JPS61291362A - 紙葉類処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明はたとえば入金された紙幣を分類計数し、これを
結束する紙葉類処理装置に関する。

〔発明の技術的背景とその問題点〕

近年、夜間金庫などの入金金額の集計と現金の分類計数
を行う現金分類集計機が実用化され、可成力の成果全あ
げている。また、紙幣を整理する作業として投入された
紙幣を１００枚ずつ区分して施封する銀行券整理機も実
用化されている。

しかしながら、従来においては、入金紙幣を分類計数し
伝票内容と一致したとき、その取引によって一時保管庫
に搬送集積された紙幣を収納庫に収納する作業と、同一
金種の紙幣全１００枚づつ区分して結束する作業とが、
別作業又は作業者の手作業として扱われておシ、入金紙
幣の分類、計数、収納と１００枚ごとの結束とで約２倍
の処理時間を要していた。

そこで、入金紙幣の分類、計数を行ない、入金伝票の内
容と照合し収納すると同時に、前記幣紙全１００枚ずつ
区分集積して施封する装置を備えた入金集計機の開発が
望まれている。

ところで、上記施封は通常１００枚単位で把にするもの
であシ、各取引きが１００枚きっちシで終了するのはま
れである。すなわち、各口座で１００枚未満の端数が発
生する。この１００枚未満の端数に対して次の口座取引
きを開始すると、前回口座取引き終了分の１００枚未満
の端数が今回口座取引き分と混合してしまいジャムなど
のエラー発生時に計数の扱いに手間取る虞れがある。

〔発明の目的〕

本発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的
とするところは、口座取引き間の計数上の問題を生じる
ことのないようにした紙幣取出装置を提供しようとする
ものである。

〔発明の概要〕

本発明は上記目的全達成するため、一取引終了時に集積
部に集積された所定枚数以下の端数状態にある紙葉類を
結束手段に搬送し、これを結束する構成とすることによ
シ、各取引間での紙葉類の混入をなくすことができるよ
うにしたものである。

〔発明の実施例〕

以下、この発明の実施例を図面に従い説明する。第１図
は本発明の結束装置付入金集計機の概略斜視図、第２図
はその内部構造を示す全体的な概略断面図でちる。

図中１は分類集計機本体、２はこの本体１の左側面に接
続された結束装置であシ、前記本体１の右上部には紙幣
投入口３と紙幣リジェクト口４とが設けられている。そ
して、紙幣投入口３に対向する本体１内には紙幣取出装
置５が設けられておシ、投入口３に載置されている紙幣
Ｐが一枚ずつ順次に取出され、取込搬送路６内に送シ込
まれるようになっている。そして、取出された紙幣Ｐは
取込搬送路６の搬送途中において紙幣の金種、真偽、正
損、表裏等を判別する判別部７を通過するようになって
いる。この判別部７によって異常と判別された紙幣Ｐは
紙幣リジェクト口４に送られ、正常な紙幣Ｐは第１の振
分ダート８＆によって図中左方へ案内される。

また、前記判別部７によって表と判別された紙幣Ｐは第
１の搬送路９へ導かれ、裏と判別された紙幣Ｐは第２の
振分ゲート８ｂによって第２搬送路すなわち表裏反転搬
送路１１へ導かれ裏から表に反転修正される。なお、第
１搬送路９と第２搬送路（表裏反転搬送路）１１の紙幣
通過時間は同一に設定されておシ、一定ピツチで搬送さ
れてくる紙幣Ｐが第２振分ゲート８ｂによって振分けら
れて別々の搬送路９　、　Ｉ　Ｉｆｆ通過しても合流部
１２で合流する時に衝突やピッチ詰まりを起すことなく
、一定ピツチで合流搬送されるようになっている。

ここで、最初に判別部７で正常と判断された紙幣Ｐ及び
該紙幣と同種の紙幣Ｐは第３の振分ケ゛−ト１０によっ
て施封搬送路１８へ案内され、またそれ以外の他の紙幣
Ｐは区分搬送路１３へ搬送され金種ごとに区分されるよ
うになっている。この区分搬送路１３の下方には金種ご
とに区分された紙幣を順次面方向に積層した状態で集積
する一時保管庫１４ｈ−１４ｔｌと、この一時保管庫に
集積された紙幣Ｐ・・・を支承し該紙幣を入金金額と入
金伝票の内容が一致した時に収納庫１５ｈ〜Ｊ５ｄへ収
納せしめるシャッター装置１６が設けられている。更に
、各収納庫１５１１〜Ｊ５ｄへの紙幣収納を確実にする
ために、一時保管庫１４８〜１４ｄ内の紙幣を収納庫１
５ｇ〜１５ｄに押し込む押込み装置１７が設けられてい
る。

なお、前記のような紙幣搬送装置を備えた分類集計機は
特願昭５７−２０９６９３号に係わる発明として既に特
許出願され、同公開公報によって公知の技術となってい
るので、詳細な構造説明は省略する。

次に、結束装ｆ２について説明すると、最初に判別部７
で正常と判断された紙幣Ｐ及び該紙幣と同種の紙幣Ｐは
前記振分ダート１０によって施封搬送路１８に案内され
る。第３図において、１９は施封搬送路１８から順次搬
出される紙幣Ｐを羽根１９ｍ、１９ｈ間に受入れ保持し
、集積室２１方向への回転によって集積室２１に順次排
紙集積させる羽根車である。この羽根車１９はセミ４レ
ーター回転軸３４の外側に第４図の如く軸受３５を介し
て回転可能に支承された結合ホイール部３６と、この結
合ホイール部３６の外周から放射方向に突設された回転
方向に渦巻状に湾曲する多数枚の羽根１９ｍ・・・とか
らなシ、結合ホイール部３６に設けた歯車３６ｍと言動
機駆動歯車（図示せず）との噛合によシ第３固在回シ方
向（反時計回９方向）に一定の速度で回転されるように
なっている。

２０は前記羽根車１９の左右両側に第４図の如く配置し
た左右一対のセパレータでアリ、コの両セパレータ２０
はセパレータ回転軸３４のセパレータ支持体３７に一端
を枢着しだ回動支点２０＆を有し、且つセ／ＩＰレータ
回転軸３４と直交する方向に延出したレバ一部３３に回
転自在なローラ転子からなるカム係合部３３＆と、セパ
レータ待機位置（イ）において羽根車１９の羽根回転外
径よシ内方に位置し羽根Ｊ９ＪＬの突出方向に延在する
指定枚数区分用の受部３８とを設けた第３図の如き形状
の回転レバーで構成され、この回転レバー型のセミ４レ
ータ２０はセパレータ支持体３７に一端？固定し他端を
レバー支点寄９の位置に調節固定し次コイルスプリング
（図示せず）のパネカでセパレータ回転軸３４の切欠部
に係合する方向に回動付勢されている。なお、その他の
構成は先願発明の特願昭５９−９７８０２号のものと同
様であるので省略する〇 前記集積室２１の底部は搬送手段としての集積移動キャ
リア２２によって構成されておシ、集積された指定枚数
（例えば１００枚）の紙幣Ｐ・・・を次工程に移送する
ようになっている。このキャリア２２ｄ水平な受部２３
ｈと、集積紙幣群Ｐ・・・の短手方向一端面全パックア
ップする支持部２３ｂとを有する第５図に示すようなＬ
字形部材２３で構成されて、可動フレーム２４に一体的
に取付けられてｂる。なお、可動フレーム２４の一側枠
２４ｍはガイドシャフト２５に摺動自在に外嵌された軸
受筒２６に固定され、可動フレーム２４の他側枠２４ｂ
にはガイドレール２７のがイド溝２７＆内に介在するガ
イドロー２２７が取付けられている。そして、このキャ
リア２２はキャリアドライバ５７の作動によって紙幣Ｐ
の集積方向と直交する方向に往復移動される。

前記キャリア２２金がイドシャフト２５及びガイドレー
ル２７に沿って往復移動させるキャリアドライバ５７は
第９図に示すように、サイドフレーム３０に取付けたモ
ータ５９によって回転されるドライブスジロケット５８
にと、サイドフレーム３０に対して回転自在に取付けら
れたアイト９ルスグロケット５８Ｂと、この両スゲロケ
ット５８ＡＰ５８Ｂ間に掛装された無端状のチェーン６
１と、このチェーン６１の任意の中間リンク部に第８図
の如く取付けられた係合ローラ６１ａと、この係合ロー
ラ６１ａの嵌合切欠部６２＆を有したキャリア取付ブラ
ケット６２とから構成されてｂる。従って、前記キャリ
ア２２は係合ローラ６１ａとキャリア取付ブラケット６
２の切欠係合によフテエーン６１の動きと追従して移動
できることになる。

なお、前記キャリア２２のＬ字形部材２３と羽根車１９
及びセパレータ２０は第４図の如き入れ子状態になって
おシ、集積室２ノ内に導かれた紙幣Ｐがキャリア支持部
２３ｂに短手方向一端面を当接させることにより、この
方向の取揃えが行なわれた状態に集積されるようになっ
ている。また、前記紙幣Ｐの長手方向の取揃えについて
は施封搬送路１８の基準ガイド部側に位置するサイドフ
レーム３０Ｔ／Ｃ取揃え基準面ＪＪ＆を有する固定ガイ
ド３１を第４図、第６図の如く取付けると共に、この固
定ガイド３１と反対側の位置に前記紙幣Ｐの端面を叩い
て取揃え基準面３１＆側に紙幣Ｐを揃える特願昭５９−
１４３９８４号の先願発明と同様な可動取揃え部材２９
を設けるか、又はキャリア２２の移動動作に連動してキ
ャリア移動方向と直交する方向に叩き動作する特願昭５
９−１４３９８５号の先願発明と同様な取揃え板３２（
第５図。

第６図明示）を設けて、紙幣Ｐの長手方向の取揃えが自
動的に行なえるようにしている。

而して、施封搬送路１８から順次排出される紙幣Ｐは羽
根車１９の羽根１９ｔｈ、１９ａ内に受入保持され、羽
根車１９の回転に伴って集積室２１内に導かれ、キャリ
ア２２上に順次集積される。この時すなわち指定枚数内
（例えば１００枚）の紙幣搬送時にはセパレータ２０の
受部３８が搬送路１８の搬出口近傍の待機位置（イ）に
ある。そして、指定枚数最後の紙幣Ｐが所定の検出位置
（第８図に示す検出器１８ｍの位置）を通過すると、セ
／４レータ２０が羽根車１９０回転方向と同一方向に同
一速度で回動され、集積室２１への排紙受止め集積位置
〔博３図（ロ）で示す位置〕で回転停止し、指定枚数以
降の後続紙幣Ｐｔ−セノ母し−タ受部３８上に一時集積
させる。

一方、前記キャリア２２上の指定枚数の紙幣Ｐ・・・は
後続の紙幣Ｐがセパレータ２０で保持されている間にキ
ャリア２２の移動によって後工程である結束部へ送シ込
まれる。そして、前記キャリア２２が元の位置に復帰す
ると、一時的に保持されていたセノ々レータ２０上の紙
幣Ｐがセパレータ２０の回転に伴ってキャリア２２上に
移載され、前述の動作が繰返されることになる。

ところで、前記集積室２１のキャリア移動方向に位置す
る案内ガイド３９はキャリア２２の移動時に集積紙幣Ｐ
の通過可能な位置に逃げ移動する可動構造に構成されて
いる。即ち、この可動構造の案内ガイド３９は下端部が
キャリア集積紙幣Ｐの指定枚数集積高さよシ高位に位置
する固定ガイド３９＆と、この固定ガイド３９＆の下端
部間に上下回動可能にピン３９ａで第７図の如く枢支さ
れた可動ガイド３９ｂとで構成され、この可動ガイド３
９ｂは前記キャリア２２が紙幣集積位置にある時は固定
ガイド３９急の延長方向に第３図の如く回動停止し、前
記キャリア２２の次工程方向への移動時にはキャリア集
積紙幣Ｐの通過可能な外逃げ位置に第７図の如く回動変
位するようになっている。

次に、指定枚数区分されキャリア２２によって移送され
る紙幣群Ｐ・・・に帯状の熱着テープを巻き付ける結束
部Ｋについて第８図、第９図の図面に従い説明する。

この結束部には一方の面に熱溶融剤をコーティングした
帯状材、例えば熱着テープＭＴを供給するテープフィー
ダ４０と、このテープフィーダ４０から供給された熱着
チーｆＭＴ”ｆ前記キャリア２２によって移送される紙
幣群Ｐ・・・の回りに巻回するワインダ４１と、このワ
インダ４１によって巻回された紙幣群Ｐ・・・を抑圧し
て圧縮保持するクランパ４２と、紙幣群Ｐ・・・の回シ
に巻回された熱着チーｆＭＴ’ｚ熱溶着する熱着部４３
とから構成されている。

前記テープフィーダ４０はサイドフレーム３０に止着さ
れているフィーダーブラケット４６に対して、ピンチロ
−２ホルダー４７全回動可能に枢支し、このホルダー４
７の自由端部にピンチローラ４８を回転可能に軸支する
と共に、このピンチロー２４８に当接するフィードロー
ラ４９をドライブシャフト５０によって取付けた構成と
なっている。このフィードローラ４９とピンチロー２４
８の前方には固定刃５３１と、ソレノイド５４の作動で
固定刃５ＪＡに沿って往復移動する可動刃５３Ｂとから
なるテープ切断装置が設けられている。更に、このテー
プ切断装置の前方には熱着テープＭＴを案内するガイド
プレート５５とがイドローラ５６とが配置されている。

なお、前記フィードローラ４９の駆動系は第９図に示す
ようになっておシ、前記ドライブシャフト５０はギヤ群
４４′ｔ−介して中間部にブレーキ５１１ｆｃ備えたブ
レーキ軸４５と連結され、又このブレーキ軸４５はギヤ
群５２を介してフィードモータ６０に連結されている。

このフィードモータ６０は可逆モータであシ、ワインダ
４１によって熱着テープＭＴが紙幣群Ｐ・・・に巻回さ
れた後に逆転し、巻回した熱着テープＭＴを前記ガイド
ローラ５６を介して引き戻すことによシ緊締するように
なっている。

前記ワインダ４１の構、成について説明する。

先ず、第９図に示すように前記サイドフレーム３０には
ラジアルベアリング等を内蔵したベアリングブロック６
５が取付けられており、このベアリングブロック６５に
はドライブシャ７ト６６が回転可能に保持されている。

このドライブシャフト６６の基部と端部にはストップカ
ラー６７とストップグレート６８とがドライブシャフト
６６と一体回転可能に取付けられ、このストップカラー
６７とストップグレート６８との間にはガイドシャフト
６９がドライブシャフト６６と平行に取付けられてナロ
ーガイド７０を形成し、このナローガイド７０には摺動
ブロック１１が摺動可能に嵌合されている。また、この
摺動ブロック２１には前記フィーダ４０から供給された
熱着チー７’ＭＴを保持するテープキャッチ７２が設け
られ、又このテープキャッチ７２をドライブシャフト６
６と共に回転させるキャッチドライバ７５が設けられて
いる。

このキャッチドライバ７５は前述したキャリアドライバ
５７の動力を伝達する動力伝達装置、例、ｔばアイドル
スゲロケット５８Ｂと同軸一体に回転する第１のギヤ６
３１Ｌと、この第１ギヤ６３Ａに噛合する第２のギヤ６
３Ｂと、この第２ギヤ６．３Ｂと同軸一体に回転する第
３のギヤ６３Ｃと、この第３ギヤ６３Ｃから第８図に示
すタイミングベルト６３Ｄを介して回転力が伝達される
第４のイヤ６３Ｅ（この第４ギヤは前記ドライブシャフ
ト６６に取付けられて該シャフトｔ−回転させる）とか
ら構成されて込る。

このように、キャッチドライバ７５はキャリアドライバ
５７と同一の駆動源モータ５９によって駆動されるよう
になっているので、前記キャリア２２の移動とテープキ
ャッチ７２の回転とは連動することになる。

ここで、両者の連動タイミングを第８図に基いて説明す
る。前記キャリア２２がΦヤリアホームポジシ璽ン（Ｃ
ＲＨＰ　）にある時は、テープキャッチ７２は第８図に
示す実線の位置（ＣＴＨＰ　）に位置し、このときチェ
ーン６１に取付けられている係合ローラ６１ｈは第８図
に示す、実線の位置（ＲＨＰ　）　ｔ−とる。また、前
記キャリア２２がシールポジション（Ｃｕ３Ｐ　）に第
８図想像線で示すように到達した時には前記係合ローラ
６１ｍはアイドルスゲロケット５８Ｂ上に示す位置（５
ＴＯＰ　）　’ｉとる。そして、係合ローラ６１ａがリ
バースポジション（ＲＰ　）まで来たとき、前記テープ
キャッチ７２は一回転位置を越えた位置（ＣＴＳＰ　）
をとるようになる。

なお、係合ローラ６１ｔｈがＲＴＯＰ位置とＲＰ位置と
の間で移動する時は、この係合ローラ６１ａはキャリア
取付ブラケット６２の切欠部６２ａから係合離脱するの
で、テープキャッチ７２だけが一回転位置からオーバー
ランすることになる。そして、前記モータ５９が逆転し
前記係合ローラ６１＆がＲＨＰの位置まで逆転移動する
ことによりキャリア２２がキャリアホームポジション（
ＣＲＨＰ　）に復帰するようになる。

前記キャリア２２上に指定枚数の紙幣Ｐが集積すると、
案内ガイド３９の可動ガイド３９ｂが第７図及び第８図
想像線で示すように回動変位し紙幣群Ｐ・・・全通過可
能とする。また同時に、テープフィーダ４０によシ熱着
テープＭＴが所定長さ繰シ出され、その端部がテープキ
ャッチ７２によ・って保持される。

前記キャリア２２がホームケポジシ曹ン（ＣＲＨＰ　）
からシールポジション（Ｃ’Ｒ８Ｐ　）に移動を始める
と、前記キャリア２２の移動と連動してテープキャッチ
７２が回転し、この間フィーダ４０によ）熱着チー７０
ＭＴが繰夛出され、キャリア２２上の紙幣群Ｐ・・・を
熱着チーｆＭＴにて巻回する。そして、前記キャリア２
２がシールポジション（Ｃｕ３Ｐ　）に停止し、テープ
キャッチ７２が更に回転してキャリア２２の底部に回シ
込み、紙幣群Ｐ・・・と接触する位置（ＣＴＳＰ）にて
停止する。

次いで、クランノ４′４２が久うンパガイド７３の溝部
７３＆に沿って押印装置７４と共に下降し、キャリア２
２上の紙幣群Ｐ・・−をキャリアＬ字形部材２３の上に
押え付ける。このり２ンパ４２がキャリア２２上の紙幣
群Ｐ・・・全押え付けると、可逆モータ６０の逆転によ
ってフィードローラ４９が逆転し、熱着チーｆＭＴ’Ｌ
引き戻して紙幣群Ｐ・・・を巻回している熱着テープＭ
Ｔ全緊締する。その後、熱着テープＭＴの端末がカッタ
ー５３に、５３Ｂにて切断され、熱着部４３のカム７８
が回転してレバー７６と共にヒーター７６がレバー軸７
９の回シヲ回動し、ヒーター７６をキャリア底部におい
て熱着テープＭＴに圧着させ、熱着テープ同志を互いに
熱溶着させる。

・而して、前記カム７８は更に回転し、同時に前記レバ
ー７７がキャリア２２上の紙幣群Ｐ・・・から離れた位
置まで退く。また、熱着テープＭＴが溶着されると同時
に押印装置７４が動作して、銀行名や日付等を紙幣結束
の熱着テーグＭＴ上に押印する。この押印が終了すると
、クランノｆガイド７３に沿って押印装置７４とクラン
パ４２がテープキャッチフコ０回転半径外へ退避する。

同時に、テープキャッチ７２が熱着テープＭＴの保持全
解除し、キャリアモータ５９の逆転と共に第８図反時計
回シの方向に回転し、ヌこのテープキャッチ７２の回転
に連動して前記キャリア２２が熱着テープＭＴで結束さ
れた紙幣群Ｐ・・・（以下紙幣束Ｑという）を載置しｆ
ｃｉまホームポジション（ＣＲＨＰ　）側に向かって移
動する。この時、案内ガイド３９の可動ガイド３９ｂは
固定ガイド３９ａの延長方向に回動しているので、この
可動ガイド３９ｂにキャリア２２上の紙幣束Ｑが当接し
、該紙幣束Ｑはその下方にあるシ＆　　１８０上に落下
する。

このシーート８０には紙幣束Ｑの通過検出装置８１が設
けられ、この検出装置８１により紙幣束Ｑのシュート８
０上への落下のタイミングを検出し、結束装置２内に規
定時間よシ長く紙幣束Ｑが滞在していないかどうかをチ
ェックしている。

このように、熱着テープＭＴにて結束された紙幣束Ｑは
シェード８０面を重力により滑降し、第１図に示す紙幣
束排出口８２よシ結束装置２０機体外へ排出されること
になる。

つぎに、上述した指定金種の紙幣Ｐが施封搬送路１８か
ら指定枚数排出されない状態で一口座；取引の処理が終
了した場合について説明する。

この場合には、−取引分の最後の紙幣Ｐが検出器１８＆
によって検出されて一定時間経過すると、図示しない制
御部によシ、キャリアドライバ５７に作動指令が与えら
れる。これにより、キャリアドライバ５７が作動され、
指定枚数未満の紙幣Ｐ全載置してＡるキャリア２２が移
動され結束部にへ送シ込まれる。そして、この結束部に
で上記した指定枚数の紙幣Ｐの場合と同様にして指定枚
数未満の端数の紙幣Ｐが熱着テープＭＴによシ結束され
る。

なお、このときは、押印装置７４によシ、熱着テープＭ
Ｔ上に１００枚未満の紙幣束Ｑ′を表示するため熱着チ
ーｆＭＴ上に赤スタンプが押印されるようになっている
。

このように、結束された紙幣束Ｑ′はシュート８０面を
重力によシ滑降し、第１図に示す紙幣束排出口８２によ
）結束装置２の機体外へ排出されることになる。

なお、係員は１日の業務終了前に１００枚未満の把をま
とめて施封処理することによ）能率的に作業することが
できる。

上述したように、−口座取引終了時に生じた指定枚数未
満の端数の紙幣Ｐも結束してしまう次め、各口座間の紙
幣が混入した状態で把束することがなく、ジャムなどの
エラー発生時における計数の扱いが容易に行なえること
になる。

なお、第１０図は他の実施例を示すもので〜これは結束
部にで結束された紙幣束Ｑが複数口座の紙幣全混入して
いる場合には、可動ガイド３９ｂｆ開放したままの状態
としてキャリア２２を結束部Ｋから移動させ集積室２１
′ｔ−通過してその紙幣束Ｑ’＆パー８５に当接させて
、集積室２１の下方部に設けた複数口座把収納庫８４内
に落下収納させるものである。

これによれば、今回口座取引き中に何らかのエラーが発
生し持ち返９扱いになった場合、係員は、この収納庫８
４の券１００枚分のみに注目し前回計数分のみ差し引く
だけで計数の確認ができ取扱すが容易になる。

また、今回口座取引きが正常終了した場合は、収納庫８
４の把は機体外へ搬出される。

また、口座取引き終了時には操作部（図示しない）のジ
ャーナルに施封部の１００枚未満の端数を印字すること
により、係員は前回端数を知ることができる。

〔発明の効果〕

本発明は以上説明したように一取引終了時に集積部に集
積された所定枚数以下の端数状態にある紙葉類を結束手
段に搬送しこれを結束する構成としたから、各取引間で
の紙葉類の混入がなくなシ、紙葉類の計数処理が極めて
容易になるとともに確実化できるという効果を奏するも
のである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の結束装置付入金集計機を示す概略斜視
図、第２図は同人全集計機の内部構造金示した概略断面
図、第３図は結束装置の区分集積装置部を示す正面図、
第４図は同集積装置部の横断平面図、第５図はキャリア
構造を示ず斜視図、第６図は紙幣の取揃え手段を説明す
るための集積装置部の横断平面図、第７図はキャリア案
内ガイドの作用説明図、第８図は結束装置による紙幣の
結束動作を説明するための動作説明図、第９図は結束装
置の駆動系？示す平面図、第１０図は本発明の他の実施
例を示す構成図である。 Ｐ・・・紙幣（紙葉類〕、２１・・・集積部、２２・・
・キャリア（搬送手段）％Ｋ・・・結束手段。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 分類計数された紙葉類を指定枚数集積する集積部と、こ
   の集積部に集積された紙葉類を搬送する搬送手段と、こ
   の搬送手段によって搬送された紙葉類を結束する結束手
   段とを具備し、一取引終了時に上記集積部に集積された
   指定枚数以下の端数状態にある紙葉類を上記結束手段に
   搬送しこれを結束する構成としたことを特徴とする紙葉
   類処理装置。