JP2510680B2 - 紙葉一時収納機構 - Google Patents

紙葉一時収納機構

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JP2510680B2 JP63170914A JP17091488A JP2510680B2 JP 2510680 B2 JP2510680 B2 JP 2510680B2 JP 63170914 A JP63170914 A JP 63170914A JP 17091488 A JP17091488 A JP 17091488A JP 2510680 B2 JP2510680 B2 JP 2510680B2
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愛一郎 倉田
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は紙葉一時収納機構に関し、特に紙幣還流式紙
幣取扱い装置等に適用するに好適な、紙葉一時収納機構
に関する。
〔従来の技術〕
従来のこの種の機構に使用されているセパレータは、
例えば、特開昭62−42296号公報に開示されている如
く、セパレータを、紙幣の収納を行う位置と紙幣の繰出
しを行う位置との間を移動させるためのモータと、紙幣
の補充を行う際にセパレータを収納空間かる退避させる
ためのモータとを、別々に有するものであった。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術では、セパレータを動作させるのに、上
述の如く、セパレータを、紙幣の収納を行う位置と紙幣
の繰出しを行う位置との間を移動させる(以下、これを
「紙葉収納繰出し動作」という)ためのモータと、紙幣
の補充を行う際にセパレータを収納空間から退避させる
ためのモータとの2個のモータを必要とするため、装置
構成が複雑になり、原価高となったり、小型化が困難と
なるという問題があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的
とするところは、従来の技術における上述の如き問題を
解消し、1個のモータで、セパレータの、上記紙幣収納
繰出し動作と収納空間からの退避動作とを行えるように
して、セパレータ駆動機構を簡略化し、低コストで小型
化の容易な紙葉一時収納機構を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の上述の目的は、紙葉を収納する収納庫と、該
収納庫との間で紙葉の収納・繰出しを行う紙葉収納繰出
し機構と、前記収納庫と紙葉収納繰出し機構との間に配
置され、第2の紙葉収納空間を構成するセパレータとを
有する紙葉収納装置において、前記セパレータを、前記
第2の紙葉収納空間における紙葉収納繰出し動作に対応
する上下動手段の水平軸に回動自在に軸支するととも
に、前記上下動手段の下方に、前記水平軸が更に降下し
た際に前記セパレータの一部が当接するカムを設けて、
前記セパレータの、前記第2の紙葉収納空間における紙
葉収納繰出し動作、並びに、該紙葉収納繰出し動作位置
からの退避動作を、前記上下動手段により行うことを特
徴とする紙葉一時収納機構によって達成される。
〔作用〕
本発明に係る紙葉一時収納機構においては、セパレー
タは、ある軸の回りに回動可能に支持されており、上記
軸は、駆動機構により上下方向に直線運動を行う。セパ
レータの移動する行程に沿って配されたカムは、直線部
と曲線部とが組合されており、セパレータで収納繰出し
動作を行う際には、セパレータを上記直線部で案内して
直線運動させ、退避動作を行う際には、セパレータを上
記曲線部で案内して回動運動させて退避させる。これに
より、1個の駆動モータでセパレータの収納繰出し動作
と退避動作とを、円滑に、小さなスペースで行うことが
可能になる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第2図は、本発明の一実施例を示す還流式紙幣取扱い
装置の概略構成図である。図において、1は紙幣を受入
れまた放出する入出金口、2は紙幣の真偽,正損,金種
等を判別する判別部、3は判別された入金紙幣を一時保
留するための収納分離機構、4は一時保留の紙幣を堆積
させるためのセパレータ、5は補充用出金紙幣を収納す
る補充用金庫、6,7は各金種の紙幣の収納,分離を行う
リサイクルボックス、8は損券,非還流紙幣を収納する
リジェクトボックスを示している。
上述の還流式紙幣取扱い装置の動作の概要は、下記の
通りである。入金時、セパレータ4は、補充用金庫5上
で、一時収納用の空間を形成するための収納位置にあっ
て、入出金口1に投入された紙幣は、判別部2を通過し
た後、収納分離機構3により、セパレータ4上に堆積さ
れる。
入金取引が成立すると、セパレータ4は分離位置まで
上昇し、収納分離機構3により、1枚ずつ分離され、再
び判別部2で金種を判別された後、リサイクルボックス
6,7またはリジェクトボックス8に収納される。
リサイクルボックス6,7内の出金用紙幣残量が少なく
なった場合の補充動作は、セパレータ4を退避させ、補
充用金庫5の堆積板9を上昇させて、補充用紙幣10を収
納分離機構3により、1枚ずつ分離し、判別部2で金種
を判別した後、各リサイクルボックス6,7に収納し補充
する。その後、セパレータ4は、次の入金取引に備え
て、前記収納位置に復帰する。
第1図(a)は、上記セパレータを中心とする一時収
納機構の詳細な構成を示す側面図、また、同(b)は、
その正面図である。
収納分離機構3は、一対のスタックローラ11から成る
収納機構と、紙幣を一枚ずつ繰出すためのピックアップ
ローラ12,フィードローラ13,ゲートローラ14,ピンチロ
ーラ15から成る分離機構とから構成されている。
セパレータ4はシャフト16に対し回動可能に支持され
ており、該シャフト16は、駆動モータ20の駆動力に伝達
する2本のベルト17により、上下方向に移動可能に構成
されている。また、上記ベルト17によるシャフト16の移
動行程には、直線部分と該直線部分の下方に続く曲線部
分を有するカム19が配されている。該カム19には、セパ
レータ4に取付けられたコロ18が、セパレータ4のシャ
フト16を中心とする時計方向の回転力により当接してい
る。上記セパレータ4に取付けられたコロ18が、カム19
に当接することにより、カムの位置に対応して、後述す
る如く、セパレータの角度を変化させることができる。
通常取引時においては、セパレータは、第1図(a)
に破線で示されている位置(前記「分離位置」)と、実
線で示されている位置(同「収納位置」)との間にあっ
て、コロ18がカム19の直線部に当接することにより、水
平に保持されている。すなわち、セパレータ4は、入金
時、上記分離位置と収納位置との間を水平を保持された
まま往復する。
補充時には、シャフト16を更に降下させて、コロ18を
カム19の曲線部に当接させることにより、セパレータ4
は、支点となるシャフト16の回りに回動しながら下降し
て、最終的には、図に一点鎖線で示される位置(退避位
置)まで移動する。補充が終了すると、復帰命令によ
り、駆動モータ20が逆転し、セパレータ4は、退避時と
は逆に、回動しながら上昇し、補充用金庫5上部の前記
収納位置に復帰する。
以上が、本実施例の一時収納機構の中心となるセパレ
ータ4の詳細な動作である。
次に、第3図に基づいて、上記セパレータ4の動作と
連動する、紙幣の金庫外へのはみ出し防止部材(以下、
簡単のため「押さえ部材」という)26について説明す
る。
本実施例においては、収納した紙幣の金庫外へのはみ
出しを防止するための押さえ部材26を備えた補充用金庫
5と、上記押さえ部材26を前記セパレータ4の退避動作
と連動して開放する機構を有する一時収納機構が示され
ている。なお、第3図においては、前記セパレータ4の
退避動作を行うカム19は、省略されている。
上記押さえ部材26の駆動機構は、下記の如く構成され
ている。つまり、上記押さえ部材26は、固定軸27を中心
として回動可能であり、また、その一端には、リンク2
3,24を介して、レバー21が接続されている。該レバー21
は支点28を中心として回動可能に構成されており、ま
た、スプリング22により、通常は、図に実線で示される
如く、前記シャフト16とは接触しない位置にある。この
際、リンク23,24の作用により、前記押さえ部材26は金
庫内の紙幣を押さえ得る位置にある。
上記押さえ部材26は、前記シャフト16の下降動作によ
り、以下の如く動作する。つまり、前記シャフト16の下
降動作に伴なって、レバー21の下部が図の右方に押込ま
れ、これにより、リンク23,24を介して、上記押さえ部
材26を、図に一点鎖線で示される位置に移動させる。上
記動作により、紙幣補充時には、前記セパレータ4が、
退避位置に移動するのと同期して、上記押さえ部材26
を、図に一点鎖線で示される収納分離機構3と補充金庫
5のガイドとなる位置に移動する。
なお、上記上記押さえ部材26の移動機構には、スプリ
ング22,25が設けられており、動作を円滑にしている。
スプリング22は、スプリング25より強力なスプリングで
ある。
上記実施例は一例として示したものであり、本発明は
これに限定されるものではない。例えば、本発明は、紙
幣以外の各種紙葉の取扱いに適用可述であることは言う
までもない。
〔発明の効果〕
以上述べた如く、本発明によれば、紙葉を収納する収
納庫と、該収納庫との間で紙葉の収納・繰出しを行う紙
葉収納繰出し機構と、前記収納庫と紙葉収納繰出し機構
との間に配置され、第2の紙葉収納空間を構成するセパ
レータとを有する紙葉収納装置において、前記セパレー
タを、前記第2の紙葉収納空間における紙葉収納繰出し
動作に対応する上下動手段の水平軸に回動自在に軸支す
るとともに、前記上下動手段の下方に、前記水平軸が更
に降下した際に前記セパレータの一部が当接するカムを
設けて、前記セパレータの、前記第2の紙葉収納空間に
おける紙葉収納繰出し動作、並びに、該紙葉収納繰出し
動作位置からの退避動作を、前記上下動手段により行う
ようにしたので、1個のモータで、セパレータの、前記
紙葉収納繰出し動作と収納空間からの退避動作とを行え
るようにして、セパレータ駆動機構を簡略化し、低コス
トで小型化の容易な紙葉一時収納機構を実現できるとい
う顕著な効果を奏するものである、
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本発明の一実施例である一時収納機構の
詳細な構成を示す側面図、同(b)はその正面図、第2
図は実施例の還流式紙幣取扱い装置の概略構成図、第3
図は本発明の他の実施例を示す側面図である。 1:入出金口、2:判別部、3:収納分離機構、4:セパレー
タ、5:補充用金庫、6,7:リサイクルボックス、8:リジェ
クトボックス、9:堆積板、10:補充用紙幣、16:シャフ
ト、17:ベルト、18:コロ、19:カム、20:駆動モータ、2
1:レバー、23,24:リンク、26:押さえ部材。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】紙葉を収納する収納庫と、該収納庫との間
    で紙葉の収納・繰出しを行う紙葉収納繰出し機構と、前
    記収納庫と紙葉収納繰出し機構との間に配置され、第2
    の紙葉収納空間を構成するセパレータとを有する紙葉収
    納装置において、前記セパレータを、前記第2の紙葉収
    納空間における紙葉収納繰出し動作に対応する上下動手
    段の水平軸に回動自在に軸支するとともに、前記上下動
    手段の下方に、前記水平軸が更に降下した際に前記セパ
    レータの一部が当接するカムを設けて、前記セパレータ
    の、前記第2の紙葉収納空間における紙葉収納繰出し動
    作、並びに、該紙葉収納繰出し動作位置からの退避動作
    を、前記上下動手段により行うことを特徴とする紙葉一
    時収納機構。
  2. 【請求項2】前記各手段に加えて、前記第2の紙葉収納
    空間における紙葉押さえ手段を、固定の第2の水平軸に
    回動自在に軸設するとともに、前記上下動手段の下方
    で、該上下動手段の水平軸が更に降下した際に前記紙葉
    押さえ手段に連動するレバーの一部が当接する如く構成
    したことを特徴とする、特許請求の範囲第1項記載の紙
    葉一時収納機構。
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WO1995032486A1 (fr) * 1994-05-20 1995-11-30 Fujitsu Limited Dispositif de manipulation de feuilles de papier et dispositif de gestion de feuilles de papier
JP2007252744A (ja) * 2006-03-24 2007-10-04 Nohmi Bosai Ltd スプリンクラヘッドの取付具

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