JPH06219419A - 紙幣処理装置 - Google Patents
紙幣処理装置Info
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- JPH06219419A JPH06219419A JP5010598A JP1059893A JPH06219419A JP H06219419 A JPH06219419 A JP H06219419A JP 5010598 A JP5010598 A JP 5010598A JP 1059893 A JP1059893 A JP 1059893A JP H06219419 A JPH06219419 A JP H06219419A
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Abstract
場合に、結束された紙幣の把の取扱いにミスの生じにく
い紙幣処理装置を提供することにある。 【構成】この発明の紙幣処理装置1は、操作パネル2a
を含む紙幣区分部2と内部クロック3a及び印字装置 1
08を有する結束帯繰出し装置 100とを含む紙幣帯封装置
3から構成される。印字装置 108は、紙幣の把数の一連
番号を結束帯80に印字するとともに、結束動作が実行さ
れなかった場合には、次に供給される結束帯80に、同一
の一連番号を付与できる。また、印字装置 108は、結束
帯80に日付を印字可能であって、この印字される日付
は、内部クロック3aに同期して更新される。
Description
どで利用され、紙幣などを計数し、所定数ごとに結束す
る紙幣処理装置に関する。
一例として、紙幣を計数したのち、所定枚数毎に結束す
る結束装置付き紙幣処理装置が提案されている。この種
の処理装置では、一般に、一度計数した紙幣を、再び、
指定枚数に区分したのち結束する方法が採用されてい
る。
れた紙幣は、結束すべき指定枚数に区分される。この区
分された紙幣の把は、紙幣を結束するための結束帯によ
って結束される。また、必要に応じて、上記結束帯に、
例えば、銀行名或いは日付または整理番号などが印字さ
れる。
動作中に障害が発生すると、現在結束位置にある紙幣の
把、現在計数されている紙幣、これから計数される紙
幣、或いは、搬送途中の紙幣などの取扱いが複雑になる
問題がある。即ち、多くの場合、 (オペレ−タによっ
て) 紙幣の位置或いは状態に基づいて、例えば、計数済
みの紙幣、未計数の紙幣、及び、現在結束位置にある紙
幣の把などに分類され、装置から取出されたのち、再
び、計数からやり直されなければならない。その一方
で、上記分類或いは装置からの取出しの際に、混入など
が生じやすく、オペレ−タによるミスが誘発されやすい
問題がある。さらに、結束帯に、例えば、連続した整理
番号などが付与される場合には、結束できなかった紙幣
の把が欠番となることから、欠番となる束を別に作成し
たり、紙幣の把の管理が複雑になる問題がある。
合に、容易に復旧可能であって、障害が発生することに
よって必要となる装置内部の紙幣の処理及び結束された
紙幣の把の取扱いに際してミスの生じにくい紙幣処理装
置を提供することを目的とする。
に基づきなされたもので、紙幣を1枚づつ繰り出す繰出
し装置と、この繰出し装置により繰り出された紙幣の金
種或いは正損などを判別する鑑査部と、この鑑査部によ
る判別結果に基づいて上記紙幣を指定された集積部へ搬
送する搬送手段と、上記紙幣を所定枚数ずつ結束するた
めに計数する計数手段と、この計数手段を介して計数さ
れた上記紙幣の把の数を計数する結束数計数手段と、上
記紙幣を結束するための結束帯を送出する結束帯送出手
段と、この結束帯送出手段を駆動する駆動手段と、上記
結束数計数手段によって計数された上記紙幣の把数の一
連番号を上記結束帯に文字等を印字する印字手段と、こ
の印字手段を介して紙幣の把数の一連番号が印字された
上記結束帯を用いて上記計数された紙幣を結束する手段
とを含む紙幣処理装置を提供するものである。
れた紙幣の把の数を計数する結束数計数手段によって計
数された紙幣の把数の一連番号が印字された結束帯であ
って、結束動作が実行されなかった場合には、次に供給
される結束帯に、同一の一連番号を付与できる印字手段
を同一の一連番号が印字された結束帯によって、区分さ
れた紙幣が結束されることから、結束動作中に生じた障
害に対する処理が容易になる。
て説明する。
ネル2aを含み、上部に位置された紙幣区分部2と、下
部に位置する紙幣帯封装置3とからなる。操作パネル2
aには、例えば、処理モ−ドを入力するための複数の入
力キ−、及び、日付及び時刻或いは処理装置1の状態を
(オペレ−タに向かって) 表示する表示装置2bなどが
配置されている。紙幣帯封装置3内には、後述する帯封
部4、及び、日付及び時刻を管理する内部クロック3a
などが設けられている。
紙幣 (紙幣) Pを多数枚積層可能な供給部5を有してい
る。この供給部5に積層された紙幣Pは、その下端側か
ら搬送ロ−ラ6によって、1枚ずつ順次、搬送路7に取
り出され、鑑査部8に送り込まれる。鑑査部8では、紙
幣Pの状態或いは特性などがセンサによって、光学的あ
るいは磁気的に検出され、その金種や真偽、形状などが
判別される。
−リおよびこれらプ−リに巻掛けられた複数系統の無端
状ベルト10を備えた搬送手段11によって、紙幣区分部2
内部に搬送される。紙幣Pは、搬送経路の各分岐部に配
設されたゲ−ト12或いは13の切換え動作により、所定の
方向に振分けられ、金種に応じて区分集積する場合に
は、紙幣区分部2の上面側に設けられた複数のストッカ
15の予め決められて位置に、金種に応じて集積される。
された金種の紙幣Pは、ゲ−ト12の働きにより、搬送路
17を介して、紙幣帯封装置3の一部である集積機構18の
集積部20に送り込まれ、所定枚数分が集積される。図2
によれば、上記集積機構18は、紙幣区分部2から送出さ
れた紙幣Pを、表裏を揃えて集積可能である。
の表裏を判別するためのセンサ22が設けられている。こ
のセンサ22を通過された紙幣Pは、センサ22からの信号
に応じて方向が制御されるゲ−ト23を介して、紙幣の表
裏に応じて振り分けられる。即ち、表搬送路31と裏搬送
路32のいずれか一方に選択的に送り込まれる。表搬送路
31と裏搬送路32の各出口部31a、32aは、集積部20を挟
む状態で互いに対向されている。
33及び34を有する区分け手段が設けられているととも
に、受け台37が昇降可能に設けられている。この受け台
37は、モ−タ38を介して、紙幣Pの集積数に応じて変位
される。集積部20の側壁部分を構成する垂直方向のガイ
ド39a及び39bの一方には、それぞれのガイド39a及び
39を振動させるための整位手段40が設けられている。
対象に構成されている。表搬送路31は、複数個のロ−ラ
41に張り渡されたベルト42及び43の相互対向部によって
形成されている。裏搬送路32は、複数個のロ−ラ44に張
り渡されたベルト45及び46の相互対向部によって形成さ
れている。各搬送路31及32は、紙幣Pの先端を検知する
ためのセンサ47及び48が設けられている。
ロ−ラ41a及び44aは、 (後述、図4に示されるように
ベアリングを介して軸50 (51) に回転自在に取付けられ
ている。この軸50 (51) は、モ−タ52によって、図2中
の矢印方向に回転させられることにより、セパレ−タ33
(34) を紙幣Pが搬送される方向と同じ方向に回転させ
る。集積部20の下方には、受け台37上に集積された所定
枚数の紙幣Pを受取るキャリア60が設けられている。
側にはロ−ラ62及び63が配置されている。このロ−ラ62
及び63は、フレ−ム65及び66に設けられている長孔67と
レ−ルシャフト68に沿って、集積部20と帯封部4との間
を、図示しない駆動手段によって往復動可能である。キ
ャリア60の側方には、発光器と受光器とを有し、キャリ
ア60が帯封部4に向って移動したことを検出するキャリ
ア検知手段70が設けられている。
(図3参照) を検出できるように、複数対の発光器と受
光器とからなる脱落検知手段72,73及び74が設けられて
いる。第1の検知手段72は、ガイド39付近に脱落した紙
幣P´を、第2及び第3の検知手段73及び74は、シュ−
ト状の受け部材76上に落下した紙幣P´を、それぞれ、
検出する。
定枚数分の紙幣Pを結束帯80を介して結束する。帯封部
4の下方には、結束後の紙幣把P''を受取る搬送コンベ
ア82と、このコンベア82によって搬送される紙幣把P''
を収容するための収容部83が設けられている。次に、図
2、図5及び図6を参照して帯封装置3の動作について
説明する。
通過された紙幣Pは、表裏に応じて向きが切換え制御さ
れているゲ−ト23を介して、表向きのものは表搬送路31
に、裏向きのものは裏搬送路32に、それぞれ導かれる。
ンサ47によって、裏搬送路32を通過する時にはセンサ48
によって、それぞれ、通過が検知される。搬送路31及び
32のいずれか一方を通過した紙幣Pの合計枚数は、図示
しないカウンタによって指定枚数 (例えば、100枚)
に達するまでカウトンされるとともに、1枚ずつ出口部
31a及び32aから集積部20内に排出されて受け台37上に
順次積層される。積層された紙幣Pは、整位手段40によ
ってガイド39a及び39bが水平方向に振動させられるこ
とにより、各端面が揃えられる。
2のように搬送路31及び32の直下に位置されている。受
け台37は、紙幣Pの積層量に応じて、モ−タ38を介して
次第に下降され、集積部20内に送り込まれてくる紙幣P
の量に応じて所望の高さに維持される。
0枚目) の紙幣P-100が例えば表搬送路31側を搬送さ
れ、センサ47を通過されて、カウント値に達するとセパ
レ−タ33及び34の動作時間が考慮されたたタイミングで
モ−タ52が駆動される。
-100と指定枚数目以降の紙幣P-101との間に、セパレ−
タ33の先端が挿入され、指定枚数目以降の紙幣P-101と
指定枚数目の紙幣P-100とが完全に区分される。
Pは、受け台37が下限位置までいっぱいに下降させられ
ることによって、キャリア60上に受け渡される。次い
で、キャリア60が帯封部4に向って移動を始めるととも
に、キャリア検知手段70によってキャリア60が移動した
ことが検出される。キャリア60の移動が開始したのち、
帯封部4に到達する途中で、図3に例示されるよう一部
の紙幣P′がキャリア60から脱落した場合には、脱落検
知手段72、73及び74のいずれかによって脱落が検出され
る。紙幣P′の脱落が検知されると、帯封部4における
結束動作を停止させる信号が送出される。
落することなく帯封部4まで移送された所定枚数分の紙
幣Pは、帯封部4を介して、結束帯80によって一文字結
束される。帯封部4で結束された紙幣把P″はコンベア
82上に落とされ、このコンベア82によって収容部83に運
ばれる。
送した受け台37は、再び、図2に示されている位置に戻
され、セパレ−タ33及び34を介して一時的に保持されて
いる紙幣P-101以降を順次受けとる。以下、次の指定枚
数目の紙幣P-100が検知されるまで、一連の動作が繰り
返される。次に、結束帯の繰出し装置 100について説明
する。
は、結束帯入口ガイド 101、複数のドライブロ−ラ 10
2、結束帯搬送路 103、結束帯切断装置 104、結束帯出
口 105及び結束帯搬送路 103の途中に組込まれたプリン
タ 108などを含んでいる。尚、結束帯80としては、片面
にヒ−トシ−ル用の糊が予め塗布され、図示しないヒ−
タにより加熱されることで接着力が生じるタイプの帯が
利用される。結束帯搬送路 103内に配置されたドライブ
ロ−ラ 102は、例えば、図示しないパルスモ−タにより
駆動され、それぞれのドライブロ−ラは、タイミングベ
ルト 107a, 107bにより一定の速度で回転される。
て取込まれ、複数のドライブロ−ラ102を介して搬送路
103内を搬送されて、結束帯出口 105に導かれる。結束
帯出口 105から繰り出された結束帯80は、図示しない結
束装置により紙幣Pの回りに巻き付けられ、ヒ−タ 106
による加熱によってヒ−トシ−ルされて、帯切断装置10
4により切断される。
タ 108を介して所望の文字或いは記号、例えば、銀行名
或いは一連の整理番号などが印字される。プリンタ 108
の対面には、結束帯80を介在させた状態でプラテン 109
が配置されている。このプラテン 109は、プラテン駆動
ソレノイド 110を介して、搬送路 103に対して退避でき
る。プリンタ 108は、例えば、結束帯80が搬送される方
向に直交する方向に、複数のドットヘッドが配列された
ドットプリンタであって、自身の 108の後方にプリント
用のインクリボン 111a収容しているインクリボンカ−
トリッジ 111を伴っている。インクリボン 111aは、イ
ンクリボンカ−トリッジ 111から引出され、プリンタ 1
08の周りに周回される。インクリボン 111aは、図示し
ないパルスモ−タにより駆動され、印字中は常にインク
リボン 111aが、結束帯80が搬送される速度と概ね等し
い速度で走行される。
制御装置を介して、例えば、日付、処理通番 (一連番
号) 、店番などであって、制御プログラム或いは外部か
らの入力に応じて自由に設定される。
一例であって、所定の枚数で結束された紙幣の把の表面
に、日付及び一連番号、裏側に店番などが印字されてい
る。印字位置は、後述する印字位置制御により自由に設
定可能に形成されている。次に、結束帯80への印字につ
いて説明する。
帯80は、プリンタ 108及びプラテン109の間に位置され
る。結束帯80を搬送するドライブロ−ラ 102は、パルス
モ−タを介して駆動されていることから、プリンタ 108
は、この搬送用のパルスモ−タのタイミングに合わせて
付勢される。例えば、搬送用のパルスモ−タに印加され
るパルスが2パルスごとにプリンタ 108を1行分付勢す
るようセットされる。従って、例えば、モ−タに印加さ
れるパルスが1パルスごとにプリンタ 108を1行分付勢
するようセットすれば、半角文字が印字できる。同様
に、4パルスごとに1行分印字すれば横倍角文字が印字
できることになる。尚、印字スタ−トのタイミングは、
プログラムにより任意に設定可能であって、例えば、図
示しないロ−タリスイッチにより調整可能に形成され
る。
ッジ 111とともに、プリンタ固定台113に搭載され、ス
ペ−サ 112を介して結束帯繰り出し装置 100の本体フレ
−ムに固定されている。スペ−サ 112が挿入されている
場合には、印字位置は、例えば、結束帯80が搬送される
方向に対して右側に規定される。また、スペ−サ 112が
取り外された場合には、印字位置は、結束帯80が搬送さ
れる方向に対して左側に規定される。プラテン 109は、
プリンタ 108に合わせて移動されるか、いづれの位置で
も対応可能なように、結束帯80の幅全体に亘って配置さ
れている。
介して印字された文字或いは一連番号の濃度を検知する
濃度検知センサ 114が配置されている。濃度検知センサ
114は、例えば、反射型センサであって、結束帯80上に
印字された文字或いは一連番号の濃度を検知する。濃度
検知センサ 114を介して、印字濃度の異常が検知された
場合には、図示しない制御装置を介して、表示装置2b
に、印字濃度の異常が表示される。
填される場合には、入口ガイド 101に挿入された結束帯
80は、各ドライブロ−ラ 102に順に掛渡され、出口 105
から排出される。この場合、プラテン 109は、プラテン
駆動ソレノイド 110により、結束搬送路 103から退避し
た位置に固定され、結束帯80の先端を容易に通過させ
る。結束帯80の先端が先端検知センサ 115に検知される
ことで、結束帯80が導入されたことが判断され、プラテ
ン 109は、通常の位置に戻される。
結束帯80は、図示しない結束装置を介して、所定枚数で
束ねられた紙幣把P''の周りに巻き付けられ、図示しな
いヒ−タにより加熱されて、接着 (ヒ−トシ−ル) され
る。ヒ−トシ−ルが終了すると、図示しないスタンプ押
印装置により結束帯80上にスタンプが押印され、結束が
終了したことを示す目印とされる。次に、結束帯繰出し
装置 100が利用される実際の紙幣処理業務の一例を説明
する。
には、日付及び時刻を管理する内部クロック3aが組込
まれている。この内部クロック3aからの情報、即ち、
日付及び時刻は、図示しない制御装置を介して表示装置
2bに表示される。日付及び時刻は、同時に、図示しな
いインタフェ−ス及び印字制御装置を介して、上記プリ
ンタ 108へも供給される。従って、上記結束帯80に印字
されるデ−タとして、例えば、日付及び時刻も提供でき
る。この日付を用いて結束帯への日付印字を行うため、
オペレ−タは、日付設定を気にしないで機械が使用でき
る。また、店番等の付加情報は、操作パネル2aなどを
介して予め入力することによって結束帯80への印字を可
能としている。
とする紙幣 (群) が供給部5にセットされる。図示しな
い操作キ−を介して結束すべき金種が入力される。図示
しない計数開始キ−がオンされることで、供給部5から
紙幣が取込まれ、鑑査部8を介してそれぞれの真偽及び
金種が判別されて、指定された金種のみが振り分けゲ−
ト12を介して帯封装置3に搬送される。帯封装置3に送
り込まれた紙幣Pは<前述した区分機構により、指定枚
数に区分され結束部 (帯封部) 4へと搬送される。
算機構を介して、1結束単位 (所定枚数) 分が計数され
るたびに、処理通番が1ずつ加算され、図示しないメモ
リに記憶される。このメモリは、例えば、予め決められ
た時間 (1日一回以上) にクリアされるとともに、上記
所定枚数がカウントされるごとに、逐次、書替えられ
る。尚、上記処理通番 (一連番号) は、業務の切れ目、
例えば、入金合計がクリアされた時点で初期値に戻され
る。
の印字は、鑑査部8を介して指定枚数目の紙幣、例え
ば、P-100が認識された瞬間に開始される。詳細には、
指定枚数目の紙幣P-100が通過されることで、図示しな
いモ−タが付勢され、ドライブロ−ラ 102が回転され
て、結束帯80が所望の速度で搬送される。同時に、図示
しない印字制御装置を介して、上記プリンタ 108に印字
すべきデ−タが供給され、例えば、銀行名、店番号、一
連番号、或いは、日付などが結束帯80の所望の位置に印
字される。このようなタイミングで結束帯80を搬送する
とともに印字を開始することで、集積部20に指定枚数が
集積された時点で、既に印字が終了された結束帯80を提
供可能となることから、結束動作時間の短縮がはかれ、
全体の計数動作を停止することなく連続して結束するこ
とが可能になる。
の紙幣P-100が鑑査部8で認識されたのち、結束が確定
するまでに、例えば、紙幣Pの落下或いは搬送装置への
巻込みなどの障害が発生した場合、結束帯80への印字は
完了しているが、結束されるべき紙幣の把P''が結束位
置に搬送されない虞れが生じる。この場合、落下或いは
巻込みが生じた紙幣群は、 (オペレ−タによって) 装置
内部から取出され、再び、供給部5へ戻される。従っ
て、紙幣群は、再び、計数される。
された結束帯80は、 (オペレ−タによって) 装置内部か
ら取出され、廃棄される。この場合、図示しないメモリ
に記憶された一連番号即ち廃棄された結束帯80に印字さ
れた一連番号が再び読み出され、次回の結束に利用され
る結束帯80に印字される。従って、確定済みの結束把に
は、連続した処理番号が印字されることになり、処理の
ミスを防止できることになる。
済みの結束把には、スタンプが押印され、未確定の結束
把には、スタンプが押印されないことにより、さらに処
理のミス防止が容易になる。
発生した場合、図示しない制御装置を介して、操作パネ
ル2a内の表示部2bに、結束動作中の束の処理通番と
その取扱い方法が表示される。この表示により、障害が
発生した際に結束されるはずであった束の処理通番が確
認できる。また、表示部2bに表示されている処理方法
を参照して、容易に障害が解消される。尚、表示部2b
には、印字された一連番号などが不鮮明な場合にも、注
意メッセ−ジが出力される。
束帯には、処理通番 (一連番号) が印字されることか
ら、障害が発生した際に装置内に取残された紙幣の取扱
いが簡単になる。また、障害が発生した時に結束される
べき紙幣の把に付与されるべき一連番号は、結束処理が
再開された最初の束に再び付与されることから、障害が
発生じたことによる計数ミス或いは取残された紙幣を再
計数する際のオペレ−タのミスが低減される。
略断面図。
を示す概略断面図。
紙幣の把を搬送するキャリアを示す概略図。
概略断面図。
態を示す概略断面図。
態を示す概略断面図。
結束帯繰出し装置及び印字装置を示す概略図。
装置を示す概略平面図。
幣の把を示す概略図。
ル、2b…表示装置、3…紙幣帯封装置、3a…内部ク
ロック、4…帯封部、5…供給部、6…搬送ロ−ラ、7
…搬送路、8…鑑査部、10…無端状ベルト、11…搬送手
段、12,13…ゲ−ト、15…ストッカ、18…集積機構、20
…集積部、39a,39b…ガイド、60…キャリア、70…キ
ャリア検知手段、72,73,74…脱落検知手段、80…結束
帯、 110…結束帯繰出し装置 (結束装置) 、 108…プリ
ンタ、P…紙幣、P´…脱落紙幣、P''…所定枚数の紙
幣の把。
Claims (4)
- 【請求項1】紙幣を1枚づつ繰り出す繰出し装置と、 この繰出し装置により繰り出された紙幣の金種或いは正
損などを判別する鑑査部と、 この鑑査部による判別結果に基づいて上記紙幣を指定さ
れた集積部へ搬送する搬送手段と、 上記紙幣を結束するための結束帯を送出する結束帯送出
手段と、この結束帯送出手段を駆動する駆動手段と、上
記結束帯に文字等を印字する印字手段と、この印字手段
により印字された文字等の濃度を検出する検出手段と、
この検出手段により検出された濃度と予め設定されてい
る濃度とを比較し、上記印字された文字等の濃度が予め
設定された濃度より薄いと判断された場合に、オペレ−
タに報知する報知手段と、を有し、指定された紙幣のみ
を指定された枚数で結束する結束手段と、を含む紙幣処
理装置。 - 【請求項2】紙幣を1枚づつ繰り出す繰出し装置と、 この繰出し装置により繰り出された紙幣の金種或いは正
損などを判別する鑑査部と、 この鑑査部による判別結果に基づいて上記紙幣を指定さ
れた集積部へ搬送する搬送手段と、 上記紙幣を結束するための結束帯を送出する結束帯送出
手段と、この結束帯送出手段を駆動する駆動手段と、指
定枚数目の結束されるべき上記紙幣が上記鑑査部により
判別されることで上記結束帯に文字等を印字する印字手
段と、を有し、指定された紙幣のみを指定された枚数で
結束する結束手段と、を含む紙幣処理装置。 - 【請求項3】紙幣を1枚づつ繰り出す繰出し装置と、 この繰出し装置により繰り出された紙幣の金種或いは正
損などを判別する鑑査部と、 この鑑査部による判別結果に基づいて上記紙幣を指定さ
れた集積部へ搬送する搬送手段と、 上記紙幣を所定枚数ずつ結束するために計数する計数手
段と、 この計数手段を介して計数された上記紙幣の把の数を計
数する結束数計数手段と、 上記紙幣を結束するための結束帯を送出する結束帯送出
手段と、 この結束帯送出手段を駆動する駆動手段と、 上記結束数計数手段によって計数された上記紙幣の把数
の一連番号を上記結束帯に文字等を印字する印字手段
と、 この印字手段を介して紙幣の把数の一連番号が印字され
た上記結束帯を用いて上記計数された紙幣を結束する結
束手段と、を含む紙幣処理装置。 - 【請求項4】前記印字手段は、前記結束手段における結
束動作が実行されなかった場合に、上記結束帯送出手段
から繰り出される次の結束帯に、同一の一連番号を印字
することを特徴とする請求項3記載の紙幣処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01059893A JP3290732B2 (ja) | 1993-01-26 | 1993-01-26 | 紙幣処理装置 |
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