JP2790662B2 - 目地の被覆方法 - Google Patents
目地の被覆方法Info
- Publication number
- JP2790662B2 JP2790662B2 JP1181589A JP18158989A JP2790662B2 JP 2790662 B2 JP2790662 B2 JP 2790662B2 JP 1181589 A JP1181589 A JP 1181589A JP 18158989 A JP18158989 A JP 18158989A JP 2790662 B2 JP2790662 B2 JP 2790662B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin layer
- joint
- caulking material
- release paper
- finishing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Building Environments (AREA)
- Finishing Walls (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、目地に充填したコーキング材を樹脂層で
被覆する際に用いる目地の被覆方法に関するものであ
る。
被覆する際に用いる目地の被覆方法に関するものであ
る。
従来、建物の外装等を仕上材で仕上げる場合に、仕上
材の端面間に形成される目地にはコーキング材を充填し
ていた。そして、コーキング材の表面に塵や埃が付着し
て目地が汚れるのを防止するためにコーキング材の表面
に樹脂層を塗布していた。
材の端面間に形成される目地にはコーキング材を充填し
ていた。そして、コーキング材の表面に塵や埃が付着し
て目地が汚れるのを防止するためにコーキング材の表面
に樹脂層を塗布していた。
しかし、この構造では、細い目地に沿って樹脂を塗布
する作業は難しく、施工性に劣っていた。また、コーキ
ング材に樹脂を塗布する際に、目地を形成する仕上材に
も樹脂が塗布されることがあるために塗りむらができ、
美観が損なわれることがあった。
する作業は難しく、施工性に劣っていた。また、コーキ
ング材に樹脂を塗布する際に、目地を形成する仕上材に
も樹脂が塗布されることがあるために塗りむらができ、
美観が損なわれることがあった。
したがって、この発明の目的は、コーキング材への樹
脂層の被覆が容易に行え、かつ美観を損なうことのない
目地の被覆方法を提供することである。
脂層の被覆が容易に行え、かつ美観を損なうことのない
目地の被覆方法を提供することである。
この発明の目地の被覆方法は、隣接する仕上材の端面
間に形成した目地にコーキング材を充填し、前記目地よ
りも幅広に形成され表面に樹脂層を設けた離型紙の前記
樹脂層を前記目地に押し付け、この樹脂層が前記コーキ
ング材に付着した状態で前記離型紙を剥がすものであ
る。
間に形成した目地にコーキング材を充填し、前記目地よ
りも幅広に形成され表面に樹脂層を設けた離型紙の前記
樹脂層を前記目地に押し付け、この樹脂層が前記コーキ
ング材に付着した状態で前記離型紙を剥がすものであ
る。
この発明の方法によれば、樹脂層を設けた離型紙を目
地部分に押し当てた後に剥がすことにより、コーキング
材の表面に樹脂層を付着させることができるので、樹脂
層の付着作業が容易に行え、施工性を向上させることが
できる。また、樹脂層はコーキング材のみに付着するた
め、仕上材の表面が樹脂層で汚れることもなく、美観が
損なわれない。
地部分に押し当てた後に剥がすことにより、コーキング
材の表面に樹脂層を付着させることができるので、樹脂
層の付着作業が容易に行え、施工性を向上させることが
できる。また、樹脂層はコーキング材のみに付着するた
め、仕上材の表面が樹脂層で汚れることもなく、美観が
損なわれない。
この発明の一実施例を第1図および第2図に基づいて
説明する。
説明する。
第1図は一対の壁パネル1の接合部の部分断面図であ
る。壁パネル1の端部の枠材2は互いに密着しており、
枠材2の屋外面に固定した仕上材3の端面間には隙間が
設けられ、目地を形成している。この目地には粘着性の
あるコーキング材4が充填されている。
る。壁パネル1の端部の枠材2は互いに密着しており、
枠材2の屋外面に固定した仕上材3の端面間には隙間が
設けられ、目地を形成している。この目地には粘着性の
あるコーキング材4が充填されている。
離型紙6は、幅寸法が目地幅よりも広く形成されてお
り、目地との対向面に樹脂層5が形成されている。この
樹脂層5は、離型紙6を目地に押圧することによりコー
キング材4の表面に付着し、離型紙6を引き離すことに
より付着した部分が離型紙6から剥がれて残る。
り、目地との対向面に樹脂層5が形成されている。この
樹脂層5は、離型紙6を目地に押圧することによりコー
キング材4の表面に付着し、離型紙6を引き離すことに
より付着した部分が離型紙6から剥がれて残る。
この実施例によるコーキング材4への樹脂層5の付着
手順を説明する。隣接配置された仕上材3の間の目地に
コーキング材4を充填する。コーキング材4が硬化しな
いうちに樹脂層5を設けた離型紙6を目地部分に当て、
押圧する(第1図)。このとき、コーキング材4と対面
した樹脂層5がコーキング材4に付着する。この状態で
離型紙6を引き離すと、コーキング材4と付着した部分
を残して樹脂層5が仕上材3から離れ(第2図)、目地
への樹脂層5の付着が完了する。
手順を説明する。隣接配置された仕上材3の間の目地に
コーキング材4を充填する。コーキング材4が硬化しな
いうちに樹脂層5を設けた離型紙6を目地部分に当て、
押圧する(第1図)。このとき、コーキング材4と対面
した樹脂層5がコーキング材4に付着する。この状態で
離型紙6を引き離すと、コーキング材4と付着した部分
を残して樹脂層5が仕上材3から離れ(第2図)、目地
への樹脂層5の付着が完了する。
この実施例の構成によれば、樹脂層5を設けた離型紙
6を目地に押し当てた後に離型紙6を引き話すことによ
り、目地に充填したコーキング材4に樹脂層5を付着さ
せることができるので、樹脂層5の付着作業を容易に行
うことができる。したがって、施工性の向上を図ること
ができる。また、コーキング材4と対面する部分以外の
樹脂層5は仕上材3に付着しないので、仕上材3の表面
が汚れることがなく、美観を損なうことがない。
6を目地に押し当てた後に離型紙6を引き話すことによ
り、目地に充填したコーキング材4に樹脂層5を付着さ
せることができるので、樹脂層5の付着作業を容易に行
うことができる。したがって、施工性の向上を図ること
ができる。また、コーキング材4と対面する部分以外の
樹脂層5は仕上材3に付着しないので、仕上材3の表面
が汚れることがなく、美観を損なうことがない。
この発明の目地の被覆方法によれば、樹脂層を設けた
離型紙を目地部分に押し当てた後に剥がすことにより、
コーキング材の表面に樹脂層を付着させることができる
ので、樹脂層の付着作業が容易に行え、施工性を向上さ
せることができる。また、樹脂層はコーキング材のみに
付着するため、仕上材の表面が汚れることもなく、美観
が損なわれない。
離型紙を目地部分に押し当てた後に剥がすことにより、
コーキング材の表面に樹脂層を付着させることができる
ので、樹脂層の付着作業が容易に行え、施工性を向上さ
せることができる。また、樹脂層はコーキング材のみに
付着するため、仕上材の表面が汚れることもなく、美観
が損なわれない。
第1図および第2図はこの発明の樹脂層の施工手順を示
す部分断面図である。 3……仕上材、4……コーキング材、5……樹脂層、6
……離型紙
す部分断面図である。 3……仕上材、4……コーキング材、5……樹脂層、6
……離型紙
Claims (1)
- 【請求項1】隣接する仕上材の端面間に形成した目地に
コーキング材を充填し、前記目地よりも幅広に形成され
表面に樹脂層を設けた離型紙の前記樹脂層を前記目地に
押し付け、この樹脂層が前記コーキング材に付着した状
態で前記離型紙を剥がす目地の被覆方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1181589A JP2790662B2 (ja) | 1989-07-12 | 1989-07-12 | 目地の被覆方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1181589A JP2790662B2 (ja) | 1989-07-12 | 1989-07-12 | 目地の被覆方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0347359A JPH0347359A (ja) | 1991-02-28 |
JP2790662B2 true JP2790662B2 (ja) | 1998-08-27 |
Family
ID=16103453
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1181589A Expired - Lifetime JP2790662B2 (ja) | 1989-07-12 | 1989-07-12 | 目地の被覆方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2790662B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5601920A (en) * | 1995-04-06 | 1997-02-11 | Stowe Woodward Licensco, Inc. | Covered roll and a method for making the same |
-
1989
- 1989-07-12 JP JP1181589A patent/JP2790662B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0347359A (ja) | 1991-02-28 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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