JPH027657Y2 - - Google Patents

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JPH027657Y2
JPH027657Y2 JP1983130732U JP13073283U JPH027657Y2 JP H027657 Y2 JPH027657 Y2 JP H027657Y2 JP 1983130732 U JP1983130732 U JP 1983130732U JP 13073283 U JP13073283 U JP 13073283U JP H027657 Y2 JPH027657 Y2 JP H027657Y2
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JP
Japan
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adhesive
tape
masking tape
layer
adhesive layer
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JP1983130732U
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JPS6039376U (ja
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  • Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)
  • Adhesive Tapes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、例えば建築物の外壁あるいは内壁を
塗装する際に使用されるマスキングテープの改良
に関する。
一般に、建築物の外壁あるいは内壁を塗装する
場合には、不要の個所に塗料が付着されるのを防
ぐとともにライン出しをするため被塗装面に養生
テープを敷き、その上からマスキングテープを貼
付けて保護し、塗装終了後あるいは塗料の乾燥
後、マスキングテープを剥がすことが行われてい
る。
すなわち、第1図a,bに示すように、被塗装
面である窓枠1の上に養生シート2を敷き、この
上から上下2層に構成されたマスキングテープ3
を貼付け、これに下塗4aを施した後、上層テー
プ3aを剥離する。次いで上塗4bを施し、塗料
の乾燥後、下層テープ3bと養生テープ2を剥離
する。
しかしながら、この基材層が2層に分離可能と
なるよう形成されたマスキングテープは貼付け作
業の能率が良くなる反面、塗料が生乾きの内に上
下のテープを剥がす必要があるため、塗装面積が
広い建築物あるいは長期間吹付け塗装をする工事
等においては、第1図cに示すように塗装中に先
に行つた塗料が乾いてしまい、テープを剥したと
き塗装端部まで剥がしてしまい、下塗端面5が露
出して見栄えが悪くなるという難点があつた。
本考案はこのような従来の欠点を解決するため
になされたもので、塗装端面の見栄えが良く、ラ
イン出しを容易にするマスキングテープを提供す
ることを目的とする。
すなわち本考案のマスキングテープは基材層の
下面に粘着層を設けた粘着テープの該基材層の一
方の側縁に沿つて粘着層のない非粘着部を設け、
この非粘着部を外方に折曲げ自立可能にしたこと
を特徴とする。
以下本考案の詳細を図面に示す一実施例につい
て説明する。
第2図は本考案の一実施例を示すマスキングテ
ープの拡大した断面図、第3図はその使用状態の
一例を示す工程説明図である。
第2図aにおいて、符号6は本考案のマスキン
グテープで、このマスキングテープ6は基材層6
aの下面に粘着層6bを塗着した粘着テープで、
この基材層6aの一方の側縁に沿つて粘着層6b
の設けられていない非粘着部6cが形成されてい
る。非粘着部6cは粘着層6bを剥離したもので
もよいし、また当初から粘着層6bを形成しない
ものでもよい。
非粘着部6cは、外方向に直立に折曲げ可能と
されている。すなわち、第2図b,cに示すよう
に巻芯に巻かれているとき、伸ばされたりまたは
折り返されている非粘着部6cをテープ貼付け
際、直立させた状態に保持し塗装に使用する。
本考案のマスキングテープ6はテープ巻きした
状態で保管、運搬が行なわれる。第2図bは非粘
着部6cを伸ばして巻芯に巻いたときの一例を示
すものである。また第2図cは非粘着部6cを折
り返して巻芯に巻いたとき一例を示すものであ
る。
本考案で使用する基材層6aは折曲げ効果の優
れた材料が好ましく、アルミ箔または樹脂含浸紙
を使用するのが望ましい。
また粘着層6bとしては、水、溶剤に浸されな
い種類のものであれば、特に限定されないが、好
ましくはゴム系粘着剤、アクリル系粘着剤、ウレ
タン系粘着剤、シリコーン系粘着剤等を使用する
ことができ、特にゴム系粘着剤は再剥離可能性が
よく、またある程度厚みを必要とするからゴム系
粘着剤、特に再生ゴムを用いた粘着層6bが好適
である。
次に上記構成のマスキングテープの使用方法を
第3図により説明する。
養生シート2を被塗装面である窓枠1に敷き、
その端部をマスキングテープ6で貼付ける。この
ときマスキングテープ6の非粘着部6cを直立し
た状態に折曲げ、この非粘着部6cを塗装側に向
けて貼付け、1層または2層の下塗4aを施こす
(第3図a)。次に、下塗4aの乾燥後上塗bを施
こす(第3図b)。しかる後に、上塗4bの乾燥
後、マスキングテープ6と養生テープ2を被塗装
面1から剥がす(第3図C)。このようにマスキ
ングテープを剥がしても非粘着部6cが塗装端部
を剥がすことなく、見栄えの良い、ライン出しを
良好に行なうことができる。
次に、本考案の他の実施例を第4図により説明
する。
第4図は2枚重ね巻きテープとした例を示すも
のである。
図中、第2図および第3図と同一部分は同一符
号で示す。
第4図において、基材層6aと粘着層6bは上
記本考案の一実施例で示したマスキングテープ6
と同様の構成である。
この実施例は、上記実施例のマスキングテープ
6の下部に、上記粘着層6bと両端部をそろえ、
かつ上記基材層6aおよび粘着層6bからなる粘
着テープ6の下面に、基材層7aと粘着層7bか
らなる粘着テープ7を重ね合せて2枚重ね巻きテ
ープとしたものである。したがつて、この実施例
で示すマスキングテープは、基材層6a,7aと
粘着層6b,7bが交互に重ね合せることにより
構成され、塗装順序に合せて、各層の剥離を行な
うものである。
この実施例で基材層7aは布、紙、ポリエチレ
ン等特に限定されないが、布が好適である。また
粘着層7bは、上層の粘着層6bと同一材料で構
成されるが、マスキングテープが粗面に貼付けさ
れる場合に備えて接着強度を出すため、ある程度
糊の厚みを増す必要がある。
第4図b,cはそれぞれマスキングテープの巻
芯に巻いた状態の一例を示すもので、第4図bは
非粘着部6cを伸ばして巻芯に巻いたときの一例
を示すものである。また第4図cは非粘着部6c
を折り返して巻芯に巻いたときの一例を示すもの
である。
次に第5図によりこの実施例の使用方法を説明
する。
第5図aにおいて、養生シート2を被塗布面に
敷き、その端部をマスキングテープで貼付ける。
このときマスキングテープの非粘着部6cを直立
した状態に折曲げて、非粘着部6cを塗装側に向
けて貼付け、1層または2層からなる下塗4aを
施す。次に、粘着層6bとともに基材層6aを剥
がし、下塗4aの乾燥後上塗4bを施す(第5図
bないしc)。しかる後に、上塗4bの乾燥後、
粘着層7bとともに基材層7bを窓枠1より剥が
す(第5図d)。
以上説明したように本考案のマスキングテープ
によれば、テープの側縁に非粘着部を設け、これ
を折り曲げて直立に自立させることを可能にした
ことにより、塗装端面を見栄えよく仕上げること
ができ、ライン出しが容易となる。また養生作業
を能率的に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の塗装工程を示す断面図、第2図
は本考案の一実施例を示すマスキングテープの拡
大した断面図、第3図は本考案のマスキングテー
プの使用状態を示す説明図、第4図は他の実施例
を示すマスキングテープの拡大した断面図、第5
図は他の実施例の使用状態を示す説明図である。 6……マスキングテープ、6a,7a……基材
層、6b,7b……粘着層、4a……下塗、4b
……上塗。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基材層の下面に粘着層を設けた粘着テープの該
    基材層の一方の側縁に沿つて粘着層のない非粘着
    部を設け、この非粘着部を折曲げ自立可能にした
    ことを特徴とするマスキングテープ。
JP13073283U 1983-08-24 1983-08-24 マスキングテ−プ Granted JPS6039376U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13073283U JPS6039376U (ja) 1983-08-24 1983-08-24 マスキングテ−プ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13073283U JPS6039376U (ja) 1983-08-24 1983-08-24 マスキングテ−プ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6039376U JPS6039376U (ja) 1985-03-19
JPH027657Y2 true JPH027657Y2 (ja) 1990-02-23

Family

ID=30295797

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13073283U Granted JPS6039376U (ja) 1983-08-24 1983-08-24 マスキングテ−プ

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JP (1) JPS6039376U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58151482U (ja) * 1982-04-06 1983-10-11 平原 康次 塗装用テ−プ

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6039376U (ja) 1985-03-19

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