JPS61211241A - 紙葉類処理装置 - Google Patents

紙葉類処理装置

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JPS61211241A
JPS61211241A JP5174185A JP5174185A JPS61211241A JP S61211241 A JPS61211241 A JP S61211241A JP 5174185 A JP5174185 A JP 5174185A JP 5174185 A JP5174185 A JP 5174185A JP S61211241 A JPS61211241 A JP S61211241A
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Application number
JP5174185A
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Inventor
Toshiyuki Miyano
宮野 利行
Masashi Nakada
雅士 中田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は、紙幣等の有価証券類などの紙葉類を一枚ず
つ鑑査等して所定の処理を行なう紙葉類処理装置に関す
る。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
この種の紙葉類処理装置としては、例えば紙幣等の銀行
券(以下単に券とも称する)の把を処理装置本体内に投
入すると、自動的に該把の施封帯を解いてその銀行券を
一枚ずつ取出して鑑査等を行ない、その鑑査等の結果に
基づいて区分・集積等の処理を行なうものがある。
これをもう少し具体的に説明すると、例えば銀行券は1
00枚ずつそれぞれ紙バンド等の施封帯により結束して
施封把とされ、これを更に10個大流封帯により結束し
て大束とされている。こうした状態の大束を搬送手段に
投入して処理装置本体内に送り込むと、前処理装置の力
、ターにより上記大束の大施封帯を切除して10個の施
封把にばらし、更にその各施封把の施封帯を次々と切除
して100枚ずつ積層したままの状態(以下単に解封把
と称する)で次々と紙業類供給手段に受取らせて取出装
置に運ばせる。
そこでその取出装置が該供給手段よシ供給される解封把
の100枚の券を最上層のものから−枚ずつ略連続的に
取出して鑑査部に送り、その鑑査部で一枚ずつ「正損」
や「真偽」等の鑑査を行なって、その鑑査結果に基づい
て区分して所定の集積部に集積する。
ところで、このような紙葉類処理装置では、処理能力の
向上・高速化を図る上で、上述の如く100枚ずつの解
封把を受取って取出装置に運ぶ紙葉類供給手段に問題が
あった。即ち、従来の紙葉類供給手段は、互いに入れ千
秋に交叉して解封把の受渡しができる第1及び第2のパ
、ツクアップが備えられており、大束が処理装置本体内
に送り込まれて施封帯のカットなどの前処理行程を経て
100枚単位の解封把として次次と来ると、その解封把
を一単位ずつ上記第1のバックアップが受取っである所
まで運び、そこに待機していた第2のバックアップに渡
す。
その解封把を受けた第2のバックアップはそのまま上昇
して取出装置の取出部に移動し、その解封把の100枚
の券を最上層のものから一枚ずつ該取出装置により取出
させるように供給動作する。つまシ第1のバックアップ
は解封把を受堆っである所まで運ぶが、そこからは第2
の・9ツクアツプに渡し、該第2のバックアップのみが
取出装置の取出部に移動して行って供給動作を行なう構
成である。
こうした構成の紙葉類供給手段では、上述の ゛10把
計1o00枚の大束のような大量の券を連続処理する場
合、第2のバックアップが最初の解封把の取出装置への
供給動作を完了してから、下降して第1のバックアップ
からの受渡し位置の所まで移動して来なければ、次の解
封把を該第1のバックアップから受けることができず、
またそこで第1のバックアップから次の解封把を第2の
バックアップが受けても、そこから上昇して取出装置の
取出部に移動して来ないと該取出装置による取出しが再
開できないことから、解封把を取出装置に供給して一枚
ずつ取出させた後、次の解封把を供給して取出装置に取
出し開始させるまでの間のロスタイムが長く、ソれだけ
処理能率が悪く、大量連続処理の高速化が図れなかった
さらに、上述した紙葉類処理装置では、大束の他に・ぐ
う券を操作員の手作業によってパラ券投入装置に収容し
て紙葉類供給手段に送シ込むような構成としたものにあ
っては、パラ券投入装置内に紙葉類が残留したり、装置
内壁との抵抗によって紙葉類が斜め如なって供給手段に
受け渡され易く、バックアップへの紙葉類の積載状態が
不揃いとなり、取出部において不良取出が発生するなど
の問題があった。
〔発明の目的〕
この発明は、上記の事情のもとになされたもので、紙葉
類供給手段忙より紙葉類を非常に少ないタイムロスで次
々と迅速に取出装置に運んで供給するととができ、大量
連続処理の高速化を可能にして時間あたりの処理能力の
向上が図ることができ、しかも紙葉類投入装置から別途
送シ込まれる未施封の紙葉類の供給手段への受け渡しが
確実にできろ紙葉類処理装置を提供することを目的とし
たものである。
〔発明の概要〕
上記した目的を達成させるために1この発明は、紙葉類
供給手段により多数枚の紙葉類を積層状態で取出装置に
移動供給し、この取出装置で一枚ずつ紙葉類を取出して
所定の処理を行なうとともに、前記紙葉類供給手段に紙
葉類投入装置から多数枚の未施封紙葉類を送り込んで受
け渡す手段を備えた紙葉類処理装置において、前記紙葉
類投入装置内に、未施封紙葉類を前記紙葉類供給手段に
受け渡されるまで上方から常に押し込み維持可能な押し
込み手段を設けてなる構成とすることにより、紙葉類供
給手段への未施封紙葉類の受け渡しを確実にかつ整然と
行なうことができるようにしたものである。
〔発明の実施例〕
以下、この発明を図示の一実施例を参照しながら説明す
る。
第1図は例えば紙幣等の銀行券の鑑査及び整理等を行な
う銀行券自動鑑査装置などに用いられる紙葉類処理装置
全体の概略構成を示すもので、鑑査機本体1と、この鑑
査機本体1に銀行券の大束(銀行券を100枚積層して
紙バンド等の施封帯により施封した施封把を10束積層
して大施封帯により1束に結束したものをいう)を送り
込む紙葉類搬送手段としての束搬送装置2と、この束搬
送装置2とは別に施封されていない任意枚数の紙葉類(
銀行券)を作業員が手作業で投入するための紙葉類投入
装置としてのパラ券投入装置3と、これらの各動作部の
制御装置(図示せず〕及びその制御指令等を行なう操作
表示部4などからなシ、前記鑑査機本体1は、主に前処
理機能を有する取出モジュール5と、との取出モジー−
ル5から一枚ずつ送られて来る券を検知する機能を有す
る検知モジュール6と、この検知モジュール6から搬送
される券の後処理を主に行なう第1集積モジユール?及
び第2集積モジー−ル8とから構成され、その各モジュ
ール5.6.7及び8は、筐体9a。
9b、9c及び9dによって覆われている。
上記取出モジュール5には、束搬送装置2から送シ込ま
れる大束を10束の施封把にバフLN更にその各施封把
を解封把(施封把の施封帯を切除してその100枚の銀
行券をパラさすに積層状態のままにしたもの)Kパラす
施封帯カッター装置5Aと、この施封帯カッター装置5
Aから送り出される解封把や上記パラ券投入装置3から
投入されるパラ券を受取って運ぶ紙葉類供給手段として
の券供給装置5Bと、この券供給装置5Bから供給され
る券を一枚ずつ取出して次の検知モジュール6に送る散
出装置5Cと、この取出装置5Cから一枚ずつ取出され
て来る券を搬送する搬送ローラ群よシなる搬送路10に
途中で券の特徴(重ね取り、スキュー、ショートピッチ
等の鑑査不能状態)を検知する検知装置5Dと、この検
知装置5D及び次の検知モジュール6!/cよる検査の
結果によって鑑査不能または偽券等の「異常」と判断さ
れた券を排除し集積する排除券集積装置5E及び排除券
カセッ)5F等が設けられている。
そして、次の検知モジュール6には、上記取出モノニー
ル5の取出装置5Cから搬送路10Aを通って一枚ずつ
送られて来る券の真偽、正損等を検知しかつその各検知
内容毎の枚数及びトータル枚数をカウントする各種検知
装置6Aと、これら検知装置6Aによる検知結果に基づ
いて排除券とそれ以外の券とに区分する第1区分装置6
Bとが設けられていて、この第1区分装置6Bによって
区分された排除券は搬送路JOBを介して上記取出モジ
ュール5の排除券集積装置5Eに送る一方、それ以外の
券は搬送路10Cを介して次の第1集積モジユール7に
送るようになっている。
上記第1集積モジユール7には、前記検知モジュール6
の第1区分装置6Bから搬送路10Cを介して送られて
来る排除券以外の券を上述の検知結果に基づいて最良券
(鑑査の結果によって正規でかつ有効であると認められ
て再利用に供される「正券」のうちの最もきれいな券を
いう)とそれ以外の券とに区分する第2区分装置7Aと
、この第2区分装置7Aで区分案内される最良券を集積
する最良外集積装置7Bと、この最良外集積装置2B1
7c集積された最良券を100枚ずつ施封帯により施封
する最良券把施封装置7Cとが設けられている。
また、次の第2集積モジユール8には、上記第1集積モ
ノー−ル7の第2区分装置7Aから搬送路10Dを介し
て送られて来る券を再利用可能な正券と再利用不可能な
損券とに区分する第3区分装置8Aと、この第3区分装
置8Aで区分案内される再利用可能な正券を集積する正
券集積装置8Bと、この正券集積装置8Bに集積された
正券を100枚ずっ施封帯にょシ施封する正券集積装置
8Cと、この正券1施封装fu8cで施封された正券把
をさらに10束ずつまとめて大施封帯により施封する正
券大束施封装置8Dとが設けられている。一方、前記第
3区分装置8Aで区分案内されて搬送路10Eを介して
送られて来る再利用不可能な損券は、損券集積装置8E
に集積されるもので、その集積された損券は、損券集積
装置8Fにより 100枚ずつ施封帯で施封して損券把
とするか、損券シュレッダ8GKより失効させるかのい
ずれかの処理が選択的になされるようになっている。
さらに、上記排除券、最良券、正券及び損券の各集積装
置5E、7B、8B、8F、は、それぞの羽根車等の回
転輪11と、その回転輪11に一枚ずつ受けられて来る
券に振動を与えるなどして整然と集積収納する集積箱1
2とから構成され、また前記排除券集積装置5Eで処理
された排除券を収納する排除券カセット5Fは、第2図
に示すように、前記取出モノニール5の筐体9aの一側
壁に形成した騒音防止用開閉蓋13&を有する開口部1
3から挿脱可能になっていて、その取出しによって排除
券の点検が出来るようになっている。
一方、上記束搬送装g!L2は、第2図及び第3図に示
すように、鑑査機本体1の取出モジュール5の筐体9a
の一側から外側方向に張出すように設けたテーブル状の
架台20と、この架台20上に回転駆動可能に組付けた
ベルトコンベア21と、このベルトコンベア21の上側
を長手方向に亘って覆う7241式にて開閉可能な円弧
状の透明カバー22とで構成され、前記カバー22を開
いて銀行券の大束を4室に区画されたベルトコンベア2
1上の各々の投入室部に載せることによって、該各々の
大束を一束ずつ取出モジュール5内の施封帯カッター装
置5Aに送り込み得るようになっている。
すなわち、上記束搬送装置2から送られて来る大束JO
Tは、第4図に示すように、まず施封帯カッター装置5
Aに受け入れられて大施封帯りが切除され、10束の施
封把Tにパラされる。次に、これら各施封把Tを図示し
ない送り装置に送シ込んで順次−把ずつ上下に弯曲させ
てしごきながらその施封帯Mを図示しない施封帯カッタ
ー装置で切除し、単に100枚ずつ積層した状態の解封
把T′として順番に送出口50から送ジ出すようになっ
ているもので、前記施封帯カッター装置5Aには、図示
しないが大束JOTの大施封帯りに、例えば通し番号等
の識別情報を付するナンバーリング装置や、切除された
大施封帯りを外部に取出可能に収容する大施封帯保管箱
が付設され、また各施封把Tから次々と切除された施封
帯Mは、図示しない施封帯吸着装置によってその順番に
10把分の単位でヒートシール帯Hにつるし柿のように
連ねて貼着され、この状態で連続番号を付するなどして
図示しない施封帯保管箱忙収容されるようになっている
また、上記パラ券投入装置3は、第2図に示すように、
前記取出モジー−ル5の筐体9aの一側壁に騒音防止用
シャッタ14aを有する開口部14から前記架台20上
に出没移動可能なパラ券投入箱30を設けてなるもので
、その構成を第5図及び第6図に示す。
すなわち、上記パラ券投入箱30は、前面が開放するメ
、クス本体31からなり、その前面に両側板311.3
1にの一方にヒンジ結合された透明な蓋板31Bを開閉
操作可能に設けるとともに、パラ券載置板となる底面部
を後述する前記券供給装置5Bの第1供給機構51にの
バックアップ52と入れ千秋に交叉可能な複数に分割し
た爪状の底板31Cに形成してなる構成を有し、前記底
板31Cは、ゲックス本体31の内端側に設けたソレノ
イド32の駆動で回動軸33を介して水平状態から垂下
する状態に回動可能にしてなるもので、その背面板37
 DK形成された縦長孔31E、31F、には一対の押
し込みレバー34.34が前記底板31Cと対向するよ
うにゼックス本体3ノ内に突出し、この押し込みレバー
34.34はガイドローラ、?4A、34kを介してガ
イドレール35に溢って上下摺動自在釦なっているとと
もに、その駆動をエンドレスベルト36及びプーリ37
を介して連動させた駆動モータ38の正逆回転により行
ない得るようになっている。つまり、前記押し込みレバ
ー34.34は、第7図(A))〜働に示すように、前
面の蓋板31Bを開いてぜックス本体31内の底板31
C上にパラ券T〃を載置し、次いで蓋板31Bが閉じら
れると下降してパラ券1を上から押え付けるようになっ
ているもので、平時はデックス本体31内へのバラ券の
投入が可能になるように上昇位置にあシ、パラ券の投入
状態にあっては、常にパラ券を上から押え付けるように
駆動モータ38を回転させてエンドレスベルト36とプ
ーリ37の間でスリップさせる。この状態で、後述する
券供給装置5Bの第1供給機構51にのバックアップ5
2が上昇して底板31Cに入れ千秋に係合すると、前記
底板31Cはソレノイド32の駆動で垂下状態に回動し
てパラ券TIをバックアップ52VC受け渡され、同時
にバックアップ52が下降してバラ券TIが他の工程釦
移動したとき、押え込みレバー34.34は前記ゲック
ス本体31の上下端に設けた押え込みレバー位置検知器
30A、30T3の下端位置検知器30Bを遮ぎること
Kよシ下降動作を停止し、前記駆動モータ38の逆転駆
動で上昇する。そして、押え込みし/J−34834が
上端検知器301Lを遮ぎったところで駆動モータ38
は停止し、押え込みレバー34.34を元の投入位置に
停止させると同時に、ソレノイド32が駆動して前記底
板31Cを元の水平状態に復帰させるようになっている
ものである。これによって、前記ゲックス本体3ノ内に
投入載置されたバラ券T#は、押え込みレバー34.3
4によって券供給装置5Bの第1供給機構51にの74
ツクアツプ52に完全に受け渡されるまで常に上から押
え込まれることから、パラ券の一部が?ックス本体31
の両側板311.31に間に付着して残留したシ、ある
いは両側板311.31にの抵抗によって斜めに載置さ
れることが防止されるものである。なお、図中39は前
記パラ券投入装置3を取出モジュール5内だ向は往復駆
動させる往復駆動機構で、前記パラ券投入箱30を支持
すべくその内端側に取付けられたプラケッ)39Aと結
合するベルトするいはチェーン(図示せず)を介して移
動させる往復駆動モータ39Bと、そのがイドレール3
9Cとから構成され、前記往復駆動モータ39Bは上記
操作表示部4の操作によりパラ券処理モードに切替える
ことによって作動し得るよう釦なっている。また、図中
30Cは前記蓋板31Bの開閉検知器である。
次に、上記券供給装置5Bは上記施封帯力。
ター装置5A又はパラ券投入装置3を介して送られて来
る100枚ずつの解封把T′又はパラ券を受取りて取出
装置5Cに移送供給するもので、この装置5Bは第1図
に示す如く第1供給機構51Aと第2供給機構51Bと
を備えた構成である。
この第1及び第2供給機構51A、51T3を第8図に
より詳述すると、先ず第1供給機構51人は上記施封帯
力、ター装置5Aの送出口50が開口する前面側に配設
されておシ、解封把又はパラ券を受取って後述する取出
装置5Cに供給すべく上下及び水平方向(図示左右方向
)に移動できる第1のパックアラfszを有した構成で
ある。つまり上下に水平に固設したがイドレール53.
54があり、それらに案内支持されて縦長フレーム状の
移動体55が設けられ、その移動体55の下端部にステ
、ピングモータ等の上下駆動用モータ56がプーリー5
7を同軸的に有して設けられ、また上端部にプーリー5
8が設けられ、その上部プーリー58と下部の上下駆動
用モータ56のプーリー57とに掛は渡って無端状の上
下動用ベルト59が設けられている。その上下動用ベル
ト59の途中部に上記第1のバックアップ52が取付は
支持されて、該ベルト59と共に上下駆動用モータ56
の駆動で上下方向に往復移動する構成となっている。ま
た下部ガイドフレーム54の図示左端部にブレーキ付き
り・ぐ−シプルモータ等の左右駆動用モータ60が取付
けられ、この出力軸に軸支したプーリー61と上記下部
ガイドレール54の右端に軸支したプーリー62とに掛
は渡って左右動用ベルト63が設けられている。そのベ
ルト63の途中部に上記移動体55の下端ペース部がブ
ラケット64により連結されて、該移動体55がベルト
63と共に左右駆動用モータ60の駆動により左右方向
に水平に往復移動する構成となっている。これにて該第
1のバックアップ52は第8図に示す施封帯カッター装
置5Aの解封把送出口50からその内部の送出ベルト機
構50gにより送出されて来る解封把の受取位置P工に
停止していて、そこで解封把を受取ると図示左側に水平
移動してから上昇して取出装置5Cの取出部P2に移動
し、そこで該取出装置への解封把の供給を行ない、再び
下降してから右側に水平移動して第8図に示す上記解封
把受取位置P1に復帰移動する。なおその第1のバック
アップ52は上記解封把受取位置P1より更に上昇して
バラ券投入装置3のパラ券投入箱30真下のパラ券受取
位置P、にも移動できる。
一方、上記第2供給機構51Bは第8図に示す如く図示
左側の取出装置5C下方に配設されており、上記第1の
バックアップ52に代わって解封把の取出装置5Cへの
供給が可能な第2のパックアラfasを有した構成であ
る。つまシ縦長フレーム状の移動体66が設けられ、こ
の移動体66の下端部にステッピングモータ等の上下駆
動用モータ67がプーリー68を同軸的に有して設けら
れ、また上端部にプーリー69が設けられ、その上部プ
ーリー69と下部の上下駆動用モータ67のプーリー6
8とに掛は渡って無端状の上下動用ベルト20が設けら
れている。その上下動用ベルト70の途中部に上記第1
のバックアップ65が取付は支持されて、該ベルト70
と共に上下駆動用モータ67の駆動で上下方向に往復移
動する構成となっている。
また上記移動体66は固定シャフトの如きガイド71に
案内支持されていると共に1後方に配するリバーシブル
モータ等の前後駆動用モーフッ20回転駆動により往復
移動するクランクアーム73に連結されて、該移動体6
6が上記第1供給機構、5JAの移動体55の左右方向
の水平移動と直交する前後方向に往復移動される構成と
なっている。これにて第2のバックアップ65は通常第
8図に示す待避位置P4、即ち上記第1のバックアップ
52が解封把を運んで取出装置5Cの取出部P2へ移動
するのに邪魔にならないように、その移動ルートから前
方に寄りた下降位置に待避しているが、そこから上昇し
且つその上昇限の少し手前で後方に移動して更に上昇し
、上記第1のバックアラ7’52と同様に取出装置5C
の取出部P、の位置に来ることができ、またそこから下
降前進して上記待避位置P4に復帰移動できる。
また、上記第1及び第2のパックアラf52゜65は互
いに入れ子状に交叉できる構成である。
つまシ、第9図に示す如く両者それぞれ水平天板部52
*、65mを後側に張出した側面から見て逆り字形の形
態をなし、且つ第1のバックアップ52はその水平天板
部52hから垂直板52bの路上半部までに亘る範囲が
複数の切込みKよシ櫛歯形とされ、第2のバックアップ
65はその水平天板65aが複数の切込みによυ櫛歯形
とされ、また両者それぞれの櫛歯形天板部52m、65
a上の前端寄シに立上り片52c。
65cが設けられている構成である。そして第1のバッ
クアップ52がその櫛歯状水平天板52a上に解封把を
受取って取出装置5Cの取出部P、に移動して供給を始
めた後に、第2のバックアップ65が上昇して第9図に
示す位置関係に来る。そこで第2のバックアップ65が
後方に移動することでその櫛歯状水平天板65aが第1
のパックア、f52の櫛歯状水平天板52a下側に入れ
子状に侵入する。その交叉状態で第2のバックアップ6
5が更に上昇して、櫛歯状水平天板部65hで第1のバ
ックアップ52の櫛歯状水平天板52a上の供給途中の
残りの券を受け持りて、その残υ券の取出装置5Cへの
供給を継続でき、その最中に第1のバックアップf2が
次の解封把を受取るために下降して行けるよう釦なって
いる。
なお、上記第8図で示した券供給装置5Bにはその第1
及び第2供給機構511.51Bの各バックアップ52
.65の各種位置への移動を検知するセンサー74に、
74B、74C。
74D、74E、74F、74G等が配設されて、それ
ぞれ制御装置等に信号を送るようになっている。
上記取出装置5Cは、上述した券供給装置5Bの上方左
側寄り部に設けられている。この構成は第8図に示す如
く真空吸着方式の取出ロータ80と、これに転接する補
助ローラ81と、それらの右隣如配するポテンショメー
タ82及びフィードコントロールレバー83と、上記取
出ロータ80に配管接続された一対の吸引エアーポンf
a4及び電磁パルプ85等からなシ、上記ポテンショメ
ータ82の下側部位が前述した取出部P、と定められて
いる。そしてその取出部P、に上記券供給装置5Bの第
1又は第2供給機構5ZA、51Bのノぐックアッゾ5
2 、65どちらかにより解封把やパラ券が供給される
と、その積層状態の券を最上層のものから一枚ずつ取出
ロータ80が回転しながら真空吸着して次々と取出して
、一枚ずつ等ピッチで次の検知モジュール6の方に送シ
込むようになる。
ところで、上記電磁バルブ85は、真空ポンプ86のエ
アー吹出ロ86a側の配管系に設けられ、第10図に示
すように、この電磁パルプ85から分岐させた一対の吹
出し・2イグ87゜87のノズル部87a、87aを前
記取出装置5Cの取出ロータ80の下部近傍に臨ませ、
バックアップ65上に積載された解封把またはパラ券T
′の最上層にエアーを双方の端面側から吹き付け、第1
1図に示すように、前記解封把または・ぐう券T′の最
上層部分における券同士の間に隙間が形成されるように
して券の・ぐ夕付きを防止し、取出ロータ80による二
枚取りを防止し得るようになっている。
上記電磁バルブ85の制御は、第12図に示すように、
パックアッ7″es上に積載された券の上端がフィード
コントロールレバー83の検知動作によυ取出可能位置
にないとき、閉じられてエアーの吹き出しを停止するよ
うになっており、第13図のタイミングチャートで示す
ように、ポテンションメータ82の出力電圧が例えばQ
Vから10vになったとき、バックアップ65の上昇を
停止させると同時に電磁バルブ85をONにし、エアー
をバックアップ65上に積載された券に吹き付ける一方
、この状態で取出ロータ80によって券が上端から一枚
ずつ順次取出されてフィードコントロールレバー83が
下降してポテンションメータ82の電圧が下がって来る
と、例えばBVK々ったときに再びバックアップ65を
上昇させ、10vになったときにパックアワプロ5の上
昇を停止させるようになっている。これによってパック
ア、f65の動作とは関係なく解封把またはパラ券は取
出ロータ80によって連続的に取出されるとともに、バ
ックアップ65は巻がなくなるまで上昇停止を繰り返す
。また、前記フィードコントロールレバー83とバック
アップ65とは入れ千秋になっていて、バックアップ6
5上に券がなくするト、フィードコントロールレバー8
3をノ々ックアッゾ65よシも下側に出してポテンショ
ンメータ82の電圧をOvにすることによって「券無し
」を判断し、所定時間後にパックアラfesを下降させ
るとともに、電磁バルブ85をOFFにしてエアーの吹
き出しを停止させるものである。なお、前記真空ボンf
86のエアー吸入ロ86b側には、エアーフィルタIj
8.!19を介して吸引パイ76yo、91が分岐し、
これら各々の吸引・9イブ90.91の先端部90a。
91aは取出ロータ80の側面部及び吸着ブロック92
に臨み、かつこの吸着ブロック92によって取出ロータ
80による券の二枚取りを2重に防止するようになって
いる。
而して、上述した実施例装置の動作を説明する。
まず本実施例装置では大束(10把・1000枚)操作
員が束搬送装置2のカバー22を開いて投入すると、ベ
ルトコンベア21により該大束が処理機本体1の取出モ
ジー−ル5内の施封カッター装置5Aに送り込まれ、そ
こで第4図に示した如く大束の大施封帯が切除されて1
0個の施封把にばらされ、更に各施封把の施封帯が切除
されて、100枚ずつの解封把として屓次送出口50か
ら送り出される。
その送出口50の前面側受取位置P1には第8図に示し
た如く券供給装置51の第1供給機構51Aのパックア
ラf5.?が待機していて、該送出口50から順次送り
出される解封把を−1ずつ受取る。その第1供給機構5
1人が作動して解封把を積載した状態のバックアップ5
2を図示左側に水平移動してから上昇して取出装置5C
の取出部P8位置に移動する。そこで運んで来た解封把
の供給動作を行ない、該解封把の最上層のものから一枚
ずつ取出装置5CFCその取出ロータ80の回転により
真空吸着により取出させて、次々と搬送路10八方に送
り出させるようになす。
このとき、上記バックアップ52上の解封把ノ取出可能
状態がフィードコントロールレバー83によって検知さ
れると、真空?ンデ86のエアー吹出ロ86h側に設け
た電磁パルプ85が開弁し、解封把の最上層の双方の端
面にノズル部87h+87aを介してエアーを吹き付け
て券同十間に隙間を生じさせることにより取出ロータ8
0による二枚取りを防いでいる。
こうして第1供給機構5JAのバックアップ52が解封
把を取出装置5Cの取出部P、に運んで供給動作を開始
すると、第2供給機構51Bが作動してそのバックアッ
プ65を第8図に示す待避位置P4から上昇し、その上
昇限少し手前で後方に移動して第9図に示す如く第1の
バックアップ52に対して入れ千秋に交叉し、その状態
で該第2のバックアップ65を更に上昇して第1のバッ
クアップ52と同じ取出部P2に移動する。これで上記
取出装置5Cへの解封把の供給最中の第1のバックアッ
プ52に代わって、たの残シの券を第2のバックアップ
65が受持って該取出装置5Cに継続して一枚ずつ取出
させるように供給する。
その第2のバックアップ65に残りの券を受持たせた第
1のパックアラfszは、そのまま取出部P、に止どま
っている必要がないので直ちに下降し、且つ図示右側に
水平移動して第8図で示した如く送出口50前面側の解
封把受取位置P1に復帰する。そこで次に送出される解
封把を前回同様に受取り、それを運んで図示左側に水平
移動してから上昇して、上記券供給動作中の第2のパッ
クアラfesの下側近隣位置まで来て待避する。
しかして上記第2のバックアップ65が残りの券を一枚
残らず全て取出装置5Cに供給し終わると、その供給終
了と同時に該第2のパックアラfesは取出装置5Cの
取出部P、から後退すべく、一度下降した後に前方に移
動して第1のバックアップ52の移動ルートから外れた
位置に待避する。尚その際更に下降して第8図で示す元
の待避位置P4まで戻るようにしても良い。このとき、
第2のバックアップ65上に解封把がなくなると、フィ
ードコントロールレバー83がバックアップ65よシも
下側に下降してポテンションメータ82の電圧をOvに
し、同時に電磁バルブ85を閉弁させてエアーの吹き出
しを停止させる。
こうして券供給装置5Bは、その第1及び第2供給機構
511,51Bが作動して各々のバックアップ52.6
5をうまく移動させて、施封帯カッター装置5Aの送出
口50から送り出される100枚ずつの解封把を次々と
受取って、取出装置5Cに殆どロスタイム無く短いイン
ターバルで供給して一枚ずつ取出させるようになす。こ
れで大束1000枚の券の連続供給が非常に迅速に行な
い得るようになり、処理能力のアップ・高速化につなが
る。
次に、上述した排除券やその他の施封されていない任意
枚数の巻金処理する場合は、操作表示部4を操作してパ
ラ券処理モードに切替える。
これにて先ずパラ券投入装置3の往復駆動機構39が作
動し、その駆動によ)・クラ券投入箱30が取出モジュ
ール5内からその筐体9a開口部14の蓋14aを押し
開いて外部の架台20上位置に出て来る。ここで操作員
が第5図に示す如くパラ券投入箱30の蓋31Bを開き
、所要のバラ券を該パラ券投入箱30のデックス本体3
1内に投入すると、そのパラ券は爪状をした底板31C
上に積層状態で受けられる。そして操作員が上記蓋31
Bを閉じると、それを検知器30Cが検知し、その信号
で押え込みレバー駆動モータ38が作動してベルト36
を介して押え込みレバー34.34を下降させ、その押
え込みレバー34.34で底板31C上のパラ券を上側
から押え付ける。
こうした状態で上記往復駆動機構39が作動して該パラ
券投入箱30を取出モジュール5内に引込むように移動
させる。この際上記開口部14の蓋14hは閉じるよう
になる。こうして取出モジュール5内に移動したパラ券
投入箱30は定位置で停止する。すると、第8図に示し
た上記券供給装置5Bの第1供給機構51人のバックア
ップ52がパラ券受取位置P、に上昇して来て、その第
1のバックアップ52が爪状の底板31Cに対してその
真下から上側に入れ千秋に交叉しながらパラ券を受取る
。その時点で底板31Cはソレノイド32の作動により
第5図の想像線で示す如く垂下状態に回動する。この状
態で第1の・々ツクアップ52はバラ券を受取ったまま
一度下降してから第8図で示した如く図示左側に水平移
動し、更に上昇して前述同様に取出装置5Cの取出部P
、に移動し、そこでパラ券の供給を行なって該取出装置
5Cに一枚ずつ取出させる。これにてパラ券の鑑査等の
検知及びその検知結果に基づいた区分・集積等の処理が
前述同様に行ない得るようになる。
また次のバラ券の投入指示がなされると、上記パラ券投
入箱30は垂下した底板31Cをソレノイド32により
水平に回動した状態で、前回同様に外部に移動させられ
て来る。
こうしたパラ券投入装置3を用いると、そのパラ券投入
箱30が処理装置本体外部に出て来るので、操作員が外
部からバラ券を容易に投入でき、その際に操作員が他の
機構部(特に可動部)に触れる心配が無く安全となり、
パラ券投入の操作性の向上が図れるようになる。また開
口部14に蓋14hを設けていることで、防音が図れて
、処理装置本体内の稼動中の騒音が外部に大きく漏れず
に静かである。
なお、上記実施例は本発明の一例であって、これのみに
限定されることなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で
あれば種々変更しても可である。例えば上記実施例の如
く紙幣等の銀行券以外の有価証券等各種紙葉類の処理を
行なうようにしても良い。
〔発明の効果〕
以上の如く説明した本発明の紙葉類処理装置であれば、
紙葉類供給手段により紙葉類を非常だ少ないロスタイム
で次々と取出装置に運んで供給することができて、大量
連続処理の高速化が図れ、時間あたりの処理能力の向上
が可能となシ、また特に紙葉類投入装置によりて券供給
装置に送シ込まれろ紙葉類は、押え込み手段によって供
給機構に受け渡されるまで常に押え込み状態に維持され
ていることから、投入装置内に紙葉類が残留したり、投
入装置内壁との抵抗によって斜めに積載することがなく
、整然とした積載状態で供給機構に受け渡すことができ
るといった効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施例を示すもので、第1図は装置
全体の概略的構成図、第2図は処理装置本体に対する紙
葉類搬送手段及びパラ券投入手段並びに操作表示部の配
置状態を示す斜視図、第3図は紙葉類搬送手段の一部切
欠した斜視図、第4図は紙葉類搬送手段から送られる大
束を施封カッター装置で解封把として供給手段に送る流
れを示す概略図、第5図はパラ券投入手段を示す斜視図
、第6図は同投入手段のパラ券投入箱の背面側の斜視図
、第7図■〜O)は・ぐう券投入箱内に投入されたパラ
券の券供給手段に受け渡されるまでの押え込みレバーに
よる押え込み状態を示す概略図、第8図は紙葉類供給手
段及び取出装置の構成を示す斜視図、第9図は第1及び
第2供給手段の各々のバックアップを示す斜視図、第1
0図は取出装置へのエアー吹き付は手段を示す概略図、
第11図は同取出部におけるエアー吹き付は状態を示す
概略図、第12図は同取付部のフィードコントロールレ
バーの動作状態を示す概略図、第13図はフィードコン
トロールレバーの検知動作によるポテンションメータの
電圧変位と真空ポンプ及び電磁バルブの制御関係を示す
タイミングチャートである。 3・・・紙葉類投入装置、34・・・押え込みレバー、
5B・・・紙葉類供給手段(券供給装置)、5C・・・
取出装置、51A・・・第1供給機構、52・・・第1
のバックアップ、55・・・移動体、80・・・取出ロ
ータ、P2・・・取出部、P、・・・パラ券受取位置、
1・・・未施封紙葉類(パラ券)。 出願人代理人  弁理士 鈴 江 武 彦第2図 第4図 第5図 第7図 (C)            (D)第8図 第9図 第10図 第11図     第12図 第13図 真!度号 −−一−−−−−−−−−−−−−−−−−
−−ONOFF

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 紙葉類供給手段により多数枚の紙葉類を積層状態で取出
    装置に移動供給し、この取出装置で一枚ずつ紙葉類を取
    出して所定の処理を行なうとともに、前記紙葉類供給手
    段に紙葉類投入装置から多数枚の未施封紙葉類を送り込
    んで受け渡す手段を備えた紙葉類処理装置において、前
    記紙葉類投入装置内に、未施封紙葉類を前記紙葉類供給
    手段に受け渡されるまで常に積層方法に押し込み維持可
    能な押し込み手段を設けたことを特徴とする紙葉類処理
    装置。
JP5174185A 1985-03-15 1985-03-15 紙葉類処理装置 Pending JPS61211241A (ja)

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JP5174185A JPS61211241A (ja) 1985-03-15 1985-03-15 紙葉類処理装置

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