JP2800348B2 - 紙幣収納装置 - Google Patents

紙幣収納装置

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JP2800348B2
JP2800348B2 JP2034150A JP3415090A JP2800348B2 JP 2800348 B2 JP2800348 B2 JP 2800348B2 JP 2034150 A JP2034150 A JP 2034150A JP 3415090 A JP3415090 A JP 3415090A JP 2800348 B2 JP2800348 B2 JP 2800348B2
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JP
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manipulator
backup plate
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banknote
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JP2034150A
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毅 小久保
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NEC Corp
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NEC Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、入金した紙幣を出金に使用するいわゆるリ
サイクル式の現金処理装置に用いる紙幣収納装置に関す
る。
〔従来の技術〕 入金した紙幣を出金のために使用するいわゆるリサイ
クル式の現金処理装置に用いる従来の紙幣収納装置は、
第4図に示すような構成となっている。
すなわち、第4図(a)に示す例は、紙幣2を上方か
ら順次にステージ27にスタックし、ステージ27を下降さ
せて収納する方式のものである。
第4図(b)に示す例は、バックアップ板28を上下運
動させ、バックアップ板28の上に紙幣2を積重ねて収納
してその最上位のものから繰出す方式のものである。
第4図(c)に示す例は、スタックした紙幣2をすべ
て退避させ、一番手前(繰出しローラ26に近い位置)に
最新の紙幣を収納する方式のものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述したような従来の紙幣収納装置は、第4図(a)
の方式のものは、収納した紙幣を積重ねて最下位のもの
から順次に1枚ずつ繰出す方式であるため、収納した紙
幣の数が多くなると、重くなって繰出しが不可能になる
という欠点がある。
第4図(b)および第4図(c)の方式のものは、共
にラストインファストアウト方式であり、銀行員が最初
にセットした紙幣を最後に出金する。リサイクル式の現
金処理装置は、一般的に正損の判別を行っており、損券
は出金しないようになっているが、上記の例の場合は、
正損の判別をミスしたときはそれが直ちに出金される。
一方ファストインファストアウト方式の場合は、取引が
少なければその紙幣は還流しないことになる。従ってフ
ァストインファストアウト方式の場合は、同じ現金カセ
ットの一番最後の位置に模擬紙幣をセットしておくこと
によって終りを明らかにしてリサイクルさせることによ
り、事故精査を行うことを可能にすることができるが、
ラストインファストアウト方式のものは、これができな
いという欠点がある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の紙幣収納装置は、上方から投入される紙幣を
垂直状態で載置するマニュピレータベースと、前記マニ
ュピレータベース上に設けられて開閉動作によって前記
紙幣を挟持する2個のハンドプレートと、前記ハンドプ
レートの開閉動作を行うリンクとを有するマニュピレー
タと、前記マニュピレータの水平運動を案内するガイド
シャフトと、前記マニュピレータの水平運動を駆動する
モータと、前記マニュピレータの上下を反転させる回転
シャフトと、前記マニュピレータの下方に設けられて前
記マニュピレータの水平運動と平行に往復運動自在なバ
ックアッププレートと、前記バックアッププレートと平
行に設けられ前記バックアッププレートと同一方向の水
平方向の往復運動が自在であってこの運動によって前記
紙幣に接触したときにそれを検出して停止させる第一の
センサを有しかつ前記往復運動の方向と直角方向に開閉
する2枚の倒れ防止板と、前記第一のセンサによって停
止したときその停止位置を検出して前記マニュピレータ
をそれに対応する位置に移動させる第二のセンサとを備
えている。
〔実施例〕
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図(a)および(b)は、本発明の一実施例の動
作の前後の状態を示す側面図である。
第1図(a)において、マニュピレータ1は、開いた
状態(参照符号1a)において紙幣2が矢印A方向に投入
されてくる。現金カセットに既に紙幣2が入っている
と、これから収納する紙幣のためのスペースを開けるた
め、まず紙幣の倒れを防止するための倒れ防止板6が左
へ移動する。倒れ防止板6にはセンサー(図示省略)が
取付けられており、このときこれが紙幣2を検出するこ
とによって停止すると同時に、その停止位置を他のセン
サー(図示省略)によって検出する。この検出によって
紙幣2をはさんだマニュピレータ1を紙幣の収納に最適
な位置(参照符号1b)まで移動する。これと同時に、バ
ックアッププレート8を、紙幣2を収納するのに必要な
間隔を開けるために、必要な量だけ退避させる。
この状態において、第1図(b)に示すように、マニ
ュピレータ1を180゜回転させ(参照符号1c)て、紙幣
2を挟持している保持部を開いて倒れ防止板6とバック
アッププレート8との間に落下させ、ベース7の上に保
持する。紙幣2が完全に落下すると、マニュピレータ1
を逆方向に180゜回転させて元の状態に戻し、さらにバ
ックアッププレート8も元の状態に戻す。次に倒れ防止
板6も外側の方向にスライドさせて収納した紙幣と既に
現金カセットに入っている紙幣とを合体して収納動作を
完了する。
第2図は第1図の実施例のマニュピレータの詳細を示
す斜視図である。
第2図において、マニュピレータの左右への移動は、
ガイドシャフト18aおよび18bによって案内されて行われ
る。ハンドプレート10aおよび10bの開閉は、リンク11に
よって行われ、これらの間に紙幣を挟持して落下させ
る。モータ15の動力をプーリ16およびワイヤ17によって
伝達してマニュピレータの左右運動を駆動する。また開
鉄シャフト14を中心として180゜の正逆の回転運動を行
うことによって上下を反転させる。
第3図は、第1図の実施例の倒れ防止板とバックアッ
ププレートの詳細を示す斜視図である。
第3図は倒れ防止板6で紙幣2を押え、バックアップ
プレート8が退避した状態を示している。バックアップ
プレート8の退避は、ワイヤ24によって引張り、4個の
ローラ22が2本のガイドシャフト23aおよび23bに沿って
転動することによって行う。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明の紙幣収納装置は、紙幣
を垂直にして水平方向にスタックするため、収納枚数が
多くなっても容易に繰出しを行うことができ、また、新
しく収納した紙幣を最後尾の位置に収納するため、ファ
ストインファストアウト方式を採用することができ、従
って事故精査を行うことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)および(b)は本発明の一実施例の動作の
前後の状態を示す側面図、 第2図は第1図の実施例のマニュピレータの詳細を示す
斜視図、 第3図は第1図の実施例の倒れ防止板とバックアッププ
レートの詳細を示す斜視図、 第4図(a)および(b)および(c)は従来の紙幣収
納装置の異った三つの例を示す側面図である。 図において、 1a・1b・1c……マニュピレータ、2……紙幣、3……プ
レッシャローラ、4……ピッカローラ、5……分離ロー
ラ、6……倒れ防止板、7……ベース、8……バックア
ッププレート、10a・10b……バインドプレート、11……
リンク、12……マニュピレータベース、13……ガイドシ
ャフト受け板、14……回転シャフト、15……モータ、16
……プーリ、17……ワイヤ、18a・18b……ガイドシャフ
ト、22……ローラ、23a・23b……ガイドシャフト、24…
…ワイヤ、26……繰出しローラ、27……ステージ、28…
…バックアップ板。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上方から投入される紙幣を垂直状態で載置
    するマニュピレータベースと、前記マニュピレータベー
    ス上に設けられて開閉動作によって前記紙幣を挟持する
    2個のハンドプレートと、前記ハンドプレートの開閉動
    作を行うリンクとを有するマニュピレータと、 前記マニュピレータの水平運動を案内するガイドシャフ
    トと、 前記マニュピレータの水平運動を駆動するモータと、 前記マニュピレータの上下を反転させる回転シャフト
    と、 前記マニュピレータの下方に設けられて前記マニュピレ
    ータの水平運動と平行に往復運動自在なバックアッププ
    レートと、 前記バックアッププレートと平行に設けられ前記バック
    アッププレートと同一方向の水平方向の往復運動が自在
    であってこの運動によって前記紙幣に接触したときにそ
    れを検出して停止させる第一のセンサを有しかつ前記往
    復運動の方向と直角方向に開閉する2枚の倒れ防止板
    と、 前記第一のセンサによって停止したときその停止位置を
    検出して前記マニュピレータをそれに対応する位置に移
    動させる第二のセンサと を備えることを特徴とする紙幣収納装置。
JP2034150A 1990-02-14 1990-02-14 紙幣収納装置 Expired - Lifetime JP2800348B2 (ja)

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JPH03238237A JPH03238237A (ja) 1991-10-24
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DE19842965A1 (de) * 1998-09-19 2000-03-23 Topack Verpacktech Gmbh Vorrichtung zum Ergänzen des Vorrats eines Stapelmagazins
US6695570B2 (en) * 2001-01-11 2004-02-24 Graphic Packaging International, Inc. Automatic carton loader
JP4679269B2 (ja) * 2005-06-29 2011-04-27 株式会社東芝 紙葉類供給装置
CN106815929A (zh) * 2017-02-21 2017-06-09 上海古鳌电子科技股份有限公司 一种机械手接钞机构及工作方法及包括接钞机构的清分机

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