JP2504241Y2 - 車載用オ―ディオ装置 - Google Patents

車載用オ―ディオ装置

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JP2504241Y2
JP2504241Y2 JP1989146965U JP14696589U JP2504241Y2 JP 2504241 Y2 JP2504241 Y2 JP 2504241Y2 JP 1989146965 U JP1989146965 U JP 1989146965U JP 14696589 U JP14696589 U JP 14696589U JP 2504241 Y2 JP2504241 Y2 JP 2504241Y2
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裕章 青木
正幸 岑
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  • Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は車載用オーディオ装置に係り、特にソースか
らの出力停止時にメモリから所定のオーディオ信号を読
み出して出力する車載用オーディオ装置に関する。
〈従来の技術〉 車載用オーディオ装置には、チューナ付きカセットテ
ーププレーヤのように、装置本体にラジオ受信機を内蔵
したタイプのものがある。かかるオーディオ装置本体に
は、ラジオモニターと呼ばれる機能が付加されており、
記録媒体の早送り/巻き戻し操作等により再生音が停止
するとチューナから最新受信局の音声を出力する。
〈考案が解決しようとする課題〉 しかし、チューナからの音声出力は必ずしもユーザの
所望するものであるとは限らない。
又、車と共に受信地点が移動するため、最新受信局の
受信状態が良好になっているとは限らないので、場合に
よっては「サー」という雑音が出力され不快な気持にな
ることがあった。
よって、本考案の目的はソースからの出力停止時に、
ユーザの所望する音声信号を、良好な状態で出力可能な
車載用オーディオ装置を提供することである。
〈課題を解決するための手段〉 本考案の別の目的は、再生停止状態になった時刻にふ
さわしい音楽、たとえば、再生停止状態が朝の場合に
は、朝にふさわしい音楽を、昼間であれば、昼間にふさ
わしい音楽を出力可能な車載用オーディオ装置を提供す
ることである。
上記課題は、本考案によれば、予め複数のオーディオ
信号を時間情報に対応させて記憶する手段、チューナ以
外のオーディオソースが選択されている状態において、
該オーディオソースの再生開始、及び、ディスク交換あ
るいはテープの早送り/巻き戻しなどによるオーディオ
ソースの再生停止を監視する制御部、現時刻を監視する
タイマー、再生停止状態において、再生停止状態となっ
た時刻に応じたオーディオ信号を前記記憶手段から読み
出す読み出し手段、通常、オーディオソースからの再生
信号を出力すると共に、再生停止状態においては前記読
み出し手段により読み出されたオーディオ信号を出力
し、再生開始により元のオーディオソースからの再生信
号を出力するソース切り換え手段を備えた車載用オーデ
ィオ装置により達成される。
〈作用〉 予め複数のオーディオ信号を時間情報に対応させて記
憶手段に記憶しておき、チューナ以外のオーディオソー
スが選択されている状態において、ディスク交換あるい
はテープの早送り/巻き戻しなどにより該オーディオソ
ースからの再生信号の発生が停止すると、再生停止状態
になった時刻に応じたオーディオ信号を記憶手段から読
出してソース切り換え手段を介して出力し、再生信号の
発生が開始すると元のオーディオソースからの再生信号
を出力する。
〈実施例〉 第1図は本考案による車載用オーディオ装置の実施例
のブロック図であり、1はチューナ、2は少なくとも1
枚以上のディスクが収納されたマガジンから、所定のデ
ィスクを選択して演奏するCDチェンジャ、3はソース切
り換え信号CSによりオーディオソースを切り換える第1
オーディオソース切り換え回路、4はアンプ、5はスピ
ーカである。
6はデジタルオーディオ信号を記憶する読み出し/書
き込み自由なメモリ、例えばEEPROM、7はメモリ6のバ
ックアップ電源である。
8はデジタルのオーディオ信号をメモリ6に書き込
み、又は、メモリから読み出す書き込み/読み出し制御
部、9はA/D変換器、10はD/A変換器である。
11は釦操作部であり、CDチェンジャー2にディスクチ
ェンジを指令するディスクチェンジ釦12、ディスクチェ
ンジ中など再生信号の発生が停止したとき、この間メモ
リ6より読み出したオーディオ信号を出力するように指
令するモニタ釦13、オーディオ信号のメモリ6への書き
込みを指令する録音釦14等の各種操作釦から構成されて
いる。
15は本考案による車載用オーディオ装置の全体を制御
するコントロール部、16はソース切り換え信号CS′によ
りオーディオソースを切り換える第2オーディオソース
切り換え回路である。
コントロール部15は録音釦14の押圧によりオーディオ
信号を書き込み/読み出し制御部8をしてメモリ6へ書
き込ませ、又、モニター状態(モニター釦13が一度押圧
されている状態)においてディスクチェンジ12釦が押圧
されると、第2オーディオソース切り換え回路16にハイ
レベル(H)の切り換え信号CS′を出力すると共に、書
き込み/読み出し制御部8をしてメモリ6より所定のデ
ジタルオーディオ信号を読み出させ、更にディスクチェ
ンジ終了を検知して切り換え信号CS′をローレベル
(L)にする。
第2オーディオソース切り換え回路16は切り換え信号
CS′がハイレベル(H)になると、メモリ6から読み出
されたオーディオ信号をアンプ4へ出力し、切り換え信
号CS′がローレベル(L)になると第1オーディオソー
ス切り換え回路3からの再生信号をアンプ4へ出力す
る。尚、17は時刻をセットする時刻設定部、18はタイマ
である。
次に全体的動作を登録、モニタのそれぞれの場合につ
いて説明する。
(a)登録制御 メモリに6にオーディオ信号が書き込まれていない時
は、オーディオ信号を書き込む必要がある。そこで、釦
操作部11の所定の釦を操作すると、コントロール部15は
所望のオーディオソース、例えばCDチェンジャー2を再
生状態とする。同時にコントロール部15は第1オーディ
オソース切り換え回路3に切り換え信号CSを出力し、オ
ーディオソースをCDチェンジャー2に切り換える。以上
によりCDチェンジャー2の再生信号が第2オーディオソ
ース切り換え回路16、アンプ4を介してスピーカ5から
出力される。
かかる状態において所望の再生信号が出力される直前
に、録音釦14を押圧する。録音釦14が押圧されると、コ
ントロール部15は、書き込み/読み出し制御御部8に書
き込み指令信号を入力して、A/D変換器9を介して送ら
れてくる1曲目のデジタルオーディオデータをメモリ6
に書き込ませると共に、時刻設定部17にセットした時刻
データを前記1曲目のデジタルオーディオデータに対応
させて、メモリ6に書き込む。
以上の操作をメモリの容量に応じて繰り返せば、メモ
リ6へN曲分のオーディオ信号の書き込み作業が終了す
る。
尚、具体的な書き込み方法は、30秒づつ10曲、60秒づ
つ5曲というようにメモリ6の容量に応じて行うものと
し、該時間が経過すると書き込みを終了させる。書き込
み時間を30〜60秒としたのは、通常、CDチェンジャのデ
ィスクチェンジに20秒程かかるからである。
(b)モニタ制御部 ディスクチェンジ中に無音状態になることを望まない
場合には、モニタ釦13を押圧してモニタ状態にしてお
く。
モニタ状態において、ディスクチェンジ釦12が押圧さ
れ、ディスクチェンジが指令されると、コントロール部
15はCDチェンジャ2にディスクチェンジ指令を発すると
共に、タイマ18の現時刻を監視し、現時刻に対応する時
間帯(例えば、現時刻がAM9:20ならAM9:00〜AM10:00の
時間帯)に属する朝にふさわしい曲目のオーディオ信号
を、書き込み/読み出し制御部8をしてメモリ6から読
み出させ、D/A変換器10へ出力する。
又、コントロール部15は、以上と並行して第2オーデ
ィオソース切り換え回路16へハイレベル(H)の切り換
え信号CS′を出力し、切り換え回路16をしてメモリ6か
らのオーディオ信号が出力されるように、D/A変換器10
の出力側に切り換えさせる。
この結果、以後メモリ6に記憶した所定曲目に基づく
音声がスピーカから出力される。
かかる状態において、ディスクチェンジが終了する
と、即座CDチェンジャより再生信号が発生開始される。
コントロール部15はCDチェンジャよりディスクチェン
ジ完了信号DCEを受信し、あるいは、再生信号レベルを
監視して、該発生開始を検知し、切り換え信号CS′をロ
ーレベル(L)にして第2オーディオソース切り換え回
路16をして元のオーディオソースからの再生音が出力さ
れるように、オーディオソース切り換え手段3側へ切り
換えさせる。
又、書き込み/読み出し制御部8に読み出し停止指令
を発して、メモリ6からのオーディオ信号の読み出しを
停止させる。
以上によりディスクチェンジの中等において無音状態
となることがなくなる。
尚、メモリ6へ書き込まれたオーディオ信号は、各オ
ーディオ信号に付加した時間帯と、現時刻との対応関係
で読み出すようにしたが、あらかじめユーザが所定の釦
を押圧しておくこと等により、読み出すオーディオ信号
を指定しておいてもよいし、ランダムに選択するように
してもよいし、又、以上の実施例においては、CDチェン
ジャのディスクチェンジ時の本考案を適用した場合につ
いて説明したが、カセットテープデッキ、DAT装置にお
ける早送り、巻き戻し等の場合にも適用できる。
〈考案の効果〉 以上、本考案のオーディオ装置によれば、予め複数の
オーディオ信号を時間情報に対応させて記憶する手段、
チューナ以外のオーディオソースが選択されている状態
において、該オーディオソースの再生開始、及び、ディ
スク交換あるいはテープの早送り/巻き戻しなどによる
オーディオソースの再生停止を監視する制御部、現時刻
を監視するタイマー、再生停止状態において、再生停止
状態となった時刻に応じたオーディオ信号を前記記憶手
段から読み出す読み出し手段、通常、オーディオソース
からの再生信号を出力すると共に、再生停止状態におい
ては前記読み出し手段により読み出されたオーディオ信
号を出力し、再生開始により元のオーディオソースから
の再生信号を出力するソース切り換え手段を備えたの
で、ディスク交換時などソースからの再生信号の発生停
止時に、ユーザの所望する音声信号を雑音のない良好な
状態で出力可能になり、ユーザを不快な気持にさせるこ
とがなくなる。
また、本考案によれば、再生停止状態になった時刻に
ふさわしい音楽、たとえば、再生停止状態が朝の場合に
は、朝にふさわしい音楽を、昼間であれば、昼間にふさ
わしい音楽を出力することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示すブロック図である。 2……CDチェンジャ 3……第1オーディオソース切り換え回路 6……メモリ 8……書き込み/読み出し制御部 11……釦操作部 15……コントロール部 16……第2オーディオソース切り換え回路

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】予め複数のオーディオ信号を時間情報に対
    応させて記憶する手段、 チューナ以外のオーディオソースが選択されている状態
    において、該オーディオソースの再生開始、及び、ディ
    スク交換あるいはテープの早送り/巻き戻しなどによる
    オーディオソースの再生停止を監視する制御部、 現時刻を監視するタイマー、 再生停止状態において、再生停止状態となった時刻に応
    じたオーディオ信号を前記記憶手段から読み出す読み出
    し手段、 通常、オーディオソースからの再生信号を出力すると共
    に、再生停止状態においては前記読み出し手段により読
    み出されたオーディオ信号を出力し、再生開始により元
    のオーディオソースからの再生信号を出力するソース切
    り換え手段とを有することを特徴とする車載用オーディ
    オ装置。
JP1989146965U 1989-12-20 1989-12-20 車載用オ―ディオ装置 Expired - Lifetime JP2504241Y2 (ja)

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JPH0384987U JPH0384987U (ja) 1991-08-28
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JPS59218685A (ja) * 1984-05-09 1984-12-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd ラジオ付テ−プレコ−ダ
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