JP2785687B2 - 吸音構造体 - Google Patents

吸音構造体

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JP2785687B2
JP2785687B2 JP6115957A JP11595794A JP2785687B2 JP 2785687 B2 JP2785687 B2 JP 2785687B2 JP 6115957 A JP6115957 A JP 6115957A JP 11595794 A JP11595794 A JP 11595794A JP 2785687 B2 JP2785687 B2 JP 2785687B2
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毅 境
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ホール、リスニング
ルーム等の室において吸音を行なう吸音構造体に関し、
100Hz前後の低音域の吸音がコンパクトに実現でき
るものである。
【0002】
【従来の技術】ホール、リスニングルーム等の室におけ
る従来の吸音構造は、図2に示すように、室の壁面10
に背後空気層12を介して板状部材、多孔質材料、孔あ
き材料等の部材14を配置するものが一般的であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の吸音構造に
よれば、吸音周波数特性は背後空気層12の厚さWによ
って変化し、低音域の吸音力を高める場合ほどWの値を
大きくする必要があった。このため、例えば100Hz
前後で垂直入射吸音率が80%以上の大きな吸音力を得
るには、W=200mm以上必要であり、室内が狭くな
る問題があった。また、W=200mm以上の厚さで
は、一般的な内装パネル寸法(幅×高さが910×18
20、厚さが70mm程度)に収めることができなかっ
た。
【0004】この発明は、前記従来の技術における問題
点を解決して、コンパクトでかつ容易に低音域の吸音力
を高められる吸音構造体を提供しようとするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
一方を閉じ他方を開いた、長さが異なる複数の空洞を、
該各空洞の長さ方向のほぼ全体を室の璧面または天井面
にそれぞれ沿わせて、該壁面または天井面に配置し、
記開いた側の開口部どうしを隣接して配置した構造を有
してなるものである。請求項2記載の発明は、前記空洞
の開口部またはその近傍位置を、通気性を有する流れ抵
抗材で塞いでなるものである。請求項記載の発明は、
前記複数の空洞をパネル体に構成してなるものである。
請求項4記載の発明は、下端を閉じ上端を開いた、長さ
が異なる複数の空洞を、該各空洞の長さ方向を縦向きに
して、横方向に一列に並べてパネル状の箱体内に配列
し、各空洞の上端の開口部どうしを隣接して配置して箱
体の上端の開口部に臨ませ、該箱体の下端部に脚または
キャスターを取り付けて自立形のパネル体として構成し
てなるものである。請求項5記載の発明は、前記複数の
空洞がそれぞれパイプによって構成されてなるものであ
る。請求項6記載の発明は、両端を開いた、長さがほぼ
同じ複数のパイプを、該開口端どうしを隣接させて一列
に配置し、各パイプの内部の奥行き方向の異なる位置に
閉塞部材を配置してなるものである。
【0006】
【作用】請求項1記載の発明によれば、各開口部から空
洞内に入射した音波は、空洞の長さに応じた特定の周波
数成分で定在波をつくり、振動を繰り返すうちに空洞内
壁面での摩擦や開口部での空気粒子間の粘性作用により
エネルギーを消費する。また、空洞の閉塞部で反射され
て開口部から再び外部に放出される音波は、開口部で回
折し、そのエネルギーの一部が隣接する空洞内に流れ込
み、空洞相互間でエネルギーの授受が行なわれる。この
ため、隣接する空洞の長さの組合せに応じた特定の周波
数成分に対して2つの空洞内で連成振動が生じ、空洞内
壁面での摩擦や開口部での空気粒子間の粘性作用により
エネルギーを消費する。
【0007】したがって、請求項1記載の発明によれ
ば、各空洞単体での共振と複数の空洞内での連成振動に
よって吸音が行なわれる。そして、空洞の長さによって
特定の周波数を集中的に吸音できるので、吸音周波数特
性を所望の状態に容易に設定することができる。また、
各空洞の長さ方向のほぼ全体を室の壁面または天井面に
それぞれ沿わせて、該各空洞を該壁面または天井面に配
置するので、空洞の長さによって吸音周波数を設定する
にもかかわらず、低音域の吸音を行なう場合にも厚さを
薄くして比較的コンパクトに構成してスペース効率よく
配置することができ、一般的な内装パネルとして構成す
ることもできる。
【0008】請求項2記載の発明によれば、空気粒子速
度が大きい空洞の開口部またはその近傍位置をグラスウ
ール、クロス、ガーゼ等の流れ抵抗材で塞ぐようにした
ので、ここでの吸音が付加されて吸音力を高めることが
できる。請求項記載の発明によれば、複数の空洞をパ
ネル体に構成することにより、一般的な内装パネルと同
等の外形を有する吸音パネルを構成することができ、施
工が容易になる。しかも、空洞の長さによって吸音周波
数特性を設定できるので、低音域を吸音する場合にもパ
ネル体を薄く構成することができる。請求項4記載の発
明によれば、自立可能な薄型の吸音パネルを構成するこ
とができる。 請求項5記載の発明によれば、各パイプの
両端で吸音を行うことができる。請求項記載の発明に
よれば、複数の空洞をパイプでそれぞれ構成することに
より、複数の空洞を容易に構成することができる。
【0009】
【実施例】この発明の一実施例を図1に示す。この吸音
構造体16は、約60〜160Hzの低音域を重点的に
吸音するように構成したものである。吸音構造体16
は、長さが異なる複数本のパイプ18(18−1乃至1
8−n)を横一列に並べて、相互に連結してあるいは別
途専用の部材で相互にしばりつけて、一体に構成されて
いる。各パイプ18は、所定の肉厚(この実施例では約
2mm)および所定の内径(この実施例では直径60m
m)を有する合成樹脂製等の断面円形の直線状剛性パイ
プで構成されている。各パイプ18の一端部は閉じられ
て閉塞部20を構成し、他端部は開かれて開口部22を
構成している。開口部22の高さ位置は全パイプ18−
1乃至18−nで一列に揃えられている。したがって、
開口部22どうしが隣接して配置されている。
【0010】各パイプ18−1乃至18−n内に構成さ
れる空洞24(24−1乃至24−n)は、その長さL
がその空洞単体で吸収される音波の中心の周波数の1/
4の波長に相当する。ここでは、空洞の長さL(=パイ
プの長さ)が1.35m,1.06m,0.85m,
0.68m,0.53mの5種類のパイプが用いられて
おり、これらはそれぞれ63Hz,80Hz,100H
z,125Hz,160Hz(つまり1/3オクターブ
バンドピッチ)を中心に吸音する(音速=340m)。
【0011】各パイプ18の空洞24のネック部分(開
口部22またはその近傍)は、グラスウール、クロス、
ガーゼ等の通気性を有する流れ抵抗材(流れ抵抗を有す
る材料)26で塞がれている。
【0012】図1の吸音構造体16による吸音原理につ
いて説明する。図3は、図1の吸音構造体16のうち隣
接する2本のパイプ18−j,18−kを示したもので
ある。各パイプ18−j,18−kの空洞24−j,2
8−kの長さをL1,L2とする。室内の音波は、各開
口部22−J,22−kから空洞24−J,24−k内
に入射され、他端の閉塞部20−j,20−kで反射さ
れて、開口部22−j,22−kから再び室内に放出さ
れる。このとき、空洞の長さL1,L2の4倍に相当す
る波長λ1,λ2(L1=λ1/4,L2=λ2/4)
の音波が定在波S1,S2を作り、振動を繰り返すうち
に空洞24−J,24−kの内壁面での摩擦や開口部2
2−j,22−kでの空気粒子間の粘性作用により、エ
ネルギーを消費し、この波長λ1,λ2を中心に吸音が
行なわれる。例えば、L1=1.35m、L2=0.5
3mとすると、λ1=5.4m、λ2=2.12mとな
り、それぞれで吸音される音波の中心の周波数f1,f
2は、f1=63Hz、f2=160Hzとなる。
【0013】一方、閉塞部20−j,20−kで反射さ
れて、開口部22−J,22−kから放出される音波
は、開口部22−j,22−kで回折してエネルギーを
放射する。そのエネルギーの一部は相互に隣接する他方
のパイプ18−k,18−jの開口部22−k,22−
jから空洞24−k,24−j内に入射される。このよ
うにして、隣接するパイプ18−J,18−k相互間で
連成振動を生じ、エネルギーの授受が行なわれる。この
連成振動の際に、空洞24−j,24−kの内壁面での
摩擦や開口部22−j,22−kでの空気粒子間の粘性
作用により、エネルギーを消費し、吸音が行なわれる。
この連成振動は、パイプ18−j,18−kを一連のパ
イプとみなした両端閉管モードとして捉えることがで
き、L1+L2=λ3/2として定まる波長λ3を中心
に吸音が行なわれる。例えば前述のL1=1.35m、
L2=0.53mの場合には、λ3=3.76mとな
り、連成振動で吸音される音波の中心の周波数f3はf
3=90Hzとなる。図1の配列の場合、隣接するパイ
プ間での連成振動の周波数は次のようになる。
【0014】 これによれば、各パイプ18−1乃至18−n単体での
吸音(63,80,100,125,160Hzが中
心)とあわせて約60〜160Hzの範囲で平均的に吸
音力が得られることになる。
【0015】図1の吸音構造体16の1/5スケールの
モデルを製作して、JIS管内法(JIS A 140
5)に準じて疑似ランダム信号を用い、2点間の伝達関
数を求めて算出した垂直入射吸音率の結果を図4に示
す。図4は1/5スケールモデルを用いた場合の測定結
果であるので、フルスケールモデルでは周波数軸は1/
5となる。図4において、破線は各パイプ18−1乃至
18−nの開口部22を板材で塞いで吸音効果をなくし
た時の測定結果、実線は開口部22を完全に開放した時
の測定結果、二点鎖線は開口部22に流れ抵抗材26と
してグラスウールを充填した時の測定結果である。これ
によれば、フルスケールモデルで約60〜160Hzに
相当する周波数について、開口部22を完全に開放した
場合には、開口部22を閉じた場合に比べて片方向ハッ
チングで示す面積分吸音力が高められ、さらにグラスウ
ールで開口部22を塞ぐことにより、両方向ハッチング
で示す面積分吸音力が高められたことになり、低音域で
十分な吸音力が得られることが確められた。
【0016】次に、図1の吸音構造体16の室への設置
方法の一例を図5に示す。これは、図1の吸音構造体1
6を通常の内装パネルの寸法(910×1820mm)
を有する箱体34内に収容してパネル体29として構成
し、部屋30の壁面32に並べて配設したものである。
各パイプ18の開口部22は上方に向けて開放されて室
内空間36に連通している。パネル体29の前面にクロ
スを被せることもできる。これによれば、壁面から70
mm程度の厚さに吸音構造体29を収めることができ
る。なお、図1の吸音構造体16を箱体34に入れずに
裸のまま壁面に設置することもできる。
【0017】
【他の実施例】吸音構造体16は、壁面のほかに、図6
に示すように、天井面40に設置することもできる。ま
た、図7に示すように、壁面32および天井面40に様
々な方向に向けて設置することもできる。また、パイプ
を一例に横並びにするほかに、図8に示す吸音構造体4
2のように、開口部22を内側で隣接させて放射状に並
べることもできる。
【0018】また、図9に示す吸音構造体44のよう
に、開口部22を箱体46の上端の開口部23に開放さ
せた状態でパイプ18を箱体46内に収容固定して通常
の内装パネル程度の形状(寸法:910×1820m
m)に構成し、その下端部に脚やキャスター47を取付
けて、自立形のパネル体として構成することもできる。
また、パネル表面を反射性または吸音性に構成したり、
箱体46内の空き部分に吸音材を詰め込むことにより、
パネル表面自体を音響パネルとして構成することもでき
【0019】また、前記実施例ではパイプ自体の長さを
異ならせたが、図10に示す吸音構造体54のように、
パイプ18自体の長さは同じにして、内部に挿入する閉
塞部材56の位置で空洞24の長さを設定することもで
きる。この場合、パイプ下端部も開口部22′とすれ
ば、閉塞部材56の下側の空洞24′による吸音も得ら
れる。また、図11に示す吸音構造体58のように、パ
イプ18をスライド方式の2段式にして、空洞24の長
さを個々に調整可能に構成する(開口部22の位置は固
定)こともできる。
【0020】また、前記実施例では、空洞をパイプで構
成したが、図12に示す吸音構造体60のように、板材
(側板62、底板70、仕切板78)を組んで一端に開
口部22を有する長さの異なる断面が矩形の複数の空洞
24を構成することもできる。また、この構造を用いて
13に示す吸音構造体59のように、パネル体に構成
することもできる。
【0021】また、前記実施例では、開口部22を空洞
の一端部に設けたが、図14に示す吸音構造体84のよ
うに、一端部付近の側面に形成することもできる。ま
た、前記実施例では空洞は直線状としたが、曲線状にす
ることもできる。また、この発明の吸音構造体は低音域
用に限らず、空洞部の長さによって様々な帯域用に構成
することができる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、各空洞単体での共振と複数の空洞内での連
成振動によって吸音が行なわれ、空洞の長さによって特
定の周波数を集中的に吸音できるので、吸音周波数特性
を所望の状態に容易に設定することができる。また、
空洞の長さ方向のほぼ全体を室の壁面または天井面にそ
れぞれ沿わせて、該各空洞を該壁面または天井面に配置
するので、空洞の長さによって吸音周波数を設定するに
もかかわらず、低音域の吸音を行なう場合にも厚さを薄
くして比較的コンパクトに構成してスペース効率よく配
することができ、一般的な内装パネルとして構成する
こともできる
【0023】請求項2記載の発明によれば、空気粒子速
度が大きい空洞の開口部またはその近傍位置をグラスウ
ール、クロス、ガーゼ等の流れ抵抗材で塞ぐようにした
ので、ここでの吸音が付加されて吸音力を高めることが
できる。請求項記載の発明によれば、複数の空洞をパ
ネル体に構成することにより、一般的な内装パネルと同
等の外形を有する吸音パネルを構成することができ、施
工が容易になる。しかも、空洞の長さによって吸音周波
数特性を設定できるので、低音域を吸音する場合にもパ
ネル体を薄く構成することができる。請求項4記載の発
明によれば、自立可能な薄型の吸音パネルを構成するこ
とができる。 請求項5記載の発明によれば、各パイプの
両端で吸音を行うことができる。請求項記載の発明に
よれば、複数の空洞をパイプでそれぞれ構成することに
より、複数の空洞を容易に構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例を示す斜視図である。
【図2】 従来の吸音構造を示す断面図である。
【図3】 図1の吸音構造体の吸音原理を説明する図で
ある。
【図4】 図1の1/5スケールモデルを使っての吸音
特性の測定結果を示す図である。
【図5】 図1の吸音構造体の部屋の壁面への設置例を
示す斜視図および断面図である。
【図6】 この発明の他の実施例を示す斜視図である。
【図7】 この発明の他の実施例を示す斜視図である。
【図8】 この発明の他の実施例を示す斜視図である。
【図9】 この発明の他の実施例を示す斜視図である。
【図10】 この発明の他の実施例を示す斜視図であ
る。
【図11】 この発明の他の実施例を示す斜視図であ
る。
【図12】 この発明の他の実施例を示す斜視図であ
る。
【図13】 この発明の他の実施例を示す斜視図であ
る。
【図14】 この発明の他の実施例を示す斜視図であ
【符号の説明】
16,42,50,54,58,60,84 吸音構造
体 18(18−1乃至18−n) パイプ 22 開口部23 箱体の上端の開口部 24(24−1乃至24−n) 空洞 26 流れ抵抗材 29,44,59 吸音構造体(パネル体) 32 壁面 40 天井面 44 吸音構造体(パネル体)46 箱体 L 空洞の長さ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G10K 11/16 E04B 1/99 G10K 15/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一方を閉じ他方を開いた長さが異なる複
    数の空洞を、該各空洞の長さ方向のほぼ全体を室の壁面
    または天井面にそれぞれ沿わせて、該壁面または天井面
    に配置し、前記開いた側の開口部どうしを隣接して配置
    した構造を有してなる吸音構造体。
  2. 【請求項2】前記空洞の開口部またはその近傍位置を、
    通気性を有する流れ抵抗材で塞いでなる請求項1記載の
    吸音構造体。
  3. 【請求項3】前記複数の空洞をパネル体に構成してなる
    請求項1または2に記載の吸音構造体。
  4. 【請求項4】下端を閉じ上端を開いた、長さが異なる複
    数の空洞を、該各空洞の長さ方向を縦向きにして、横方
    向に一列に並べてパネル状の箱体内に配列し、各空洞の
    上端の開口部どうしを隣接して配置して箱体の上端の開
    口部に臨ませ、該箱体の下端部に脚またはキャスターを
    取り付けて自立形のパネル体として構成してなる吸音構
    造体。
  5. 【請求項5】前記複数の空洞がそれぞれパイプによって
    構成されてなる請求項1〜4のいずれかに記載の吸音構
    造体。
  6. 【請求項6】 両端を開いた、長さがほぼ同じ複数のパイ
    プを、該開口端どうしを隣接させて一列に配置し、各パ
    イプの内部の奥行き方向の異なる位置に閉塞部材を配置
    してなる吸音構造体。
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