JPS5911240A - 化粧板を用いた折曲枠体の製造法 - Google Patents

化粧板を用いた折曲枠体の製造法

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JPS5911240A
JPS5911240A JP57120347A JP12034782A JPS5911240A JP S5911240 A JPS5911240 A JP S5911240A JP 57120347 A JP57120347 A JP 57120347A JP 12034782 A JP12034782 A JP 12034782A JP S5911240 A JPS5911240 A JP S5911240A
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JP
Japan
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decorative board
notch groove
groove
bent
joint
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Pending
Application number
JP57120347A
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English (en)
Inventor
川野 通世
高見沢 今朝光
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TATESHINA SEISAKUSHO KK
Original Assignee
TATESHINA SEISAKUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、塩化ビニール樹脂等の可焼性シートで表面が
被覆された化粧板を断面り字状やコの字状等に折曲形成
するのに用いる化粧板を用いた折曲枠体の製造法に関す
る。
一般に木材単板を数枚重ね合せて接着した合板、まだは
木材゛を細かく粉砕して接着剤で固めたパーチクルボー
ド等を基板とし、表面が可焼性シートで覆われた化粧板
を用いて製造される折曲枠体においては、美麗でない切
断面が表面に露出しないように化粧板の折曲しようとす
る箇所の裏面に底部が化粧板表面の可焼性シート部分に
達する断面V字状の切欠き溝を刻設し、この切欠き溝部
分から化粧板を裏面側に折シ曲げて切欠き溝内の両側斜
面間を接着剤で接着するようにし、折曲部分の表面周囲
を可焼性シートで被覆し、切断面が表面に露出しないよ
うにしている。
しかして従来、化粧板を用いた上述の折曲枠体の折曲部
分を接着するには、化粧板裏面の折曲箇所に断面V字状
の切欠き溝を刻設した後、ゴム質系等の熱可塑性接着剤
をこの切欠き溝内全面に塗布し、加熱乾燥して切欠き溝
内に塗布した熱可塑性接着剤中の溶剤を除去した後、切
欠き溝部分に沿って化粧板を裏面側へと折曲し、切欠き
溝の両側斜面を重ね合せて側斜面間を」−記の熱可塑性
接着剤で接着していた。
しかしながら熱可塑性接着剤は、瞬時にある程度までの
接着力が得られるので接着時に接着面間を治具等を用い
て圧接保持しなくても良いが、所定値以上の強固な接着
力が得られるまでには数時間掛り、折曲形成した折曲枠
体を相当時間放置して養生する必要があった。
また、」二記のごとく折曲枠体を養生のために放置して
いる間は、接着剤の接着力が充分ないので、切欠き溝内
の接着した側斜面間が開き易く、正確な折曲角度を有す
る折曲枠体を形成するには、従来法では養生期間におけ
る接合部分の復帰角度を考慮し、製造する際に折曲枠体
の折曲部分の折曲角度を所望の折曲角度より若干太き目
に折曲するようにして切欠き溝内の側斜面間を接着剤で
接着する必要があり、適確な折曲角度に折曲した折曲枠
体を形成するのが困難であった。
さらに、熱可塑性接着剤は、加熱されると溶解し、接着
力が低下するので熱い湯水や熱風等が折曲枠体の折曲部
分内部に侵入すると接着部分が剥離し易い等の難点があ
った。
本発明は、上述の課題に鑑み為されたもので、その目的
は、表面を可撓性シートで覆われた化粧板を用いて化粧
板の折曲箇所の裏面に断面V字状の切欠き溝を刻設して
この切欠き溝部分から化粧板を裏面側に折り曲げるよう
にして折曲部分表面が可焼性シートで覆われた折曲枠体
を形成する場合において、切欠き溝内の側斜面間を養生
期間を要せずに迅速かつ強固にしかも熱せられても容易
に剥離しないように接着して正確な折曲角度を持つ折曲
枠体を形成できる化粧板を用いた折曲枠体の製造法を提
供することにある。
(3) 上記目的を達成するために本発明は、表面を可焼性シー
トで被覆した化粧板において、化粧板裏面の折曲すべき
箇所に縦断して底部が化粧板表面の可焼性シート部分に
略達する断面路■字状の切欠き溝を刻設し、この切欠き
溝に熱硬化性接着剤を塗布し、かつ」二記の熱硬化性接
着剤を塗布するのに前後して切欠き溝部近傍を所定温度
に予熱し、上記の切欠き溝部分より化粧板を裏面側へと
折曲げて断面路■字状の切欠き溝の両側斜面を接合した
後、前記接合部近傍を加熱して上記熱硬化性接着剤で該
接合部間を接着することを特徴とする。
以下、図面に従い本発明の好適な実施例を説明する。
第1図において10は例えば木材単板をその繊維方向を
互いに直交させて数枚重ね合せて形成された木材合板で
、木材合板10の表面には塩化ビニール樹脂等の可焼性
シート12が被着されている。この木材合板10と可焼
性シート12からなる化粧板14を用いて第2図のよう
な断面り字状の折曲枠体16を形成するには、先づ化粧
板10(4) の折曲すべき箇所の裏面に縦断して底部17が化粧板1
4表面の可撓性シート12に達する断面7字状の切欠き
溝18を刻設する。次にこの切欠き溝18内の例えば略
全面に亘って熱硬化性接着剤20を塗布する。またそれ
と前後して熱硬化性接着剤20が接着時により迅速に接
着力が増大するように化粧板14の切欠き溝18近傍全
体を化粧板14表面の可焼性シート12が溶融変形しな
い程度に予熱する。次に上記切欠き溝18より化粧板1
4を裏面側へと折シ曲げて断面V字状の切欠き溝18の
両側斜面22aおよび221)を治具等を用いて接合圧
接した後、との圧接保持した状態の化粧板14の接合部
分24近傍を高周波加熱装置(図示せず)等を用いて化
粧板14の表面の可撓性シート12が溶融変形しない7
0°C前後に数十秒間急速加熱し、上述の熱硬化性接着
剤20で該接合部分24を接着し、折曲枠体16を形成
する。
なお、上述実施例において、例えば鋼材などの場合に正
確に断面V字状に切欠き溝を刻設できる丸形カッター(
図示せず)等を用いて木材合板10等からなる化粧板1
4の裏面に切欠き溝18を刻設すると、木材は弾力性が
あり柔軟であるので第3図に示すようにその切欠き溝1
8の両側斜面22aおよび22bの中途部の特に木材繊
維が縦断されて木口面23が露出した部分等は、平滑に
切断できずに毛ば立ち、斜面中途部が所望の直線状の正
確な切断面より若干切欠き溝の内方へと突出し易く、そ
のために断面V字状の切欠き溝18部分から化粧板14
を裏面側へ折曲した場合に、切欠き溝18の両側斜面2
2aおよび22t)間を密着接合できず、接着した折曲
枠体16の折曲部分の角度が所望の角度に形成できない
ことがあるので、丸形カッター等を用いて切欠き溝18
を刻設する場合に、第4図に示すように化粧板14の切
欠き溝18の断面形状を両側斜面22aおよび22bが
略三日月状に若干えぐられた略■字状に刻設するように
すれば、木材合板10等の両側斜面の中途部の木口面2
3などが毛ば立っても斜面中途部が所望の切断面より内
方へと突出すること(7) がなく常に折曲角度の正確な折曲枠体16を形成できて
良い。
また、上述実施例では高周波加熱装置を用いて折曲枠体
16の接合部分24を急速加熱して熱硬化性接着剤20
で接着するようにしているが、これは効率の悪い加熱装
置で接合部分24全体を70°C前後に加熱しようとす
ると、木材合板10の芯部まで加熱するのに長時間が掛
り、その間に化粧板14表面に被着した塩化ビニール樹
脂等の可焼性シート12が溶融変形したり、折曲部分の
可撓性シート12にクラックが入ってしまう恐れがある
からであり、上述実施例では、極力加熱時間を短縮する
ように化粧板14の切欠き溝18内に熱硬化性接着剤2
0を塗布する前後に化粧板14の切欠き溝18近傍を可
焼性シート12が溶融変形等しない程度に予熱しておく
と共に、高周波加熱装置を用いて木材合板10等の基板
の接合部分24近傍を芯部から数十秒間で急速加熱する
ようにして可撓性シート12の溶融変形等を防止してい
る。しかしながら可視性シート12に耐熱性(8) 部材が使用されている化粧板14では温風等を木材合板
10の接合部分24に当てて徐々に加熱し、接合部分2
4を熱硬化性接着剤20で接着するようにしても良い。
さらに、」−述と同様の本発明に係る製造法を用いて第
5図に示すような折曲部25が面取りされた折曲枠体1
6や第6図に示す板状の折曲枠体16、あるいは第7図
に示すように切欠き溝18内に他の部月26を挿入挾持
させた各種形状の化粧板を用いた折曲枠体16も形成で
きること勿論である。
さらにまた、化粧板14裏面に形成する略断面v字状の
切欠き溝18は、可焼性シート12が厚い場合は、可焼
性シート12内にその底部17が若干入り込むように深
く刻設しても良く、また、場合によっては底部17が可
撓性シート12に達せずに木材合板10等の基板部分に
あり、かつ切欠き溝の底部17に残存する基板部分が薄
くて底部より折曲可能な切欠き溝18を形成し、この切
欠き溝218部より化粧板14を折曲して本発明に係る
製造法により折曲枠体16を形成するようにしても良い
以上のように本発明に係る製造法によれば、折曲枠体の
成形時における接着強度が所定値以上に達するまでに掛
る接着所要時間が数十秒間で良く、従来のように接着剤
の接着強度が所定値以上に達するまで数時間養生期間を
おく必要がなくなり迅速かつ容易に折曲枠体を製造でき
る。
また、熱硬化性接着剤の接着強度は熱可塑性接着剤に比
べて数倍高く、強固な折曲枠体が形成でき、実験結果に
よると、熱硬化性接着剤を用いて上述実施例に従って製
造した折曲枠体の接合部分の強度は熱可塑性接着剤を用
いた場合に比べて5倍強に強固に接着できることが判明
した。
さらに、本発明に係る製造法においては、養生期間中に
折曲枠体の接合部分間が開くなどという恐れは皆無であ
り、かつ折曲枠体の接合する部分を治具等を用いて正確
な折曲角度に圧接保持した状態のままで折曲部分を瞬時
に強固に接着できるので、折曲部分の折曲角度の正確な
折曲枠体が容易に製造できる。
さらにまた、本発明に係る製造法では化粧板の切欠き溝
内に熱硬化性接着剤を塗布する前後に可焼性シートが溶
融変形しない程度に切欠き溝近傍を予熱するようにして
いるので、接合部分を加熱して接着する際に、極く短期
間加熱するだけで熱硬化性接着剤の接着力を容易かつ急
速に増大させて接合部分を強固に接着でき、化粧板表面
の塩化ビニール樹脂等の可焼性シートが溶融変形等する
恐れがなく美麗な折曲枠体を形成できる。
その他、熱硬化性接着剤は耐熱性が良好で、折曲枠体の
接合部分に湯水等が侵入したシ熱せられても接合部分が
剥離することが無い等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はV字状の切欠き溝を刻設した化粧板の側面断面
図、第2図は断面り字状に形成した折曲枠体の側面断面
図、第3図は化粧板の7字状の切欠き溝近傍の拡大側面
断面図、第4図は切欠き溝の両側斜面を略三日月状に若
干えぐった略■字状の化粧板の切欠き溝近傍の拡大側面
断面図、第5図は折曲縁部外側を面取りしたL字状折曲
枠体の側面断面図、第6図は板状に形成した折曲枠体の
側面断面図、第7図は切欠き溝内に他の部材を挿入挾持
した折曲枠体の側面断面図である。 10・・・木材合板、  12・・・可焼性シート、1
4・・・化粧板、 17・・・底部、18・・・切欠き
溝、 2o・・・熱硬化性接着剤、22a、221)・
・・斜面、 24・・・接合部。 特許出願人 株式会社 蓼科製作所 代理人 松田宗久

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、表面を可視性シー1〜で被覆した化粧板において、
    化粧板裏面の折曲すべき箇所に縦断して底部が化粧板表
    面の可焼性シート部分に略達する断面略V字状の切欠き
    溝を刻設し、この切欠き溝に熱硬化性接着剤を塗布し、
    かつ−に記の熱硬化性接着剤を塗布するのに前後して切
    欠き溝部近傍を所定温度に予熱し、上記の切欠き溝部分
    より化粧板を裏面側へと折曲げて断面略V字状の切欠き
    溝の両側斜面を接合した後、前記接合部近傍を加熱して
    上記熱硬化性接着剤で該接合部間を接着することを特徴
    とする化粧板を用いた折曲枠体の製造法。 2、化粧板裏面に切欠き溝を断面形状が両側斜面が略三
    口月状に若干えぐられた略■字状となるように刻設する
    ようにした特許請求の範囲第1項記載の化粧板を用いた
    折曲枠体の製造法。 3、高周波加熱装置を用いて切欠き溝の接合部近傍を急
    速加熱して熱硬化性接着剤で該接合部間を接着するよう
    にした特許請求の範囲第1項又は第2項記載の化粧板を
    用いた折曲枠体の製造法。
JP57120347A 1982-07-09 1982-07-09 化粧板を用いた折曲枠体の製造法 Pending JPS5911240A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54160435A (en) * 1978-06-08 1979-12-19 Nissan Motor Co Ltd Assembling of automobile panel

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54160435A (en) * 1978-06-08 1979-12-19 Nissan Motor Co Ltd Assembling of automobile panel

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