JP2794102B2 - ロビーインターホン - Google Patents

ロビーインターホン

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JP2794102B2
JP2794102B2 JP3157617A JP15761791A JP2794102B2 JP 2794102 B2 JP2794102 B2 JP 2794102B2 JP 3157617 A JP3157617 A JP 3157617A JP 15761791 A JP15761791 A JP 15761791A JP 2794102 B2 JP2794102 B2 JP 2794102B2
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純二 妹尾
英夫 戸川
嘉一 辰己
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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  • Interconnected Communication Systems, Intercoms, And Interphones (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マンション等の共同玄
関に設置されて、来訪者が居住者を呼出し、通話するこ
とのできるロビーインターホンの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】マンションの玄関先などに埋込み設置さ
れるロビーインターホンの従来のものは、図6に示した
ように、埋込ボックス21、テンキーや表示部、ドアホ
ン子器などの電気部品を内蔵させた内器ボックス22及
び表パネル23とから構成され、埋込ボックス21を壁
面に形成した抜穴(不図示)に取り付け、この埋込ボッ
クス21に内器ボックス22をネジ25で固着し、最後
に化粧ビス24を表パネル23のネジ挿入孔231より
内器ボックス22に螺入して、表パネル23を壁面に固
定するようになっている。
【0003】しかしながら、このような従来構造のロビ
ーインターホンは、いずれも金属を板金加工するなどし
て形成されているために、特に内器ボックス22にあっ
ては、図7に示したように、折曲接合部22aにスキ間
を生じることが多く、そのため、戸外に設置したような
場合には、表パネルと壁面との隙間を介して雨水が浸入
して、水滴が内器ボックス22の接合部22aのスキ間
を通じて浸入するようなことがあった。なお、22bは
壁内に配線された信号線を導入させる入線口である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
事情に鑑みてなされたもので、従来、雨水や露等が内器
ボックスの周囲のスキ間から内器ボックス内の回路基板
等に浸入しない構造にして、内器ボックス内の電気回路
の短絡と各電気部品の腐食とをなくすことを目的として
いる。
【0005】
【課題を解決するための手段】これらの目的を達成する
ために提案される本発明のロビーインターホンは、表示
部、テンキーなどの操作部を露見させる表パネルに、内
部にドアホン,テンキー,制御用の回路基板などの電気
部品を内蔵させた内器ボックスを一体的に組み付けてな
る化粧パネルブロックと、壁面に形成された穴部に取付
けられる埋込ボックスと、この埋込ボックスに取り付け
られて、上記化粧パネルブロックに組み付けられるよう
にした、端子台を設けた取付枠部材とより成り、内器ボ
ックスは、樹脂加工によって一体成形され、且つ、埋込
みボックス内に収容される囲壁の上側面の外表面に、埋
込ボックス方向へ下方に一様に下がる、水滴を誘導的に
落下させる傾斜面を形成した構造とされている。
【0006】
【作用】本発明のロビーインターホンによれば、ドアホ
ン,テンキー,制御用の回路基板などの電気部品を内蔵
させた内器ボックスを表パネルに組み付けて、取付枠部
材によって埋込ボックスに取り付ける。このようにして
取付けられた内器ボックスは、樹脂成形加工によって一
体成形されたスキマのない構造であるために、ロビーイ
ンターホンの表パネルと壁面との間のスキマから雨など
による水滴が浸入しても、その囲壁の傾斜面によって誘
導落下するので、水滴は内器ボックスの内部に浸入する
ことがない。
【0007】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面に基づいて説
明する。図1,図2は本発明の要部を示している。これ
らの図に見るように、内器ボックス3の囲壁3aはフラ
ンジ部3bによって形成されている開口に対応させた大
きさをなして埋込みボックス(図3に示す埋込みボック
ス1)方向に突出しており、この囲壁3a上側面の外表
面には、埋込みボックス1方向へ下方へ一様に下がる傾
斜面30が形成されている。従って、雨水などの水滴が
浸入した場合にも、図2に矢印で示したような経路で水
滴は落下誘導される。尚、上側面の外側両面も、若干内
側方向に傾斜する傾斜面が形成されている。
【0008】このような本発明のロビーインターホンの
分解斜視図を図3に示す。ロビーインターホンは、図3
に見るように、埋込みボックス1、取付枠部材2、内器
ボックス3、表パネル4より構成されている。ここに、
埋込ボックス1は、矩形の金属箱で、前面の周縁に取付
枠部材2をネジ着するため複数のネジ穴1aが設けられ
ている。そして、上面には、壁内に配線された信号線、
電源線を挿通する穴径の異なる複数の入線孔1bが形成
され、下面は開口部1cを設けていて、ボックス1内の
水気が排出し易いようになっている。また、取付枠部材
2は、内器ボックス3のフランジ部3bに合わせた矩形
の金属枠フレーム2bの後方に端子台2cを設けた金属
横枠フレーム2aを一体に組み付けたフレーム体を構成
しており、この端子台2cには、先端にコネクタを設け
たフラットケーブルなどの信号線が導出している。この
端子台2cには、埋込みボックス1の入線孔1bより埋
込みボックス1内に導出された信号線が接続される。ま
た、この取付枠部材2の金属枠フレーム2bの上下枠
片、左右の両枠片には、内器ボックス3のフランジ部3
b側に設けた複数の係合孔3fに嵌入係合される係合突
片2fが打抜加工によって切起し形成されており、その
下枠片には、内器ボックス3のフランジ部3bの下片側
のコーナ部に形成された1組の切欠部3cを受け止める
受止片2dを折曲形成している。なお、2eは埋込みボ
ックス1へネジで固着させるために設けた長孔であり、
位置調整用のために傾斜させて穿孔している。
【0009】一方、上記した構造の内器ボックス3のフ
ランジ部3bは、図1に示したように、その四隅のコー
ナ部を切欠させた切欠部3cを設けるとともに、その
上、下片、左、右両側片には、取付枠部材2の係合突片
25に対応させた係合孔3fと、表パネル4にネジ着す
るための孔部3gを形成しているそして、このような
器ボックス3の囲壁3a内には、テンキー、ドアホン、
その他の回路基板などが実装されており、その背面には
裏板6が被せられ、裏板6の一部に形成した開口6aか
らは、先端にコネクタを設けたフラットケーブルなどの
信号線(不図示)が導出されている。表パネル4は、表
示部、テンキーなどの操作キー、逆マスターキーに対応
させた開口部4a〜4dを形成しており、内器ボックス
3の表面に重合させてネジ7などで固着すれば、内器ボ
ックス3の表面より露見した表示部,テンキーなどの操
作キー,逆マスターキーを露見させた化粧パネルブロッ
ク10が構成される。
【0010】図4は内器ボックスの背面図、図5は側面
縦断面構造図を示している。これらの図に示すように、
内器ボックス3は樹脂成形加工によって一体成形され、
テンキー、ドアホン,ドアホンカメラ、表示部などの電
気部品の一部を露見させる開口部を形成した表面(図3
参照)の裏に、表パネル4と取付枠部材2との連結部と
なるフランジ部3bを形成するようにして、背面を開口
させた囲壁3aを周設したボックス体を構成している。
その内部には、中央仕切壁31を設け、テンキー,ドア
ホン,ドアホンメラ,表示部などの電気部品や回路基板
を実装するために複数のボス部3hを形成しているの
で、これらの電気部品や回路基板は、ネジで所定のボス
部3hに螺入させるだけで簡単に取付けでき、またこれ
らの部品の取付時における高さ調整もボス部3hの長さ
を適宜切断するなどすれば容易にできるので、従来のよ
うな段部を設けた取付板を使用しなくても、電気部品や
回路基板を高さを違えて効率的に実装できる。また、こ
のような内器ボックス3は、ドアホンカメラを取付けた
場合の外乱光の影響を避けるため、ドアホンカメラのカ
メラ部の装着される部分19には、カメラ部の装着を容
易にし、カメラ部を取付けたときに周囲に、外光の侵入
するスキマを生じさせないようにリブ枠3jも形成され
ている。なお、20は表示部用の表示窓である。
【0011】一方、囲壁3aの内面には、内器ボックス
3の補強と、回路基板の落込みを防止するテーパ状の縦
リブ3iが適当な間隔で形成されており、囲壁3aの下
方には、カードリーダーや、逆マスターキーの取付便宜
を図るために、カードリーダのカード挿入口に対応させ
た開口部3kと、カードリーダを直接ネジ着するための
ボス部3m、逆マスターキーを取付けるための抜孔部3
nが形成されている。なお、3cはフランジ部3bのコ
ーナ部に設けた切欠部、3fは取付枠部材2の係合突片
2fを嵌入係合させる係合孔である。
【0012】
【発明の効果】本発明のロビーインターホンによれば、
内器ボックスを樹脂成形加工によって一体的に成形し
て、且つ、埋込みボックス内に収容される囲壁の上側面
の外表面に、埋込ボックス方向へ下方へ一様に下がる、
水滴を誘導的に落下させる傾斜面を形成した構造とした
ことにより、内器ボックスを軽量にすることができ、壁
面との隙間から雨や露などの水滴が浸入しても、水滴は
該傾斜面に沿って流れ落ちるために、内器ボックス内の
各電気部品を濡らしたりすることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のロビーインターホンの内器ボックスの
背面を示した斜視図である。
【図2】図1に示した内器ボックスの部分縦断面図であ
る。
【図3】本発明のロビーインターホンの分解斜視図であ
る。
【図4】図3に示したロビーインターホンの内器ボック
スの背面図である。
【図5】本発明のロビーインターホンの内器ボックスの
側面断面図である。
【図6】従来のロビーインターホンの分解斜視図であ
る。
【図7】従来のロビーインターホンの内器ボックスの背
面を示した斜視図である。
【符号の説明】
1・・・埋込ボックス 2・・・取付枠部材 3・・・内器ボックス 3a・・・囲壁 30・・・傾斜面 4・・・表パネル 10・・・化粧パネルブロック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 辰己 嘉一 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電 工株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−90843(JP,A) 特開 平2−95059(JP,A) 特開 平2−36650(JP,A) 実開 平2−86181(JP,U) 実開 平2−44452(JP,U) 実開 昭64−31483(JP,U) 実開 昭61−111249(JP,U) 実開 平2−16640(JP,U) 実開 昭63−81435(JP,U) 実開 昭58−183013(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示部、テンキーなどの操作部を露見さ
    せる表パネルに、内部にドアホン,テンキー,制御用の
    回路基板などの電気部品を内蔵させた内器ボックスを一
    体的に組み付けてなる化粧パネルブロックと、 壁面に形成された穴部に取付けられる埋込ボックスと、 この埋込ボックスに取り付けられて、上記化粧パネルブ
    ロックに組み付けられるようにした、端子台を設けた取
    付枠部材とより成り、 上記内器ボックスは、樹脂加工によって一体成形され、
    且つ、埋込みボックス内に収容される囲壁の上側面の外
    表面に、埋込ボックス方向へ下方に一様に下がる、水滴
    を誘導的に落下させるための傾斜面を形成した構造とさ
    れたロビーインターホン。
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