JPS63183978A

JPS63183978A - 養生用テ−プ

Info

Publication number: JPS63183978A
Application number: JP2016087A
Authority: JP
Inventors: Masaharu Tomae; 雅春吐前
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1986-09-11
Filing date: 1987-01-30
Publication date: 1988-07-29

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、塗装時に他個所への塗料の付着を防止したり
、仕上げ面の汚染を防止する際に使用するビニールシー
トや紙を簡単に取り付ける事が可能な養生用テープに関
するものである。

（従来の技術）従来、吹付等の塗装時には付近への塗料の付着を防ぐた
めにビニールシートや紙シートで被覆しており、該シー
トを定着させるために養生テープが使用されているが、
従来の養生テープは片面が接着面で、シートを定位置に
広げた状態とつつシートの縁に接着面の一部が当接し、
又、接着面の他部が壁面等に当接する位置にして貼着す
るものであった。

（考案が解決しよう、とする問題点）しかしながら、従来のテープによる養生ではソートの縁
を押えながら塗装面と不塗装面との境界線にテープ側辺
が位置するように貼着しなければならず非常に面倒であ
り、且つ、シートは遊動しているから例えば外壁の養生
において強風等の場合にはシートを定位置に保持するこ
とは困難であり更にその状態でテープを貼る事は一層難
しいものであった。又、テープの貼着位置も実際は正確
をきす必要があるものの工程上は殆ど不可能であり養生
する者は適当にテープ貼着しているのが現実であった。

以上の如〈従来テープによる養生は非常に手間であり養
生作業だけでも多くの時間を費やしてしまい全体の作業
も遅れてしまう結果を招いていた。

本発明は、上記の点に鑑みなされたものであって、簡単
に各種シートで養生でき、しかも塗装而の周縁を正確に
表出させることが出来る養生テープを堤供することを目
的とする。

く問題点を解決するための手段）上記目的を達成するための本発明の要旨とするところは
、テープ（１）の表面で該テープｆｌ）を縦方向に２分
割乃至３分割し、該テープ（１）表面に粘着面（２ａ）
及び非粘着面（２ｂ）を設けると共にテープ（１＋裏面
側に表面側とは反対位置に粘着面（３ａ）及び非粘着面
（３ｂ）を設けたことを特徴とする養生用テープにある
。

（作　用）以上のように本発明の養生用テープは、養生する際にテ
ープｆｌｌを持って該テープ（１）の側辺が塗装面と不
塗装面との境目に来るよう粘着面（３ａ）、非粘着面（
３ｂ）を下側にし粘着面（３ａ）によって不塗装面側に
貼着する。この状態では粘着面（２ａ）及び非粘着面（
２ｂ）は表面を向いており、粘着面（２ａ）部分にシー
トの端を貼着することで不塗装面はシートで被覆される
事になる。

（実施例）以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第１実施例第１図は本発明の第１実施例を示す斜視図、第２図はテ
ープ（１）の重層状態を示す断面図、第３図は本発明の
使用状態斜視図、第４図はテープ（１）の角度形成を示
す斜視図である。

図面において、（１）はテープで、適宜幅及び長さを有
した表裏面に粘着層を有するテープであり、材質につい
ては特に限定するものではない。又、本実施例では１つ
のテープ（１）に対して表裏面に各々粘着面（２ａ）　
（３ａ）を設けたが、片面に粘着層を有するテープ（１
）２つをもって互いに表裏逆にして側辺部分を貼着し１
個のテープ（１）を形成しても構わず、この場合のテー
プ（１）は紙テープ同士、紙テープとガムテープ、紙テ
ープとビニールテープ等の組合せが考えられる。（２ａ
）、（３ａ）は粘着面で、テープ（υの表裏面において
縦方向に２分割する分割線付近よりそれぞれ側辺（４ａ
）、側辺（４ｂ）に至る幅を以て粘着層を設けた面であ
る。尚、分割線はテープ（盈）を表（裏）面積を２等分
する中心線であっても、側辺（４ａ）　（４ｂ）のいず
れかに偏った中心線と平行な線でも良く、無給、この場
合は粘着面（２ａ）（３ａ）それぞれの面積は異なるも
のとなる。粘着面（２ａ）及び粘着面（３ａ）の粘着力
は、同程度の粘着力であっても良いが、養生シートを貼
着する面（本実施例では粘着面（２ａ）である。）の粘
着力を多少重力としても構わない。又、粘着面（２ａ）
、粘着面（３ａ）はテープ（１）重合時（テープ（１）
を捲回した時）に上段の粘着面（３ａ）と下段の粘着面
（２ａ）とが重合しないように形成するためにテープ（
１）の分割線を正確にして歪みを無くするように設定し
なければならないが、第２図に示す如くテープ（１）の
分割線付近に各粘着面（２ａ）、（３ａ）を設けない構
成とすれば（つまり各非粘着面（２ｂ）　（３ｂ）の面
積を粘着面（２ａ）　（３ａ）よりも大きくする。）、
多少の誤差が生じても粘着面（２ａ）　（３ａ）同士が
重合することがな（、生産コストの上でも低価とするこ
とが出来る。（５）は養生用のビニールシートで、従来
使用されているポリ系シートで、他に紙シート等であっ
ても構わない。

従って、本実施例のテープを使用する場合に、例えば壁
面に吹付、塗装を行いサツシ窓を養生する時には、サツ
シ枠外周端にテープ（１）の側辺（４ｂ）が位置し、粘
着面（２ａ）が表面に出るように枠に粘着面（３ａ）に
よって貼り着け、その後でビニールシー１−（５１の外
周部分を粘着面り２ａ）で貼着することでサツシ窓を完
全に被覆する事ができる。又、各角の養生も第４図に示
す如くテープ（１）の粘着面（２ａ）（３ｄ）の面を変
えずにテープ（１）を直角にして壁面に貼着していくこ
とで簡単に養生できる。

又、２度吹き、３度吹きの場合にも一旦前記の要領で養
生した状態のテープ（１）の表出面に別のテープ（１＋
を重層する如く貼着する事によって捨てテープとして使
用可能であり、１度目の吹付を行った後の捨てテープの
剥離も非常に簡単である。

第２実施例第５図は本発明の第２実施例を示す斜視図、第６図はテ
ープ（ｌｆの重層状態を示す断面図、第７．８．１０図
は使用状態を示す斜視図、第９図はテープ基板（６）を
捲回した状態を示す平面図、第１）図は第１０図の横断
面図である。

本実施例は、テープ（１）の分割線を２本としてテープ
（１）°を縦方向に３つに分割し、テープ（ｌ）′表面
において両側を非粘着面（２ｂ）、中央を粘着面（２ａ
）としテープ（Ｉｆ裏面は両側を粘着面（３ａ）、中央
を非粘着面（３ｂ）としたものであり（テープ（１）表
面側の中央部分が非粘着面（２ｂ）で、裏面側中央部分
が粘着面（３ａ）となるよう形成しても良い、）、テー
プ（ｌｙ影形成第９図に示す如く、粘着面（２ａ）と非
粘着面（２ｂ）を交互に配した（裏面は逆）テープ基板
（６）を捲回した後に真中に粘着面（２ａ）を有し且つ
両側に非粘着面（２ｂ）が来るよう切断すれば簡単に得
ることが出来る。無油、隣接する粘着面（２ａ）と非粘
着面（２ｂ）を１組として切断すれば、第１実施例で示
したテープ（１）が形成出来るものである。

従って本実施例によれば、第１実施例のテープでは１方
向にしか使用出来なかったが（逆方向は非常にやり難い
）、どうらからでもテープを引き出し、養生場所に適宜
対応して貼着出来るものであり、例えば壁面に吹付、塗
装を行いサツシ窓を養生する場合は、サツシ枠外周端に
テープ（１）“の側辺（４ｂ）が位置し粘着面（２ａ）
が表面に出るように枠に粘着面（３ａ）によって貼り着
け、その後でビニールシート（５）の外周部分を粘着面
（２ａ）で貼着するが、２段の粘着面（３ａ）によって
テープ（ｌ）゛自体を確りとサツシ枠に固定させるから
ビニールシート（５）も粘着しやすく、安定した状態で
養生することが出来る。又、第８図に示す如く、円柱、
角柱等の外周を覆う時にも、まず中央部の粘着面で円柱
にテープ＋ｔｆを１をき着け、表出面で両側に位置する
粘着面にビニールシート（５）をそれぞれ貼着すれば、
簡単に養生することが出来る。尚、第９図の如く、テー
プ（１）゛を縦方向に粘着面（２ａ）を以て貼着し、表
出している一方の粘着面（３ａ）にビニールシート（５
）の一端を貼着した後に捲回させて他方の粘着面（３ａ
）で該ビニールシート（５）の他端を貼着させれば、簡
単に円柱、角柱等の外周を覆うことが出来、従来の養生
テープによる２度手間作業を大幅に省略することになる
。又、各町におけるテープ（１）°の直角形成や、２度
吹き、３度吹きの場合のシートの重ね貼着等については
第１実施例と同様とする。

（発明の効果）以上説明してきた如く本発明によれば、従来行っていた
シートをテープにより固定させるという養生の方法を根
本的に改め、非常に簡単でしかも確実に養生面を得られ
ることが出来る。又、粘着面と非粘着面を交互に配した
シート状のテープ基板を設ければ、該テープ基板を捲回
した状態で、切断位置を変えるだけで適宜組合せのテー
プを得ることが出来、需要に応じて各種のテープを提供
出来るものとなり、従来のテープと同様のコストで生産
可能であって、作業上極めて便利なテープを安価に供給
出来るものである。又、角部におけるテープ貼着も従来
では一旦切った後に方向を変えて貼着するといった面倒
な手間を最初のテープ貼着時に全て行うことが可能であ
り、養生作業のみならず全体に係る作業時間の短縮を促
進する効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１実施例を示す斜視図。第２図はテープ（１）の重層状態を示す断面図。第３図はテープ（１）の使用状態を示す斜視図。第４図はテープ（１）の角度形成を示す斜視図。第５図は本発明の第２実施例を示す斜視図。第６図はテープ（１）°の重層状態を示す断面図。第７．８図はテープ（１）゛の使用状態を示す斜視図。第９図はテープ基板（６）を捲回した状態を示す平面図
。第１０図はテープＩＬｆの使用状態を示す斜視図。第１）図は第１０図の表門面図。

Claims

【特許請求の範囲】

テープ（１）の表面で該テープ（１）を縦方向に２分割
乃至３分割し、該テープ（１）表面に粘着面（２ａ）及
び非粘着面（２ｂ）を設けると共にテープ（１）裏面側
に表面側とは反対位置に粘着面（３ａ）及び非粘着面（
３ｂ）を設けたことを特徴とする養生用テープ。