JPS615931A - ポストフォーム加工品およびその製造方法 - Google Patents

ポストフォーム加工品およびその製造方法

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JPS615931A
JPS615931A JP3091084A JP3091084A JPS615931A JP S615931 A JPS615931 A JP S615931A JP 3091084 A JP3091084 A JP 3091084A JP 3091084 A JP3091084 A JP 3091084A JP S615931 A JPS615931 A JP S615931A
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JP
Japan
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curved surface
base material
adhesive
decorative board
flat
Prior art date
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JP3091084A
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JPH0460018B2 (ja
Inventor
奥村 昌宏
茶藤 修
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Ibiden Co Ltd
Original Assignee
Ibiden Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS615931A publication Critical patent/JPS615931A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、カウンター、天板、扉等に用いられる化粧板
のポストフオーム加工品及びその製造方法に関するもの
である。更に詳しくは、メラミン樹脂、ジアリルフタレ
ート樹脂、ポリエステ/l/樹脂等の熱硬化性樹脂化粧
板をパーティクルボード、合板等の曲面加工された基材
に接着しポストフオーム加工する際、曲面加工する基材
の平面部と曲面部との接点に前記曲面に平行して凹部を
設けることを特徴とするポストフオーム加工品及びその
製造方法に関する。そしてその目的とするところは、接
着剤の湿潤状態で基材と化粧板とを接合する際に平面部
に塗布した接着剤の余分のものが加圧の際に曲面部へ溢
出するのを防止することにある。
従来、化粧板の曲面加工において化粧板と基材との接着
にはゴム系接着剤を用いることが一般的であるが、厚さ
0.6 gjl以外の薄い化粧板を用いる場合、化粧板
の裏面と基材にスフ゛レー塗布されたゴム系接着剤の凹
凸が化粧板を介してポストフオーム加工品の表面に出る
欠点があり、また接着性能も耐熱性等が劣る欠点もある
。従ってこのような場合には、平面部には、酢酸ビニ)
V樹脂系、尿素樹脂系、フェノール樹脂系、メラミン樹
脂系等の接着剤が用いられ、曲面部には、酢酸ビニル樹
脂系あるいはアクリル樹脂等の共重合接着剤が用いられ
、あらかじめ平面部を接着させてから曲面部に接着剤を
塗布し、その後ポストフオーム加工している。しかし、
上記従来の加工方法は、平面部の化粧板と基材とを接着
する際K、接着剤は湿潤状態である為、平面部への接着
剤の塗布量が多い場合、接着圧締時に曲面部へ接着剤が
溢出し、硬化する為、その状態で曲げ加工を行なうと曲
面部の硬化した接着剤により、化粧板にフクレ、割れが
発生する問題がしばしばみられる。従って、平面部の化
粧板と基材とを接着する際に平面部に塗布した接着4]
の曲面部への溢出を防止するために、平面部の基材へ塗
布する接着剤の塗布量を経験的に調整して行われている
。しかし、基材の厚さムラ、接着剤の粘度の変化等の要
因により、一定の塗布量に保つことは不可能で、塗布量
が多くなった場合は、平面部の接着剤が曲面部へ溢出し
、化粧板にフクレ、割れが発生し、製品収率を下げてい
る。
本発明は、このような欠点を解決するもので、木質系基
材の一端部又は両端部に曲面を設け、前記曲面部以外の
平面部に接着剤を塗布し、該部分に化粧板を貼着するに
当り、前記接着剤が加圧の際に曲面部へ溢出する余分の
ものを、前記平面部と曲面部との接点に設けた凹部に流
入させることにより、曲面部への接着剤の付着を防止す
るもので、曲げ加工時のフクレ、割れの発生をなくする
ものである。
次に本発明を図面に基づいて詳しく説明する。
第1図における(&)、(bl、(e)およびtd)は
本発明の代表的なポストフオーム加工品の曲面を含む基
材の縦方向の断面形状を示すものである。第2図におけ
る+a+、fb)、(C)および(d)は本発明の代表
的なポストフオーム加工品の曲面を含む縦方向の断面形
状を示すものである。
本発明のポストフオーム加工品の基材に設ける凹部の形
状は、第1図に示すように、切欠き状(al、凹状(b
l、V状+c+および半円弧状(dlである。つぎに、
本発明者は、凹部の位置、凹部の開口部、凹部の深さK
ついて鋭意研究を重ねた結果、本発明の凹部の位置は、
切欠き状(alについては、接点Aを基点として曲線部
に至る切欠きを設けるものであり、凹状(bl、V状(
01および半円弧状fdlについては、接点Aを基点と
して直線部に至る位置に凹部を設けるのが最も効果的で
あるが、基点は接、4Aに対し±1111Iまでの範囲
内にあればさしつかえない。凹部の開口部は、化粧板の
曲面加工後、凹部の上の化粧板が実用上割れ等の問題の
ない程度にとどめるべきで、2〜4UIが好ましい。凹
部の深さは、特に限定しないが、基材の厚さのバラツキ
、凹部の加工精度、基材の強度等を考慮すると2III
I前後が好ましい。
本発明に用いる化粧板は、メラミン樹脂系エステル樹脂
、ジアリルフタレート樹脂1iIの熱硬化性樹脂化粧板
であり、厚み等は特に限定するものではない。基材は、
パーチクルボード、合板、ハードホード等の木質系材料
が一般に用いられるが、特に限定するものではない。つ
ぎに、前記基材の平面部に化粧板を貼着する方法として
は、酢酸ビニル系、尿素系、メラミン系、フェノール系
の接着剤を用い、湿潤状態で隼圧あるいは、冷圧で行な
うものである。前記接着剤の塗布量は湿潤状態で87〜
1811/イ、圧締圧力は2〜5 kg/cdが一般的
である。曲面部には、酢酸ビニル樹脂系あるいはアクリ
ル樹脂等の共重合接着剤が用いられ、平面部の化粧板と
基材を接着した後に、前記接着剤を曲面部の基材と化粧
板の両方にスプレー、へケ等の手段により塗布した後、
ローフ−マチック式曲げ機、真空プレス等により曲面加
工全行ない、ポストフオーム加工品を得るものである。
すなわち本発明によれに、あらかじめ曲面加工する基材
の平面部と曲面部との接点に前記曲面に平行して凹部を
設けることにより、曲面部以外の平面部の基材と化粧板
を接着するに当り、接着剤:が加圧の際に曲面部へ溢出
する余分のものを、前記凹部に流入させ、曲面部への接
着剤のはみ出しを完全に防止するものであり、平面部の
一看剤塗布量を微妙に調節することなく化粧板の曲面加
工後の製品収率を大幅に向上することができる。
つぎに本発明の冥施例について説明する。
実施例 18Ul厚のパーチクルボードを所定の寸法にカットし
た後、両端部に8Rの曲面を面取盤により切削加工した
。次に両端の平面部と曲面部との接点を基点として平面
部に至る深さ2Ilu11開口部8騙のV状の凹部を曲
面部に平行にテノーナーを用いて切削加工し基材を作製
した。
この基材の平面部に酢酸ビニル接着剤をスプレツタ−に
より塗布量109g/mで塗布し、厚さ0.6&Ilの
メラミン化粧板を載置し、冷圧接着用7レスにて圧力8
 kf/cdで2時間圧締し、平面部の基材と化粧板を
接着した。次に曲面部の基材と化粧板裏面に1酢酸ビニ
ル−アクIJ )し共電合接Wit剤1   をスプレ
ーにて塗布し、ローラーマチック式曲げgMKより曲面
加工を行ない割れ、フクレ等の欠点のないポストフオー
ム加工品金得た。
【図面の簡単な説明】
第1図fat、fb)、la)およびfd)は本発明の
ポストフオーム加工品の曲面を含む基材の断面図であり
、第2図(&)、(bl、(clおよび(dlは第1図
の基材を用いたポストフオーム加工品の断面図である。 ここで、(1)は平面部と曲面部の接点、(2)は接着
剤、(3)は化粧板。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、化粧板を基材表面に貼着した曲面加工品における基
    材表面の平面部と曲面部との接点に前記曲面に平行して
    凹部を設けて成るポストフォーム加工品。 2、前記凹部は開口部の最大幅が少なくとも2〜4mm
    であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の加
    工品。 3、前記凹部はその断面形状が切欠き状、凹状、V状、
    半円弧状のいずれか1種であることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の加工品。 4、木質系基材の一端部又は両端部に曲面を設け前記曲
    面部以外の平面部に接着剤を塗布し、該部分に化粧板を
    貼着するに当り、前記接着剤が加圧の際に曲面部へ溢出
    する余分のものを、前記平面部と曲面部との接点に設け
    た凹部に流入させることを特徴とするポストフォーム加
    工品の製造方法。 5、前記接着剤は湿潤状態で基材と化粧板とを接合する
    ものであることを特徴とする特許請求の範囲第8項記載
    の製造方法。
JP3091084A 1984-02-21 1984-02-21 ポストフォーム加工品およびその製造方法 Granted JPS615931A (ja)

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JPS615931A true JPS615931A (ja) 1986-01-11
JPH0460018B2 JPH0460018B2 (ja) 1992-09-24

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007044961A (ja) * 2005-08-09 2007-02-22 Aica Kogyo Co Ltd 天板及びその製造方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55130766A (en) * 1979-03-31 1980-10-09 Daiken Trade & Industry Preparation of sheet overlaid smoothly planed board* whose side end portion has curved surface
JPS5824437A (ja) * 1981-08-04 1983-02-14 林 秀樹 積層板の端面仕上げ方法

Patent Citations (2)

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JP4603444B2 (ja) * 2005-08-09 2010-12-22 アイカ工業株式会社 天板及びその製造方法

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JPH0460018B2 (ja) 1992-09-24

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