JP2567778B2 - シンクロダビング方法 - Google Patents

シンクロダビング方法

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JP2567778B2
JP2567778B2 JP4051661A JP5166192A JP2567778B2 JP 2567778 B2 JP2567778 B2 JP 2567778B2 JP 4051661 A JP4051661 A JP 4051661A JP 5166192 A JP5166192 A JP 5166192A JP 2567778 B2 JP2567778 B2 JP 2567778B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数枚のディスクがセ
ットされ、再生するディスクの交換が自動的に行えると
共に、指定した順番に再生曲を切換えることが出来るラ
ンダムアクセス機能付きディスクプレーヤのオートチェ
ンジャー装置の再生動作に同期させてディスクの再生信
号を録音機器により録音するシンクロダビング方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、信号面に音楽情報となるディジタ
ル信号に対応したピットと称される突起が形成されたC
D(コンパクトディスク)を光ピックアップを用いて光
学的に読み出すCDプレーヤが普及してきた。前記CD
プレーヤは、周波数特性、ダイナミックレンジ及びS/
N比等が良好であり、従来のアナログプレーヤに比べ格
段に特性が良く、かつディスクの取扱いが楽であり、直
径12cmと小さいので、最近、ステレオセットのソー
ス装置の主流になってきた。そして、CDには、音楽情
報の他に再生されることにより1/75秒の周期で1ブ
ロックが完成されると共にP〜Wチャンネルの8チャン
ネルから構成されるサブコーディング信号と言われる情
報が記録されており、その中のPチャンネルに曲の頭を
示す位置指標情報が、Qチャンネルに信号トラックの始
点からの絶対経過時間、曲ごとの経過時間、曲番等を示
す位置指標情報が含まれているので、CDプレーヤは所
定の曲の頭出しを容易に行うことが出来る。その為、C
Dプレーヤには、ディスク中の曲番を指定することによ
り指定された順番に再生するプログラム再生を行うこと
が出来るランダムアクセス機能が設けられたものが多
い。
【0003】ところで、最近、例えば特開昭60−23
4450号公報に示される如く、ディスクが小さいとい
う利点を利用してCDを収納部に複数枚収納し、再生す
るCDの交換を自動的に行うCDプレーヤのオートチェ
ンジャー装置が知られている。前記オートチェンジャー
装置には、曲番の指定の他にCD番号、すなわち収納部
の収納位置に応じてアドレスが設定されるCDのディス
ク番号が指定出来る様に成されたランダムアクセス機能
が設けられており、該オートチェンジャー装置は、CD
を手動で交換することなく、所望の曲を連続して再生す
ることが出来、また長時間の連続再生が可能であるので
便利である。
【0004】一方、CDプレーヤ等のディスクプレーヤ
の再生動作に同期させてテープレコーダ等の録音機器を
録音状態と録音ポーズ状態との間で切換えてディスクの
再生信号を磁気テープ等の録音媒体に録音するシンクロ
ダビング方法が知られている。この様なシンクロダビン
グ方法は、例えば、あらかじめ録音機器を録音ポーズ状
態にしておき、ディスクの再生の為にディスクプレーヤ
の再生操作が行われたときに録音ポーズを解除して録音
機器を録音状態にし、ディスクの再生が終了し、ディス
クプレーヤの再生状態が解除されたときに録音機器を録
音ポーズ状態にして録音が停止される様に成されてい
る。その為、ディスクプレーヤの再生操作と録音機器の
録音ポーズ解除操作とを手動で同時に行うことなく、デ
ィスクプレーヤの再生と同時に録音機器を録音状態にす
ることが出来るので、操作性の良さを確保した上でディ
スクプレーヤの再生が開始される以前に記録媒体の駆動
が無用に行われず、記録媒体が無駄に消費されることが
ない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、オート
チェンジャー装置に何の工夫もせずに上述のシンクロダ
ビング方法を採用すると、ディスクの交換時の無信号期
間においても録音機器が録音状態を維持し、余分な記録
媒体の消費を招くと共に、記録媒体に録音された曲と曲
との間の無信号部分が非常に長くなってしまう。
【0006】本発明は上述の点に鑑み成されたシンクロ
ダビング方法を提供せんとするものである。
【0007】
【作用】本発明は、ディスクプレーヤのオートチェンジ
ャー装置において、ディスクの交換を必要としない同一
ディスクのアクセスの際、次の曲の頭出しが完了するま
でのアクセス動作時間が短く、録音される録音媒体に曲
間の無信号部分を設けるのに概ね適切な時間になり、一
方、ディスクの交換を必要とする異なるディスクのアク
セスの際、アクセス動作時間が長く、録音媒体の無駄な
消費が行われることに着目し、アクセス動作により再生
曲が切換えられる際にディスクの交換の必要時のみ録音
機器を録音ポーズ状態にする様にしている。
【0008】
【実施例】図2は本発明のシンクロダビング方法を採用
した装置の一実施例を示すブロック図で、1はCDに光
ビームを投射し、CDの信号面で反射された反射光を受
光すると共に、光ビームをCDの信号面に収束させるフ
ォーカシング制御及びCDの信号トラックに追従させる
トラッキング制御を行う為の光センサを有する光ピック
アップ、2は該光ピックアップ1により拾われた信号に
よりCDに記録された信号をオーディオ信号として再生
する再生回路、3は該再生回路2に備えられており、前
記光ピックアップ1により拾われた信号のディジタル処
理を行う為のクロックを再生すると共に、該クロック及
び水晶発振精度の基準クロックを用いてディジタル処理
を行い、情報信号(音楽情報)、フレーム同期信号、サ
ブコーディング信号及び誤り訂正・検出用の信号を復調
し、その後、信号の誤り訂正を行う信号処理回路、4は
該信号処理回路3で検出されたサブコーディング信号が
供給され、該サブコーディング信号に含まれている位置
指標情報(絶対経過時間、曲ごとの経過時間、曲番、イ
ンデックス等)により表示器5を表示させると共に、キ
ースイッチから成る操作キー6の操作に応じて種々の動
作制御をするマイクロコンピュータ、7は前記光ピック
アップ1の光センサから得られるトラッキング制御用の
信号及び前記マイクロコンピュータ4からの制御信号に
応じて該光ピックアップ1の光ビームの照射点を移動さ
せるピックアップ駆動回路、8は収納部(図示せず)に
複数枚収納されたCDを選択的に引き出し、引き出した
CDをターンテーブル上に装着するべく移送すると共
に、ターンテーブル上に装着されたCDを前記収納部に
戻すべく移送するディスク交換機構、9は前記マイクロ
コンピュータ4からの指令により該ディスク交換機構8
の動作制御を行うディスク交換制御回路、10は前記再
生回路2により再生されたCDの再生信号を磁気テープ
(図示せず)に録音する録音回路、11はキースイッチ
から成る操作キー12の操作に応じて制御信号を発生す
る操作キー制御回路、13は磁気テープを駆動するテー
プ駆動機構、14は前記操作キー制御回路11から発生
される制御信号に応じて該テープ駆動機構13の動作制
御を行う駆動制御回路である。前記光ピックアップ1、
再生回路2、マイクロコンピュータ4、ピックアップ駆
動回路7、ディスク交換機構8及びディスク交換制御回
路9はCDプレーヤ15に設けられており、前記録音回
路10、操作キー制御回路11、テープ駆動機構13及
び駆動制御回路14はテープレコーダ16に設けられて
いる。そして、前記CDプレーヤ15と前記テープレコ
ーダ16とは、再生回路2の出力端に接続されているC
Dプレーヤ15のオーディオ出力端子17と録音回路1
0の入力端に接続されているテープレコーダ16のオー
ディオ入力端子18とを、また、マイクロコンピュータ
4の制御信号が供給されるCDプレーヤ15の制御出力
端子19と操作キー制御回路11の制御情報が入力され
るテープレコーダ16の制御入力端子20とをそれぞれ
コード21及び22により接続している。
【0009】ところで、マイクロコンピュータ4には、
図1のフローチャートに示す如きプログラムが書き込ま
れている。前記プログラムを説明すると、まず操作キー
6により収納部に収納されている所定のCDが選択され
ると、マイクロコンピュータ4はCDの再生を行う再生
位置に前記所定のCDを移送させる為の制御信号をディ
スク交換制御回路9に供給する。その為、前記ディスク
交換制御回路9によりディスク交換機構8が駆動され、
前記所定のCDは再生位置に移送される(ステップ
a)。すると、ターンテーブル(図示せず)の回転が開
始するが、再生位置に移送されたCDは該ターンテーブ
ル上に装着されるので、前記所定のCDは所定速度で回
転される。そして、光ピックアップ1によりCDに記録
された信号が読み取れる様に該光ピックアップ1から発
生される光ビームを前記CDの信号面に収束させる光ピ
ックアップ1のフォーカス導入を行い、前記CDの各曲
の始まる時間のデータ(何曲目は何分何秒何フレームか
ら始まるかを示す値)、該CD中に何曲記録されている
かを示すデータ及び最終曲の最後の時間のデータが記録
されているCDのリードインエリアを読み取り(ステッ
プb)、ステップcに進む。操作キー6により再生する
曲番が指定されていれば、再生操作により前記リードイ
ンエリアから読み取られたデータを用いて前記曲番に応
じた曲の頭出しを行うアクセスを行い、曲番が指定され
ていなければ1曲目のアクセスを行う(ステップc)。
曲のアクセスが行われたら、次にマイクロコンピュータ
4から録音ポーズ状態に成されたテープレコーダ16
ポーズを解除して該テープレコーダ16を録音状態にす
る為のポーズ解除信号を発生し(ステップd)、その
後、ステップeにより再生されている曲の曲番が変わっ
たか否かの判断を行う。ステップeにおいて、YESの
場合は操作キー6により指定した曲だけを指定した順番
に再生するプログラム再生中か否かを判断するステップ
fに進み、NOの場合は再びステップeに戻り、再生さ
れている曲の曲番が変わるまで、すなわち再生中の曲が
終了するまでステップeを繰り返す。再生中の曲が終了
し、ステップfが実行され、ステップfでプログラム再
生中であることが判断されたら次に再生する曲が同一の
ディスクか否かを判断するステップgに進み、ステップ
gでプログラム再生中でないこと、すなわち通常再生で
あることが判断されたらディスクの再生が終了、すなわ
ち再生中のCDの最終曲が終了したか否かを判断するス
テップhに進む。ステップgにおいて、次に再生する曲
が異なるディスクに記録されたものであると判断される
か、あるいはステップhにおいて、ディスクの再生が終
了したと判断されたら、ステップiに進み、マイクロコ
ンピュータ4から録音状態に成されたテープレコーダ
にポーズをかけて該テープレコーダ16を録音ポーズ
状態にする為のポーズ信号を発生させる。
【0010】一方、ステップgにおいて、次に再生する
曲が同一のディスクに記録されたものであると判断され
るか、あるいはステップhにおいて、ディスクの再生が
終了していないと判断されたら、再びステップeに戻
る。
【0011】ステップiの実行が行われたら、次にター
ンテーブルの回転を停止して今まで再生していたCDの
回転を停止し(ステップj)、該CDを収納部の所定の
収納位置(前記CDを取り出した元の位置)に戻す(ス
テップk)。その後、プログラム再生が行われていると
きは指定した曲が全て再生されたか否かを、通常再生が
行われているときは収納部に収納されたCDが全て再生
されたか否かを判断し(ステップl)、全ての再生が終
了したことが検出されればこのプログラムの全てが終了
し、未だ全ての再生が終了していないことが検出されれ
ば、再びステップaに戻り、このプログラムが再び実行
される。
【0012】次にマイクロコンピュータ4のプログラム
の図1のフローチャートにおけるステップdのポーズ解
除信号を発生させる制御系及びステップiのポーズ信号
を発生させる制御系に付いて詳細に説明する。
【0013】マイクロコンピュータ4は、図3に示す如
く、操作キー6の操作に応じたデータ(再生するCDの
収納部の収納位置に応じて設定されたディスク番号及び
再生する曲の曲番等の選曲情報を示すデータ)が書き込
まれるメモリ23と、該メモリ23から読み出されたデ
ータを一時的に記憶する目標アドレスレジスタ24と、
該目標アドレスレジスタ24に記憶された曲番を示す曲
番データに応じてCDのリードインエリアに記録された
情報を元にして前記曲番の曲の頭の絶対経過時間のデー
タに変換して記憶する変換アドレスレジスタ25と、C
Dの再生に伴って信号処理回路3のサブコード検出手段
26により検出されたサブコーディング信号のQチャン
ネルから得られる絶対経過時間のデータと前記変換アド
レスレジスタ25に記憶された絶対経過時間のデータと
を比較する第1比較手段27と、該第1比較手段27に
より前記2つのデータが一致していないことが検出され
たとき前記変換アドレスレジスタ25に記憶された絶対
経過時間を目標としてアクセスを行うプログラムが実行
され、そのプログラムに応じた制御信号をピックアップ
駆動回路7に供給するサーチ制御手段28と、前記サブ
コード検出手段26により検出されたサブコーディング
信号のQチャンネルから得られる曲番のデータが変更す
るのを検出すると共に、その検出時に出力信号を発生す
る曲番変更検出手段29と、初期値が「1」であり、該
曲番変更検出手段29から発生される出力信号に応じて
カウント値が1つずつカウントアップすると共に、該カ
ウント値に応じてメモリ23のアドレスに格納されたデ
ータを目標アドレスレジスタ24に転送するアドレスカ
ウンタ30と、ディスク交換制御回路9がディスク交換
機構8(図2に示す)の動作制御を終了した時点で前記
目標アドレスレジスタ24のデータが転送される再生デ
ィスク番号レジスタ31と、該再生ディスク番号レジス
タ31に記載されたデータ中のディスク番号を示すデー
タと前記目標アドレスレジスタ24に記憶されたデータ
中のディスク番号を示すデータとを比較すると共に、前
記2つのデータが一致していないことが検出されたとき
にディスク交換制御回路9を作動させる信号を発生する
第2比較手段32と、該第2比較手段32により比較さ
れる2つのデータが一致していないことが検出されたと
き、あるいは前記第1比較手段27により比較される2
つのデータが一致したことが検出されたときにパルス信
号を発生するパルス信号発生手段33とを備えている。
尚、前記変換アドレスレジスタ25、前記第1比較手段
27及びサーチ制御手段28はアクセス手段34を構成
している。また、図3において、図2の回路と同一のも
のには、同一の図番が付してある。
【0014】また、テープレコーダ16はロジック型で
あり、録音、再生、早送り、巻戻し及びポーズ等の操作
キー12の操作が操作キー制御回路11により電気的に
処理されて該操作キー制御回路11から前記操作キー1
2の操作に応じた制御信号を発生させ、駆動制御回路1
4から該制御信号に応じた駆動信号を発生することによ
りモータやプランジャ等の駆動源を使用して録音、再生
及び消去ヘッドやピンチローラ等のテープ駆動機構13
を駆動している。そして、前記操作キー制御回路11は
テープレコーダ16が録音状態あるいは録音ポーズ状態
に成されているときCDプレーヤ15のマイクロコンピ
ュータ4のパルス信号発生回路33から発生されるパル
ス信号が入力される度に録音状態が録音ポーズ状態に、
あるいは録音ポーズ状態が録音状態に変換する様に成さ
れている。
【0015】次に図2及び図3を用いてCDプレーヤ
の再生信号をテープレコーダ16でシンクロダビング
する場合に付いて説明する。
【0016】まず、録音したい曲が記録されたCDが収
納される収納位置が収納部のどの位置であるかを示すデ
ィスク番号及び該曲が該CDの何曲目かを示す曲番を操
作キー6の操作により指定する。この場合、録音したい
曲が複数曲であれば、プログラム再生を行う操作をし、
上述の操作を繰り返す。
【0017】次にテープレコーダ16を録音ポーズ状態
にする。この場合、操作キー12の操作により行われる
が、該操作キー12により録音ポーズ状態にする操作が
行われると、その操作に応じて操作キー制御回路11は
制御信号を発生するので、テープ駆動機構13は録音及
び消去ヘッド(図示せず)が突出して磁気テープに当接
すると共に、ピンチローラ(図示せず)が磁気テープか
ら離れて磁気テープの走行が停止されている状態で、か
つ録音回路10が入力された信号を録音ヘッドに供給す
る状態の録音ポーズ状態になる。
【0018】テープレコーダ16を録音ポーズ状態にし
たら次にCDプレーヤ15の操作キー6を操作し、CD
プレーヤ15の再生を開始させる。ここで、あらかじめ
指定したディスク番号及び曲番は、指定した順番にデー
タとしてメモリ23に記憶されているので、マイクロコ
ンピュータ4からは前記メモリ23の1番目のアドレス
に格納されているディスク番号のデータ、すなわち最初
に指定したディスク番号のデータに応じた制御信号が発
生され、該制御信号はディスク交換制御回路9に供給さ
れる。その為、前記ディスク番号のCDがディスク交換
機構8により収納部から引き出され、再生位置まで移送
された後、前記CDの回転が開始され、光ピックアップ
1から光ビームが投射される。したがって、前記光ピッ
クアップ1により前記CDに記録された信号が拾われ、
該CDの再生が開始される。CDの再生が開始され、C
Dのリードインエリアが読み取られたら、次に最初に指
定した曲番のアクセスを行う。この場合、CDプレーヤ
15の再生操作に応じてアドレスカウンタ30が作動
し、該アドレスカウンタ30の初期値「1」によりメモ
リ23の1番目のアドレスに格納されているデータ、す
なわち最初に指定したディスク番号及び曲番のデータが
目標アドレスレジスタ24に転送されており、該データ
は変換アドレスレジスタ25によりリードインエリアの
情報を元にして変換された前記曲番の曲の頭の絶対経過
時間のデータが記憶されている。一方、光ピックアップ
1によりCDに記録された信号は拾われ、再生回路2の
信号処理回路3に供給されているので、該信号処理回路
3のサブコード検出手段26により前記CDに記録され
たサブコーディング信号が検出されている。その為、第
1比較手段27により前記変換アドレスレジスタ25の
絶対経過時間のデータと前記サブコーディング信号の絶
対経過時間のデータとが比較されており、サーチ制御手
段28は前記第1比較手段27から前記2つのデータが
一致したときに出力される一致出力が発生されるまで作
動するので、ピックアップ駆動回路7により前記目標ア
ドレスレジスタ24に記憶されたデータに応じた曲番の
曲の頭出しが行われるまで光ピックアップ1は駆動され
る。したがって、最初に指定した曲番の曲の頭出しが行
われ、その曲の再生が開始される。
【0019】CDプレーヤ15の再生が行われると、C
Dに記録された信号は、光ピックアップ1により拾わ
れ、再生回路2により再生されるからオーディオ出力端
子17から前記信号に応じたオーディオ信号が出力さ
れ、該オーディオ信号はコード21及びオーディオ入力
端子18を介してテープレコーダ16の録音回路10に
供給される。
【0020】ところで、第1比較手段27から発生され
る一致出力は、パルス信号発生回路33に供給される。
前記パルス信号発生回路33は前記第1比較手段27か
らの一致出力が供給されると、パルス信号を発生するの
で、該パルス信号は制御出力端子19に供給され、コー
ド22及び制御入力端子20を介してテープレコーダ
の操作キー制御回路11に供給される。その為、前記
パルス信号はポーズ解除信号として働き、録音ポーズ状
態に成されていたテープレコーダ16の録音ポーズを解
除し、該テープレコーダ16を録音状態にする。したが
って、CDプレーヤ15の再生動作に同期して磁気テー
プの走行が開始され、CDプレーヤ15で再生されたC
Dのオーディオ信号の磁気テープへの録音が開始され
る。
【0021】CDプレーヤ15の再生が進み、やがて最
初に指定した曲番の曲の再生が終了すると、サブコード
検出手段26から得られるサブコーディング信号を用い
て曲番が変更したことが曲番変更検出手段29により検
出される。前記曲番変更検出手段29は再生中の曲の曲
番が変更したことを検出すると、出力信号を発生するか
らアドレスカウンタ30はカウント値が1つカウントア
ップする。その為、メモリ23の2番目のアドレスに格
納されているデータ(2番目に指定したディスク番号及
び曲番のデータ)が目標アドレスレジスタ24に転送さ
れる。ここで、前記目標アドレスレジスタ24に記憶さ
れていた最初に指定したディスク番号及び曲番のデータ
は、ディスク交換機構8の動作制御が終了した時点で再
生ディスク番号レジスタ31に転送されているので、第
2比較手段32により今まで再生していたCDのディス
ク番号と次に再生するCDのディスク番号とが比較され
る。前記2つのディスク番号が同一であれば前記第2比
較手段32は制御信号を発生せず、パルス信号発生回路
33及びディスク交換制御回路9は共に作動しない。そ
して、第1比較手段27により変換アドレスレジスタ2
5に記憶されている曲番データに応じた曲の頭の絶対経
過時間とCDに記録されているサブコーディング信号の
絶対経過時間とが比較されることにより同一ディスク内
で再生する曲の曲番のアクセスが行われる。また、この
場合、パルス信号発生回路33からパルス信号が発生さ
れない為に、テープレコーダ16は録音状態が継続され
る。しかしながら、このとき、同一ディスク内でアクセ
スが行われるので、そのアクセス動作時間が短く、磁気
テープに曲間の無信号部分を設けるのに概ね適切な時間
程度である。
【0022】一方、今まで再生していたCDのディスク
番号と次に再生するCDのディスク番号とが異なる場
合、第2比較手段32から次に再生するディスク番号に
応じた制御信号がディスク交換制御回路9に供給され
る。その為、ディスク交換機構8により今まで再生して
いたCDが収納部の所定の収納位置に戻されると共に、
前記ディスク番号のCDが収納部から引き出され、再生
位置まで移送される。そして、前記ディスク番号のCD
の再生が開始され、曲番のアクセスが行われる。
【0023】また、今まで再生していたCDのディスク
番号と次に再生するCDのディスク番号とが異なる場
合、第2比較手段32から発生される不一致信号がパル
ス信号発生回路33に供給され、該パルス信号発生回路
33からパルス信号が発生する。その為、前記パルス信
号は操作キー制御回路11に供給され、ポーズ信号とし
て働き、録音状態に成されていたテープレコーダ16
ポーズをかけて該テープレコーダ16を録音ポーズ状態
にする。その後、曲番のアクセス動作が完了され、変換
アドレスレジスタ25に記憶されている曲番のデータに
応じた曲の頭の絶対経過時間とCDに記録されているサ
ブコーディング信号の絶対経過時間とが一致したことが
第1比較手段27により検出されたとき該第1比較手段
27から一致信号が発生されるので、パルス信号発生回
路33から再びパルス信号が発生し、今度は該パルス信
号がポーズ解除信号として働き、録音ポーズ状態に成さ
れていたテープレコーダ16を録音状態にする。そし
て、CDプレーヤ15の操作キー6により指定された曲
番の曲の再生が終了する度にアドレスカウンタ30のカ
ウント値が1つずつカウントアップし、メモリ23から
目標アドレスレジスタ24に転送されるデータが順次変
化すると共に、該目標アドレスレジスタ24から再生デ
ィスク番号レジスタ31に転送されるデータが順次変化
するので、指定された曲番の曲の再生が終了する度に上
述した動作が繰り返し行われる。その為、図4イ,ロ,
ハに示す如く、ディスク交換が行われる場合、曲の再生
が終了したときにポーズ信号として働くパルス信号が、
次の曲の頭出しが行われたときにポーズ解除信号として
働くパルス信号がそれぞれパルス信号発生回路33から
発生されるので、所定の曲の再生が終了してから次の曲
の頭出しが行われるまでの間、テープレコーダ16は録
音ポーズ状態に成される。したがって、前記テープレコ
ーダ16はディスク交換が行われている期間、磁気テー
プの走行が停止される。
【0024】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明に係るシンクロ
ダビング方法は、アクセス動作により再生曲が切換えら
れる際にディスクの交換の必要時のみ録音機器と録音ポ
ーズ状態にする様にしているので、ディスク交換が行わ
れている間に記録媒体を無駄に消費することが防止出来
るとともに、曲の頭出しが完了するまでのアクセス動作
時間が短い為に録音ポーズ状態にする必要がない同一デ
ィスクのアクセス時に、無駄な録音ポーズ状態になるこ
とが防止出来るという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシンクロダビング方法の一例を示すフ
ローチャートである。
【図2】本発明のシンクロダビング方法を採用した装置
の一実施例を示す回路ブロック図である。
【図3】図2のマイクロコンピュータの詳細を示す回路
ブロック図である。
【図4】図2のポーズ解除信号及びポーズ信号の発生と
テープレコーダの録音及び録音ポーズ状態との関係を示
すタイミング図である。
【符号の説明】15 CDプレーヤ16 テープレコーダ 24 目標アドレスレジスタ 31 再生ディスク番号レジスタ 32 第2比較手段 33 パルス信号発生回路34 アクセス手段

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数枚のディスクがセットされ、再生する
    ディスクの交換が自動的に行えると共に、指定した順番
    に再生曲を切換えることが出来るランダムアクセス機能
    付きディスクプレーヤのオートチェンジャー装置の再生
    動作に同期させてディスクの再生信号を録音機器により
    録音するシンクロダビング方法において、アクセス動作
    により再生曲が切換えられる際に次の再生曲が今までの
    再生曲のディスクと同一ディスクであるか否かを検出
    し、同一ディスクである場合に録音機器を録音ポーズ状
    態にしないようにすると共に、同一ディスクでない場合
    に録音機器を録音ポーズ状態にすることを特徴とする
    ンクロダビング方法。
JP4051661A 1992-03-10 1992-03-10 シンクロダビング方法 Expired - Lifetime JP2567778B2 (ja)

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