JP2799618B2 - カートリッジ入りディスク駆動装置 - Google Patents
カートリッジ入りディスク駆動装置Info
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- JP2799618B2 JP2799618B2 JP2027853A JP2785390A JP2799618B2 JP 2799618 B2 JP2799618 B2 JP 2799618B2 JP 2027853 A JP2027853 A JP 2027853A JP 2785390 A JP2785390 A JP 2785390A JP 2799618 B2 JP2799618 B2 JP 2799618B2
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- JP
- Japan
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- cartridge
- frame
- receiving frame
- slide frame
- pin
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- Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、光ディスクや光磁気ディスク等カートリッ
ジ入りディスクの駆動装置に関する。
ジ入りディスクの駆動装置に関する。
上述のようなカートリッジ入りディスクの駆動装置と
して、カートリッジのシャッタ開放とカートリッジの排
出とを行う作動部材を取り付けて作動部材の作動ピンの
案内溝を有し、挿入されたカートリッジをその中のディ
スクが駆動軸と係合し得る位置に受け入れるカートリッ
ジ受入枠と、該受入枠をカートリッジが出し入れできる
上昇位置とディスクが駆動軸と係合する下降位置とに上
下させるカム部を有して、ばね力により移動した位置で
はカム部により前記受入枠を下降位置に支持するスライ
ド枠と、ばね力に抗して移動させられたスライド枠の戻
るのを係止する位置に回動しようとするばね付勢を有
し、前記受入枠に挿入されたカートリッジの先端辺で押
されて前記ばね付勢に抗する回動を行いスライド枠を係
止する位置から外される上昇位置ロック部材とを備えた
カートリッジ入りディスク駆動装置は知られている。こ
の駆動装置におけるカートリッジの着脱動作は以下の通
りである。
して、カートリッジのシャッタ開放とカートリッジの排
出とを行う作動部材を取り付けて作動部材の作動ピンの
案内溝を有し、挿入されたカートリッジをその中のディ
スクが駆動軸と係合し得る位置に受け入れるカートリッ
ジ受入枠と、該受入枠をカートリッジが出し入れできる
上昇位置とディスクが駆動軸と係合する下降位置とに上
下させるカム部を有して、ばね力により移動した位置で
はカム部により前記受入枠を下降位置に支持するスライ
ド枠と、ばね力に抗して移動させられたスライド枠の戻
るのを係止する位置に回動しようとするばね付勢を有
し、前記受入枠に挿入されたカートリッジの先端辺で押
されて前記ばね付勢に抗する回動を行いスライド枠を係
止する位置から外される上昇位置ロック部材とを備えた
カートリッジ入りディスク駆動装置は知られている。こ
の駆動装置におけるカートリッジの着脱動作は以下の通
りである。
ばね力に抗して移動させられたスライド枠が上昇位置
ロック部材で係止されていて、そのためスライド枠のカ
ム部によりカートリッジ受入枠が上昇位置にある状態
で、装置枠のカートリッジ挿入口からカートリッジ受入
枠内にカートリッジの挿入が行われる。そして、カート
リッジを挿入すると、その先端辺が作動部材の作動ピン
を押してカートリッジ受入枠の案内溝に従いばね力に抗
しカートリッジ挿入方向とシャッタスライド方向の合方
向の斜めに移動させ、その作動ピンがカートリッジの先
端辺より先に出ているシャッタの突出縁部の一側端を押
してシャッタの開放を行い最後にカートリッジ先端辺の
溝と係合するようになる。この係合によって作動部材の
作動ピンのばね力による原位置への移動は阻止される。
ロック部材で係止されていて、そのためスライド枠のカ
ム部によりカートリッジ受入枠が上昇位置にある状態
で、装置枠のカートリッジ挿入口からカートリッジ受入
枠内にカートリッジの挿入が行われる。そして、カート
リッジを挿入すると、その先端辺が作動部材の作動ピン
を押してカートリッジ受入枠の案内溝に従いばね力に抗
しカートリッジ挿入方向とシャッタスライド方向の合方
向の斜めに移動させ、その作動ピンがカートリッジの先
端辺より先に出ているシャッタの突出縁部の一側端を押
してシャッタの開放を行い最後にカートリッジ先端辺の
溝と係合するようになる。この係合によって作動部材の
作動ピンのばね力による原位置への移動は阻止される。
また、カートリッジの挿入の最終段階で、先端辺が上
昇位置ロック部材を押してばね付勢に抗しスライド枠係
止位置から外すように回動させる。それによってスライ
ド枠がばね力により移動して、カム部によりカートリッ
ジ受入枠を下降位置にもたらす。それによりカートリッ
ジのディスクが駆動軸と係合する。この係合によっても
作動部材の作動ピンのばね力による原位置への復帰移動
は阻止される。ここまでがカートリッジの装着動作であ
る。
昇位置ロック部材を押してばね付勢に抗しスライド枠係
止位置から外すように回動させる。それによってスライ
ド枠がばね力により移動して、カム部によりカートリッ
ジ受入枠を下降位置にもたらす。それによりカートリッ
ジのディスクが駆動軸と係合する。この係合によっても
作動部材の作動ピンのばね力による原位置への復帰移動
は阻止される。ここまでがカートリッジの装着動作であ
る。
装着したカートリッジを取り出すのは、スライド枠を
ばね力に抗し押して移動させる。それによりカム部がカ
ートリッジ受入枠を上昇させる。スライド枠の被係止段
部がばね力に抗する移動の最終段階で上昇位置ロック部
材に係止される位置に来る。そこでばね付勢により上昇
位置ロック部材が回動してスライド枠の被係止段部に係
合し、スライド枠がばね力により戻ろうとするのを阻止
する。それによってカートリッジ受入枠が上昇位置に保
持され、ディスクが駆動軸から外れる。
ばね力に抗し押して移動させる。それによりカム部がカ
ートリッジ受入枠を上昇させる。スライド枠の被係止段
部がばね力に抗する移動の最終段階で上昇位置ロック部
材に係止される位置に来る。そこでばね付勢により上昇
位置ロック部材が回動してスライド枠の被係止段部に係
合し、スライド枠がばね力により戻ろうとするのを阻止
する。それによってカートリッジ受入枠が上昇位置に保
持され、ディスクが駆動軸から外れる。
また、上昇位置ロック部材がばね付勢で上述の回動を
する際にカートリッジの先端辺をカートリッジ挿入口方
向に押す。それによるカートリッジの移動で作動部材の
作動ピンがカートリッジ先端辺の溝から外れるようにな
る。ディスクが駆動軸から外れ、作動部材の作動ピンが
カートリッジ先端辺の溝から外れることで、ばね力によ
り作動部材の作動ピンが案内溝に従って原位置に戻るよ
うになり、その際カートリッジ先端辺を押して、カート
リッジを大半が装置枠のカートリッジ挿入口外に出るよ
うに押し出す。あとはカートリッジを挿入口から抜き取
ればよい。このようにカートリッジの取り出し動作も簡
単である。
する際にカートリッジの先端辺をカートリッジ挿入口方
向に押す。それによるカートリッジの移動で作動部材の
作動ピンがカートリッジ先端辺の溝から外れるようにな
る。ディスクが駆動軸から外れ、作動部材の作動ピンが
カートリッジ先端辺の溝から外れることで、ばね力によ
り作動部材の作動ピンが案内溝に従って原位置に戻るよ
うになり、その際カートリッジ先端辺を押して、カート
リッジを大半が装置枠のカートリッジ挿入口外に出るよ
うに押し出す。あとはカートリッジを挿入口から抜き取
ればよい。このようにカートリッジの取り出し動作も簡
単である。
従来のこのような駆動装置において、例えば、カート
リッジの挿入を急速に行ったりしたような場合に、作動
部材の作動ピンやあるいはさらに上昇位置ロック部材が
カートリッジの先端辺で押されずにシャッタの突出縁部
前面で押されて、そのためにシャッタの開放が行われな
いままスライド枠のばね力による移動が行われ、それに
よってカートリッジ受入枠が下降しようとしても、シャ
ッタが駆動軸に当たるから途中で止められて駆動軸やシ
ャッタに大きな力が掛かり、その状態ではカートリッジ
をカートリッジ受入枠から抜き取ることもできないと言
うことがたまに起こった。
リッジの挿入を急速に行ったりしたような場合に、作動
部材の作動ピンやあるいはさらに上昇位置ロック部材が
カートリッジの先端辺で押されずにシャッタの突出縁部
前面で押されて、そのためにシャッタの開放が行われな
いままスライド枠のばね力による移動が行われ、それに
よってカートリッジ受入枠が下降しようとしても、シャ
ッタが駆動軸に当たるから途中で止められて駆動軸やシ
ャッタに大きな力が掛かり、その状態ではカートリッジ
をカートリッジ受入枠から抜き取ることもできないと言
うことがたまに起こった。
そこで、上述の問題の発生を防ぐようにした駆動装置
として、カートリッジ受入枠の作動ピン案内溝を、作動
ピンがシャッタの突出縁部前面で押されたときにはシャ
ッタの突出縁部前面が上昇位置ロック部材を押すような
位置に達する前に作動ピンの移動を止めるように、斜め
溝で終わるものにした駆動装置も知られている。これに
よれば、作動ピンがシャッタの突出縁部前面で押される
ようなことが起こっても、シャッタの突出縁部前面やそ
れよりも後退しているカートリッジ先端辺が上昇位置ロ
ック部材を押すようなことは起こらず、したがってスラ
イド枠は上昇位置ロック部材で係止されたままで、カー
トリッジ受入枠の下降は行われないから、カートリッジ
の押し込みを解放すればカートリッジは作動部材のばね
力による動きで作動ピンに押されてカートリッジ挿入口
外に押し出されるようになる。
として、カートリッジ受入枠の作動ピン案内溝を、作動
ピンがシャッタの突出縁部前面で押されたときにはシャ
ッタの突出縁部前面が上昇位置ロック部材を押すような
位置に達する前に作動ピンの移動を止めるように、斜め
溝で終わるものにした駆動装置も知られている。これに
よれば、作動ピンがシャッタの突出縁部前面で押される
ようなことが起こっても、シャッタの突出縁部前面やそ
れよりも後退しているカートリッジ先端辺が上昇位置ロ
ック部材を押すようなことは起こらず、したがってスラ
イド枠は上昇位置ロック部材で係止されたままで、カー
トリッジ受入枠の下降は行われないから、カートリッジ
の押し込みを解放すればカートリッジは作動部材のばね
力による動きで作動ピンに押されてカートリッジ挿入口
外に押し出されるようになる。
しかし、上述のような駆動装置においては、作動ピン
がシャッタの突出縁部前面で押されてカートリッジ受入
枠の案内溝終端で止められるようなことが起こると、作
動ピンに大きな力が掛かって作動ピンが曲がったり、作
動部材に植設された作動ピンでは作動部材との間に緩み
が生じ易い。それを防ぐために作動ピンの直径を太くす
ると、作動ピンがシャッタの突出縁部前面に乗り上り易
くなり、シャッタの開放が行われないことが起こり易く
なる。
がシャッタの突出縁部前面で押されてカートリッジ受入
枠の案内溝終端で止められるようなことが起こると、作
動ピンに大きな力が掛かって作動ピンが曲がったり、作
動部材に植設された作動ピンでは作動部材との間に緩み
が生じ易い。それを防ぐために作動ピンの直径を太くす
ると、作動ピンがシャッタの突出縁部前面に乗り上り易
くなり、シャッタの開放が行われないことが起こり易く
なる。
本発明は、上述の従来の駆動装置の問題を解消するた
めになされたものであり、作動ピンがシャッタの突出縁
部前面で押されてもカートリッジ受入枠の案内溝で止め
られることがなく、したがって作動ピンの直径を小さい
ものにすることができ、そしてカートリッジ受入枠の下
降がなされてシャッタが駆動軸に当たっても大きな力が
掛からず、したがって駆動軸やシャッタを損傷すること
がないカートリッジ入りディスク駆動装置の提供を目的
とする。
めになされたものであり、作動ピンがシャッタの突出縁
部前面で押されてもカートリッジ受入枠の案内溝で止め
られることがなく、したがって作動ピンの直径を小さい
ものにすることができ、そしてカートリッジ受入枠の下
降がなされてシャッタが駆動軸に当たっても大きな力が
掛からず、したがって駆動軸やシャッタを損傷すること
がないカートリッジ入りディスク駆動装置の提供を目的
とする。
本発明は、カートリッジのシャッタ開放とカートリッ
ジの排出とを行う作動部材を取り付けて作動部材の作動
ピンの案内溝を有し、挿入されたカートリッジをその中
のディスクが駆動軸と係合し得る位置に受け入れるカー
トリッジ受入枠と、該受入枠をカートリッジが出し入れ
できる上昇位置とディスクが駆動軸と係合する下降位置
とに上下させるカム部を有して、ばね力により移動した
位置ではカム部により前記受入枠を下降位置に支持する
スライド枠と、ばね力に抗して移動させられたスライド
枠の戻るのを係止する位置に回動しようとするばね付勢
を有し、前記受入枠に挿入されたカートリッジの先端辺
で押されて前記ばね付勢に抗する回動を行いスライド枠
を係止する位置から外される上昇位置ロック部材とを備
えたカートリッジ入りディスク駆動装置において、前記
受入枠の案内溝の終端部がカートリッジの挿入方向に作
動ピンの移動を妨げないだけ伸びる溝になっていて、ス
ライド枠の前記カム部がカートリッジ挿入口側の下支え
カム部と挿入奥側の上下挟みカム部とからなっているこ
とを特徴とするカートリッジ入りディスク駆動装置にあ
り、この構成によって前記目的を達成する。
ジの排出とを行う作動部材を取り付けて作動部材の作動
ピンの案内溝を有し、挿入されたカートリッジをその中
のディスクが駆動軸と係合し得る位置に受け入れるカー
トリッジ受入枠と、該受入枠をカートリッジが出し入れ
できる上昇位置とディスクが駆動軸と係合する下降位置
とに上下させるカム部を有して、ばね力により移動した
位置ではカム部により前記受入枠を下降位置に支持する
スライド枠と、ばね力に抗して移動させられたスライド
枠の戻るのを係止する位置に回動しようとするばね付勢
を有し、前記受入枠に挿入されたカートリッジの先端辺
で押されて前記ばね付勢に抗する回動を行いスライド枠
を係止する位置から外される上昇位置ロック部材とを備
えたカートリッジ入りディスク駆動装置において、前記
受入枠の案内溝の終端部がカートリッジの挿入方向に作
動ピンの移動を妨げないだけ伸びる溝になっていて、ス
ライド枠の前記カム部がカートリッジ挿入口側の下支え
カム部と挿入奥側の上下挟みカム部とからなっているこ
とを特徴とするカートリッジ入りディスク駆動装置にあ
り、この構成によって前記目的を達成する。
すなわち、本発明の駆動装置においては、カートリッ
ジ受入枠の作動ピン案内溝の終端部がカートリッジ挿入
方向に作動ピンの移動を妨げないだけ伸びる溝になって
いるから、作動ピンがシャッタの突出縁部前面で押され
るようなことが起こった場合も作動ピンに大きな力が掛
かることはなく、そしてカートリッジで押されて上昇位
置ロック部材が回動し、それによりスライド枠のばね力
による移動が行われ、それに伴ってカートリッジ受入枠
の下降が行われてシャッタが駆動軸に当たるようになっ
ても、カートリッジ挿入口側が下支えカム部で挿入奥側
に上下挟みカム部であるから、カートリッジ受入枠がカ
ートリッジ挿入口側を跳ね上げた形で傾くことができ
て、駆動軸やシャッタに大きな力の掛かることは無くな
る。
ジ受入枠の作動ピン案内溝の終端部がカートリッジ挿入
方向に作動ピンの移動を妨げないだけ伸びる溝になって
いるから、作動ピンがシャッタの突出縁部前面で押され
るようなことが起こった場合も作動ピンに大きな力が掛
かることはなく、そしてカートリッジで押されて上昇位
置ロック部材が回動し、それによりスライド枠のばね力
による移動が行われ、それに伴ってカートリッジ受入枠
の下降が行われてシャッタが駆動軸に当たるようになっ
ても、カートリッジ挿入口側が下支えカム部で挿入奥側
に上下挟みカム部であるから、カートリッジ受入枠がカ
ートリッジ挿入口側を跳ね上げた形で傾くことができ
て、駆動軸やシャッタに大きな力の掛かることは無くな
る。
以下、本発明を図示例によって説明する。
第1図と第2図は本発明駆動装置に用いられるカート
リッジ入りディスクの1例を示すシャッタが閉じた状態
の平面図とシャッタを開いた状態の平面図、第3図と第
4図は本発明駆動装置の1例を示す部分平面図と部分側
面図である。
リッジ入りディスクの1例を示すシャッタが閉じた状態
の平面図とシャッタを開いた状態の平面図、第3図と第
4図は本発明駆動装置の1例を示す部分平面図と部分側
面図である。
第1,2図において、1はカートリッジ、1aはカートリ
ッジ1の先端辺、1bは先端辺1aに設けたカートリッジ1
の挿入ロックのための溝、2は第1図の閉状態を取るよ
うにばね付勢されていて、第2図に示した開状態に摺動
し得るようにカートリッジ1に取り付けられたシャッ
タ、3はカートリッジ1に収容された光ディスクや光磁
気ディスク等のディスクである。
ッジ1の先端辺、1bは先端辺1aに設けたカートリッジ1
の挿入ロックのための溝、2は第1図の閉状態を取るよ
うにばね付勢されていて、第2図に示した開状態に摺動
し得るようにカートリッジ1に取り付けられたシャッ
タ、3はカートリッジ1に収容された光ディスクや光磁
気ディスク等のディスクである。
第3,4図において、4は装置枠、4aは第1,2図のカート
リッジ1を矢印上向きに矢印方向に挿入するための挿入
口、5は装置枠4と一体的な固定枠、6はカートリッジ
1をディスク3が固定枠5に取り付けたモータ7によっ
て回転される駆動軸7aと係合し得る位置に受け入れるカ
ートリッジ受入枠、8はカートリッジ受入枠6に植設し
た頭付きピン9によって摺動と回動可能にカートリッジ
受入枠6に取り付けられた作動部材で、その先端部に植
設した作動ピン8aがカートリッジ受入枠6に設けた案内
溝6aに摺動可能に係合すると共に、ばね10により作動ピ
ン8aが案内溝6aの挿入口側原位置(第3図の位置)に来
るように引っ張られている。11はスライド枠で、それに
設けた直線溝11a1〜11a3と固定枠5に植設したガイドピ
ン5a1〜5a3の係合によって直線溝11a1,11a2の長さの範
囲で左右方向に可動であり、固定枠5との間に掛けたば
ね12によって左方に付勢されていて、固定枠5に設けた
上下方向案内溝5bに係合しているカートリッジ受入枠6
をカートリッジ1の出し入れができる図示の上昇位置
と、ディスク3が駆動軸7aに係合する下降位置とに上下
動させるカム部11b,11cを有する。13はロックピン13aと
解除ピン13bを有し、固定枠5に植設した軸ピン14によ
って回動自在に支持され、固定枠5との間に掛けたばね
15によって第3図の反時計方向に回動付勢されている上
昇位置ロック部材である。なお、スライド枠11のカム部
11b,11cや固定枠5の上下方向案内溝5bはカートリッジ
受入枠6の幅の両側に対称的に設けられている。
リッジ1を矢印上向きに矢印方向に挿入するための挿入
口、5は装置枠4と一体的な固定枠、6はカートリッジ
1をディスク3が固定枠5に取り付けたモータ7によっ
て回転される駆動軸7aと係合し得る位置に受け入れるカ
ートリッジ受入枠、8はカートリッジ受入枠6に植設し
た頭付きピン9によって摺動と回動可能にカートリッジ
受入枠6に取り付けられた作動部材で、その先端部に植
設した作動ピン8aがカートリッジ受入枠6に設けた案内
溝6aに摺動可能に係合すると共に、ばね10により作動ピ
ン8aが案内溝6aの挿入口側原位置(第3図の位置)に来
るように引っ張られている。11はスライド枠で、それに
設けた直線溝11a1〜11a3と固定枠5に植設したガイドピ
ン5a1〜5a3の係合によって直線溝11a1,11a2の長さの範
囲で左右方向に可動であり、固定枠5との間に掛けたば
ね12によって左方に付勢されていて、固定枠5に設けた
上下方向案内溝5bに係合しているカートリッジ受入枠6
をカートリッジ1の出し入れができる図示の上昇位置
と、ディスク3が駆動軸7aに係合する下降位置とに上下
動させるカム部11b,11cを有する。13はロックピン13aと
解除ピン13bを有し、固定枠5に植設した軸ピン14によ
って回動自在に支持され、固定枠5との間に掛けたばね
15によって第3図の反時計方向に回動付勢されている上
昇位置ロック部材である。なお、スライド枠11のカム部
11b,11cや固定枠5の上下方向案内溝5bはカートリッジ
受入枠6の幅の両側に対称的に設けられている。
上昇位置ロック部材13のロックピン13aがスライド枠1
1の被係止段部11dに係合している第3,4図に示した状態
は、スライド枠11がばね12の付勢に抗して右方に移動し
た状態を上昇位置ロック部材13によって係止され、スラ
イド枠11のカム部11b,11cがカートリッジ受入枠6を挿
入口4aと同レベルのカートリッジ1の出し入れができる
上昇位置に支持している状態である。この状態でカート
リッジ1を挿入口4aからカートリッジ受入枠6内に押し
込むと、カートリッジ1の先端辺1aが作動部材8の作動
ピン8aをばね10の付勢に抗して押して第3図で案内溝6a
に従い右上方へと進める。それにより作動ピン8aは、第
1図でカートリッジ1の先端辺1aより上方に出ているシ
ャッタ2の突出縁部の右端を左方へと押して、シャッタ
2を第2図に示したように開放し、先端辺1aの溝1b内に
落ち込むようになる。さらにカートリッジ1を押し込む
と、先端辺1aが上昇位置ロック部材13の解除ピン13bを
押して、上昇位置ロック部材13をばね15の回動付勢に抗
して第3図の時計方向に回動させ、それによってロック
ピン13aがスライド枠11の被係止段部11dから外れるよう
になる。これによりスライド枠11はばね12の付勢により
左方に直線溝11a1〜11a3の右端がガイドピン5a1〜5a3に
当接するようになるまで移動する。それによってカム部
11b,11cがカートリッジ受入枠6をカートリッジ1のデ
ィスク3が駆動軸7aと係合する位置に下降させる。そこ
で駆動軸7aによるディスク3を駆動することができる。
1の被係止段部11dに係合している第3,4図に示した状態
は、スライド枠11がばね12の付勢に抗して右方に移動し
た状態を上昇位置ロック部材13によって係止され、スラ
イド枠11のカム部11b,11cがカートリッジ受入枠6を挿
入口4aと同レベルのカートリッジ1の出し入れができる
上昇位置に支持している状態である。この状態でカート
リッジ1を挿入口4aからカートリッジ受入枠6内に押し
込むと、カートリッジ1の先端辺1aが作動部材8の作動
ピン8aをばね10の付勢に抗して押して第3図で案内溝6a
に従い右上方へと進める。それにより作動ピン8aは、第
1図でカートリッジ1の先端辺1aより上方に出ているシ
ャッタ2の突出縁部の右端を左方へと押して、シャッタ
2を第2図に示したように開放し、先端辺1aの溝1b内に
落ち込むようになる。さらにカートリッジ1を押し込む
と、先端辺1aが上昇位置ロック部材13の解除ピン13bを
押して、上昇位置ロック部材13をばね15の回動付勢に抗
して第3図の時計方向に回動させ、それによってロック
ピン13aがスライド枠11の被係止段部11dから外れるよう
になる。これによりスライド枠11はばね12の付勢により
左方に直線溝11a1〜11a3の右端がガイドピン5a1〜5a3に
当接するようになるまで移動する。それによってカム部
11b,11cがカートリッジ受入枠6をカートリッジ1のデ
ィスク3が駆動軸7aと係合する位置に下降させる。そこ
で駆動軸7aによるディスク3を駆動することができる。
上述のばね12の付勢によるスライド枠11の移動はマイ
クロスイッチ等のセンサ16で検出され、またディスク3
が駆動軸7aと係合するカートリッジ受入枠6の下降はマ
イクロスイッチ等のセンサ17で検出される。なお、図示
例ではセンサ17は挿入されているカートリッジ1を検出
する位置に設けている。
クロスイッチ等のセンサ16で検出され、またディスク3
が駆動軸7aと係合するカートリッジ受入枠6の下降はマ
イクロスイッチ等のセンサ17で検出される。なお、図示
例ではセンサ17は挿入されているカートリッジ1を検出
する位置に設けている。
以上のように駆動装置に装着されたカートリッジ1を
駆動装置から取り出すには、復元用のモータ18を回転さ
せることによって図示を省略した歯車列を介し作動歯車
19を1回転させ、作動歯車19に植設した押しピン19aに
よってスライド枠11の被押部11eを押すか、装置枠4の
前面板に挿入口4aと共に設けた押し棒用孔4bから押し棒
を差し込んでスライド枠11の前端折曲部11fを押すかす
る。なお、20は作動歯車19を1回転させてモータ18を停
止させるための図示を省略したスイッチの作動カムであ
る。
駆動装置から取り出すには、復元用のモータ18を回転さ
せることによって図示を省略した歯車列を介し作動歯車
19を1回転させ、作動歯車19に植設した押しピン19aに
よってスライド枠11の被押部11eを押すか、装置枠4の
前面板に挿入口4aと共に設けた押し棒用孔4bから押し棒
を差し込んでスライド枠11の前端折曲部11fを押すかす
る。なお、20は作動歯車19を1回転させてモータ18を停
止させるための図示を省略したスイッチの作動カムであ
る。
作動歯車19の押しピン19aまたは押し棒で押されてス
ライド枠11がばね12の付勢に抗し右方に移動すると、カ
ム部11b,11cによってカートリッジ受入枠6が上昇し
て、ディスク3が駆動軸7aから外れ、そしてスライド枠
11の被係止段部11dが上昇位置ロック部材13のロックピ
ン13aの位置を超えると、上昇位置ロック部材13がばね1
5の付勢によって第3図の反時計方向に回動してロック
ピン13aが被係止段部11dに係合し得るようになる。その
段階で押しピン19aまたは押し棒による押しが解放され
ると、ばね12の付勢によるスライド枠11の左方への移動
はロックピン13aの被係止段部11dへの係合によって阻止
される。これによってカートリッジ受入枠6は挿入口4a
と同レベルの上昇位置に支持される。また、上昇位置ロ
ック部材13の上述の反時計方向の回動で解除ピン13bが
カートリッジ1の先端辺1aを押して溝1bから作動部材8
の作動ピン8aを脱出させるようにする。
ライド枠11がばね12の付勢に抗し右方に移動すると、カ
ム部11b,11cによってカートリッジ受入枠6が上昇し
て、ディスク3が駆動軸7aから外れ、そしてスライド枠
11の被係止段部11dが上昇位置ロック部材13のロックピ
ン13aの位置を超えると、上昇位置ロック部材13がばね1
5の付勢によって第3図の反時計方向に回動してロック
ピン13aが被係止段部11dに係合し得るようになる。その
段階で押しピン19aまたは押し棒による押しが解放され
ると、ばね12の付勢によるスライド枠11の左方への移動
はロックピン13aの被係止段部11dへの係合によって阻止
される。これによってカートリッジ受入枠6は挿入口4a
と同レベルの上昇位置に支持される。また、上昇位置ロ
ック部材13の上述の反時計方向の回動で解除ピン13bが
カートリッジ1の先端辺1aを押して溝1bから作動部材8
の作動ピン8aを脱出させるようにする。
しかし、解除ピン13bがカートリッジ1を押す力は、
ばね15の付勢力によるもので、溝1bから作動ピン8aを脱
出させるには不十分の場合がある。そこで図示例の駆動
装置では、上昇位置ロック部材13にスライド枠11のカム
部11cを形成している立上げ部の右端辺11gで押されるよ
うになる突出部13cを設け、スライド枠11が上昇位置ロ
ック部材13の反時計方向回動が行われるようになるまで
右方に押されると、スライド枠11の立上げ部右端辺11g
が上昇位置ロック部材13の突出部13cを押して、それに
より上昇位置ロック部材13を強制的に反時計方向に回動
させ、その回動力と前述のばね15による回動力とで解除
ピン13bがカートリッジ1の先端辺1aを押すようにして
いる。これによって、確実に先端辺1aの溝1bから作動部
材8の作動ピン8aを脱出させることができる。
ばね15の付勢力によるもので、溝1bから作動ピン8aを脱
出させるには不十分の場合がある。そこで図示例の駆動
装置では、上昇位置ロック部材13にスライド枠11のカム
部11cを形成している立上げ部の右端辺11gで押されるよ
うになる突出部13cを設け、スライド枠11が上昇位置ロ
ック部材13の反時計方向回動が行われるようになるまで
右方に押されると、スライド枠11の立上げ部右端辺11g
が上昇位置ロック部材13の突出部13cを押して、それに
より上昇位置ロック部材13を強制的に反時計方向に回動
させ、その回動力と前述のばね15による回動力とで解除
ピン13bがカートリッジ1の先端辺1aを押すようにして
いる。これによって、確実に先端辺1aの溝1bから作動部
材8の作動ピン8aを脱出させることができる。
溝1bから脱出した作動ピン8aは、ばね10の付勢によっ
て容易に第3図に示した原位置に戻り、その際カートリ
ッジ1の先端辺1aを押して、カートリッジ1を大半が挿
入口4aの外に出る状態に排出する。したがって、あとは
簡単にカートリッジ1を挿入口4aから抜き取ることがで
きる。
て容易に第3図に示した原位置に戻り、その際カートリ
ッジ1の先端辺1aを押して、カートリッジ1を大半が挿
入口4aの外に出る状態に排出する。したがって、あとは
簡単にカートリッジ1を挿入口4aから抜き取ることがで
きる。
また、この駆動装置においても、何等かの原因によ
り、カートリッジ1をカートリッジ受入枠6に挿入した
ときに作動部材8の作動ピン8aが、シャッタ2の突出縁
部前面に乗り上がった状態になってカートリッジ1の先
端辺1aで押されずに、シャッタ2の突出縁部前面で押さ
れるようになり、そのためにシャッタ2の開放が行われ
ないことが起こり得る。その場合、カートリッジ1をデ
ィスク3が駆動軸7aに係合し得る位置まで挿入すると、
作動ピン8aはカートリッジ先端辺1aの溝1bの底からシャ
ッタ2の突出縁部前面までの距離だけシャッタ2の開放
が行われた場合よりも余計に挿入方向に押される。これ
を考慮して、カートリッジ受入枠6の案内溝6aをシャッ
タ2の開放のための斜め溝部分の先にさらに挿入方向溝
部分が接続した形にしている。したがって、シャッタ2
の開放が行われなかった場合も作動ピン8aが案内溝6aで
止められて大きな力を受けることは防止される。
り、カートリッジ1をカートリッジ受入枠6に挿入した
ときに作動部材8の作動ピン8aが、シャッタ2の突出縁
部前面に乗り上がった状態になってカートリッジ1の先
端辺1aで押されずに、シャッタ2の突出縁部前面で押さ
れるようになり、そのためにシャッタ2の開放が行われ
ないことが起こり得る。その場合、カートリッジ1をデ
ィスク3が駆動軸7aに係合し得る位置まで挿入すると、
作動ピン8aはカートリッジ先端辺1aの溝1bの底からシャ
ッタ2の突出縁部前面までの距離だけシャッタ2の開放
が行われた場合よりも余計に挿入方向に押される。これ
を考慮して、カートリッジ受入枠6の案内溝6aをシャッ
タ2の開放のための斜め溝部分の先にさらに挿入方向溝
部分が接続した形にしている。したがって、シャッタ2
の開放が行われなかった場合も作動ピン8aが案内溝6aで
止められて大きな力を受けることは防止される。
そして、シャッタ2の突出縁部前面、またはシャッタ
2が半開放のような場合にはカートリッジ1の先端辺1a
で上昇位置ロック部材13の解除ピン13bが押されて、ば
ね15の付勢に抗し上昇位置ロック部材13が回動し、ロッ
クピン13aがスライド枠11の被係止段部11dから外れて、
スライド枠11のばね12による移動が行われると、カム部
11b,11cによってカートリッジ受入枠6の下降が行われ
シャッタ2が駆動軸7aに当たるようになる。これを考慮
して、カム部11bを下支えカム部とし、カム部11cを上下
挾みカム部としている。これによって、カートリッジ受
入枠6が挿入口側を跳ね上げた形で傾くことができ、そ
のために駆動軸7aやシャッタ2に大きな力の掛かること
が防止される。
2が半開放のような場合にはカートリッジ1の先端辺1a
で上昇位置ロック部材13の解除ピン13bが押されて、ば
ね15の付勢に抗し上昇位置ロック部材13が回動し、ロッ
クピン13aがスライド枠11の被係止段部11dから外れて、
スライド枠11のばね12による移動が行われると、カム部
11b,11cによってカートリッジ受入枠6の下降が行われ
シャッタ2が駆動軸7aに当たるようになる。これを考慮
して、カム部11bを下支えカム部とし、カム部11cを上下
挾みカム部としている。これによって、カートリッジ受
入枠6が挿入口側を跳ね上げた形で傾くことができ、そ
のために駆動軸7aやシャッタ2に大きな力の掛かること
が防止される。
さらに、カートリッジ受入枠6が傾いたことはセンサ
16がスライド枠11のばね12による移動を検出し、しかも
センサ17がカートリッジ受入枠6の下降を検出しないこ
とによって知られるから、その情報によってモータ18を
回転させ、スライド枠11をばね12の付勢に抗し移動させ
て上昇位置ロック部材13で係止されるようにしている。
それによってカートリッジ受入枠6は上昇位置にもたら
され、カートリッジ1は作動部材8によって挿入口4aか
ら大半が出るように排出される。
16がスライド枠11のばね12による移動を検出し、しかも
センサ17がカートリッジ受入枠6の下降を検出しないこ
とによって知られるから、その情報によってモータ18を
回転させ、スライド枠11をばね12の付勢に抗し移動させ
て上昇位置ロック部材13で係止されるようにしている。
それによってカートリッジ受入枠6は上昇位置にもたら
され、カートリッジ1は作動部材8によって挿入口4aか
ら大半が出るように排出される。
本発明の駆動装置は、上述の例に限らず、センサ16,1
7を設けていないものでも、ばね付勢によって移動した
スライド枠11の一部が装置4枠外に突出して、その突出
部を押すことでスライド枠をばね付勢に抗して移動させ
るものでも、上昇位置ロック部材13のばね15による付勢
力だけでカートリッジ1を押して作動ピン8aをカートリ
ッジ1の先端辺1aの溝1bから脱出させるようなものでも
よい。
7を設けていないものでも、ばね付勢によって移動した
スライド枠11の一部が装置4枠外に突出して、その突出
部を押すことでスライド枠をばね付勢に抗して移動させ
るものでも、上昇位置ロック部材13のばね15による付勢
力だけでカートリッジ1を押して作動ピン8aをカートリ
ッジ1の先端辺1aの溝1bから脱出させるようなものでも
よい。
また、図示例の駆動装置は、カートリッジ受入枠6に
バイアスマグネット12を取り付けた光磁気ディスク用の
駆動装置であるが、本発明はこれに限らず、光ディスク
用や磁気ディスク用の駆動装置にも適用し得る。
バイアスマグネット12を取り付けた光磁気ディスク用の
駆動装置であるが、本発明はこれに限らず、光ディスク
用や磁気ディスク用の駆動装置にも適用し得る。
カートリッジ受入枠6へのバイアスマグネット21の取
り付けは、カートリッジ受入枠6の立上げ折曲部6bに揺
動可能に軸支された支持部材23の支持腕23aにバイアス
マグネット21のコア22が揺動可能に軸支されていて、コ
ア22にはカートリッジ受入枠6の上面に当接することで
バイアスマグネット21をカートリッジ受入枠6の上面と
平行で、且つ上面よりも奥に入り込んだ位置に支持する
位置決めピン22a1,22a2および22bが設けられており、そ
して支持部材23にはばね26によりコア22側を下げる方向
の回動の付勢を与え、コア22は支持部材23との間に掛け
たばね24で位置決めピン22b側を下げ、したがって位置
決めピン22a1,22a2が上がって支持部材23の支持腕23aの
下面に接触するようになる回動の付勢を与えた構成によ
って行われている。これによりバイアスマグネット21
は、支持部材23がそのばね26の付勢によって回動した状
態ではコア22の位置決めピン22bを先にカートリッジ受
入枠6の上面に当接させ、さらにコア22のばね24の付勢
に抗して位置決めピン22a1,22a2をカートリッジ受入枠
6の上面に当接させるから、カートリッジ受入枠6の上
面と平行で、且つ上面よりも奥に入り込んだ位置に支持
される。この状態はディスクを駆動すべくカートリッジ
受入枠6を下降したときに実現される。これによりディ
スク3に対するバイアスマグネット21の作用が効果的に
なる。この状態がカートリッジ1の出し入れを行うカー
トリッジ受入枠6の上昇しているときに実現されると、
カートリッジ1がバイアスマグネット21に接触して損傷
させるようなことが起こり得るから、支持部材23の支持
腕23aとは反対側に被動腕を伸ばして、そこに被動ピン2
3bを植設し、一方、固定枠5と一対的にL字型の作動腕
25を設けて、カートリッジ受入枠6が上昇位置にあると
きには、支持部材23の被動ピン23bが作動腕25に押えら
れて、支持部材23がそのばねの付勢に抗してコア22を上
昇させる方向に回動するようにしている。これによっ
て、カートリッジ1を着脱する際にカートリッジ1がバ
イアスマグネット21と接触することが防止される。
り付けは、カートリッジ受入枠6の立上げ折曲部6bに揺
動可能に軸支された支持部材23の支持腕23aにバイアス
マグネット21のコア22が揺動可能に軸支されていて、コ
ア22にはカートリッジ受入枠6の上面に当接することで
バイアスマグネット21をカートリッジ受入枠6の上面と
平行で、且つ上面よりも奥に入り込んだ位置に支持する
位置決めピン22a1,22a2および22bが設けられており、そ
して支持部材23にはばね26によりコア22側を下げる方向
の回動の付勢を与え、コア22は支持部材23との間に掛け
たばね24で位置決めピン22b側を下げ、したがって位置
決めピン22a1,22a2が上がって支持部材23の支持腕23aの
下面に接触するようになる回動の付勢を与えた構成によ
って行われている。これによりバイアスマグネット21
は、支持部材23がそのばね26の付勢によって回動した状
態ではコア22の位置決めピン22bを先にカートリッジ受
入枠6の上面に当接させ、さらにコア22のばね24の付勢
に抗して位置決めピン22a1,22a2をカートリッジ受入枠
6の上面に当接させるから、カートリッジ受入枠6の上
面と平行で、且つ上面よりも奥に入り込んだ位置に支持
される。この状態はディスクを駆動すべくカートリッジ
受入枠6を下降したときに実現される。これによりディ
スク3に対するバイアスマグネット21の作用が効果的に
なる。この状態がカートリッジ1の出し入れを行うカー
トリッジ受入枠6の上昇しているときに実現されると、
カートリッジ1がバイアスマグネット21に接触して損傷
させるようなことが起こり得るから、支持部材23の支持
腕23aとは反対側に被動腕を伸ばして、そこに被動ピン2
3bを植設し、一方、固定枠5と一対的にL字型の作動腕
25を設けて、カートリッジ受入枠6が上昇位置にあると
きには、支持部材23の被動ピン23bが作動腕25に押えら
れて、支持部材23がそのばねの付勢に抗してコア22を上
昇させる方向に回動するようにしている。これによっ
て、カートリッジ1を着脱する際にカートリッジ1がバ
イアスマグネット21と接触することが防止される。
本発明のカートリッジ入りディスク駆動装置において
は、シャッタの開放やカートリッジの排出を行う作動ピ
ンがカートリッジをカートリッジ受入枠に挿入する際に
シャッタの突出縁部前面で押されてもカートリッジ受入
枠の案内溝で止められることがなく、したがって作動ピ
ンを直径の小さいものにすることができ、そしてカート
リッジ受入枠を上,下動させるスライド枠のカム部を下
支えカム部を上下挟みカム部にしているから、カートリ
ッジ受入枠の下降がなされてシャッタが駆動軸に当たっ
ても大きな力が掛かることがないと言う優れた効果が得
られる。
は、シャッタの開放やカートリッジの排出を行う作動ピ
ンがカートリッジをカートリッジ受入枠に挿入する際に
シャッタの突出縁部前面で押されてもカートリッジ受入
枠の案内溝で止められることがなく、したがって作動ピ
ンを直径の小さいものにすることができ、そしてカート
リッジ受入枠を上,下動させるスライド枠のカム部を下
支えカム部を上下挟みカム部にしているから、カートリ
ッジ受入枠の下降がなされてシャッタが駆動軸に当たっ
ても大きな力が掛かることがないと言う優れた効果が得
られる。
第1図と第2図は本発明駆動装置に用いられるカートリ
ッジ入りディスクのシャッタが閉じた状態の平面図とシ
ャッタを開いた状態の平面図、第3図と第4図は本発明
駆動装置の1例を示す部分平面図と部分側面図である。 1……カートリッジ、1a……先端辺 1b……溝、2……シャッタ 3……ディスク、4……装置枠 4a……挿入口、5……固定枠 5b……上下方向案内溝 6……カートリッジ受入枠 6a……案内溝、7……モータ 7a……駆動軸、8……作動部材 8a……作動ピン、10……ばね 11……スライド枠、11b,11c……カム部 11d……被係止段部、12……ばね 13……上昇位置ロック部材 13a……ロックピン、13b……解除ピン 14……軸ピン、15……ばね 16,17……センサ、18……モータ 19……作動歯車、19a……押しピン
ッジ入りディスクのシャッタが閉じた状態の平面図とシ
ャッタを開いた状態の平面図、第3図と第4図は本発明
駆動装置の1例を示す部分平面図と部分側面図である。 1……カートリッジ、1a……先端辺 1b……溝、2……シャッタ 3……ディスク、4……装置枠 4a……挿入口、5……固定枠 5b……上下方向案内溝 6……カートリッジ受入枠 6a……案内溝、7……モータ 7a……駆動軸、8……作動部材 8a……作動ピン、10……ばね 11……スライド枠、11b,11c……カム部 11d……被係止段部、12……ばね 13……上昇位置ロック部材 13a……ロックピン、13b……解除ピン 14……軸ピン、15……ばね 16,17……センサ、18……モータ 19……作動歯車、19a……押しピン
Claims (3)
- 【請求項1】カートリッジのシャッタ開放とカートリッ
ジの排出とを行う作動部材を取り付けて作動部材の作動
ピンの案内溝を有し、挿入されたカートリッジをその中
のディスクが駆動軸と係合し得る位置に受け入れるカー
トリッジ受入枠と、該受入枠をカートリッジが出し入れ
できる上昇位置とディスクが駆動軸と係合する下降位置
とに上下させるカム部を有して、ばね力により移動した
位置ではカム部により前記受入枠を下降位置に支持する
スライド枠と、ばね力に抗して移動させられたスライド
枠の戻るのを係止する位置に回動しようとするばね付勢
を有し、前記受入枠に挿入されたカートリッジの先端辺
で押されて前記ばね付勢に抗する回動を行いスライド枠
を係止する位置から外される上昇位置ロック部材とを備
えたカートリッジ入りディスク駆動装置において、前記
受入枠の案内溝の終端部がカートリッジの挿入方向に作
動ピンの移動を妨げないだけ伸びる溝になっていて、ス
ライド枠の前記カム部がカートリッジ挿入口側の下支え
カム部と挿入奥側の上下挟みカム部とからなっているこ
とを特徴とするカートリッジ入りディスク駆動装置。 - 【請求項2】前記スライド枠のばね力に抗する移動をモ
ータによって行うことができて、スライド枠のばね力に
よる移動の検出手段と前記受入枠のカートリッジ挿入口
側の下降の検出手段とを備え、前者の検出手段が移動を
検出し、且つ後者の検出手段が下降を検出しないときに
警告がなされる特許請求の範囲第1項記載のカートリッ
ジ入りディスク駆動装置。 - 【請求項3】前記スライド枠の移動の検出手段が移動を
検出し、且つ前記受入枠の下降の検出手段が下降を検出
しない情報に基づいてモータがスライド枠をばね力に抗
して移動させる特許請求の範囲第2項記載のカートリッ
ジ入りディスク駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2027853A JP2799618B2 (ja) | 1990-02-07 | 1990-02-07 | カートリッジ入りディスク駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2027853A JP2799618B2 (ja) | 1990-02-07 | 1990-02-07 | カートリッジ入りディスク駆動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03232150A JPH03232150A (ja) | 1991-10-16 |
JP2799618B2 true JP2799618B2 (ja) | 1998-09-21 |
Family
ID=12232477
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2027853A Expired - Lifetime JP2799618B2 (ja) | 1990-02-07 | 1990-02-07 | カートリッジ入りディスク駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2799618B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06203450A (ja) * | 1993-01-05 | 1994-07-22 | Nec Corp | 光ディスク装置のローディング機構 |
-
1990
- 1990-02-07 JP JP2027853A patent/JP2799618B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03232150A (ja) | 1991-10-16 |
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