JP4412088B2 - ディスクカートリッジのローディング装置 - Google Patents
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Description
[ディスクカートリッジの説明]
このディスクカートリッジ1は、合成樹脂等にて成形された上下シェルによって薄型に組立てられていて、平面形状がほぼ方形状に形成されている。なお、このディスクカートリッジ1の先端1aはほぼ円弧状に形成され、後端1bと左右両側1c、1dはそれぞれほぼ直線状に形成されている。また、底部1eはフラットに形成され、上面の中央部には平面形状がほぼU字状の隆起部1fが形成されている。
そして、このディスクカートリッジ1内にはシャッター開閉用回転体である薄型で、円形の盆形状のローターであるインナーローター2が回転自在に水平状に収納されていて、このインナーローター2内にDVD等の記録及び/又は再生用のディスク3が回転自在及び上下動自在に水平に収納されている。
そして、図10に示すように、インナーローター2が閉位置P1へ矢印a方向に回転復帰されることによって、インナーローター2のローター開口6がディスクカートリッジ1の底部開口5に対して所定角度にずれると共に、2枚のシャッター7、8が底部開口5内に矢印c、d方向から入り込んで突き合わされ、これら2枚のシャッター7、8と底部2aの一部によってディスクカートリッジ1の底部開口5が閉塞されるように構成されている。
そして、インナーローター2の外周2bの一部で、ディスクカートリッジ1の先端開口4内に露出されている部分に、凹形状の被係合部9が形成されていて、後述するローディング装置21のシャッター開閉用アーム38の先端の係合部40が係合されて、この被係合部9がシャッター開閉用アーム38によって矢印a、b方向に回転操作されることによって、インナーローター2が閉位置P1と開位置P2との間で矢印a、b方向に開閉(回転)操作されるように構成されている。
そして、このロックレバー10の操作部10aはディスクカートリッジ1の先端1aの左右両端近傍位置に左右対称状に形成された左右一対の切欠き13、14のうちの一方の切欠き13内で、矢印g、h方向に回転できるように構成されている。
なお、ディスクカートリッジ1の左右両側1c、1dには、左右一対のガイド溝15、16等が形成されている。
[ローディング装置の説明]
このローディング装置21は、ベース22の左右両側に左右一対のガイド板23が垂直状に取り付けられていて、その左右一対のガイド板23の内側に左右一対の昇降駆動板24が垂直状に配置され、その左右一対の昇降駆動板24間にカートリッジホルダー25が水平状に配置されている。なお、カートリッジホルダー25は天板25aと、その天板25aの左右両側端から下方へ折り曲げられた左右両側板25bと、その左右両側板25bの下端から内側へ水平に折り曲げられた左右一対の小幅の底板25cとによって構成されている。
そして、図1(図2)及び図3に示すように、左右一対の昇降駆動板24が図示省略されたダウン用のバネとイジェクトレバーとによって同時に前後方向である矢印i、j方向にスライド駆動されることによって、合計2個のガイドピン29と昇降ガイド溝30によってカートリッジホルダー25の前後方向(矢印i、j方向)の移動を規制して、合計4個のカム従動ピン26と昇降駆動用カム溝27によるカム機構によってカートリッジホルダー25が水平状態を維持しつつ、上昇位置P4と下降位置P5との間で矢印k、m方向に昇降(平行運動)駆動される昇降駆動機構31が構成されている。なお、左右一対の昇降駆動板24を駆動モータを用いて矢印i、j方向スライド駆動することも可能である。
そして、このロック解除用スライダー32の内側縁から下方へ垂直状に折り曲げられた小突片であるロック解除部32aが天板25aに形成された開口部36の下方に突出されている。
そして、このシャッター開閉用アーム38はほぼブーメラン形状に屈曲されていて、長さ方向の中間にはほぼV字状の屈曲部38bが形成されている。また、このシャッター開閉用アーム38は回転位置P9から図4に示す原位置P8まで回転付勢手段である捩りコイルバネ41によって矢印o方向に回転付勢されている。
そして、図1及び図4に示すように、シャッター開閉用アーム38が捩りコイルバネ41によって原位置P8まで矢印o方向に回転復帰されて図示省略したストッパーで停止された状態では、そのシャッター開閉用アーム38が中間部の屈曲部38bによってスピンドルモーター43に対して逃げることができて、省スペース化による小型化が実現されている。
[ローディング装置の動作説明]
まず、ディスクカートリッジ1の使用前の状態では、図10に示すように、インナーローター2の被係合部9が閉位置P1まで矢印a方向に回転されて、ロックレバー10によってインナーローター2がロックされ、底部開口5が2枚のシャッター7、8とインナーローター2の底部2aの一部で閉塞されている。
一方、図1及び図7に示すように、ローディング装置21のカートリッジホルダー25は昇降駆動機構31によって上昇位置P4まで矢印k方向に上昇されている。
すると、ディスクカートリッジ1のロックレバー10が回転支点11を中心に回転付勢用の捩りコイルバネ(図示せず)に抗して矢印h方向に回転されて、インナーローター2の被ロックから外されて、そのインナーローター2のロックが解除される。
そして、ディスクカートリッジ1がそのままカートリッジホルダー25内に矢印r方向に挿入されることによって、そのディスクカートリッジ1によってシャッター開閉用アーム38の先端38aが矢印r方向に押されることによって、そのシャッター開閉用アーム38が回転支点39を中心に捩りコイルバネ41に抗して矢印p方向へ回転駆動される。
すると、シャッター開閉用アーム38の係合部40によってディスクカートリッジ1のインナーローター2の被係合部9が矢印b方向にスムーズに回転駆動されて、インナーローター2が図10に示す閉位置P1から図11に示す開位置P2まで矢印b方向に自動的に、かつ、スムーズに回転駆動され、そのディスクカートリッジ1の底部開口5が自動的に開放される。
また、このディスクカートリッジ1のローディング完了により、図示省略した光学ピックアップ等の記録及び/又は再生手段がディスクカートリッジ1の底部開口5内に挿入又は近接されて、ディスク3の下面に近接される。
そして、スピンドルモーター43によってディスク3が回転駆動され、記録及び/又は再生手段によってディスク3にデータの記録及び/又は再生が行われることになる。
すると、ディスクカートリッジ1が図3及び図8に示す下降位置P5から図2及び図7に示す上昇位置10まで矢印k方向に上昇された後に、カートリッジホルダー25内での
ディスクカートリッジ1のロックが解除され、ディスクカートリッジ1がシャッター開閉用アーム38を開位置P8から閉位置P7まで矢印o方向に回転復帰する捩りコイルバネ35やロック解除スライダー32をスライド位置P7から原位置P6間で矢印n方向にスライド復帰する引張りコイルバネ35のバネ力によって図2及び図5に示す挿入完了位置から図1及び図4に示す挿入位置まで矢印u方向に押し戻される。そして、この間に、シャッター開閉用アーム38の係合部40によってディスクカートリッジ1内のインナーローター2の被係合部9を介して該インナーローター2が図11に示す開位置P2から図10に示す閉位置P1まで矢印a方向に自動的に回転復帰される。
そして、ディスクカートリッジ1の底部開口5が2枚のシャッター7、8等によって自動的に閉塞されるので、この後に、ディスクカートリッジ1をカートリッジホルダー25外へ矢印u方向へ抜き取る際に、使用者が手の指等を底部開口5内に不用意に挿入して、ディスク2の下面である記録面を汚染したり、損傷する危険がない。
例えば、本発明のシャッター開閉用アーム38は屈曲アームに限定されることなく、直線状のアームであってもよい。
また、上記した実施の形態では、昇降駆動機構31の左右一対の昇降駆動板24をダウン用バネとイジェクトレバーとによって矢印i、j方向へ駆動して、カートリッジホルダー25を上昇位置P4と下降位置P5との間で矢印k、m方向に昇降させるように構成したが、左右一対の昇降駆動板24を駆動用モーターによって矢印i、j方向へ駆動して、カートリッジホルダー25を上昇位置P4と下降位置P5との間で矢印k、m方向に昇降させるように構成することもできる。
1a ディスクカートリッジの先端
1e ディスクカートリッジの底部
2 シャッター開閉用回転体であるインナーローター(ローター)
3 ディスク
5 ディスクカートリッジの底面開口
7 シャッター
8 シャッター
9 ローターの被係合部
10 ロック手段であるロックレバー
11 回転支点
21 ローディング装置
25 カートリッジホルダー
35 ロック解除用スライダー
35 スライド付勢手段である引張りコイルバネ
36 シャッター開閉用アーム
36a シャッター開閉用アームの先端
36b シャッター開閉用アームの屈曲部
39 回転支点
40 シャッター開閉用アームの係合部
41 回転付勢手段である捩りコイルバネ
43 スピンドルモーター
44 ターンテーブル
Claims (4)
- 記録及び/又は再生用のディスクが内部に収納され、底部にスピンドルモーターのターンテーブルと記録及び/又は再生手段の挿入用の底部開口が形成され、該底部開口を開閉するシャッターを回転方式で開閉駆動するシャッター開閉用回転体が収納され、該シャッター開閉用回転体を閉位置でロックするロック手段が設けられたディスクカートリッジのローディング装置において、
前記ディスクカートリッジが挿入された後、該ディスクカートリッジを挿入方向に対する直交方向へ移動させることにより前記ターンテーブル及び前記記録及び/又は再生手段を前記底部開口内に相対的に挿入して、内部のディスクを該ターンテーブル上にチャッキングするカートリッジホルダーと、
前記ディスクカートリッジに設けられて、前記シャッター開閉用回転体を閉位置でロックするロック手段と、
前記カートリッジホルダーにスライド自在に取り付けられたロック解除手段及び該ロック解除手段の原位置へのスライド付勢手段であって、前記ディスクカートリッジが前記カートリッジホルダー内に挿入される際に、前記ロック解除手段が相対的に前記ロック手段に係合して前記シャッター開閉用回転体の閉位置でロックを解除した後、該ロック解除手段が前記ディスクカートリッジと一緒に前記スライド付勢手段に抗してスライドされるロック解除手段及びスライド付勢手段と、
前記カートリッジホルダーの一側部に設けられた回転支点を中心に前記ディスクカートリッジの底部と平行に回転され、先端に前記シャッター開閉用回転体の外周の被係合部に係合される係合部が設けられ、かつ、回転付勢手段によって原位置へ回転付勢されているシャッター開閉用アームであって、前記ディスクカートリッジが前記カートリッジホルダー内に挿入される際に、シャッター開閉用回転体のロック解除に引き続いて、先端の前記係合部を前記シャッター開閉用回転体の前記被係合部に相対的に係合させ、該ディスクカートリッジの引き続きの挿入動作に追従して該シャッター開閉用アームを前記回転付勢手段に抗して前記回転支点を中心に閉位置から開位置へ回転駆動させることにより、前記シャッター開閉用回転体を回転駆動して、前記シャッターを回転駆動して前記底部開口を開放するように構成されたシャッター開閉用アームとを備えた
ことを特徴とするディスクカートリッジのローディング装置。 - 前記シャッター開閉用アームの長さ方向の中間に屈曲部が設けられ、
該屈曲部が前記ディスクがチャッキングされるスピンドルモーターに対する逃げ部に構成されている
ことを特徴とする請求項1に記載のディスクカートリッジのローディング装置。 - 前記シャッター開閉用回転体が薄型のローターに構成され、
該シャッター開閉用回転体内に前記ディスクが収納されている
ことを特徴とする請求項1に記載のディスクカートリッジのローディング装置。 - 前記シャッター開閉用回転体の底部と少なくとも1枚のシャッターによって前記カートリッジホルダーの底部開口を開閉するように構成されている
ことを特徴とする請求項3に記載のディスクカートリッジのローディング装置。
Priority Applications (1)
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JP2004210043A JP4412088B2 (ja) | 2004-07-16 | 2004-07-16 | ディスクカートリッジのローディング装置 |
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