JP2786872B2 - レール引張変位装置 - Google Patents

レール引張変位装置

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    • E01B29/42Undetachably joining or fastening track components in or on the track, e.g. by welding, by gluing; Pre-assembling track components by gluing; Sealing joints with filling components
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、敷設された軌道のレールを長手方向に変位
させるためのレール引張変位装置に関し、特に移動させ
られるレールの結合はせずあるいは緩めたまま、長手方
向に相互に続く溶接される2本のレール間の間隔即ち間
隙を狭めるための、一つに結合されて閉じられた環状の
機械的装置を形成する液圧作動シリンダ/ピストン組立
体により操作し得る2対のレール緊締用顎部からなるレ
ール引張変位装置に関する。
〔従来の技術および解決しようとする課題〕
問題の形式のレール引張装置は、特に、例えば本出願
人により開発された移動型電気フラッシュ(火花)突合
せ溶接装置(PlasserおよびTheurer説明書K 355ABD、19
86年2月刊参照)を用いて、フラッシュ突合せ溶接ある
いはアルミニウム・テルミット溶接により、一体に接合
される2本の敷設されたレールの溶接のための準備に使
用される。
これらの公知の移動型レール溶接装置は、現在、レー
ルの引張のための僅かに余分な動力による圧縮を含むフ
ラッシュ突合せ溶接のための充分な引張力を有する。こ
れは、短いレールの溶接、および予めローラ上に載置さ
れることをMcBrideの米国特許第3,271,157号、および米
国特許第4,425,425号および第4,425,426号に記載されて
いるような、シングルまたはダブルジエツト乳剤調製法
によつて製造される。
熱現像型写真用ドライシルバー乳剤は通常、基体上の
1層または2層として構成される。単一層構成は銀源物
質、ハロゲン化銀、現像剤、およびバインダー、場合に
よつてはさらに任意の添加物、例えば、調色剤、被覆助
剤、およびその他の助剤を含有していなければならな
い。2層構成は一方の乳剤層(通常、基体に隣接する
層)中に銀源とハロゲン化銀を含有し、そして第二の層
または両方の層中に他の成分のいくつかを含有していな
ければならない。
銀源物質は先に述べたように銀イオンの被覆元性源を
含有している物質であればよい。有機酸特に長鎖(炭素
原子10個〜30個、好ましくは15個〜28個)脂肪族カルボ
ン酸の銀塩が好ましい。配位子が4.0〜10.0の全安定度
定数を有するような有機または無機銀塩の錯体も望まし
い。これと同一面内で対称的に伸長し、クリップを相互
に接合する。このクリップの回転軸心は、圧縮シリンダ
の均一な作用を生じるための制御滑子を含む中空軸であ
り、この制御滑子は中空軸上に取付けられた電気機械的
な駆動部により操作可能である。
この種の公知の1つのレール引張装置(英国特許明細
書第1,294,216号参照)は、環状装置の形態を呈し、レ
ールの長手方向に相互に間隔をおいて、レールの上方お
よび下方にそれぞれ配置された保持部材即ちヨークによ
り垂直軸心の周囲に回転するように相互に接合された2
対の緊締用顎部を含む。この緊締用顎部は、手動ポンプ
により操作可能な液圧作動シリンダに対して短い三角形
状即ちトグル動作レバーにより結合され、このシリンダ
はレールの長手方向およびその水平面と平行に、あるい
はまたその長手方向に延長する張力部材と平行に延長す
る。この2つの液圧作動シリンダが付勢されると、緊締
顎部はレールの腹部に対して押し付けられ、液圧作動シ
リンダが付勢され続ける間、相互に相対運動するように
2本のレール端部を曵行する。枕木から前以て緩められ
あるいは外された個々のレールを一緒に持ち、問題の溶
接装置により溶接作業を実施することを可能にするよう
設計されたこの装置は、重量が比較的大きく、個々の部
品に分解することができる。この装置は、図面から判る
ように、レールの継目から継目へ移動即ち送られ、再び
組立てられ分解される次の継目へ再び移動され、使用の
ため手動ポンプにより付勢される。従って、全て人手に
より移動できるようにするため、これらの装置は比較的
軽い構造であり、特に内部巾および内部長さの如きその
主要寸法を含みできるだけ小型に作られる。個々の部品
に分解することができるこれらの公知のレール引張変位
装置は、その比較的小さな最小寸法にも拘らず、重量が
比較的大きい。1つのこのような装置は約400kgまでの
重さを有し、そのため取扱いが困難で骨が折れ、その結
果この装置が行なう作業はしばしば大きな遅れをもたら
す。
重量が非常に軽く寸法が更に小さな問題の別のレール
引張装置(英国特許明細書第1,161,307号)はまた、液
圧作動シリンダまたは引張部材と結合され、レールの長
手方向軸心を横切るように配置されたたヨーク即ち保持
部材を含む。このヨーク即ち保持部材は各々、レール頭
部の側部に取付けるため設計された1対の楔部と結合さ
れている。これまた比較的小さな全長および全巾を有す
るこの公知のレール引張装置は、その比較的小さな引張
力からみて、非常に短く軽いレール区部を運ぶためにの
み適する。
問題の形式の別の公知のレール引張装置(英国特許公
開第2,183,275号参照)は、相互に長手方向の間隔をお
いて配置されかつ各々がそれぞれレールの左側と右側に
配置された液圧作動駆動シリンダにより操作可能である
2対のレール緊締用顎部を有する。これら対をなすレー
ル緊締顎部は各々、レールの垂直面と対称的かつ相互に
面対称の位置関係で同じ水平面内に延長するように配置
された長短のレバー間隔を持つ2つのトグル動作の緊締
部材からなっている。これらのレバー緊締要素は、相互
に結合されて着脱自在な保持部材により軸心の周囲に回
動し、一方の緊締要素の2本の比較的長いレバー離間片
が2つの駆動シリンダと枢動自在に直接結合され、他方
の緊締要素の比較的長い2本のレバー離間片は駆動シリ
ンダの比較的長いピストン・ロッドに対して直接枢動自
在に結合されている。比較的短いレバー離間片は、レー
ルの腹部に取付けるため円弧状の緊締顎部の形態を呈す
る。1つのレール継目から次の継目まで人手により運ぶ
必要があるため、この公知の装置もまた比較的小型かつ
比較的軽量の構造を呈し、離れたレール継目を特に継目
板により形成する、即ち機械的に結合するように設計さ
れている。本装置は、レールの長手方向軸心を横切るそ
の全巾において非常に小さく、ピストン・ロッド間隔は
レール継目の結合部自体と寸法において等しいかあるい
はこれより僅かに大きいに過ぎない。
しかし、液圧作動ジャッキの形態の支持装置が、枕木
から外したレールを一緒に持つことを容易にようにする
ため、溶接ユニットが溶接装置の下部構造間に配置され
る装置の下部構造の一方の付近に配置することができる
こともまた公知である(本出願人または特許権者のオー
ストリア国特許第357594号参照)。溶接作業に先立ち、
隣接する装置の下部構造がレールから僅かに持上げられ
るまで、この液圧作動ジャッキが枕木上に降ろされる。
このため、装置の重量から解放されたレールは、この
時、就中溶接ビードを形成するよう最終的に圧縮するた
めレールの継目に向って更に変位することができる。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の目的は、最初に述べた形式のレール引張兼変
位装置を提供することにあり、ことにより改善された潜
在用途を得ること、また任意にレールの変位および引張
のための更に強力な引張力を得ることが可能となる。
本発明によれば、この目的は、最初に述べた形式のレ
ール引張兼変位装置により達成され、これにおいてはレ
ールを横切る方向に油圧式駆動シリンダを形成する駆動
シリンダと、レールの長手方向に2対の緊締用顎部の対
応して更に大きな間隔を有する環状の機械的装置の形態
のレール変位装置が、特に電気フラッシュ突合せ溶接装
置を中央に収容しあるいはその周囲に配置するように設
計される。
このように環状の機械的装置として構成されたため、
レール引張兼変位装置は、それ自体で例えば長尺レール
を一緒に運び、テルミット溶接部等の除去により形成さ
れるレール空隙を狭めるのみでなく、フラッシュ突合せ
溶接装置と関連した特定の利点を以て使用することがで
きる。溶接ユニットの周囲にレール引張装置を配置する
ことにより、溶接ユニットおよびレール引張装置の完全
に邪魔のない操作をもたらす。溶接ユニットおよびレー
ル引張装置を相互に関連して使用できることの故に、特
に圧縮行程を含む溶接作業のための引張または押圧力を
増大することが著しく有利に可能となる。別の利点は、
レール引張装置がそれのみあるいは溶接ユニットと組合
せて使用される場合、組合せのための労力を費やし時間
がかかる再作業の必要がないことである。
本発明の1つの望ましい実施態様においては、環状装
置の形態のレール変位装置は、レールの左右にそれぞれ
配置するため設計された駆動シリンダを備えた対をなす
緊締用顎部およびその緊締位置の長手方向間隔を最も大
きくすることにより、レールの水平面内で測定した内距
巾および内距長さを有し、これがそれぞれ相互に最も大
きく間隔をおいた溶接ユニットの両半分の円周で形成さ
れる断面の巾および長さよりも望ましくは略々10乃至15
%大きい。レール変位装置の長さおよび巾のこのような
特殊な寸法設定の御蔭で、フラッシュ突合せ溶接装置は
常に、邪魔されずに中央に収容するため環状装置内に迅
速に導入することができる。このように、簡単かつ経済
的なコストで組合されたレール引張装置および溶接ユニ
ットの独立的な作業および長手方向の寸法のための充分
な余地さえも存在する。
本発明の別の実施態様は、レール変位装置の長手方向
に相互に間隔をおいた対をなすレール緊締用顎部間に、
電気的な絶縁層が長手方向の各側に設けられてレールの
長手方向に相互に隔てられた2対の緊締顎部間の電流を
一切遮断することを特徴とする。レール引張装置の各長
手方向半部における電気的な絶縁層の提供により、レー
ル引張装置は、2対の緊締顎部による厄介な短絡回路に
より溶接プロセスが悪影響を受けることなく、フラッシ
ュ突合せ溶接装置と組合せて使用することもできる。
本発明の別の有利な実施態様においては、溶接ユニッ
トの中央部の収容のため設計されたレール変位装置の各
対の緊締顎部が、レールの垂直面に対して対称的に、ま
た相互に面対称の位置関係に配置された2本の両側がア
ームを呈するレバーを含み、その各々は1つの長いレバ
ー・アームと1つの短いレバー・アームとからなり、ま
たこのレバーは段部を設けた構造を呈し、レールの上方
に取付けるため設計された取外し自在な保持部材および
レールの下方に取付けるように設計された取外し自在な
保持部材によりノックアウト・ボルトで形成されること
が望ましい軸心の周囲に枢動するよう連結され、この構
成は1対の緊締顎部の2本の長いレバー・アームが直接
2つの駆動シリンダと枢動自在に結合されるが、他方の
対の緊締顎部の2本の長いレバー・アームは延長リング
がその間にくるように駆動シリンダのピストン・ロッド
と枢動自在に結合され、これらの段部を設けた両側がア
ームであるレバーの4本全ての短いレバー・アームは望
ましくはロッカ形状あるいは円弧状のトグル動作あるい
は同心状に作動する緊締顎部の形態を呈し、かつそれぞ
れ略々半円形の断面の中間の緊締部材に対して任意に結
合されている。レール引張装置の一方が短く一方が長い
レバー・アームである両側がアームのレバーの簡単であ
りながら堅固な構造は、就中溶接ユニットのおそらくは
有利な収容のための装置の特に広い構造と関連して、2
つの駆動シリンダを特に相互に遠く離しておくことを可
能にする。しかし、同時にこのことは、著しいレバー作
用の故に、非常に強力な引張力を伝達するため、就中長
手方向に溶接されたレールを一緒に保持するための特に
強力な接触作用力が対をなす緊締顎部に得られることを
意味する。
本発明の別の有利な実施態様においては、枢動軸心か
ら駆動シリンダまたは両側にアームを設けたレバーの延
長リンクと枢動自在に結合される点まで延長する上部の
長いレバー・アームは、レールの上方に延びるその上側
におけるレール頭部の領域に配置されるよう設計される
が、枢動軸心から望ましくは長いレバー・アームの長さ
の略々半分まで延長する比較的長い下部レバー・アーム
は、レールの基部即ち下部の上方に延長するその下側の
レールの腹部の領域に配置されるよう設計される。作業
位置においては、両アームを設けたレバーのこの特殊な
段状構造は、強力な作用力を伝達するのに特に適する堅
固なレバー機構を損なうことなく、レールの頂縁部から
更に大きな距離に駆動シリンダを隔てることを可能にす
る。このように、駆動シリンダは、特に強力な押圧およ
び引張の作用力を得るため比較的大きな直径を与えるこ
とができる。
本発明の別の有利な実施態様においては、両側にアー
ムを設けたレバーの比較的長いレバー・アーム、および
駆動シリンダあるいはこれらの両側アームのレバーと結
合された延長リンクの比較的長いレバー・アームを、レ
ール頭部の水平面の真上に配置することができる。この
ような配置により、対をなす緊締顎部、特に比較的長い
レバー・アームと接するレール引張装置のこれらの部分
は、強力な衝撃状の作用力に耐えることができる特に堅
固な構造のための特に大きな断面を与えることができ
る。
本発明の別の非常に簡単で有利な実施態様は、レール
変位装置の両側がアームを設けた枢動レバーの各々が、
その上部の保持部材が取付けられ、また離間片と結合さ
れたその下部の望ましくは同じ保持部材は下部の保持部
材を介して挿入されるように設計されたノックアウト・
ボルト上に取付けられ、かつ前記ノックアウト・ボルト
の下端部に設けられた取外し自在のホルダーにより、望
ましくは割りピンにより保持されることを特徴とする。
このような構造的な解決法は、両側がアームのレバーが
特に強力な引張および押圧の作用力を伝達するため両側
で保持することを可能にする。取外し自在なホルダー
は、下部の保持部材を迅速かつ容易に取外すことを可能
にして、その結果レール端部を問題なく対をなす緊締顎
部間に挿入することができるようにする。
本発明の別の実施態様においては、電気的な絶縁層
が、両側がアームのレバーおよび駆動シリンダのピスト
ン・ロッドと結合された延長部材のねじ手段により一つ
に接合されることが望ましい少なくとも2つの同軸状に
延長する部分間に配置される。この実施態様は、相互に
長手方向に隔てられた2対の緊締顎部の信頼できる電気
的な絶縁を提供すると同時に、非常に強力な引張および
押圧作用力の問題のない伝達をもたらす。
本発明の別の有利な実施態様においては、油圧式駆動
シリンダの駆動シリンダには、手動ポンプあるいは、特
に移動式の溶接装置と関連する液圧作動ポンプ装置によ
り、可撓性に富む液圧管路を介して作動流体を付勢する
ための入口部と出口部とが設けられている。駆動シリン
ダに対するこのような両側で接続できることが、種々の
潜在的な用途に対して最善の適応をもたらす。従って、
手動ポンプでさえ、このレール変位装置を溶接装置から
独立的に使用することを可能にする。
本発明の別の特に望ましい有利な実施態様は、下部の
保持部材が、迅速に取付け取外しを行なうため望ましく
は割りピンにより、別の取外し自在なホルダーによって
ノックアウト・ボルト上に保持あるいは取付けされるこ
とを特徴とする。このような取外し自在なホルダーによ
り、下部の保持部材は、レール変位装置が作業位置に運
ばれる直前に、迅速かつ容易に取外すことができる。そ
の後、緩められた保持部材を、再び簡単に2本の枕木の
間のノックアウト・ボルトに対して押込み、割りピンに
より固定することができる。
本発明の別の有利な実施態様は、取外し自在なホルダ
ー、望ましくは割りピンが両側がアームのレバーの下方
の取外し自在にノックアウト・ボルトに設けられるこ
と、また別の取外し自在なホルダー、特に別の割りピン
が下部の保持部材の下方に設けられることを特徴とす
る。このような取外し自在なホルダーの故に、レール変
位装置は、両側がアームのレバーがノックアウト・ボル
トに対して緩めた状態にすることなく、下部の保持部材
を既に緩めて取外しさえすれば、1つのレール継目から
次の継目へ容易に移動することができる。
別の非常に簡単で有利な本発明の実施態様において
は、上部の保持部材および関連する両側がアームのレバ
ーを介して延長するノックアウト・ボルトが、両側がア
ームのレバーの真下に突出するに過ぎず、下部の保持部
材に対して固定的に結合されたピンまたはチューブが嵌
合できる内孔またはピンを有し、望ましくは割りピンで
ある取外し自在なホルダーがノックアウト・ボルトと接
合し、かつピンまたはチューブ部が両側がアームのレバ
ーと下部の保持部材との間の領域に設けられている。こ
のような簡単な構造により、ノックアウト・ボルトを枕
木に触れさせることなく、レール変位装置全体をレール
上の作業位置に変位することが可能である。取外された
下部の保持部材は、相互に反対側にある両レバー間に非
常に強力な横断結合部を確保するため、レール移動作業
の開始直前にノックアウト・ボルトの内孔に挿入するこ
とができる。
本発明の別の特に望ましい実施態様は、敷設されたレ
ール上で移動するため、下部の保持部材を緩めた状態
で、レール変位装置はローラ、特に両側フランジを持つ
車輪上に支持されることを特徴とする。この装置がロー
ラ上に支持されるという事実の御蔭で、レール変位装置
は、溶接装置とは独立的に非常に容易に軌道上を人手に
より移動させることができ、このため移動が著しく容易
となり、更にはもはや個々の部品に分解する必要がな
い。このように、例えば、レール変位装置はレールに沿
って1つの継目から溶接装置の前方の次の継目まで容易
に移動することができ、その結果レールの間隙は溶接作
業に適する大きさまで小さくすることができる。
本発明の別の実施態様においては、レール変位装置に
は、上部保持部材において垂直方向の調整のため取付け
られたローラ、特に両側にフランジを設けた車輪が設け
られる。このローラが垂直方向に調整できることによ
り、作業位置から移動即ち変位位置への特に簡単かつ迅
速な切換えをもたらす。垂直方向の調整により、枕木間
の作業位置間にあるノックアウト・ボルトが枕木の頂縁
部上に運ばれ、妨げのない長手方向の変位がこのように
可能となる。
本発明の別の有利な実施態様においては、レール変位
装置は、フランジを設けた車輪、望ましくは支持ブロッ
クを介して上部保持部材に対して結合され、レール上で
移動するように設計された両側にフランジを設けた車輪
がいずれかの端部に設けられ、また任意に取外し自在な
側方アームを介して固定された別のフランジ付き車輪が
設けられる。レール変位装置のこの3点支持は、簡単な
変位および軌道に対する安定した取付けをもたらし、比
較的重いレール変位装置は常に長手方向端部に配置され
た2つのフランジ付き車輪を介してレール上で処理され
るように中央に配置される。
本発明の別の実施態様においては、レール変位装置は
レールに沿って運動するように手で操作できることが望
ましい押しロッドが装備される。このような押しロッド
により、レール変位装置はレールに沿って手により容易
に押すことができ、その結果どんな機械とも、特に溶接
装置と望ましくは独立状態となる。
本発明の別の有利な実施態様は、レール変位装置の2
つの駆動シリンダが液圧作動ポンプ組立体、および望ま
しくはフラッシュ突合せ溶接装置の対をなす緊締および
溶接顎部に対する液圧作動シリンダと共に、溶接装置の
制御システムを介して付勢されるように設計されること
を特徴とする。レール変位装置および溶接ユニットを共
通に使用することにより、溶接装置の液圧作動ポンプ組
立体の有利な使用により簡単かつ有効な作業をもたら
す。更に、共通の制御システムは、レール変位装置と溶
接ユニットとの間のレール引張作業および(または)溶
接作業の正確な連携を確保する。
本発明の別の望ましい有利な実施態様においては、レ
ール変位装置が移動型の溶接装置の2つの下部構造間
に、特に下部構造上に取付けられたトレーラのブリッジ
状の機械フレーム上に配置され、機械のフレーム状の長
手方向、横断方向および垂直方向の調整のため取付けら
れたフラッシュ突合せ溶接装置と関連させられ、また長
手方向、横方向および垂直方向の調整のために、懸架装
置を介して駆動部の動力下で横断方向のガイドの周囲に
枢動するよう取付けられた入れ子状に伸縮可能な液圧作
動ジブ・アームに対して結合されている。レール変位装
置のこのような構成により、共通の引張作用力を増大さ
せるため溶接装置と一緒に必要となる特に有効な使用、
あるいはレール変位装置および溶接ユニットの個々の使
用さえも提供する。レール変位装置と溶接ユニットの個
々の懸架の御蔭で、これらを相互に独立的に作業位置へ
変位し切換えることができる。
ジブ・クレーンをこの時長手方向、横方向および垂直
方向の変位のため特に移動型溶接装置の一端部に支持さ
れたフラッシュ突合せ溶接装置を収容するため中央に設
計された本発明の別の特に簡単かつ実用的な変位装置に
おいては、2つの駆動シリンダおよび2つの延長リンク
の領域に懸架スターラップ(stirrups)により溶接ユニ
ット上に取付けるようになっている。本発明によりレー
ル変位装置が設計された溶接装置の如き組合せは、最も
簡単な装置により、また既に成功裡に使用される溶接装
置を改変する必要なしに共通の使用が可能であるという
特定の利点を有する。溶接ユニットに固定された懸架ス
ターラップの御蔭で、内部に取付けられたレール変位装
置は、溶接ユニットがその作業位置へ移動される時、自
動的にその作業位置へ移動することができる。懸架スタ
ーラップを対応して広い寸法とすることで、駆動シリン
ダまたはむしろこれと結合された引張部材が、両側にア
ームを設けたレバーの妨げのない枢動運動を生じるよう
に長手方向および横方向における対応した自由度を享受
することを保証するものである。
最後に、本発明の別の望ましい実施態様においては、
ジブ・クレーンを介して溶接装置の端部で長手方向、横
方向および垂直方向に調整するよう取付けられたフラッ
シュ突合せ溶接装置の周囲に配置するため設計されたレ
ール変位装置は、右側または左側のレール上に揚上され
た溶接ユニットの下方へ移動するようになっている。こ
のレール変位装置は、このため、共通な取付けの如何に
拘らず、溶接装置または溶接ユニットと一緒に使用する
こともできる。このことは、溶接装置の端部に配置され
た溶接ユニットと関連して特に有利であるが、これはこ
の場合、溶接装置と反対側の軌道側からレール変位装置
がジブ・クレーンから自由に懸架された溶接ユニットの
下方に妨げなく変位させることができる故である。
本発明のいくつかの実施例について図面に関して以下
に詳細に記述する。
第1図および第2図に示されるように、レール引張兼
変位装置1は、レールの両側に油圧式駆動シリンダ2を
形成する2つの駆動シリンダ3、およびフラッシュ突合
せ溶接ユニット5の中央の収容あるいはその周囲の配置
のためレールの長手方向に2対の緊締顎部4の対応して
広い間隔を以て設計される。レール変位装置1の緊締顎
部の各対4は、レールの垂直面に対して対称的にかつ相
互に面対称位置関係に配置される、各々が一方が長く一
方が短いレバー・アーム6、7からなる2つの両側がア
ームをなすレバー8を有する。下方の短いトグル動作あ
るいは偏心動作のレバー・アーム7の長いレバー・アー
ム6の下側への溶接により、両側がアームをなす各レバ
ー8が肩部9の形成により段部を呈する。軌道の両側で
相互に対面する2つの両側がアームをなすレバー8は相
互に結合されて、レール10の上方に配置されるよう設計
された取外し自在な保持部材11およびレール10の下方に
配置されるよう設計された別の取外し自在な保持部材11
によりノックアウト・ボルト12で形成される軸心13の周
囲に枢動する。1対の緊締顎部4の2本の長いレバー・
アーム6は2つの駆動シリンダ3に対して枢動自在に直
接結合されるが、他の対の緊締顎部4の2本の長いレバ
ー・アーム6は延長リンク14をその間に有する駆動シリ
ンダ3のピストン・ロッド15に対して枢動自在に結合さ
れている。段部を設けた両側がアームをなすレバー8の
4つの全ての短いレバー・アーム7は、ロッド状もしく
は円弧状の緊締顎部16の形態をなし、それぞれ略々半円
形断面の中間の緊締部材17に対して結合されている。比
較的長いレバー・アーム6は、ノックアウト・ボルト18
により駆動シリンダ3または延長リンク14に対して結合
されている。
装置1およびレール10の長手方向に相互に隔てられた
緊締顎部の対4間には、電気的な絶縁層19が各長手方向
側部に設けられ、レールの長手方向に相互に隔てられた
2対の緊締顎部4間の電流を遮断する。この電気的絶縁
層19は、両側がアームをなすレバー8および駆動シリン
ダ3のピストン・ロッド15に対して結合される延長リン
ク14のねじ手段20により一つに結合された2つの同軸状
に延長する部品21間に配置されている。下方の保持部材
11は、迅速に取付け取外しを行なうため割りピン23の形
態の別の取外し自在なホルダー22によりノックアウト・
ボルト12上に保持されるかむしろ取付けられる。下方の
保持部材11および各緊締顎部16間に設けられているの
は、保持部材11に対して結合された離間片24である。枢
着軸心13から駆動シリンダ3または延長リンク14に対し
て枢動自在に結合される点まで延長する両側がアームを
なすレバー8の上部の比較的長いレバー・アーム6は、
その上側がレール10より上方に延在するようにしてレー
ル頭部の領域に配置されるよう設計される。枢着軸心13
から比較的長いレバー・アーム6の長さの約半分まで延
長する下方のレバー・アーム7は、その下側がレールの
基部即ち下部25より上方に延在するようにしてレール腹
部の領域に配置されるよう設計される。ノックアウト・
ボルト12、18に対して結合された継目板26に導入される
懸架装置27、28が鎖線で示される。これら懸架装置27、
28は、機械1上の移動中レール変位装置1を固定するた
め用いられる。
特に第2図に示されるように、レール変位装置1は環
状の装置29の形態を呈する。緊締顎部の対4の長手方向
間隔を最大にし、駆動シリンダ3がレール10の左側およ
び右側にそれぞれ配置されるよう設計されたその緊締位
置において、レール変位装置1は、レールの水平面内で
測定された内距巾Bおよび内距長さLを有し、これら寸
法は、点鎖線で示したフラッシュ突合せ溶接ユニット5
の相互に最も大きく距離を隔てた2つの半部30、31の周
囲により形成される断面の巾bおよび長さ1よりもそれ
ぞれ望ましくは約10乃至15%だけ大きい。油圧式駆動シ
リンダ2の2つの駆動シリンダ3には、手動ポンプある
いは特に移動型溶接装置と関連する液圧作動ポンプによ
り、可撓性に富む圧力管路33を介して液圧作動するため
の入口部と出口部32が設けられている。レール間隙36
は、レール10の2つのレール端部34、35の間隔により生
じる。枕木37は、これらをレール10に対して固定するこ
とができるレール固定具38を有する。レール変位装置1
により一緒に運ばれるレール上で、このレール固定具38
は、レールの基部と枕木37との間に妨げのない相対的な
変位が可能なように緩められる。軌道の1つあるいは他
の長手方向であるこの押す方向は、矢印39および40によ
り示される。長いレバー・アーム6上のノックアウト・
ボルト12および18間の間隔は、ノックアウト・ボルト12
と、レール腹部に対し取付けられるよう設計された短い
レバー・アーム7上の中間の緊締部材17の表面との間の
間隔の少なくとも2.5倍に略々相当する。第2図に示さ
れた実施例においては、2本のノックアウト・ボルト12
と18間の間隔は、ノックアウト・ボルト12と中間の緊締
部材17との間の間隔の略々3倍である。
第3図の断面により示されるように、両側がアームを
なすレバー8の比較的長いレバー・アーム6と、両側が
アームをなすレバー8と結合される駆動シリンダ3また
は延長リンク14の中心軸線41は、レール頭部の水平面42
のすぐ上にある。両側がアームをなすレバー8が延長し
た状態の駆動シリンダ3または延長リンク14の位置が点
鎖線で示され、緊締顎部16または中間の緊締部材17はレ
ール腹部から隔てられている。比較的長いレバー・アー
ム6と比較的短いレバー・アーム7の垂直方向にずれた
配置により形成される段部9もまた明瞭に見ることがで
きる。この2本のレバー・アーム6、7は、別個に作ら
れ次いで溶接により一つに結合されることが望ましい。
第4図に示されるように、レール変位装置1は、下部
構造43が設けられたトレーラのブリッジ状の機械フレー
ム46上の移動型溶接装置45の2つの下部構造43、44間に
配置され、駆動部47、48の動力により長手方向、横方向
および垂直方向の変位を生じるように機械フレーム46上
に取付けられたフラッシュ突合せ溶接ユニット5と関連
付けられる。横方向、長手方向および垂直方向に変位す
るため、レール変位装置1は懸架装置28を介して駆動部
49の動力の下で横方向ガイド50の周囲に枢動するよう支
持された入れ子状に伸縮し得る液圧作動ジブ・アーム51
に対して結合されている。このジブ・アーム51は、駆動
部52により横方向に変位させられる。機械1は、いずれ
か一方の長手方向端部に制御盤54を備えた運転室53を有
する。液圧作動ポンプ組立体56および発電機57および車
軸駆動部58を駆動する両目的のためモータ55が用いられ
る。溶接プロセスの制御箱59および制御装置60、溶接ユ
ニットに対して電線61により結合される発電機57に結合
されている。移動走行中、溶接ユニット5は、ロッド62
によって溶接装置45に対して取外し自在に結合される。
溶接ユニット5は、機械の長手方向軸心を横切って延長
しかつ長手方向ガイド64に沿って変位し得る懸架部65に
固定される横方向ガイド63を介して横方向に変位され
る。垂直方向に調整可能な液圧作動ジャッキ66、67は、
1つの下部構造43の直前ならびに2つのボギー型下部構
造44との間で機械のフレーム46に対して結合されてい
る。レール変位装置1の2つの駆動シリンダ3は、溶接
プロセスの共通の制御のため、あるいは共通のレール引
張作業のため、フラッシュ突合せ溶接ユニット5の対を
なす緊締および溶接顎部に対する液圧作動シリンダと共
に、液圧作動ポンプ組立体56および溶接制御装置60を介
して付勢されるように設計されている。
第5図は、作業位置におけるレール変位装置1および
溶接ユニット5を示し、この溶接ユニット5は共通のの
レール引張作業のため環状装置29の形態のレール変位装
置1内部に配置されている。
第6図に示されるように、前方の液圧作動ジャッキ67
は、レールに向って降下され、また任意にレール変位装
置1および溶接ユニット5の共通のレール引張作業のた
めに枕木37に向って降下させられ、その結果継手68によ
り溶接装置45と結合されたトレーラ69と関連する下部構
造43がレール10から僅かに揚上される。レール変位装置
1は作業位置の懸架装置28から解放されるが、溶接ユニ
ット5は依然駆動部48および懸架装置65によりトレーラ
69の機械フレーム46に対して結合されている。
本発明によるレール変位装置1の作動モデルについて
は、第1図乃至第6図に事例として示された実施態様に
関して以下に詳細に説明する。
第4図に示されたレール変位装置1および溶接ユニッ
ト5の位置においては、溶接装置45は矢印により示され
るように1つあるいは他の方向に使用地点まで移動させ
られ、その後懸架装置27およびロッド62が取外される。
レール変位装置は、次に、溶接されるレール間隙36上に
位置合わせされ、ジブ・アーム51および駆動部49、52に
よってレール10上に降下させられ、この際、全部で4本
あるノックアウト・ボルト12の割りピン23および2つの
下方の保持部材11が取外された状態で行なわれる。次い
で、レール10は、2対の緊締顎部4の緊締顎部がレール
腹部の領域にくるまでノックアウト・ボルト12間に挿入
される。レール変位装置1は、ノックアウト・ボルト12
が下端部において2本の枕木37間に突出するように長手
方向に変位させられる。次に下部の保持部材11がノック
アウト・ボルト12上に再び置かれて、割りピン23の挿入
により固定される。2つの駆動シリンダ3を僅かに付勢
することにより、相互に横方向に反対側にある両側がア
ームをなすレバー8が僅かに折畳まれ、その結果緊締顎
部16の中間緊締部材17がレールの腹部に取付けられる。
同時に、駆動部48により2つのレール端部34、35に向っ
てレールの間隙付近に降下させ得るまで、溶接ユニット
5を駆動部47によって長手方向および横方向に変位させ
ることができる。2つの液圧作動ジャッキ67は、枕木37
に取付けることにより、これらがトレーラ69を、従って
下部構造43をレール10から僅かに持上げるまで降下させ
られる。
次いで、レール変位装置1および溶接ユニット5と共
通のレール引張作業が、溶接ユニット5上に配置され機
械の制御装置60と結合された制御装置70により開始され
る。第4図および第5図に示された実施例においては、
右側のレール端部35が下部構造43の重量から解放される
ため、レールの固定具38が緩められたこのレール端部35
が静止した左側のレール端部34まで矢印39(第2図)の
方向に変位即ち引張される。溶接作業に必要な約14mmの
レール間隙に到達すると、溶接プロセスが溶接ユニット
5により自動的に開始される。溶接プロセスの完了と同
時に、レール端部は所謂圧縮行程においてレール変位装
置1および溶接ユニット5を一緒に使用することにより
かなりの作用力(圧縮行程)により相互に押付けられ、
その結果溶接ビードが形成される。このように形成され
た溶接ビードは、溶接ユニット5に一体化された切断装
置により後で除去される。溶接プロセスの完了と同時
に、溶接ユニット5は駆動部48により軌道から揚上され
るが、下部の保持部材11は再び割りピン23の簡単な取外
しの後に取外される。次いでレール変位装置1は、懸架
装置28およびジブ・アーム51によりレール10から揚上さ
れ、溶接装置45は2つの液圧作動ジャッキ67を引込めた
後次のレール間隙へ移動される。
第7図に示された実施例は、車軸駆動部74の動力によ
り枕木72およびレール73からなる軌道に沿って下部構造
上で移動するように設計された溶接機械71の前方部分を
示している。この機械の長手方向に移動可能な運転室76
が、機械のフレーム75の長手方向の一端部に設けられて
いる。この運転室76は、点線で示された移動位置から実
線で示された作業位置へ移動させられるように設計され
ている。モータ77が機械フレーム75に設けられ、液圧作
動ポンプ組立体78および発電機79を駆動する。溶接プロ
セスに対する制御箱80および制御装置81が発電機79と接
続されている。液圧作動ポンプ組立体78および更に制御
装置81が対応する電線によりフラッシュ突合せ溶接ユニ
ット82と接続されている。フラッシュ突合せ溶接ユニッ
ト82は、駆動部83、84を介して入れ子状に伸縮可能なジ
ブ・アーム85から懸架されている。溶接ユニット82を中
央で収容するよう設計されたレール変位装置86は、溶接
ユニット82上でその2つの駆動シリンダ87および延長リ
ンク88の領域に懸架スターラップ89、90により支持する
ようになっている。
特に第8図に示されるように、レール変位装置86は、
機械の長手方向に相互に隔てられかつ第1図乃至第3図
に示される実施例におけると同じ方法でレールの腹部に
取付けるように設計された2対の緊締顎部91からなって
いる。この対をなす緊締顎部91はそれぞれ、駆動シリン
ダ87または延長リンク88に対して結合される2つの枢動
自在に支持された両側がアームをなすレバー92からな
る。ジブ・クレーン85は、旋回駆動部93の動力の作用下
で垂直軸心94の周囲で旋回するように機械のフレーム75
上に支持されている。
第9図からは、レール変位装置86の取付けのため、2
つの懸架スターラップ89、90がそれぞれ溶接ユニット82
に結合された継目板95に導入されることが明瞭に見え
る。略々U字形の懸架スターラップ89、90は、駆動シリ
ンダ87またはその上に取付けられた延長リンク88より僅
かに巾の広い水平方向に延長する基部部材96を含む。緊
締顎部97および中間の緊締部材98を含む各両側がアーム
をなすレバー92が、ノックアウト・ボルト99に枢動自在
に取付けられている。軌道の両側で相互に対面する2本
のノックアウト・ボルト99が、上部と下部の保持部材10
0、101により一緒に接合され、後者の部材は両側がアー
ムをなすレバー92に面する側の離間片102を含む。取外
し自在なホルダー103が、両側がアームをなすレバー92
の下方の取外し自在なノックアウト・ボルト99上に設け
られ、別の取外し自在なホルダー104は下方の保持部材1
01の下方に設けられている。この2つの取外し自在なホ
ルダー103、104はそれぞれ割りピン105の形態を呈す
る。延長リンク88または駆動シリンダ87は、ノックアウ
ト・ボルト106により両側がアームをなすレバー92に対
して結合されている。電気的な絶縁層107が、駆動シリ
ンダ87と延長リンク88との間に設けられている。
第7図乃至第9図に事例として示される実施態様にお
けるレールの一緒の保持およびその後の溶接は、第1図
乃至第6図に関して述べたと同様な方法で生じる。即
ち、 溶接機械71が溶接されるべきレール間隙108(第8
図)に矢印により示される作業方向で到達すると、運転
室76の前端部が開かれて後方へ戻される(第7図)。移
動中運転室76に収容されていた溶接ユニット82およびこ
れに載置されたレール変位装置86は、次に2つの駆動部
83、84の付勢により張出し位置へ置かれる。旋回駆動部
93の対応する付勢により、ジブ・クレーン85が右側のレ
ール73上に旋回され、懸架スターラップ89、90上にレー
ル変位装置86が取付けられた溶接ユニット82がレール間
隙108上の中間に置かれる。次いで、溶接ユニット86お
よびレール変位装置92がレール73の端部に向けて降下さ
れ、レール変位装置86の機械の両側で相互に対面する2
本ノックアウト・ボルト99が既に2本の枕木72間に降ろ
されている。このように2つのレール端部が2本のノッ
クアウト・ボルト99間に挿入されて緊締顎部97がレール
の腹部と同じ高さになると、下方の保持部材101がノッ
クアウト・ボルト99に対して押込まれて、割りピン105
の導入により所定位置に保持される。
直接溶接ユニット82上に配置されかつ溶接プロセスの
ための制御装置と接続された制御装置109により、緊締
顎部97または中間の緊締部材98が両側がアームをなすレ
バー92の対応する回転によりレールの腹部に取付けられ
るまで、2つの駆動シリンダ87が次に付勢される。同時
に、溶接ユニットの2つの半部110の対をなす溶接およ
び緊締顎部もまた、レールの腹部に取付けられる。以降
の溶接プロセスの間、レール73の2つの端部がレール変
位装置86の駆動シリンダ87の付勢により、また溶接ユニ
ット82の対をなす溶接および緊締顎部の液圧作動シリン
ダの対応する付勢により相互に向って運動させられ、ま
た最終的な圧縮行程中かなりの作用力で相互に押圧され
る。溶接の完了と同時に、また溶接ビードが切断された
後、下方の保持部材101が、溶接ユニット82と共に揚上
された割りピン105およびレール変位装置86を取外すこ
とによって再び取外される。ノックアウト・ボルト99に
残る他の割りピンまたはホルダー103は、両側がアーム
をなすレバー92がノックアウト・ボルト99から外れるこ
とを確実に防止する。次いで、下方の保持部材101を押
付ける必要なしに、溶接機械71が、溶接ユニット82およ
びレール変位装置86と共に、次のレール間隙108へ移動
される。レール変位装置86が直接溶接ユニット82上に取
付けられるという事実が、レール変位装置もまた溶接ユ
ニット82の位置決めおよび心出しにより自動的に心出し
される故に、レールの変位および溶接プロセスを特に迅
速に実施することを可能にする。レールの変位作業のた
め必要な両側がアームをなすレバー92の枢動運動は、広
い基部部材96を有する懸架スターラップ89、90の特殊な
構造の御蔭で妨げられることなく実施することができ
る。
長手方向に変位可能な運転室112および機械のフレー
ム113を含むフラッシュ突合せ溶接機械111の実施例が、
部分的に第10図および第11図に略図的に示されている。
この機械111は、車軸駆動部114の動力作用下でレール11
6および枕木117からなる軌道に沿って下部構造115上を
移動するように設計されている。駆動部の動力の作用下
で垂直方向の調整および旋回を行なうように設計された
ジブ・クレーン118は、フラッシュ突合せ溶接ユニット1
19に対して懸架装置により結合される機械フレーム113
の長手方向の一端部に配置されている。駆動シリンダ12
0を有するレール変位装置121は、いずれか一方の長手方
向端部における二重フランジを設けた車輪122を含む。
更に、レール変位装置121は、レールに沿って懸架され
た溶接ユニット119の下方で運動するように手動操作さ
れる押しロッド123が装備される。
特に第11図に示されるように、フランジ付き車輪122
がそれぞれホルダー124に支持され、このホルダーは相
互に横方向に対面する2本のノックアウト・ボルト125
間で上部保持部材126に対して溶接されている。各ノッ
クアウト・ボルト125上で回転するように支持されてい
るのは両側がアームをなすレバー127であり、このレバ
ーはレール腹部に取付けるように設計された緊締顎部12
8と中間の緊締部材129とからなっている。上部の保持部
材126および関連する両側がアームをなすレバー127を介
して延長するノックアウト・ボルト125は、両側がアー
ムをなすレバー127の真下のみ突出して内孔130を有す
る。下部の保持部材131と固定的に結合されたピン132
は、内孔内に挿入するように設計され、割りピン134の
形態の取外し自在なホルダー133がノックアウト・ボル
ト125およびピン132を結合するために両側がアームをな
すレバー127と下部の保持部材131との間の領域に設けら
れている。両側がアームをなすレバー127は、更に別の
ノックアウト・ボルト35により、更に駆動シリンダ120
と結合された電気的な絶縁層136を含む延長リンク137に
対して結合されている。
このように構成されたレール変位装置121は、1つの
レール間隙138から次の間隙まで容易に手によって移動
することができる(第10図)。レール変位装置は、フラ
ンジ付き車輪122上でレール116に沿って走行し、下部の
保持部材131が取外される。ノックアウト・ボルト125が
その短い長さの故に枕木117の少し上で終るため、押し
ロッド123を介して妨げられない長手方向の運動が可能
である。割りピン134は、ノックアウト・ボルト125に挿
入されて両側がアームをなすレバー127を支持する。ジ
ブ・クレーン118から自由に吊下げられた溶接ユニット1
19がレールの間隙138上で中央に置かれた後、レール変
位装置121が手により溶接ユニット119の下方に押入れら
れる。下部の保持部材131(第11図に点鎖線で示され
る)は、次に、ピン132と共に2つの枕木117間にノック
アウト・ボルト125の内孔130に挿入され、割りピン134
により固定される。溶接ユニット119が作業位置へ降下
された後、レール116の2つの端部は、溶接プログラム
に従ってレール変位装置121および溶接ユニット119によ
り相互に向って移動することができ、駆動シリンダ120
は溶接機械111の液圧作動ポンプ組立体により圧力が加
えられる。レール変位装置121が溶接ユニット119と独立
的に移動させることができるという事実により、部材テ
ルミット溶接部の除去により形成される大きなレール間
隙を狭めることにより、例えば溶接機械111の作業の準
備において有利に使用することもでき、移動型の液圧手
動ポンプを用いて駆動シリンダ120を付勢する。
別の実施例が第12図乃至第15図に示される。第12図
は、いずれか一方の長手方向端部で支持ブロック141を
介して上部保持部材140と結合される二重フランジ付き
車輪144によりレール142と枕木143からなる軌道上で移
動するように設計されている。両側がアームをなすレバ
ー145によりそれぞれ形成される対の緊締顎部146は、レ
ール変位装置139のいずれか一方の長手方向端部に配置
される。両側がアームをなすレバー145の各々は、上部
保持部材140と結合されたノックアウト・ボルト147に枢
動自在に支持される。各対の緊締顎部146の両側がアー
ムをなすレバー145は、更に別のノックアウト・ボルト1
48により電気的絶縁層149を含む延長リンク150または駆
動シリンダ151に対して結合される。右側の上部保持部
材140は、押しロッド152に対して結合される。各ノック
アウト・ボルト147は、両側がアームをなすレバー145の
真下で割りピン153により固定され、またその下端部に
おいて、別の割りピンを収受するための内孔154を含
む。
第13図に示されるように、右側の上部保持部材140
が、取外し自在なプラグ結合部155によりフランジ付き
車輪156を含む側方のジブ・アーム157に対して結合され
ている。液圧作動シリンダ/ピストン組立体158の液圧
作動シリンダ151には、点鎖線で示された手動ポンプ161
により、あるいは更に移動型溶接機械によっても可撓性
に富む液圧管路160を介して液圧作動するための入口部
および出口部159が設けられている。各両側がアームを
なすレバー145は、相互に位置関係が食い違う1つの短
いレバー・アーム162と1つの長いレバー・アーム163か
らなっている。短い各レバー・アーム163は、緊締顎部1
64として、レール腹部に取付けるように設計された中間
の緊締部材165に対して結合されている。支持ブロック1
41の付近において、2つのノックアウト・ボルト147と
結合された2つの上部保持部材140の各々が、フランジ
付き車輪144の妨げなく通過する開口166を有する。支持
ブロック141は、軌道の両側で相互に隔てられかつその
下端部においてそれぞれ上部保持部材140に対して溶接
される2つのU字形のホルダー167からなっている。ノ
ックアウト・ボルト169は、両方のホルダー167および垂
直方向の変位を生じるように案内される2つのガイド部
材168を介して挿入される。
第14図に示されるように、2つのガイド部材168は、
フランジ付き車輪144の取付けのため使用される共通の
回転ボルト170により相互に結合されている。ガイド部
材168および2つのホルダー167の対応する内孔に案内さ
れるノックアウト・ボルトは、割りピン171により固定
される。
第15図に略図的に示される、モータ173、液圧作動ポ
ンプ組立体174および発電機175を含むフラッシュ突合せ
溶接装置172は、機械のフレーム176の長手方向の一端部
に垂直方向に調整可能な旋回ジブ・クレーン177を有す
る。フラッシュ突合せ溶接ユニット178は、レール間隙1
79の溶接のためジブ・クレーン177に対して結合されて
いる。溶接ユニット178は、フランジ付き車輪144および
156により軌道上に支持される環状装置の形態のレール
変位装置139(第12図および第13図)により包囲されて
いる。このレール変位装置139は、その前方でやや大き
な距離に別のレール変位装置139を有する。レール変位
装置139はフランジ付き車輪144、156上に支持されると
いう事実により、押しロッド152によりレール142に沿っ
て非常に容易に移動させることができる。この目的のた
め、レール変位装置139全体が垂直方向に調整可能なフ
ランジ付き車輪144の降下により揚上されねばならず、
その結果長いノックアウト・ボルト147の下端部が枕木
の頂縁部に静置するようになる。同時に、レール変位装
置139は、一端部で僅かに揚上され、ブロック169が2つ
のホルダー167および2つのガイド部材168を介して挿入
できるまで、対応するフランジ付き車輪144が支持ブロ
ック141内で変位させられる。この時、同じ動作がレー
ル変位装置139の長手方向の反対側端部において行なわ
れる。このように、僅かに持上げられたレール変位装置
139は、この時、妨げられずに長手方向に変位させるこ
とができる(第12図)が、これはノックアウト・ボルト
147の下端部が枕木の頂縁部上に置かれる故である。し
かし、垂直方向に調整する代りに、レール変位装置139
はまた、押しロッド152(第12図に点鎖線)にすぐ隣接
したフランジ付き車輪144の周囲に傾斜させることもで
き、その結果ノックアウト・ボルト147の下端部もまた
枕木の頂縁部上に静置するようになる。以上述べた方法
における垂直方向の調整または枢動運動は、全ての両側
がアームをなすレバー145が2つの駆動シリンダ151の付
勢により小さな矢印180(第13図)の方向に枢動させら
れた時にのみ可能である。このような枢動運動は、相互
に横方向に反対側に置かれた枕木顎部164またはこれと
関連する中間の緊締部材165がレール頭部の巾より大き
な距離だけ隔てられるまで継続されなければならない。
溶接装置172の領域に置かれたレール変位装置139は、
ジブ・クレーン177から吊下げられた溶接ユニット178の
下方のフランジ付き車輪144、156において押しロッド15
2により押され、その後溶接ユニット178がレール間隙17
9に向けて降下され、作業位置に運ばれる。この時溶接
ユニット178を包囲するレール変位装置139においては、
対応する支持ブロック141から割りピン171を取外した後
2本のノックアウト・ボルト169が引抜かれ、その後緊
締顎部164がレールの腹部と同じ高さになるまで、レー
ル変位装置139が降下させられる(第12図の点鎖線参
照)。次いで第12図に点鎖線で示される下部の保持部材
181は、2つの枕木143間に置かれ割りピンの挿入により
内孔154に固定されたノックアウト・ボルト147に対して
押込まれる。液圧管路160は溶接装置172の対応する結合
部と結合され、駆動シリンダ151が液圧作動ポンプ組立
体174により付勢できるようになっている。この時、溶
接プロセスは溶接ユニット178における制御装置182によ
り開始され、枕木から前以て緩められたレールが溶接ユ
ニット178の制御装置と結合されたレール変位装置139に
より繋ぐレールに向って引張される。溶接プロセスの完
了と同時に、溶接ユニット178はジブ・クレーン177によ
り揚上され、その後レール変位装置139の下部の保持部
材181が取外される。2つのフランジ付き車輪144が降下
されノックアウト・ボルト169が挿入された後、レール
変位装置139が再び次のレール間隙179に向って押しロッ
ド152を用いて手で移動される。溶接ユニット178および
レール変位装置139によるこの同時の溶接およびレール
変位作業と平行して、溶接機械1の前方のやや大きな距
離に置かれた比較的大きなレール間隙179(例えば、前
のテルミット溶接部の除去により生じた)が、第2のレ
ール変位装置139により狭められる。この目的のため、
2つの駆動シリンダ151を手動ポンプ161により付勢して
制御することができる。レール変位装置139は、レール
変位装置139の手動による揚上およびその反対側のレー
ルまでの運搬により、第15図に点鎖線で示される如き軌
道の反対側のレール間隙179へ必要に応じて非常に容易
に移動することもできる。この目的のため、側方のジブ
・アーム157が取外され、反対側のプラグ結合部155にね
じ込まれる。
【図面の簡単な説明】
第1図は中央に収容されるよう設計された点線で示した
フラッシュ突合せ溶接ユニットを含む作業位置における
敷設軌道のレールの長手方向の変位のための本発明によ
り設計されたレール引張兼変位装置の側面図、第2図は
第1図に示された本発明によるレール引張兼変位装置の
平面図、第3図は第2図の線III-IIIに関するレール引
張装置の拡大断面図、第4図は本発明による秤量装置お
よびレール引張装置を備えた電気フラッシュ突合せ溶接
ユニットの概略側面図、第5図は環状のレール引張装置
内の作業位置に溶接ユニットが配置された第4図に示し
た溶接装置の部分平面図、第6図は溶接ユニットおよび
レール変位装置を作業位置においた溶接装置の部分側面
図、第7図は懸架スターラップにより溶接ユニットに対
して結合された張出したフラッシュ突合せ溶接ユニット
および周囲のレール変位装置を備えた電気フラッシュ突
合せ溶接装置の別の実施例を示す図、第8図は第7図に
示した溶接装置、溶接ユニットおよび周囲のレール変位
装置の平面図、第9図は第8図における線IXに関するレ
ール変位装置の非常に大きな尺度における部分断面図、
第10図は溶接ユニットの下方の軌道に沿って運動するよ
うに設計された本発明による張出したフラッシュ突合せ
溶接ユニットおよびレール変位装置の別の実施例の部分
側面図、第11図は第10図に示したレール変位装置のより
大きな尺度の断面図、第12図はいずれか一方の長手方向
端部に二重フランジを設けたローラを配置した本発明に
より設計されたレール変位装置の別の実施例の側面図、
第13図は第12図に示されたレール変位装置の平面図、第
14図は第12図の線XIV-XIVに関するレール変位装置の二
重フランジ付き車輪の拡大断面図、および第15図は溶接
ユニットの前方に独立的に張出したフラッシュ突合せ溶
接ユニットおよびレール変位装置を備えた溶接装置の概
略平面図である。 1、86、121、139……レール変位装置、2、158……液
圧作動シリンダ/ピストン組立体、3、87、120、151…
…駆動シリンダ、4、91、146……緊締顎部対、5、8
2、119、178……電気フラッシュ突合せ溶接ユニット、
6、7、162、163……レバー・アーム、8、92、127、1
45……両側がアームをなすレバー、11、100、101、12
6、131、140、181……取外し自在な保持部材、12、99、
125、147……ノックアウト・ボルト、13……枢着軸心、
14、88、150……延長リンク、15……ピストン・ロッ
ド、16、97、128、163……偏心動作緊締顎部、17、98、
129、165……中間緊締部材、19、107、136、149……電
気絶縁層、20……ねじ手段、21……同軸状延長部、22、
103、104、133……取外し自在ホルダー、23、105、13
4、153……割りピン、24……離間片、25……レール基
部、28……懸架装置、29……環状機械装置、30、31……
溶接ユニット半部、32……入口部、41……中心軸線、4
5、71、111、172……移動型溶接装置、43……下部構
造、46……ブリッジ状機械フレーム、49……駆動部、50
……横方向ガイド、51……液圧作動ジブ・アーム、56、
78、174……液圧作動ポンプ組立体、69……トレーラ、8
9、90……懸架スターラップ、116、142……敷設レー
ル、122、144、156……二重フランジ付き車輪、123、15
2……押しロッド、126、140……上部保持部材、130……
内孔、131、181……下部保持部材、132……ピン(チュ
ーブ)、141……支持ブロック、145……取外し自在側方
アーム、159……出口部、161……手動ポンプ。
フロントページの続き (72)発明者 フリードリヒ・エーレラー オーストリア国 4040 リンツMネーバ ウワーシュトラーセ 71 (72)発明者 レオポルド・ルドルフ・グルバー オーストリア国 3270 シャイブス,ア ルペンラントホフ ヌファ 1 (56)参考文献 実開 昭60−190802(JP,U) 特表 昭60−501867(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B23K 11/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】油圧式駆動シリンダによって操作され且つ
    相互に連結されて環状の閉塞型機械ユニットを構成する
    二対の緊締顎部を有すると共に溶接すべき前後に隣接す
    る二本のレール間の隙間を狭めるために、敷設された軌
    道のレールを長手方向に変位させる手段と、前記機械ユ
    ニット内で協働する溶接手段とから成るレール変位装置
    であって、 前記溶接手段はフラッシュ突合せ溶接ユニットで構成さ
    れ、 前記レールを長手方向に変位させる手段の前記油圧式駆
    動シリンダと、前記緊締顎部及び前記フラッシュ突合せ
    溶接ユニットを駆動するための油圧式作動シリンダと
    が、溶接中に同じ制御下に置かれ、或いは、レール変位
    中に協働状態で駆動されることを特徴とする、レール変
    位装置。
  2. 【請求項2】前記レール変位装置は移動型溶接機械上に
    配設され、又、前記溶接中の制御を行うために制御手段
    が設けられ、更に、前記レールを長手方向に変位させる
    手段と前記フラッシュ突合せ溶接ユニットの双方を駆動
    する前記油圧式作動シリンダにエネルギーを供給する油
    圧ポンプ組立体が設けられたことを特徴とする、請求項
    1に記載のレール変位装置。
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