JP2794526B2 - タイヤ滑止め具 - Google Patents

タイヤ滑止め具

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JP2794526B2
JP2794526B2 JP6039001A JP3900194A JP2794526B2 JP 2794526 B2 JP2794526 B2 JP 2794526B2 JP 6039001 A JP6039001 A JP 6039001A JP 3900194 A JP3900194 A JP 3900194A JP 2794526 B2 JP2794526 B2 JP 2794526B2
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与市 岡村
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車等のタイヤに装着
して用いるタイヤ滑止め具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】タイヤ滑止め装置においてタイヤを動か
すことなく、しかも滑止め部材をタイヤの上部から下方
にかけて順次装着できるものとして、本出願人はさきに
図7〜12示の如きものを開発した。このものは図7示
のように、両端部に折返しによる環状係合部11a,1
1a、12a,12aを有する相平行する2条の索条1
1,12間にラダー状滑止め部材13を取付金具17に
て所要間隔で梯子状に配設し、装着時にタイヤA′の内
側となる索条11をタイヤA′の外側となる索条12よ
り短く、かつ前記索条11に対する各滑止め部材13の
取付ピッチP′をタイヤA′の外側となる各滑止め部
材13の取付ピッチP′より小となすとともに前記タ
イヤA′の外側となる各滑止め部材取付部13間の索条
12に緊締バンド係止用フック14を取付け、さらに前
記相平行する2条の索条11,12の各両端部の係合部
11a,11a、12a,12aを、一端部側が滑止め
部材取付ピッチの略1ピッチ分長く、他端部側が短くな
るよう各対応して設けるとともに、前記相平行する2条
の索条11,12の各両端部の係合部11a,11a、
12a,12aを所要の連結具16にて連結できるよう
にしたものであって、タイヤA′への装着は、図9示の
ように索条11をタイヤA′の上方からタイヤA′の内
側に位置させた状態で両端部の環状係合部11a,11
aを連結具16にて一体に係合し、次に各ラダー状滑止
め部材13を前記タイヤA′の外周面に位置させた状態
で索条12の両端部の環状係合部12a,12aを別の
連結具16にて一体に係合すると、前記タイヤA′の外
側となる索条12は前記タイヤA′の内側となる索条1
1より長く、かつ各ラダー状滑止め部材13の索条11
への取付ピッチP′は索条12への取付ピッチP
より小となっているので前記索条12は図10示の状態
となり、次に前記索条12の各緊締バンド係止用フック
14に緊締バンド15を図11示のように係止すること
によりタイヤA′を移動することなく容易に滑止め具を
タイヤA′に装着することができるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記滑止め
装置において、各索条11,12の両端部に設けられた
折返しによる環状係合部11a,11a、12a,12
aの長尺端側をできるだけ長く形成することにより、タ
イヤ接地部における前記各環状係合部11a,11a、
12a,12aの連結を容易に行おうとするときは、そ
の分、短尺側を短くしなければならず、図8示のように
索条11,12の折返し端11b,11b、12b,1
2bを止着する止具18とラダー状滑止め部材13の取
付金具17のかしめ付け部19が近接状態となり、前記
止具18と前記取付金具17との間における索条11,
12が車両の走行に起因する屈折作用により、早期に疲
労を発生し、切断を生ずる惧れがあるという問題点があ
ったばかりでなく、タイヤA′の内側となる索条11に
対する各滑止め部材13の取付ピッチP′がタイヤ
A′の外側となる各滑止め部材13の取付ピッチP
より小さくなっているため、装着を正確に行わないと前
記各滑止め部材13がタイヤA′の周面に斜めに取付け
られることとなり、滑止め作用が不安定となるとともに
滑止め部材が早期に破損する等の問題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
することを目的とし、両端部に折返しによる環状係合部
を有する相平行する2条の索条間に弾性材製ラダー状滑
止め部材を取付金具によって所要間隔で梯子状に取付
け、装着時にタイヤの内側となる索条をタイヤの外側と
なる索条より短く、かつ前記相平行する2条の索条の各
両端部の係合部を、一端部側が長く、他端部側が短くな
るよう各対応して設け、さらに前記タイヤの外側となる
各弾性材製ラダー状滑止め部材の所要部位における取付
金具による取付端部間の索条に余剰垂み部を設けるとと
もに、前記余剰垂み部を含む前記タイヤの外側となる各
弾性材製ラダー状滑止め部材間の索条に緊締バンド係止
用フックを取付けてなるタイヤ滑止め具において、前記
短い側の環状係合部の折返し端に止着した止具の両端部
を挟み込むようにして弾性材製ラダー状滑止め部材取付
金具の止着部を前記折返し端に一体にかしめ付けたこと
特徴とするものである。
【0005】
【実施例】図1乃至図6は本発明の一実施例を示し、図
1は滑止め具の展開平面図、図2は要部の環状係合部の
一部拡大斜視図、図3はタイヤの内側における滑止め具
の装着状態の一例を示す斜視図、図4はタイヤの外側に
おける滑止め具の装着途中状態の一例を示す斜視図、図
5は滑止め具の装着完了状態の一例を示す斜視図、図6
は連結具の一例を示す正面図である。
【0006】各図において、1はタイヤAの内側となる
索条であって、タイヤAの外側となる索条2より短く形
成されている。3は弾性材製ラダー状滑止め部材であっ
て、前記索条1に対する取付ピッチPと前記索条2に
対する取付ピッチPを略同一に設けてある。1a,1
aは前記索条1の両端部に設けた折返しによる環状係合
部であって、一方は例えば取付ピッチP分だけ長く、
他方はそれより短く形成することにより、両端部の係合
を容易となしている。2a,2aは前記索条2の両端部
に設けた折返しによる環状係合部であって、前記索条1
の各係合部1a,1aに対応して一方を例えば取付ピッ
チP分だけ長く、他方はそれより短く形成してある。
【0007】なお前記弾性材製ラダー状滑止め部材3は
ゴム、合成ゴム、合成樹脂等周知の弾性材製のものであ
り、また前記環状係合部1a,1a、2a,2aは一方
が鈎体等(図示せず)を設けて連結するようにしてもよ
い。2bは前記タイヤAの外側となる索条2の所要個
所、即ち前記各弾性材製ラダー状滑止め部材3の所要部
位における取付金具7(後述する)による取付端部間に
設けられた余剰垂み部であって、その数は任意である。
4は前記余剰垂み部2bを含む各弾性材製ラダー状滑止
め部材3間の索条2に取付けられた緊締バンド係止用フ
ックであって、これに緊締バンド5,5′を図5示のよ
うに係止することによって前記索条1,2および各弾性
材製ラダー状滑止め部材3をタイヤAの外周に確固に装
着するものである。なお、前記緊締バンド5,5′はリ
ング状でも紐状でもよい。6は金属棒を折曲して形成し
たフック状の連結具であって、中央部にゴム質の如き弾
性部6aを有しており、その長さは例えば大、中、小等
数種類のものからなるものである。7は前記弾性材製ラ
ダー状滑止め部材3の取付金具であり、例えば実開昭6
3−61302号公報に開示されたような金属製棒材を
適宜折曲して形成したものである。7aは前記取付金具
7の止着部(かしめ付け部)である。8は前記索条1,
2の各折返し端1b,2bに止着した止具である。
【0008】次に作用について説明する。タイヤAへの
装着に際しては、まず索条1をタイヤAの上方からタイ
ヤAの内側に位置させた状態で両端部の係合部1a,1
aを一体に係合し(図3参照)、次に各弾性材製ラダー
状滑止め部材3を前記タイヤAの外周面に位置させた状
態で索条2の両端部の係合部2a,2aを一体に係合す
ると、前記タイヤAの外側となる索条2は略図4示の状
態となるので、次に前記索条2の各緊締バンド係止用フ
ック4に緊締バンド5,5′を図5示のように係止する
ことによりタイヤAを移動することなく容易に滑止め具
をタイヤAに装着することができるものである。また滑
止め具を外す場合は上記と逆に行うことにより簡単に装
着を外すことができる。
【0009】
【発明の効果】本発明によれば、両端部に折返しによる
環状係合部を有する相平行する2条の索条間に弾性材製
ラダー状滑止め部材を取付金具によって所要間隔で梯子
状に取付け、装着時にタイヤの内側となる索条をタイヤ
の外側となる索条より短く、かつ前記相平行する2条の
索条の各両端部の係合部を、一端部側が長く、他端部側
が短くなるよう各対応して設け、さらに前記タイヤの外
側となる各弾性材製ラダー状滑止め部材の所要部位にお
ける取付金具による取付端部間の索条に余剰垂み部を設
けるとともに、前記余剰垂み部を含む前記タイヤの外側
となる各弾性材製ラダー状滑止め部材間の索条に緊締バ
ンド係止用フックを取付けてなるタイヤ滑止め具におい
て、前記短い側の環状係合部の折返し端に止着した止具
の両端部を挟み込むようにして弾性材製ラダー状滑止め
部材取付金具の止着部を前記折返し端に一体にかしめ付
けたものであるから、タイヤを動かすことなく、然も弾
性材製ラダー状滑止め部材をタイヤの上部から下方にか
けて順次装着することができるので、滑止め具の装着作
業が従来に比して非常に簡単であるとともに、タイヤの
外側となる索条の所要個所、即ち各弾性材製ラダー状滑
止め部材の所要部位における取付金具による取付端部間
に所要数の余剰垂み部を設けることによって、前記タイ
ヤの外側となる索条および内側となる索条に対する前記
各弾性材製ラダー状滑止め部材の取付ピッチを同一とな
し、内、外索条の長さが異なっても前記各弾性材製ラダ
ー状滑止め部材をタイヤの周面に対して直交状態となる
よう正しく装着することができ、その結果、滑止め作用
を安定化できるばかりでなく、弾性材製ラダー状滑止め
部材の早期破損をも防止することができることは勿論の
こと、特に本発明においては、タイヤへの滑止め具の装
着に際し、短い側の環状係合部における弾性材製ラダー
状滑止め部材の取付金具の止着部を、前記環状係合部の
折返し端に止着した止具の両側部を挟み込むようにして
前記折返し端部に一体にかしめ付けたことによって該部
における弾性材製ラダー状滑止め部材の取付位置をでき
るだけ環状係合部に近づけることができ、その結果長い
側の環状係合部をさらに延長して止具による両環状係合
部の連結をより一層容易に行い得るようにすることがで
きるとともに、前記折返し端付近の屈折作用による早期
疲労を防止することができる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】滑止め具の展開平面図である。
【図2】要部の一部拡大斜視図である。
【図3】タイヤの内側における滑止め具の装着状態の一
例を示す斜視図である。
【図4】タイヤの外側における滑止め具の装着途中状態
の一例を示す斜視図である。
【図5】滑止め具の装着完了状態の一例を示す斜視図で
ある。
【図6】連結具の一例を示す正面図である。
【図7】従来の滑止め具の展開平面図である。
【図8】同要部の一部拡大斜視図である。
【図9】同タイヤの内側における滑止め具の装着状態の
一例を示す斜視図である。
【図10】同タイヤの外側における滑止め具の装着途中
状態の一例を示す斜視図である。
【図11】同滑止め具の装着完了状態の一例を示す斜視
図である。
【図12】連結具の一例を示す正面図である。
【符号の説明】
1 索条 1a 環状係合部 2 索条 2a 環状係合部 2b 余剰垂み部 3 弾性材製ラダー状滑止め部材 4 緊締バンド係止用フック 5 緊締バンド 5′ 緊締バンド 6 連結具 6a 弾性部 7 取付金具 7a 止着部(かしめ付け部) 8 止具 A タイヤ P 取付ピッチ P 取付ピッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭57−166901(JP,U) 実開 昭50−106802(JP,U) 実開 平1−18905(JP,U) 実開 平4−46905(JP,U) 実開 平2−71007(JP,U) 実開 平2−33104(JP,U) 実開 昭58−139205(JP,U) 実開 昭52−97703(JP,U) 実開 平1−5806(JP,U) 実開 昭62−189207(JP,U) 特公 昭59−19845(JP,B2) 実公 昭59−13124(JP,Y2) 実公 平4−28243(JP,Y2) 実公 昭52−28241(JP,Y2) 実公 平3−21284(JP,Y2) 実公 平3−21284(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60C 27/06 - 27/20

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端部に折返しによる環状係合部を有す
    る相平行する2条の索条間に弾性材製ラダー状滑止め部
    材を取付金具によって所要間隔で梯子状に取付け、装着
    時にタイヤの内側となる索条をタイヤの外側となる索条
    より短く、かつ前記相平行する2条の索条の各両端部の
    係合部を、一端部側が長く、他端部側が短くなるよう各
    対応して設け、さらに前記タイヤの外側となる各弾性材
    製ラダー状滑止め部材の所要部位における取付金具によ
    る取付端部間の索条に余剰垂み部を設けるとともに、前
    記余剰垂み部を含む前記タイヤの外側となる各弾性材製
    ラダー状滑止め部材間の索条に緊締バンド係止用フック
    を取付けてなるタイヤ滑止め具において、前記短い側の
    環状係合部の折返し端に止着した止具の両端部を挟み込
    むようにして弾性材製ラダー状滑止め部材取付金具の止
    着部を前記折返し端に一体にかしめ付けたことを特徴と
    するタイヤ滑止め具。
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