JPS6020295A - 紙葉類回収搬送路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の対象〕 本発明はスタックされた紙葉類を２つ以上の箱に回収す
る機構に係り、特に紙幣を取扱う現金支払機の回収箱と
りジエクトボックスに紙幣を収容する機構に好適な紙幣
回収搬送路に関する。

〔発明の背景〕

第１図は現金支払機の内部に収容された紙幣計数機の概
略を示したものである。紙幣収納箱２に収容された紙幣
３は真空源と連通した吸着口６の揺動運動で一枚づつ分
離され、かみ込みローラ７によって搬送路へ送り込まれ
る。搬送路の紙幣は羽根車８に入り、スタッカ９ａに堆
積される。指定枚数の紙幣が分離されスタックされると
、分離・搬送は停止する。堆積された紙幣はタイミング
ベルト１０に取付けられたフォーク１１によって押出さ
れる。押出しと同時にシャッタ１６が開き受取口知出さ
れる。顧客がこれを受取るが、時として受取り忘れる場
合がある。この場合は一定時間後にフォーク１１を後退
させ、スタッカ内部に戻した後、スタッカ９ａを一点鎖
線で示す位置９ｂに降下させる。タイミングベルト１０
の一端のプーリ１２の先には切換えゲー）１３ａが配置
されており、フォークによって押出されてきた回収紙幣
は切換えゲー）１３ａとガイド１５の間を落下し、紙幣
収納箱２内部の一部分に設けられた回収箱５内に収容さ
れる。

次に吸着口６で分離しかみ込みローラフによって搬送路
へ送り出されたきた紙幣が複数枚紙幣で８゜ゎヵ８検い
や、７えよら工検ヵ鉢朴、えって、スタッカは９ｂの位
置に降下する。スタッカ９が降下する前にすでに切換え
ゲート１３は１３ｂの位置に切り換えられ、スタッカ９
ｂの位置がら押出されてきた紙幣は切換えゲート１３ｂ
とガイド１４の間に落下し、紙幣収納箱２の内部の一部
分に設けられたりジエクトボックス４内に収容される。

収容が完了するとスタッカ９ｂはスタツ典 り位置である９ａに上昇し、二度び分離会搬送が行なわ
れる。

本方式による回収やりジエクト紙幣は、紙幣収納箱内部
に戻されるため、紙幣計数機を小形化でき、装置の小形
化も期待できる。また係員が取扱う箱は紙幣収納箱だけ
で良く、運用上もたいへん便利である。ところが、回収
紙幣やりジエクト紙幣が切換えゲート１３とガイド１５
または１４間を落下する時、これらの紙幣が折りぐせや
カールぐせのある紙幣である場合はガイド間にはさまり
落下しきれない障害が多発する恐れがある。また紙幣は
自由落下するので、落下途中で少しでもひっかかるとス
キュして完全に箱内部に収容しきれず、一部が紙幣収納
箱からはみ出す恐れがある。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、回収紙幣やりジェクト紙幣を完全に紙
幣収納箱内部に収容できる機構を提供することにある。

〔発明の概要〕

スタッカから押出されてきた紙幣を回収箱やりジェット
ボックス処完全に収容するためには、搬送路で挾持して
搬送するのが最良である。またこの搬送路はスタッカで
フリーに堆積された紙幣を、もう一度挾持するので上下
一対の搬送路の入口はラッパ状に広がり、また出口は回
収箱とりジエクトボックスに切換わることができる↓５
に構成したものである。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の一実施例を第２〜第４図で説明する。紙
幣計数機の概略構成を第２図に示す。本構成は第１図と
ほぼ同じで、分離・搬送の動作も同じである。ただしス
タッカ９の先端如は上下一対の搬送ベルトからなる搬送
路２０．２１が設けられている。櫨送路２１はバネ４３
の矢印方向の力により常に軸２１ｃを中心に全体が時計
方向に回動し搬送路２０に押し付けられ、搬送路の挾持
力と、回収紙幣やりジエクト紙幣が１枚でも多数枚でも
対応できるようになっている。

これらの搬送路は回収時には２０ａと２１ａに示す位置
処あり、リジェクト時には２０ｂと２１１）の位置にな
る。この動作を第４図により説明する。

搬送路２０ａは連結リンク２３によってつながっており
、その一端は揺動板４０に取付けられおり、モータ４２
により回転する。リジェクト時には揺動板４０が反時計
方向に回転し一点鎖線で示す位置に停止する。この時搬
送路２１ａは連結リンク２２の一端をバネ４３で搬送路
２０ａに押しつげているので、搬送路２０ａが２０ｂに
移動したときも一体となって一点鎖線で示す位置に移動
する。

これらの搬送路が回収側にもどるときは揺動板４０が時
計方向に回転し実線に示す位置に停止する。

次にフォークと上記搬送路の駆動を第３図、第４図によ
り説明する。第３図はスタッカ部を上部より見た概略構
成口である。フォーク１１ぽ左右一対のタイミングベル
ト１０に取付けられており、駆動軸３９に取付けられた
タイミングプーリにより左右の同期をとってフォークを
前・後進させる。

駆動軸３９は第４圀に示すモータ４１によって駆動され
、フォークが前進するときは時計方向に回転し、駆動軸
３９に取付けられた検出板４４の位置を検出器４６によ
り前進端を検出して停止させる。後退させる時は反時計
方向に回転させ、検出器４５により後退端を検出して停
止させる。

搬送路２０．２１は駆動軸３９のフレーム４７の外側に
這婬られたタイミングプーリ３１からタイミングベルト
３０を介して、タイミングプーリ３３および３５を駆動
させる。搬送路２１は第３図に示す如く歯車３７．３８
を介して回転方向を変えているので搬送路２０と同方向
に搬送する。

またタイミングプーリ３３および３５の軸には時計方向
だけ駆動力を伝達し、反時計方向には空転するワンウェ
イクラッチ３６を取付けているので、フォーク１１が前
進す、る時だげ搬送路２０．２１は搬送し、フォーク１
１が後退するときはタイミングプーリ３３．３５だけが
空転し、搬送路２０゜２１は停止している。従って第２
図に示すスタッカ９が一点鎖線で示す位置にあり、フォ
ークが前進し堆積された紙幣を押し出すと搬送路２０．
２１がこれを挾持し回収箱５またはりジエクトボックス
４に回収紙幣またはりジエクト紙幣を搬送する。

この時フォークの１回だけの前進ではこれらの紙幣を搬
送路から完全に搬送しきれない場合があるので、フォー
クを一旦後退させさらにもう一度フオークを前進させる
。フォーク後退時には搬送路は停止しているので紙幣は
搬送路に挾持されたままになっており、フォークが再度
前進した時搬送路が駆動され、挾持された紙幣は完全に
回収箱またはりジエクトボックスに落下させられる。

〔発明の効果〕

本発明によればスタッカ上にフリーに堆積された紙幣を
確実に挟持して搬送することができ、またこの搬送路全
体が方向を変えることができるので用途の異なる紙幣を
別々の箱に収容することが可能である。またこの搬送路
の駆動はフォークの駆動と連動させたので搬送路鹿動用
のアクチュエータが必要でなく機構の簡略化とコンパク
ト化が９、搬送路上の紙幣を確実に回収箱またはりジェ
クトボックスに落し込める。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の紙幣計数機の側面図であり、第２図は本
発明による紙幣計数機の側面図、第３図力 は紙幣スタツメ部の上面−１第４図は搬送路の駆動系を
示した側面図である。 ２・・・紙幣収納箱、３・・・紙幣、４・・リジェクト
ボックス、５・・・回収箱、９川スタツカ、１ｏ・・・
フォークタイミングベルト、１１・・・７オー久１ｓ　
”’切換えゲート、２０．２１・・・回収搬送路、２２
゜２３・・・連結リン久３ｏ・・・タイミングベルト、
４゜・・・揺動板、４１．４２・・・モータ、４ｓ、４
６・・・検出器 第　１　リ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （リ　紙葉を押出すためのフォークを取付けたベルトの
   終端に、フォークによって押し出されてきた紙葉なはさ
   み込んで所定方向に搬送する上下一対の搬送ベルトを有
   し、前記搬送ベルトの先端が一対として搬送方向が変え
   られることを特徴としだ紙葉類回収搬送路。 （２）フォークを駆動する駆動手段が、上記一対の搬送
   ベルトを駆動させ、フォーク後退時には駆動されないこ
   とを特徴とする特許請求範囲第１項記載の紙葉類回収搬
   送路。 （３）　フォークが紙葉な上記一対の搬送ベルトに受渡
   した後、フォークの前進、後退を複数回繰返えすことを
   特徴とする特許請求範囲第１又は第２項記載の紙葉類回
   収搬送路。