JP2012522692A - シート状の文書を積層体に帯掛けする装置、シート状の文書を積層する装置、およびこれらに対応する方法 - Google Patents

シート状の文書を積層体に帯掛けする装置、シート状の文書を積層する装置、およびこれらに対応する方法 Download PDF

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Abstract

シート状の文書の積層体(S)に帯掛けする帯掛け装置(100)が提供される。本装置は、所定長の帯材料(M)を帯掛け装置に供給すべく適合された帯供給装置(160)と、帯供給装置から帯材料の前縁部を受け取って、前縁部を積層体受入ゾーン(101)の周りにおいてガイドし、かつ、前縁部を帯材料の上流部分と重畳させ、その結果、積層体受入ゾーンの周りに帯材料の閉じたループを形成するように、ガイドチャネルの重畳領域内に帯材料の重畳部分を生成すべく構成されたガイドチャネル(110)であって、積層体受入ゾーンは、使用の際に、シート状の文書の積層体を収容すべく構成されている、ガイドチャネルと、帯材料の重畳部分を接合地点において互いに接合すべく適合されたシールユニット(120)と、接合地点の上流において帯材料を切断する切断ユニット(130)とを有する。また、本発明は、シート状の文書を積層する積層装置(50)をも提供する。

Description

本発明は、シート状の文書を積層体に帯掛けする帯掛け装置と、シート状の文書を積層する積層装置に関する。また、本発明は、これらの装置用の対応する方法をも含む。
文書処理装置は、紙幣、証明書、小切手、手紙、およびその他の紙等のシート状の文書を処理すべく多くの分野において使用されている。文書処理装置によって実行される代表的な機能は、シート状の文書のソート、計数、保存、分配、認証を含む。文書処理装置の一例が特許文献1に開示されており、かつ、この種の市販製品は、いずれも英国のBasingstoke所在のDe La Rue International Limited社によって製造されるKalebra(商標)、Cobra(商標)(De La Rue 4000とも称される)、およびCPS1200(De La Rue 7000とも称される)を含む。特許文献1に開示されている装置の主な機能は、紙幣を異なる額面金額または通貨に仕分けするというものである。これを実行すべく、この装置は、紙幣のタイプを弁別する弁別手段と、仕分けられた各タイプの紙幣が出力される複数の出力ポケットとを含む。各出力ポケットは、そのポケットに誘導された紙幣を積層体として形成する積層装置を含み、積層体内では、紙幣は、互いに対面した状態で配列されている。次いで、紙幣の積層体は、ユーザーによって移送され、必要に応じて取扱われる。
多くの場合に、処理プロセスにおける次の段階は、紙幣の積層体に「帯掛け」をする、即ち、積層体の周りに帯を掛け回し、紙幣が1つの結合された単位として保持されるようにする。次いで、帯掛けされた積層体は、銀行からの流通のために、或いは、金庫での保管のためなどに送付される。
従来の帯掛け装置は、ロボットアームを使用して紙幣の積層体の周りに帯を掛け回しており、ロボットアームは、紙幣の周りに所定長の帯材料を引き回し、張力を調節した後に、通常は熱融着により、帯材料の2つの端部を1つに接合している。このような従来の帯掛け装置の例は、前述の市販製品のうちに見出すことが可能である。
このような帯掛け装置は、文書処理装置の拡張として提供可能であり、帯掛け装置を各出力ポケット内に配置するか、或いは、紙幣の積層体を出力ポケットから帯掛け装置に搬送する手段を設けることによりある程度の自動化を実現している。
国際特許出願公開第2005/118443号(WO2005/118443)パンフレット
然しながら、この帯掛け手順は、ロボットアームが帯材料を紙幣の束の周りに引き回したり熱融着を実行するために時間を要し本質的に低速である。その結果、正しいサイズの積層体が出力ポケット内で形成されるたびに、完成した積層体を帯掛けのために取り出す間、或いは、出力ポケット内で帯掛けする間、そのポケットに対する出力を停止しなければならない。処理装置を通じた文書のスループットは最重要項目であるため、これは受け入れることはできない。従って、現在は、帯掛けを必要とする各紙幣のタイプごとに2つの(或いは、これ以上の数の)出力ポケットを指定することによりこの問題に対処している。第1出力ポケットで所望枚数の紙幣から成る積層体が完成すると、第2ポケットに出力される。この結果、出力を第2ポケットに対して継続しつつ、第1ポケット内で形成された紙幣の積層体に帯掛けすることができる。帯掛けされると、第1ポケット内の積層体は移送され、これにより、第2出力ポケットで次の積層体が完成したときに、新しく完成した積層体は第2ポケット内で帯掛けされている間に、出力を第1ポケットに再度切り替えることができる。この結果、装置を通じた紙幣のスループットを高めることが可能となる。然しながら、この方法は、帯掛けを必要としている各紙幣タイプごとに複数のポケットを必要とするという点を含むいくつかの重要な欠点を有している。大部分の文書処理装置において、出力ポケットの数には限界があり、従って、単一の文書タイプに対して複数の出力ポケットを使用すると、ソート可能な異なる文書タイプの合計数が減少することになる。更には、任意の一時点においては、各文書タイプごとに指定されている出力ポケットのうちの1つのものしか使用されていないため、高度な冗長性が存在している。
また、帯掛け装置は、頻繁な障害を実際に経験することが判明している多数の可動機械部品を含むため、従来の帯掛けプロセスは、本質的な信頼性の欠如を含むいくつかの更なる問題点をも有している。更には、異なる顧客は、異なる帯掛け要件を具備しており、従って、装置は、多数の異なるタイプの帯材料およびシール手段に対処しなければならない。ロボットアーム法は、このような異なる要件に対処することが不得手であり、かつ、その結果、頻繁に、誤った帯の張力付与状態が生じることが判明している。更には、従来の帯掛け装置は、その部品数が多いことに起因して、高価であり、かつ、頻繁な保守を必要としている。
本発明の第1の態様によれば、シート状の文書を積層体に帯掛けする帯掛け装置が提供され、この装置は、所定長の帯材料を帯掛け装置に供給すべく適合された帯供給装置と、帯供給装置から帯材料の前縁部を受け取って、前縁部を積層体受入ゾーンの周りにガイドし、かつ、前縁部を帯材料の上流部分と重畳させ、その結果、積層体受入ゾーンの周りに帯材料の閉じたループを形成するように、ガイドチャネルの重畳領域内に帯材料の重畳部分を生成すべく構成されたガイドチャネルであって、積層体受入ゾーンは、使用中にシート状の文書の積層体を収容すべく構成されている、ガイドチャネルと、帯材料の重畳部分を接合地点において互いに接合すべく適合されたシールユニットと、接合地点の上流において帯材料を切断する切断ユニットとを有する。
到来する帯材料をループに形成すべく構成されたガイドチャネルを利用することにより、ロボットアームの使用を除去可能である。この結果、可動部品の数が低減され、これにより、装置の安定性および信頼性が向上するのみならず、この構成は、本質的に高速である。更には、この構成は、帯材料のループが形成される際に、(ロボットアームが文書の積層体の周りに帯を引き回すことによって帯が形成される従来の装置の場合とは異なり)、帯掛け対象の文書の積層体が積層体受入ゾーン内に存在する必要がないという状況をもたらす。この結果、シート状の文書の積層体が到着する前に、帯材料のループを形成可能であり、これにより、積層体を受け取った際に帯掛け手順を完了させるのに必要な時間が更に低減される。総体として、この帯掛け装置によれば、従来可能なものよりも格段に高速においてシート状の文書を積層体に帯掛けすることができる。
シールユニットは、いくつかの方法によって帯材料の重畳部分を接合すべく適合可能である。例えば、シールユニットは、帯の端部を1つに熱融着すべく、熱を印加可能であろう。好ましくは、シールユニットは、帯材料の重畳部分に対して圧力を印加すべく適合されている。多くの場合に、接合を実現するには、これだけで十分である。例えば、帯材料には、予め糊を付与可能であり、圧力を印加することによって2つの重畳部分を相互接触状態とし、かつ、これにより、接合部を形成する。その他の例では、圧力の印加を使用し、帯の2つの端部を互いに「クリンプ処理」することができよう。
特に好適な実施形態では、シールユニットは、圧力部材を有し、この圧力部材は、帯材料の通過が妨げられない保存位置と、使用の際に帯材料の重畳部分が積層体受入ゾーン内の文書の積層体に押し付けられる積層体受入ゾーンに向かって圧力部材が延在するシール位置との間で運動可能である。この構成は、圧力部材によって印加される圧力に抗すべく文書の積層体自体を利用しており、これにより、更なる構成要素に対するニーズを除去している。この構成は、圧力部材による圧力の印加によって接合部が実現されるように、糊不要型(self-adhesive)であるかまたはシールユニットの領域内で糊が塗布される帯材料の使用と組み合わせることが特に有利である。接着による接合は、滞留時間が不要であるため、熱融着よりも格段に高速であり、かつ、更には、損傷が発生することなく、ポリマー紙幣等の熱の影響を受ける可能性のある物質から形成された文書との組合せにおいて、使用してもよい。
前述のように、帯材料は、糊不要型であってよい。然しながら、好ましくは、帯掛け装置は、接着剤を帯材料に塗布すべく適合された接着ステーションを更に有する。この結果、様々な異なる帯材料の使用と、大部分の好適な接着剤の選択と、が可能となる。例えば、接着ステーションは、糊斑点カセット(glue dot cassette)を有することができる。前述の全ての理由から、接着剤の使用は、熱融着法と比べて、格段に好ましい。接着ステーションは、最終的に重畳することになる帯材料の部分のうちの一方または他方(或いは、これらの両方)に接着剤を塗布可能な任意の場所に配置可能であろう。適切に設計される場合には、接着ステーションは、重畳部分が重畳した後に、それらの重畳部分の間に接着剤を塗布することも可能であろう。然しながら、好ましくは、接着ステーションは、ガイドチャネルの重畳領域の上流に配設される。この結果、重畳する前に帯材料の一部分に対して接着剤を塗布可能である。特に好適な実施形態では、接着ステーションは、ガイドチャネルと帯供給装置の間に配設される。
好適な実装においては、接着ステーションは、ループの外側表面を形成するその表面上に帯材料の前縁部に隣接した状態で接着剤を塗布すべく構成されている。ループが形成された際に、帯のこの部分は、外側の重畳部分に対向する最も内側の重畳部分上に配置されることになる。別の好適な実装においては、接着ステーションは、ループの内側表面を形成するその表面上に帯材料の後縁部位置に隣接した状態で接着剤を塗布すべく構成されている。帯の「後縁部」は、帯材料が切断された際に形成される。然しながら、切断に先立って、帯掛け対象の積層体のサイズの知識が付与されている場合には、帯材料の前縁部との関係において後縁部の位置がどこにくるかを算出可能である。従って、この領域内に接着剤が塗布される場合には、ループが形成されたら、接着剤は、内側の重畳部分に対向する帯材料の最も外側の重畳部分の内側表面上に位置することになる。
ガイドチャネルは、必要な正確な寸法を有する帯材料のループを提供するように構成可能である。然しながら、調節を実行することができるように、帯掛け装置は、好ましくは、シールユニットによるシールの前に帯材料のループの張力を調節すべく構成された張力付与ユニットを更に有する。
張力付与ユニットは、多数の形態をとることができよう。例えば、帯供給装置とガイドチャネルの間で、帯材料の経路に対して垂直の方向に運動可能な1または複数の張力付与ローラーの周りを帯材料に通過させることにより、ループの張力を調節することができよう。然しながら、好ましくは、張力付与ユニットは、ガイドチャネルから外に帯材料の後縁部を逆送する手段を有する。シート状の文書の積層体との関係におけるガイドチャネルの構成に応じて、帯材料の前縁部をそれなりに定位置において保持すべく帯材料のループと積層体の間に摩擦が存在している場合には、これだけで、張力付与を実現するには十分であろう。然しながら、好ましくは、張力ユニットは、帯材料の前縁部の逆送に抗すべく構成された遅延手段(retardation means)、好ましくは、固定位置において帯材料の前縁部を保持すべく構成されたブレーキを更に有する。ブレーキは、帯材料の後縁部が逆送されている間、ガイドチャネルとの固定された関係において帯材料を保持すべく前縁部と後縁部の間のどこかの地点において帯材料上に配置されたクランプまたは類似のものを有することができよう。好適な例では、ブレーキは、帯材料および文書の積層体に押し付けることにより、逆送が実行されている間、積層体材料を定位置に保持可能なブレーキ部材を有することができる。ブレーキは、好ましくは、張力がループの全体を通じて均等に付与されるように、帯の前縁部に可能な限り近接した状態で配置される。
特に好適な実装においては、遅延手段は、クランプ部分がガイドチャネルの残りの部分との関連において帯材料の前縁部を閉じたループにガイドすべく構成されたガイド位置と、使用の際に帯材料の一部分を文書の積層体に押し付けるようにクランプ部分の少なくとも一部分が積層体受入ゾーンに向かって延在するクランプ位置との間でガイドチャネルの残りの部分との関係において運動可能なガイドチャネルのクランプ部分を有する。
この構成は、部品の数を最小限に維持すると共に、その他の構成によって可能なものよりも帯材料の前縁部に近接した状態で遅滞を適用している。
好ましくは、ガイドチャネルのクランプ部分は、ガイド位置とクランプ位置の間で旋回可能であり、クランプ部分の一端は、クランプ部分がクランプ位置にある際に積層体受入ゾーンに向かって延在している。この結果、上流の帯材料の残りの部分に均等に張力を付与することができるように、狭く且つ明確に画定された位置に圧力を印加可能である。
張力付与ユニットを伴うかどうかとは無関係に、本装置は、好ましくは、ガイドチャネルから外に帯材料の後縁部を逆送する手段を有する。これは、例えば、接着剤を塗布するために、或いは、単に、完成した帯掛け済みの積層体を装置から除去している間に、その積層体から新しい前縁部を離隔させるために、(切断段階において形成された)新しい前縁部を開始位置に戻すべく、帯材料の切断の後に使用可能である。特に好適な実施形態では、帯供給装置は、帯掛け装置から外への帯材料の逆送のために更に適合されている。この結果、逆送手段が帯供給装置に組み込まれる。
本装置は、帯材料の位置が判明するように帯材料の供給を時間計測することによって動作させることができよう。然しながら、好ましくは、帯掛け装置は、帯材料の前縁部の位置を検知する少なくとも1つの検知ユニットを更に有する。例えば、反射型または透過型の光学センサーを使用可能である。
好ましくは、本装置は、積層体支持アセンブリを更に有し、この積層体支持アセンブリは、ガイドチャネルの外部に配置され、かつ、ガイドチャネルから離隔した位置において積層体受入ゾーン内のシート状の文書の積層体を支持すべく構成されている。この結果、ループの形成および/または張力付与の際に、ガイドチャネル表面と文書の積層体の間で帯材料を運動させることができるように、ガイドチャネル表面と文書の積層体の間における空間の確保が保証される。例えば、積層体支持アセンブリは、上昇位置において積層体を把持するクランプ構成または積層体を載置可能な1または複数の支持地点またはプラットフォームの形態をとることできよう。重要なことは、積層体支持アセンブリが積層体の周り(のみ)における帯の形成を妨げることがないように、積層体支持手段は、ガイドチャネル内に、或いは、少なくとも使用の際に帯材料を受け取ることになるガイドチャネルの部分内に突出すべきではないという点にある。
有利には、使用の際に(張力付与の前のループ形成の初期段階においてさえも)帯材料の閉じたループが積層体受入ゾーンの周りにおいてのみ形成されるように、ガイドチャネルは、帯材料の領域内のガイドチャネルの最も内側の表面上に帯材料を受け取るように構成されている。ここで、「最も内側」とは、ループの内部、即ち、積層体受入ゾーンに最も近接した(且つ、これと対向した)ガイドチャネルの表面を意味している。帯材料を受け取るガイドチャネルの領域は、チャネル一杯の幅を有することが可能であり、或いは、帯材料がガイドチャネルよりも狭い場合には、帯材料によってカバーされるチャネルの部分のみの幅を有することができる。この領域においては、帯材料の外側表面が載置されるガイドチャネルの表面は、ガイドチャネルの最も内側の表面であるべきであり、即ち、更なる表面またはその他の構造が帯材料と積層体受入ゾーンの間に配設されるべきではない。具体的には、ガイドチャネルは、帯材料の側部エッジを案内することによって横方向においてその間に帯材料を保持する側部エッジを包含することは可能であるが(このような突出部は、帯材料を受け取るガイドチャネルの領域の外部に配置されることになる)、ガイドチャネルは、帯材料の内部表面を案内する手段または表面を含まないことが好ましい。この結果、その前縁部をガイドチャネルを通じて搬送することによって形成された帯材料のループは、ループが引き締められるかまたはガイドチャネルから移送される際に帯材料に対する妨害および損傷が生じないように、積層体受入ゾーンのみを取り囲んでおり、その他の構造、特に、ガイドチャネルの一部分を取り囲んではいない。帯材料は、好ましくは、ガイドチャネルに沿って形成されたループが自身を支持するように、例えば、紙のように、十分に硬いものであることを要する。
ガイドチャネルは、好ましくは、積層体受入ゾーンを包囲する1または複数のガイド要素を有しており、これらのガイド要素は、その内部表面上において積層体材料の前縁部を受け取るべく構成されている。
有利には、1または複数のガイド要素は、実質的に閉じたループを形成しており、1または複数のガイド要素の少なくとも一部分は、重畳しており、かつ、ガイド要素の重畳部分は、帯材料の前縁部をその間に受け取るように互いに離隔している。ガイドチャネル自体は、完全に連続したループである必要はなく、例えば、シールおよび切断ユニットと相互作用するための1または複数のアパーチャ等の帯材料がその上部を通過可能なギャップを包含可能であることに留意されたい。
特に好適な実装においては、ガイドチャネルは、第1、第2、および第3ガイド要素を有しており、第2および第3ガイド要素は、相互の関係において、かつ、第1ガイド要素との関係において運動可能である。この結果、ガイドチャネルの各部分は、いくつかの追加機能を実行すべく使用可能である。
好ましくは、第1ガイド要素は、ガイドチャネルの基部部分を形成し、かつ、積層体受入ゾーンとの固定された関係にある。第1ガイド要素は、文書の積層体を形成すべくその上部にシート状の文書が配置される支持表面として機能可能である。この場合には、帯掛けの前に第1ガイド要素から積層体を持ち上げるべく、リフトメカニズムを更に提供可能である。或いは、この代わりに、第1ガイド要素は、その上部に積層体が形成される積層体支持プレートの下方に配置することも可能であり、このプレートは、帯掛けの前に移送されるか、或いは、第1ガイド要素がアライメントされた貫通ギャップを具備している。
有利には、第2ガイド要素は、ガイドチャネルのクランプ部分を構成しており、かつ、第1ガイド要素から離隔すると共に、第1ガイド要素の一部分と少なくとも部分的に重畳すべく構成されている。前述のように、ガイドチャネルの一部分を遅延手段として利用することにより、部品数が最小限に維持され、かつ、前縁部に近接したクランピングが可能になる。
好ましくは、第3ガイド要素は、ガイドチャネルの上部部分を形成しており、かつ、第3ガイド要素が第1および第2ガイド要素と隣接することによって帯材料の前縁部を案内して閉じたループを形成するガイド位置と、積層体受入ゾーン内へのシート状の文書の進入を許容するように第3ガイド要素が第1および第2ガイド要素から移送される開放位置との間で運動可能である。この結果、文書の積層体を積層体受入ゾーン内に形成可能であり、これにより、帯掛けのための位置に積層体を配置するための搬送手段が不要となる。
好ましくは、積層体受入ゾーンは、使用の際に、シート状の文書の積層体のエッジを収容すべく構成されている。
本発明の第1の態様は、積層体受入ゾーンに配置されたシート状の文書を積層体に帯掛けする方法を更に提供し、この方法は、(a)所定長の帯材料の前縁部を、積層体受入ゾーンの周りにおいて前縁部を案内すると共に前縁部を帯材料の上流部分と重畳させるべく構成されたガイドチャネルに供給し、その結果、積層体受入ゾーンの周りにおいて帯材料の閉じたループを形成するように、ガイドチャネルの重畳領域内に帯材料の重畳部分を生成する段階と、(b)帯材料の重畳部分をシール地点において相互にシールする段階と、(c)シール地点の上流において帯材料を切断する段階とを有する。
前述のように、帯材料の前縁部を、帯材料をループに形成すべく構成されたガイドチャネルに供給することにより、全体的な手順の観点において、かつ、必要に応じてシート状の文書の積層体を挿入する前にループを形成可能であるという事実の観点において、帯掛けの速度が大幅に向上する。好ましくは、段階(a)において、帯材料は、積層体受入ゾーンの周りにおいてのみ閉じたループを形成するように、積層体材料の受取領域内のガイドチャネルの最も内側の表面によって受け取られる。対象とする特定の用途に応じて、本方法は、好ましくは、段階(a)の前、最中、または後に、かつ、段階(b)の前に、シート状の文書の積層体を積層体受入ゾーン内に配置する段階を更に有する。有利には、シート状の文書の積層体は、ガイドチャネルの外部の積層体支持アセンブリによってガイドチャネルから離隔した積層体受入ゾーン内の位置において支持される。
特に好適な実装においては、積層体は、帯材料のループが形成される前に、積層体受入ゾーン内で形成される。これは、ガイドチャネルが相互の関係において運動可能な複数のガイド要素を有する場合に実現可能である。本方法は、段階(a)を実行する前に、(i)開口部を提供するように、ガイドチャネルからガイド要素の少なくとも1つのものを除去する段階と、(ii)積層体を形成するように、開口部を通じて積層体受入ゾーンにシート状の文書を受け取る段階と、(iii)開口部を実質的に閉鎖するように、ガイド要素の少なくとも1つのものをガイドチャネルに戻す段階とを更に有する。
好ましくは、段階(b)は、帯材料の重畳部分に対して圧力を印加する段階を有しており、その理由は、前述のように、この段階は、いくつかの異なる接合部タイプを実現すべく、単独で、または熱との組合せにおいて使用可能であるためである。特に好適な実施形態では、帯材料の重畳部分をシート状の文書の積層体に押し付けることにより、圧力が帯材料の重畳部分に対して印加される。好適な実装においては、帯材料の少なくとも一部分は、糊不要型である。その他の好適な実施形態では、本方法は、接着剤を帯材料に塗布する段階を更に有する。接着剤の使用は、その速度と、ポリマー基材を含む全ての文書タイプと共に使用するための適合性と、に起因し、熱融着よりも好ましい。
有利には、接着剤は、ガイドチャネルの重畳領域の上流の場所において帯材料に塗布される。好ましくは、接着剤は、ガイドチャネルへの入口の上流の場所において帯材料に塗布される。好ましくは、接着剤は、圧力接着剤または接触接着剤である。
本方法は、好ましくは、段階(b)の前に、帯材料のループに張力を付与する段階を更に有することができる。有利には、張力付与段階は、ガイドチャネルから外に帯材料の後縁部を逆送する段階を有する。このために、後縁部がガイドチャネルから離脱する必要はないことに留意されたい。十分な張力付与は、通常、ガイドチャネルの出口に向かって適切な距離だけ後縁部を逆送することによって実現される。好ましくは、張力付与段階は、後縁部が逆送されている間に、帯材料の前縁部の運動を遅滞させる段階を更に有する。有利には、帯材料の前縁部の運動は、ガイドチャネルの残りの部分との関連において帯材料の前縁部を閉じたループ内にガイドすべくクランプ部分が位置するガイド位置から、帯材料の一部分を文書の積層体に対して押し付けるようにクランプ部分の少なくとも一部分が積層体受入ゾーンに向かって延在するクランプ位置に、ガイドチャネルの残りの部分との関係においてガイドチャネルのクランプ部分を運動させることにより遅滞される。
特に好適な実施形態では、本方法は、段階(c)の後に、帯材料を切断することによって形成される新しい前縁部をガイドチャネルから外に逆送する段階を更に有する。これは、新しい前縁部に接着剤を塗布することを要する場合に、特に好適である。
本発明の第1の態様による高速の積層法を設けることにより、潜在的に、ソート対象の各タイプの文書ごとに単一の出力ポケットを使用することが可能となる。いまや、前述の技法に従って積層体に帯掛けするのに必要な時間を格段に短縮可能であり、出力を第2のポケットに転送して帯掛けを実行する時間を確保する必要はない。その代わりに、新しい積層体が同一の出力ポケットにおいて完成される前に、帯掛けを完了させることが可能であり、これにより、各ソーターポケットによって連続した紙幣の流れを出力することが可能となる。然しながら、完成した各文書積層体は、帯掛けのために取得される際に、依然として、次のものと正確に区分されることが不可欠である。従来のシステムにおいては、このために、後続の紙幣が不注意によって帯掛け済みの積層体と共に含まれることのないように、完成した積層体が移送されている間、瞬間的に、出力モジュールを停止させる必要がある。然しながら、前述の理由のすべてに鑑み、出力の短い休止であったとしても、それは不利である。
本発明の第2の態様によれば、シート状の文書を積層する積層装置が提供され、この装置は、搬送経路からシート状の文書を受け取り、かつ、シート状の文書を互いに対面した状態で出力すべく適合されたスタッカーユニットと、第1積層体を形成するように、スタッカーユニットからシート状の文書を受け取り、かつ、第1積層体をその上部において支持する積層体支持表面と、スタッカーユニットによって受けられた選択されたシート状の文書と次のものの間にセパレーター部材を配備すべく適合された分離ユニットであって、セパレーター部材は、セパレーター部材がシート状の文書の通過を妨げないホーム位置と、第2積層体をその上部に形成するようにセパレーター部材がスタッカーユニットから積層されたシート状の文書を受け取るスタッカーユニットと積層体支持表面の間の保持位置との間で運動可能であり、第2積層体は、第2積層体が形成されている間に第1積層体を積層体支持表面から除去することができるように、第1積層体から離隔している、分離ユニットと、セパレーター部材の配備を制御すべく適合されたコントローラーとを有する。
1枚のシート状の文書と次のものの間に配備可能なセパレーター部材を設けることにより、(選択されたシート状の文書によって完成される)第1積層体は、セパレーター部材上に形成可能な第2の文書の積層体から分離した状態で維持される。セパレーター部材は、積層体がその上部において形成されるように、その保持位置において水平である必要はなく、文書を積層可能な表面を単に提示していることに留意されたい。この結果、第1の文書の積層体は、積層装置を停止または減速させることなしに、帯掛けのために(または、その他の処理のために)装置から除去可能であり、積層装置は、自身を通じた文書の出力を継続する。第1積層体の一部分を形成してはならない文書は、セパレーター部材によって第1積層体から分離された状態で維持される。従って、積層装置は、更なる文書が帯掛けの際に積層体内に不注意によって包含される可能性を伴うことなしに、帯掛けのためのインターバルにおける紙幣の積層体の除去を許容しつつ、フルスピードにおいて動作可能である。
好ましくは、分離ユニットは、第1積層体が積層体支持表面から移送されたら、第2積層体が積層体支持表面上に配置されるように、セパレーター部材を退却させるべく更に適合されている。その結果、第2積層体は、第1積層体の場所を占有し、かつ、積層体支持表面上における形成を継続する。次いで、第2積層体が完成したら、セパレーター部材を再度使用し、第2積層体を次のものから分離することができる。
好ましくは、セパレーター部材は、ホーム位置から保持位置まで、積層ユニットを通じたシート状の文書の経路を辿る配備経路に沿って運動すべく構成されている。積層ユニットを通じたシート状の文書の経路を辿ることにより、セパレーター部材の運動が、各シート状の文書の運動と完全にアライメントされ、その結果、シート状の文書を文書の流れに挿入することによって積層動作が妨げられなくなる。
有利には、セパレーター部材は、保持位置からホーム位置まで、保持位置と積層体支持プレートの間のシート状の文書の経路を辿る退却経路に沿って運動すべく構成されており、かつ、積層体支持プレートとホーム位置の間の装置を通じたシート状の文書の経路を遮らない。保持位置と積層体支持プレートの間のシート状の文書の経路を辿ることにより、セパレーター部材上に形成された積層体は、事実上、そのオリジナルの経路に沿って積層体支持プレート上に継続的に落下可能である。積層体支持プレートは、第2積層体を「捕獲」している間に、セパレーター部材の通過を許容すべく、1または複数の貫通アパーチャを包含可能である。その他の例では、セパレーター部材は、積層体支持表面の1つまたは両方の側部を通過可能であろう。
好ましくは、セパレーター部材は、連続したループ上の経路を辿るように構成されている。
スタッカーユニットは、多くの異なる方法によって形成可能であろう。例えば、積層ユニットは、線形減速度原理(linear deceleration principle)に従って作動させることができよう。然しながら、積層ユニットは、好ましくは、少なくとも1つのスタッカーホイールと、該スタッカーホイールを回転させるスタッカー駆動手段とを具備するようにできよう。1つのスタッカーホイールまたは各スタッカーホイールは、中央ハブから延設された複数の歯を有しており、該複数の歯の間にチャネルが形成される。受取位置において搬送経路からシート状の文書がチャンネル内に受容され、解放位置においてシート状の文書が互いに向きあうようにチャネルから放出され積層体が形成される。受取位置は、解放位置から周方向に離間している。
有利には、セパレーター部材は、受取位置と解放位置の間で、少なくとも1つのスタッカーホイールのチャネルによって搬送されるシート材料の経路をセパレーター部材が辿るように、少なくとも1つのスタッカーホイールと同心状のアーチ形の部分を含む経路を辿るように構成されている。前述のように、スタッカーユニットを通じたシート状の文書の経路を辿ることにより積層動作が混乱しない。
好ましくは、ホーム位置においては、セパレーター部材は、スタッカーホイールに到着したシート状の文書のチャネルへの進入が妨げられることのないように、受取位置におけるスタッカーホイールのチャネルのトレーリング歯と一致した状態にまたはその背後に配設される。
セパレーター部材は、任意の適切な機械的構成を使用して駆動可能であろう。好ましくは、セパレーター部材は、好ましくは、ステッパーモーターであるモーターによって駆動されるタイミングベルトにより、そのホーム位置と保持位置の間で運動する。
セパレーター部材は、タイミングベルトに直接的に取り付け可能であろう。然しながら、好ましくは、セパレーター部材は、セパレーター部材がそのホーム位置と保持位置の間でそれに沿って運動可能であるトラック上に取り付けられたキャリッジによって支持される。この結果、セパレーター部材の位置決め精度が改善される。
好ましくは、セパレーターユニットは、セパレーター部材がそのホーム位置にある時点を検出すべく構成されたホームセンサーを更に有する。これは、通常、例えば、光学検出器を有することができる。
好ましくは、分離ユニットは、分離部材がホーム位置を離れてから既定の時間が経過した際に、保持位置においてセパレーター部材を停止させるように構成されている。代替実施形態では、セパレーター部材が到着した時点を識別するために、この場所に更なるセンサーを提供可能である。
好ましくは、セパレーターユニットは、第1積層体が積層体支持プレートから移送された時点を検出すべく構成された積層体センサーを更に有する。この場合にも、これは、光学検出器を有することができる。
有利には、セパレーター部材は、好ましくは、1または複数のスタッカーホイールの歯と実質的に同一形態のアーチ形の形状を具備した細長い部材を有する。
好ましくは、セパレーター部材は、第2積層体をその上部に形成する実質的に平坦な表面を提供するように、ヒンジ結合されている。即ち、セパレーター部材は、少なくとも1つのヒンジをその長さに沿って含む。特に好適な例では、セパレーター部材は、略その中間点においてヒンジ結合されている。従って、セパレーター部材は、スタッカーホイールに一致した状態で回転するのに伴って、アーチ形の形状を維持可能であり、かつ、次いで、第2積層体を形成する紙幣を受け取るために更に平坦な(即ち、更に直線的な)プロファイルをとることができる。1または複数のヒンジを重力によって開放可能であり、紙幣を受け取ることによって第2積層体を形成可能であり、或いは、これらの組合せが可能である。
本発明の第2の態様の積層装置は、単独で使用することも可能であり、或いは、従来の帯掛け装置を含む任意のその他の文書処理装置との組合せにおいて使用することも可能であろう。然しながら、好ましくは、文書処理装置は、本発明の第2の態様による積層装置と、本発明の第1の態様による帯掛け装置とを有する。積層体支持プレートは、積層体受入ゾーン内で第1積層体を形成するように構成可能である。或いは、この代わりに、第1積層体を積層装置の積層体支持プレートから帯掛け装置の積層体受入ゾーンに搬送すべく、搬送ユニットを提供してもよい。例えば、積層体支持プレートは、積層位置と、積層体が積層体受入ゾーン内に位置する帯掛け位置との間で運動可能であってよい。高スループット且つ高速の帯掛けを実現しつつ、各文書タイプごとに単一の出力ポケットを使用可能であるため、2つの開示された装置の組合せは、特に有利である。
本発明の第2の態様は、シート状の文書を積層する方法を更に提供し、この方法は、搬送経路からスタッカーユニットに文書を受け取る段階と、受け取った文書を互いに対面した状態でスタッカーユニットから出力する段階と、第1積層体を形成するように、出力された文書を積層体支持表面上において受け取る段階と、選択されたシート状の文書がスタッカーユニット内に受け取られた際に、シート状の文書の通過が妨げられないホーム位置からスタッカーユニットと積層体支持表面の間に配設された保持位置にセパレーター部材を運動させることにより、選択されたシート状の文書と次のものの間にセパレーター部材を配備する段階と、第1積層体から離隔した第2積層体を形成するように、出力された文書をセパレーター部材上において受け取る段階と、積層体支持表面から第1積層体を除去する段階とを有する。
選択されたシート状の文書と次のものの間にセパレーター部材を配備することにより、処理のために第1積層体を隔離しつつ、シート状の文書の第2の積層体の形成を継続可能である。
第2積層体を形成するシート状の文書を受け取る保持位置にセパレーター部材が到達した際には、セパレーター部材を完全に停止させる必要はなく、セパレーター部材と第1積層体を完成させる選択されたシート状の文書の間にギャップが形成されるように、セパレーター部材を減速することも可能であろう。然しながら、好適な実施形態では、本方法は、第1積層体が積層体支持表面から移送される時点までセパレーター部材を保持位置において停止させる段階を更に有する。この結果、装置の制御が簡単になる。
好ましくは、本方法は、第2積層体が積層体支持表面上に配置されるように、第1積層体が移送されたらセパレーター部材を退却させる段階を更に有する。この後に、第2積層体を完成させることが可能であり、かつ、セパレーター部材を再度使用して第3積層体を形成可能であり、かつ、処理のために第2積層体を移動可能である。
セパレーター部材は、好ましくは、ホーム位置から保持位置まで、積層ユニットを通じたシート状の文書の経路を辿る配備経路に沿って運動する。好ましくは、分離部材は、保持位置からホーム位置まで、保持位置と積層体支持プレートの間のシート状の文書の経路を辿る退却経路に沿って運動し、かつ、積層体支持プレートとホーム位置の間の装置を通じたシート状の文書の経路を遮らない。有利には、ホーム位置から保持位置までの、かつ、ホーム位置への戻りのセパレーター部材の運動は、連続的なループである経路を辿る。
好ましくは、本方法は、セパレーター部材がそのホーム位置にある時点を検出する段階を更に有する。この結果、正確な制御および時間計測が可能になる。有利には、セパレーター部材は、セパレーター部材がホーム位置を離れてから既定の時間が経過した際に、保持位置において減速または停止される。或いは、この代わりに、更なる検出器を利用してセパレーター部材が保持位置に到達した時点を判定してもよい。好ましくは、本方法は、第1積層体が第1支持プレートから移送された時点を検出する段階を更に有する。
有利には、第1積層体は、第2積層体が形成されている間に、第1積層体支持表面から移送される。
本発明の第2の態様の方法は、本発明の第1の態様のものとの組合せにおいて使用された際に、特に有利であり、従って、この方法は、好ましくは、第1積層体を帯掛け装置に搬送する段階と、本発明の第1の態様の方法に従って第1積層体に帯掛けする段階とを更に有する。
以下、添付の図面を参照し、帯掛け装置、積層装置、およびこれらに対応する方法の例について説明する。
その機能部品の観点において例示用の文書処理装置を概略的に示す図である。 帯掛け装置の第1実施形態を示す図である。 図2の帯掛け装置において使用可能なガイドチャネルを更に詳細に示す図である。 その更なる細部を示すべく下方から同一のガイドチャネルを示す図である。 図2の帯掛け装置の幾つかの構成要素を選択して示す、帯掛け動作の1つの段階を示す図である。 図2の帯掛け装置の幾つかの構成要素を選択して示す、帯掛け動作の1つの段階を示す図である。 図2の帯掛け装置の幾つかの構成要素を選択して示す、帯掛け動作の1つの段階を示す図である。 図2の帯掛け装置の幾つかの構成要素を選択して示す、帯掛け動作の1つの段階を示す図である。 図2の帯掛け装置の幾つかの構成要素を選択して示す、帯掛け動作の1つの段階を示す図である。 図2の帯掛け装置の幾つかの構成要素を選択して示す、帯掛け動作の1つの段階を示す図である。 図2の帯掛け装置の幾つかの構成要素を選択して示す、帯掛け動作の1つの段階を示す図である。 帯掛け装置の第2実施形態を示す図である。 図6の帯掛け装置において使用可能なガイドチャネルの選択されたガイド要素を更に詳細に示す図である。 図6の帯掛け装置の幾つかの構成要素を選択して示す、帯掛け動作の1つの段階を示す図である。 図6の帯掛け装置の幾つかの構成要素を選択して示す、帯掛け動作の1つの段階を示す図である。 図6の帯掛け装置の幾つかの構成要素を選択して示す、帯掛け動作の1つの段階を示す図である。 図6の帯掛け装置の幾つかの構成要素を選択して示す、帯掛け動作の1つの段階を示す図である。 積層装置を含む図1の文書処理装置の一部分を更に詳細に概略的に示す図である。 積層装置内で使用可能な例示用の積層ユニットの構成要素を示す図である。 積層装置の第1実施形態の構成要素を概略的に示す図である。 図11の積層装置の積層動作の1つの段階を示す図である。 図11の積層装置の積層動作の1つの段階を示す図である。 図11の積層装置の積層動作の1つの段階を示す図である。 図11の積層装置で使用可能なセパレーター部材を更に詳細に示す図である。 斜視図において図11の積層装置を示す図である。 積層装置の第2実施形態の構成要素を示す図である。 図17の積層装置で使用可能なセパレーター部材の一例を示す図である。 図17の積層装置で使用可能なセパレーター部材の一例を示す図である。
前述のように、積層装置および帯掛け装置を含む文書処理装置は、通貨、証明書、小切手、手紙、および紙工芸品を含む多数の異なるタイプのシート状の文書を取り扱うべく使用可能である。通常、シート状の文書は、曲がりやすいシート状の文書であるが、使用する処理法に応じて、そうではない場合もある。以下の説明は、紙幣の処理の例に焦点を絞ることとするが、本発明はこれに限定されるものではないことを理解されたい。
文書処理装置10の一例が図1に略示されている。文書処理装置10は、文書の認証および弁別を含むいくつかの機能を実行する能力を有する。その主な機能は、異なる額面金額および/または通貨が混ざり合った入力から、異なる額面金額および/または通貨の紙幣を仕分けすることにある。このように混ざり合った紙幣の束Bが入力モジュール20によって装置内に供給される。入力装置は、通常、入力の束から一度に1枚の紙幣をとり、かつ、搬送経路に供給する手段を有する。各紙幣Bが搬送経路に沿って搬送されるのに伴って、ブロック30によって表されている一連のセンサー、検出器、およびコントローラーにより、複数のチェックを実行可能である。これは、例えば、紙幣上の印刷されたパターンの撮像、連番等のコードの判読、ホログラムや磁気スレッド等のセキュリティ機能のチェック、並びに、IRまたはUV応答の計測を包含可能である。システム内における各紙幣の位置は、夫々のセンサーの位置における紙幣の到着および離脱を検出可能な透過型光学センサー等の一連のセンサーによって追跡される。
コントローラー31は、各紙幣に関する全ての情報を処理し、各紙幣が一連のカテゴリーのうちの何れのものに分類されるのかを判定する。通常、カテゴリーは、異なる額面金額または通貨と、潜在的な偽造紙幣と、再使用には不適な紙幣とを包含可能である。カテゴリーは、必要に応じて、混ざり合った紙幣タイプのカテゴリーを包含可能である。
次いで、紙幣は、別の搬送経路40を介して出力モジュール50に伝達される。好ましくは、弁別対象のカテゴリーの夫々に1つずつである複数の出力モジュールが設けられる。例えば、第1モジュールは5ユーロ紙幣用に、第2モジュールは10ユーロ紙幣用に、第3モジュールは20ユーロ紙幣用に指定可能であり、以下同様である。図1は、一例として3つの出力モジュール50a、50b、50cを示しているが、実際には、更に多くのまたは更に少ない数のモジュールを配設可能である。
各紙幣の宛先は、搬送経路40内に設けられた1または複数のダイバーター45a、45bによって決定される。ダイバーター45は、破線35によって示すように、コントローラー31によって制御されている。ダイバーターは、流れ内部の各紙幣を個別に適切な出力モジュールに誘導することができるように、各紙幣が通過する際に、1つの位置から別の位置に切り替え可能である。
各出力モジュール50は、そのモジュールから出力される紙幣を積層体Sに形成する積層手段を有し、積層体内で、紙幣は、互いに対面した状態で配置される。装置10には、一般に、望ましい積層体のサイズ、即ち、夫々の積層体内に包含されるべき紙幣の数がプログラムされている。例えば、顧客は各100枚の紙幣の積層体を必要とするであろう。
次いで、完成した積層体Sは帯掛け装置100に搬送される。図1には、3つの帯掛け装置100a、100b、100cと、該帯掛け装置の各々に1つずつ設けられた出力ポケット50a、50b、50cが示されている。然しながら、この1対1の構成は本発明に必須ではない。と言うのは、複数の出力ポケットに対して1つの帯掛け装置を設けることが可能であるからである。然しながら、一般には、一貫性を有するスループットのために、各出力ポケット50が専用の帯掛けモジュール100を具備することが望ましい。
出力ポケット50から帯掛けモジュール100への積層体の搬送方法は幾通りかある。最も単純な例では、出力ポケットがユーザーに積層体Sを提示し、次いで、ユーザーが出力ポケットから積層体を取り上げて帯掛けモジュールに配置するようにできよう。然しながら、一般には、この搬送を自動化することが望ましく、従って、出力ポケットと帯掛けモジュールの間に搬送手段を配設したり、或いは、出力ポケット内に帯掛けモジュールを配置することができよう。積層体Sを別個の帯掛け装置内に移動させる必要がある場合には、完成した積層体Sを把持して帯掛けモジュール10に搬送するクランプ装置を使用することによりこれを実現可能である。このような搬送手段については、当技術分野において周知である。
また、出力ポケット50および帯掛けモジュール100は、破線36によって示すように、コントローラー31によって制御可能である。
以下、帯掛けモジュール100の動作について、更に詳細に検討する。図2は、帯掛け装置100の一実施形態の構成要素を示している。
帯掛け装置内には、ガイドチャネル110が、積層体受入ゾーン101を包囲するように配設されている。ガイドチャネル110は、帯供給ユニット160から所定長の帯材料Mを受け取り、かつ、帯材料Mをループに形成するように構成されている。これを実現する方法については、詳細に後述することとする。
また、本装置は、帯材料Mのループの2つの端部を1つに接合すべく構成されたシールユニット120をも有する。完成した帯を帯材料の長さの残りの部分から分離すべく、切断ユニット130が配設されている。
任意選択により、本装置は、帯材料のループに対する張力の付与を支援すべく、ブレーキ140等の遅延手段を更に有することができる。
帯材料Mの特性と、シールユニット120によって実現される望ましいシールタイプと、に応じて、本装置は、接着剤を帯材料Mに塗布する接着ステーション150をも包含可能である。
本装置の正確な制御のために、システム内における帯材料Mの位置を検出すべく、参照符号170等の1または複数のセンサーを配設可能である。例えば、透過型または反射型の光学センサーが適当であろう。
図3、4は、ガイドチャネル110を更に詳細に上部および下部からの視点において示している。ガイドチャネル110は、使用の際に積層体Sのエッジを収容可能な略矩形の空間をその内部に画定するように、形成されている。換言すれば、積層体Sは、ガイドチャネルによって画定されたエリアを通過可能である。便宜的に、この領域を積層体受入ゾーン101と呼称する。紙幣の積層体Sは、ガイドチャネルとの関係における帯掛け手順におけるその位置を示すべく、破線によって表されている。後述するように、積層体Sは、帯材料Mのループが形成される前に、その最中に、またはその後に、積層体受入ゾーン101に挿入可能であろう。
有利には、紙幣の積層体が供給される段階とは無関係に、積層体は、(図面に示すように)ガイドチャネルから離隔した位置において、ガイドチャネルの外部に配置された(且つ、ガイドチャネル内には、少なくとも帯材料のループが形成されることになる領域内には、延在していない)支持アセンブリによって支持される。この結果、帯材料は、ループ形成および(任意選択の)張力付与の際に、積層体の周りにおいて、かつ、特に、下方において、運動可能である。従って、帯は、帯掛け装置の構成要素を包含することなく、紙幣の積層体の周りにおいてのみ形成される。
ガイドチャネル110は、(積層体受入ゾーンの領域内で内側表面となる)その上部表面上に帯材料Mを受け取る実質的に平坦な基部部分111を具備する。基部部分111は、積層体受入ゾーン101の下方を延在し、かつ、次いで、略U字状に曲がった形状112を経た後に、実質的に平坦な上部部分113に進んでいる。上部部分113は、積層体受入ゾーンの領域内で、実質的に基部部分111と垂直方向においてアライメントされている。ガイドチャネル110は、ガイドチャネルを再度基部部分111に隣接した状態にする第2のU字屈曲部114によって閉じられている。ガイドチャネルは、積層体受入ゾーンの下方を基部111に対して平行に、然しながら、これから離隔した状態で所定の距離だけ継続することにより、ガイドチャネルの重畳領域118を形成している。ガイドチャネルの2つの重畳部分は、図3、4において、参照符号118aおよび118bによって示されている。この形状は、便利であり且つ奏功することが証明されているが、実際には、ガイドチャネルは、第2挿入ゾーン101を包囲する任意の形状をとることができることに留意されたい。例えば、ガイドチャネルは、実質的に円形、正方形、またはその他のものであってよいであろう。好ましくは、ガイドチャネルの全てのコーナーは、それに沿った帯材料Wの通過を支援すべく湾曲している。
図面に示すように、帯材料Mは、ガイドチャネルの最も内側の表面上において受け取られ、従って、最も内側の表面と積層体受入ゾーン101の間には、なにも存在していない。帯材料は、十分に硬く、ガイドチャネル内に形成されたループは自身を支持可能である。従って、ループの(任意選択の)張力付与または完成した帯の本装置からの除去の際に、ガイド表面から離れる帯材料の運動を妨げるものはなにも存在していない。ガイドチャネルの「最も内側」の表面とは、使用の際にガイドチャネルが帯材料を受け取る領域内における積層体受入ゾーンに最も近接した(且つ、これと対向する)その表面のことである。この領域の外部には、帯材料を横方向において保持するガイドの側部エッジなど、帯材料を受け取る表面よりもガイドチャネルの内部に更に突出しているガイドチャネルの一部分が存在可能であろう。
ガイドチャネル110は、この例におけると同様に連続的な構成要素から形成する必要はなく、むしろ、いくつかの個別のガイド要素から形成してもよいことに更に留意されたい。例えば、基部111および第1U字屈曲部112は、保守が必要な場合の積層体受入ゾーンに対する容易なアクセスのために、上部部分113および第2U字形屈曲114から着脱自在であってよい。更には、これらのガイド要素は、互いに正確に隣接する必要もなく、帯材料Mがガイドチャネルを離脱するほどに大きくない場合には、その間にギャップを具備してもよい。
最後に、以上における「上部」部分および「下部」部分(並びに、これらに類似したもの)に対する参照は、本装置をこのように方向付けすることが必要であることを意味するものと解釈すべきではないことを理解されたい。例えば、積層体が、水平にではなく、垂直に(或いは、場合によっては、任意のその他の向きにおいて)、積層体受入ゾーンに挿入されるように、ガイドチャネルを配設することが好ましい場合もあろう。
この実施形態では、ガイドチャネル110は、シール手段120、切断ユニット130、およびブレーキ140との相互作用のために、いくつかの貫通アパーチャ115、116、117を含む。ガイドチャネルのその他の実装においては、これらのアパーチャは不要であろう。例えば、ガイドチャネルが帯材料の幅全体に跨って延在しないようにすれば、シール、切断および/または制動構成要素は、何れかの側において帯材料にアクセス可能である。或いは、この代わりに、ガイドチャネル110が、その間に空間を伴う複数の要素から構成されている実施形態では、シール、切断および/または制動構成要素は、これらの空間を利用可能である。更には、接着剤とガイドチャネルの間の接触を回避することによって付着を防止すべく、ガイドチャネルに、帯材料の接着部分と一致するように構成された凹部をその長手方向に設けてもよい。これは、明瞭性のために、図面に示されてはいない。或いは、この代わりに、またはこれに加えて、ガイドチャネルが付着防止コーティングを具備することも可能であろう。
重畳部分118のすぐ外側に、シールアパーチャ115が、ガイドチャネルの基部部分110を貫通して配設されている。アパーチャ115は、後述するように、使用の際に圧力部材を受け入れるべく構成されている。シールアパーチャ115の上流の位置には(即ち、シールアパーチャ115と帯材料Mを供給する帯供給装置160の間には)、切断アパーチャ116が、基部部分110内に配設されている。この例では、切断アパーチャ116は、切断手段130による帯の両方のレイヤを通じた切断がガイドチャネルの内側重畳部分118aによって防止されるように、シールアパーチャ115にちょうど隣接した状態でガイドチャネルの重畳領域118内に配設されている。然しながら、切断手段は、例えば、重畳領域118全体の上流など、更に上流に配置することも可能であり、この場合にも、この問題が回避されることになろう。然しながら、シールユニットおよび切断ユニットを相互に隣接した状態で配置することは、帯材料の浪費を回避すべく好ましい。
この例では、本装置は、ブレーキ140の形態の遅延手段を利用している。後述するように、これは、帯材料のループに張力を付与している間に、帯材料のループを定位置に保持すべく使用される。その他の例では、帯材料と挿入された積層体Sの間に十分な摩擦が存在する場合には、ブレーキ140は必要ないであろうが、これは、積層体Sとの関係におけるガイドチャネル110の寸法によって左右される。
ブレーキ140は、ブレーキアパーチャ117を通じて、第2U字屈曲部114の領域内でガイドチャネル110を遮るように構成されている。この遅延手段は、好ましくは、ループの均等な張力付与を保証すべく、可能な限り帯材料の前縁部に近接した状態で配置される。従って、実際に、図面に示すようにブレーキを配置することが有利であり、その理由は、この位置が、重畳領域と遭遇することなく、帯材料の前縁部に近接しているためである。然しながら、制動位置は、必要に応じて、更に上流に配置することも可能であろう。
以下、図5を参照し、図2、図3、図4に示す装置を使用する例示用の帯掛けプロセスについて説明する。図5には、明瞭性のために、本装置の選択された構成要素のみが示されている。
図5aは、帯掛けの前に、開始位置にある帯材料Mを示している。帯材料Mの前縁部LEは、例えば、図2に示すように、センサー170の使用によって判定される既知の位置にある。その他の例では、帯材料の供給を時間計測することによりセンサーの使用を回避可能である。帯材料Mの運動は、供給装置160によって制御されており、この供給装置は、例えば、帯材料Mの供給源を収容する保存ロール161と、保存ロール161から帯材料をガイドチャネル110に向かって搬送すべく制御可能な1または複数の被駆動ローラーのペア162とを有することができる。ガイドチャネル110は、供給装置160まで継続的に延在することも可能であり、或いは、供給装置ユニット160からガイドチャネルに帯材料を供給すべく、更なるガイド手段を配設してもよい。後述するように、供給装置ユニット160は、好ましくは、供給ローラー162への駆動を逆送させることにより、保存ロール161上に帯材料Mを逆送して戻すことも可能である。その他の実施形態では、ガイドチャネルを所定長の帯材料Mに向かって運動させるべく供給装置ユニットを構成してもよいと想定される。チャネル110と帯材料Mの間の相対的な運動は類似している。
図5に示す例では、帯材料は、接着剤によってシールされることを要し、かつ、糊は、予め付与されておらず、従って、接着ステーション150において、接着剤Aが帯材料Mの表面に塗布される。これは、例えば、この位置において、帯材料Mに対して離接可能な、接着剤が供給されるローラーを有することができよう。図示する例では、接着剤Aは、帯材料Mの前縁部LEに隣接した状態でループの外側表面となるものの上部に塗布されている。その他の例では、接着剤Aは、ループの後縁部TEとなるものの近傍において帯材料Mの反対側の表面上に塗布可能であろう。この場合には、接着ステーション150は、図示のものとは帯材料の経路の反対側に位置することになる。接着剤は、必要に応じて、前述の場所の両方に適用することも可能であり、その場合には、2つの接着ステーションを配設可能である。
次いで、帯材料Mは、図5(b)に示すように、供給装置160によってガイドチャネル110内に継続して供給される。この図は、前縁部近傍の帯材料Mの一部分のみが接着剤を担持するように、接着ステーション150が帯材料Mから離れるように移動した状態を示していることに留意されたい。その他の例では、接着ステーション150は、例えば、同一の接着剤にのみ接合する接触接着剤と共に使用されるように、連続した一続きの接着剤を帯材料に塗布することも可能であろうが、これは、不必要な量の接着材の使用に起因し、好ましいものではない。
ガイドチャネル110内への帯材料Mの供給を継続すると、帯材料Mの前縁部LEは、チャネル110のU字屈曲部112と接触し、これにより、帯材料は、上方に、かつ、積層体受入ゾーン101の曲がりに沿ってガイドされることになる。帯材料は、潰れることなしにチャネルの曲がりを辿るように、十分に硬く、従って、帯材料Mの内部表面(即ち、積層体受入ゾーンに対向しているもの)の支持またはガイダンスは不要である。次いで、ガイドチャネルの重畳領域118が、到来する上流の帯材料の上方において帯材料の前縁部を搬送し、この結果、前縁部LEを含む帯材料の一部分が帯材料Mの上流部分と重畳することになる。この結果得られた帯材料のループは、積層体受入ゾーンのみを取り囲んでおり、これらの間には、なにも存在しておらず、特に、ガイドチャネルの一部または帯掛け装置のその他の構成要素は存在していない。前縁部は、接着剤部分Aの少なくとも一部分が、その間になにものをも伴うことなしに、帯材料Mの上流の重畳部分に対向するように、所定の距離だけ、ガイドチャネルの重畳領域118を過ぎたところまで運動する。
この例では、次の段階は、図5d)を参照して説明したように形成された帯材料のループに対して張力を付与するというものである。然しながら、場合によっては、形成されたループが、既に望ましい寸法を有している可能性があるため、これは、任意選択の段階である。
張力の付与を実行する前に、図5d)にクロスハッチングエリアSによって示すように、帯掛け対象の文書の積層体Sを積層体受入ゾーンに挿入しなければならない。実際には、積層体の挿入は、図5(a)、図5(b)、図5(c)に示すように、帯材料の形成の前に、最中に、または後に、実行可能である。最も迅速な帯掛け手順の場合には、一般に、文書の積層体を受け入れる前に、帯材料Mのループを形成しておくことが望ましい。
文書の積層体Sがガイドチャネル110およびその内部表面上の帯材料Mのループによって取り囲まれて定位置に位置した状態で、非重畳領域内で帯材料の一部分を積層体Sに対して押し付けることにより、帯材料の前縁部LEを実質的に定位置において保持する。これは、ガイドチャネル110のアパーチャ117を貫通するブレーキ部材140を使用して帯材料Mをブレーキ部材と積層体Sの間に挟持することによって実現される。次いで、ガイドチャネルから外に帯材料Mの後縁部領域を逆送することにより、帯材料のループを積層体Sの周りにおいて引っ張り、張り詰めた状態にすることができる。帯材料Mをガイドチャネルに対して拘束するものがなにも存在していないため、困難を伴うことなしに、ループのサイズを低減可能である。後縁部とは、前縁部領域と重畳している前縁部上流の帯材料の部分のことである。後縁部自体は、ループが切断ユニット130によって帯材料の残りの長さから切断される時点まで形成されない。然しながら、前縁部との関係における後縁部の概略的な場所は、積層体Sのサイズに関する知識から推定可能である。
後縁部は、通常、ガイドチャネル110から外に長い距離を逆送されることはなく、張力の付与を実現するように、出口に向かって所定の距離だけ引っ張られる。帯材料Mの逆送は、供給装置ユニット160を逆転させることによって実現可能である。代替実施形態では、帯材料の経路に対して垂直に運動することによって適切な張力を付与すべく構成された1または複数の張力付与ローラーを供給装置ユニット160とガイドチャネルの間に配設可能である。
図5e)は、積層体Sの周りにおいて引っ張られて張り詰めた状態にある帯材料Mのループを示している。この時点において、ブレーキ140を解放可能であり、或いは、図示するように、ブレーキは、最終的な段階が完了されている間、定位置に留まることも可能である。
次の段階において、帯材料Mの重畳部分をシールユニット120によって互いに接合する。この例では、これは、図5e)に示すように、帯材料の重畳部分に接触し、かつ、この重畳部分を積層体Sに対して押し付けるべくシールアパーチャ115を通じて延在可能な圧力部材を有する。これを実行した際に、接着剤Aは、帯材料の2つの重畳部分の間に接合部を形成する。その他の例では、シールユニットは、この代わりに、またはこれに加えて、重畳部分に熱を印加し、接着剤を活性化させるか、または熱融着を実行可能であろう。更なる例では、シールユニットは、例えば、重畳する帯材料の両側に圧力を印加するかまたはクリンプ処理を実行すべくガイドチャネルの開放側部の一方から挿入されるクランプを有することができよう。
いまや、シールされたループを帯材料の供給源から切り離し可能であり、かつ、これは、通常ブレードを含む切断ユニット130によって実行される。切断ユニットは、図5f)に示すように、アパーチャ116を貫通して延在し、かつ、帯材料の後縁部領域に高圧を印加することにより、完成した帯を切り離し、かつ、新しい前縁部を形成する。その他の例では、必要に応じて、パンチ、材料に跨って引かれる鋸刃型のエッジまたはブレード、或いは、場合によっては、レーザーにより、切断を実行可能であろう。
最終的には、図5(g)に示すように、帯材料Mは、例えば、供給装置ユニット160により、ガイドチャネル110から外に逆送可能であり、この結果、帯積層体Sは、移送されるべく準備が完了している。積層体が移送されている間に、積層体を損傷から保護するように、所定の距離だけ、ガイドチャネルから外に帯材料Mを逆送させるか、或いは、新しい前縁部LEに接着剤を塗布すべく、図5(a)に示すその開始位置に帯材料を単純に戻すことが望ましいであろう。然しながら、この代わりに、接着剤が帯材料Mの後縁部に塗布される場合には、図5(a)および図5(g)に示す段階は、完全に省略可能であり、その代わりに、接着剤は、前述の図(b)、(c)に示す時点の間の一時点において塗布される。
次に、図6〜図8を参照し、第2実施形態について説明する。主要部において、帯掛け装置200の構成要素は、第1実施形態のものと同一であり、従って、ここでは再度の説明を省略することとする。明瞭性のために、図6においては、既に説明済みのものに対応する構成要素は、(「1xx」ではなく)「2xx」から始まる対応した参照符号を具備している。
この実施形態におけるガイドチャネル210は、実質的に前述のものと同一の形状を有するガイド表面を形成するように、互いに近接した関係において構成された3つのガイド要素211、213、および240から形成されている。任意の適切な数のガイド要素を使用可能であろう。第1ガイド要素211は、ガイドチャネルの基部部分と、第1U字屈曲部の始まりとを提供しており、かつ、後程詳述するように、積層体受入ゾーン201との関係において略固定されている。
第2ガイド要素240は、第1ガイド要素211に隣接した状態で配置され、かつ、第2U字屈曲部の端部と、チャネルの基部部分と重畳部分とを提供するように成形されている。第2ガイド要素は、旋回点245によって示すように、第1ガイド要素211との関係において旋回可能に取り付けられている。第2ガイド要素240は、帯材料Mを案内して閉じたループを形成すると共に、張力付与の際に帯材料の前縁部をクランプするという第2の機能を実行し、従って、ガイドチャネルのクランプ部分と称する。これについては、更に後述する。
第3ガイド要素213は、上部ガイド部分を提供しており、かつ、両方のU字屈曲部を完成させている。第3ガイド要素は、着脱可能であり、かつ、ガイドチャネルを「開放」するように、第1および第2ガイド要素から離れるように運動可能である。これは、任意の便利な手段を使用して実現可能である。例えば、図6において、第3ガイド要素は、第3ガイドチャネルを破線によって示す位置に向かって旋回させることによってガイドチャネルを開放することができるように、第1ガイド要素に対してヒンジによって装着されるものとして示されている。或いは、この代わりに、第3ガイド要素は、チャネルから離れるように上昇させることも可能であろう。これを実行することにより、シート状の文書は、第3ガイド要素213によって形成された開口部を通じて、(既に形成済みの積層体として、或いは、個別に)積層体受入ゾーンに進入可能である。同一の機能は、例えば、第1実施形態のガイドチャネルに着脱可能な部分を設けることにより実現可能であろう。
図7は、第3ガイド要素が移送された状態で示す、第1および第2ガイド要素211、240の斜視図である。帯掛けのための準備が整った文書の積層体Sの位置が破線によって示されている。搬送手段が不要となるように、ガイドチャネルが図示するように「開放」した状態で、積層体Sを積層体受入ゾーン内で直接的に形成可能である。その上部に積層体を形成および支持するための積層体支持表面として、ガイド要素の1または複数のものを使用可能であろう。然しながら、帯材料のループを形成すべく、一般には、帯材料Mが通過することができるように、文書の積層体とチャネル要素の間にギャップを設けることが必要である。これは、好ましくは、積層体が形成された後にその積層体を配置するリフトや、クランプメカニズム等の積層体支持アセンブリを設けることにより実現される。或いは、この代わりに、図7に示すように、積層体支持アセンブリは、積層体がガイド要素との関係においてわずかに上昇した位置にあるプラットフォーム上に形成されるように、ガイドチャネルの両側に配置された2つの(或いは、それ以上の数の)積層体支持プラットフォームの形態とすることも可能であろう。
また、図7は、第2ガイド要素240の構成を更に詳細に示しており、これは、図6に示す位置の間で第2ガイド要素を旋回させるように、回転可能なシャフト246上において支持可能である。
次に、第2実施形態の装置を使用した積層動作について説明する。図8は、前述のものとは異なる動作の段階を示している。然しながら、段階の多くのものは、変化しておらず、かつ、これらは図5に示されている。
図8aは、積層体挿入ゾーン内で形成されている積層体Sを示している。この段階において、ガイドチャネル210は「開放」された状態にあり、第3ガイド要素が移送されている。この例では、紙幣Bは、上方の積層装置から受け入れられているが、前述のように、紙幣は垂直経路に沿って到来しなくてもよく、他の方向に向けられていてもよい。その場合には、ガイドチャネルは、必要に応じて方向が変更されることになろう。積層体Sは、前述のもの等の手段によってガイド要素から離隔している。
積層体が完成したら、ガイドチャネルは、図8bに示すように、第3ガイド要素213を再配置することによって閉じられる。いまや、図5a、図5b、図5cを参照して前述したものとまったく同一の方式により、帯材料Mをガイドチャネル内に且つ積層体の周りに供給し、閉じたループを形成可能である。
帯材料の閉じたループが形成された状態で、ガイドチャネルのクランプ部分240は、地点245を中心として、図8bに示す位置に旋回される。これは、帯の張力付与の際に帯材料の前縁部を保持する第1実施形態のブレーキ140の代わりに使用される。図示するように、クランプ部分を旋回させることにより、その端部は、前縁部LEに近接した帯材料の一部分を文書の積層体に対して押し付ける。次いで、前述のように、帯材料Mをガイドチャネルから外に逆送し、帯に張力を付与可能である。遅延手段を提供するためのガイドチャネルの一部分の使用は、本明細書に記述されている3つのガイド要素の構成に限定されるものではないことに留意されたい。例えば、クランプ部材は、第1および第3ガイド要素の機能を実行する単一のその他のガイド要素との組合せにおいて使用することも可能であろう。或いは、この代わりに、ガイドチャネルが曲がりやすい材料から形成されている場合には、クランプ部分が残りの部分との関係において柔軟に運動可能な状態で、単一の一体的な要素を使用することも可能であろう。
次いで、図5e、図5f、図5gを参照して前述したように、帯材料の重畳部分をシールし、かつ、最終的に切断可能である。帯掛け済みの積層体は、移送され、かつ、必要に応じて、更なる処理のために伝達される。クランプ部分240は、その当初のガイド位置に戻り、かつ、第3ガイド要素213が移送されることにより、新しい文書の積層体の受入の準備が完了することになる。
前述の方法および装置は、紙、プラスチック、金属フォイル、これらの組合せ、またはその他のラミネート材料を含む多数の異なるタイプの帯材料Mと共に使用するのに好適である。適切な材料の1つの例は、Tecline(商標)である。適切な接着剤は、圧力接着剤および接触接着剤を含む。特定の例は、Elmer社のPermanent Dot Line(商標)またはKokuyo社の「Dot n Roller」(商標)を含む。この後者の接着剤は、糊の糸の生成を伴うことなしに、一貫性のある再現可能な結果を生成するため、塗布に特に適していることが判明している。この例では、接着ステーションは、上部に接着剤の斑点を具備するテープをその間に支持する2つのリールを具備したカセットを有する。第1リールは、未使用のテープ(糊の斑点が存在しているもの)を支持し、かつ、他方のものは、使用済みのテープを収集する。2つのリールの間の小さなローラーは、糊の斑点を支持テープから表面に転写すべく、糊の塗布対象の表面(この場合には、帯材料)に対してテープを押し付けるべく使用される。
前述の技法を使用することにより、帯掛けサイクルを1.5秒未満で完了させることが可能であることが判明した。文書の積層体を挿入する前に帯材料のループを形成することにより、積層体に帯掛けするのに所要する時間を更に低減可能である。更には、熱融着の代わりに接着剤を使用することにより、ポリマーに基づいた文書に損傷が発生しないことが保証される。この結果、装置による相対的に少ない電力消費量と相対的に少ない熱生成という利益がもたらされ、装置の使用が更に安全なものとなる。最後に、紙帯掛け材料を使用する能力は、それ自体が重要な利益であり、その理由は、紙が大部分の同等品よりも安価であるためである。
次に、出力紙幣を積層体に形成すべく使用される積層装置50について更に詳細に説明する。図9は、搬送経路40から紙幣Bを受け取り、かつ、これらの紙幣を、紙幣が互いに対面する状態で配置された積層体Sとして出力する積層モジュール50を概略的に示している。通常、搬送経路40は、紙幣を互いに並んだ状態で1枚ずつ同一の搬送プレーンに沿って搬送することになる。従って、積層装置は、到来する紙幣Bを望ましい積層体フォーマットに再構成する積層ユニット60を含む。積層装置50および搬送ユニット40は、コントローラー31との通信状態にある。
積層ユニット60は、いくつかの異なる原理に従って動作可能である。例えば、更に詳細に後述するように、線形減速度ユニットを使用して積層体を形成可能である。
然しながら、図10以降に示す好適な実施形態では、積層ユニット60は、1または複数のスタッカーホイール61を有する。このようなスタッカーホイールについては、周知であり、かつ、例えば、国際特許出願公開第2005/118443号(WO2005/118443)に記述されている。夫々のスタッカーホイール61は、それを中心とした回転のためにシャフト61a上に取り付けられたハブと、半径方向に延びる歯63とを有する。各歯63は、隣接する歯との間にチャネル64を形成する。歯63は、好ましくは、図10に概略的に示すように、その先端において、後方に(即ち、ホイールの回転方向の反対側に)湾曲している。図10に示すホイール61は、明瞭性のために、少数の歯63のみを有するように図示されていることを理解されたい。実際には、歯は、近接した状態で離間している。
紙幣は、搬送経路40から、受取位置Xにおいてスタッカーホイール61に到着する。到来する紙幣は、適切な位置にある何れかのチャネル64内に受け入れられる。図10においては、紙幣B1は、スタッカーホイール内にちょうど受け取られた紙幣を示しており、かつ、紙幣B0は、次に受け取られる紙幣を示している。受け取られた紙幣B1は、それが解放地点Yにおいて歯を離脱する前に、ホイール61の一回転の少なくとも一部分にわたって、歯63によって搬送される。解放地点Yの場所は、ホイール61の構成、スタッカポケットハウジング、およびホイール61が駆動される速度を含むその他の要因によって左右されることになる。図示する例では、スタッカーホイールから略水平に排出される紙幣B2が示しており、ホイールが更に回転することによって紙幣は落下する。紙幣B3のように落下した紙幣は、スタッカーホイール61下方の積層体支持表面70(図9に示されている)上において積層体S1を形成する。他の構成では、(例えば、国際特許出願公開第2005/118443号に示すように)水平に対して所定の角度でスタッカーホイールの前面に積層体支持プレートを配設し、チャネル64から外方へプレート70の方へ紙幣を誘導するための手段を設けるようにしてもよい。
前述のように、スタッカモジュールの出力を停止または減速することなく、スタッカモジュールから紙幣の既知の量の積層体を取り出し、帯掛けできるようにすることが望ましい。図11は、これを実現する積層装置50の一実施形態を示している。ここで、積層ユニット(積層ホイール61は、明瞭性のために、連続体として表されている)は、分離ユニット80を備えている。これは、選択された紙幣と次のものの間に配備可能なセパレーター部材81を有する。以下の例では、n枚の紙幣からなる積層体が求められており、選択された紙幣をBnとして表記する。
ここでは、曲がりやすいアームの形態を有するセパレーター部材81が、キャリッジ82を介してトラック83に取り付けられている。ステッパーモーター87および駆動ローラー86からセパレーター部材81に駆動力を伝達すべく、タイミングベルト84が配設されている。その上端部において、トラック83およびタイミングベルト84は、実質的にスタッカーホイール61のハブと同一の円周を具備するアイドルローラー85の周りを通過する。
セパレーター部材81は、後程詳述するように、スタッカーホイール61の歯63の1つのものに実質的に似た形態を具備している。文書の積層体S1が積層体支持プレート70上において形成されている間、セパレーター部材81は、図11に示すように、ホーム位置P1において保持される。この位置においては、セパレーター部材は、積層ユニット60を通じた文書の通過を妨げない。ホーム位置は、文書を妨げないトラック83の周りの任意の地点に配置可能であるが、好ましくは、ホーム位置は、スタッカーホイール61の受取地点Xに直接隣接している。各紙幣は、スタッカーホイールによって受け取られる際に、直接セパレーター部材81の前面においてチャネル64に進入する。
選択された文書Bnの到着がコントローラー31によって分離ユニット80に通知される。コントローラー31は、文書処理装置10内の各紙幣の場所およびタイプを認知しているため、選択された文書Bnが受け取られた瞬間を分離ユニットに通知可能である。従って、選択された文書Bnがスタッカーホイール61によって受け取られると、すぐにモーター87を起動してセパレーター部材81を前方に駆動する。モーター87は、スタッカーホイール61を駆動するモーターと同期しており、かつ、いくつかの実施形態では、速度が正確に適合するように、スタッカーホイールを駆動するモーターから駆動力を受け取るクラッチ構成によって置換可能である。この結果、セパレーター部材81は、スタッカーホイール61と同一の方向に駆動され、これにより、その背後に近接した状態で選択された紙幣Bnに後続する。これが図12に示されており、この図は、セパレーター部材81の直接背後に位置した次の紙幣Bn+1の場所をも示している。当然のことながら、次の紙幣Bn+1は、セパレーター部材81の直接背後に位置しなくてもよく、これは、出力モジュールが次の紙幣を受け取る時点によって左右されることになる。
セパレーター部材は、プーリー85の周りのアーチ形の経路に沿って移動し、これにより、スタッカーホイール61の周りにおいて紙幣の経路を正確に辿る。トラック83は、紙幣がスタッカーホイールからの離脱を開始する時点においてセパレーター部材82が歯63のルートから離れるように構成されており、これにより、紙幣が解放地点Yにおいてスタッカーホイール61から解放されるのに伴って紙幣の経路を辿る。これが図13に示されている。
セパレーター部材は、ホーム位置P1と積層体S1が形成される積層体支持表面70の間に位置する保持位置P2まで継続的に駆動される。選択された紙幣Bnと次の紙幣Bn+1の間にセパレーター部材81を配備することにより、次の文書Bn+1がセパレーター部材81を通過することができない間に、選択された紙幣Bnは、積層体支持表面70まで継続して運動することにより、第1積層体S1を完成させることができる。保持位置P2において、セパレーター部材81は、後続の紙幣がその上部において捕獲されるように、停止または減速される。従って、紙幣は、積層ユニット60によって継続的に出力され、セパレーター部材81上に新しい積層体S2を形成可能であり、この新しい積層体は、第1積層体S1から分離された状態に維持される。この結果、追加の紙幣が不注意によって含まれていないという確信の下に、n枚の紙幣の完成した積層体S1を積層体支持プレート70から除去可能である。
好適な例では、積層体S1は、図2〜図5を参照して前述したように、移送され、かつ、帯掛けのために帯掛け装置に搬送される。第1積層体S1が積層体支持表面70から移送された際に、セパレーター部材81は、トラック83のその回路を閉じて再起動(または、加速)され、駆動ローラー86の周りを移動することにより、そのホーム位置P1に戻る。その際に、セパレーター部材81は、その上部に形成されている第2積層体S2を積層体支持表面70上に降下させる。次いで、その第2積層体も、n枚の文書に到達する時点まで、表面70上において継続して形成可能である。積層体支持表面70の通過からホーム位置P1に戻るまで、セパレーター部材81は、積層装置を通じて紙幣が移動する経路を遮ることがなく、かつ、処理を妨げることがない。従って、ホーム位置への復帰は、任意の望ましい時点において完了させることができる。ホーム位置P1に位置した際に、セパレーター部材は、次の選択された紙幣Bnの到着が通知された際に再配備されるべく準備が完了した状態にある。
セパレーター部材81の正確な制御を支援すべく、好ましくは、センサーが提供される。第1積層体S1が積層体支持表面70から移送された時点を識別すべく、例えば、積層体S1の存在によってその間の光路が妨げられるエミッタ89aおよびレシーバ89bを有する透過型センサー89の形態の光学センサーを提供可能である。従って、センサー89によって検出された積層体の除去を使用し、保持位置からそのホーム位置に戻るようにセパレーター部材81をトリガ可能である。同様に、ホーム位置P1にホーム位置センサー88を提供し、セパレーター部材81がそのホーム位置に戻った時点を特定してもよい。同様に、保持位置P2も類似のセンサーの使用によって識別可能である。然しながら、この場所は、ホーム位置P1と同程度の精度を必要としないため、好適な実施形態では、ホーム位置からのセパレーター部材81の運動を時間計測し、かつ、既定の時間が経過した際にセパレーター部材81を停止(または、減速)させることにより(或いは、同様に、特定回数のモーター87の段階の経過を許容することにより)、保持位置P2におけるセパレーター部材81の到着を判定している。
前述のように、セパレーター部材81がスタッカーユニットを通じた文書の経路を正確に辿ることが望ましい。この結果、搬送方向以外の方向における力が紙幣に印加されないため、積層プロセスに生じる混乱が最小限のものとなる。従って、(前述のように)スタッカーユニットがスタッカーホイールを有する場合には、セパレーター部材81は、スタッカホールの複数の歯の1つと同一の形状、即ち、湾曲した細長い部材を実質的に有することが望ましい。然しながら、保持位置P2に位置したら、セパレーター部材は、積層体S2を形成することができる表面を提供する必要がある。湾曲した表面は、一般に、積層にとって望ましいものではなく、従って、特に好適な実施形態では、湾曲した細長い分離部材81には、略その中間点にヒンジ81aが配設されている。ヒンジ81aは、トラック83のアーチ形の部分を離脱したら、セパレーター部材が実質的に平坦に(例えば、積層体支持プレート70に対して平行に)なることができるように構成されている。ヒンジ81aは、実質的に平らな位置を超えた開放を防止すべく構成されているか、或いは、停止部材が配設されている。その他の実施形態では、同様の効果を実現すべく、2つ以上のヒンジ81aを分離部材81に沿った異なる位置に配置可能であろう。セパレーター部材81がアーチ形の部分の周りを移動している間は、図15において点線によって示すように、角速度は、セパレーター部材がその湾曲した構成に付勢されるようなものになっている。
また、この細長い部材は、好ましくは、例えば、ヒンジ81bを介してキャリッジ82に装着される。ヒンジ81bは、セパレーター部材が駆動ローラー86の周りのコーナーを回転し、かつ、ホーム位置P1に戻るのに伴って、セパレーター部材が相対的にコンパクトなユニットを形成できるようにする更なる程度の柔軟性をセパレーター部材に許容するが、図15に示されている実質的に水平の位置を超えたキャリッジとの関係における運動を許容しない。セパレーター部材81が取り付けられるキャリッジ82は、キャリッジをタイミングベルト84に装着するための装着手段82aを含む。
図16に図示すように、積層ホイール61を利用する代表的なスタッカーユニットは、共通駆動シャフト上に配設された2つの積層ホイール61を有することが可能であり、かつ、図示するように、2つの分離部材81を提供して紙幣Bの夫々の側部を支持することが好ましい。2つのセパレーター部材81は、好ましくは、それらの運動が正確に同期するように、同一の手段によって制御および駆動される。それらがプレート70の両側を通過するように、その上部に第1積層体S1が形成される積層体支持プレート70を2つのセパレーター部材81の間に配置可能であり、或いは、図16に示すように、セパレーター部材の通過を許容すべくアパーチャ71を提供することも可能であろう。或いは、この代わりに、積層体支持表面は、セパレーター部材がその間を通過することを許容すべく2つの離隔した表面の形態をとることも可能であり、かつ、図7に示す帯掛け装置の提供が好ましいであろう。
積層体支持プレートは、それ自体が、第1積層体S1が形成される積層位置と、形成された積層体が帯掛け装置の積層体受入ゾーン内に配置される帯掛け位置との間で運動可能であってよい。
前述のように、積層ホイールの使用に対する1つの代替肢は、線形減速度原理を使用して積層体を形成するというものである。図17は、積層装置300の第2実施形態の基本的な構成要素を概略的に示している。文書(この場合には、紙幣B)は、通常、アイドラローラー310または第2搬送ベルトと対向する被駆動搬送ベルト305を有する搬送経路40に沿って積層装置に進入する。文書は、経路の端部に到達した際に固定表面320に向かう軌跡を辿るように、経路に沿って高速で駆動される。衝突した際に、各紙幣は減速され、その前進する勢いのすべてを失い、かつ、積層体S1が形成される積層体支持表面70上に落下する。
図18a、18bは、前述のものに類似した分離ユニットを内蔵可能な2つの代替方法を示している。図18aにおいては、セパレーター部材330は、プレートの形態において提供されており、これは、そのホーム位置において、固定表面320の凹部335内に退却する。その保持位置(図18aに示されている)においては、セパレーター部材は、表面320から外に延在し、かつ、積層体S1に落下する紙幣の経路を遮る。これにより、第2積層体S2がセパレーター部材330上に形成されている間に、第1積層体S1に帯掛け可能である。第1積層体S1が移送されたら、セパレーター部材を退却させること可能であり、この結果、第2積層体が積層体支持表面70上に継続して落下する。
或いは、この代わりに、セパレーター部材340は、積層体支持表面70の上方に配置された表面345内の「トラップドア」の形態において提供することも可能であろう。第1積層体S1が完成された際に、ドア340が旋回運動(図示されている)または摺動によって閉鎖される。この結果、第1積層体が帯掛けのために移送されている間に、第2積層体S2をドア340上に形成可能である。次いで、ドア340は、開放され、第2積層体S2が積層体支持表面70上に落下することを許容する。
何れの場合にも、セパレーター部材330または340の配備は、搬送経路40の出口における選択された紙幣Bnの到着によって制御される。選択された紙幣の排出とセパレーター部材が配備される瞬間の間には、紙幣が積層体S1に到達するのに所要する時間に相当する固定された時間遅延が存在可能である。或いは、この代わりに、選択された紙幣による配備位置(例えば、凹部335または表面345のすぐ下方など)の通過を検出すべく、セパレーター部材が配備される前に紙幣が通過したことを確認するセンサーを提供してもよい。
この場合にも、図17、18に示す実施形態は、好ましくは、前述の帯掛け装置との関連において使用される。
10 文書処理装置
20 入力モジュール
20 第3モジュールは
30 ブロック
31 コントローラー
40 搬送経路
45 ダイバーター
50 出力ポケット
60 積層ユニット
61 スタッカーホイール
63 歯
64 チャネル
70 積層体支持表面
80 分離ユニット
81 セパレーター部材
82 キャリッジ
83 トラック
84 タイミングベルト
85 プーリー
86 駆動ローラー
87 ステッパーモーター
88 ホーム位置センサー
100 帯掛け装置
101 積層体受入ゾーン
110 ガイドチャネル
111 基部部分
115 シールアパーチャ
116 アパーチャ
117 アパーチャ
118 重畳部分
120 シールユニット
130 切断ユニット
140 ブレーキ
150 接着ステーション
160 帯供給ユニット
161 保存ロール
162 供給ローラー
170 センサー
200 帯掛け装置
201 積層体受入ゾーン
210 ガイドチャネル
211 第1ガイド要素
213 第3ガイド要素
240 第2ガイド要素
245 旋回点
300 積層装置
305 被駆動搬送ベルト
310 アイドラローラー
320 固定表面
330 セパレーター部材
335 凹部
340 セパレーター部材
340 ドア
345 表面

Claims (74)

  1. シート状の文書を積層体に帯掛けする帯掛け装置であって、
    所定長の帯材料を前記帯掛け装置に供給すべく適合された帯供給装置と、
    ガイドチャネルであって、前記帯供給装置から前記帯材料の前縁部を受け取って、前記前縁部を積層体受入ゾーンの周りにガイドし、かつ、前記前縁部を前記帯材料の上流部分と重畳させ、その結果、前記積層体受入ゾーンの周りに帯材料の閉じたループを形成するように、前記ガイドチャネルの重畳部分内に帯材料の重畳部分を生成すべく構成されたガイドチャネルであって、前記積層体受入ゾーンは、シート状の文書の積層体を収容すべく構成されている、ガイドチャネルと、
    前記帯材料の前記重畳部分を接合地点において互いに接合すべく適合されたシールユニットと、
    前記接合地点の上流において前記帯材料を切断する切断ユニットとを具備する帯掛け装置。
  2. 前記シールユニットは、圧力を前記帯材料の前記重畳部分に印加すべく適合されている請求項1に記載の帯掛け装置。
  3. 前記シールユニットは、前記帯材料の通過が妨げられない保存位置と、使用の際に前記帯材料の前記重畳部分が前記積層体受入ゾーン内の前記文書の積層体に押し付けられる、前記圧力部材が前記積層体受入ゾーンに向かって延在するシール位置との間で運動可能な圧力部材を具備する請求項2に記載の帯掛け装置。
  4. 前記帯材料に接着剤を塗布すべく適合された接着ステーションを更に具備する請求項1〜3の何れか1項に記載の帯掛け装置。
  5. 前記接着ステーションは、前記ガイドチャネルの前記重畳領域の上流に配設される請求項4に記載の帯掛け装置。
  6. 前記接着ステーションは、前記ガイドチャネルと前記帯供給装置の間に配設される請求項4または5に記載の帯掛け装置。
  7. 前記接着ステーションは、前記ループの外側表面を形成するその表面上に前記帯材料の前記前縁部に隣接した状態で接着剤を塗布すべく構成されている請求項4から6の何れか1項に記載の帯掛け装置。
  8. 前記接着ステーションは、前記ループの内側表面を形成するその表面上に前記帯材料のトレーシングエッジ位置に隣接した状態で接着剤を塗布すべく構成されている請求項4から7の何れか1項に記載の帯掛け装置。
  9. 前記シールユニットによるシール段階に先立って前記帯材料の前記ループの張力を調節すべく構成された張力付与ユニットを更に具備する請求項1〜9の何れか1項に記載の帯掛け装置。
  10. 前記張力付与ユニットは、前記ガイドチャネルから外に前記帯材料の前記後縁部を逆送する手段を具備する請求項9に記載の帯掛け装置。
  11. 前記張力付与ユニットは、前記帯材料の前記前縁部の逆送に抗すべく構成された遅延手段、好ましくは、固定位置において前記帯材料の前記前縁部を保持すべく構成されたブレーキを更に具備する請求項10に記載の帯掛け装置。
  12. 前記遅延手段は、前記ガイドチャネルのクランプ部分を有し、前記クランプ部分は、前記クランプ部分が前記帯材料の前記前縁部を前記ガイドチャネルの残りの部分との関連において閉じたループにガイドすべく構成されるガイド位置と、使用の際に前記文書の積層体に前記帯材料の一部分を押し付けるように前記クランプ部分の少なくとも一部分が前記積層体受入ゾーンに向かって延在するクランプ位置との間で、前記ガイドチャネルの残りの部分との関係において運動可能である請求項11に記載の帯掛け装置。
  13. 前記ガイドチャネルの前記クランプ部分は、前記ガイド位置と前記クランプ位置の間で旋回可能であり、前記クランプ部分の一端は、前記クランプ部分が前記クランプ位置にある際に、前記積層体受入ゾーンに向かって延在する請求項12に記載の帯掛け装置。
  14. 前記ガイドチャネルから外に前記帯材料の前記後縁部を逆送する手段を更に具備する請求項1〜13の何れか1項に記載の帯掛け装置。
  15. 前記帯供給装置は、前記帯掛け装置から外への前記帯材料の逆送のために更に適合されている請求項1〜14の何れか1項に記載の帯掛け装置。
  16. 前記帯材料の前記前縁部の位置を検知する少なくとも1つの検知ユニットを更に具備する請求項1〜15の何れか1項に記載の帯掛け装置。
  17. 前記ガイドチャネルの外部に配置され、かつ、前記ガイドチャネルから離隔した位置において前記積層体受入ゾーン内の前記シート状の文書の積層体を支持すべく構成された積層体支持アセンブリを更に具備する請求項1〜16の何れか1項に記載の帯掛け装置。
  18. 前記ガイドチャネルは、使用の際に前記帯材料の閉じたループが前記積層体受入ゾーンの周りにおいてのみ形成されるように、前記帯材料の領域内の前記ガイドチャネルの最も内側の表面上において前記帯材料を受け入れるべく構成されている請求項1〜17の何れか1項に記載の帯掛け装置。
  19. 前記ガイドチャネルは、前記積層体受入ゾーンを包囲する1または複数のガイド要素を有し、該ガイド要素は、その内部表面上に前記積層体材料の前記前縁部を受け入れるべく構成されている請求項1〜19の何れか1項に記載の帯掛け装置。
  20. 前記1または複数のガイド要素は、実質的に閉じたループを形成し、前記1または複数のガイド要素の少なくとも一部分は、重畳しており、かつ、前記ガイド要素の前記重畳部分は、前記帯材料の前記前縁部をその間に受け入れるように相互に離隔している請求項19に記載の帯掛け装置。
  21. 前記ガイドチャネルは、第1、第2、および第3ガイド要素を有し、前記第2および第3ガイド要素は、相互の関係において、かつ、前記第1ガイド要素との関係において、運動可能である請求項19または20に記載の帯掛け装置。
  22. 前記第1ガイド要素は、前記ガイドチャネルの基部部分を形成し、かつ、前記積層体受入ゾーンに対して固定された関係にある請求項21に記載の帯掛け装置。
  23. 前記第2ガイド要素は、前記ガイドチャネルの前記クランプ部分を構成し、かつ、前記第1ガイド要素の一部分から離隔すると共に、これと少なくとも部分的に重畳すべく構成されている少なくとも請求項12に従属した際の請求項21または請求項22に記載の帯掛け装置。
  24. 前記第3ガイド要素は、前記ガイドチャネルの上部部分を形成し、かつ、前記第3ガイド要素が前記第1および第2ガイド要素と隣接することによって前記帯材料の前記前縁部を案内して閉じたループを形成するガイド位置と、シート状の文書の前記積層体受入ゾーン内への進入を許容するように前記第3ガイド要素が前記第1および第2ガイド要素から移送される開放位置との間で運動可能である請求項21から23の何れか1項に記載の帯掛け装置。
  25. 積層体受入ゾーンに配置されたシート状の文書を積層体に帯掛けする方法であって、
    (a)帯材料の前縁部をガイドチャネル内に供給する段階であって、前記ガイドチャネルは、前記積層体受入ゾーンの周りにおいて前記前縁部をガイドし、かつ、前記前縁部を前記帯材料の上流部分と重畳させ、その結果、前記積層体受入ゾーンの周りにおいて帯材料の閉じたループを形成するように、前記ガイドチャネルの重畳領域内に前記帯材料の重畳部分を生成すべく構成されている、段階と、
    (b)前記帯材料の重畳部分をシール地点において互いにシールする段階と、
    (c)前記シール地点の上流において前記帯材料を切断する段階と含んで成る方法。
  26. 段階(a)において、前記帯材料は、前記積層体受入ゾーンの周りにおいてのみ前記閉じたループを形成するように、前記積層体材料の受入領域内の前記ガイドチャネルの前記最も内側の表面によって受け入れられる請求項25に記載の方法。
  27. 段階(a)の前、最中、または後に、かつ、段階(b)の前に、シート状の文書の積層体を前記積層体受入ゾーン内に配置する段階を更に具備する請求項25または26に記載の方法。
  28. 前記シート状の文書の積層体は、前記ガイドチャネルの外側の積層体支持アセンブリによって前記ガイドチャネルから離隔した前記積層体受入ゾーン内の位置において支持される請求項27に記載の方法。
  29. 段階(b)は、圧力を前記帯材料の重畳部分に印加する段階を具備する請求項25から28の何れか1項に記載の方法。
  30. 前記帯材料の重畳部分を前記シート状の文書の積層体に押し付けることにより、圧力が前記帯材料の重畳部分に印加される請求項29に記載の方法。
  31. 前記帯材料の少なくとも一部分は糊不要型である請求項25から30の何れか1項に記載の方法。
  32. 接着剤を前記帯材料に塗布する段階を更に具備する請求項25から30の何れか1項に記載の方法。
  33. 接着剤が前記ガイドチャネルの前記重畳領域上流の場所において前記帯材料に塗布される請求項32に記載の方法。
  34. 接着剤が前記ガイドチャネルへの入口上流の場所において前記帯材料に塗布される請求項32または33に記載の方法。
  35. 接着剤が、前記ループの外側表面を形成するその表面上に前記帯材料の前記前縁部に隣接した状態で塗布される請求項32〜34の何れか1項に記載の方法。
  36. 接着剤が、前記ループの内側表面を形成するその表面上に前記帯材料の後縁部位置に隣接した状態で塗布される請求項32〜34の何れか1項に記載の方法。
  37. 前記接着剤は、圧力接着剤または接触接着剤である請求項32〜36の何れか1項に記載の方法。
  38. 段階(b)に先立って前記帯材料のループに張力を付与する段階を更に具備する請求項25〜37の何れか1項に記載の方法。
  39. 前記張力付与段階は、前記ガイドチャネルから外に前記帯材料の後縁部を逆送する段階を具備する請求項38に記載の方法。
  40. 前記張力付与段階は、前記後縁部が逆送されている間に、前記帯材料の前記前縁部の運動を遅滞させる段階を更に具備する請求項39に記載の方法。
  41. 前記帯材料の前記前縁部の運動は、前記ガイドチャネルの残りの部分との関係において、前記ガイドチャネルのクランプ部分を、前記クランプ部分が前記帯材料の前記前縁部を前記ガイドチャネルの残りの部分との関連において閉じたループにガイドすべく構成されるガイド位置から、前記帯材料の一部分を前記文書の積層体に押し付けるように前記クランプ部分の少なくとも一部分が前記帯受取ゾーンに向かって延在するクランプ位置に、運動させることにより遅滞される請求項40に記載の方法。
  42. 段階(c)の後に、前記帯材料を切断することによって形成された前記新しい前縁部を前記ガイドチャネルから外に逆送する段階を更に具備する請求項25〜41の何れか1項に記載の方法。
  43. 前記ガイドチャネルは、相互の関係において運動可能な複数のガイド要素を有し、
    前記方法は、段階(a)を実行する前に、
    (i)開口部を提供するように、前記ガイドチャネルから前記ガイド要素の少なくとも1つのものを除去する段階と、
    (ii)積層体を形成するように、前記開口部を通じて前記積層体受入ゾーンにおいてシート状の文書を受け入れる段階と、
    (iii)前記開口部を実質的に閉鎖するように、前記ガイド要素の前記少なくとも1つのものを前記ガイドチャネルに戻す段階と、
    を更に具備する請求項25〜42の何れか1項に記載の方法。
  44. シート状の文書を積層する積層装置であって、
    搬送経路からシート状の文書を受け取り、かつ、前記シート状の文書を互いに対面した状態で出力すべく適合されたスタッカーユニットと、
    第1の積層体を形成するように、前記スタッカーユニットから前記シート状の文書を受け取り、かつ、前記第1積層体をその上部において支持する積層体支持表面と、
    前記スタッカーユニットによって受け取られた選択された文書と次のものの間にセパレーター部材を配備すべく適合された分離ユニットであって、前記セパレーター部材は、前記セパレーター部材が前記シート状の文書の通過を妨げないホーム位置と、第2積層体をその上部に形成するように前記セパレーター部材が前記スタッカーユニットから積層されたシート状の文書を受け取る、前記スタッカーユニットと前記積層体支持表面の間の保持位置との間で運動可能であり、前記第2積層体が形成されている間に、前記第1積層体を前記積層体支持表面から除去可能なように、前記第2積層体は前記第1積層体から離隔している、分離ユニットと、
    前記セパレーター部材の配備を制御すべく適合されたコントローラーとを具備する積層装置。
  45. 前記分離ユニットは、前記第1積層体が前記積層体支持表面から移送されたら、前記第2積層体が前記積層体支持表面上に配置されるように、前記セパレーター部材を退却させるべく更に適合されている請求項44に記載の積層装置。
  46. 前記セパレーター部材は、前記ホーム位置から前記保持位置まで、前記積層ユニットを通じたシート状の文書の経路を辿る配備経路に沿って運動すべく構成されている請求項44または45に記載の積層装置。
  47. 前記セパレーター部材は、前記保持位置から前記ホーム位置まで、前記保持位置と前記積層体支持プレートの間のシート状の文書の経路を辿る退却経路に沿って運動すべく構成されており、かつ、前記積層体支持プレートと前記ホーム位置の間の前記装置を通じた前記シート状の文書の経路を遮らない請求項44〜46の何れか1項に記載の積層装置。
  48. 前記セパレーター部材は、連続したループである経路を辿るべく構成されている請求項44〜47の何れか1項に記載の積層装置。
  49. 前記積層ユニットは、
    少なくとも1つのスタッカーホイールであって、前記1つのまたは夫々のスタッカーホイールは、中央ハブから延びる複数の歯を具備し、前記複数の歯の夫々のペアの間に、受取位置において前記搬送経路からシート状の文書を受け取るためのチャネルが形成されるスタッカーホイールと、
    解放位置において、前記シート状の文書が前記1または複数のチャネルから互いに対面する状態で離脱することによって積層体を形成するように、前記1つまたは夫々のスタッカーホイールを回転させるスタッカー駆動手段であって、前記受取位置は、前記解放位置から角度変位している、スタッカー駆動手段とを具備する請求項44〜48の何れか1項に記載の積層装置。
  50. 前記セパレーター部材は、前記セパレーター部材が前記受取位置と前記解放位置の間で、前記少なくとも1つのスタッカーホイールのチャネルによって搬送されるシート状の文書の経路を辿るように、前記少なくとも1つのスタッカーホイールと同心状のアーチ形の部分を含む経路を辿るべく構成されている請求項49に記載の積層装置。
  51. 前記ホーム位置において、前記セパレーター部材は、前記受取位置における前記1または複数のスタッカーホイールのチャネルのトレーリング歯と一致した状態にまたはその背後に配設され、これにより、前記スタッカーホイールに到着したシート状の文書が前記チャネルに進入することが妨げられないようになっている請求項49または50に記載の積層装置。
  52. 前記セパレーター部材は、好ましくは、ステッパーモーターであるモーターによって駆動されるタイミングベルトにより、そのホームおよび保持位置の間で運動する請求項44〜51の何れか1項に記載の積層装置。
  53. 前記セパレーター部材は、前記セパレーター部材がそのホームおよび保持位置の間でそれに沿って運動可能であるトラック上に取り付けられたキャリッジによって支持される請求項44〜52の何れか1項に記載の積層装置。
  54. 前記分離ユニットは、前記分離部材がそのホーム位置にある時点を検出すべく構成されたホームセンサーを更に具備する請求項44〜53の何れか1項に記載の積層装置。
  55. 前記分離ユニットは、前記セパレーター部材が前記ホーム位置を離れてから既定の時間が経過した際に前記保持位置において前記セパレーター部材を停止させるべく構成されている請求項44〜54の何れか1項に記載の積層装置。
  56. 前記分離ユニットは、前記第1積層体が前記積層体支持プレートから移送された時点を検出すべく構成された積層体センサーを更に具備する請求項44〜55の何れか1項に記載の積層装置。
  57. 前記セパレーター部材は、好ましくは、前記1または複数のスタッカーホイールの歯と実質的に同一形態のアーチ形の形状を具備した細長い部材を具備する請求項49〜56の何れか1項に記載の積層装置。
  58. 前記セパレーター部材は、前記第2積層体をその上部に形成するための実質的に平坦な表面を提供するようにヒンジ結合されており、ヒンジは、好ましくは、前記セパレーター部材の略中間点に配設されている請求項44〜57の何れか1項に記載の積層装置。
  59. 請求項44〜58の何れか1項に記載の積層装置と、請求項1〜24の何れか1項に記載の帯掛け装置とを具備する文書処理装置。
  60. 前記積層装置の前記積層体支持プレートは、前記帯掛け装置の前記積層体受入ゾーン内で前記第1積層体を支持すべく構成されている請求項59に記載の文書処理装置。
  61. 前記積層装置の前記積層体支持プレートから前記帯掛け装置の前記積層体受入ゾーンに前記第1積層体を搬送するための搬送ユニットを更に具備する請求項59または60に記載の文書処理装置。
  62. シート状の文書を積層する方法であって、
    文書を搬送経路からスタッカーユニットに受け取る段階と、
    前記受け取った文書を互いに対面した状態で前記スタッカーユニットから出力する段階と、
    第1積層体を形成するように、前記出力された文書を積層体支持表面上において受け取る段階と、
    選択されたシート状の文書が前記スタッカーユニット内に受け取られた際に、前記選択されたシート状の文書と次のものの間にセパレーター部材を配備する段階であって、該配備段階は、前記セパレーター部材を前記シート状の文書の通過が妨げられないホーム位置から前記スタッカーユニットと前記スタッカ支持表面の間の保持位置に運動させることによって実行される段階と、
    前記第1積層体から離隔した第2積層体を形成するように、前記出力された文書を前記セパレーター部材上において受け取る段階と、
    前記積層体支持表面から前記第1積層体を除去する段階と含んで成る方法。
  63. 前記第1積層体が前記積層体支持表面から移送される時点まで前記保持位置において前記セパレーター部材を停止させる段階を更に具備する請求項62に記載の方法。
  64. 前記第1積層体が移送されたら、前記第2積層体が前記積層体支持表面上に配置されるように、前記セパレーター部材を退却させる段階を更に具備する請求項62または63に記載の方法。
  65. 前記セパレーター部材は、前記ホーム位置から前記保持位置まで、前記積層ユニットを通じたシート状の文書の経路を辿る配備経路に沿って運動する請求項62〜64の何れか1項に記載の方法。
  66. 前記セパレーター部材は、前記保持位置から前記ホーム位置まで、前記保持位置と前記積層体支持プレートの間のシート状の文書の経路を辿る退却経路に沿って運動し、かつ、前記積層体支持プレートと前記ホーム位置の間の前記装置を通じた前記シート状の文書の経路を遮らない請求項62〜65の何れか1項に記載の方法。
  67. 前記ホーム位置から前記保持位置までの、並びに、前記ホーム位置に戻る前記セパレーター部材の前記運動は、連続したループである経路を辿る請求項62〜66の何れか1項に記載の方法。
  68. 前記積層ユニットは、少なくとも1つのスタッカーホイールを有し、前記1つまたは夫々のスタッカーホイールは、中央ハブから延びる複数の歯を具備し、前記複数の歯の夫々のペアは、受取位置において前記搬送経路からシート状の文書を受け取るためのチャネルをその間に画定しており、かつ、前記1つまたは夫々のスタッカーホイールは、解放位置において、前記シート状の文書が互いに対面する状態で前記1または複数のチャネルから離脱することによって積層体を形成するように回転すべく駆動され、前記受取位置は、前記解放位置から角度変位している請求項62〜67の何れか1項に記載の方法。
  69. 前記セパレーター部材は、前記受取および解放位置の間の前記少なくとも1つのスタッカーホイールのチャネルによって搬送されるシート状の文書の経路を辿るように、前記少なくとも1つのスタッカーホイールと同心状のアーチ形の部分を含む経路を辿る請求項68に記載の方法。
  70. 前記分離部材がそのホーム位置にある時点を検出する段階を更に具備する請求項62〜69の何れか1項に記載の方法。
  71. 前記セパレーター部材は、前記セパレーター部材が前記ホーム位置を離れてから既定の時間が経過した際に前記保持位置において減速または停止される請求項70に記載の方法。
  72. 前記第1積層体が前記積層体支持プレートから移送された時点を検出する段階を更に具備する請求項62〜71の何れか1項に記載の方法。
  73. 前記第1積層体は、前記第2積層体が形成されている間に前記積層体支持表面から移送される請求項62〜72の何れか1項に記載の方法。
  74. 請求項25〜43の何れか1項に記載の前記方法に従って前記第1積層体に帯掛けする段階を更に具備する請求項62〜73の何れか1項に記載の方法。
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