JP2589572B2 - バックアップ材の取付方法 - Google Patents

バックアップ材の取付方法

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JP2589572B2
JP2589572B2 JP1154837A JP15483789A JP2589572B2 JP 2589572 B2 JP2589572 B2 JP 2589572B2 JP 1154837 A JP1154837 A JP 1154837A JP 15483789 A JP15483789 A JP 15483789A JP 2589572 B2 JP2589572 B2 JP 2589572B2
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melt adhesive
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俊典 槌本
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、バックアップ材を目地内の所定位置に正確
に接着するためのバックアップ材の取付方法に関するも
のである。
〔従来の技術〕
目地にコーキング材を充填する前工程において、バッ
クアップ材を目地内に挿入、固定するようにしている。
ところで、従来のバックアップ材4は、裏面に粘着材
層を形成するとともに、このバックアップ材4を、第4
図(B)に示すように、目地3内に挿入し、目地底に貼
り付けるようにしていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、上記従来の裏面に粘着材層を形成したバッ
クアップ材4を用いた場合、粘着材層は常温で強力な接
着力を有するため、バックアップ材4を正確に目地3内
に挿入することが困難で、第4図(B)に示すように、
バックアップ材4の粘着材層が目地3の内側面に触れる
と、その位置で接着することとなる。
そして、一旦、目地3の内側面に接着すると、バック
アップ材4を正確に挿入することができず、バックアッ
プ材4が傾斜したり、凹凸状に固定されるため、次の工
程における目地3内へのコーキング材の充填が不充分な
ものとなり、目地の外観を損ねることにもなる。
さらに、目地3の内側面に接着されたバックアップ材
4を剥して再度目地3内に正確に挿入するには手数を要
し、また、バックアップ材4を損ねることがある。
このように、バックアップ材を目地内の所定位置に正
確に接着することには困難を伴い、特に目地は比較的幅
の狭いものが多いため、目地底以外の部分に接着された
状態で、次の工程における目地3内へのコーキング材の
充填が行われているケースが多々あるのが実情であっ
た。
本発明は、熟練者でなくてもバックアップ材を目地内
の所定位置に正確に接着し、目地の仕上げを美しく、確
実に施工することができるバックアップ材の取付方法を
提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本発明のバックアップ材の
取付方法は、裏面にホットメルト接着剤層を形成した不
燃材からなるバックアップ材を目地内に挿入、位置決め
した後、バックアップ材の表面側より加熱することによ
りホットメルト接着剤層を溶融して、バックアップ材を
接着することを特徴とする。
〔作 用〕
バックアップ材の裏面に形成したホットメルト接着剤
層は、常温では粘着力を有しないため、バックアップ材
を目地内に正確に挿入することができる。
その後、バックアップ材の表面側よりアイロン等をあ
てて加熱することによりホットメルト接着剤層を溶融し
て、バックアップ材を接着する。
このため、バックアップ材を目地内の所定位置に正確
に接着することができる。
〔実施例〕
以下、本発明のバックアップ材の取付方法について、
図示の実施例に基づいて説明する。
図の実施例は、胴縁1の外側に2枚の外壁板2,2をそ
の端縁を互いに突き合わせるようにして取り付け、この
外壁板2,2の端縁間に所要幅の目地3を形成し、この目
地3にバックアップ材4を接着により取り付けるように
したものである。
バックアップ材4は、目地3の幅に大体合わせてその
幅が定められるとともに、所要の厚さと長さを有するも
ので、通常、無機繊維発泡体、セラミック繊維、ロック
ウール等の不燃材を用いて細帯状に形成されている。
そして、このバックアップ材4の裏面に、望ましくは
その裏面全体に、ほぼ均一の厚さでホットメルト接着剤
層4Hを形成する。このホットメルト接着剤層4Hは、従来
公知の方法で形成される。
上述の如く形成したバックアップ材4を目地3に取り
付けるには、バックアップ材4をホットメルト接着剤層
4Hを下側にして目地3内に挿入する。
この時、ホットメルト接着剤層4Hは粘着力を有しない
ため、バックアップ材4が、例えば、外壁板2,2の端縁
(目地3の内側面)等に接しても、接着することがな
く、目地3内に正確に挿入することができる。
次に、このバックアップ材4が目地3内に正確に挿入
されたのを確認した後、バックアップ材4の表面にアイ
ロンごて等の加熱手段5を当て、不燃材からなるバック
アップ材4を介して裏面側のホットメルト接着材層4Hを
所定温度に加熱する。
これにより、ホットメルト接着剤層4Hが溶融し、バッ
クアップ材4を目地3内に接着する。
この時、バックアップ材4をアイロンごて等の加熱手
段5によって押圧することにより、バックアップ材4を
確実に目地3の底部に接着することができる。
〔発明の効果〕
本発明のバックアップ材の取付方法によれば、バック
アップ材を目地内に挿入、位置決めした後、バックアッ
プ材を接着することにより、バックアップ材を目地内の
所定位置に正確に接着することができ、目地の仕上げを
美しく、確実に施工することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に用いるバックアップ材の外観図、第2
図及び第3図は本発明のバックアップ材の取付方法の施
工工程を示す説明図、第4図(A)、(B)は公知例の
説明図である。 2は外壁板、3は目地、4はバックアップ材、4Hはホッ
トメルト接着剤層、5はアイロンごて。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】裏面にホットメルト接着剤層を形成した不
    燃材からなるバックアップ材を目地内に挿入、位置決め
    した後、バックアップ材の表面側より加熱することによ
    りホットメルト接着剤層を溶融して、バックアップ材を
    接着することを特徴とするバックアップ材の取付方法。
JP1154837A 1989-06-16 1989-06-16 バックアップ材の取付方法 Expired - Lifetime JP2589572B2 (ja)

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JPS51120017A (en) * 1975-04-15 1976-10-21 Aosaku Furuta Method of waterrproof and joint stopping construction by means of hot melt adhesives
JPS6317208U (ja) * 1986-07-21 1988-02-04

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