JPH0135249Y2 - - Google Patents

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JPH0135249Y2
JPH0135249Y2 JP1243584U JP1243584U JPH0135249Y2 JP H0135249 Y2 JPH0135249 Y2 JP H0135249Y2 JP 1243584 U JP1243584 U JP 1243584U JP 1243584 U JP1243584 U JP 1243584U JP H0135249 Y2 JPH0135249 Y2 JP H0135249Y2
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JP
Japan
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tape
masking
masking tape
narrow
adhesive
Prior art date
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JP1243584U
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JPS60124669U (ja
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  • Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] 本考案は、例えば建築物の外壁あるいは内壁を
塗装する際に不要の個所に塗料が付着されるのを
防ぐのに用いられる保護フイルムもしくはシート
を仮止するとともにライン出しをするのに使用さ
れるマスキングテープに関する。
[従来技術] 一般に、建築物の外壁あるいは内壁を塗装する
場合には、例えば第1図に示すように被塗装面で
ある窓枠1の上から保護シート2を貼り、この縁
部にマスキングテープ3を貼付けて不要個所に塗
料が付着するのを防止し、しかる後下塗4aを施
し養生した後上塗4bを施す(第1図a)。塗料
の乾燥後マスキングテープ3を剥がすことが行わ
れている(第1図b)。なお、図中符号6は壁部、
7はガラスである。
しかしながら、この塗装方法においては、第1
図bに示すように、マスキングテープ3を剥離す
る際、塗装端部まで剥がれてしまい下塗端面5が
露出して見栄えが悪くライン出しが難かしくなる
という難点があつた。
そこで、下塗を施した後、一旦マスキングテー
プを剥がし、新しいマスキングテープを貼付けて
上塗を行ない下塗端面の被覆ならびにライン出し
を行つていた。しかし、この方法はマスキングテ
ープの貼付け作業を二度行なうことになり手間を
要する。
これを改善するために、マスキングテープを2
枚重ねて貼り合わせて、塗装順序に合せて順次剥
離することが考えられるが、長尺のテープを2重
に合せて貼合するのは困難である上、高い足場で
の養生作業がやり難く、作業効率が極めて悪くな
る。
また、テープを2枚重ねながら貼付ける器具を
使用することも考えられるが、この器具は大型の
ものであるため、高所での作業が困難であり、さ
らに同質のテープを2枚重ねて使用すると、テー
プが厚手となるばかりでなく、上面のテープ剥離
時に下面のテープが同時に剥がれてしまうおそれ
がある。
[考案の目的] 本考案はこのような欠点を解決するためになさ
れたもので、塗装作業を能率的にするとともにラ
イン出しを容易にし、塗装仕上がりを見栄えよく
するマスキングテープを提供することを目的とす
る。
[考案の要旨] 本考案のマスキングテープは、基材層の下面に
粘着剤層を設けられて粘着テープの側縁に沿つて
切込みが設けられて大幅テープと細幅テープとさ
れ、両テープの粘着剤層の側端部が互いに接触し
ていることを特徴とする。
[考案の構成] 以下本考案の詳細を図面に示す実施例について
説明する。
第2図は本考案の一実施例を示すマスキングテ
ープの拡大した断面図、第3図はテープ芯に巻い
た状態の断面図である。
第2図において符号8は本考案のマスキングテ
ープで、切込み9を介して細幅テープ8aと太幅
テープ8bに構成されている。このマスキングテ
ープ8は基材層10とこの基材層10の下面に粘
着剤層11が一様に設けられている。この細幅テ
ープ8aと太幅テープ8bはマスキングテープ8
の側縁に長手方向に設けられている1条の切込み
9で区分されている。細幅テープ8aは塗料のラ
イン出しをするもので、下塗後剥離される。また
太幅テープ8bは保護シート2をささえるととも
に下塗端面が露出するのを防止する。
この細幅テープ8aと太幅テープ8bは、第3
図に示すようにテープ芯12に一緒に捲回されて
装着されて使用時に一緒に引き出される。細幅テ
ープ8aと太幅テープ8bとは粘着テープの側面
に沿つた切込み9によつて設けられ、同時に引き
出し易いように近接して配置されている。この場
合粘着剤層の側面どうしは接触して接合している
ので細幅テープ8aと太幅テープ8bを同時に引
き出すことが容易である。切込み9は細幅テープ
8aの側端から約3mm程度の位置に設けるのが作
業能率および塗装仕上がりから最適である。
また第4図は本考案の他の一例を示すもので、
テープ芯12ごと別々に形成された細幅テープ8
aと太幅テープ8bを一組として嵌め込み式の締
結具13で接合し一体にしたものである。
本考案の基材層10としては布、紙、ポリエチ
レン等特に限定されないが、強度的に布が好適で
ある。また粘着剤層11としては、水あるいは溶
剤に侵されない種類のものであれば特に限定され
ないが、ゴム系粘着剤、アクリル系粘着剤、ウレ
タン系粘着剤、シリコン系粘着剤等を使用するこ
とができるが、粗面に粘着される場合があるの
で、粘着強度を出すため、ある程度糊の厚みを出
す必要があるからゴム系粘着剤、特に再生ゴムを
用いた粘着剤層が好適である。
次に上記構成のマスキングテープ8の使用方法
を第5図を参照して説明する。図中第1図と同一
部分は同一符号で示す。
保護シート2を吹付け塗装をする際の保護面で
あるガラス7を覆うように窓枠1に沿つて貼り、
その上から太幅テープ8bをその粘着剤層11を
下面にし、細幅テープ8aを塗装壁面側にして一
緒に貼り付ける。この状態で下塗4aを行なう
(第5図a)。半乾燥の状態で切込み9を境にして
細幅テープ8aを剥離する(第5図b)。次に下
装4aの乾燥した後、上塗4bを行なつて下塗端
面5を被覆する(第5図c)。上塗4bの乾燥後、
残りの太幅テープ8bを保護シート2とともに剥
がすと、見栄えのよい塗装端部を形成すると共に
ライン出しを行なうことができる(第5図d)。
[考案の効果] 以上説明したように本考案のマスキングテープ
は、一度にマスキングテープ2枚を一緒に貼るこ
とができ、しかも従来のマスキングテープを貼る
ときと同じ要領で貼ることができるので、塗装作
業を能率よく行なうことができる。
また細幅テープと太幅テープで構成されている
ことにより見栄えよく塗装することができ、併せ
てライン出しが容易に行なえ優れた塗装仕上がり
を達成することができる。
また、従来のリードマーカー等のテープ重ね貼
機を用いて貼付けするのに比べ持ち易く、テープ
の巻きほぐしも軽く使い易く、かさばることがな
く、養生作業が容易にできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の塗装工程を示す断面図、第2図
は本考案の一実施例を示すマスキングテープの拡
大した断面図、第3図はテープ芯巻きした状態の
断面図、第4図は他の一例を示すテープ芯巻きし
た状態の断面図、第5図は本考案のマスキングテ
ープの使用状態を示す説明図である。 8……マスキングテープ、8a……細幅テー
プ、8b……太幅テープ、9……切込み、10…
…基材層、11……粘着剤層、12……テープ
芯。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基材層の下面に粘着剤層を設けた粘着テープの
    側縁に沿つて切込みが設けられて太幅テープと細
    幅テープとされ、両テープの粘着剤層の側端部が
    互いに接触していることを特徴とするマスキング
    テープ。
JP1243584U 1984-01-31 1984-01-31 マスキングテ−プ Granted JPS60124669U (ja)

Priority Applications (1)

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JP1243584U JPS60124669U (ja) 1984-01-31 1984-01-31 マスキングテ−プ

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JP1243584U JPS60124669U (ja) 1984-01-31 1984-01-31 マスキングテ−プ

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Publication Number Publication Date
JPS60124669U JPS60124669U (ja) 1985-08-22
JPH0135249Y2 true JPH0135249Y2 (ja) 1989-10-26

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ID=30495494

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JP1243584U Granted JPS60124669U (ja) 1984-01-31 1984-01-31 マスキングテ−プ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6125978U (ja) * 1984-07-19 1986-02-15 株式会社 ユニ−クテ−プ 塗装用マスクシ−ト

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Publication number Publication date
JPS60124669U (ja) 1985-08-22

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