JPS649180B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS649180B2
JPS649180B2 JP58074598A JP7459883A JPS649180B2 JP S649180 B2 JPS649180 B2 JP S649180B2 JP 58074598 A JP58074598 A JP 58074598A JP 7459883 A JP7459883 A JP 7459883A JP S649180 B2 JPS649180 B2 JP S649180B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cut
adhesive
base material
hot melt
groove
Prior art date
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Expired
Application number
JP58074598A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59198137A (ja
Inventor
Tomio Takahashi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
Priority to JP58074598A priority Critical patent/JPS59198137A/ja
Publication of JPS59198137A publication Critical patent/JPS59198137A/ja
Publication of JPS649180B2 publication Critical patent/JPS649180B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、Vカツト加工折曲接着加工方法の改
良に関するものであり、特に接着に関して初期接
着の速いホツトメルト系接着剤と、耐久力のある
エマルジヨン系接着剤を併用することにより、接
着の信頼性の向上、セツトタイムの短縮を企るこ
とを目的とするものである。
周知のように、Vカツト折曲接合工法は、表面
に化粧シート等を積層した基材の裏面に断面がV
字状の溝を切削し、その溝部分に接着剤を入れ、
溝を介して折り曲げ接着する加工方法で、従来キ
ヤビネツト等の箱状の物品を製造する際に多用さ
れている方法である。
しかしながら、従来の方法では接着する際、接
着剤として、ゴム系、酢ビ系エマルジヨンがある
が、ゴム系接着剤の場合は耐熱性等で、酢ビ系エ
マルジヨンは、接着工程に於てセツトタイムが長
く、ライン上での加工が不可能で両方とも生産性
に問題があつた。
本発明は、従来方法の上記欠点を解消し、第1
の特徴として耐久性等、信頼性のあるエマルジヨ
ン系の接着剤と、初期接着のよいホツトメルト系
の接着剤との併用による接着加工効果を有する方
法であり、本発明の第2の特徴として、ホツトメ
ルト接着剤の塗膜厚みによる影響を考慮して、溝
の切削断面形状を基材に対して直角な成分を含む
多角形状とし、形状の寸法精度を向上させ、ホツ
トメルトとエマルジヨン系接着剤の塗布分けを可
能とする方法である。
本発明は、表面に化粧シートを積層した基材の
裏面側から基材の一部を溝状に切削除去し、該切
削面に接着剤を塗布した後に折り曲げて接着する
組み立て部材の接着方法に於て、切削部分の断面
形状を切削基材面に対して直角な成分を含む多角
形状とし、切削面のうちV字型溝部分をエマルジ
ヨン系の接着剤、他方の直角成分を含む多角形状
部分をホツトメルト系の接着剤を用いて接合する
ことを特徴する組み立て部材の接着方法である。
本発明方法を図面に基いて詳細に説明すれば、
第1図a〜cは、本発明化粧シート積層基材の切
削折曲接着方法における一実施例の基材切削断面
を説明する斜視図であり、第1図aに図示するよ
うに、表面に化粧シート2を積層した9m/m厚
さの基材1の裏面側から基材の一部に溝部3を化
粧シート2を残して切削加工し、該溝部3にはV
字型溝部4と、直角成分切削内形面5aと、これ
に重ね合せて接合される直角成分切削外形面5
b、更に角状切削内形面6aと、これに重ね合せ
て接合される角状切削外形面6b等の多角形状切
削断面が形成される。次に第1図bに図示するよ
うにV字型溝部4内に、耐久性のある例えば酢ビ
系木工用エマルジヨン接着剤7を塗布し、更に多
角形状切削断面の例えば直角成分切削断面5a
に、急速固化するホツトメルト接着剤8を塗布す
る。次に基材1を溝部3を介してV字型溝部4よ
り第1図Cのように折り曲げて、V字型溝部4の
V字型斜面同志及び直角成分切削内形面5aと外
形面5bとを組み合せて外側よりローにより圧締
して接合する。このようにして、溝部4の斜面間
には、エマルジヨン接着剤7、他方直角成分内形
及び外形面5a,5b間にはホツトメルト接着剤
が充填されて、化粧シート2が外側に積層されて
いる状態で基材1が折曲げ接着加工される。
第2図a,bは、本発明方法の他の実施例にお
ける切削断面を説明する斜視図であり、第2図a
に図示するように、表面に化粧シート2を積層し
た基材1の裏面側の基材の一部に化粧シート2を
残して切削溝部3を形成し、該溝部3は全体をV
字型に形成し、その両側斜面のうち、一方の斜面
の一部に水平方向に、直角成分切削内形面5cを
切削加工する。次に切削溝部3のV字型溝部4
に、酢ビ系エマルジヨン接着剤7を塗布し、更に
直角成分切削内形面5c内にホツトメルト接着剤
8を塗布し、つづいて第2図bのように、V字型
の溝部3を介して基材1を溝部4より折曲して、
溝部3の両側斜面同志を重ね合せ接合する。斜面
間には酢ビ系エマルジヨン7が充填塗布されて接
着されるとともに、斜面の一部に切削した内形断
面5cと、一方斜面との間にホツトメルト接着剤
8が充填された状態で接着され、基材1は折曲げ
て接合される。
第3図は、本発明方法に使用するホツトメルト
接着剤の塗工装置を概略説明する側面図であり、
9はホツトメルトアプリケーター10は加熱ホー
ス、11はノズル開閉弁13を動作させるエアー
供給用のソレノイドバルブ、12は自動ノズル装
置、14はホツトメルト供給ノズルである。供給
ノズル14のノズル直径は、12/1000inch、供給
エアーは5Kg/cm2、ホツトメルト接着剤塗布量は
0.7〜1.2g/mである。例えばホツトメルト接着
剤は、エスダインNo.8711(セキスイエスダイン(株)
製)を使用する。また、エマルジヨン系接着剤は
CH1000(コニシ(株)製)を使用し、塗布量として
は4g/mが適当である。
本発明方法によれば、化粧合板等のVカツト折
曲加工において、接着強度があり、寸法精度を損
なうことなく折曲接着加工できるものである。V
溝部分の底部に酢ビ系エマルジヨン等の接着剤を
使用し、切削段階においては切削段差をつけ、接
着層の厚みを吸収する隙間を作り、その部分にホ
ツトメルトを分別塗布して圧締接着することによ
り接着剤塗布膜厚の影響のない精度のよい接合加
工ができる。V溝底部分に耐久性のあるエマルジ
ヨン系の接着剤を使用しているので、接着性能が
良く、また切り欠いた切削部分に初期接着力のあ
るホツトメルト接着剤を使用して固定接着させる
ことができるため、ホツトメルト系接着剤で素速
く固定して仮接着した後に、エマルジヨン系接着
剤を経時的に固化させることができ、従つて製造
ラインスピードを向上させ、乾燥オーブン等によ
る強制乾燥工程を省力化でき、耐久性のある組み
立て部材の接着折曲げ加工を能率良く実施できる
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明方法における一実施例の基材
切削断面を説明する斜視図、第2図は、本発明方
法における他の実施例の基材切削断面を説明する
斜視図、第3図は、本発明方法におけるホツトメ
ルト接着剤塗工装置の概略側面図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 表面に化粧シートを積層した基材の裏面側か
    ら基材の一部を溝状に切削除去し、該切削面に接
    着剤を塗布した後に折り曲げて接着する組み立て
    部材の接着方法に於て、切削部分の断面形状を切
    削基材面に対して直角な成分を含む多角形状と
    し、切削面のうちV字型溝部分をエマルジヨン系
    の接着剤、他方の直角成分を含む多角形状部分を
    ホツトメルト系の接着剤を用いて接合することを
    特徴とする組み立て部材の接着方法。
JP58074598A 1983-04-27 1983-04-27 組み立て部材の接着方法 Granted JPS59198137A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58074598A JPS59198137A (ja) 1983-04-27 1983-04-27 組み立て部材の接着方法

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JP58074598A JPS59198137A (ja) 1983-04-27 1983-04-27 組み立て部材の接着方法

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Publication Number Publication Date
JPS59198137A JPS59198137A (ja) 1984-11-09
JPS649180B2 true JPS649180B2 (ja) 1989-02-16

Family

ID=13551745

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JP58074598A Granted JPS59198137A (ja) 1983-04-27 1983-04-27 組み立て部材の接着方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022157358A2 (en) 2021-01-23 2022-07-28 Heinrich Hora Non-thermal laser ignition of nuclear fusion for the generation of electric power from hydrogen and boron-11

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01104305U (ja) * 1987-12-29 1989-07-13
JP2586987B2 (ja) * 1993-06-24 1997-03-05 明伸工業 株式会社 板材の折曲げ加工方法
JP5367430B2 (ja) * 2009-03-27 2013-12-11 アイカ工業株式会社 積層板の接着加工方法
JP5562985B2 (ja) * 2012-01-17 2014-07-30 大建工業株式会社 化粧材の製造方法
JP7030163B1 (ja) * 2020-08-21 2022-03-04 大建工業株式会社 化粧材

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WO2022157358A2 (en) 2021-01-23 2022-07-28 Heinrich Hora Non-thermal laser ignition of nuclear fusion for the generation of electric power from hydrogen and boron-11

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