JPS5948723B2 - 外装板の端面加工法 - Google Patents
外装板の端面加工法Info
- Publication number
- JPS5948723B2 JPS5948723B2 JP4578679A JP4578679A JPS5948723B2 JP S5948723 B2 JPS5948723 B2 JP S5948723B2 JP 4578679 A JP4578679 A JP 4578679A JP 4578679 A JP4578679 A JP 4578679A JP S5948723 B2 JPS5948723 B2 JP S5948723B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- surface layer
- face
- exterior plate
- processing method
- space
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は建築材料として用いられる外装板の端面加工
法に関する。
法に関する。
外装板は室内の壁面、天井などに用いられることが多く
表面が美麗であることを要するので表面に美的な色彩や
模様をあられした紙や布などの表面化粧材を貼付けたも
のが広く用いられている。
表面が美麗であることを要するので表面に美的な色彩や
模様をあられした紙や布などの表面化粧材を貼付けたも
のが広く用いられている。
このような外装板は端部に突接用の実をそなえているの
が普通であるが、この実の部分は基板の表面層に対し段
状になっているため実の成形後に実成形部を含め基板の
表面に表面化粧材を貼付するのはきわめて困難であり、
従来端部に貼付された表面化粧材にはこれが接着材の乾
燥とともに収縮してしまい、シワ、部分的な剥離等の浮
き上がりが生じたり、不均一な伸びによるムラ、破れな
どの欠陥が生じ美感を損ねることが多かった。
が普通であるが、この実の部分は基板の表面層に対し段
状になっているため実の成形後に実成形部を含め基板の
表面に表面化粧材を貼付するのはきわめて困難であり、
従来端部に貼付された表面化粧材にはこれが接着材の乾
燥とともに収縮してしまい、シワ、部分的な剥離等の浮
き上がりが生じたり、不均一な伸びによるムラ、破れな
どの欠陥が生じ美感を損ねることが多かった。
この発明は端部に貼付された表面化粧材にもシワ、ムラ
などの欠陥のない美麗な外装板を提供することを目的と
している。
などの欠陥のない美麗な外装板を提供することを目的と
している。
この発明にかかる外装板の端面加工法は、表面に表面化
粧材が貼着された基板の端部に対して、その表面層がほ
ぼ同じ厚みで薄く残存し、かつ、前記表面層と空間を隔
てて実となる凸部が形成されるよう実加工を施し、実加
工後にその残存表面層を表面化粧材ごと前記空間に面す
る端面に沿って谷折り状に折り曲げ、この端面に接合す
ることを特徴としている。
粧材が貼着された基板の端部に対して、その表面層がほ
ぼ同じ厚みで薄く残存し、かつ、前記表面層と空間を隔
てて実となる凸部が形成されるよう実加工を施し、実加
工後にその残存表面層を表面化粧材ごと前記空間に面す
る端面に沿って谷折り状に折り曲げ、この端面に接合す
ることを特徴としている。
これを図面に基づいて説明すれば、第1図に示す如く接
着剤を用いて表面化粧材4が貼付された基板1は、第2
図に示す如く端部に薄い残存表面層3を残した状態で、
実加工により前記残存表面層3と空間6を隔てて実とな
る凸部2が形成される。
着剤を用いて表面化粧材4が貼付された基板1は、第2
図に示す如く端部に薄い残存表面層3を残した状態で、
実加工により前記残存表面層3と空間6を隔てて実とな
る凸部2が形成される。
残存表面層3は前記凸部2p形成後に第3図に示す如く
前記空間6に面する端面に沿って表面化粧材ごと谷折り
状に折り曲げられ、前と同種又は異種の接着剤を用いて
前記端面(図譜では凸部2表面および端面5)に接合さ
れる。
前記空間6に面する端面に沿って表面化粧材ごと谷折り
状に折り曲げられ、前と同種又は異種の接着剤を用いて
前記端面(図譜では凸部2表面および端面5)に接合さ
れる。
これにより表面化粧材は実となる凸部を含め基板の表面
に貼付けられたことになる。
に貼付けられたことになる。
端部の表面化粧材はあらかじめ残存表面層に、基板の他
の部分と同様に均一に貼付されているのでその後残存表
面層とともに折り曲げられても破れ、ムラなどの欠陥を
生じることがない。
の部分と同様に均一に貼付されているのでその後残存表
面層とともに折り曲げられても破れ、ムラなどの欠陥を
生じることがない。
また、基板の材質としては木材、無機質材(石膏、石綿
セメントなど)、合成樹脂などが用いられる。
セメントなど)、合成樹脂などが用いられる。
これらの材質は収縮がほとんど発生しないものであるた
め、残存表面層の貼着面として実加工後の端面に貼着さ
れても、収縮によって浮き上がるようなことがないので
ある。
め、残存表面層の貼着面として実加工後の端面に貼着さ
れても、収縮によって浮き上がるようなことがないので
ある。
また、表面化粧材としては、布、紙、不織布などが用い
られるが、いずれもシート材であるため接着剤を用い−
で貼付する場合にシワ、ムラ、破れなどの欠陥を生じや
すい。
られるが、いずれもシート材であるため接着剤を用い−
で貼付する場合にシワ、ムラ、破れなどの欠陥を生じや
すい。
残存表面層の厚みは、容易に折り曲げることができ、か
つ接着剤が反対側の面にまでしみ透ることのないものが
好ましく、普通は0.3〜0.5朋とするのが適当であ
る。
つ接着剤が反対側の面にまでしみ透ることのないものが
好ましく、普通は0.3〜0.5朋とするのが適当であ
る。
以上に説明したようにこの発明にかかる外装板の端面加
工法は、表面に表面化粧材が貼着された基板の端部に対
して、その表面層がほぼ同じ厚みで薄く残存し、かつ、
前記表面層と空間を隔てて実となる凸部が形成されるよ
う実加工を施し、実加工後にその残存表面層を表面化粧
材ごと前記空間に面する端面に沿って谷折り状に折り曲
げ、この端面に接合することを特徴とするので端部に貼
付されている表面化粧材にもシワ、ムラなどの欠陥のな
い美麗な外装板を得ることが可能となった。
工法は、表面に表面化粧材が貼着された基板の端部に対
して、その表面層がほぼ同じ厚みで薄く残存し、かつ、
前記表面層と空間を隔てて実となる凸部が形成されるよ
う実加工を施し、実加工後にその残存表面層を表面化粧
材ごと前記空間に面する端面に沿って谷折り状に折り曲
げ、この端面に接合することを特徴とするので端部に貼
付されている表面化粧材にもシワ、ムラなどの欠陥のな
い美麗な外装板を得ることが可能となった。
第1図、第2図および第3図はこの発明にかかる端面加
工法の説明図であり、外装板は断面であられされている
。 図はいずれも実施例をあられす。1・・・・・・基板、
2・・・・・・実となる凸部、3・・・・・・残存表面
層、4・・・・・・表面化粧材、5・・・・・・端面。
工法の説明図であり、外装板は断面であられされている
。 図はいずれも実施例をあられす。1・・・・・・基板、
2・・・・・・実となる凸部、3・・・・・・残存表面
層、4・・・・・・表面化粧材、5・・・・・・端面。
Claims (1)
- 1 表面に表面化粧材が貼着された基板の端部に対して
、その表面層がほぼ同じ厚みで薄く残存し、かつ、前記
表面層と空間を隔てて実となる凸部が形成されるよう実
加工を施し、実加工後にその残存表面層を表面化粧材ご
と前記空間に面する端面に沿って谷折り状に折り曲げ、
この端面に接合することを特徴とする外装板の端面加工
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4578679A JPS5948723B2 (ja) | 1979-04-13 | 1979-04-13 | 外装板の端面加工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4578679A JPS5948723B2 (ja) | 1979-04-13 | 1979-04-13 | 外装板の端面加工法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55137905A JPS55137905A (en) | 1980-10-28 |
JPS5948723B2 true JPS5948723B2 (ja) | 1984-11-28 |
Family
ID=12728955
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4578679A Expired JPS5948723B2 (ja) | 1979-04-13 | 1979-04-13 | 外装板の端面加工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5948723B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63159310U (ja) * | 1987-04-08 | 1988-10-19 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57137113A (en) * | 1981-02-19 | 1982-08-24 | Jiyuuken Sangyo:Kk | Bonding of sheet to end face of wooden base material |
JP4946808B2 (ja) * | 2007-11-09 | 2012-06-06 | 大日本印刷株式会社 | 化粧材の製造方法,及び化粧材 |
-
1979
- 1979-04-13 JP JP4578679A patent/JPS5948723B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63159310U (ja) * | 1987-04-08 | 1988-10-19 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55137905A (en) | 1980-10-28 |
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