JP4238421B2 - 紙幣入出金装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、顧客の操作により紙幣の入金取引や出金取引を行う紙幣入出金装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より紙幣入出金装置においては、入金取引を行う場合、顧客が操作部を操作して紙幣を接客部に投入すると、投入された紙幣は接客口から1枚ずつ搬送路に繰出されて鑑別部に搬送される。鑑別部で計数や真偽等の判別が行われてその結果が顧客に通知され、顧客が承認すると取引が成立する。鑑別の結果異常と判定された紙幣は接客部へ送り返され、顧客に返却される。
【0003】
また出金取引を行う場合は、顧客が操作部を操作して出金金額を指定すると、指定された金種の金庫から紙幣が繰り出され、鑑別部で計数されて指定された金額の紙幣が接客部へ送られてくる。接客部では1枚ずつ送られてくる紙幣を束状にして顧客が取り出しやすい状態にする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
以上述べたように紙幣入出金装置の接客部は、入金紙幣が投入される紙幣投入部、投入された紙幣を1枚ずつ繰出す繰出し部、受入れ不可の紙幣を格納する格納部、出金紙幣を集積する集積部等の種々の機能を果たす部分が必要である。装置の小型化を図るためにはこうした各部分をいかに効率的に配置するかが重要なポイントとなる。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明は、投入された入金紙幣を1枚ずつ搬送路に繰出し、搬送路から送られてきた紙幣を集積して受取位置まで搬送する接客部を有する紙幣入出金装置において、前記接客部は、入金紙幣が投入可能で紙幣を束で搬送する束搬送部と、前記束搬送部の前記搬送路側に設けられ、該束搬送部に投入された紙幣を1枚ずつ前記搬送路に繰出す繰出し部と、紙幣を収納する収納部と、前記束搬送部と前記繰出し部の上部に近接して設けられ、前記搬送路から送られてきた紙幣を受容して前記収納部へ収納する集積部とから構成されることを特徴とする。
【0006】
束搬送部は特に上下に配設された回転可能なベルトにより構成し、下側のベルトは上側のベルトに対して接近離隔方向に移動可能で、該下側のベルトは収納部を構成する。また集積部は、束搬送部と繰出し部の両側に上下方向に移動可能に設け、上方へ移動することにより紙幣を前記収納部へ収納するようにする。その際、集積部に集積された紙幣を収納部へ叩き落とすプレッシャレバーを設けるとよい。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、発明の実施の形態を図面にしたがって説明する。図1は実施の形態の紙幣入出金装置を示す概略構成図である。図1において、紙幣入出金装置1には、入金紙幣を受け入れるとともに出金紙幣を払い出す接客部2、入金された紙幣を一時保留するエスクロウ部3、紙幣の計数や鑑別を行う鑑別部4、紙幣を収納する紙幣収納部5、6がそれぞれ設けられている。これらの各部間には紙幣を搬送する紙幣搬送路7が配設されている。紙幣搬送路7はいくつかの箇所で分岐しており、それらの分岐点には紙幣を搬送方向を切り替えるブレード8a〜8eがそれぞれ回転可能に設けられている。
【0008】
接客部2について説明する。接客部2の入口にはシャッタ9が上下方向に移動可能に設けられている。シャッタ9が上方へ移動することにより接客部2への紙幣の投入または接客部2内からの紙幣の取り出しが可能となる。シャッタ9の奥側には束搬送部10が設けられている。束搬送部10は上側の搬送ベルト11と下側の搬送ベルト12から成り、両方の搬送ベルト11、12で紙幣を束状態のまま搬送する。下側の搬送ベルト12は上下方向に移動可能で、上側の搬送ベルト11に対して接近離隔する。下側の搬送ベルト12の上部は紙幣が収納される収納部13を形成する。
【0009】
上側の搬送ベルト11の奥側には繰出しローラ14が回転可能に配設され、下側の搬送ベルト12の奥側にはビルプレス15が配設される。ビルプレス15はスプリング16により繰出しローラ14方向に押圧され、顧客側より紙幣が送られてきた場合には紙幣を繰出しローラ14とにより紙幣を挟持する。紙幣を挟持した状態で繰出しローラ14を時計回り方向に回転すると紙幣が1枚ずつ搬送路7方向へ繰出される。ビルプレス15は繰出しローラ14から離隔可能となっている。繰出しローラ14とビルプレス15で紙幣の繰出し部を構成する。繰出しローラ14の奥方には搬送ローラ17が設けられている。
【0010】
接客部2にはまた集積部18が設けられている。図2は集積部を示す説明図であり、接客部2を図1の左側から見た図である。図3は集積部を示す側面図である。図2、図3において、集積部18は一対の断面コの字型の紙幣取入れ部19、20により構成される。紙幣取入れ部19、20はそれぞれアーム21、22に回転自在に取付けられ、アーム21、22は軸23に固着されている。図示しない駆動モータにより上下動する紙幣取入れ部19、20によって、アーム21、22と一体となったポスト30が押し上げられ、アーム21、22は軸23を中心に回転し、この回転により紙幣取入れ部19、20は上下に、図2における点線で示す位置から実線で示す位置の間を移動する。
【0011】
アーム21、22の端部にはシャフト24、25が回転自在に遊嵌し、シャフト24、25にはそれぞれプレッシャレバー26、27が回転自在に取付けられている。プレッシャレバー26、27は軸28に取付けられ、この軸28を中心に回転する。またプレッシャレバー26、27は図2に示すように、紙幣取入れ部19、20の内側に配設され、両者が互いに干渉しないようになっている。即ち、紙幣取入れ部19、20の上下動によりアーム21、22は回転するが、これに伴ってプレッシャレバー26、27も軸28を中心にアーム21、22の逆方向に回転する。紙幣取入れ部19、20を上昇させたときには図3に示すようにプレッシャレバー26、27は下がっているが、図4に示すように、紙幣取入れ部19、20を下げたときにはプレッシャレバー26、27が上昇する。プレッシャレバー26、27の間には天板29が配置されている。なお図4は集積部を示す側面図である。
【0012】
図1において、集積部18は束搬送部10と繰出し部の直上に近接して配設されているので、スペース的に効率的な配置になっている。これにより接客部2の小スペース化を図っている。
【0013】
図5は接客部2におけるセンサの配置を示す配置図である。図1、図5において、接客部2には、紙幣の挿入を検知する挿入検知センサ31、32、紙幣が取り出されたことを検知する排出センサ33、また紙幣が残留していることを検知する残留検知センサ34、35および紙幣が分離されたことを検知する分離センサ36がそれぞれ設けられている。2つの挿入検知センサ31、32は紙幣の搬送方向Aに対して同じ位置に配設される。
【0014】
挿入検知センサ31、32から残留検知センサ35までの長さは、取扱う紙幣の長手方向の長さより若干短く、また紙幣の短手方向の長さよりは十分長く設定してある。なお本装置は紙幣を長手方向に搬送する、いわゆる縦搬送方式になっている。図1に示すように、ほぼ残留検知センサ35のところまで搬送ベルト11、12が配設されており、例えば入金取引において投入された紙幣の先端が残留検知センサ35辺りにあるときには、紙幣は搬送ベルト11、12で十分搬送可能である。
【0015】
接客部2には入金時に紙幣の投入を案内する投入ガイド37、38、束搬送時に紙幣をガイドする側部ガイド39、40がそれぞれ設けられている。
【0016】
図6は本実施の形態の接客部の制御ブロック図である。図6において、制御部41は紙幣入出金装置1の動作全体を制御するもので、制御部1にはセンサ群42およびモータ駆動回路43が接続されている。センサ群42は図5に示すセンサ31乃至36である。モータ駆動回路43は、束搬送部10を駆動するための束搬送モータ44、繰出しローラ14を駆動する繰出しモータ45および集積部18の軸23を回転させる集積モータ46をそれぞれ駆動する。
【0017】
次に動作を説明する。まず入金動作について説明する。顧客により図示しない預入れキーが押下されると、紙幣入出金装置1は内部状態を入金モードに切り替える。このとき束搬送部10の下側ベルト12はもし下方へ下がった状態にない場合には下方へ下げられる。また集積部18を図2に点線で示す位置と実線で示す位置との中間の位置(入金待機位置)に位置付ける。即ち、集積部18の紙幣取入れ部19、20もプレッシャレバー26、27も紙幣の入金に邪魔にならいないように位置付ける。入金モードに切り替えられると、シャッタ9が開放され、紙幣の投入が可能になる。
【0018】
顧客により紙幣Pが投入されると、排出センサ33によりその投入が検知され、束搬送部10の下側ベルト12は上方に移動し、投入された紙幣Pを上側ベルト11とともに挟持する。この状態で束搬送モータ44が駆動され、紙幣Pは図1に示す左方向へ搬送される。制御部41は、残留検知センサ35が紙幣Pの先端を検知してから一定時間経過後に紙幣Pの後端が挿入検知センサ31、32を通過したかどうかをチェックしており、一定時間経過しても紙幣Pの後端の通過を挿入検知センサ31、32で確認できなかった場合、投入紙幣が異常であるとして、束搬送モータ44を逆回転して紙幣Pを顧客に返却する。
【0019】
上記の異常紙幣は紙幣としては長すぎる場合であるが、紙幣が長手方向に折り畳まれていて搬送方向に短くなっている場合の異常検知について説明すると、投入紙幣Pの後端の通過を挿入検知センサ31、32で検知した後になっても、投入紙幣Pの先端を残留検知センサ35で検知しない場合には、制御部41は紙幣が短過ぎるとしてこの場合も束搬送モータ44を逆回転して紙幣Pを顧客に返却する。以上のように本実施の形態では、投入紙幣Pの搬送中に異常紙幣の検知を行うので、異常紙幣を検知した場合に即座に顧客に返却することができる。
【0020】
異常が検知されない場合、紙幣Pは繰出し部へ送られる。ここでビルプレス15により紙幣Pは繰出しローラ14に圧接され、紙幣Pが複数枚ある場合にはここで1枚ずつ分離されて搬送ローラ17により搬送路7へ送り出される。繰出された紙幣は搬送路7aから搬送路7bを通って鑑別部4へ送られ、ここで金種、真偽、正損、表裏および搬送状態の検知が行われ、その後エスクロウ部3へ送られる。
【0021】
鑑別部4で偽券あるいは搬送異常券、つまり受入れ不可と判定された紙幣はリジェクト紙幣として搬送路7dへ送られて接客部2へ送り返される。鑑別部4でリジェクトと判定されると、その判定された紙幣以降に繰出された紙幣はすべて接客部2の繰出し部へ送られ、その後再度1枚ずつ搬送路7aへ繰出される。同じ紙幣について所定回数リジェクトが発生した場合には、接客部2へ送られて顧客に返却される。
【0022】
鑑別部4で計数した計数結果が図示しない表示部に表示され、顧客の確認が得られると、エスクロウ部3内の紙幣は1枚ずつ搬送路7cへ繰出され、鑑別部4へ送られる。鑑別部4で金種を判定された紙幣は、搬送路7e、7fを通って金種別に紙幣収納庫5、6へ送られて収納される。
【0023】
次に出金動作を説明する。顧客により図示しない出金キーが押下されると、紙幣入出金装置1は内部状態を出金モードに切り替える。このとき束搬送部10の下側ベルト12は下方へ下げられる。また集積部18を図2に実線で示す位置に位置付ける。即ち、集積部18の紙幣取入れ部19、20の紙幣取入れ位置を搬送路7aと同じ高さになるように位置付ける。また繰出し部のビルプレス15は繰出しローラ14から引き離される。顧客の本人確認後に出金金額が入力されると、出金動作が開始される。
【0024】
紙幣収納庫5または6から紙幣が繰出されて鑑別部4へ送られ、ここで鑑別される。鑑別の結果、異常なしと判定された紙幣は搬送路7dにより接客部2へ送られ、異常ありと判定された紙幣はエスクロウ部3へ送られる。接客部2へ送られる紙幣は、搬送路7dから図2に示すように紙幣取入れ部19、20へ両端部が入り込む。
【0025】
紙幣Pが1枚紙幣取入れ部19、20へ入り込んだことが確認されると、集積モータ46が駆動されて、紙幣取入れ部19、20が図2に点線で示す位置まで上方へ移動する。それと同時にプレッシャレバー26、27が紙幣取入れ部19、20の内側で下方へ回転する。紙幣取入れ部19、20が上方へ移動することにより紙幣Pも同時に上昇するが、紙幣Pは天板29に突き当たり、紙幣Pの両端部は紙幣取入れ部19、20から外れる。これにより紙幣Pは収納部13へ落下する。
【0026】
さらにプレッシャレバー26、27が下方へ回転することにより、天板29では落ち切らない紙幣Pを下方に叩き落とす。これにより紙幣Pは確実に収納部13へ収納される。
【0027】
紙幣Pが1枚収納部13へ落とされると、集積モータ46が駆動されて紙幣取入れ部19、20は図2に示す点線の位置から実線の位置へ移動し、次の紙幣Pを受け入れる準備をする。次の紙幣Pが送られてくると、上記と同様に、その両端部が紙幣取入れ部19、20へ入り込み、その後紙幣取入れ部19、20は上方へ移動する。このように紙幣Pが1枚送られてくる毎に紙幣取入れ部19、20が上昇し、受け入れた紙幣を、束搬送部10の下側ベルト12上の収納部13へ収納する。
【0028】
顧客により指定された枚数の紙幣が収納部13へ収納されると、紙幣取入れ部19、20は、図2に点線で示す位置と実線で示す位置との中間の位置(入金待機位置)に位置付けられる。その後束搬送部10の下側ベルト12が上昇し、上側ベルト11とともに紙幣Pを挟持する。その後シャッタ9が開放され、束搬送モータ44が駆動されて、収納部13に収納された紙幣Pは束状にまとめて顧客に払い出される。
【0029】
本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。例えば集積部の構成について以下に示すような変形が可能である。
【0030】
図7は集積部の変形例を示す図である。図7において、集積部51は複数の紙幣を取り入れる紙幣取入れ部52、紙幣取入れ部52に対して順次紙幣の搬送方向を切り替える方向切替部53および上方から紙幣を落とし込む落とし込み部材54とから構成される。紙幣取入れ部52は上記実施の形態の紙幣取入れ部19、20と同様に紙幣の両端部のみを保持するような構成になっており、位置は固定されている。
【0031】
この変形例においては、紙幣Pが送られてくる毎に、図8に示すように、方向切替部53は紙幣取入れ部52の取入れ口を順次切替え、紙幣取入れ部52が全部満杯(図7の場合は5枚で満杯)になると、落とし込み部材54が上方から降下する。これにより紙幣取入れ部52内の紙幣は図示しない収納部へ収納される。
【0032】
また図9は集積部の他の変形例を示す図である。図9において、集積部61は一対の羽根車62、63により構成される。羽根車62、63にはそれぞれ2枚の羽根部64、65が形成され、これらの羽根部64、65はある程度の剛性を持った弾性部材から形成されている。
【0033】
図9の変形例においては、紙幣Pが送られてくると、紙幣Pは各羽根車62、63の一方の羽根部64に載置される。紙幣Pが載置されると、各羽根車62、63が矢印方向に回転する。紙幣Pを載置していた羽根部64は下方へ回転して退避し、他方の羽根部65が上方から紙幣Pを叩くようにする。この動作により紙幣は確実に図示しない収納部へ収納される。
【0034】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように本発明によれば、入金紙幣が投入可能で紙幣を束で搬送する束搬送部と、紙幣を1枚ずつ繰出す繰出し部を並列させ、これらの上部に紙幣を集積する集積部を設け、さらに搬送路から送られてきた紙幣を収納する収納部を束搬送部で形成したことにより、スペース的に効率的な配置になっており、これにより接客部の小スペース化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態の紙幣入出金装置を示す概略構成図である。
【図2】集積部を示す説明図である。
【図3】集積部を示す側面図である。
【図4】集積部を示す側面図である。
【図5】接客部におけるセンサの配置を示す配置図である。
【図6】本実施の形態の接客部の制御ブロック図である。
【図7】集積部の変形例を示す図である。
【図8】集積部の変形例を示す図である。
【図9】集積部の他の変形例を示す図である。
【符号の説明】
1 紙幣入出金装置
2 接客部
7a 搬送路
10 束搬送部
11 上側搬送ベルト
12 下側搬送ベルト
13 収納部
14 繰出しローラ
18 集積部
Claims (5)
- 投入された入金紙幣を1枚ずつ搬送路に繰出し、搬送路から送られてきた紙幣を集積して受取位置まで搬送する接客部を有する紙幣入出金装置において、
前記接客部は、
入金紙幣が投入可能で紙幣を束で搬送する束搬送部と、
前記束搬送部の前記搬送路側に設けられ、該束搬送部に投入された紙幣を1枚ずつ前記搬送路に繰出す繰出し部と、
紙幣を収納する収納部と、
前記束搬送部と前記繰出し部の上部に近接し、該束搬送部と該繰出し部の両側に上下方向に移動可能であって、前記搬送路から送られてきた紙幣を受容して該紙幣の両端部を保持可能な集積部と、
前記集積部の上方に設けられた天板部と、
前記集積部の内側において前記集積部の上下動に対し反対の方向に連動するプレッシャレバーとを設け、
前記集積部は、上方へ移動することにより前記紙幣を前記天板部に突き当て、該紙幣を前記収納部へ落下させると共に前記プレッシャレバーが前記紙幣を叩き落として収納することを特徴とする紙幣入出金装置。 - 投入された入金紙幣を1枚ずつ搬送路に繰出し、搬送路から送られてきた紙幣を集積して受取位置まで搬送する接客部を有する紙幣入出金装置において、
前記接客部は、
入金紙幣が投入可能で紙幣を束で搬送する束搬送部と、
前記束搬送部の前記搬送路側に設けられ、該束搬送部に投入された紙幣を1枚ずつ前記搬送路に繰出す繰出し部と、
紙幣を収納する収納部と、
前記束搬送部と前記繰出し部の上部に近接し、前記搬送路から送られてきた紙幣を受容して該紙幣の両端部を保持可能な複数の紙幣取り入れ部と、該紙幣取り入れ部に対して順次紙幣の搬送方向を切り替える方向切替部を有する集積部と、
前記集積部の上方に設けられた落とし込み部材とを設け、
前記集積部は、前記方向切替部を順次切り替えて、前記紙幣取り入れ部に前記紙幣を取り入れ、前記落とし込み部材を降下させることにより前記紙幣を前記収納部へ落下させて収納することを特徴とする紙幣入出金装置。 - 投入された入金紙幣を1枚ずつ搬送路に繰出し、搬送路から送られてきた紙幣を集積して受取位置まで搬送する接客部を有する紙幣入出金装置において、
前記接客部は、
入金紙幣が投入可能で紙幣を束で搬送する束搬送部と、
前記束搬送部の前記搬送路側に設けられ、該束搬送部に投入された紙幣を1枚ずつ前記搬送路に繰出す繰出し部と、
紙幣を収納する収納部と、
前記束搬送部と前記繰出し部の上部に近接し、前記搬送路から送られてきた紙幣を受容して該紙幣の両端部を載置可能な羽根部を有する羽根車からなる集積部とを設け、
前記集積部は、前記羽根車が回転することにより前記羽根部が紙幣を落下させつつ前記収納部へ叩き落として前記紙幣を前記収納部へ収納することを特徴とする紙幣入出金装置。 - 前記束搬送部は上下に配設された回転可能なベルトにより構成され、下側のベルトは上側のベルトに対して接近離隔方向に移動可能で、該下側のベルトは前記収納部を構成する請求項1乃至3記載の紙幣入出金装置。
- 前記束搬送部を横切るように複数のセンサを配置し、該複数のセンサにより投入された紙幣が束搬送部から抜け出る前に紙幣の異常を検出する請求項1乃至4記載の紙幣入出金装置。
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