JPS5844752Y2 - 建築用パネルの孔部補修材 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、建築用パネルの孔部補修材に関する。

建築用木質パネル同志の接合は、緊結金具等を用いてな
される場合が多く、その場合、接合作業を行なうために
、パネルの接合部近傍の面材に孔部を穿つのが普通であ
り、上記孔部ば、上記接合作業終了後に、補修され閉塞
される。

この孔部の補修作業は、通常、該孔部を穿った際の切断
材を、孔部の切断部に接着剤を用いて嵌め込むことによ
りｆＸされていたが、この嵌め込みは、結構面倒であり
、しかも、それが正確にｆニア：されないと、面材表面
に凹凸が生じ、仕上げ材の貼付けに支障を来たした。

捷た、上記切断材が破損したり紛失したりした場合には
、上記（ハ）孔部補修作業は一層労力を要するものであ
った。

本考案は、建築用木質パネルの上記の孔部補修を、極め
て簡易且つ正確になし得る孔部補充材を提供するもので
あり、本考案の孔部補修材は、面に接着剤を塗布した接
着シート１の接着剤塗布面２に孔部閉塞板３を貼付けて
なるものである。

以下１図面に示す実施例について本考案を詳述すると、
第１図に示す実施例は、予め工場生産にヨリ、形成した
例を示すもので、この例においては、孔部閉塞板３は、
パネル１０の接合部近傍に穿つ孔部１１に適合するよう
になし、孔部閉塞板３の貼付は部υ外の接着剤塗布面２
を離型紙４で被覆しである。

オた、本考案の孔部補修材は、施工現場で造ることも可
能であり、この場合、第３図に示す如く、接着剤を塗布
した接着シート１の接着剤塗布面２を離型紙４′で被覆
したものを予め用意して置き、この離型紙４′を現場で
剥離し、そこにパネル１０に孔部１１を穿った際の切断
材を、孔部閉塞板３として貼付けることにより、補修材
（第４図参照）を得ることができる。

尚、接着シート１のシートは、接着剤を塗布可能な薄手
のもので、且つパネル１０の表面に接着剤塗布面を貼付
ける際に支障のないものであれば良い。

本考案の孔部補修材は、叙上の如く構成しであるため、
孔部閉塞板３を、補修しようとする孔部１１に嵌め孔む
と共に、接着シート１をパネル１０の面材表面に圧接す
る丈で、第２図に示す如く、孔部１１は、孔部閉塞板３
によって容易に閉塞され、しかも、接着シート１はパネ
ル１０の面材に対して凹凸を生ずることなぐ接着され、
且つ接着シートは薄手のものであるから、その表面に仕
上げ材等を貼付ける上で支障を来たす惧れがなく、特に
、補修材を第１図に示す如く構成して釦けば、一層効率
良く補修作業を行なうことができる。

尚、必要に応じ、補修材の周縁部に、補修材の使用時に
又は使用前に接着剤を塗布することにより、補修板の孔
部への嵌め込み固定が、一層確実なものとなる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本考案の一実施例を示す斜視図、第２図は、
本考案の補修材による使用態様を示す斜視図、第３図は
、本考案の別の実施例に用いるシートの平面図、第４図
は、本考案の別の実施例を示す斜視図である。 １・・・・・・接着シート、２・・・・・・接着剤塗布
面、３・・・・・・孔部閉塞板、４，４′・・・・・・
離型紙。

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. （１）一面に接着剤を塗布した接着シート１の接着剤塗
   布面２に孔部閉塞板３を貼付けてなる、建築用パネル０
   孔部補修材。
2. （２）孔部閉塞板３の貼付は部以外の接着剤塗布面２を
   離型紙４で被覆してなる実用新案登録請求の範囲第１項
   記載の建築用パネルの孔部補修材。