとった情報を処理
しオーディオ信号に変換し出力する信号出力部、3はこ
れら信号検出部1及び信号出力部2を制御するCDプレー
ヤ制御部でその一部にディスクの再生時に曲と曲の間に
一定時間の無音部を挿入する曲間時間制御部6とテープ
レコーダ部IIとの通信を行なうための信号を演算するCD
録音制御信号演算部7とを有している。4は信号検出部
1で読みとった再生時間情報等の情報をCDプレーヤ制御
部3を介して表示する表示部、5はCDプレーヤ制御部3
に再生開始を指令するプレイキー5a、曲間に一定時間の
無音部の挿入を指定するオートスペイスキー5bよりなる
キースイッチ部である。8はCD録音制御信号演算部7で
演算された信号をテープレコーダ部IIに出力し、テープ
レコーダ部IIから入力した信号をCD録音制御信号演算部
7へ送るCD録音制御信号入出力部である。
また、同図のテープレコーダ部IIにおいて、11は録音
アンプや記録補償回路よりなる録音信号入力部、12は再
生アンプや再生補償回路よりなる再生信号出力部、13は
録音信号入力部11より送られた電気信号を磁気記録テー
プ(以下単にテープという)に記録するための磁気信号
に変換したり、テープに記録されていれる磁気信号を電
気信号に変換して再生信号出力部12に送る磁気・電気信
号変換部、14はテープを走行させるためのモーターやそ
の駆動回路よりなるテープ走行駆動部、15はこれら磁気
・電気信号変換部13及びテープ走行駆動部14を制御する
テープレコーダ制御部でその一部にIのCDプレーヤ部と
の通信を行なうための信号を演算するTR録音制御信号演
算部17を有している。16はテープレコーダ制御部15に各
種の指令を行なうためのキースイッチよりなるTRキース
イッチ部、18はTR録音制御信号演算部17で演算された信
号をCDプレーヤ部Iに出力し、CDプレーヤ部Iから入力
した信号をTR録音制御信号演算部17へ送るTR録音制御信
号入出力部である。
そして、上記構成により第8図のフローチャートに示
すような制御が行われていた。
即ち、同図(a)においてCDプレーヤ部Iの動作を説
明する。ステップ1でオートスペースキー5bが押された
かどうかを判定し、押されたならばステップ2へ移り、
押されていなければ処理を終了する。ステップ2ではデ
ィスク再生中に曲と曲の間に無音部を造るために一曲再
生した後、次曲の再生を開始するまでに信号出力部2よ
り再生信号の出力を停止する時間値を設定する。ステッ
プ3ではプレイキーが押されたかどうかを判定し、押さ
れていればステップ4へ移り、押されていなければステ
ップ3で待機状態となる。ステップ4ではテープレコー
ダ部IIに録音を開始させるためにCDプレーヤが再生を開
始したことを知らせる再生開始信号をCD録音制御信号演
算部7よりCD録音制御信号入出力部8へ出力する。ステ
ップ5ではCDプレーヤ制御部3によって再生曲を検索し
て頭出しを行い、ステップ4から来た場合には一曲目の
頭出しを行なう。ステップ6では目的とする曲の頭出し
が終了したかどうかを判定し、終了していればステップ
7へ移り、終了していなければステップ5へ戻って検索
を続ける。ステップ7ではCDプレーヤ制御部3によって
ポーズ動作を行ない、ステップ8では曲の曲の間に一定
時間の無音部を造るために曲間時間制御部6で時間の計
測を行なう。ステップ9では曲間時間制御部6によって
ステップ2で設定した値とステップ8で計測した値とを
比較することにより一定時間が経過したかどうかを判定
し、経過していればステップ10へ移り、経過していなけ
ればステップ7へ戻ってポーズを続ける。ステップ10で
は信号出力部2より再生信号を出力する。ステップ11で
は再生中の曲が終端に達したかどうかを判定し、達して
いればステップ12へ移り、達していなければステップ10
へ戻って再生を続ける。ステップ12では全ての再生曲の
再生を終了したかどうかを判定し、終了していればステ
ップ14へ移り、終了していなければステップ13へ移る。
ステップ13ではCDプレーヤ制御部3において次に再生す
る曲を設定し、ステップ5へ戻って次曲のアクセスを行
なう。ステップ14では再生が終了したことをテープレコ
ーダ部IIに知らせるために、再生終了信号をCD録音制御
信号出力部8より出力する。
次にテープレコーダ部IIの動作を第8図(b)で説明
する。ステップ31ではCDプレーヤ部Iより再生開始信号
を入力したかどうか判定し、入力していればステップ32
に移り、入力していなければ待機状態となる。ステップ
32ではテープレコーダ制御部14によって録音動作を行な
う。ステップ33ではCDプレーヤ部Iより再生終了信号を
入力したかどうかを判定し、入力していればステップ34
へ移り、入力していなければステップ32へ戻って録音を
続ける。ステップ34ではテープ走行を終える等の録音終
了動作を行なう。
発明が解決しようとする課題 上記従来の構成ではディスクを録音する際に曲間に必
ず一定時間の無音部ができ、これはテープレコーダ部の
曲間サーチ機能を使う上で必要なものであり、この機能
を使わない場合には曲間の無音部分は必要ないため、CD
プレーヤ部で通常の再生動作を行なわせ、この再生信号
をテープレコーダ部で録音するという方法をもちいてい
た。しかしながらディスクに記録された音楽信号の曲間
にはINDEX=00の無音部やINDEX=00がない場合にも多少
の無音部を有することがほとんどであり、上記の方法で
も録音テープの無音部分をなくすことはできなかった。
本発明はこのような従来の問題を解決するためになされ
たもので、ディスクダビング時に曲間に無音部のない録
音を自動的に行なうことができる記録システムを提供す
ることを目的とする。
課題を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するために、光学式ディスク
に記録されている情報を他の触媒にダビングする際に、
ディスク再生中に曲と曲の間の一定レベル以下の小信号
部を検出し、その部分の再生信号を出力しない無音曲間
削除制御部と、前記他の媒体に小信号部が録音されない
ように録音手段を制御するための信号を演算するCD録音
制御信号演算部と、ここで演算された信号を前記録音手
段へ出力しまた前記録音手段からの制御信号を入力する
CD録音制御信号入出力部とを備えてなるディスクプレー
ヤ部と、ディスクプレーヤからの制御信号を入力しまた
前記録音手段より制御信号を出力するTR録音制御信号入
出力部と、ディスクプレーヤとの間の制御信号を演算す
るTR録音制御信号演算部と、ディスクの小信号部を録音
しないための制御を行なう無音削除制御部とを備えたも
のである。
作用 上記手段による本発明の作用は次のようになる。即
ち、ディスク再生中に曲と曲の間の無音部あるいは小信
号部を検出した時、テープレコーダ部を録音ポーズ状態
にしその部分の再生信号出力をやめ、曲頭の予め定めら
れたレベルの再生信号を検出したとき、再生信号出力を
再開して録音ポーズ状態を解除するという動作を繰り返
すことにより、ディスクダビング時に曲間に無音部のな
い録音を自動的に行なうことができることとなる。
実施例 以下本発明の実施例について図面を参照しながらその
説明を行う。
(1) 第1図のCDプレーヤ部Iにおいて21,22は従来
例と同機能を有する信号検出部及び信号出力部、23は信
号検出部21及び信号出力部22を制御するCDプレーヤ制御
部でその一部に従来例と同機能を有する曲間時間制御部
26とCD録音制御信号演算部27及び後で詳述する無音曲間
削除制御部29とを有している。24は従来例と同機能を有
する表示部、25はCDプレーヤ制御部23に再生開始を指令
するプレイキー25a、曲間に一定時間の無音部の挿入を
指定するオートスペイスキー25b及び無音曲間削除録音
処理を指定する曲間処理キー25cよりなるキースイッチ
部である。28は従来例と同機能を有するCD録音制御信号
入出力部である。
無音曲間削除制御部29は第2図の一点鎖線の枠内で構
成され、予め定められた音楽信号の基準レベルを記憶す
る信号レベル基準値記憶部41と、音楽信号を入力して信
号レベル基準値記憶部41に記憶している基準値とを比較
する信号レベル比較部42と、無音曲間削除制御部29が再
生曲の終端でトラックNo.が切り替わったことを検出し
た時、再生信号の出力を停止し、さらにCD録音制御信号
演算部27へ録音ポーズ信号出力指令を送る録音ポーズ判
定制御部43と、次の再生曲のインデックスNo.01の頭を
アクセスした後、その位置からその曲の音楽信号が基準
レベルに達するポイントを信号レベル比較部42を用いて
検索し、基準レベルに達したポイントを検出した時、CD
録音制御信号演算部27へ録音開始信号出力指令とフェー
ド信号出力指令を送るとともに再生信号の出力を開始す
る再録音開始制御部44とを有している。
また、第1図のテープレコーダ部IIにおいて31,32,33
及び34は従来例と同機能を有する録音信号入力部、再生
信号出力部、磁気・電気信号変換部及びテープ走行駆動
部である。5はこれら磁気・電気信号変換部33及びテー
プ走行駆動部34を制御するテープレコーダ制御部でその
一部にIのCDプレーヤ部との通信を行なうための信号を
演算するTR録音制御信号演算部37と、ディスクの無音部
分を録音しないための制御を行なう無音削除録音制御部
39と、CDプレーヤ部Iよりフェードイン信号を受けたと
きに録音レベルをコントロールしてフェードイン録音を
制御するフェード制御40とを有している。36,38は従来
例と同機能を有するTRキースイッチ部、TR録音制御信号
入出力部である。
以上のように構成された本発明の実施例(1)につい
て、第3図及び第4図のフローチャートを用いてその動
作を説明する。
第3図はCDプレーヤ部Iの動作であり、ステップ1で
曲間処理キー25Cが押されたかどうかを判定し、押され
たならばステップ2へ移り、押されていなければ処理を
終了する。ステップ2ではプレイキーが押されたかどう
かを判定し、押されていればステップ3へ移り、押され
ていなければステップ2で待機状態となる。ステップ3
ではテープレコーダ部IIに録音を開始させるためにCDプ
レーヤが再生を開始したことを知らせる再生開始信号を
CD録音制御信号演算部27よりCD録音制御信号入出力部28
へ出力する。ステップ4ではCDプレーヤ制御部23によっ
て再生一曲目を検索して頭出しを行う。ステップ5では
一曲目の頭出しが終了したかどうかを判定し、終了して
いればステップ6へ移り、終了していなければステップ
4へ戻って検索を続ける。ステップ6では信号出力部22
より再生信号を出力する。ステップ7では再生中の曲が
終端に達したかどうかを判定し、達していればステップ
8へ移り、達していなければステップ6へ戻って再生を
続ける。ステップ8では全ての再生曲の再生を終了した
かどうかを判定し、終了していればステップ16へ移り、
終了していなければステップ9へ移る。ステップ9では
録音ポーズ判定制御部43によって再生信号の出力を停止
し、さらにCD録音制御信号演算部27へ録音ポーズ信号出
力指令を送る。ステップ10ではCDプレーヤ制御部23にお
いて次に再生する曲を設定する。ステップ11ではCDプレ
ーヤ制御部23によって再生曲を検索して頭出しを行な
う。ステップ12では目的とする曲の頭出しが終了したか
どうかを判定し、終了していればステップ13へ移り、終
了していなければステップ11へ戻って検索を続ける。ス
テップ13では信号レベル比較部42によって、予め定めら
れた音楽信号の基準レベルを記憶する信号レベル基準値
記憶部41と、音楽信号を入力して信号レベル基準値記憶
部41に記憶している基準値とを比較することによりレベ
ルサーチを行なう。ステップ14では音楽信号が設定レベ
ル以上になったかどうかを判定して、以上であればステ
ップ15へ移り、設定レベルより小さければステップ13へ
戻ってレベルサーチを続ける。ステップ15では再録音開
始制御部44によって、録音ポーズ状態を解除するために
CD録音制御信号演算部27へ録音開始信号出力指令とフェ
ードイン信号出力指令を送るとともに、ステップ6へ移
って再生信号の出力を開始する。ステップ16では再生が
終了したことをテープレコーダ部IIに知らせるために、
再生終了信号をCD録音制御信号出力部28より出力する。
次にテープレコーダ部IIの動作を第4図(a)で説明
する。ステップ31,ステップ32は従来例の動作と同じで
あるので、その説明は省略する。ステップ33ではCDプレ
ーヤ部Iより再生終了信号を入力したかどうかを判定
し、入力していればステップ39へ移り、入力していなけ
ればステップ34へ移る。ステップ34では無音削除録音制
御部39によってCDプレーヤ部Iより録音ポーズ信号を入
力したかどうかを判定し、入力していればステップ35へ
移り、入力していなければステップ32へ戻って録音を続
ける。ステップ35では無音削除録音制御部39によって録
音を一時停止する。ステップ36では無音削除録音制御部
39によってCDプレーヤ部Iより録音開始信号を入力した
かどうかを判定し、入力していればステップ37へ移り、
入力していなければステップ35へ戻って録音ポーズ状態
を続ける。ステップ37ではフェード制御部40によってCD
プレーヤ部Iよりフェードイン信号を入力したかどうか
を判定し、入力していればステップ38へ移り、入力して
いなければステップ32へ戻って録音レベルを設定レベル
まで一気に立ち上げて録音を開始する。ステップ38では
フェード制御部40によって録音レベルを設定レベルまで
徐々に立ち上げるフェードイン録音と行なう。ステップ
39ではテープ走行を終える等の録音終了動作を行なう。
このように本実施例(1)によれば、無音曲間削除制
御部29が再生曲の終端でトラックNo.が切り替わったこ
とを検出した時、インデックスNo.を判定して00であれ
ば無音部であるとして再生信号の出力を停止し、さらに
CD録音制御信号演算部27へ録音ポーズ信号出力指令を送
り、テープレコーダ部IIを録音ポーズ状態にし、次の再
生曲インデックスNo.01の頭をアクセスした後、その位
置からその曲の音楽信号が基準レベルに達するポイント
を信号レベル比較部42を用いて検索し、基準レベルに達
したポイントを検出した時、CD録音制御信号演算部27へ
録音開始信号出力指令を送るとともに再生信号の出力を
開始するという動作を繰り返すことにより、ディスクダ
ビング時に曲間に無音部のない録音を自動的に行なうこ
とができるものである。
(2) 第1図のCDプレーヤ部Iにおいて21〜25は実施
例(1)と同機能を有する信号検出部,信号出力部,CD
プレーヤ制御部,表示部及びキースイッチ部であり、キ
ースイッチ部25は実施例(1)と同機能を有するプレイ
キー25a,オースペイスキー25b及び曲間処理キー25cであ
る。26〜28も実施例(1)と同機能を有する曲間時間制
御部、CD録音制御信号演算部及びCD録音制御信号入出力
部である。
無音曲間削除制御部29は第2図の一点鎖線の枠内で構
成され、実施例(1)と同様の機能を有する信号レベル
比較部42及び再録音開始制御部44と、再生中の曲が終端
に近くなった時にその曲の音楽信号が基準レベルに落ち
るポイントを信号レベル比較部42を用いて検索し、検出
したポイントに達したとき再生信号の出力を停止し、さ
らにCD録音制御信号演算部27へ録音ポーズ信号出力指令
を送るとともにフェードアウト信号出力指令も送る録音
ポーズ判定制御部43と、音楽信号を入力して再生曲のピ
ークレベルを検出して、その値から曲間の接続レベルを
演算して信号レベル基準値とする基準レベル演算部45
と、ここで求めた値を記憶する信号レベル基準値記憶部
41とを有している。
また、第1図のテープレコーダ部IIにおいて31,32,33
及び34は従来例と同機能を有する録音信号入力部,再生
信号出力部,磁気・電気信号変換部及びテープ走行駆動
部である。35はこれら磁気・電気信号変換部33及びテー
プ走行駆動部34を制御するテープレコーダ制御部でその
一部に実施例(1)と同様のTR録音制御信号演算部37
と、無音削除録音制御部39と、CDプレーヤ部Iよりフェ
ードイン及びフェードアウト信号を受けたときに録音レ
ベルをコントロールしてフェード状態を制御するフェー
ド制御部40とを有している。36,38は従来例と同機能を
有するTRキースイッチ部,TR録音制御信号入出力部であ
る。
以上のように構成された本発明の実施例(2)につい
て、第5図及び第6図のフローチャートを用いてその動
作を説明する。
第5図はCDプレーヤ部Iの動作であり、ステップ1〜
ステップ14は実施例(1)と同様であるのでその説明は
省略する。ステップ17では基準レベル演算部45によって
音楽信号を入力して再生曲のピークレベルを検出する。
ステップ18では再生中の曲が予め定められた時間だけ再
生を終了したかどうかを判定し、終了していれば曲の終
端に近づいたものとしてステップ7へ移り、終了してい
なければステップ6へ戻って再生を続ける。ステップ19
では基準レベル演算部45によって求められた信号レベル
基準値と再生信号を比較することにより曲のエンドレベ
ル検出を行なう。ステップ20では再生信号が信号レベル
基準値以下になったかどうかを判定し、以下になってい
ればステップ21へ移り、以下でなければステップ6へ戻
って再生を続ける。ステップ21では再生曲が最終再生曲
であるかどうかを判定し、最終曲であればステップ22へ
移り、最終曲でなければステップ9へ移る。ステップ22
では再生中の曲を最後まで再生し、ステップ16で再生終
了信号をCD録音制御信号出力部28より出力して処理を終
了する。ステップ15では第6図(a)に示す動作であ
り、ステップ25は実施例(1)と同様で再録音開始制御
部44によって、録音ポーズ状態を解除するためにCD録音
制御信号演算部27へ録音開始信号出力指令とフェードイ
ン信号出力指令を送るとともに、ステップ6へ移って再
生信号の出力を開始する。
次にテープレコーダ部IIの動作を第4図(b)で説明
する。ステップ41〜ステップ43は実施例(1)の動作と
同じであるので、その説明は省略する。ステップ44では
無音削除録音制御部39によってCDプレーヤ部Iよりフェ
ードアウト信号を入力したかどうかを判定し、入力して
いればステップ45へ移り、入力していなければステップ
42へ戻って録音を続ける。ステップ45では録音レベルを
設定レベルまで徐々に立ち下げるフェードアウト録音を
行なう。ステップ46では無音削除録音制御部39によって
CDプレーヤ部Iより録音ポーズ信号を入力したかどうか
を判定し、入力していればステップ46へ移り、入力して
いなければステップ42へ戻って録音を続ける。以下の動
作は第4図(a)の実施例(1)と同様で再録音開始の
時にはフェードイン処理を行なう。
このように本実施例(2)によれば、無音曲間削除制
御部29の基準レベル演算部45によって、再生曲のピーク
レベルを検出し、その値から曲の終端検出のための信号
レベルを求め、曲の終端付近で再生信号が信号レベル基
準値より小さくなったときに、CD録音制御信号演算部27
へ録音ポーズ信号出力指令を送り、テープレコーダ部II
を録音ポーズ状態にする。そして次の再生曲のインデッ
クスNo.01の頭をアクセスした後、その位置からその曲
の音楽信号が基準レベルに達するポインを信号レベル比
較部42を用いて検索し、基準レベルに達したポイントを
検出した時、CD録音制御信号演算部27へ録音開始信号出
力指令を送るとともに再生信号の出力を開始するという
動作を繰り返すことにより、ディスクダビング時に曲終
端の無音部をもなくした録音を自動的に行なうことがで
きるものである。
(3) 第1図のCDプレーヤ部Iにおいて21〜25は実施
例(1)と同機能を有する信号検出部,信号出力部,CD
プレーヤ制御部,表示部及びキースイッチ部であり、キ
ースイッチ部25は実施例(1)と同機能を有するプレイ
キー25a,オートスペイスキー25b及び曲間処理キー25cで
ある。26〜28も実施例(1)と同機能を有する曲間時間
制御部,CD録音制御信号演算部及びCD録音制御信号入出
力部である。
無音曲間削除制御部29は第2図のように構成され、実
施例(2)と同様の機能を有する信号レベル基準値記憶
部41,信号レベル比較部42,録音ポーズ判定制御部43,再
録音開始制御部44及び基準レベル演算部45と、次の再生
曲の頭で基準レベルポイントが検出されると同時にその
ポイントを含む一定範囲を予め定められた時間だけ繰り
返し再生した後、通常の再生を開始するループ再生制御
部46とを有している。
また、第1図のテープレコーダ部IIにおいて31,32,33
及び34は従来例と同機能を有する録音信号入力部,再生
信号出力部,磁気・電気信号変換部及びテープ走行駆動
部である。35はこれら磁気・電気信号変換部33及びテー
プ走行駆動部34を有するテープレコーダ制御部でその一
部に実施例(1)と同様のTR録音制御信号演算部37と、
無音削除録音制御部39と、CDプレーヤ部Iよりフェード
イン及びフェードアウト信号を受けたときにフェード状
態を制御するフェード制御部40とを有している。36,38
は従来例と同機能を有するTRキースイッチ部,TR録音制
御信号入出力部である。
以上のように構成された本発明の実施例(3)につい
て、第5図及び第6図のフローチャートを用いてその動
作を説明する。
第5図はCDプレーヤ部Iの動作であり、ステップ1〜
ステップ14及びステップ16〜ステップ22は実施例(2)
と同じ動作であり、ステップ15の曲間の処理だけが異な
るのでその動作を第6図(b)で説明する。ステップ23
では再生信号が信号レベル基準値よりも大きくなったと
ころの位置情報を記憶する。ステップ24ではこの位置情
報より予め定められた値を加算及び減算することによ
り、繰り返し再生する範囲(Aポイント〜Bポイント)
をもとめる。ステップ25では再録音開始制御部44によっ
て、録音ポーズ状態を解除するためにCD録音制御信号演
算部27へ録音開始信号出力指令とフェードイン信号出力
指令を送る。ステップ26ではステップ24でもとめたAポ
イントをアクセスする。ステップ27では信号出力部22よ
り再生信号を出力する。ステップ28では再生中の曲がス
テップ24で求めたBポイントに達したかどうかを判定
し、達していればステップ29へ移り、達していなければ
ステップ27へ戻って再生を続ける。ステップ29ではAポ
イント〜Bポイントの再生を何回繰り返したかをカウン
トして、回数を記憶する。ステップ30では繰り返し回数
が予め定められた回数に達したかどうかを判定し、達し
ていなければステップ26へ戻ってAポイント〜Bポイン
トの再生を繰り返し、達していればステップ6へ移って
通常の再生を行なう。
このように本実施例(3)によれば、無音曲間削除制
御部29の基準レベル演算部45によって、再生曲のピーク
レベルを検出し、その値から曲の終端検出のための信号
レベルを求め、曲の終端付近で再生信号が信号レベル基
準値より小さくなったときに、CD録音制御信号演算部27
へ録音ポーズ信号出力指令を送り、テープレコーダ部II
を録音ポーズ状態にする。そして次の再生曲のインデッ
クスNo.01の頭をアクセスした後、その位置からその曲
の音楽信号が基準レベルに達するポイントを信号レベル
比較部42を用いて検索し、基準レベルに達したポイント
を検出した時、そのポイントを含む繰り返し再生範囲を
求め、CD録音制御信号演算部27へ録音開始信号出力指令
を送って録音を再開させるとともに、求めた範囲の繰り
返し再生を行ない、一定回数再生の後通常の再生に移る
という動作を繰り返すことにより、ディスクダビング時
に曲の継ぎ目においてすることにより、サンプラーを用
いてしかできなかったようなループ再生音録音がサンプ
ラーを用いることなく、しかも自動的に行なうことがで
きるものである。
発明の効果 以上の実施例から明らかなように本発明は、光学式デ
ィスクに記録されている情報を他の触媒にダビングする
際に、ディスク再生中に曲と曲の間の一定レベル以下の
小信号部を検出し、その部分の再生信号を出力しない無
音曲間削除制御部と、前記他の触媒に小信号部が録音さ
れないように録音手段を制御するための信号を演算する
CD録音制御信号演算部と、ここで演算された信号を前記
録音手段へ出力しまた前記録音手段からの制御信号を入
力するCD録音制御信号入出力部とを備えてなるディスク
プレーヤ部と、ディスクプレーヤからの制御信号を入力
しまた前記録音手段より制御信号を出力するTR録音制御
信号入出力部と、ディスクプレーヤとの間の制御信号を
演算するTR録音制御信号演算部と、ディスクの小信号部
を録音しないための制御を行なう無音削除録音制御部と
を備えたものであり、ディスクダビング時に曲間に無音
部のない録音を自動的に行なうことができるとともに、
曲の継ぎ目においてループ再生音を録音することによ
り、サンプラーを用いてしかできなかったような録音が
サンプラーを用いることなく、しかも自動的に行なうこ
とができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例による記録システムのブロッ
ク図、第2図は同要部ブロック図、第3図,第4図,第
5図及び第6図は同装置の無音部削除録音のためのフロ
ーチャート、第7図は従来例のブロック図、第8図は同
フローチャートである。 29……無音曲間削除制御部、27……CD録音制御信号演算
部、28……CD録音制御信号入出力部、37……TR録音制御
信号演算部、38……TR録音制御信号入出力部、39……無
音削除録音制御部、41……信号レベル基準値記憶部、42
……信号レベル比較部、43……録音ポーズ判定制御部、
44……再録音開始制御部、45……基準レベル演算部、46
……ループ再生制御部。

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光学式ディスクに記録されている情報を他
    の媒体にダビングする際に、ディスク再生中に曲と曲の
    間の一定レベル以下の小信号部を検出し、その部分の再
    生信号を出力しない無音曲間削除制御部と、前記他の媒
    体に小信号部が録音されないように録音手段を制御する
    ための信号を演算するCD録音制御信号演算部と、ここで
    演算された信号を前記録音手段へ出力しまた前記録音手
    段からの制御信号を入力するCD録音制御信号入出力部と
    を備えてなるディスクプレーヤ部と、ディスクプレーヤ
    からの制御信号を入力しまた前記録音手段より制御信号
    を出力するTR録音制御信号入出力部と、ディスクプレー
    ヤとの間の制御信号を演算するTR録音制御信号演算部
    と、ディスクの小信号部を録音しないための制御を行な
    う無音削除録音制御部とを備えてなる記録システム。
  2. 【請求項2】無音曲間削除制御部が再生曲の終端でトラ
    ックNoが切り替わったことを検出した時、再生信号の出
    力を停止し、さらにCD録音制御信号演算部へ録音ポーズ
    信号出力指令を送る録音ポーズ判定制御部と、次の再生
    曲のインデックスNo01の頭をアクセスした後、CD録音制
    御信号演算部へ録音開始信号出力指令を送るとともに再
    生信号の出力を開始する再録音開始制御部とを有してな
    る特許請求の範囲第1項記載の記録システム。
  3. 【請求項3】無音曲間削除制御部が予め定められた音楽
    信号の基準レベルを記憶する信号レベル基準値記憶部
    と、音楽信号を入力して信号レベル基準値記憶部に記憶
    している基準値とを比較する信号レベル比較部と、再生
    曲の終端でトラックNoが切り替わったことを検出した
    時、再生信号の出力を停止し、さらにCD録音制御信号演
    算部へ録音ポーズ信号出力指令を送る録音ポーズ判定制
    御部と、次の再生曲のインデックスNo01の頭をアクセス
    した後、その位置からその曲の音楽信号が基準レベルに
    達するポイントを信号レベル比較部を用いて検索し、基
    準レベルに達したポイントを検出した時、CD録音制御信
    号演算部へ録音開始信号出力指令を送るとともに再生信
    号の出力を開始する再録音開始制御部とを有してなる特
    許請求の範囲第1項記載の記録システム。
  4. 【請求項4】無音曲間削除制御部が予め定められた音楽
    信号の基準レベルを記憶する信号レベル基準値記憶部
    と、音楽信号を入力して信号レベル基準値記憶部に記憶
    している基準値とを比較する信号レベル比較部と、次の
    再生曲のインデックスNo01の頭をアクセスした後、その
    位置からその曲の音楽信号が基準レベルに達するポイン
    トを信号レベル比較部を用いて検索し、基準レベルに達
    したポイントを検出した時、CD録音制御信号演算部へ録
    音開始信号出力指令を送るとともに再生信号の出力を開
    始する再録音開始制御部と、再生中の曲が終端に近くな
    った時にその曲の音楽信号が基準レベルに落ちるポイン
    トを信号レベル比較部を用いて検索し、検出したポイン
    トに達したとき再生信号の出力を停止し、さらにCD録音
    制御信号演算部へ録音ポーズ信号出力司令を送る録音ポ
    ーズ判定制御部とを有してなる特許請求の範囲第1項記
    載の記録システム。
  5. 【請求項5】無音曲間削除制御部が予め定められた音楽
    信号の基準レベルを記憶する信号レベル基準値記憶部
    と、音楽信号を入力して信号レベル基準値記憶部に記憶
    している基準値とを比較する信号レベル比較部と、次の
    再生曲のインデックスNo01の頭をアクセスした後、その
    位置からその曲の音楽信号が基準レベルに達するポイン
    トを信号レベル比較部を用いて検索し、基準レベルに達
    したポイントを検出した時、CD録音制御信号演算部へ録
    音開始信号出力指令を送るとともに再生信号の出力を開
    始する再録音開始制御部と、再生中の曲が終端に近くな
    った時にその曲の音楽信号が基準レベルに落ちるポイン
    トを信号レベル比較部を用いて検索し、検出したポイン
    トに達したとき再生信号の出力を停止し、さらにCD録音
    制御信号演算部へ録音ポーズ信号出力指令を送る録音ポ
    ーズ判定制御部と、次の再生曲の頭で基準レベルポイン
    トが検出されると同時のそのポイントを含む一定範囲を
    予め定められた時間だけ繰り返し再生した後、通常の再
    生を開始するループ再生制御部とを有してなる特許請求
    の範囲第1項記載の記録システム。
  6. 【請求項6】無音曲間削除制御部が音楽信号を入力して
    再生曲のピークレベルを検出して、その値から曲間の接
    続レベルを演算して信号レベル基準値とする基準レベル
    演算部を有してなる特許請求の範囲第3項または第4項
    または第5項記載の記録システム。
  7. 【請求項7】CD録音制御信号演算部へ録音開始信号出力
    指令を送る時にフェードイン信号出力指令も同時に送る
    再録音開始制御部と、フェードイン信号を受けたときに
    録音レベルをコントロールしてフェードイン録音を制御
    するフェード制御部とを有してなる特許請求の範囲第3
    項記載の記録システム。
  8. 【請求項8】CD録音制御信号演算部へ録音ポーズ信号出
    力指令を送る時にフェードアウト信号出力指令も同時に
    送る録音ポーズ判定制御部と、CD録音制御信号演算部へ
    録音開始信号出力指令を送る時にフェードイン信号出力
    指令も同時に送る再録音開始制御部と、フェードインま
    たはフェードアウト信号を受けたときにフェード状態を
    制御するフェード制御部とを有してなる特許請求の範囲
    第4項及び第5項記載の記録システム。
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